JPH08123175A - 現像剤補給容器及びその組立方法 - Google Patents
現像剤補給容器及びその組立方法Info
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- JPH08123175A JPH08123175A JP6278466A JP27846694A JPH08123175A JP H08123175 A JPH08123175 A JP H08123175A JP 6278466 A JP6278466 A JP 6278466A JP 27846694 A JP27846694 A JP 27846694A JP H08123175 A JPH08123175 A JP H08123175A
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Abstract
減し、画像形成装置のコンパクト化に寄与もするシャッ
ター部を備えた現像剤補給容器の提供が目的である。 【構成】 容器本体1の現像剤6を補給するためのシャ
ッター3の開口1aに面する面3aにシール部材4を貼
着又は2色成型し、更にシール部材4の上面に可撓性フ
ィルム5を貼着し、更に又可撓性フィルム5の表面を低
摩擦抵抗化したものをキャップ部材2のシャッターガイ
ド部2cに嵌合案内されるようにした。これによって、
シャッターガイド部2cが小さくなり、キャップ部材2
を小さくできてコンパクト化となった上で、シャッター
開閉力が小さくてシール性能が向上し、物流時の落下衝
撃による現像剤漏れがなく、現像剤補給後にシャッター
は容易に閉まり現像剤が漏れない。
Description
タ等の画像形成装置の現像装置に現像剤を供給するため
に用いられる現像剤補給容器及びその組立方法に関する
ものである。
形成装置には現像剤として粉末トナーが使用されてい
る。装置本体のトナーが消費された場合には、トナー補
給容器を用いて装置本体へトナーを補給することが行わ
れている。このトナー補給容器は、一般に合成樹脂等で
作られた円筒状もしくは直方体等の容器本体と、容器本
体からトナーを現像装置に供給するために開口している
開口部と、開口部を封止するシールとによって構成され
ている。
プのフィルムであり、容器本体の開口部の周囲に接着剤
またはヒートシール等の手段で貼着されたフィルムの貼
着部を引き剥がして開封する方式を採っている。しかし
ながら、この方式ではトナーを排出した後に容器を密閉
することができないため、容器内に残ったトナーが落
下、飛散する場合があった。
剤補給容器も種々考案されている。この容器は、往復運
動するスライド式シャッターと容器の開口部に取り付け
られたシャッターをガイドするキャップ部材と、容器の
密封性を保つためにシャッターとキャップの間に配置さ
れたシール部材とから構成されている。この種の現像剤
補給容器では、スライド式シャッターが移動することに
より、容器の開口が開放されて、容器内のトナーが装置
本体へ補給される。そして装置本体へのトナー補給後に
シャッターを閉めることによって容器の密封性が保た
れ、容器内にトナーが多少残っていても、イージーピー
ルタイプの容器に比べ、トナーの飛散は少ないものの、
近年の容器の大容量化に伴ない、開口部の大径化が進ん
でおり、容器の落下衝撃による開口のシール部からのト
ナー漏れ、汚れを防止するためにシール部材(発泡ポリ
ウレタン、発泡ポリエチレン、各種ゴム、ゴムスポンジ
等の弾性部材)を更に圧縮して使用しなければならな
い。その結果、シャッター開閉強度が上昇し、補給時の
操作性を犠牲にしている状況にある。
目的としたトナー粒径の極小化傾向があり、従来に比べ
トナーがより飛散しやすくなっているため、シャッター
部での高いシール性が要求されるようになってきてい
る。
ち、現像剤補給容器の数を減らすというエコロジー問題
への対応のため、トナー補給回数を減らして操作性を向
上させるため、更にコストダウンを図るためにトナー容
器の容量が増大する傾向がある。これに伴い、トナー補
給性能を維持するために容器のトナー補給口を拡大する
傾向がある。しかし、補給口径が大きくなればなるほど
物流時、特に落下時のトナー漏れやトナー飛散が発生し
やすくなるため、シャッター部での更なる高いシール性
が要求されてきている。
剤補給容器において、前記シャッター部でのシール性を
向上させるために、前記シール部材の材質や圧縮率等を
変化させると、シャッターの開閉に要する開閉力即ちシ
ャッター開閉強度が異常に上昇し、操作性を悪化させて
しまうという問題があった。
置されるシール部材は、トナー補給口を囲むようにキャ
ップ部材に貼着されるのが一般的であった。しかしなが
らこの構成では、キャップ部材のフランジにシール部材
の貼着部とシャッターのガイド部を設ける必要があり、
キャップ部材全体が大きくなる傾向があった。画像形成
装置本体の現像ホッパーに余裕がある場合には問題ない
が、最近画像形成装置本体のコンパクト化が要求される
傾向にあり、現像ホッパー自体も小さくなっている。そ
のため、シール部材の貼着部とシャッターガイド部とを
除いたスペースに設置する現像剤補給容器の開口部が小
さくなってしまう。この容器の開口部が小さくなるとト
ナーの排出性が悪くなるだけでなく、容器の開口部がト
ナー充填口を兼ねる場合が多いため、トナー充填性能も
悪化する。このため、充填量を減らさざるを得なかった
り、充填タクトが長くなりコストアップしてしまう問題
があった。
ジ部に貼着する場合には、組み立て性を考慮すると、シ
ャッターガイド部を逃がす必要がある。しかしながら、
シール部材を圧縮するシャッターはガイドによって抑え
られているため、シャッターガイド部にシール部材が存
在しないと確実にシール部材を圧縮することが困難にな
り、あるいはシャッターが撓み、シール性に安定性がな
くなる問題があった。
は画像形成装置本体へ現像剤を補給する際に現像剤の外
部へのはみ出しによる汚れが発生せず、シャッターの開
閉動作に必要に必要な操作力を低減させた易開閉性を実
現させ、しかも画像形成装置のコンパクト化に対応した
現像剤補給容器及びの組立方法を提供するものである。
像形成装置の現像装置に現像剤を補給するための現像剤
補給容器において、前記現像装置に現像剤を補給するた
めの開口部を有して、現像剤を収納可能な容器本体と、
前記開口部を閉鎖するためのシャッターと、前記開口部
を閉鎖する閉鎖位置と、該閉鎖位置から退避して前記開
口部を開放する開放位置とを取り得るよう前記シャッタ
ーを支持するシャッター支持手段と、該シャッターの前
記開口部側の面に取り付けられたシール部材と、該シー
ル部材の表面に配置された可撓性フィルムと、を有する
ことを特徴とする現像剤補給容器である。
手段は、前記シャッターの移動方向に対して直角方向の
両端に該シャッターの移動方向をガイドするガイドとし
ての凹部を有し、前記シール部材及びその表面に配置さ
れた前記可撓性フィルムは前記開口部と前記凹部とにわ
たって設けられていることを特徴とする第1の発明に記
載の現像剤補給容器である。
性体であることを特徴とする第2の発明に記載の現像剤
補給容器である。
シリコン、ウレタン等のゴム、発泡ポリウレタン、発泡
ポリエチレンあるいはスポンジであることを特徴とする
第3の発明に記載の現像剤補給容器である。
は材料がポリエステル、OPP、ポリアミド、ポリエチ
レン、フッ素樹脂の単層、または、これらの複合層であ
ることを特徴とする第1又は第2の発明に記載の現像剤
補給容器である。
は、前記開口部側の面の部材との摺動面を低摩擦抵抗化
処理していることを特徴とする第5の発明に記載の現像
剤補給容器である。
表面をシリコンオイル、シリコンワックス、シリコン系
塗料等の低摩擦抵抗材料でコーティングされていること
を特徴とする第6の発明に記載の現像剤補給容器であ
る。
は基材の厚さが4μm〜100μmであることを特徴と
する第5又は第6の発明に記載の現像剤補給容器であ
る。
は基材の厚さが10μm〜50μmであることを特徴と
する第5又は第6の発明に記載の現像剤補給容器であ
る。
ムはコーティング層の厚さが0.05μm〜2μmであ
ることを特徴とする第7の発明に記載の現像剤補給容器
である。
ムはコーティング層の厚さが0.1μm〜0.5μmで
あることを特徴とする第7の発明に記載の現像剤補給容
器である。
材は、前記可撓性フィルムを配置した前記シール部材を
圧縮できるだけの剛性を有することを特徴とする第1又
は第2の発明に記載の現像剤補給容器である。
材の材質は、ポリスチレン、ポリプロピレン、ABS等
のプラスチック樹脂、あるいは前記プラスチック樹脂に
ガラス繊維を混合した混合材料、あるいは、ステンレス
等の金属であることを特徴とする第12の発明に記載の
現像剤補給容器である。
ムを配置した前記シール部材は、前記シャッター部材に
貼着されていることを特徴とする第4又は第13の発明
に記載の現像剤補給容器である。
材の材質はガラス繊維入りポリプロピレン、前記シール
部材の材質は発泡ウレタン、前記可撓性フィルムの材質
は基材がOPP、更にその表面にシリコン系塗料がコー
ティングされていることを特徴とする第1又は第2の発
明に記載の現像剤補給容器である。
材の材質はガラス繊維入りポリプロピレン、前記シール
部材の材質は発泡ウレタン、前記可撓性フィルムの材質
は基材がPET、更にその表面にシリコン系塗料がコー
ティングされていることを特徴とする第1又は第2の発
明に記載の現像剤補給容器である。
前記シャッターと2色成型したものであり、該シール部
材の表面に可撓性フィルムを配置したことを特徴とする
第1又は第2の発明に記載の現像剤補給容器である。
硬度20〜70°、圧縮永久歪み4%以下、セルサイズ
60〜300μm、比重が0.2〜0.5である低発泡
ポリウレタンであって、該シール部材を5〜50%圧縮
して用いることを特徴とする第4又は第15の発明に記
載の現像剤補給容器である。
が、硬度20〜70°、圧縮永久歪み4%以下、セルサ
イズ60〜300μm、比重が0.2〜0.5である低
発泡ポリウレタンであって、該シール部材を20〜40
%圧縮して用いることを特徴とする第4又は第15の発
明に記載の現像剤補給容器である。
圧縮応力が0.1kg/cm2 〜2.0kg/cm2 で
あることを特徴とする第18又は第19の発明に記載の
現像剤補給容器である。
圧縮応力が0.6kg/cm2 〜1.5kg/cm2 で
あることを特徴とする第18又は第19の発明に記載の
現像剤補給容器である。
部材の曲げ弾性率が20000kg/cm2 〜1000
00kg/cm2 であることを特徴とする第13又は第
15の発明に記載の現像剤補給容器である。
部材の曲げ弾性率が50000kg/cm2 〜8000
0kg/cm2 であることを特徴とする第13又は第1
5の発明に記載の現像剤補給容器である。
部材の前記可撓性フィルムを配置した前記シール部材の
取りつけ面とは反対側の面に、低摩擦抵抗材料を配置す
ることを特徴とする第1又は第2もしくは第15の発明
に記載の現像剤補給容器である。
部材に配置する低摩擦抵抗材料が、シリコンオイル及び
シリコン樹脂、フッ素樹脂、パラフィン系ワックス類、
超高分子ポリエチレンであることを特徴とする第24の
発明に記載の現像剤補給容器である。
部材に配置する低摩擦抵抗材料が、シリコンオイルであ
って、その粘度が100cSt〜10000cStであ
ることを特徴とする第25の発明に記載の現像剤補給容
器である。
部材に配置する低摩擦抵抗材料が、シリコンオイルであ
って、その粘度が1000cSt〜5000cStであ
ることを特徴とする第25の発明に記載の現像剤補給容
器である。
部材に配置する低摩擦抵抗材料が、シリコンオイルであ
って、その塗布量が0.01mg/cm2 〜0.5mg
/cm2 であることを特徴とする第26又は第27の発
明に記載の現像剤補給容器である。
部材に配置する低摩擦抵抗材料が、シリコンオイルであ
って、その塗布量が0.05mg/cm2 〜0.1mg
/cm2 であることを特徴とする第26又は第27の発
明に記載の現像剤補給容器である。
部材は、前記可撓性フィルムの配置された前記シール部
材の取りつけ面の反対側の面に、シリコンコーティング
フィルムが取り付けられていることを特徴とする第24
の発明に記載の現像剤補給容器である。
像装置に現像剤を供給するための現像剤補給容器の組立
方法において、前記現像装置に現像剤を補給するための
開口部を有して、現像剤を収納可能な容器本体を準備
し、前記開口部を閉鎖するためのシャッターを準備し、
該開口部を閉鎖する閉鎖位置と、該閉鎖位置から退避し
て前記開口部を開放する開放位置とを取り得るよう前記
シャッターを支持するシャッター支持手段を準備し、該
シャッターの前記開口部側の面にシール部材を取りつ
け、更に該シール部材に可撓性フィルムを配置する工程
を有することを特徴とする現像剤補給容器の組立方法で
ある。
び該シール部材に配置された前記可撓性フィルムは、前
記シャッター支持手段の有する、該シャッターの移動方
向に対して両端に設けられた、該シャッターの移動方向
をガイドするガイドとしての凹部と、前記開口部とにわ
たって取り付けられることを特徴とする第31の発明に
記載の現像剤補給容器の組立方法である。
ムの配置された前記シール部材は、前記シャッターに貼
着されることを特徴とする第32の発明に記載の現像剤
補給容器の組立方法である。
る。
像剤補給容器及び前記容器の組立方法について図1〜図
4に基づいて説明する。
ッター式現像剤補給容器である。図1に示すように、縁
部がシャッター3のキャップ部材2との間に配置され、
表面に可撓性フィルム5が貼着されたシール部材4をシ
ャッター3の現像剤補給用の開口1aに対する面3aに
貼着する。可撓性フィルム5を貼着したシール部材4を
可撓性フィルム5を該開口1aに面する側にしてシャッ
ター3の面3aに貼着することで、キャップ部材2のシ
ャッターガイド部2cに、可撓性フィルム5を貼着した
シール部材4を配置することが可能になり、シール性の
安定性を図ることができる。
現像剤補給容器Cは、複写機本体Pに設けられた現像ホ
ッパー7に現像剤を供給するための開口1aを有し、現
像剤6を収納可能な容器本体1と、前記開口1aを閉鎖
するためのシャッター3と、前記開口1aを閉鎖する閉
鎖位置と、該閉鎖位置から退避して前記開口1aを開放
する開放位置とを取り得るよう、前記シャッター3を支
持するキャップ部材2とを有しており、前記シャッター
3の前記開口1a側の面3aには可撓性フィルム5を貼
着したシール部材4が貼着されている。そして前記キャ
ップ部材2は、前記シャッター3の移動方向(図2、図
4の矢印A方向)の直角方向に対して両側に、シャッタ
ー3の移動方向をガイドするガイド部2cを有し、前記
可撓性フィルム5を貼着したシール部材4は前記開口1
aと前記ガイド部2cとにわたって設けられている。
ル部材4は柔らかい弾性体で、キャップ部材2とシャッ
ター3との間のシール性を維持して、落下等の衝撃にて
容器本体1内部に収納されている現像剤6がキャップ部
材2とシャッター3との間から漏れ出るのを防止するこ
とを要求される。また、可撓性フィルム5は、キャップ
部材2の現像剤補給用の開口2aを持つフランジのフラ
ンジ面2bと低摩擦抵抗で摺動し、シャッター開閉に要
する力、即ちシャッター開閉強度を小さくすることが要
求される。
質として、ポリエステル、OPP、ポリアミド、ポリエ
チレン、フッ素樹脂の単層、またはこれらの複合層を基
材とし、表面にシリコンオイル、シリコンワックス、シ
リコン系塗料等をコーティングしたものを用いる。可撓
性フィルムの基材の厚さは4μm〜100μmであるこ
とが好ましい。さらに、より好ましくは基材の厚さが1
0μm〜50μmのものを用いる。これは、基材が厚す
ぎるとシール部材4の弾性が有効に生かされず、落下時
にトナー漏れが発生するためである。逆に基材が薄すぎ
るとフイルムをシール部材4に貼着する際にフィルムが
ねじれるしわがよる等組立性が悪化するためである。シ
リコンオイルのコーティング層の厚さは0.05μm〜
2μmであることが好ましい。さらに、より好ましくは
シリコンオイルのコーティング層の厚さが0.1μm〜
0.5μmであるものを用いる。これはコーティング層
が厚すぎると容器本体1の内部の現像剤6への悪影響が
懸念され、薄すぎるとシャッター開閉強度低下の効果が
ないためである。
レタン、発泡ポリエチレン等のゴムやスポンジ、望まし
くは硬度20〜70°、圧縮永久歪み4%以下、セルサ
イズ60〜300μm、比重が0.2〜0.5である低
発泡ポリウレタンを10〜30%圧縮して用いる。
ルム5とシール部材4、それぞれの接着は、シャッター
開閉時に剥れたり、ずれたりしない程度の接着強度が必
要で、シャッター3とシール部材4は、出来れば二色成
型により一体成型することが望ましい。
折れたり、捩れたりせず、さらに、可撓性フィルム5を
貼着したシール部材4を均一に圧縮出来るだけの剛性を
持つことが要求される。またキャップ部材2との摺動摩
擦抵抗が小さいことも必要である。具体的には材質とし
て、ポリスチレン、ポリプロピレン、ABS等のプラス
チック樹脂、前記プラスチック樹脂にガラス繊維を混合
した混合材料、さらにはステンレス等の金属が挙げられ
る。
材2は容器本体1に取り付けられており、容器本体1か
ら複写機本体Pに設けられた現像ホッパー7に現像剤6
を補給するための開口2aとシャッター3の開閉移動を
ガイドするコの字状のシャッターガイド部2cを有す
る。そして、容器本体1との結合部において、密封性を
保つ構造を持つことが必要である。このキャップ部材2
の材質としては、シャッター材と同様の材質が考えられ
る。
体1、キャップ部材2の材質にポリプロピレン、シャッ
ター3の材質にガラス繊維入りポリプロピレン、可撓性
フィルム5にはシリコンオイルをコーティングしたOP
Pフィルム(商品名:カルランテープ、日東電工社)、
シール部材4には厚さ2.4mmの発泡ポリウレタン
(商品名:ポロン、イノアック社)を用いて、可撓性フ
ィルム5を貼着したシール部材4を前述した通りシャッ
ター3に貼着し、約20%圧縮した状態でキャップ部材
2に組み込んで実験を行った。この構成によれば図5に
示すようなキャップ部材2にシール部材4を貼着した場
合と比較して、現像剤補給口径を約10mm程度増加さ
せることが出来た。その結果現像剤6の排出時間が約1
5秒となり、従来の約半分の時間で複写機本体Pに現像
剤6の補給を完了することが可能になった。また本実施
例の現像剤補給容器Cを組み立てるに当たって、容器本
体1に現像剤6を充填するについてもタクトアップが可
能になった。
作り、開封テストを行った結果、シャッター3を開くの
に要する力、即ち、開封強度は3〜4kgf程度であ
り、容器本体1内の現像剤6はほとんど残らず現像ホッ
パー7に供給することが出来た。
ト、減圧テスト、落下テスト、高温高湿テストについ
て、各条件ごとに現像剤補給容器Cを10個ずつ用いて
行ったが、いずれのテストにおいても現像剤6の漏れ等
の異常はみられず、画出しテストを行ったが、画質は良
好であり、問題は発生しなかった。
材のみをシリコンオイルをコーティングしたPETフイ
ルムに変更した構成の現像剤補給容器Cで開封テスト、
環境物流テストを行った結果、可撓性フィルム5にシリ
コンオイルをコーティングしたOPPフィルムを用いた
現像剤補給容器Cと同様問題は発生しなかった。画出し
テストについても問題は発生しなかった。
写機本体Pに設けられた現像ホッパー7に現像剤6を補
給する状態を図4に示す。図4に示すように、操作者が
シャッター3の把手3cを掴んで、矢印A方向へシャッ
ター3を開くと容器本体1内部の現像剤6が開放された
開口1aを通じて落下して現像ホッパー7に補給され
る。容器本体1に現像剤6が残った状態でここで、現像
ホッパー7が満杯になった場合等に操作者がシャッター
3の把手3cを掴んで、シャッター3を図4において矢
印Aと反対方向に押して閉鎖位置まで移動させて、開口
1aを閉じることがある。このように補給を途中で止め
ても、開口1aはシャッター3に貼着された可撓性フィ
ルム5を貼着したシール部材4とキャップ部材2との間
でシールされており、現像剤6が漏れて飛散することは
ない。このように現像ホッパー7へ現像剤6を補給後、
シャッター3を閉じて現像剤補給容器Cを現像ホッパー
7から外す際、特に現像剤6の飛散等はみられなかっ
た。
方法は次の通りである。まず、複写機本体Pに設けられ
た現像ホッパー7に現像剤6を供給するための開口1a
を有して、現像剤6を収納可能な容器本体1を準備し、
また、前記開口1aを閉鎖するためのシャッター3を準
備し、前記開口1aを閉鎖する閉鎖位置と、該閉鎖位置
から退避して前記開口1aを開放する開放位置とを取り
得るよう前記シャッター3を支持するキャップ部材2を
準備し、前記シャッター3の前記開口1a側の面3aに
弾性シール部材4を取り付け、さらに弾性シール部材4
の前記開口1a側にシリコンオイル層が来るように該シ
リコンオイルで片面がコーティングされた可撓性フィル
ム5を設置するものである。そしてシャッター3に可撓
性フィルム5を貼着したシール部材4を取り付けるに当
たっては可撓性フィルム5、シール部材4両者ともシャ
ッター3の移動方向をガイドするキャップ部材2と前記
開口1aとに渡るように貼着する。
をシャッター3に取り付けるにあたって、シール部材4
の材料としてウレタンゴムを用い、2色成型によりシー
ル部材4をシャッター3と一体成型した。さらに、シー
ル部材4の前記開口1a側にシリコンオイル層が来るよ
うに該シリコンオイルで片面がコーティングされた可撓
性フィルム5を貼着した。それ以外の点については実施
例1と同じである。
がないので、工程削減によるコストダウンを図ることが
出来る。
を行ったが、問題は発生しなかった。
ドシャッター方式の現像剤補給容器Cにおいて、シャッ
ター3とキャップ部材2との間に配置される可撓性フィ
ルム5を貼着したシール部材4をシャッター3の現像剤
補給用の開口1aに対する面に可撓性フィルム5を該開
口1aに面する側にして貼着する(図1〜図4)。この
ように可撓性フィルム5を貼着したシール部材4をシャ
ッター3に貼着し、キャップ部材2のシャッターガイド
部2c内に可撓性フィルム5を貼着したシール部材4を
配置することにより、シール性の安定化が図れ、キャッ
プ部材2におけるシール部材4の貼着スペースが不要に
なる。そのため、キャップ部材2のシャッターガイド部
2cを容器本体1の開口1aのすぐ脇に位置させること
が可能となり、さらなるシール性の向上が図れる。さら
に、可撓性フィルム5を貼着してシール部材4をシャッ
ター3に貼着して組み立てることで、可撓性フィルム5
を貼着したシール部材4が、開口1aの周縁部に沿って
食い込み変形することで、さらなるシール性の向上が図
れる。
ップ部材2とシャッター3の間のシール性を保ち、落下
衝撃等にて容器本体1内部の現像剤6の漏れを防止する
ことが要求される。そこで具体的には、シール部材4の
材質として、シリコン、ウレタン等のゴムやスポンジ、
望ましくは、硬度20〜70°、圧縮永久歪み4%以
下、セルサイズ60〜300μm、比重0.2〜0.5
である低発泡ポリウレタンを5〜50%圧縮し望ましく
は20〜40%圧縮して用いる。
容器の容量増加傾向に対応して、高いシール性を維持す
るために、圧縮率及び圧縮応力を増加させることが望ま
しい。すなわち、圧縮率が小さいとシール部材4の圧縮
応力も小さくなり、十分なシール性が得られず、落下衝
撃等にて現像剤6の漏れが発生してしまう。特に、大容
量の現像剤補給容器等の現像剤補給口の口径が大きい場
合には、落下衝撃等にてシャッター3の部材が撓みやす
いため、シール部材4の圧縮率の設定値が小さいと、瞬
間的にシール性がなくなってしまう可能性がある。とこ
ろが逆に、圧縮率が大きくなりすぎるとシール部材4の
圧縮圧力も大きくなって、シール性は向上するが、同時
にシャッター3の開閉強度も大きくなってしまう。
閉強度を同時に実現するために、シール部材4の表面に
可撓性フィルム5を配置する。シール部材4に容器本体
1のシール機能を持たせ、可撓性フィルム5に低いシャ
ッター開閉強度機能を持たせることによって機能分離を
行う。可撓性フィルム5によって、キャップ部材2の現
像剤補給用の開口2aを持つフランジ面2bと低抵抗で
摺動し、シャッター開閉強度を小さくすることができ
る。
さが4μm〜100μm、さらにより好ましくは基材の
厚さが10μm〜50μmのものを用いる。シリコンオ
イルのコーティング層の厚さは0.05μm〜2μmで
あるものを用い、さらに、より好ましくはシリコンオイ
ルのコーティング層の厚さが0.1μm〜0.5μmで
あるものを用いる。基材の厚さが厚すぎると、シール部
材4が開口2aの周縁部に沿って食い込み変形せず、十
分なシール性の効果が得られない。また、シリコンオイ
ルのコーティング層の厚さは、厚すぎると容器本体1内
部のトナーへ悪影響を及ぼし、逆に薄すぎるとシャッタ
ー開閉強度低下の十分な効果が得られない。
力、また、可撓性フィルム5の厚さ及びコーティング層
の厚さは、いずれも適正な範囲に制御することが望まし
い。シール部材4の圧縮率は0.1kg/cm2 〜2.
0kg/cm2 でシール性及びシャッター開閉強度を満
足するがより好ましくは0.6〜1.5kg/cm2の
値がよい。
ッパー7に現像剤6を補給するための開口2aとシャッ
ター3をガイドするコの字状のシャッターガイド部2c
を持ち、容器本体1との結合部において、密封性を保つ
構造を持つことが必要である。キャップ部材2の材質と
してはポリスチレン、ポリプロピレン、ABS等のプラ
スチック樹脂、及びその樹脂のガラス繊維強化材料、ま
たは、ステンレス等の金属が挙げられる。
たり、捩れたりせず、さらに可撓性フィルム5を貼着し
たシール部材4を均一に圧縮できるだけの剛性を持つこ
とが要求される。前記の通り、現像剤補給容器の容量増
加にともない、現像剤補給口の口径が大きくなり、さら
にシール部材4の圧縮率及び圧縮応力が大きくなると、
シール部材4を支持しているシャッター3が変形して、
現像剤6の漏れが発生しやすくなる。シャッター3の部
材は板状であり、キャップ部材2よりも変形しやすく、
また、開閉時にシャッター3の撓みによるシャッター開
閉強度の上昇、現像剤6の漏れ等のトラブルを防止する
ためにも、シャッター3の部材の剛性を確保することが
望ましい。
さいと、シャッター3が変形して前記問題点が発生して
まうが、逆に曲げ弾性率を大きくしすぎると脆くなり、
物流時の衝撃等によりクラックが発生したり、割れてし
まう可能性がある。また、曲げ弾性率が極端に高い材料
は種類が少なく、コストも高くなる傾向がある。
性率についても、適正な範囲の構成を用いることが望ま
しく、具体的には20000kg/cm2 〜10000
0kg/cm2 内で選択できるが50000〜8000
0kg/cm2 のものを用いることが望ましい。(JI
S−K7203参考) なお、シャッター3の材料としては、前記内容を前提と
した上で、キャップ部材2と同種の材料から選定するこ
とが望ましい。
持したまま、シャッター3の開閉強度を低下させて操作
性を向上させるために、シャッター3の部材のシール部
材4貼着面と反対側の面3dに低摩擦抵抗材料を配置さ
せることが望ましい。特に、大容量の現像剤補給容器等
の現像剤補給口の口径が大きい場合には、シャッター
3、キャップ部材2共に大きく、シャッター3の開閉時
の摺動面積も大きくなることから、シャッター開閉強度
低下の有効な手段である。
しては、シリコンオイル及びシリコン樹脂、フッ素樹
脂、パラフィン系ワックス類、超高分子ポリエチレン等
を選択できる。
シリコンオイルを塗布する場合、粘度と塗布量を制御す
る必要がある。粘度は低すぎると前記シャッター部材4
とキャップ部材2との摺動面において、シャッター開閉
時にシャッター3が脈動して操作性が悪化してしまう。
逆に粘度が高すぎると、シャッター3への塗布がしづら
くなる。したがって、100〜10000cSt粘度の
ものを用いることが可能であるが本実施例によれば粘度
は1000〜5000cStのものを用いることがより
好ましい。
への塗布量についても、少なすぎると十分なオイル膜が
形成されず、シャッター開閉強度の上昇を引き起こして
しまう。逆に、多すぎると塗布面のベタつきやゴミ、現
像剤6の付着が生じてしまう。したがって、本実施例に
よれば塗布量は、0.01mg〜0.5mgがシャッタ
ー開閉強度が小さく、塗布面のベタつきやゴミ、現像剤
の付着が生じないが、0.05〜0.1mg/cm2 で
あることがより望ましい。
1.5kg充填し、キャップ部材2に設けた現像剤補給
用の開口2aを直径62mmに限定した。このためシャ
ッター3の材質には、ガラス繊維強化ポリプロピレンを
用いた。この材料の曲げ弾性率は約52000kg/c
m2 である。
布したフィルムを貼着したシール部材4は実施例1と同
じ材質を用い、シャッター3に貼着した。これを約23
%圧縮した状態でキャップ部材2に組み込んだ。この
時、シール部材4の圧縮応力は約0.7kg/cm2 で
あった。
ル部材貼着面3aと反対側の面3dにシリコンオイルを
塗布した。このシリコンオイルの粘度は3000cSt
であり、塗布量は約0.1mg/cm2 に設定した。
際に100個の容器を作り、現像剤補給テストを行った
結果、シャッター開封強度は約2〜4kgf程度であ
り、容器本体1内の現像剤6はほとんど残らず本体現像
ホッパー7に補給することができた。通常、図4に示す
ように、容器本体1を上にしキャップ部材2を下にして
現像ホッパー7に現像剤補給容器Cを装着し操作者はシ
ャッター3の開閉を行うにあたって、シャッター3の把
手3cを掴んで開閉を行う。そのため図2に示す状態で
いうと上側に下向きに力がかかりやすく、シャッター3
の上面、つまりシール部材貼着面3a及びその反対側の
面3dと、キャップ部材2との摺動抵抗が大きくなる傾
向があるが、本実施例によれば、シリコンオイルコーテ
ィングフィルムとシリコンオイル塗布との相乗効果によ
り、シャッター開閉強度の上昇を防止することができ
た。
同様、環境物流テスト、画出しテスト等を行ったが、特
に異常は発生しなかった。
ルム5の配置されたシール部材4の取り付け面の反対側
の面にシリコンコーティングフィルムを貼着することに
より、一層良好な結果を得ることができる。
ッター3の部材に取り付け、シャッターガイド部2cと
シャッター3との間隙を一様に塞ぐようにしたので、ト
ナー補給口を最大限にとることができ、補給性能及び充
填性能を同時に向上させることが出来る。また、シャッ
ター3、キャップ部材2のコンパクト化を図ることがで
きるため、最終的に現像剤補給容器Cのコンパクト化も
図ることができる。さらに、シャッターカイド部2cの
中にシール部材4を配置するため、シール性を安定して
維持することができる。また、シール部材4の形状が単
純になるため、シール部材4の貼り付け、組み立て性が
向上する。
日本工業規格(K6401)ウレタンフォーム硬さ試験
によるスプリング式A硬度である。
剤を補給するための開口部を有して、現像剤を収納可能
な容器本体と、開口部を閉鎖するためのシャッターと、
開口部を閉鎖する閉鎖位置と、閉鎖位置から退避して開
口部を開放する開放位置とを取り得るようシャッターを
支持するシャッター支持手段と、シャッターの開口部側
の面に取り付けられたシール部材と、シール部材の表面
に配置された可撓性フィルムと、を有することにより 制限された範囲の中で、現像剤補給口を最大限に大
きくすることができるため、補給性能と同時に現像剤を
容器内へ充填する際の充填性能の向上が図れる。 シャッター、キャップ部材のコンパクト化が図れる
ため、最終的に画像形成装置本体のコンパクト化も図
れ、さらに、シャッターの摺動面積減少にともない、シ
ャッターを開閉するに要する力も低下させることが可能
になる。 シャッターガイド部材の中に、シール部材を配置
し、さらに、現像剤補給口のすぐ脇にシール部材のガイ
ドを配置することが可能になるため、高いシール性を安
定して維持することが出来る。 シール部材の形状が単純になるため、シール部材の
貼り付け、組み立て性が向上する。 大口径、大容量の容器本体構成においても、高シー
ル安定性が得られる。 低コストで、なおかつ容易な方法でシャッターの開
閉に要する力を大幅に低下させ、操作性の改善を図るこ
とが出来る。という効果を奏する。
て、シャッター支持手段は、シャッターの移動方向に対
して直角方向に両端にシャッターの移動方向をガイドす
るガイドとしての凹部を有し、シール部材及びその表面
に配置された可撓性フィルムは開口部と凹部とにわたつ
て設けられているから、現像剤の密閉性が良好となり、
シール部材の固定が強固となるため凹部を小さくできる
ので現像剤を補給するための開口部を大きくできる。或
は開口部をそのままとすると現像剤補給容器のシャッタ
ー部を小さくできる。
てシール部材を弾性体としたことにより、ガイドとして
の凹部の摺動面への可撓性フィルムの均一な圧接が可能
となり、更に凹部の溝の入口角への可撓性フィルムのく
い込みを計れるので容器本体中の現像剤のシール面への
はみ出しを確実に防止できる。
て、弾性体の材質はシリコン、ウレタン等のゴム、発泡
ポリウレタン、発泡ポリエチレンあるいはスポンジであ
ることにより、好適な結果を得られる。
明において、可撓性フィルムは材料がポリエステル、O
PP、ポリアミド、ポリエチレン、フッ素樹脂の単層、
または、これらの複合層であることにより、好適な結果
を得られる。
て、可撓性フィルムは、開口部側の面の部材との摺動面
を低摩擦抵抗化処理していることにより、シャッター開
閉力を小さくすることに寄与する。
て、可撓性フィルムは表面をシリコンオイル、シリコン
ワックス、シリコン系塗料等の低摩擦抵抗材料でコーテ
ィングされていることにより、シャッター開閉力低下に
好適な結果が得られる。
明において、可撓性フィルムは基材の厚さが4μm〜1
00μmであることにより、シール部材の弾性力が失わ
れることが小さく、シール部材への貼着等を含めた加工
が可能である。
明において、可撓性フィルムは基材の厚さが10μm〜
50μmであることにより、シール部材の弾性力が損わ
れることがきわめて小さく、フィルムの強度としてもシ
ャッターの開閉に充分耐える強度を有している。
いて、可撓性フィルムはコーティング層の厚さが0.0
5μm〜2μmであることにより、安定したコーティン
グ層が得られると共に摺動によるコーティング層の剥離
のおそれが小さい。
いて、可撓性フィルムはコーティング層の厚さが0.1
μm〜0.5μmであることにより、より安定したコー
ティング層が得られると共に摺動によるコーティング層
が剥離するおそれがない。
発明において、シャッターは、可撓性フィルムを配置し
たシール部材を圧縮できるだけの剛性を有することによ
り、シール部材の圧縮が確保され、現像剤補給容器の落
下の衝撃に対して密封性が保たれ得る。
おいて、シャッターの材質は、ポリスチレン、ポリプロ
ピレン、ABS等のプラスチック樹脂、あるいはプラス
チック樹脂にガラス繊維を混合した混合材料、あるい
は、ステンレス等の金属であることにより、好適な結果
を得られる。
の発明において、可撓性フィルムを配置したシール部材
は、シャッター部材に貼着されていることにより、シー
ル部材のシャッターの部材への取り付けが固定状態で一
体的となり強固である。
発明において、シャッターの材質はガラス繊維入りポリ
プロピレン、シール部材の材質は発泡ウレタン、可撓性
フィルムの材質は基材がOPP、更にその表面にシリコ
ン系塗料がコーティングされていることにより、第1又
は第2の発明の効果を好適に実現できる。
発明において、前記シャッター部材の材質はガラス繊維
入りポリプロピレン、前記シール部材の材質は発泡ウレ
タン、前記可撓性フィルムの材質は基材がPET、更に
その表面にシリコン系塗料がコーティングされているこ
とにより、第1又は第2の発明の効果を好適に実現でき
る。
発明において、シール部材はシャッターと2色成型した
ものであり、シール部材の表面に可撓性フィルムを配置
したことにより、シール部材をシャッターへ貼着するよ
うな取り付けの必要がないので工程削減によるコストダ
ウンを計ることができる。
の発明において、シール部材が硬度20〜70°、圧縮
永久歪み4%以下、セルフサイズ60〜300μm、比
重が0.2〜0.5である低発泡ポリウレタンであっ
て、該シール部材を5〜50%圧縮して用いることによ
りシール性能及びシャッター開閉力の点で好ましい結果
が得られる。
の発明において、シール部材が、硬度20〜70°、圧
縮永久歪み4%以下、セルフサイズ60〜300μm、
比重が0.2〜0.5である低発泡ポリウレタンであっ
て、該シール部材を20〜40%圧縮して用いることに
よりシール性能及びシャッター開閉力の点で一層好まし
い結果が得られる。
9の発明においてシール部材の圧縮応力が0.1kg/
cm2 〜2.0kg/cm2 であることにより、シール
性能を良好とし、シャッター開閉力を軽くすることを両
立できる。
9の発明において、シール部材の圧縮応力が0.6kg
/cm2 〜1.5kg/cm2 であることにより、シー
ル性能を良好とし、シャッター開閉力を軽くすることを
好適に両立できる。
5の発明において、シャッターの部材の曲げ弾性率が2
0000kg/cm2 〜100000kg/cm2 であ
ることにより、シャッターが変形せず物流時に衝撃によ
りクラックが入ったり割れたりしない。
5の発明において、シャッターの部材の曲げ弾性率が5
0000kg/cm2 〜80000kg/cm2 である
ことにより、シャッター部材が変形せず物流時に衝撃に
よりクラックが入ったり割れたりすることを防止するの
に最も好ましい範囲となる。
しくは第15の発明において、シャッターの部材の可撓
性フィルムを配置したシール部材の取りつけ面とは反対
側の面に、低摩擦抵抗材料を配置することにより、シャ
ッター開閉力を更に一層小さくする効果がある。
おいて、シャッターの部材に配置する低摩擦抵抗材料
が、シリコンオイル及びシリコン樹脂、フッ素系樹脂、
パラフィン系ワックス類、超高分子ポリエチレンである
ことにより、容易に施工でき、良好な結果を得ることが
できる。
おいて、シャッターの部材に配置する低摩擦抵抗材料
が、シリコンオイルであって、その粘度が100cSt
〜10000cStであるものでもって施工容易で好適
な結果を得る。
おいて、シャッターの部材に配置する低摩擦抵抗材料
が、シリコンオイルであって、その粘度が1000cS
t〜5000cStであるものでもって施工容易で一層
好適な結果を得る。
7の発明において、シャッターの部材に配置する低摩擦
抵抗材料が、シリコンオイルであって、その塗布量が
0.01mg/cm2 〜0.5mg/cm2 であること
により、シャッターとシャッター支持手段間の摺動面に
オイル膜が一様に出来、且つオイル塗布面へのベタつき
や、ゴミ或は現像剤のベタつきが生じない。
7の発明において、シャッターの部材に配置する低抵抗
摩擦抵抗材料が、シリコンオイルであって、その塗布量
が0.05mg/cm2 〜0.1mg/cm2 であるこ
とにより、シャッターとシャッター支持手段間の摺動抵
抗を減少させるオイル膜が好適に形成され、且つオイル
塗布面のベタつきや、ゴミ或は現像剤の付着が生じな
い。
おいて、シャッターの部材は、可撓性フィルムの配置さ
れたシール部材の取りつけ面の反対側の面に、シリコン
コーティングフィルムが取り付けられていることによ
り、シャッター開閉力を低減するのに好適な結果を得る
ことができる。
現像装置に現像剤を供給するための現像剤補給容器の組
立方法において、(1)現像装置に現像剤を補給するた
めの開口部を有して、現像剤を収納可能な容器本体を準
備し、(2)開口部を閉鎖するためのシャッターを準備
し、(3)開口部を閉鎖する閉鎖位置と、閉鎖位置から
退避して開口部を開放する開放位置とを取り得るようシ
ャッターを支持するシャッター支持手段を準備し、
(4)シャッターの前記開口部側の面にシール部材を取
りつけ、(5)更に該シール部材に可撓性フィルムを配
置する工程を有することを特徴とする。この特徴によ
り、シール部材の施工が容易で低摩擦抵抗化が達成され
てシャッター開閉力が小さく、品質が一定の現像剤補給
容器を提供できる。
おいて、シール部材及びシール部材に配置された可撓性
フィルムは、シャッター支持手段の有する、シャッター
の移動方向に対して両端に設けられた、シャッターの移
動方向をガイドするガイドとしての凹部と、開口部とに
わたって取り付けられることを特徴とする。この特徴に
より、可撓性フィルムのシャッター移動方向に直角方向
の幅を大きくとれるため、可撓性フィルムの施工が容易
となる。
おいて、可撓性フィルムの配置されたシール部材は、シ
ャッターに貼着されることを特徴とする。この特徴によ
り、可撓性フィルムの施工は予かじめシール部材に取り
付けて、可撓性フィルム層付シール部材として製作可能
であって、可撓性フィルムの施工はシャッターのシャッ
ター支持手段への取り付け時には不要となり、最終組立
工程を簡単にすることができる効果がある。
断面図である。
る。
る。
置本体に対する現像剤の補給状態を示す側断面図であ
る。
ある。
Claims (33)
- 【請求項1】 画像形成装置の現像装置に現像剤を補給
するための現像剤補給容器において、前記現像装置に現
像剤を補給するための開口部を有して、現像剤を収納可
能な容器本体と、前記開口部を閉鎖するためのシャッタ
ーと、前記開口部を閉鎖する閉鎖位置と、該閉鎖位置か
ら退避して前記開口部を開放する開放位置とを取り得る
よう前記シャッターを支持するシャッター支持手段と、
該シャッターの前記開口部側の面に取り付けられたシー
ル部材と、該シール部材の表面に配置された可撓性フィ
ルムと、を有することを特徴とする現像剤補給容器。 - 【請求項2】 前記シャッター支持手段は、前記シャッ
ターの移動方向に対して直角方向の両端に該シャッター
の移動方向をガイドするガイドとしての凹部を有し、前
記シール部材及びその表面に配置された前記可撓性フィ
ルムは前記開口部と前記凹部とにわたって設けられてい
ることを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項3】 前記シール部材は弾性体であることを特
徴とする請求項2に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項4】 前記弾性体の材質はシリコン、ウレタン
等のゴム、発泡ポリウレタン、発泡ポリエチレンあるい
はスポンジであることを特徴とする請求項3に記載の現
像剤補給容器。 - 【請求項5】 前記可撓性フィルムは材料がポリエステ
ル、OPP、ポリアミド、ポリエチレン、フッ素樹脂の
単層、または、これらの複合層であることを特徴とする
請求項1又は2に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項6】 前記可撓性フィルムは、前記開口部側の
面の部材との摺動面を低摩擦抵抗化処理していることを
特徴とする請求項5に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項7】 前記可撓性フィルム表面をシリコンオイ
ル、シリコンワックス、シリコン系塗料等の低摩擦抵抗
材料でコーティングされていることを特徴とする請求項
6に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項8】 前記可撓性フィルムは基材の厚さが4μ
m〜100μmであることを特徴とする請求項5又は6
に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項9】 前記可撓性フィルムは基材の厚さが10
μm〜50μmであることを特徴とする請求項5又は6
に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項10】 前記可撓性フィルムはコーティング層
の厚さが0.05μm〜2μmであることを特徴とする
請求項7に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項11】 前記可撓性フィルムはコーティング層
の厚さが0.1μm〜0.5μmであることを特徴とす
る請求項7に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項12】 前記シャッター部材は、前記可撓性フ
ィルムを配置した前記シール部材を圧縮できるだけの剛
性を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の現
像剤補給容器。 - 【請求項13】 前記シャッター部材の材質は、ポリス
チレン、ポリプロピレン、ABS等のプラスチック樹
脂、あるいは前記プラスチック樹脂にガラス繊維を混合
した混合材料、あるいは、ステンレス等の金属であるこ
とを特徴とする請求項12に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項14】 前記可撓性フィルムを配置した前記シ
ール部材は、前記シャッター部材に貼着されていること
を特徴とする請求項4又は13に記載の現像剤補給容
器。 - 【請求項15】 前記シャッター部材の材質はガラス繊
維入りポリプロピレン、前記シール部材の材質は発泡ウ
レタン、前記可撓性フィルムの材質は基材がOPP、更
にその表面にシリコン系塗料がコーティングされている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の現像剤補給容
器。 - 【請求項16】 前記シャッター部材の材質はガラス繊
維入りポリプロピレン、前記シール部材の材質は発泡ウ
レタン、前記可撓性フィルムの材質は基材がPET、更
にその表面にシリコン系塗料がコーティングされている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の現像剤補給容
器。 - 【請求項17】 前記シール部材は前記シャッターと2
色成型したものであり、該シール部材の表面に可撓性フ
ィルムを配置したことを特徴とする請求項1又は2に記
載の現像剤補給容器。 - 【請求項18】 前記シール部材が硬度20〜70°、
圧縮永久歪み4%以下、セルサイズ60〜300μm、
比重が0.2〜0.5である低発泡ポリウレタンであっ
て、該シール部材を5〜50%圧縮して用いることを特
徴とする請求項4又は15に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項19】 前記シール部材が、硬度20〜70
°、圧縮永久歪み4%以下、セルサイズ60〜300μ
m、比重が0.2〜0.5である低発泡ポリウレタンで
あって、該シール部材を20〜40%圧縮して用いるこ
とを特徴とする請求項4又は15に記載の現像剤補給容
器。 - 【請求項20】 前記シール部材の圧縮応力が0.1k
g/cm2 〜2.0kg/cm2 であることを特徴とす
る請求項18又は19に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項21】 前記シール部材の圧縮応力が0.6k
g/cm2 〜1.5kg/cm2 であることを特徴とす
る請求項18又は19に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項22】 前記シャッターの部材の曲げ弾性率が
20000kg/cm2 〜100000kg/cm2 で
あることを特徴とする請求項13又は15に記載の現像
剤補給容器。 - 【請求項23】 前記シャッターの部材の曲げ弾性率が
50000kg/cm2 〜80000kg/cm2 であ
ることを特徴とする請求項13又は15に記載の現像剤
補給容器。 - 【請求項24】 前記シャッターの部材の前記可撓性フ
ィルムを配置した前記シール部材の取りつけ面とは反対
側の面に、低摩擦抵抗材料を配置することを特徴とする
請求項1又は2もしくは15に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項25】 前記シャッターの部材に配置する低摩
擦抵抗材料が、シリコンオイル及びシリコン樹脂、フッ
素樹脂、パラフィン系ワックス類、超高分子ポリエチレ
ンであることを特徴とする請求項24に記載の現像剤補
給容器。 - 【請求項26】 前記シャッターの部材に配置する低摩
擦抵抗材料が、シリコンオイルであって、その粘度が1
00cSt〜10000cStであることを特徴とする
請求項25に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項27】 前記シャッターの部材に配置する低摩
擦抵抗材料が、シリコンオイルであって、その粘度が1
000cSt〜5000cStであることを特徴とする
請求項25に記載の現像剤補給容器。 - 【請求項28】 前記シャッターの部材に配置する低摩
擦抵抗材料が、シリコンオイルであって、その塗布量が
0.01mg/cm2 〜0.5mg/cm2であること
を特徴とする請求項26又は27に記載の現像剤補給容
器。 - 【請求項29】 前記シャッターの部材に配置する低摩
擦抵抗材料が、シリコンオイルであって、その塗布量が
0.05mg/cm2 〜0.1mg/cm2であること
を特徴とする請求項26又は27に記載の現像剤補給容
器。 - 【請求項30】 前記シャッターの部材は、前記可撓性
フィルムの配置された前記シール部材の取りつけ面の反
対側の面に、シリコンコーティングフィルムが取り付け
られていることを特徴とする請求項24に記載の現像剤
補給容器。 - 【請求項31】 画像形成装置の現像装置に現像剤を供
給するための現像剤補給容器の組立方法において、前記
現像装置に現像剤を補給するための開口部を有して、現
像剤を収納可能な容器本体を準備し、前記開口部を閉鎖
するためのシャッターを準備し、該開口部を閉鎖する閉
鎖位置と、該閉鎖位置から退避して前記開口部を開放す
る開放位置とを取り得るよう前記シャッターを支持する
シャッター支持手段を準備し、該シャッターの前記開口
部側の面にシール部材を取りつけ、更に該シール部材に
可撓性フィルムを配置する工程を有することを特徴とす
る現像剤補給容器の組立方法。 - 【請求項32】 前記シール部材及び該シール部材に配
置された前記可撓性フィルムは、前記シャッター支持手
段の有する、該シャッターの移動方向に対して両端に設
けられた、該シャッターの移動方向をガイドするガイド
としての凹部と、前記開口部とにわたって取り付けられ
ることを特徴とする請求項31に記載の現像剤補給容器
の組立方法。 - 【請求項33】 前記可撓性フィルムの配置された前記
シール部材は、前記シャッターに貼着されることを特徴
とする請求項32に記載の現像剤補給容器の組立方法。
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1994
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