JP2002302169A - 剤収納容器及び画像形成装置 - Google Patents
剤収納容器及び画像形成装置Info
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- JP2002302169A JP2002302169A JP2001400638A JP2001400638A JP2002302169A JP 2002302169 A JP2002302169 A JP 2002302169A JP 2001400638 A JP2001400638 A JP 2001400638A JP 2001400638 A JP2001400638 A JP 2001400638A JP 2002302169 A JP2002302169 A JP 2002302169A
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Abstract
の脱着操作性も簡便であり、しかもトナー漏れ等の不具
合が生じにくいトナー収納容器及び画像形成装置を提供
することである。 【解決手段】トナー袋22には、外部に通ずるトナー排
出孔27と、そのトナー排出孔27をトナー袋22の内
側から外側に向かって押圧する圧縮コイルスプリング3
4によって閉じるシャッター手段30とを有する。
Description
給する剤補給装置及び該剤補給装置用いる電子写真方式
の複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に
関するものである。
にトナー収納容器を交換する作業はユーザによって行わ
れるが、かかる作業はトナー飛散を伴うことがあり、ユ
ーザにとっても敬遠される作業となっていた。このた
め、従来からトナー収納容器の着脱を簡単な作業で、し
かもトナー飛散が生じないように工夫した方式が種々提
案されている。
は、容器の移動により自動的に栓を開閉するものなど、
ユーザの使い勝手が良いものが出現しているが、その構
造が複雑で高価になってしまう問題を生じていた。
軽減できる画像形成装置やトナー収納容器を提案してい
る。この提案している装置では、トナー収納容器を上方
から落とし込むようにセットするだけで自動的にトナー
排出部が開き、そしてトナー収納容器を取り出すだけで
トナー排出部を閉じることができるものである。しか
も、画像形成装置のセット部にはノズルを設け、トナー
収納容器にはそのノズルの挿脱で開閉する自閉弁を設け
るという簡単な構成である。このトナー収納容器の自閉
弁としては、非通気性材料で作られた圧縮発泡スポンジ
製シールにノズルが挿脱される十字状のスリットを形成
したものを用いており、スポンジシールはその十字状ス
リットの中心にノズルが挿入されると変形してこれを可
能とし、ノズルが抜けるとスポンジの復元力によりスリ
ットが閉じトナーのこぼれ等を防止している。
ポンジシールは低温時の硬化や経時使用によるクリープ
変形等により復元力が低下することがあり、そして復元
力が低下すると、トナー収納容器を取り出したときのト
ナー漏れを発生させることがあった。特にトナー排出部
がトナー収納容器の底部にあり、該容器上方から操作で
抜き差しする場合、スポンジシールの閉じ動作が遅れる
と、収納されているトナーが自重によってセット部近辺
に飛散してしまうという問題があった。
の着脱時にノズルによって一部が千切られ足り、削られ
たりすることがあり、この千切られたスポンジ小片が現
像装置に送られると、画像品質に悪影響を与える等の不
具合を発生させた。
簡単な構成であって、剤収納容器の脱着操作性も簡便で
あり、しかも脱着時のトナー漏れ等を防止することがで
きる剤収納容器及び画像形成装置を提供することを目的
としている。
め、本発明は、紛体よりなる剤を収納し、該剤を排出部
より排出する剤収納容器において、収納容器本体の排出
部に、該排出部を開閉するシャッター手段が設けられ、
該シャッター手段には開閉部材と、該開閉部材を収納容
器本体の内側から外側に向かって押圧する弾性部材と、
該弾性部材及び前記開閉部材を支持する支持部材とを具
備することを特徴としている。
明は、紛体よりなる剤を収納し、該剤を排出部より排出
する剤収納容器において、収納容器本体の排出部に、該
排出部を開閉するシャッター手段が設けられ、該シャッ
ター手段には開閉部材と、該開閉部材を収納容器本体の
内側から外側に向かって押圧する弾性部材と、該弾性部
材及び前記開閉部材を支持する支持部材とを具備し、前
記開閉部材の排出部を閉じる閉位置と前記排出部を開く
開位置とが異なる位置であり、かつ、前記開閉部材が閉
位置と開位置の間をスライド移動可能に前記支持部材に
装着されていることを特徴としている。
開閉部材の閉位置が前記収納容器本体の端部側で、前記
開位置が前記収納容器本体の内部であると、効果的であ
る。
記開閉部材が前記弾性部材によって開位置から閉位置に
向う方向へ押圧されており、前記シャッター手段には前
記開閉部材を前記閉位置に保持するストッパ手段が設け
られていると、効果的である。
て、前記支持部材には、排出部として収納容器本体の内
外を連通する連通孔が形成され、該連通孔は前記開閉部
材が閉位置にあるとき該開閉部材とその周面に接するシ
ール部材とよって閉じられると、効果的である。
て、前記支持部材の連通孔に大径孔部と小径孔部が形成
され、前記シール部材が連通孔の大径孔部の内壁面に貼
着されていると、効果的である。
て、前記開閉部材の外径と前記連通孔の小径孔部の内径
との間に0.2mm以上の隙間が設けられていると、効
果的である。
て、前記シール部材は前記開閉部材が通り抜け可能な貫
通孔が形成された弾性体シールであると、効果的であ
る。さらにまた、本発明の剤収納容器において、前記開
閉部材がピストンと該ピストンに連結されたピストンロ
ッドとからなり、前記ストッパ手段が、前記開閉部材の
ロッド部先端に形成された外周側に張り出した爪部と、
前記支持部材に設けられた梁部材の先端のリング部とで
構成されていると、効果的である。
て、前記弾性部材が、前記開閉部材のピストン部と前記
梁部材のリング部との間で、前記ロッド部に巻き付ける
ように嵌装された圧縮スプリングであると、効果的であ
る。
明は、紛体トナーを収納したトナー収納容器が上方側か
ら脱着可能にセットされるセット部とを有し、該セット
部にセットされたトナー収納容器のトナーを現像装置へ
補給する画像形成装置において、前記セット部に立設さ
れたノズルと、前記トナー収納容器に設けられたシャッ
ター手段とを有し、前記トナー収納容器のセットにより
挿入されるノズルによって前記シャッター手段が開閉さ
れることを特徴としている。
記シャッター手段が、前記ノズルの挿脱によって閉位置
と開位置との間を移動する開閉部材と、該開閉部材を収
納容器本体の内側から外側に向かって押圧する弾性部材
と、該弾性部材及び前記開閉部材を支持する支持部材
と、前記開閉部材を前記閉位置に保持するストッパ手段
と、閉位置で前記開閉部材の周面と接するシール部材と
を有すると、効果的である。
前記シャッター手段は、前記トナー収納容器が完全にセ
ットされた状態で、前記ノズルの先端側が前記連通孔よ
りも収納容器本体内部側に突出した位置まで挿入される
と、効果的である。
て、前記開閉部材が前記ノズルに押されるピストンと該
ピストンに連結されたピストンロッドとからなり、前記
ピストンと前記ノズルの断面形状が同大同形であると、
効果的である。
て、前記ピストン部材が前記ノズルに押されるとき、前
記ピストン部材のピストンと前記ノズルとが隙間なく密
着されると、効果的である。
て、前記ノズルの先端が凸状に形成されており、前記ピ
ストンの前記ノズルの先端と対向する部分が前記ノズル
の凸状に密着される凹状に形成されていると、効果的で
ある。
明の画像形成装置は、紛体トナーを収納したトナー収納
容器が上方側から脱着可能にセットされるセット部とを
有し、該セット部にセットされたトナー収納容器のトナ
ーを現像装置へ補給する画像形成装置において、前記セ
ット部に立設されたノズルと、前記トナー収納容器に設
けられ前記トナー収納容器本体の内側から外側に向かっ
て押圧する弾性部材によって閉じるシャッター手段と、
前記セット部にセットされたトナー収納容器を上方へ押
し上げる押上げ手段とを有し、前記シャッター手段の弾
性部材の弾性作用が前記押し上げ手段の押し上げ力とし
て用いることを特徴としている。
記押し上げ手段が、前記トナー収納容器を上方への移動
力を付勢する加圧手段を具備し、該加圧手段の加圧力と
前記弾性部材の弾性力の和が、前記ノズルを抜くときの
摺動抵抗力をF、前記トナー収納容器におけるトナーが
空のときの重量をMとしたとき、F+Mより大きいと、
効果的である。
明の画像形成装置は、請求項1ないし10の何れか一項
に記載のトナー収納容器をセット部にセットし、該トナ
ー収納容器に収納されたトナーを現像装置へ補給するこ
とを特徴としている。
図面に従って説明する。図1は、本発明に係る剤補給装
置としてのトナー補給装置を具備した画像形成装置の一
例であるカラーレーザプリンタを示す概略図である。
の下部に給紙部2が配置され、その上方に作像部3を配
置した構成となっている。作像部3には、給紙側を下
で、排紙側を上となるように傾斜して配置された転写ベ
ルト装置が設けられている。転写ベルト装置は、複数の
ローラ11、本例では4個のローラ11に巻き掛けられ
たエンドレスの転写ベルト12を有し、その1つのロー
ラ11が図示していない駆動源に駆動されることによ
り、転写ベルト12は矢印に示す反時計方向に回転され
る。この転写ベルト12の上部走行辺には、下から順に
マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、黒
(Bk)用の4つの作像ユニット4M,4C,4Y,4
Bkが並列配置されている。
は、像担持体としての感光体ドラム5が設けられ、該感
光体ドラム5は図示していない駆動手段によって時計方
向へ回転駆動される。感光体ドラム5の回りには、帯電
手段としての帯電ロール6、光書込み装置8によってレ
ーザ光による書込みが行われる光書込み部、現像手段と
して現像装置10、クリーニング手段としてクリーニン
グ装置9が設けられている。現像装置10は、トナーと
キャリアからなる2成分現像装置であって、消費された
トナー量に応じた後述するトナー補給装置によりトナー
が補給される。
ラープリントを行う作像動作について説明する。各作像
ユニットは、帯電ロール6によって帯電された感光体ド
ラム5には、図示していないLD(レーザダイオード)
を駆動してレーザ光をポリゴンミラー8aに照射し、シ
リンダーレンズ等を介して反射光を感光体ドラム5上に
導く光書込み装置8により、各色のトナーで現像する光
像の光書込みが行われる。この書込みにより感光体ドラ
ム5上にはパソコン等のホストマシーンより送られた画
像データに基づいた静電潜像が形成され、該潜像は現像
装置10によってトナーの可視像となる。
れた用紙が給紙され、給紙された用紙は転写ベルト12
の搬送方向上流側に設けられたレジストローラ13に一
旦突き当てられた後、上記可視像に同期するようにして
転写ベルト12上に給送され、該ベルトの走行により感
光体ドラム5に対向する転写位置に到る。この転写位置
では、転写ベルト12の裏面側に配置された転写ロール
14の作用により最初にマゼンタトナーの可視像が用紙
に転写される。
C,4Y,4Bkにおいてもそれぞれの感光体ドラム5
の表面に各トナーによる可視像が形成され、これら可視
像は転写ベルト12によって搬送される用紙が各転写位
置に到来するごとに重ね転写される。したがって、本カ
ラープリンタはタンデムタイプの利点であるフルカラー
の画像がモノクロとほぼ同様な短時間で用紙に重ね転写
される。転写後の用紙は、転写ベルト12から分離され
て、定着装置15により定着される。定着を終えた用紙
は、通常、そのまま機外に排紙されるか、このとき用紙
は反転されて装置本体1の上面に設けられた排紙トレイ
16に裏面排紙される。プリンタにとって裏面排紙は、
プリントをページ順に並べるためのほぼ必須の条件とな
っている。
り、装置内のトナーとキャリアの混合比を監視し、トナ
ーが不足するとその不足分を補給する。かかるトナー補
給は、現像装置から離れた位置、本例では図1の右上に
配置した剤収納手段としてのトナー収納容器20に収納
されたトナーを、剤補給装置としてのトナー補給装置に
より補給するように構成している。
いて詳しく説明する。現像装置10には、その近傍また
は一体に吸引手段としての吸い込み型粉体ポンプ40が
設けられている。本実施形態の粉体ポンプ40は、一軸
偏芯スクリューポンプであり、その構成は金属などの剛
性をもつ材料で偏芯したスクリュー形状に作られたロー
タ41と、2条スクリュー形状の貫通孔が形成され、ゴ
ム等の弾性体で作られるステータ42と、該ステータ4
2が回転しないように保持し、かつ粉体の搬送路を形成
する樹脂材料などで作られたホルダ43とを有してい
る。上記ロータ41は、図3に示すように、偏芯運動を
吸収するピンジョイントにより連結された駆動軸44と
連結され、駆動軸44にはギヤ45が固定され、このギ
ヤ45への駆動はクラッチ46のオン・オフによって連
断される。
図2の右端にはトナー吸い込み部47が設けられ、トナ
ー吸い込み部47と後述するノズル51に設けられたト
ナー用接続口54とトナー搬送チューブ17によって接
続されている。このトナー搬送チューブ17としては、
直径が4mm〜10mmで、耐トナー性に優れたゴム材
料(例えば、ポリウレタン、ニトリル、EPDM、シリ
コン等)から作られたフレキシブルなチューブを用いる
ことがきわめて有効であり、フレキシブルなチューブで
あれば上下左右の任意方向へ配管が容易に行い得る。
を収納した剤収納手段としてのトナー収納容器20は、
図2及び図3に示すように、セット部の容器ホルダ50
にセットされ、容器ホルダ50内にはトナー収納容器2
0内に挿入される断面が円形のノズル51が立設されて
いる。トナー収納容器20は上方から画像形成装置本体
1のセット部である容器ホルダ50へセットすることに
よりノズル51が容器内に差し込まれる。このノズル5
1は、上部に断面円錐状の尖端部52が形成され、その
内部は単管構造になっており、エア通路とトナー通路を
兼ねた通路53が形成されている。ノズル51の下端
は、上記したトナー搬送チューブ17が装着され、通路
53はその上方にエア流入口55が形成されている。
を介してエア供給手段としてのエアポンプ30が接続さ
れている。このエアポンプ30は、毎分1〜3L程度の
流量を発生するものが用いられ、エアポンプ30が作動
すると、該ポンプからエア移送パイプ31および通路5
3を介してトナー収納容器20内に対し下部側よりエア
が噴出される。そして、トナー収納容器20内に噴出さ
れたエアは、収納されたトナーの層を通過することによ
り流動性の悪いトナーを攪拌しながら液体のごとく流動
化させる。なお、エア移送パイプ31にはエアポンプへ
のトナー浸入を防止するための開閉弁(図示せず)を設
けてもよい。
は、保護ケースとしての外箱21と、その外箱21内に
着脱可能に収容されたフレキシブルで変形可能な容器本
体としてのトナー袋22とを有するバックインボックス
タイプに構成されている。この外箱21は、剛性を有す
る紙、段ボール、樹脂等の材料から作られ、トナー袋2
2が収まる程度の内部空間を有している。また、トナー
袋22の袋部分はポリエステルフィルム、ポリエチレン
フィルム等のフレキシブルなシート材(80〜200μ
m程度の厚み)を単層または複層構成にして折り紙製作
のように作られた空気の流入出が無い密閉された袋状容
器形状のものである。また、収納したトナーが排出しや
すくするため、上下方向の適宜中間部より底部の排出口
に向かって絞り込まれた先細り形状に形成されている。
そして、トナー袋22の先細りとなった下部中央がトナ
ー排出部であり、該排出部にポリエチレンやナイロン等
に樹脂から作られた口金部材23が設けられている。口
金部材23は、上部に設けられたトナー袋22が接着ま
たは溶着される袋取り付け部24と、下部に設けられた
後述するシャッター手段30が接着等で固定されるシャ
ッター取り付け部25と、袋取り付け部24とシャッタ
ー取り付け部25の間に設けられトナー袋22を外箱2
1に着脱可能に係合する係合板部26とを有している。
さらに、口金部材23には、袋取り付け部24からシャ
ッター取り付け部25へ抜ける上下方向に延びる連通孔
27が形成されている。なお、連通孔27は袋取り付け
部24側が小径でシャッター取り付け部25側が大径の
2段形状に形成されている。
すように、口金部材23と同様に2段状の連通孔が形成
され、口金部材23に接着等で固定される支持部材31
と、該支持部材31の連通孔内を移動可能な開閉部材と
してのピストン部材32とを有し、ピストン部材32は
ピストン32aと該ピストン32aに一体に設けられた
ピストンロッド32bとで構成されている。ピストンロ
ッド32の先端にはストッパ爪33が設けられ、支持部
材31の小径部31bから上方に延びる梁部材28の先
端に設けられたリング部29に係止される。なお、この
ストッパ爪33とリング部29とによって、本実施形態
のストッパ手段を構成している。また、シャッター手段
30には、端部がそれぞれピストン部材32とリング部
29に圧接する弾性手段としての圧縮コイルスプリング
34がピストンロッド32を、隙間をもって巻き付くよ
うに設けられている。この圧縮コイルスプリング34の
弾性力によりピストン部材32には、下方への押圧力が
常時付勢されている。このため、図3におけるピストン
部材32は、ノズル51に圧接されるが、図5に示すノ
ズル51が抜けたときのピストン部材32はストッパ爪
33がリング部29に係止された位置で保持される。ま
た、支持部材31の貫通孔の大径部31aには、中央に
貫通孔36が形成された発泡スポンジ、ゴム等の弾性体
からなるシール部材35が設けられている。
ル51によって圧縮コイルスプリング34の弾性力に抗
して押し上げられトナー排出部を開く開位置と、図5に
示すトナー排出部を閉じる閉位置との間で移動可能であ
り、図5の閉位置においてはシール部材35にそのピス
トン32aの周面が摺接される。
拡大図であり、図6において、ピストン32aの直径を
D1、シール部材35の貫通孔36の直径をD2とする
と、D1>D2となるように設定され、この設定によっ
て閉位置では常にピストン32aの全周に渡ってシール
部材35が接することができる。そして、ノズル51も
ピストン32aと同径の直径D1に設定されている。さ
らに、支持部材31の小径部31bにおいて、その内径
とピストン32aの外周面の隙間をsとすると、隙間s
を0.2mm以上とすることで、小径部31bによって
ピストン部材32の移動が阻害される恐れを回避するこ
とができる。
は、トナー排出部に圧縮コイルスプリング34の弾性力
により閉じるシャッター手段30を設けたので、低温等
の環境に影響されることなく、トナー収納容器20が取
り出されてノズル51が抜けたときには確実にトナー収
納容器20のトナー排出部を閉じる。この閉位置では、
ピストン部材32がシール部材35に摺接するが、シー
ル部材35には貫通孔36が形成されているので、シー
ル部材35をスポンジで構成してもその一部が千切れる
ことが防止される。さらに、ピストン部材32のピスト
ン32aは、閉位置においてシール部材35に接するト
ナー収納容器20の低部面に位置しているが、ノズル5
1が完全に挿入されると、閉位置からスライドして容器
内に深く入り込んだ開位置に移動する。このように本シ
ャッター手段30は、開閉する部材であるピストン部材
32閉位置と開位置の位置が大きく離れており、よって
開位置のピストン部材32がトナー排出の邪魔になりに
くい構造となっている。
32c、すなわち、ノズル51の尖端部52と対向する
面はノズル尖端部52と隙間なく密着するように、互い
の形状が設定している。この場合、ピストン32aの下
面32cとノズル51の尖端部52はともに平面で互い
に密着するようにしてもよいが、容器内に挿入されたノ
ズル51がピストン部材32に対して多少ずれても、挿
入動作によって互いの軸線が一致するように、ノズル5
1の尖端部52が球状の凸に形成され、ピストン32a
の下面32cがその球と同径の凹みに形成されている。
部材32とノズル51が互いに密着して一直線状に揃う
ので、トナー収納容器20が取り出されたとき、トナー
排出部からのトナー漏れを抑えられる。すなわち、トナ
ー収納容器20が取り出されたとき、図7に示すよう
に、ピストン部材32とノズル51がともにシール部材
35に摺接された状態からノズル51がピストン部材3
2から離れるが、このとき両者の軸線が揃っていないと
ピストン部材32とシール部材35の間に一時的に隙間
が生じてトナーが漏れることがあり、両者の軸線が一致
させることはかかる問題の発生を抑えられる。さらに、
ピストン部材32の下面32cとノズル51の尖端部5
2は互いに密着するので、その間にトナーが入り込ん
で、トナー収納容器20の取り出し時に落下することも
防止できる。
り互いに固定されて1つの部材の如くなしており、口金
部材23及び支持部材31にはそれぞれ中央に上方へ延
びるスリーブ状の小径部24,31bが設けられてい
る。小径部24,31bは、二重管のように、口金部材
23の小径部24内に支持部材31の小径部26があ
り、口金部材23の小径部24には上記トナー袋22が
接着または融着等により固定されている。なお、口金部
材23と支持部材31は一体な1つの部材で構成するこ
ともできるが、この場合、口金部材23にシャッター手
段30が既に付けた状態になるので、トナー排出部から
のトナー充填が行いにくくなる。これに対し、上記実施
形態では支持部材31を口金部材23に接着する前にト
ナーを充填し、その後シャッター手段30を支持する支
持部材31を固定するようにすれば、トナー充填がシャ
ッター手段30に邪魔されることなく良好に行い得る。
は、トナーを収納したトナー袋22がフレキブルであっ
ても、外箱21内に収めることでトナー袋22が外部か
らの衝撃等に対する保護となるだけでなく、ハンドリン
グ性が向上するため容器の取り扱いが行い易く、保管時
の整理等も行い易いという利点が得られる。
40のロータ41の回転によりポンプに強い自吸力(吸
引圧)が生じ、トナー収納容器20からトナーを吸引す
ることが可能となる。トナー収納容器20内のトナー
は、重力によってノズル51付近に随時落下しトナーが
粉体ポンプ40の吸引力を利用して容器外へ移送される
が、電子写真のトナーは流動性が悪いため、粉体ポンプ
40でノズル付近のトナーを吸引した後、容器内で架橋
現象が生じる懸念がある。そこで、エアポンプ30から
トナー収納容器20内部へエアを供給することにより、
トナーを攪拌・流動化させ、上記したトナーの架橋現象
を防止する。したがって、トナー収納容器20内に架橋
が発生してもエアにより崩すことができるため、トナー
補給量の安定化、容器内トナー残量の低減化が実現でき
る。
ではマゼンタ、シアン、イエローの3色のカラートナー
と、黒トナーの計4個のトナー収納容器20を使用され
る。これらトナー収納容器20を、図7に示すように、
横一列に並べて画像形成装置本体1の装着部50にセッ
トすることは好ましい例と言える。勿論、4個のトナー
収納容器20を上から見て「田」の字ように並べたりし
ても何ら差し支えなく、何れにしても4個のトナー収納
容器20はある程度規則性を持って近接させ、かつ各容
器の上面高さを一致させることが好ましい。
セットしていると、トナーエンド等によりトナー収納容
器20を取り出す際、該容器が掴みにくく操作性が悪い
という問題がある。この問題は、各々トナー収納容器2
0間を大きく開けて脱着の際に隣の容器に指が当たらな
いようにすれば軽減できるが、スペース上現実的でな
い。
納容器20を装着した位置より上方へ押し上げる押し上
げ手段60を設けている。本実施形態における押し上げ
手段60は、図3に示すように、上部外周に鍔部62が
設けられた断面凹型の可動支持枠61と、該可動支持枠
61に常時上方への押し上げ力を付勢する弾性付勢部材
としてのスプリング63とを有し、可動支持枠61内に
はスポンジ等の弾性体からなるシール64が設けられて
いる。シール64は、可動支持枠61に接着等によって
固定されているとともに、その中心にはノズル51が貫
通されるスリットが形成されている。
枠と可動支持枠61の間に嵌装されたコイルばねであっ
て可動支持枠61の鍔部62を押すように配置されてい
る。そして、スプリング63はトナー収納容器20がセ
ットされていないとき、上記可動支持枠61を図4に示
す最上位置に保持するが、このとき可動支持枠61がノ
ズル51から抜け出さないように、スプリング63の長
さや強さ等が設定されている。
には正しくセットされたトナー収納容器20を保持する
手段としてのストッパ爪57が設けられている。本例の
ストッパ爪57は、図3及び図4に示すように、セット
部50と一体に設けており、セット部50をプラスチッ
クまたは板金で作ることによりストッパ爪57が適度の
弾性を具備し、トナー収納容器20の外箱21の上部に
係止されている。また、トナー収納容器20の外箱21
にはストッパ爪53が係止される部分に爪の形に合わせ
て凹み21aが形成されている。
ナー収納容器20をセット部50に正しくセットする
と、スプリング63を弾性圧縮され、そしてストッパ爪
57が自らの弾性によって、外箱21の上面に係止され
る。そして、トナー収納容器20を取り出すときにはス
トッパ爪57を外箱21から外せば、スプリング63の
作用によって図4に示すように上方へ押し下げられる。
したがって、例えば、図7に示すように、トナー収納容
器20を殆ど隙間なくセットされるものであっても、取
り出すトナー収納容器20は他のトナー収納容器20よ
り上方へ押し上げられるので、その取り出しの操作性が
大幅に向上される。
て説明する。トナー収納容器20を画像形成装置の本体
から取り出す場合、その殆どがトナーエンドによる交換
である。したがって、スプリング63はさほど強いもの
を必要とせず、空になったトナー収納容器20を押し上
げられる加圧力があればよい。このとき、スプリング6
3の加圧力のみでは力不足になる恐れがあるが、トナー
収納容器20に設けたシャッター手段30の圧縮コイル
スプリング34は上記スプリング63と同様にトナー収
納容器20を上方へ押し上げようとする弾性力を付勢す
るので、かかる問題が生じない。したがって、スプリン
グ63と圧縮コイルスプリング34との弾性力の和が、
ノズル40を抜くときのシール弁24に対する摺動抵抗
力をF、トナーが空のときのトナー収納容器20の重量
をMとしたとき、F+Mより大きければよい。さらに、
スプリング51の加圧力はトナーが満杯のトナー収納容
器20の重量をNとしたとき、F+Nより小さくてよ
い。
の排出部に、該排出部を開閉するシャッター手段が設け
られ、該シャッター手段には開閉部材と、該開閉部材を
収納容器本体の内側から外側に向かって押圧する弾性部
材と、該弾性部材及び開閉部材を支持する支持部材とを
具備するので、剤収納容器の排出部を低温等の使用環境
に左右されることなく、シャッター手段によって確実に
閉じることができ、剤漏れを軽減することができる。
排出部に、該排出部を開閉するシャッター手段が設けら
れ、該シャッター手段には開閉部材と、該開閉部材を収
納容器本体の内側から外側に向かって押圧する弾性部材
と、該弾性部材及び開閉部材を支持する支持部材とを具
備し、開閉部材の排出部を閉じる閉位置と排出部を開く
開位置とが異なる位置であり、かつ、開閉部材が閉位置
と開位置の間をスライド移動可能に支持部材に装着され
ているので、開位置での開閉部材が剤排出の邪魔になら
ず、良好な剤補給が得られる。
置が収納容器本体の端部側で、開位置が収納容器本体の
内部であるので、開位置での開閉部材が収納容器本体の
端部近傍になく、剤排出の邪魔にならないため、良好な
剤補給が得られる。
部材によって開位置から閉位置に向う方向へ押圧されて
おり、シャッター手段には開閉部材を閉位置に保持する
ストッパ手段が設けられているので、通常時は開閉部材
を閉位置に保持するので、このときに剤が漏れることを
確実に防止することができる。
排出部として収納容器本体の内外を連通する連通孔が形
成され、該連通孔は開閉部材が閉位置にあるとき該開閉
部材とその周面に接するシール部材とよって閉じられる
ので、閉状態での剤漏れが防止される。
孔に大径孔部と小径孔部が形成され、シール部材が連通
孔の大径孔部の内壁面に貼着されているので、シール部
材を支持部材へ容易に取り付けられる。
と連通孔の小径孔部の内径との間に0.2mm以上の隙
間が設けられているので、開閉部材の移動やノズルの挿
入にスムーズさを欠いてしまうことが確実に防止するこ
とができる。
閉部材が通り抜け可能な貫通孔が形成された弾性体シー
ルであるので、ノズルの挿入で一部が千切れたりせず、
安定した剤補給性等が得られる。
トンと該ピストンに連結されたピストンロッドとからな
り、ストッパ手段が、開閉部材のロッド部先端に形成さ
れた外周側に張り出した爪部と、支持部材に設けられた
梁部材の先端のリング部とで構成されているので、構成
が簡単で組み付け易いシャッター手段を提供することが
できる。
開閉部材のピストン部と梁部材のリング部との間で、ロ
ッド部に巻き付けるように嵌装された圧縮スプリングで
あるので、スプリングの組み付け作業が容易で、また弾
性力を付勢する方向を一定方向になり、安定したシャッ
ター手段の閉じ動作が得られる。
設されたノズルと、トナー収納容器に設けられたシャッ
ター手段とを有し、トナー収納容器のセットにより挿入
されるノズルによってシャッター手段が開閉されるの
で、シャッター手段の開閉が安定して行われ、剤漏れを
確実に防止することができる。
段が、ノズルの挿脱によって閉位置と開位置との間を移
動する開閉部材と、該開閉部材を収納容器本体の内側か
ら外側に向かって押圧する弾性部材と、該弾性部材及び
開閉部材を支持する支持部材と、開閉部材を閉位置に保
持するストッパ手段と、閉位置で開閉部材の周面と接す
るシール部材とを有するので、温度等の環境の変化等に
左右されない安定した開閉を行うことができる。
段は、トナー収納容器が完全にセットされた状態で、ノ
ズルの先端側が連通孔よりも収納容器本体内部側に突出
した位置まで挿入されるので、剤を、ノズルを介して排
出することができる。
ズルに押されるピストンと該ピストンに連結されたピス
トンロッドとからなり、ピストンとノズルの断面形状が
同大同形であるので、ノズルの抜き差し時に剤が漏れる
ことを防止することができる。
がノズルに押されるとき、ピストン部材のピストンとノ
ズルとが隙間なく密着されるので、ノズルの抜き差し時
に剤が漏れることを防止することができる。
が凸状に形成されており、ピストンのノズルの先端と対
向する部分がノズルの凸状に密着される凹状に形成され
ているので、ノズルの先端が凸状に形成されており、ピ
ストンを容易にほぼ一直線上に簡単に揃えることができ
る。
設されたノズルと、トナー収納容器に設けられトナー収
納容器本体の内側から外側に向かって押圧する弾性部材
によって閉じるシャッター手段と、セット部にセットさ
れたトナー収納容器を上方へ押し上げる押上げ手段とを
有し、シャッター手段の弾性部材の弾性作用が押し上げ
手段の押し上げ力として用いるので、取り出すトナー収
納容器を押し上げる押し上げ手段の弾性力にシャッター
手段の弾性部材の弾性力を利用することができる。
が、トナー収納容器を上方への移動力を付勢する加圧手
段を具備し、該加圧手段の加圧力と弾性部材の弾性力の
和が、ノズルを抜くときの摺動抵抗力をF、トナー収納
容器におけるトナーが空のときの重量をMとしたとき、
F+Mより大きいので、取り出すトナー収納容器を押し
上げる押し上げ手段の弾性力にシャッター手段の弾性部
材の弾性力を利用することができ、かつ容器の押し上げ
が確実に行われる。
器のセット操作が容易で、容器の挿脱時にトナー漏れの
少ない画像形成装置を提供することができる。
装置の全体概略図である。
説明図である。
面図である。
る。
出した状態を示す断面図である。
る。
出し時の一態様を示す断面図である。
である。
Claims (19)
- 【請求項1】 紛体よりなる剤を収納し、該剤を排出部
より排出する剤収納容器において、 収納容器本体の排出部に、該排出部を開閉するシャッタ
ー手段が設けられ、該シャッター手段には開閉部材と、
該開閉部材を収納容器本体の内側から外側に向かって押
圧する弾性部材と、該弾性部材及び前記開閉部材を支持
する支持部材とを具備することを特徴とする剤収納容
器。 - 【請求項2】 紛体よりなる剤を収納し、該剤を排出部
より排出する剤収納容器において、 収納容器本体の排出部に、該排出部を開閉するシャッタ
ー手段が設けられ、該シャッター手段には開閉部材と、
該開閉部材を収納容器本体の内側から外側に向かって押
圧する弾性部材と、該弾性部材及び前記開閉部材を支持
する支持部材とを具備し、前記開閉部材の排出部を閉じ
る閉位置と前記排出部を開く開位置とが異なる位置であ
り、かつ、前記開閉部材が閉位置と開位置の間をスライ
ド移動可能に前記支持部材に装着されていることを特徴
とする剤収納容器。 - 【請求項3】 前記開閉部材の閉位置が前記収納容器本
体の端部側で、前記開位置が前記収納容器本体の内部で
あることを特徴とする請求項2に記載の剤収納容器。 - 【請求項4】 前記開閉部材が前記弾性部材によって開
位置から閉位置に向う方向へ押圧されており、前記シャ
ッター手段には前記開閉部材を前記閉位置に保持するス
トッパ手段が設けられていることを特徴とする請求項1
ないし3の何れか一項に記載の剤収納容器。 - 【請求項5】 前記支持部材には、排出部として収納容
器本体の内外を連通する連通孔が形成され、該連通孔は
前記開閉部材が閉位置にあるとき該開閉部材とその周面
に接するシール部材とよって閉じられることを特徴とす
る請求項1ないし4の何れか一項に記載の剤収納容器。 - 【請求項6】 前記支持部材の連通孔に大径孔部と小径
孔部が形成され、前記シール部材が連通孔の大径孔部の
内壁面に貼着されていることを特徴とする請求項5に記
載の剤収納容器。 - 【請求項7】 前記開閉部材の外径と前記連通孔の小径
孔部の内径との間に0.2mm以上の隙間が設けられて
いることを特徴とする請求項6に記載の剤収納容器。 - 【請求項8】 前記シール部材は前記開閉部材が通り抜
け可能な貫通孔が形成された弾性体シールであることを
特徴とする請求項5ないし7の何れか一項に記載の剤収
納容器。 - 【請求項9】 前記開閉部材がピストンと該ピストンに
連結されたピストンロッドとからなり、前記ストッパ手
段が、前記開閉部材のロッド部先端に形成された外周側
に張り出した爪部と、前記支持部材に設けられた梁部材
の先端のリング部とで構成されていることを特徴とする
請求項4に記載の剤収納容器。 - 【請求項10】 前記弾性部材が、前記開閉部材のピス
トン部と前記梁部材のリング部との間で、前記ロッド部
に巻き付けるように嵌装された圧縮スプリングであるこ
とを特徴とする請求項1ないし9の何れか一項に記載の
剤収納容器。 - 【請求項11】 紛体トナーを収納したトナー収納容器
が上方側から脱着可能にセットされるセット部とを有
し、該セット部にセットされたトナー収納容器のトナー
を現像装置へ補給する画像形成装置において、 前記セット部に立設されたノズルと、前記トナー収納容
器に設けられたシャッター手段とを有し、前記トナー収
納容器のセットにより挿入されるノズルによって前記シ
ャッター手段が開閉されることを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項12】 前記シャッター手段が、前記ノズルの
挿脱によって閉位置と開位置との間を移動する開閉部材
と、該開閉部材を収納容器本体の内側から外側に向かっ
て押圧する弾性部材と、該弾性部材及び前記開閉部材を
支持する支持部材と、前記開閉部材を前記閉位置に保持
するストッパ手段と、閉位置で前記開閉部材の周面と接
するシール部材とを有することを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項13】 前記シャッター手段は、前記トナー収
納容器が完全にセットされた状態で、前記ノズルの先端
側が前記連通孔よりも収納容器本体内部側に突出した位
置まで挿入されることを特徴とする請求項11または1
2に記載の画像形成装置。 - 【請求項14】 前記開閉部材が前記ノズルに押される
ピストンと該ピストンに連結されたピストンロッドとか
らなり、前記ピストンと前記ノズルの断面形状が同大同
形であることを特徴とする請求項11ないし13の何れ
か一項に記載の画像形成装置。 - 【請求項15】 前記ピストン部材が前記ノズルに押さ
れるとき、前記ピストン部材のピストンと前記ノズルと
が隙間なく密着されることを特徴とする請求項14に記
載の画像形成装置。 - 【請求項16】 前記ノズルの先端が凸状に形成されて
おり、前記ピストンの前記ノズルの先端と対向する部分
が前記ノズルの凸状に密着される凹状に形成されている
ことを特徴とする請求項15に記載の画像形成装置。 - 【請求項17】 紛体トナーを収納したトナー収納容器
が上方側から脱着可能にセットされるセット部とを有
し、該セット部にセットされたトナー収納容器のトナー
を現像装置へ補給する画像形成装置において、 前記セット部に立設されたノズルと、前記トナー収納容
器に設けられ前記トナー収納容器本体の内側から外側に
向かって押圧する弾性部材によって閉じるシャッター手
段と、前記セット部にセットされたトナー収納容器を上
方へ押し上げる押上げ手段とを有し、前記シャッター手
段の弾性部材の弾性作用が前記押し上げ手段の押し上げ
力として用いることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項18】 請求項17に記載の画像形成装置にお
いて、前記押し上げ手段が、前記トナー収納容器を上方
への移動力を付勢する加圧手段を具備し、該加圧手段の
加圧力と前記弾性部材の弾性力の和が、前記ノズルを抜
くときの摺動抵抗力をF、前記トナー収納容器における
トナーが空のときの重量をMとしたとき、F+Mより大
きいことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項19】 請求項1ないし10の何れか一項に記
載のトナー収納容器をセット部にセットし、該トナー収
納容器に収納されたトナーを現像装置へ補給することを
特徴とする画像形成装置
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