JPH0742427U - 可変共鳴型消音器 - Google Patents

可変共鳴型消音器

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JPH0742427U
JPH0742427U JP7397093U JP7397093U JPH0742427U JP H0742427 U JPH0742427 U JP H0742427U JP 7397093 U JP7397093 U JP 7397093U JP 7397093 U JP7397093 U JP 7397093U JP H0742427 U JPH0742427 U JP H0742427U
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JP
Japan
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movable piece
rotary shaft
communication pipe
fitted
pipe
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Pending
Application number
JP7397093U
Other languages
English (en)
Inventor
浩之 高橋
Original Assignee
株式会社土屋製作所
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 首径を変化させる消音器の可動片のシール構
造を簡素にする。 【構成】 吸気管2と共鳴室3とを連通管5で連通し、
連通管5の上下方向のほぼ中央に可動片格納部6を設け
て、可動片格納部6内に可動片4を配設し、可動片4の
偏心した位置に回転軸9を貫通、固着し、回転軸9の一
端を吸気管2の上壁2aに設けた軸受11に、他端を共
鳴室3の底壁3aにそれぞれ嵌入し、他端の回転軸9を
底壁3aに設けたアクチエータ14に連結し、内燃機関
の回転数に対応する制御信号により可動片4を回転摺動
させ連通管5の首径を変化させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、内燃機関用の吸気系部品または排気系部品として用いられる可変共 鳴型消音器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、可変共鳴型消音器は、図3に示されるように吸気管21と共鳴室22と を連通管23で連通し、該連通管23の一部にエアシリンダ状の室24を設け室 の内部にピストン状の可動片25を往復摺動可能に設け、可動片25の一端を連 結軸28によりエアモータ等のアクチエータ26に連結し、内燃機関(図示せず )のエンジン回転数に対応する操作信号をアクチエータ26に与え連通管23の 首部の断面径27を変化させた可変共鳴型消音器が知られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、連通管23の断面径27を可動片25の往復摺動により行うた め、可動片25および可動片25とアクチエータ26の連結軸28各々のシール を厳密に行う必要がありシール構造が複雑になるとともに、可動片25の移動距 離も長くなり内燃機関の回転数に対する応答性が低下し、連通管23に形成され る室24の容積も増加し消音器の大型化に至るという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
吸気管と一定容積を有する共鳴室とを連通管で連通した消音器において、連通 管部に可動片格納室を設け、該格納室内に偏心した位置に回転軸挿通孔を有する 円板状の可動片を設け、可動片に回転軸を貫通固着し、回転軸の一端を吸気管の 上壁に設けた軸受に嵌入し、他端を共鳴箱の底壁に設けた軸受に嵌入するととも に底壁に設けたアクチエータに連絡したものである。
【0005】
【作用】 可動片は、偏心した位置に回転軸を固着し連通管の可動片格納室に設けられ内 燃機関の回転数に対応した操作信号に従って可動片格納室内を回転摺動し、可動 片のシール部材を必要とすることなく連通管の首径を変化させる。
【0006】
【実施例】
本考案の一実施例を示す可変共鳴型消音器は図1のように一端が大気に連通し 、他端が内燃機関のシリンダ(図示せず)に連結する吸気管2と一定容積を有す る共鳴箱3および可動片4を内蔵した連通管5から成っている。連通管5は、ほ ぼ円筒状に形成されており、その上下方向のほぼ中央部には円板状の可動片4が 配設されるとともに、該可動片4を収容する可動片格納室6が図2に示すように 可動片閉止部開口7が内接するように設けられている。可動片4には、その偏心 した位置に回転軸挿通孔8を有し、回転軸挿通孔8に上下に貫通する回転軸9が 固着されている。回転軸9の一端は、吸気管の上壁2aに設けられたシール部材 10を有する軸受11に嵌入され、他端は共鳴箱3の底壁3aに設けたシール部 材12を有する軸受13に嵌入されるとともに共鳴箱3の底壁3aに設置された アクチエータ14の出力部14aに連結されている。アクチエータ14は、例え ばステッピングモータからなり、内燃機関(図示せず)の回転数を対応する制御 信号に変換するコントローラ15により制御される。
【0007】 このような可変共鳴型消音器1は、内燃機関が低速から高速に至る回転領域内 において回転数に対応し可動片4が可動片格納室6内を回転摺動し、連通管5の ほぼ中央部にある可動片閉止部開口7を連続して開閉し、首部の径を制御する。
【0008】
【考案の効果】
連通管部に可動片格納室を設け、該格納室内に、偏心した位置に回転軸挿通孔 を有する円板状の可動片を設けたので、回転部分のシールを行なえばよく、シー ル構造の簡素化がはかれる。また内燃機関の回転数に対応し可動片が回転摺動し 、連通管の首径を変化させるので、往復摺動方式のものに比べて可変制御が簡単 で応答性が著しく向上するとともに消音器の全体形状を小型化することができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図。
【図2】実施例の図1中のA−A部分断面図。
【図3】従来例を示す断面図。
【符号の説明】
2 吸気管 3 共鳴室 4 可動片 5 連通管 6 可動片格納室 7 可動片閉止部開口 8 回転軸挿通孔 9 回転軸 11、13 軸受 14 アクチェータ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸気管と一定容積を有する共鳴室とを連
    通管で連通した消音器において、連通管部に可動片格納
    室を設け、該格納室内に、偏心した位置に回転軸挿通孔
    を有する円板状の可動片を設け、可動片に回転軸を貫通
    固着し、回転軸の一端を吸気管の上壁に設けた軸受に嵌
    入し、他端を共鳴箱の底壁に設けた軸受に嵌入するとと
    もに底壁に設けたアクチエータに連結したことを特徴と
    する可変共鳴型消音器。
JP7397093U 1993-12-24 1993-12-24 可変共鳴型消音器 Pending JPH0742427U (ja)

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