JPH08122887A - 視線入力により操作可能なカメラ - Google Patents
視線入力により操作可能なカメラInfo
- Publication number
- JPH08122887A JPH08122887A JP6281484A JP28148494A JPH08122887A JP H08122887 A JPH08122887 A JP H08122887A JP 6281484 A JP6281484 A JP 6281484A JP 28148494 A JP28148494 A JP 28148494A JP H08122887 A JPH08122887 A JP H08122887A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- display
- line
- sight
- photographer
- camera
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 シャッタレリーズ時における最適のカメラ保
持姿勢を崩さずに撮影動作に関する種々の機能選択や変
更操作を誤操作なく確実に行うことができる視線入力に
より操作可能なカメラを提供する。 【構成】 カメラの複数の測距モードと距離情報を個別
に視覚で認識できる様なキャラクターで表示する表示装
置と、ファインダ画面内の撮影者の視線位置を検出する
視線検知装置と、検出された視線位置に基づいて測距モ
ードを決定して対応する信号を出力する測距モード制御
装置と、検出された視線位置に基づいて撮影距離情報を
決定して対応する信号を出力する撮影距離情報制御装置
と、撮影距離情報制御装置からの信号に基づいてレンズ
を駆動するレンズ駆動装置とを備えている。
持姿勢を崩さずに撮影動作に関する種々の機能選択や変
更操作を誤操作なく確実に行うことができる視線入力に
より操作可能なカメラを提供する。 【構成】 カメラの複数の測距モードと距離情報を個別
に視覚で認識できる様なキャラクターで表示する表示装
置と、ファインダ画面内の撮影者の視線位置を検出する
視線検知装置と、検出された視線位置に基づいて測距モ
ードを決定して対応する信号を出力する測距モード制御
装置と、検出された視線位置に基づいて撮影距離情報を
決定して対応する信号を出力する撮影距離情報制御装置
と、撮影距離情報制御装置からの信号に基づいてレンズ
を駆動するレンズ駆動装置とを備えている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、視線入力により操作可
能なカメラに関するものである。
能なカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、様々な撮影条件に対応できるよう
にカメラの多機能化が進んでいるが、このようなカメラ
では、例えばシャッタスピードや、絞り、ストロボ使用
時の露出調整、フィルムの巻上げモードの変更など、撮
影動作に関する種々の機能の選択や設定を行うことがで
きるようになされている。
にカメラの多機能化が進んでいるが、このようなカメラ
では、例えばシャッタスピードや、絞り、ストロボ使用
時の露出調整、フィルムの巻上げモードの変更など、撮
影動作に関する種々の機能の選択や設定を行うことがで
きるようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカメラでは、種々の撮影動作の選択や設定は
ボタン式のキー操作や電子ダイヤルの手動操作など、い
ずれも手動操作によっており、このため撮影者はかかる
操作のために指先や掌のカメラに対する位置をずらさざ
るを得えず、カメラを保持しながらシャッタレリーズを
行うための最適のカメラ保持姿勢を崩すことを余儀なく
されていた。このためアングルが最適なものからずれて
しまったり、或いは手ブレが生じるなどの問題が生じ
た。
うな従来のカメラでは、種々の撮影動作の選択や設定は
ボタン式のキー操作や電子ダイヤルの手動操作など、い
ずれも手動操作によっており、このため撮影者はかかる
操作のために指先や掌のカメラに対する位置をずらさざ
るを得えず、カメラを保持しながらシャッタレリーズを
行うための最適のカメラ保持姿勢を崩すことを余儀なく
されていた。このためアングルが最適なものからずれて
しまったり、或いは手ブレが生じるなどの問題が生じ
た。
【0004】本発明はこのような従来のカメラにおける
問題点を解決するためになされたもので、シャッタレリ
ーズ時における最適のカメラ保持姿勢を崩すことなく撮
影動作に関する種々の機能選択や変更操作を行うことが
できるカメラを提供することを目的する。
問題点を解決するためになされたもので、シャッタレリ
ーズ時における最適のカメラ保持姿勢を崩すことなく撮
影動作に関する種々の機能選択や変更操作を行うことが
できるカメラを提供することを目的する。
【0005】さらに本発明は、かかるカメラにおいて機
能選択や変更操作を行っている最中でも常に現在の設定
状態を確認できること、誤操作を防止すること、操作項
目をより多くすることを可能とすること等をも目的とす
るものである。
能選択や変更操作を行っている最中でも常に現在の設定
状態を確認できること、誤操作を防止すること、操作項
目をより多くすることを可能とすること等をも目的とす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本願の請求項1に記載の発明は、撮影者の視線位置を検
出する視線検出手段と、カメラの撮影動作に関する現在
の設定状態の表示、及び設定状態を変更するための表示
をファインダ内に行う表示手段と、視線検出手段により
検出された表示手段への撮影者の視線位置に応じてカメ
ラの撮影動作に関する設定状態を変更する制御手段、と
を備えた視線入力により操作可能なカメラに係るもので
ある。
本願の請求項1に記載の発明は、撮影者の視線位置を検
出する視線検出手段と、カメラの撮影動作に関する現在
の設定状態の表示、及び設定状態を変更するための表示
をファインダ内に行う表示手段と、視線検出手段により
検出された表示手段への撮影者の視線位置に応じてカメ
ラの撮影動作に関する設定状態を変更する制御手段、と
を備えた視線入力により操作可能なカメラに係るもので
ある。
【0007】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、表示手段には、現在の設定状態を表示する第1表示
部と、現在の設定状態を変更するための表示を行う第2
表示部とを含み、第2表示部は、第1表示部の表示項目
のいずれかに一定時間撮影者の視線が固定されたことが
視線検出手段によって検出された場合には、視線が固定
された表示項目が撮影者により選択されたものとして、
この表示項目に関する設定状態を変更するための表示を
行うものであり、制御手段は、第2表示部への撮影者の
視線位置に応じてカメラの撮影動作に関する設定状態を
変更するものであることを特徴とする視線入力により操
作可能なカメラに係るものである。
て、表示手段には、現在の設定状態を表示する第1表示
部と、現在の設定状態を変更するための表示を行う第2
表示部とを含み、第2表示部は、第1表示部の表示項目
のいずれかに一定時間撮影者の視線が固定されたことが
視線検出手段によって検出された場合には、視線が固定
された表示項目が撮影者により選択されたものとして、
この表示項目に関する設定状態を変更するための表示を
行うものであり、制御手段は、第2表示部への撮影者の
視線位置に応じてカメラの撮影動作に関する設定状態を
変更するものであることを特徴とする視線入力により操
作可能なカメラに係るものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、第1表示部は、表示部内の各表示が撮影画面領域の
長辺方向に配列されるように設けられ、第2表示部は、
表示部内の各表示が撮影画面領域の短辺方向に配列され
るように設けられたことを特徴とする視線入力により操
作可能なカメラに係るものである。
て、第1表示部は、表示部内の各表示が撮影画面領域の
長辺方向に配列されるように設けられ、第2表示部は、
表示部内の各表示が撮影画面領域の短辺方向に配列され
るように設けられたことを特徴とする視線入力により操
作可能なカメラに係るものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、第1表示部及び第2表示部は、共に表示部内の各表
示が撮影画面領域の長辺方向に配列されるように設けら
れたことを特徴とする視線入力により操作可能なカメラ
に係るものである。
て、第1表示部及び第2表示部は、共に表示部内の各表
示が撮影画面領域の長辺方向に配列されるように設けら
れたことを特徴とする視線入力により操作可能なカメラ
に係るものである。
【0010】請求項5の発明は、請求項1の発明におい
て、表示手段は、現在の設定状態の表示を行うと共に、
現在の設定状態の表示のいずれかに一定時間撮影者の視
線が固定されたことが視線検出手段によって検出された
場合には、視線が固定された表示項目が撮影者により選
択されたものとしてその表示項目に関する設定状態を変
更するための表示を現在の設定状態の表示に代えて行う
ものであることを特徴とする視線入力により操作可能な
カメラに係るものである。
て、表示手段は、現在の設定状態の表示を行うと共に、
現在の設定状態の表示のいずれかに一定時間撮影者の視
線が固定されたことが視線検出手段によって検出された
場合には、視線が固定された表示項目が撮影者により選
択されたものとしてその表示項目に関する設定状態を変
更するための表示を現在の設定状態の表示に代えて行う
ものであることを特徴とする視線入力により操作可能な
カメラに係るものである。
【0011】請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれ
か一項の発明において、表示手段は、表示手段内のいず
れかの表示に一定時間撮影者の視線が固定されたことが
視線検出手段によって検出された場合には、視線が固定
された表示が撮影者により選択されたものとして点滅表
示するものであることを特徴とする視線入力により操作
可能なカメラに係るものである。
か一項の発明において、表示手段は、表示手段内のいず
れかの表示に一定時間撮影者の視線が固定されたことが
視線検出手段によって検出された場合には、視線が固定
された表示が撮影者により選択されたものとして点滅表
示するものであることを特徴とする視線入力により操作
可能なカメラに係るものである。
【0012】
【作用】本発明においては、表示手段により、カメラの
撮影動作に関する現在の設定状態(例えば、測光方式、
露出補正の有無及びその程度、シャッタスピード、絞り
値、合焦方式、フィルムの供給方式など)の表示、及び
この設定状態を変更するための表示がファインダ内に行
われ、表示手段への撮影者の視線位置が視線検出手段に
より検出される。そして検出された撮影者の視線位置に
応じて、制御手段によりカメラの撮影動作に関する設定
状態の変更が行われる。
撮影動作に関する現在の設定状態(例えば、測光方式、
露出補正の有無及びその程度、シャッタスピード、絞り
値、合焦方式、フィルムの供給方式など)の表示、及び
この設定状態を変更するための表示がファインダ内に行
われ、表示手段への撮影者の視線位置が視線検出手段に
より検出される。そして検出された撮影者の視線位置に
応じて、制御手段によりカメラの撮影動作に関する設定
状態の変更が行われる。
【0013】このように本発明においては、撮影者の視
線によりカメラの撮影動作の設定を変更することができ
るため、カメラを構えた後に種々の設定変更操作を行う
場合でも手を用いる必要がなく、したがってカメラのホ
ールドが崩れることがなく、アングルのずれや手ブレが
生じることがない。
線によりカメラの撮影動作の設定を変更することができ
るため、カメラを構えた後に種々の設定変更操作を行う
場合でも手を用いる必要がなく、したがってカメラのホ
ールドが崩れることがなく、アングルのずれや手ブレが
生じることがない。
【0014】請求項2の発明においては、前述のように
表示手段は2つの表示部を備えており、第1表示部によ
り現在の設定状態を表示し、第2表示部により設定状態
を変更するための表示を行う。したがって本請求項の発
明では、第2表示部により設定状態の変更操作を行って
いる最中でも常に第1表示部により現在の設定状態を確
認することが可能となる。
表示手段は2つの表示部を備えており、第1表示部によ
り現在の設定状態を表示し、第2表示部により設定状態
を変更するための表示を行う。したがって本請求項の発
明では、第2表示部により設定状態の変更操作を行って
いる最中でも常に第1表示部により現在の設定状態を確
認することが可能となる。
【0015】請求項3の発明においては、前述のように
現在の設定状態を表示する第1表示部は撮影画面領域の
長辺方向に配され、変更操作を行うための第2表示部は
撮影画面領域の短辺方向に配されるため、視線により操
作しようとする項目を多くすることが可能となり、しか
も誤操作(特に、視線位置の誤検出に起因する操作項目
の選択の誤り)の発生を防止することができる。なぜな
ら、本請求項の発明では前記のように操作項目を表示す
る第1表示部が撮影画面領域の長辺方向に配されている
ため、操作項目のそれぞれの表示を大きく(幅広く)取
ることができるからである。
現在の設定状態を表示する第1表示部は撮影画面領域の
長辺方向に配され、変更操作を行うための第2表示部は
撮影画面領域の短辺方向に配されるため、視線により操
作しようとする項目を多くすることが可能となり、しか
も誤操作(特に、視線位置の誤検出に起因する操作項目
の選択の誤り)の発生を防止することができる。なぜな
ら、本請求項の発明では前記のように操作項目を表示す
る第1表示部が撮影画面領域の長辺方向に配されている
ため、操作項目のそれぞれの表示を大きく(幅広く)取
ることができるからである。
【0016】さらに、一般に撮影画面領域の長辺方向及
び短辺方向は、それぞれカメラの正立状態における水平
方向及び垂直方向に一致し、また、公知の視線検出装置
(例えば、特開平1−241511号や特開平2−80
026号等)は通常、垂直方向より水平方向の方が検出
精度が高い。
び短辺方向は、それぞれカメラの正立状態における水平
方向及び垂直方向に一致し、また、公知の視線検出装置
(例えば、特開平1−241511号や特開平2−80
026号等)は通常、垂直方向より水平方向の方が検出
精度が高い。
【0017】従って、請求項3の発明のように、第1の
表示部を、その表示部内の各表示が撮影画面領域の長辺
方向に配列されるように設けると共に、第2の表示部
を、その表示部内の各表示が撮影画面領域の短辺方向に
配列されるように設ければ、操作項目が多くなっても、
操作項目の表示は撮影画面領域の長辺方向(通常、水平
方向)に配列されることとなり、これにより視線位置の
誤検出による誤操作を確実に防止することができる。
表示部を、その表示部内の各表示が撮影画面領域の長辺
方向に配列されるように設けると共に、第2の表示部
を、その表示部内の各表示が撮影画面領域の短辺方向に
配列されるように設ければ、操作項目が多くなっても、
操作項目の表示は撮影画面領域の長辺方向(通常、水平
方向)に配列されることとなり、これにより視線位置の
誤検出による誤操作を確実に防止することができる。
【0018】請求項4の発明においては、前述のように
第1表示部と第2表示部とが共に撮影画面領域の長辺方
向に配列されるように設けられているため、視線により
操作しようとする項目自体を多くすることができると共
に、さらに変更のための表示をも多くすることができ
る。
第1表示部と第2表示部とが共に撮影画面領域の長辺方
向に配列されるように設けられているため、視線により
操作しようとする項目自体を多くすることができると共
に、さらに変更のための表示をも多くすることができ
る。
【0019】請求項5の発明においては、表示手段は、
前述のように、現在の設定状態の表示を行うと共に、こ
の現在の設定状態の表示のいずれかに一定時間撮影者の
視線が固定されたことが視線検出手段によって検出され
た場合には、視線が固定された表示項目が撮影者により
選択されたものとして、その表示項目に関する設定状態
を変更するための表示を現在の設定状態の表示に代えて
行う。したがって本請求項の発明では、表示素子が一つ
で済み、部品点数の削減が図られ、カメラの小型化並び
に製造コストの低減を図ることができる。
前述のように、現在の設定状態の表示を行うと共に、こ
の現在の設定状態の表示のいずれかに一定時間撮影者の
視線が固定されたことが視線検出手段によって検出され
た場合には、視線が固定された表示項目が撮影者により
選択されたものとして、その表示項目に関する設定状態
を変更するための表示を現在の設定状態の表示に代えて
行う。したがって本請求項の発明では、表示素子が一つ
で済み、部品点数の削減が図られ、カメラの小型化並び
に製造コストの低減を図ることができる。
【0020】請求項6の発明においては、表示手段内の
いずれかの表示に一定時間撮影者の視線が固定されたこ
とが視線検出手段によって検出された場合には、視線が
固定された表示が撮影者により選択されたものとして点
滅される。したがって本請求項の発明では、操作される
項目が一目で撮影者に判るため、誤操作の少ない、より
使い易いカメラを実現することができる。
いずれかの表示に一定時間撮影者の視線が固定されたこ
とが視線検出手段によって検出された場合には、視線が
固定された表示が撮影者により選択されたものとして点
滅される。したがって本請求項の発明では、操作される
項目が一目で撮影者に判るため、誤操作の少ない、より
使い易いカメラを実現することができる。
【0021】
【実施例】本発明の実施例を図面に基づいて説明する。 (第1実施例)図1は本発明の第1実施例に係るカメラ
の要部の構成をファインダ光路軸断面に沿って示す模式
図であり、図に示すように本実施例に係るカメラは、撮
影レンズ6、絞り7、主反射鏡8、副反射鏡9、焦点検
出用の光電素子13、シャッタ11、焦点板10、ペン
タプリズム3、接眼レンズ4、及び測光用の光電素子5
を備えている。
の要部の構成をファインダ光路軸断面に沿って示す模式
図であり、図に示すように本実施例に係るカメラは、撮
影レンズ6、絞り7、主反射鏡8、副反射鏡9、焦点検
出用の光電素子13、シャッタ11、焦点板10、ペン
タプリズム3、接眼レンズ4、及び測光用の光電素子5
を備えている。
【0022】被写体光は、撮影レンズ6及び絞り7を通
過し、主反射鏡8により、焦点板10上に結像する光束
と、主反射鏡8を透過して副反射鏡9で反射され焦点検
出用光電素子13に導かれる光束とに分けられる。焦点
板10上に結像した光束はさらにペンタプリズム3を通
過して接眼レンズ4に導かれ、ビームスプリッタ1bを
透過した後、ファインダを覗く撮影者14に導かれる。
また、撮影時には、主反射鏡8及び副反射鏡9は撮影レ
ンズ6の光軸から退避され、その後にシャッタ11が走
行してフィルム又は撮像用光電素子等の感光面12に対
する露光が行われる。
過し、主反射鏡8により、焦点板10上に結像する光束
と、主反射鏡8を透過して副反射鏡9で反射され焦点検
出用光電素子13に導かれる光束とに分けられる。焦点
板10上に結像した光束はさらにペンタプリズム3を通
過して接眼レンズ4に導かれ、ビームスプリッタ1bを
透過した後、ファインダを覗く撮影者14に導かれる。
また、撮影時には、主反射鏡8及び副反射鏡9は撮影レ
ンズ6の光軸から退避され、その後にシャッタ11が走
行してフィルム又は撮像用光電素子等の感光面12に対
する露光が行われる。
【0023】ペンタプリズム3上には、接眼レンズ4を
通して撮影者14が覗くファインダ視野内に、図中の一
点鎖線で示す光路を経て、カメラの撮影動作に関する種
々の設定状態の表示を行う設定表示装置2と、この撮影
動作に関する種々の設定状態を変更するための表示を行
う変更操作用表示装置2a(図1には示さない)とが設
けられている。
通して撮影者14が覗くファインダ視野内に、図中の一
点鎖線で示す光路を経て、カメラの撮影動作に関する種
々の設定状態の表示を行う設定表示装置2と、この撮影
動作に関する種々の設定状態を変更するための表示を行
う変更操作用表示装置2a(図1には示さない)とが設
けられている。
【0024】これら設定表示装置2及び変更操作用表示
装置2aは、特許請求の範囲にいう表示手段を構成する
ものであり、設定表示装置2は特許請求の範囲にいう第
1表示部を、変更操作用表示装置2aは特許請求の範囲
にいう第2表示部を構成するものである。なお、設定表
示装置2及び変更操作用表示装置2aによる具体的な表
示内容は後に詳述する。
装置2aは、特許請求の範囲にいう表示手段を構成する
ものであり、設定表示装置2は特許請求の範囲にいう第
1表示部を、変更操作用表示装置2aは特許請求の範囲
にいう第2表示部を構成するものである。なお、設定表
示装置2及び変更操作用表示装置2aによる具体的な表
示内容は後に詳述する。
【0025】また、カメラの撮影動作に関する種々の設
定とは、例えば、測光方式、露出補正の有無及びその程
度、シャッタスピード、絞り値、合焦方式、フィルムの
供給方式などに関する設定をいうものであるが、実施例
で説明するものに限定されるものではなく、本発明を適
用することによりカメラに応じて様々な他の設定につい
ての変更操作を視線入力により行うことができることは
勿論である。
定とは、例えば、測光方式、露出補正の有無及びその程
度、シャッタスピード、絞り値、合焦方式、フィルムの
供給方式などに関する設定をいうものであるが、実施例
で説明するものに限定されるものではなく、本発明を適
用することによりカメラに応じて様々な他の設定につい
ての変更操作を視線入力により行うことができることは
勿論である。
【0026】ファインダ接眼部には、設定表示装置2及
び変更操作用表示装置2aによる表示のどの部分に撮影
者の視線位置があるかを検出するための視線検出用光電
素子1aと、ビームスプリッタ1b、及び撮影者の眼球
14を照明する不図示の照明装置が設けられている。そ
して、この照明装置による撮影者眼球14からの反射光
はビームスプリッタ1bにより視線検出用光電素子1a
に導かれ、この反射光により撮影者の視線位置が検出さ
れる。
び変更操作用表示装置2aによる表示のどの部分に撮影
者の視線位置があるかを検出するための視線検出用光電
素子1aと、ビームスプリッタ1b、及び撮影者の眼球
14を照明する不図示の照明装置が設けられている。そ
して、この照明装置による撮影者眼球14からの反射光
はビームスプリッタ1bにより視線検出用光電素子1a
に導かれ、この反射光により撮影者の視線位置が検出さ
れる。
【0027】視線検出用光電素子1a、ビームスプリッ
タ1b、及び照明装置は、特許請求の範囲にいう視線検
出手段を構成するものであり、これらの装置は例えば特
開平1−241511号や特開平2−80026号等に
より公知である。また、他の公知の検出装置を用いても
よいことは勿論である。
タ1b、及び照明装置は、特許請求の範囲にいう視線検
出手段を構成するものであり、これらの装置は例えば特
開平1−241511号や特開平2−80026号等に
より公知である。また、他の公知の検出装置を用いても
よいことは勿論である。
【0028】図2は本実施例に係るカメラの構成を示す
斜視図(裏蓋30aを開いた状態を示す)であるが、本
カメラでは、フィルムカートリッジが装填されると図示
の突出した接点群17によりカートリッジ外周に設けら
れたDXコードが検出され、これによりフィルム感度が
読み取られるようになっている。装填されたフィルムは
スプール内のモータ16の駆動力によって巻き上げられ
る。また、カメラボディ30の上部には、レリーズボタ
ン15、及び視線入力による設定状態の変更操作を開始
させるための視線入力開始スイッチ18が設けられてい
る。
斜視図(裏蓋30aを開いた状態を示す)であるが、本
カメラでは、フィルムカートリッジが装填されると図示
の突出した接点群17によりカートリッジ外周に設けら
れたDXコードが検出され、これによりフィルム感度が
読み取られるようになっている。装填されたフィルムは
スプール内のモータ16の駆動力によって巻き上げられ
る。また、カメラボディ30の上部には、レリーズボタ
ン15、及び視線入力による設定状態の変更操作を開始
させるための視線入力開始スイッチ18が設けられてい
る。
【0029】図3は本カメラの制御系の構成を模式的に
示す図であり、同図に示すように、ボディ内に収納され
たマイクロコンピュータ(CPU)31には、測光用光
電素子5からの測光情報や、視線検出用光電素子1aか
らの視線位置に関する情報、接点群17からのフィルム
感度に関する情報、各種の既設定状態の情報34等が入
力される。
示す図であり、同図に示すように、ボディ内に収納され
たマイクロコンピュータ(CPU)31には、測光用光
電素子5からの測光情報や、視線検出用光電素子1aか
らの視線位置に関する情報、接点群17からのフィルム
感度に関する情報、各種の既設定状態の情報34等が入
力される。
【0030】そしてCPU31は、これらの情報に基づ
いてドライバ32に対して制御命令を出力し、これによ
り、設定表示装置2や変更操作用表示装置2a、シャッ
タ11、絞り7、フィルム巻上用モータ16などが駆動
される。なお、これらの装置には電源33から電力が供
給される。
いてドライバ32に対して制御命令を出力し、これによ
り、設定表示装置2や変更操作用表示装置2a、シャッ
タ11、絞り7、フィルム巻上用モータ16などが駆動
される。なお、これらの装置には電源33から電力が供
給される。
【0031】図4a,bはファインダ内の表示構造を示
す図である。前述のように本カメラは設定表示装置2と
変更操作用表示装置2aとを備えているが、図4aに示
すように、設定表示装置2による表示(以下、この表示
領域を「設定表示領域」と称する。)は、撮影領域を示
すファインダ内の撮影画面領域20の下部に行われ、変
更操作用表示装置2aによる表示(以下、この表示領域
を「変更操作用表示領域」と称する。)は、撮影画面領
域20の右側に行われる。
す図である。前述のように本カメラは設定表示装置2と
変更操作用表示装置2aとを備えているが、図4aに示
すように、設定表示装置2による表示(以下、この表示
領域を「設定表示領域」と称する。)は、撮影領域を示
すファインダ内の撮影画面領域20の下部に行われ、変
更操作用表示装置2aによる表示(以下、この表示領域
を「変更操作用表示領域」と称する。)は、撮影画面領
域20の右側に行われる。
【0032】設定表示装置2は前述のように撮影動作に
関する現在の設定状態を表示するものであるが、本実施
例では、横に配列された図示の各シンボルにより8項目
の設定状態が表示されている。すなわち、図4aの左側
から、測光モード21a、露出制御モード21b、シャ
ッタスピード21c、絞り値21d、露出補正量21
e、フラッシュ制御モード21f、オートフォーカスモ
ード21g、及びフィルム給送モード21hであり、そ
れぞれ現在設定されているモード或いは条件を表示して
いる。
関する現在の設定状態を表示するものであるが、本実施
例では、横に配列された図示の各シンボルにより8項目
の設定状態が表示されている。すなわち、図4aの左側
から、測光モード21a、露出制御モード21b、シャ
ッタスピード21c、絞り値21d、露出補正量21
e、フラッシュ制御モード21f、オートフォーカスモ
ード21g、及びフィルム給送モード21hであり、そ
れぞれ現在設定されているモード或いは条件を表示して
いる。
【0033】一方、変更操作用表示装置2aは前述のよ
うに撮影動作に関する現在の設定状態を変更するための
表示を行うものであるが、この表示のためのシンボル
は、不図示の記憶素子内に予め格納されている。
うに撮影動作に関する現在の設定状態を変更するための
表示を行うものであるが、この表示のためのシンボル
は、不図示の記憶素子内に予め格納されている。
【0034】図4bは、前記の記憶素子内に格納された
シンボル群を示し、測光モード21aに対応するシンボ
ルとして22a1,22a2,22a3が、露出制御モ
ード21bに対応するシンボルとして22b1,22b
2,22b3,22b4が、シャッタスピード21cに
対応するシンボルとして22c1,22c2が、絞り値
21dに対応するシンボルとして22d1,22d2
が、露出補正量21eに対応するシンボルとして22e
1,22e2,22e3が、フラッシュ制御モード21
fに対応するシンボルとして22f1,22f2,22
f3が、オートフォーカスモード21gに対応するシン
ボルとして22g1,22g2,22g3が、フィルム
給送モード21hに対応するシンボルとして22h1,
22h2,22h3が各々格納されている。
シンボル群を示し、測光モード21aに対応するシンボ
ルとして22a1,22a2,22a3が、露出制御モ
ード21bに対応するシンボルとして22b1,22b
2,22b3,22b4が、シャッタスピード21cに
対応するシンボルとして22c1,22c2が、絞り値
21dに対応するシンボルとして22d1,22d2
が、露出補正量21eに対応するシンボルとして22e
1,22e2,22e3が、フラッシュ制御モード21
fに対応するシンボルとして22f1,22f2,22
f3が、オートフォーカスモード21gに対応するシン
ボルとして22g1,22g2,22g3が、フィルム
給送モード21hに対応するシンボルとして22h1,
22h2,22h3が各々格納されている。
【0035】今、撮影者が設定表示領域21内の8つの
表示のなかの1つに視線を合わせると、この視線位置が
視線検出装置により検出され、この検出結果がCPU3
1に取り込まれる。CPU31は、検出された視線位置
の表示が撮影者により選択されたものとして認識してそ
の表示(シンボル)を点滅させると共に、選択された表
示に対応する設定状態の変更のためのシンボルを、記憶
素子内に格納されたシンボル群22のなかから選択して
変更操作用表示領域23に表示させる。
表示のなかの1つに視線を合わせると、この視線位置が
視線検出装置により検出され、この検出結果がCPU3
1に取り込まれる。CPU31は、検出された視線位置
の表示が撮影者により選択されたものとして認識してそ
の表示(シンボル)を点滅させると共に、選択された表
示に対応する設定状態の変更のためのシンボルを、記憶
素子内に格納されたシンボル群22のなかから選択して
変更操作用表示領域23に表示させる。
【0036】撮影者の視線が変更操作用表示領域23内
のいずれかの表示に固定されていることが視線検出装置
により検出された場合には、CPU31は、その表示が
撮影者により選択されたものとして認識し、この表示を
点滅表示すると共に、この表示に対応する変更操作を実
行する。
のいずれかの表示に固定されていることが視線検出装置
により検出された場合には、CPU31は、その表示が
撮影者により選択されたものとして認識し、この表示を
点滅表示すると共に、この表示に対応する変更操作を実
行する。
【0037】かかる構成の本カメラの動作を図5から図
8のフローチャートに基づいてさらに詳しく説明する。
先ずステップS501で視線入力開始スイッチ18がオ
ン状態にあることが判別された場合(撮影者が視線操作
を望む場合)には、図6のステップS601で視線検出
装置による視線検出が行われる。
8のフローチャートに基づいてさらに詳しく説明する。
先ずステップS501で視線入力開始スイッチ18がオ
ン状態にあることが判別された場合(撮影者が視線操作
を望む場合)には、図6のステップS601で視線検出
装置による視線検出が行われる。
【0038】そしてステップS602で撮影者の視線が
前記設定表示領域21内のいずれか1つの表示に一定時
間以上固定されているかどうかが判定され、一定時間以
上固定されていない場合にはステップS601に戻り再
び視線検出が行われる一方、一定時間以上視線が固定さ
れている場合には、ステップS603でその表示が撮影
者による設定変更の希望対象であると認定される。
前記設定表示領域21内のいずれか1つの表示に一定時
間以上固定されているかどうかが判定され、一定時間以
上固定されていない場合にはステップS601に戻り再
び視線検出が行われる一方、一定時間以上視線が固定さ
れている場合には、ステップS603でその表示が撮影
者による設定変更の希望対象であると認定される。
【0039】次いで、ステップS604では、ステップ
S603で認定された表示に係る設定の変更操作に必要
なシンボル群の中にアップマーク又はダウンマークが含
まれているか否かが判定される。ここで、アップマーク
(又はダウンマーク)とは、変更に係る設定を順次変更
していくための表示をいい、アップマークが選択される
と当該変更に係る設定値が順次増加されていき、ダウン
マークが選択されると当該変更に係る設定値が逆に順次
減少されていく。
S603で認定された表示に係る設定の変更操作に必要
なシンボル群の中にアップマーク又はダウンマークが含
まれているか否かが判定される。ここで、アップマーク
(又はダウンマーク)とは、変更に係る設定を順次変更
していくための表示をいい、アップマークが選択される
と当該変更に係る設定値が順次増加されていき、ダウン
マークが選択されると当該変更に係る設定値が逆に順次
減少されていく。
【0040】アップマーク及びダウンマークのいずれも
含まれていない場合には、図7aのステップS701に
進み、ステップS603で認定された表示に係る設定の
変更操作に必要なシンボル群が変更操作用表示領域23
に表示される。
含まれていない場合には、図7aのステップS701に
進み、ステップS603で認定された表示に係る設定の
変更操作に必要なシンボル群が変更操作用表示領域23
に表示される。
【0041】その後、ステップS702では、ステップ
S701により表示されたシンボルの中のいずれか1つ
に撮影者の視線が一定時間以上固定されているか否かが
判定される。一定時間以上視線が固定されている場合に
は、この視線が固定されているシンボルが撮影者により
選択されたものと認定され、図8のステップS801で
設定変更領域23の表示がこの認定された表示(シンボ
ル)に変更されると共に、この認定された表示に対応す
る設定にカメラの設定が変更され、変更操作用表示領域
23の表示が消去されて設定変更操作が完了する。尚、
ステップS702で一定時間以上視線が固定されなかっ
た場合にはステップS601に戻る。
S701により表示されたシンボルの中のいずれか1つ
に撮影者の視線が一定時間以上固定されているか否かが
判定される。一定時間以上視線が固定されている場合に
は、この視線が固定されているシンボルが撮影者により
選択されたものと認定され、図8のステップS801で
設定変更領域23の表示がこの認定された表示(シンボ
ル)に変更されると共に、この認定された表示に対応す
る設定にカメラの設定が変更され、変更操作用表示領域
23の表示が消去されて設定変更操作が完了する。尚、
ステップS702で一定時間以上視線が固定されなかっ
た場合にはステップS601に戻る。
【0042】ステップS801で変更操作が完了する
と、図5のステップS502で測光用光電素子5から測
光結果が、また、接点群17からフィルム感度が、それ
ぞれCPU31に取り込まれ、取り込まれれた情報に基
づいてステップS503でCPU31が所定の演算処理
を行う。演算結果はステップS504で設定表示領域2
1に表示される。
と、図5のステップS502で測光用光電素子5から測
光結果が、また、接点群17からフィルム感度が、それ
ぞれCPU31に取り込まれ、取り込まれれた情報に基
づいてステップS503でCPU31が所定の演算処理
を行う。演算結果はステップS504で設定表示領域2
1に表示される。
【0043】次いでステップS505でCPU31が焦
点検出用光電素子13からの出力に基づいて測距演算が
行われ、ステップS506でステップS505の演算結
果に基づいてドライバ32に対し不図示のAFモータを
駆動させる命令が出力されて駆動が行われる。
点検出用光電素子13からの出力に基づいて測距演算が
行われ、ステップS506でステップS505の演算結
果に基づいてドライバ32に対し不図示のAFモータを
駆動させる命令が出力されて駆動が行われる。
【0044】その後、ステップS507でレリーズ操作
が行われなければステップS501に戻るが、レリーズ
操作が行われればステップS508でミラー8,9が上
昇され、ステップS509で絞り7が制御され、ステッ
プS510でシャッタ11が走行されてフィルム等の感
光面12に露光が行われる。そしてステップS511で
ミラー8,9が下降され、ステップS512でフィルム
給送及びシャッタチャージが行われ、ステップS501
に戻る。
が行われなければステップS501に戻るが、レリーズ
操作が行われればステップS508でミラー8,9が上
昇され、ステップS509で絞り7が制御され、ステッ
プS510でシャッタ11が走行されてフィルム等の感
光面12に露光が行われる。そしてステップS511で
ミラー8,9が下降され、ステップS512でフィルム
給送及びシャッタチャージが行われ、ステップS501
に戻る。
【0045】また、図6のステップS604において
は、ステップS603で認定された設定変更操作に必要
なシンボル群の中にアップマーク又はダウンマークが含
まれているか否かが判別され、含まれている場合には、
図7bのステップS711に進み、当該変更操作に係る
現在の設定値、アップマーク、及びダウンマーク、さら
に場合によっては、変更した設定を元の値に戻すための
リセットマークを変更操作用表示領域23に表示する。
は、ステップS603で認定された設定変更操作に必要
なシンボル群の中にアップマーク又はダウンマークが含
まれているか否かが判別され、含まれている場合には、
図7bのステップS711に進み、当該変更操作に係る
現在の設定値、アップマーク、及びダウンマーク、さら
に場合によっては、変更した設定を元の値に戻すための
リセットマークを変更操作用表示領域23に表示する。
【0046】次いでステップS712では、ステップS
711により表示されたシンボルの中のいずれか1つに
撮影者の視線が一定時間以上固定されているか否かが判
定される。一定時間以上視線が固定されている場合に
は、ステップS713で視線が固定されたシンボルに従
って当該変更操作に係る設定値の表示を一段階分変更す
る。
711により表示されたシンボルの中のいずれか1つに
撮影者の視線が一定時間以上固定されているか否かが判
定される。一定時間以上視線が固定されている場合に
は、ステップS713で視線が固定されたシンボルに従
って当該変更操作に係る設定値の表示を一段階分変更す
る。
【0047】この変更後も同一のシンボルに視線の固定
が続いている場合にはステップS713に戻り、続いて
いない場合にはステップS715に進む。ステップS7
13では変更された表示値が設定値として認定され、図
8のステップS801で設定変更用表示領域23の表示
がこの認定された表示に変更されると共に、この認定さ
れた表示に対応する設定にカメラの設定が変更され、変
更操作用表示領域23の表示が消去されて設定変更操作
が完了する。この変更操作完了後、ステップS502〜
ステップS512が実行される。なお、ステップS71
2で一定時間以上視線が固定されなかった場合にはステ
ップS601に戻る。
が続いている場合にはステップS713に戻り、続いて
いない場合にはステップS715に進む。ステップS7
13では変更された表示値が設定値として認定され、図
8のステップS801で設定変更用表示領域23の表示
がこの認定された表示に変更されると共に、この認定さ
れた表示に対応する設定にカメラの設定が変更され、変
更操作用表示領域23の表示が消去されて設定変更操作
が完了する。この変更操作完了後、ステップS502〜
ステップS512が実行される。なお、ステップS71
2で一定時間以上視線が固定されなかった場合にはステ
ップS601に戻る。
【0048】一方、ステップS501で視線入力開始ス
イッチ18がオフである場合には、ステップS502〜
〜ステップS512が実行される。
イッチ18がオフである場合には、ステップS502〜
〜ステップS512が実行される。
【0049】本実施例に係るカメラの操作例を、ファイ
ンダ視野内の表示を示す図9〜図13を用いて説明す
る。
ンダ視野内の表示を示す図9〜図13を用いて説明す
る。
【0050】図9a,b,cは測光モードを変更する場
合の表示例である。視線入力開始スイッチ18をオンと
し、前述した図4aの状態において設定表示領域21内
の測光モード表示21aに視線を合わせると、図9aに
示すように、測光モード表示21aが点滅してその項目
が選択されたことが表示されると共に、変更操作用表示
領域23に測光モ−ドの変更の操作に必要なシンボル2
2a1,22a2,22a3が表示される。
合の表示例である。視線入力開始スイッチ18をオンと
し、前述した図4aの状態において設定表示領域21内
の測光モード表示21aに視線を合わせると、図9aに
示すように、測光モード表示21aが点滅してその項目
が選択されたことが表示されると共に、変更操作用表示
領域23に測光モ−ドの変更の操作に必要なシンボル2
2a1,22a2,22a3が表示される。
【0051】この状態で変更操作用表示領域23内のシ
ンボル22a1,22a2,22a3の中の希望する測
光モードのシンボルを注視すると、図9bに示すよう
に、該シンボルが選択されたものとして点滅表示される
と共に、設定表示領域21内の測光モード表示21aが
新たに選択された測光モードの表示に変わり、カメラは
この設定変更された測光モードで作動する状態となる。
ンボル22a1,22a2,22a3の中の希望する測
光モードのシンボルを注視すると、図9bに示すよう
に、該シンボルが選択されたものとして点滅表示される
と共に、設定表示領域21内の測光モード表示21aが
新たに選択された測光モードの表示に変わり、カメラは
この設定変更された測光モードで作動する状態となる。
【0052】この図9bの状態で撮影者が変更操作用表
示領域23に対する注視を終了すると、変更操作用表示
領域23の表示は消え、図9cの状態になり、測光モー
ドの変更が完了する。
示領域23に対する注視を終了すると、変更操作用表示
領域23の表示は消え、図9cの状態になり、測光モー
ドの変更が完了する。
【0053】また、設定表示領域21の表示21f,2
1g,21hに関する変更操作も前述の測光モードの変
更操作と同様である。
1g,21hに関する変更操作も前述の測光モードの変
更操作と同様である。
【0054】図10a,b,cは露出制御モードを変更
する場合の表示例である。この露出制御モードの変更
は、変更操作用表示領域23に表示されるシンボルが3
種類であった測光モードの変更操作と異なり、変更操作
用表示領域23には4種類の表示がなされるが、測光モ
ードの変更操作と同様に変更操作用表示領域23へのそ
れぞれの表示に対応した露出制御モードの設定変更が行
われる。
する場合の表示例である。この露出制御モードの変更
は、変更操作用表示領域23に表示されるシンボルが3
種類であった測光モードの変更操作と異なり、変更操作
用表示領域23には4種類の表示がなされるが、測光モ
ードの変更操作と同様に変更操作用表示領域23へのそ
れぞれの表示に対応した露出制御モードの設定変更が行
われる。
【0055】図11a,b,cはシャッタスピードを変
更する場合の表示例である。視線入力開始スイッチ18
をオンとし、前述した図4aの状態において設定表示領
域21内のシャッタスピードの表示21cに視線を合わ
せると、図11aに示すように、シャッタスピードの表
示21cが点滅してその項目が選択されたことが表示さ
れると共に、変更操作用表示領域23にシャッタスピー
ドの変更の操作に必要なシンボル、すなわち、シャッタ
スピードのアップマーク22c1、ダウンマーク22c
2及び現在設定されているシャッタスピード(同図の例
では「2000」)が表示される。
更する場合の表示例である。視線入力開始スイッチ18
をオンとし、前述した図4aの状態において設定表示領
域21内のシャッタスピードの表示21cに視線を合わ
せると、図11aに示すように、シャッタスピードの表
示21cが点滅してその項目が選択されたことが表示さ
れると共に、変更操作用表示領域23にシャッタスピー
ドの変更の操作に必要なシンボル、すなわち、シャッタ
スピードのアップマーク22c1、ダウンマーク22c
2及び現在設定されているシャッタスピード(同図の例
では「2000」)が表示される。
【0056】この状態で変更操作用表示領域23内のシ
ンボル22c1,22c2の中の希望するシンボル(同
図の例ではダウンマーク22c2である。)を注視する
と、このシンボルが選択されたものとして点滅表示され
ると共に、変更操作用表示領域23及び設定表示領域2
1のシャッタスピードの表示が順次小さい値となってい
き、ファインダ内は図11bに示す状態となる。
ンボル22c1,22c2の中の希望するシンボル(同
図の例ではダウンマーク22c2である。)を注視する
と、このシンボルが選択されたものとして点滅表示され
ると共に、変更操作用表示領域23及び設定表示領域2
1のシャッタスピードの表示が順次小さい値となってい
き、ファインダ内は図11bに示す状態となる。
【0057】この図11bの状態にて撮影者が変更操作
用表示領域に対する注視を終了すると変更操作用表示領
域の表示は消え、図11cに示す状態になり、シャッタ
スピードの変更が完了する。
用表示領域に対する注視を終了すると変更操作用表示領
域の表示は消え、図11cに示す状態になり、シャッタ
スピードの変更が完了する。
【0058】なお、絞り値表示21dによる絞り値の設
定変更操作も前述のシャッタスピードの設定変更操作と
同様に行われる。
定変更操作も前述のシャッタスピードの設定変更操作と
同様に行われる。
【0059】図12a,b,cは露出補正量を変更する
場合の表示例である。前述の図4aの状態において設定
表示領域21内の露出補正量の表示21eに視線を合わ
せると図12aの状態になり、この露出補正量表示21
eが点滅表示に変わって選択されたことが表示されると
共に、変更操作用表示領域23に露出補正量の変更の操
作に必要なシンボル群、即ち、露出補正量を増加させる
シンボル22e1、露出補正を解除するシンボル22e
2、露出補正量を減少させるシンボル22e3及び選択
されている露出補正量が表示される。
場合の表示例である。前述の図4aの状態において設定
表示領域21内の露出補正量の表示21eに視線を合わ
せると図12aの状態になり、この露出補正量表示21
eが点滅表示に変わって選択されたことが表示されると
共に、変更操作用表示領域23に露出補正量の変更の操
作に必要なシンボル群、即ち、露出補正量を増加させる
シンボル22e1、露出補正を解除するシンボル22e
2、露出補正量を減少させるシンボル22e3及び選択
されている露出補正量が表示される。
【0060】この状態で変更操作用表示領域23内の露
出補正量増加シンボル22e1又は露出補正量減少シン
ボル22e3を注視すると、選択されたシンボルが点滅
されると共に変更操作用表示領域23及び設定表示領域
21内の露出補正量表示21eも新たに選択された露出
補正量の表示に変わり、ファインダ内は図12bに示す
状態となる。
出補正量増加シンボル22e1又は露出補正量減少シン
ボル22e3を注視すると、選択されたシンボルが点滅
されると共に変更操作用表示領域23及び設定表示領域
21内の露出補正量表示21eも新たに選択された露出
補正量の表示に変わり、ファインダ内は図12bに示す
状態となる。
【0061】この図12bの状態で撮影者が変更操作用
表示領域23に対する注視を終了すると、変更操作表示
領域23の表示が消えて図12cに示す状態となり、露
出補正量の変更が完了する。
表示領域23に対する注視を終了すると、変更操作表示
領域23の表示が消えて図12cに示す状態となり、露
出補正量の変更が完了する。
【0062】また、露出補正を解除する場合には、図1
2cの状態からであれば、設定表示領域21から表示2
1eを選択し、図13aに示すように変更操作用表示領
域23に露出補正量増加シンボル22e1、露出補正解
除シンボル22e2、露出補正量減少シンボル22e3
及び現在設定されている露出補正量を表示させる。
2cの状態からであれば、設定表示領域21から表示2
1eを選択し、図13aに示すように変更操作用表示領
域23に露出補正量増加シンボル22e1、露出補正解
除シンボル22e2、露出補正量減少シンボル22e3
及び現在設定されている露出補正量を表示させる。
【0063】そして図13aの状態で撮影者は露出補正
解除シンボル22e2を注視選択すると図13bの状態
になり、露出補正量の表示が0となって露出補正が解除
される。なお、この図13bの状態で、撮影者は、変更
操作用表示領域23に対する注視選択を続行して露出補
正量の設定操作を改めて行うことも、注視選択を終了す
ることも共に可能である。
解除シンボル22e2を注視選択すると図13bの状態
になり、露出補正量の表示が0となって露出補正が解除
される。なお、この図13bの状態で、撮影者は、変更
操作用表示領域23に対する注視選択を続行して露出補
正量の設定操作を改めて行うことも、注視選択を終了す
ることも共に可能である。
【0064】図13bの状態で注視選択を終了すると、
露出補正解除動作が完了し、変更操作用表示領域23の
諸表示が消えて図13cの状態になる。
露出補正解除動作が完了し、変更操作用表示領域23の
諸表示が消えて図13cの状態になる。
【0065】なお、前述の露出補正解除操作は、変更操
作用表示領域23に露出補正量増加シンボル22e1、
露出補正解除シンボル22e2、露出補正量減少シンボ
ル22e3及び現在設定されている露出補正量が表示さ
れている図12aの状態であれば、随時、行うことがで
きる。
作用表示領域23に露出補正量増加シンボル22e1、
露出補正解除シンボル22e2、露出補正量減少シンボ
ル22e3及び現在設定されている露出補正量が表示さ
れている図12aの状態であれば、随時、行うことがで
きる。
【0066】なお、本実施例のカメラにおいて、設計の
都合により図14に示すように変更操作用表示領域23
を撮影画面領域20の左側に設けてもよく、このように
構成しても同様の変更操作を行うことが可能である。
都合により図14に示すように変更操作用表示領域23
を撮影画面領域20の左側に設けてもよく、このように
構成しても同様の変更操作を行うことが可能である。
【0067】(第2実施例)本発明の第2実施例につい
て説明する。本実施例のカメラは、図15に示すよう
に、変更操作用表示領域23内の各表示部を、第1実施
例のカメラにおける密接配列と異なり、各表示部の間に
間隔を開けた配列としたものである。このように構成す
ることにより、視線検出による各シンボルの選択を誤認
なく実行することがより一層容易となる。なお、設計の
都合により、図16に示すように、変更操作用表示領域
23を撮影画面領域20の左側に設けてもよい。
て説明する。本実施例のカメラは、図15に示すよう
に、変更操作用表示領域23内の各表示部を、第1実施
例のカメラにおける密接配列と異なり、各表示部の間に
間隔を開けた配列としたものである。このように構成す
ることにより、視線検出による各シンボルの選択を誤認
なく実行することがより一層容易となる。なお、設計の
都合により、図16に示すように、変更操作用表示領域
23を撮影画面領域20の左側に設けてもよい。
【0068】(第3実施例)本発明の第3実施例につい
て説明する。本実施例のカメラは、図17に示すよう
に、設定表示領域21が撮影画面領域の下側に水平に配
置されるようにし、変更操作用表示領域23が撮影画面
領域20の上側に水平に配置されるようにしたものであ
る。
て説明する。本実施例のカメラは、図17に示すよう
に、設定表示領域21が撮影画面領域の下側に水平に配
置されるようにし、変更操作用表示領域23が撮影画面
領域20の上側に水平に配置されるようにしたものであ
る。
【0069】このように構成することにより、変更操作
用表示領域23内の各表示部を広く取ることが可能とな
る。また、前述のように公知の視線検出装置の検出能力
は一般に垂直方向より水平方向の方が優れているので、
視線検出による変更操作用表示領域23内の各シンボル
の選択が誤りなく実行されることとなる。
用表示領域23内の各表示部を広く取ることが可能とな
る。また、前述のように公知の視線検出装置の検出能力
は一般に垂直方向より水平方向の方が優れているので、
視線検出による変更操作用表示領域23内の各シンボル
の選択が誤りなく実行されることとなる。
【0070】(第4実施例)本発明の第4実施例につい
て説明する。本実施例のカメラは、既に述べた第1〜第
3実施例と異なり、ファインダ部に表示装置が一つしか
設けられていないもので、図18に示すように、ファイ
ンダ内には単一の表示装置による表示領域24が一つだ
け形成されている。
て説明する。本実施例のカメラは、既に述べた第1〜第
3実施例と異なり、ファインダ部に表示装置が一つしか
設けられていないもので、図18に示すように、ファイ
ンダ内には単一の表示装置による表示領域24が一つだ
け形成されている。
【0071】本実施例のカメラでは、通常時において表
示領域24には、第1〜第3実施例における設定表示領
域21と同様にカメラの現在の設定状態が表示される。
一定時間以上に亙って撮影者の視線が表示のうちのいず
れかに固定されたことが視線検出装置によって検出され
た場合には、この視線の固定された表示項目が撮影者に
より選択されたものと判断され、この表示項目に関する
設定状態を変更するための表示(例えば図4bに示した
各種の表示22)が現在の設定状態の表示に代えて表示
される。
示領域24には、第1〜第3実施例における設定表示領
域21と同様にカメラの現在の設定状態が表示される。
一定時間以上に亙って撮影者の視線が表示のうちのいず
れかに固定されたことが視線検出装置によって検出され
た場合には、この視線の固定された表示項目が撮影者に
より選択されたものと判断され、この表示項目に関する
設定状態を変更するための表示(例えば図4bに示した
各種の表示22)が現在の設定状態の表示に代えて表示
される。
【0072】そして、設定状態を変更するための表示の
いずれかに一定時間に亙って視線が固定された場合に
は、その表示内容に対応した変更操作が行われる。
いずれかに一定時間に亙って視線が固定された場合に
は、その表示内容に対応した変更操作が行われる。
【0073】このように本実施例では、設定表示装置2
と変更操作用表示装置2aとの2つの表示素子を必要と
した第1〜第3実施例とは異なり、表示素子が一つで済
み、従って部品点数の削減が図られており、カメラの小
型化並びに製造コストの低減に有利である。
と変更操作用表示装置2aとの2つの表示素子を必要と
した第1〜第3実施例とは異なり、表示素子が一つで済
み、従って部品点数の削減が図られており、カメラの小
型化並びに製造コストの低減に有利である。
【0074】(第5実施例)本発明の第5実施例につい
て説明する。本実施例は、カメラのフォーカスモード及
び撮影距離の設定を視線入力で可能とした場合の例であ
る。
て説明する。本実施例は、カメラのフォーカスモード及
び撮影距離の設定を視線入力で可能とした場合の例であ
る。
【0075】図19は本実施例に係るカメラの制御系の
構成を模式的に示す構成図であり、カメラ本体100に
はカメラの制御を行うマイクロコンピュータ(CPU5
0)が搭載されている。CPU50は、先に述べたのと
同様な視線検知装置61、測光装置62、測距装置6
3、フィルム感度読取り装置64、レリーズ装置65か
らの各情報に基づき、後述の各種の負荷装置の各々に所
定の作動を行わせるための各ドライバD1〜D8に対し
て、駆動もしく停止といった指令信号を発することでカ
メラ全体の動作制御を行っている。尚、図19では、ド
ライバD1〜D8は全て独立に構成されているが、1つ
のドライバーで複数の負荷装置の駆動を行わせても良
い。
構成を模式的に示す構成図であり、カメラ本体100に
はカメラの制御を行うマイクロコンピュータ(CPU5
0)が搭載されている。CPU50は、先に述べたのと
同様な視線検知装置61、測光装置62、測距装置6
3、フィルム感度読取り装置64、レリーズ装置65か
らの各情報に基づき、後述の各種の負荷装置の各々に所
定の作動を行わせるための各ドライバD1〜D8に対し
て、駆動もしく停止といった指令信号を発することでカ
メラ全体の動作制御を行っている。尚、図19では、ド
ライバD1〜D8は全て独立に構成されているが、1つ
のドライバーで複数の負荷装置の駆動を行わせても良
い。
【0076】視線検知装置61、測光装置62、測距装
置63、フィルム感度読取り装置64、レリーズ装置6
5は、A/D(アナログ/デジタル)変換装置を適宜有
するものであり、測光用光電変換受光素子や視線検知ラ
インセンサといった各検知装置からの情報をCPU50
に伝達するために信号の変換及び加工を行っている。ま
たドライバーD1〜D8は、それぞれに接続されている
負荷装置、即ち、視線検知用キャラクター表示装置7
1、設定距離表示装置72、露出表示装置73、巻き上
げモーター74、レンズ駆動モーター75、絞り込み駆
動装置76、ファインダー内パノラマ枠可動装置77、
露光範囲規制装置78などを各々独立して駆動すること
が可能である。
置63、フィルム感度読取り装置64、レリーズ装置6
5は、A/D(アナログ/デジタル)変換装置を適宜有
するものであり、測光用光電変換受光素子や視線検知ラ
インセンサといった各検知装置からの情報をCPU50
に伝達するために信号の変換及び加工を行っている。ま
たドライバーD1〜D8は、それぞれに接続されている
負荷装置、即ち、視線検知用キャラクター表示装置7
1、設定距離表示装置72、露出表示装置73、巻き上
げモーター74、レンズ駆動モーター75、絞り込み駆
動装置76、ファインダー内パノラマ枠可動装置77、
露光範囲規制装置78などを各々独立して駆動すること
が可能である。
【0077】撮影レンズ200は、レンズ202と、設
定可能な絞り値範囲(最小絞り値と最大絞り値)、現在
の絞り値、設定可能撮影距離といった情報を発生するレ
ンズ情報発生装置81と、設定されている撮影距離情報
を発生する距離情報発生装置82と、これら情報発生装
置から発生される情報を処理するマイクロコンピュータ
(CPU)80とを有している。撮影レンズ200内の
CPU80は、カメラ本体100内のCPU50と通信
可能であり、レンズ200からの各情報は、レンズに内
蔵されたCPU80を経由してカメラ本体100のCP
U50に伝えられる。
定可能な絞り値範囲(最小絞り値と最大絞り値)、現在
の絞り値、設定可能撮影距離といった情報を発生するレ
ンズ情報発生装置81と、設定されている撮影距離情報
を発生する距離情報発生装置82と、これら情報発生装
置から発生される情報を処理するマイクロコンピュータ
(CPU)80とを有している。撮影レンズ200内の
CPU80は、カメラ本体100内のCPU50と通信
可能であり、レンズ200からの各情報は、レンズに内
蔵されたCPU80を経由してカメラ本体100のCP
U50に伝えられる。
【0078】図20は、本実施例によるカメラの要部の
構成を主にファインダー光路軸に沿った断面について示
す模式図である。図20において、撮影レンズ200と
フイルムまたは撮像素子などの感光面91との間には、
中央部に半透明部を持つクイックリターンミラー90が
配置されている。クイックリターンミラー90で上方に
反射された光束は、情報表示板40、焦点板92、コン
デンサレンズ93、ペンタプリズム94、光路分割ミラ
ー95、接眼レンズ96からなるファインダー系へと導
かれる。
構成を主にファインダー光路軸に沿った断面について示
す模式図である。図20において、撮影レンズ200と
フイルムまたは撮像素子などの感光面91との間には、
中央部に半透明部を持つクイックリターンミラー90が
配置されている。クイックリターンミラー90で上方に
反射された光束は、情報表示板40、焦点板92、コン
デンサレンズ93、ペンタプリズム94、光路分割ミラ
ー95、接眼レンズ96からなるファインダー系へと導
かれる。
【0079】ここで光路分割ミラー95には、可視光を
透過し赤外光を反射させるダイクロックミラーが使用さ
れており、結像レンズ66、ラインイメージセンサ6
7、および不図示の照明系とともに視線検知装置61の
検知部を構成している。尚、図20では、ラインイメー
ジセンサ67は3つしか描かれていないが、実際には視
線検知用キャラクターに対応した数のラインイメージセ
ンサが適宜の位置に配置されている。
透過し赤外光を反射させるダイクロックミラーが使用さ
れており、結像レンズ66、ラインイメージセンサ6
7、および不図示の照明系とともに視線検知装置61の
検知部を構成している。尚、図20では、ラインイメー
ジセンサ67は3つしか描かれていないが、実際には視
線検知用キャラクターに対応した数のラインイメージセ
ンサが適宜の位置に配置されている。
【0080】一方、クイックリターンミラー90の半透
明部を透過した光束は、サブミラー99で反射されて焦
点検出ブロック110に導かれる。
明部を透過した光束は、サブミラー99で反射されて焦
点検出ブロック110に導かれる。
【0081】また、感光面91の前面には露光範囲規制
装置78の可動部である遮光部材98が配置され、この
遮光部材98は、感光面に対する露光可能範囲を部分的
に規制する撮影、いわゆるパノラマ撮影に際して感光面
91の露光可能範囲の上下領域を選択的に規制する。同
様に、ファインダーへ導かれる光路中にはパノラマ撮影
モードでの撮影中に撮影者に警告を与えるためにパノラ
マ枠可動装置77の可動部であるパノラマ枠97が配置
され、このパノラマ枠97は、露光範囲規制装置78の
遮光部材98がパノラマ撮影状態に規制位置をとったと
きに連動してファインダー視野内にパノラマ枠を現出さ
せる。
装置78の可動部である遮光部材98が配置され、この
遮光部材98は、感光面に対する露光可能範囲を部分的
に規制する撮影、いわゆるパノラマ撮影に際して感光面
91の露光可能範囲の上下領域を選択的に規制する。同
様に、ファインダーへ導かれる光路中にはパノラマ撮影
モードでの撮影中に撮影者に警告を与えるためにパノラ
マ枠可動装置77の可動部であるパノラマ枠97が配置
され、このパノラマ枠97は、露光範囲規制装置78の
遮光部材98がパノラマ撮影状態に規制位置をとったと
きに連動してファインダー視野内にパノラマ枠を現出さ
せる。
【0082】更に、撮影レンズ200には、現在設定さ
れているレンズ202の撮影距離を検出するための距離
情報発生装置82の検出部としてのエンコーダ83が装
備されている。
れているレンズ202の撮影距離を検出するための距離
情報発生装置82の検出部としてのエンコーダ83が装
備されている。
【0083】情報表示板40は、図21に示すように、
測距視野マーク111、視線検知用測距モードキャラク
ター42A、42B、42C、及び視線検知用撮影距離
キャラクター42E〜L、設定距離表示44を少なくと
も表示する。但し常時これら全てのマークが表示される
わけではない。
測距視野マーク111、視線検知用測距モードキャラク
ター42A、42B、42C、及び視線検知用撮影距離
キャラクター42E〜L、設定距離表示44を少なくと
も表示する。但し常時これら全てのマークが表示される
わけではない。
【0084】例えばAF(オートフォーカス)モード測
距が選択されている場合は図22の様な表示状態であ
り、視線検知用撮影距離キャラクター42E〜L、設定
距離表示44の表示はされていない。この状態から撮影
者がキャラクター42Bを注視すると、測距モードはM
F(マニュアルフォーカス)モードに変更されるととも
に、表示状態は図23の如くになる。
距が選択されている場合は図22の様な表示状態であ
り、視線検知用撮影距離キャラクター42E〜L、設定
距離表示44の表示はされていない。この状態から撮影
者がキャラクター42Bを注視すると、測距モードはM
F(マニュアルフォーカス)モードに変更されるととも
に、表示状態は図23の如くになる。
【0085】またオートフォーカスモード或いはマニュ
アルフォーカスモードが選択されている状態から、撮影
者がキャラクター42Cを注視すると距離入力モードに
変更され、情報表示板40の表示のうち視線検知用撮影
距離キャラクター42E〜Lの表示が開始されると共
に、設定距離表示44が現在のレンズの撮影距離に対応
する視線検知用撮影距離キャラクター42E〜Lの表示
位置に移り、表示状態は図24の如くになる。
アルフォーカスモードが選択されている状態から、撮影
者がキャラクター42Cを注視すると距離入力モードに
変更され、情報表示板40の表示のうち視線検知用撮影
距離キャラクター42E〜Lの表示が開始されると共
に、設定距離表示44が現在のレンズの撮影距離に対応
する視線検知用撮影距離キャラクター42E〜Lの表示
位置に移り、表示状態は図24の如くになる。
【0086】この距離入力モードでは、撮影者が視線検
知用撮影距離キャラクター42E〜Lのうち何れかを注
視することで撮影距離を入力し、カメラ側はそれを受け
てレンズを指定撮影距離まで駆動する。
知用撮影距離キャラクター42E〜Lのうち何れかを注
視することで撮影距離を入力し、カメラ側はそれを受け
てレンズを指定撮影距離まで駆動する。
【0087】通常撮影モードにおける図21〜24のい
ずれかの状態において、撮影者が視線検知用パノラマキ
ャラクター表示42Dを注視すると、測距モードが何れ
であっても、撮影モードはパノラマ撮影モードに変更さ
れる。カメラが既にパノラマモードに設定されている状
態で視線検知用パノラマキャラクター42Dを注視した
場合には、モードはパノラマモードから通常撮影モード
に変更される。
ずれかの状態において、撮影者が視線検知用パノラマキ
ャラクター表示42Dを注視すると、測距モードが何れ
であっても、撮影モードはパノラマ撮影モードに変更さ
れる。カメラが既にパノラマモードに設定されている状
態で視線検知用パノラマキャラクター42Dを注視した
場合には、モードはパノラマモードから通常撮影モード
に変更される。
【0088】尚、撮影者の視線検知の手法については様
々なものが知られているが、本実施例では前述の特開平
3−87818号公報で公知の手法を用いている。
々なものが知られているが、本実施例では前述の特開平
3−87818号公報で公知の手法を用いている。
【0089】図25〜29は、CPU50の制御プログ
ラムの動作ステップを示すフローチャートである。この
フローチャートによりCPU50の動作を説明する。
ラムの動作ステップを示すフローチャートである。この
フローチャートによりCPU50の動作を説明する。
【0090】CPU50は、図示しないレリーズ釦が半
押しされたことをレリーズ装置65からの信号で検知す
ることでこの制御プログラムを開始する。
押しされたことをレリーズ装置65からの信号で検知す
ることでこの制御プログラムを開始する。
【0091】図25に示すステップS301において、
測光装置62からの測光信号を読み込み、ステップS3
02へ進む。
測光装置62からの測光信号を読み込み、ステップS3
02へ進む。
【0092】ステップS302ではフィルム感度読取り
装置64からのフィルム感度情報を読み込み、ステップ
S303へ進む。
装置64からのフィルム感度情報を読み込み、ステップ
S303へ進む。
【0093】ステップS303では、ステップS301
及びステップS302で読み込んだ測光情報とフィルム
感度情報から現在の適正露出値を演算し、ステップS3
04へ進む。
及びステップS302で読み込んだ測光情報とフィルム
感度情報から現在の適正露出値を演算し、ステップS3
04へ進む。
【0094】ステップS304では、ステップS303
で演算された適正露出値を表示装置73に表示し、ステ
ップS305へ進む。
で演算された適正露出値を表示装置73に表示し、ステ
ップS305へ進む。
【0095】ステップS305では、視線検知装置61
から視線検知情報を読み込み、ステップS306へ進
む。
から視線検知情報を読み込み、ステップS306へ進
む。
【0096】ステップS306では、ステップS305
で読み込んだ視線検知情報から視線位置を演算し、ステ
ップS307へ進む。
で読み込んだ視線検知情報から視線位置を演算し、ステ
ップS307へ進む。
【0097】ステップS307では、ステップS6によ
る視線位置の演算結果から、視線が視線検知用パノラマ
モードキャラクター42Dの位置にあるか否か、即ち撮
影者にパノラマモードに関するモード変更を行う意志が
あるか否かを判別する。視線がキャラクター42Dの位
置になければステップS308に進み、視線がキャラク
ター42Dの位置にあれば図29に示すサブルーチンの
ステップS331に進む。
る視線位置の演算結果から、視線が視線検知用パノラマ
モードキャラクター42Dの位置にあるか否か、即ち撮
影者にパノラマモードに関するモード変更を行う意志が
あるか否かを判別する。視線がキャラクター42Dの位
置になければステップS308に進み、視線がキャラク
ター42Dの位置にあれば図29に示すサブルーチンの
ステップS331に進む。
【0098】図29のサブルーチンにおけるステップS
331では、カメラの撮影モードが現在パノラマモード
であるか否かの判別を行う。現在の設定がパノラマモー
ドである場合はステップS335へ進み、パノラマモー
ドでない場合はステップS332へ進む。
331では、カメラの撮影モードが現在パノラマモード
であるか否かの判別を行う。現在の設定がパノラマモー
ドである場合はステップS335へ進み、パノラマモー
ドでない場合はステップS332へ進む。
【0099】ステップS332では、フィルム露光範囲
規制用の遮光部材98を遮光状態に駆動すべくドライバ
D8に駆動信号を発し、ステップS333へ進む。
規制用の遮光部材98を遮光状態に駆動すべくドライバ
D8に駆動信号を発し、ステップS333へ進む。
【0100】ステップS333では、ファインダー内パ
ノラマ枠97を遮光状態にすべくドライバD7に駆動信
号を発し、メインルーチンのステップS308へ進む。
ノラマ枠97を遮光状態にすべくドライバD7に駆動信
号を発し、メインルーチンのステップS308へ進む。
【0101】一方、ステップS335では、フィルム露
光範囲規制用の遮光部材98の遮光状態を解除すべくド
ライバD8に駆動信号を発し、ステップS336へ進
む。
光範囲規制用の遮光部材98の遮光状態を解除すべくド
ライバD8に駆動信号を発し、ステップS336へ進
む。
【0102】ステップS336では、ファインダー内パ
ノラマ枠97の遮光状態を解除すべくドライバD7に駆
動信号を与え、その後、メインルーチンのステップS3
08へ戻る。
ノラマ枠97の遮光状態を解除すべくドライバD7に駆
動信号を与え、その後、メインルーチンのステップS3
08へ戻る。
【0103】再び図25に戻って、ステップS308で
は、ステップS306による視線位置の演算結果から、
視線が視線検知用測距モードキャラクター42Aの位置
にあるか否か、即ち、撮影者にAF(オートフォーカ
ス)モードを選択する意志があるか否かを判別する。視
線がキャラクター42Aの位置にあればステップS32
1に進み、なければステップS309に進む。
は、ステップS306による視線位置の演算結果から、
視線が視線検知用測距モードキャラクター42Aの位置
にあるか否か、即ち、撮影者にAF(オートフォーカ
ス)モードを選択する意志があるか否かを判別する。視
線がキャラクター42Aの位置にあればステップS32
1に進み、なければステップS309に進む。
【0104】ステップS321では、撮影モードを視線
位置に該当するAF(オートフォーカス)モードに変更
し、図28に示すステップS390へ進む。
位置に該当するAF(オートフォーカス)モードに変更
し、図28に示すステップS390へ進む。
【0105】ステップS309では、ステップS306
による視線位置の演算結果から、視線が視線検知用測距
モードキャラクター42Bの位置にあるか否か、即ち、
撮影者にMF(マニュアルフォーカス)モードを選択す
る意志があるか否かを判別する。視線がキャラクター4
2Bの位置にあればステップS322に進み、なければ
ステップS310に進む。
による視線位置の演算結果から、視線が視線検知用測距
モードキャラクター42Bの位置にあるか否か、即ち、
撮影者にMF(マニュアルフォーカス)モードを選択す
る意志があるか否かを判別する。視線がキャラクター4
2Bの位置にあればステップS322に進み、なければ
ステップS310に進む。
【0106】ステップS322では、視線位置に該当す
るMF(マニュアルフォーカス)モードに撮影モードを
変更し、ステップS390へ進む。
るMF(マニュアルフォーカス)モードに撮影モードを
変更し、ステップS390へ進む。
【0107】ステップS310では、ステップS306
による視線位置の演算結果から、視線が視線検知用測距
モードキャラクター42Cの位置にあるか否か、即ち撮
影者に距離入力モードを選択する意志があるか否かを判
別する。視線がキャラクター14Cの位置にあれば図2
6に示すステップS341に進み、ない場合は、この場
合の撮影者は各モードを表す何れのキャラクター表示も
注視していないので撮影者にモード変更の意志がない状
態であると見做して、モードの変更は行わずにステップ
S390に進む。
による視線位置の演算結果から、視線が視線検知用測距
モードキャラクター42Cの位置にあるか否か、即ち撮
影者に距離入力モードを選択する意志があるか否かを判
別する。視線がキャラクター14Cの位置にあれば図2
6に示すステップS341に進み、ない場合は、この場
合の撮影者は各モードを表す何れのキャラクター表示も
注視していないので撮影者にモード変更の意志がない状
態であると見做して、モードの変更は行わずにステップ
S390に進む。
【0108】ステップS341では、視線位置に該当す
る距離入力モードに撮影モードを変更し、ステップS3
42へ進む。
る距離入力モードに撮影モードを変更し、ステップS3
42へ進む。
【0109】ステップS342では、レンズ200から
レンズ情報を読み込む。ここでレンズ情報とは、レンズ
の最短及び最長撮影距離を表す撮影可能距離情報LD1
と現在の設定撮影距離情報LD2とを含むものである。
レンズ情報を読み込んだ後、ステップS343へ進む。
レンズ情報を読み込む。ここでレンズ情報とは、レンズ
の最短及び最長撮影距離を表す撮影可能距離情報LD1
と現在の設定撮影距離情報LD2とを含むものである。
レンズ情報を読み込んだ後、ステップS343へ進む。
【0110】ステップS343では、ステップ342で
読み込んだレンズ情報のうち、撮影可能距離情報LD1
から情報表示板40の撮影距離キャラクターのうち何れ
を点灯させるかを判断し、該当する撮影距離キャラクタ
ー42E〜Lの表示を行うべく駆動ドライバD1に駆動
信号を発してステップ344へ進む。
読み込んだレンズ情報のうち、撮影可能距離情報LD1
から情報表示板40の撮影距離キャラクターのうち何れ
を点灯させるかを判断し、該当する撮影距離キャラクタ
ー42E〜Lの表示を行うべく駆動ドライバD1に駆動
信号を発してステップ344へ進む。
【0111】ステップ344では、ステップ342で読
み込んだレンズ情報のうち、現在の設定撮影距離の情報
から、情報表示板40の設定撮影距離表示44をどの位
置に点灯させるかを判断し、該当する位置の設定距離表
示44を行うべく駆動ドライバD2に駆動信号を発して
ステップ345へ進む。
み込んだレンズ情報のうち、現在の設定撮影距離の情報
から、情報表示板40の設定撮影距離表示44をどの位
置に点灯させるかを判断し、該当する位置の設定距離表
示44を行うべく駆動ドライバD2に駆動信号を発して
ステップ345へ進む。
【0112】ステップS345では、視線検知装置61
から視線検知信号を読み込み、ステップS346へ進
む。
から視線検知信号を読み込み、ステップS346へ進
む。
【0113】ステップS346では、ステップS345
で読み込んだ視線検知信号から視線位置を演算し、ステ
ップS347へ進む。
で読み込んだ視線検知信号から視線位置を演算し、ステ
ップS347へ進む。
【0114】ステップS347では、ステップS347
による視線位置の演算結果から、視線位置に該当する視
線検知用撮影距離キャラクター42E〜L、即ち撮影者
が注視している視線検知用撮影距離キャラクター42E
〜Lの特定を行う。視線位置に該当する撮影距離キャラ
クターが存在する場合はステップS350へ進む。視線
位置に該当する撮影距離キャラクターが存在しない場合
は、撮影者が撮影距離キャラクター表示を注視しておら
ず撮影者に撮影距離変更の意志がない状態であると判断
して、撮影距離の変更は行わずにステップS390へ進
む。
による視線位置の演算結果から、視線位置に該当する視
線検知用撮影距離キャラクター42E〜L、即ち撮影者
が注視している視線検知用撮影距離キャラクター42E
〜Lの特定を行う。視線位置に該当する撮影距離キャラ
クターが存在する場合はステップS350へ進む。視線
位置に該当する撮影距離キャラクターが存在しない場合
は、撮影者が撮影距離キャラクター表示を注視しておら
ず撮影者に撮影距離変更の意志がない状態であると判断
して、撮影距離の変更は行わずにステップS390へ進
む。
【0115】ステップS350では、視線位置に該当す
る視線検知用撮影距離キャラクター42E〜Lの位置に
対応する設定撮影距離LD2’の演算を行い、ステップ
S351へ進む。
る視線検知用撮影距離キャラクター42E〜Lの位置に
対応する設定撮影距離LD2’の演算を行い、ステップ
S351へ進む。
【0116】ステップS351では、ステップS350
で演算された撮影距離LD2’と現在設定されている撮
影距離LD2とを比較し、その結果LD2とLD2’が
一致している場合は図28に示すステップS352へ進
み、LD2とLD2’が一致していない場合はステップ
S370へ進む。
で演算された撮影距離LD2’と現在設定されている撮
影距離LD2とを比較し、その結果LD2とLD2’が
一致している場合は図28に示すステップS352へ進
み、LD2とLD2’が一致していない場合はステップ
S370へ進む。
【0117】ステップS370では、後述するレンズモ
ーター駆動フラグFL1のオン・オフ判別を行う。FL
1がオンの場合はステップS351へ戻り、FL1がオ
フの場合は図27に示すステップS371へ進む。
ーター駆動フラグFL1のオン・オフ判別を行う。FL
1がオンの場合はステップS351へ戻り、FL1がオ
フの場合は図27に示すステップS371へ進む。
【0118】ステップS371では、撮影距離LD2’
とLD2とをレンズの駆動によって一致させるためにス
テップS351の比較結果からレンズの駆動方向を決定
し、ステップS372へ進む。
とLD2とをレンズの駆動によって一致させるためにス
テップS351の比較結果からレンズの駆動方向を決定
し、ステップS372へ進む。
【0119】ステップS372では、モーター駆動フラ
グFL1をオンとし、ステップS373へ進む。
グFL1をオンとし、ステップS373へ進む。
【0120】ステップS373では、ステップS371
で決定された駆動方向に基づいてレンズを駆動すべくモ
ータードライバD5を含むモーター駆動系に駆動信号を
発してから再び図26のステップS351へ戻る。
で決定された駆動方向に基づいてレンズを駆動すべくモ
ータードライバD5を含むモーター駆動系に駆動信号を
発してから再び図26のステップS351へ戻る。
【0121】レンズの駆動によってLD2’=LD2の
状態になるとステップS351からステップS352へ
進が、ステップS352では、レンズモーター駆動フラ
グFL1のオン・オフの判別を行って、FL1がオンの
場合はステップS381へ進み、FL1がオフの場合は
ステップS390へ進む。
状態になるとステップS351からステップS352へ
進が、ステップS352では、レンズモーター駆動フラ
グFL1のオン・オフの判別を行って、FL1がオンの
場合はステップS381へ進み、FL1がオフの場合は
ステップS390へ進む。
【0122】ステップS381では、駆動中のレンズモ
ーター75を停止すべくモーター駆動系に停止信号を発
し、ステップS382へ進む。
ーター75を停止すべくモーター駆動系に停止信号を発
し、ステップS382へ進む。
【0123】ステップS382では、レンズモーター駆
動フラグFL1をオフに切換え、ステップS390へ進
む。
動フラグFL1をオフに切換え、ステップS390へ進
む。
【0124】ステップS390では、レリーズ装置65
からの信号によりレリーズ釦が全押しされたか否かの判
別を行う。レリーズ釦が全押しされた場合はステップS
391へ進み、レリーズ釦が全押しされていない場合は
ステップS301へ戻る。
からの信号によりレリーズ釦が全押しされたか否かの判
別を行う。レリーズ釦が全押しされた場合はステップS
391へ進み、レリーズ釦が全押しされていない場合は
ステップS301へ戻る。
【0125】ステップS391では、ミラー90を撮影
画面内の視野から退避させるべく信号を発し、ステップ
S392へ進む。
画面内の視野から退避させるべく信号を発し、ステップ
S392へ進む。
【0126】ステップS392では、レンズの絞りを設
定絞りまで絞り込むべくドライバーD6に信号を発し、
ステップS393へ進む。
定絞りまで絞り込むべくドライバーD6に信号を発し、
ステップS393へ進む。
【0127】ステップS393では、シャッターに撮影
動作をさせるために信号を発し、ステップS394へ進
む。
動作をさせるために信号を発し、ステップS394へ進
む。
【0128】ステップS394では、次回の撮影のため
にミラーチャージを行うべくドライバーに信号を発し、
ステップS395へ進む。
にミラーチャージを行うべくドライバーに信号を発し、
ステップS395へ進む。
【0129】ステップS395では、次回の撮影のため
にシャッターチャージを行うためにドライバーに信号を
発し、ステップS396へ進む。
にシャッターチャージを行うためにドライバーに信号を
発し、ステップS396へ進む。
【0130】ステップS396では、次回の撮影のため
にフィルム巻き上げを行うためにドライバーD4に信号
を発し、ステップS301へ戻る。
にフィルム巻き上げを行うためにドライバーD4に信号
を発し、ステップS301へ戻る。
【0131】(第6実施例)次に本発明の第6実施例を
説明する。本実施例の基本構成は図19及び図20に示
した第5実施例と同様であるので詳しい説明は省略す
る。本実施例において情報表示板40は、図30に示す
ように、測距視野マーク111、視線検知用測距モード
キャラクター42Aと42B、及び視線検知用撮影距離
キャラクター42E〜L、設定距離表示44を少なくと
も表示する。
説明する。本実施例の基本構成は図19及び図20に示
した第5実施例と同様であるので詳しい説明は省略す
る。本実施例において情報表示板40は、図30に示す
ように、測距視野マーク111、視線検知用測距モード
キャラクター42Aと42B、及び視線検知用撮影距離
キャラクター42E〜L、設定距離表示44を少なくと
も表示する。
【0132】情報表示板40は、AF(オートフォーカ
ス)モード、MF(マニュアルフォーカス)モード、距
離入力モードの何れのモードが選択されている場合にお
いても、視線検知用撮影距離キャラクター42E〜Lの
うちの設定可能な撮影距離の視線検知用撮影距離キャラ
クターと、設定距離表示44及び視線検知用測距モード
キャラクター42A及び42Bを常時表示する。
ス)モード、MF(マニュアルフォーカス)モード、距
離入力モードの何れのモードが選択されている場合にお
いても、視線検知用撮影距離キャラクター42E〜Lの
うちの設定可能な撮影距離の視線検知用撮影距離キャラ
クターと、設定距離表示44及び視線検知用測距モード
キャラクター42A及び42Bを常時表示する。
【0133】測距モードは、撮影者がキャラクター42
Aを注視するとAF(オートフォーカス)モードに、キ
ャラクター42Bを注視するとMF(マニュアルフォー
カス)モードに、視線検知用撮影距離キャラクター42
E〜Lのうちの何れかを注視すると距離入力モードに変
更され、同時に、レンズもその撮影距離が注視された撮
影距離キャラクターに対応する位置に達するまで駆動さ
れる。また設定距離表示44は上記何れのモードにおい
ても表示されており、その表示位置は、現在のレンズの
撮影距離に対応する位置の視線検知用撮影距離キャラク
ター42E〜Lの横である。
Aを注視するとAF(オートフォーカス)モードに、キ
ャラクター42Bを注視するとMF(マニュアルフォー
カス)モードに、視線検知用撮影距離キャラクター42
E〜Lのうちの何れかを注視すると距離入力モードに変
更され、同時に、レンズもその撮影距離が注視された撮
影距離キャラクターに対応する位置に達するまで駆動さ
れる。また設定距離表示44は上記何れのモードにおい
ても表示されており、その表示位置は、現在のレンズの
撮影距離に対応する位置の視線検知用撮影距離キャラク
ター42E〜Lの横である。
【0134】尚、撮影者の視線検知の手法については様
々なものが知られているが、本実施例でも前述した特開
平3−87818号公報で公知の手法を用いている。
々なものが知られているが、本実施例でも前述した特開
平3−87818号公報で公知の手法を用いている。
【0135】図31〜33は、CPU50の制御プログ
ラムによる動作ステップを示すフローチャートである。
このフローチャートと共に本実施例におけるCPU50
の特徴的な動作を以下に説明する。
ラムによる動作ステップを示すフローチャートである。
このフローチャートと共に本実施例におけるCPU50
の特徴的な動作を以下に説明する。
【0136】図31において、CPU50は、図示しな
いレリーズ釦が半押しされたことをレリーズ装置65か
ら受け取ることでこの制御プログラムを開始する。
いレリーズ釦が半押しされたことをレリーズ装置65か
ら受け取ることでこの制御プログラムを開始する。
【0137】ステップS401では、測光装置62から
の測光信号を読み込み、ステップS402へ進む。
の測光信号を読み込み、ステップS402へ進む。
【0138】ステップS402では、フィルム感度読取
り装置64からのフィルム感度情報を読み込み、ステッ
プS403へ進む。
り装置64からのフィルム感度情報を読み込み、ステッ
プS403へ進む。
【0139】ステップS403では、ステップS401
とステップS402で読み込んだ測光情報とフィルム感
度情報から現在の適正露出値を演算し、ステップS40
4へ進む。
とステップS402で読み込んだ測光情報とフィルム感
度情報から現在の適正露出値を演算し、ステップS40
4へ進む。
【0140】ステップS404では、ステップS403
で演算された適正露出値を表示装置73に表示し、ステ
ップS405へ進む。
で演算された適正露出値を表示装置73に表示し、ステ
ップS405へ進む。
【0141】ステップS405では、レンズ200から
レンズ情報を読み込む。ここで、レンズ情報とは、レン
ズの最短及び最長撮影距離を表す撮影可能距離情報LD
1と現在の設定撮影距離情報LD2を含むものである。
レンズ情報を読み込んだ後、ステップS406へ進む。
レンズ情報を読み込む。ここで、レンズ情報とは、レン
ズの最短及び最長撮影距離を表す撮影可能距離情報LD
1と現在の設定撮影距離情報LD2を含むものである。
レンズ情報を読み込んだ後、ステップS406へ進む。
【0142】ステップS406では、ステップS405
で読み込んだレンズ情報のうち、撮影可能距離情報LD
1から情報表示板40の撮影距離キャラクターのうち何
れを点灯させるかを判断し、該当する撮影距離キャラク
ター42E〜Lの表示を行うべく駆動ドライバD1に駆
動信号を発し、ステップS407へ進む。
で読み込んだレンズ情報のうち、撮影可能距離情報LD
1から情報表示板40の撮影距離キャラクターのうち何
れを点灯させるかを判断し、該当する撮影距離キャラク
ター42E〜Lの表示を行うべく駆動ドライバD1に駆
動信号を発し、ステップS407へ進む。
【0143】ステップS407では、ステップS405
で読み込んだレンズ情報のうち、現在の設定撮影距離の
情報から、情報表示板40の設定撮影距離表示44をど
の位置に点灯させるかを判断し、該当する位置に設定距
離表示44を行うべく駆動ドライバD2に駆動信号を発
し、ステップ408へ進む。
で読み込んだレンズ情報のうち、現在の設定撮影距離の
情報から、情報表示板40の設定撮影距離表示44をど
の位置に点灯させるかを判断し、該当する位置に設定距
離表示44を行うべく駆動ドライバD2に駆動信号を発
し、ステップ408へ進む。
【0144】ステップS408では、視線検知装置61
から視線検知信号を読み込み、ステップS409へ進
む。
から視線検知信号を読み込み、ステップS409へ進
む。
【0145】ステップS409では、ステップS408
で読み込んだ視線検知信号から視線位置を演算し、ステ
ップS410へ進む。
で読み込んだ視線検知信号から視線位置を演算し、ステ
ップS410へ進む。
【0146】ステップS410では、ステップS409
による視線位置の演算結果から、視線が視線検知用測距
モードキャラクター42Aの位置にあるか否か、即ち、
撮影者にAF(オートフォーカス)モードを選択する意
志があるか否かを判別する。視線がキャラクター42A
の位置にあればステップS421に進み、なければステ
ップS411に進む。
による視線位置の演算結果から、視線が視線検知用測距
モードキャラクター42Aの位置にあるか否か、即ち、
撮影者にAF(オートフォーカス)モードを選択する意
志があるか否かを判別する。視線がキャラクター42A
の位置にあればステップS421に進み、なければステ
ップS411に進む。
【0147】ステップS421では、視線位置に該当す
るAF(オートフォーカス)モードに撮影モードを変更
し、図33に示すステップS490へスキップする。
るAF(オートフォーカス)モードに撮影モードを変更
し、図33に示すステップS490へスキップする。
【0148】ステップS411では、ステップS408
による視線位置の演算結果から、視線が視線検知用測距
モードキャラクター42Bの位置にあるか否か、即ち、
撮影者にMF(マニュアルフォーカス)モードを選択す
る意志があるか否かを判別する。視線がキャラクター4
2Bの位置にあればステップS422に進み、なければ
図24bに示すステップS412に進む。
による視線位置の演算結果から、視線が視線検知用測距
モードキャラクター42Bの位置にあるか否か、即ち、
撮影者にMF(マニュアルフォーカス)モードを選択す
る意志があるか否かを判別する。視線がキャラクター4
2Bの位置にあればステップS422に進み、なければ
図24bに示すステップS412に進む。
【0149】ステップS422では、視線位置に該当す
るMF(マニュアルフォーカス)モードに撮影モードを
変更し、図33のステップS490へスキップする。
るMF(マニュアルフォーカス)モードに撮影モードを
変更し、図33のステップS490へスキップする。
【0150】図32において、ステップS412では、
ステップS408による視線位置の演算結果から、視線
が視線検知用測距モードキャラクター42E〜Lの位置
にあるか否か、即ち、撮影者に距離入力モードを選択す
る意志があるか否かを判別する。視線がキャラクター4
2E〜Lの何れかの位置にあればステップS413に進
み、ない場合は、撮影者が各モードを表す何れのキャラ
クター表示も注視しておらず撮影者にモード変更の意志
がない状態であると判断してモードの変更は行わず、図
33のステップS490へスキップする。
ステップS408による視線位置の演算結果から、視線
が視線検知用測距モードキャラクター42E〜Lの位置
にあるか否か、即ち、撮影者に距離入力モードを選択す
る意志があるか否かを判別する。視線がキャラクター4
2E〜Lの何れかの位置にあればステップS413に進
み、ない場合は、撮影者が各モードを表す何れのキャラ
クター表示も注視しておらず撮影者にモード変更の意志
がない状態であると判断してモードの変更は行わず、図
33のステップS490へスキップする。
【0151】ステップS413では、視線位置に該当す
る距離入力モードに撮影モードを変更し、ステップS4
14へ進む。
る距離入力モードに撮影モードを変更し、ステップS4
14へ進む。
【0152】ステップS414では、視線位置に該当す
る視線検知用撮影距離キャラクター42E〜Lの位置に
対応する設定撮影距離LD2’の演算を行い、ステップ
S415へ進む。
る視線検知用撮影距離キャラクター42E〜Lの位置に
対応する設定撮影距離LD2’の演算を行い、ステップ
S415へ進む。
【0153】ステップS415では、ステップS414
で演算された設定撮影距離LD2’に対応する位置の設
定撮影距離表示14を点灯させるべく駆動ドライバD2
に駆動信号を発し、ステップ418へ進む。
で演算された設定撮影距離LD2’に対応する位置の設
定撮影距離表示14を点灯させるべく駆動ドライバD2
に駆動信号を発し、ステップ418へ進む。
【0154】ステップS418では、ステップS414
で演算された撮影距離LD2’と現在設定されている撮
影距離LD2とを比較し、その結果、LD2とLD2’
が一致している場合は図33に示すステップS452へ
進み、LD2とLD2’が一致していない場合はステッ
プS419へ進む。
で演算された撮影距離LD2’と現在設定されている撮
影距離LD2とを比較し、その結果、LD2とLD2’
が一致している場合は図33に示すステップS452へ
進み、LD2とLD2’が一致していない場合はステッ
プS419へ進む。
【0155】ステップS419では、後述するレンズモ
ーター駆動フラグFL1のオン・オフ判別を行う。FL
1がオンの場合はステップS418へ戻り、FL1がオ
フの場合はステップS471へ進む。
ーター駆動フラグFL1のオン・オフ判別を行う。FL
1がオンの場合はステップS418へ戻り、FL1がオ
フの場合はステップS471へ進む。
【0156】ステップS471では、レンズを駆動して
撮影距離LD2’とLD2とを一致させるために、ステ
ップS418の比較結果からレンズの駆動方向を決定
し、ステップS472へ進む。
撮影距離LD2’とLD2とを一致させるために、ステ
ップS418の比較結果からレンズの駆動方向を決定
し、ステップS472へ進む。
【0157】ステップS472では、モーター駆動フラ
グFL1をオンに切換えてステップS473へ進む。
グFL1をオンに切換えてステップS473へ進む。
【0158】ステップS473では、ステップS471
で決定された駆動方向に従ってレンズを駆動すべくモー
タードライバD5を含むレンズ駆動系に駆動信号を発
し、ステップS418へ戻る。
で決定された駆動方向に従ってレンズを駆動すべくモー
タードライバD5を含むレンズ駆動系に駆動信号を発
し、ステップS418へ戻る。
【0159】LD2’=LD2がステップS418で判
別されると図33に示すステップS452に進むが、こ
のステップS452では、レンズモーター駆動フラグF
L1のオン・オフ判別を行い、FL1がオンの場合はス
テップS481へ進み、FL1がオフの場合はステップ
S490へスキップする。
別されると図33に示すステップS452に進むが、こ
のステップS452では、レンズモーター駆動フラグF
L1のオン・オフ判別を行い、FL1がオンの場合はス
テップS481へ進み、FL1がオフの場合はステップ
S490へスキップする。
【0160】ステップS481では、駆動中のレンズモ
ーターを停止すべくレンズ駆動系に停止信号を発し、ス
テップS482へ進む。
ーターを停止すべくレンズ駆動系に停止信号を発し、ス
テップS482へ進む。
【0161】ステップS482では、レンズモーター駆
動フラグFL1をオフに切換えてステップS490へ進
む。
動フラグFL1をオフに切換えてステップS490へ進
む。
【0162】ステップS490では、レリーズ装置65
からの信号に基づいてレリーズ釦が全押しされたか否か
の判別を行う。レリーズ釦が全押しされた場合はステッ
プS491へ進み、レリーズ釦が全押しされていない場
合は最初のステップS401へ戻る。
からの信号に基づいてレリーズ釦が全押しされたか否か
の判別を行う。レリーズ釦が全押しされた場合はステッ
プS491へ進み、レリーズ釦が全押しされていない場
合は最初のステップS401へ戻る。
【0163】ステップS491では、ミラーを撮影画面
内の視野から退避させるべく作動信号を発し、ステップ
S492へ進む。
内の視野から退避させるべく作動信号を発し、ステップ
S492へ進む。
【0164】ステップS492では、レンズの絞りを設
定絞りまで絞り込むべく作動信号を発し、ステップS4
93へ進む。
定絞りまで絞り込むべく作動信号を発し、ステップS4
93へ進む。
【0165】ステップS493では、シャッターに撮影
動作をさせるために信号を発し、ステップS494へ進
む。
動作をさせるために信号を発し、ステップS494へ進
む。
【0166】ステップS494では、次回の撮影のため
にミラーチャージを行うべくドライバーに信号を発し、
ステップS495へ進む。
にミラーチャージを行うべくドライバーに信号を発し、
ステップS495へ進む。
【0167】ステップS495では、次回の撮影のため
にシャッターチャージを行うべくドライバーに信号を発
し、ステップS496へ進む。
にシャッターチャージを行うべくドライバーに信号を発
し、ステップS496へ進む。
【0168】ステップS496では、次回の撮影のため
にフィルム巻き上げを行うべくドライバーD4に信号を
発し、最初のステップS401に戻る。
にフィルム巻き上げを行うべくドライバーD4に信号を
発し、最初のステップS401に戻る。
【0169】以上のように、第6実施例では、本発明を
カメラの測距モードのモード切換えと、撮影距離入力モ
ードにおける撮影距離の入力に利用した場合について説
明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例え
ば第5実施例と同様にパノラマモードの選択を更に付加
することも可能であることは述べるまでもない。
カメラの測距モードのモード切換えと、撮影距離入力モ
ードにおける撮影距離の入力に利用した場合について説
明したが、本発明はこれに限られるものではなく、例え
ば第5実施例と同様にパノラマモードの選択を更に付加
することも可能であることは述べるまでもない。
【0170】また、第5及び第6実施例では、撮影距離
入力モードにおける撮影距離の入力に用いる表示キャラ
クターを数字で表示する場合について説明したが、距離
入力時に用いるキャラクターは図示の例のような距離を
表す数字に限られるものではなく、例えば図34a及び
図34bに示したように、遠景を表す山形マーク52
E、中距離を表す人形マーク52F、近景を表す花マー
ク52Gのようなイメージ的なものでも良いことは述べ
るまでもない。
入力モードにおける撮影距離の入力に用いる表示キャラ
クターを数字で表示する場合について説明したが、距離
入力時に用いるキャラクターは図示の例のような距離を
表す数字に限られるものではなく、例えば図34a及び
図34bに示したように、遠景を表す山形マーク52
E、中距離を表す人形マーク52F、近景を表す花マー
ク52Gのようなイメージ的なものでも良いことは述べ
るまでもない。
【0171】また第5及び第6実施例では、本発明をカ
メラの測距モードのモード切換えと撮影距離入力モード
における撮影距離の入力に利用した場合について述べた
が、選択可能なモードや撮影情報は、カメラの動作に関
するモード及び情報であれば全てに適用可能である。
メラの測距モードのモード切換えと撮影距離入力モード
における撮影距離の入力に利用した場合について述べた
が、選択可能なモードや撮影情報は、カメラの動作に関
するモード及び情報であれば全てに適用可能である。
【0172】
【発明の効果】以上述べたように本発明を用いた第1の
実施例によれば、カメラなどの各種モード選択及び選択
されたモード内での撮影情報設定を、視線検知装置によ
り撮影者の視線のみで行うことができるため、シャッタ
レリーズ時における最適のカメラ保持姿勢を崩すことな
く種々の機能の選択、変更操作を行うことが可能となる
と共に、最適位置からのアングルのずれ等を防止するこ
とができ、カメラ等の撮影情報の設定をファインダー接
眼部より目を離すことなく、かつ手動入力無しに行うこ
とが可能となるので、従来の操作の煩雑さを解消し撮影
情報設定に要する時間を短縮できるという効果があるほ
か、外部操作部材が不要となり部品点数の削減による組
立性の向上、コストダウンの実現といった効果もある。
実施例によれば、カメラなどの各種モード選択及び選択
されたモード内での撮影情報設定を、視線検知装置によ
り撮影者の視線のみで行うことができるため、シャッタ
レリーズ時における最適のカメラ保持姿勢を崩すことな
く種々の機能の選択、変更操作を行うことが可能となる
と共に、最適位置からのアングルのずれ等を防止するこ
とができ、カメラ等の撮影情報の設定をファインダー接
眼部より目を離すことなく、かつ手動入力無しに行うこ
とが可能となるので、従来の操作の煩雑さを解消し撮影
情報設定に要する時間を短縮できるという効果があるほ
か、外部操作部材が不要となり部品点数の削減による組
立性の向上、コストダウンの実現といった効果もある。
【0173】また本発明によれば、視線による撮影モー
ド選択時及び撮影情報設定時において、撮影モード選択
に用いる視線検知用キャアクターと、選択されたモード
内での撮影情報設定を行う視線検知用キャラクターを共
通とすることもでき、撮影モードの変更、撮影情報の設
定が1回の視線入力で行えるため、更に操作の煩雑さを
解消し、撮影情報設定に要する時間を短縮することが可
能となると共に、ファインダー視野内の表示の数を減ら
すことが可能で、視線による誤入力の防止やコストダウ
ンの実現が可能になるという効果もある。
ド選択時及び撮影情報設定時において、撮影モード選択
に用いる視線検知用キャアクターと、選択されたモード
内での撮影情報設定を行う視線検知用キャラクターを共
通とすることもでき、撮影モードの変更、撮影情報の設
定が1回の視線入力で行えるため、更に操作の煩雑さを
解消し、撮影情報設定に要する時間を短縮することが可
能となると共に、ファインダー視野内の表示の数を減ら
すことが可能で、視線による誤入力の防止やコストダウ
ンの実現が可能になるという効果もある。
【図1】本発明の第1実施例に係るカメラの要部の構成
をファインダ光路軸断面に沿って示す模式図である。
をファインダ光路軸断面に沿って示す模式図である。
【図2】第1実施例に係るカメラの構成を示す斜視図で
ある。
ある。
【図3】第1実施例に係るカメラの制御系の構成を示す
模式図である。
模式図である。
【図4】a図は第1実施例に係るカメラのファインダ内
の表示の一態様を示す説明図、b図は表示キャラクター
の例を示す説明図である。
の表示の一態様を示す説明図、b図は表示キャラクター
の例を示す説明図である。
【図5】第1実施例に係るカメラの要部動作ステップを
示すフローチャートである。
示すフローチャートである。
【図6】同じく第1実施例に係るカメラの動作ステップ
の一部を示すフローチャートである。
の一部を示すフローチャートである。
【図7】a図及びb図は同じく第1実施例に係るカメラ
の動作ステップの別の一部を示すフローチャートであ
る。
の動作ステップの別の一部を示すフローチャートであ
る。
【図8】同じく第1実施例に係るカメラの動作ステップ
の別の一部を示すフローチャートである。
の別の一部を示すフローチャートである。
【図9】a〜c図は第1実施例に係るカメラの測光モー
ドを視線入力により操作した場合のファインダ内の表示
例を示す説明図である。
ドを視線入力により操作した場合のファインダ内の表示
例を示す説明図である。
【図10】a〜c図は第1実施例に係るカメラの露出制
御モードを視線入力により操作した場合のファインダ内
の表示例を示す説明図である。
御モードを視線入力により操作した場合のファインダ内
の表示例を示す説明図である。
【図11】a〜c図は第1実施例に係るカメラのシャッ
タースピードを視線入力により操作した場合のファイン
ダ内の表示例を示す説明図である。
タースピードを視線入力により操作した場合のファイン
ダ内の表示例を示す説明図である。
【図12】a〜c図は第1実施例に係るカメラの露出補
正量を視線入力により操作した場合のファインダ内の表
示例を示す説明図である。
正量を視線入力により操作した場合のファインダ内の表
示例を示す説明図である。
【図13】a〜c図は第1実施例に係るカメラの露出補
正の解除を視線入力により操作した場合のファインダ内
の表示例を示す説明図である。
正の解除を視線入力により操作した場合のファインダ内
の表示例を示す説明図である。
【図14】第1実施例に係るカメラにおけるファインダ
ー内の表示の別の態様を示す説明図である。
ー内の表示の別の態様を示す説明図である。
【図15】本発明の第2実施例に係るカメラにおけるフ
ァインダ内の表示の一態様を示す説明図である。
ァインダ内の表示の一態様を示す説明図である。
【図16】第2実施例に係るカメラにおけるファインダ
内の表示の別の態様を示す説明図である。
内の表示の別の態様を示す説明図である。
【図17】本発明の第3実施例に係るカメラにおけるフ
ァインダ内の表示の一態様を示す説明図である。
ァインダ内の表示の一態様を示す説明図である。
【図18】本発明の第4実施例に係るカメラにおけるフ
ァインダ内の表示の一態様を示す説明図である。
ァインダ内の表示の一態様を示す説明図である。
【図19】本発明の第5実施例に係るカメラの制御系の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図20】第5実施例に係るカメラの要部の構成を光路
軸断面に沿って示す模式構成図である。
軸断面に沿って示す模式構成図である。
【図21】第5実施例に係るカメラの撮影モードと撮影
距離を視線入力により操作した場合のファインダ内の表
示例を示す説明図である。
距離を視線入力により操作した場合のファインダ内の表
示例を示す説明図である。
【図22】第5実施例に係るカメラの撮影モードと撮影
距離を視線入力により操作した場合のファインダ内の別
の表示例を示す説明図である。
距離を視線入力により操作した場合のファインダ内の別
の表示例を示す説明図である。
【図23】第5実施例に係るカメラの撮影モードと撮影
距離を視線入力により操作した場合のファインダ内のさ
らに別の表示例を示す説明図である。
距離を視線入力により操作した場合のファインダ内のさ
らに別の表示例を示す説明図である。
【図24】第5実施例に係るカメラの撮影モードと撮影
距離を視線入力により操作した場合のファインダ内のさ
らに別の表示例を示す説明図である。
距離を視線入力により操作した場合のファインダ内のさ
らに別の表示例を示す説明図である。
【図25】第5実施例に係るカメラの要部動作ステップ
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図26】同じく第5実施例に係るカメラの動作ステッ
プの一部を示すフローチャートである。
プの一部を示すフローチャートである。
【図27】同じく第5実施例に係るカメラの動作ステッ
プの別の一部を示すフローチャートである。
プの別の一部を示すフローチャートである。
【図28】同じく第5実施例に係るカメラの動作ステッ
プのさらに別の一部を示すフローチャートである。
プのさらに別の一部を示すフローチャートである。
【図29】同じく第5実施例に係るカメラの動作ステッ
プのさらに別の一部を示すフローチャートである。
プのさらに別の一部を示すフローチャートである。
【図30】本発明の第6実施例に係るカメラにおけるフ
ァインダ内の表示の一態様を示す説明図である。
ァインダ内の表示の一態様を示す説明図である。
【図31】第6実施例に係るカメラの要部動作ステップ
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図32】同じく第6実施例に係るカメラの動作ステッ
プの一部を示すフローチャートである。
プの一部を示すフローチャートである。
【図33】同じく第6実施例に係るカメラの動作ステッ
プ別の一部を示すフローチャートである。
プ別の一部を示すフローチャートである。
【図34】a図およびb図は本発明に係るカメラにおけ
るファインダ内の表示の更に別の態様を示す説明図であ
る。
るファインダ内の表示の更に別の態様を示す説明図であ
る。
1a 視線検出用光電素子 1b ビームスプリッタ 2 設定表示装置 2a 変更操作用表示装置 3 ペンタプリズム 4 接眼レンズ 5 測光用光電素子 6 撮影レンズ 7 絞り 8 主反射鏡 9 副反射鏡 10 焦点板 11 シャッタ 12 フィルム又は撮像用光電素子の感光面 13 焦点検出用光電素子 14 撮影者の眼球 15 レリーズボタン 16 フィルム巻上用モータ 17 DXコ−ド読取用接点群 18 視線入力開始スイッチ 20 撮影画面領域 21 設定表示領域 22 記憶素子内に格納された変更操作用の表示
(シンボル) 23 変更操作用表示領域 24 表示領域 31 CPU 32 ドライバ 33 電源 40 情報表示板 42A〜C 視線検知用測距モードキャラクター 42E〜L 視線検知用撮影距離キャラクター 44 設定距離表示 50 ボディ内CPU 61 視線検知装置 62 測光装置 63 測距装置 64 フイルム感度読み取り装置 65 レリーズ装置 67 視線検知用ラインイメージセンサ 71 視線検知用キャラクター表示装置 72 設定距離表示装置 73 露出値表示装置 74 巻き上げモーター 75 レンズ駆動用モーター 76 絞り込み駆動装置 77 ファインダー内パノラマ枠可動装置 78 フィルム露光範囲規制装置 80 レンズ内CPU 81 レンズ情報発生装置 82 距離情報発生装置 83 エンコーダー 90 クイックリターンミラー 91 感光面 92 焦点板 93 コンデンサレンズ 94 ペンタプリズム 95 光路分割ミラー 96 接眼レンズ 97 ファインダー内パノラマ枠 98 フィルム露光範囲規制用遮光部材 99 サブミラー 100 カメラ本体 110 焦点検出ブロック 111 測距視野マーク 200 撮影レンズ
(シンボル) 23 変更操作用表示領域 24 表示領域 31 CPU 32 ドライバ 33 電源 40 情報表示板 42A〜C 視線検知用測距モードキャラクター 42E〜L 視線検知用撮影距離キャラクター 44 設定距離表示 50 ボディ内CPU 61 視線検知装置 62 測光装置 63 測距装置 64 フイルム感度読み取り装置 65 レリーズ装置 67 視線検知用ラインイメージセンサ 71 視線検知用キャラクター表示装置 72 設定距離表示装置 73 露出値表示装置 74 巻き上げモーター 75 レンズ駆動用モーター 76 絞り込み駆動装置 77 ファインダー内パノラマ枠可動装置 78 フィルム露光範囲規制装置 80 レンズ内CPU 81 レンズ情報発生装置 82 距離情報発生装置 83 エンコーダー 90 クイックリターンミラー 91 感光面 92 焦点板 93 コンデンサレンズ 94 ペンタプリズム 95 光路分割ミラー 96 接眼レンズ 97 ファインダー内パノラマ枠 98 フィルム露光範囲規制用遮光部材 99 サブミラー 100 カメラ本体 110 焦点検出ブロック 111 測距視野マーク 200 撮影レンズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北岡 直樹 東京都千代田区丸の内3丁目2番3号 株 式会社ニコン内
Claims (6)
- 【請求項1】 撮影者の視線位置を検出する視線検出手
段と、 カメラの撮影動作に関する現在の設定状態の表示、及び
設定状態の変更のための表示をファインダ内に行う表示
手段と、 視線検出手段により検出された表示手段への撮影者の視
線位置に応じてカメラの撮影動作に関する設定状態を変
更する制御手段、とを備えた視線入力により操作可能な
カメラ。 - 【請求項2】 表示手段は、現在の設定状態を表示する
第1表示部と、現在の設定状態を変更するための表示を
行う第2表示部とを含み、 第2表示部は、第1表示部の表示項目のいずれかに一定
時間撮影者の視線が固定されたことが視線検出手段によ
って検出された場合に、視線が固定された表示項目が撮
影者により選択されたものとして、この表示項目に関す
る設定状態を変更するための表示を行うものであり、 制御手段は、第2表示部への撮影者の視線位置に応じて
カメラの撮影動作に関する設定状態を変更するものであ
ることを特徴とする請求項1に記載の視線入力により操
作可能なカメラ。 - 【請求項3】 第1表示部は、表示部内の各表示が撮影
画面領域の長辺方向に配列されるように設けられ、第2
表示部は、表示部内の各表示が撮影画面領域の短辺方向
に配列されるように設けられていることを特徴とする請
求項2に記載の視線入力により操作可能なカメラ。 - 【請求項4】 第1表示部及び第2表示部は、共に表示
部内の各表示が撮影画面領域の長辺方向に配列されるよ
うに設けられていることを特徴とする請求項2に記載の
視線入力により操作可能なカメラ。 - 【請求項5】 表示手段は、現在の設定状態の表示を行
うと共に、現在の設定状態の表示のいずれかに一定時間
撮影者の視線が固定されたことが視線検出手段によって
検出された場合には、視線が固定された表示項目が撮影
者により選択されたものとして、この表示項目に関する
設定状態を変更するための表示を現在の設定状態の表示
に代えて行うものであることを特徴とする請求項1に記
載の視線入力により操作可能なカメラ。 - 【請求項6】 表示手段は、表示手段内のいずれかの表
示に一定時間撮影者の視線が固定されたことが視線検出
手段によって検出された場合に、この視線が固定された
表示が撮影者により選択されたものとして点滅表示する
ものであることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一
項に記載の視線入力により操作可能なカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6281484A JPH08122887A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 視線入力により操作可能なカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6281484A JPH08122887A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 視線入力により操作可能なカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08122887A true JPH08122887A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17639835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6281484A Pending JPH08122887A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | 視線入力により操作可能なカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08122887A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002221656A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-09 | Olympus Optical Co Ltd | 焦点調整装置 |
JP2002303918A (ja) * | 2001-04-06 | 2002-10-18 | Sony Corp | 撮影装置 |
US9736357B2 (en) | 2013-08-29 | 2017-08-15 | Olympus Corporation | Display device that detects movement of an operator's visual line, display method and computer readable storage medium storing display program of display device |
WO2021235156A1 (ja) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | ソニーグループ株式会社 | 撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム |
-
1994
- 1994-10-21 JP JP6281484A patent/JPH08122887A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002221656A (ja) * | 2001-01-26 | 2002-08-09 | Olympus Optical Co Ltd | 焦点調整装置 |
JP2002303918A (ja) * | 2001-04-06 | 2002-10-18 | Sony Corp | 撮影装置 |
US9736357B2 (en) | 2013-08-29 | 2017-08-15 | Olympus Corporation | Display device that detects movement of an operator's visual line, display method and computer readable storage medium storing display program of display device |
WO2021235156A1 (ja) * | 2020-05-19 | 2021-11-25 | ソニーグループ株式会社 | 撮像装置、撮像装置の制御方法およびプログラム |
US11922857B2 (en) | 2020-05-19 | 2024-03-05 | Sony Group Corporation | Imaging device with display switching determination period setting according to relevance between imaging setting and display item |
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