JPH08122598A - 通信ケーブル用クロージャ - Google Patents

通信ケーブル用クロージャ

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JPH08122598A
JPH08122598A JP6278298A JP27829894A JPH08122598A JP H08122598 A JPH08122598 A JP H08122598A JP 6278298 A JP6278298 A JP 6278298A JP 27829894 A JP27829894 A JP 27829894A JP H08122598 A JPH08122598 A JP H08122598A
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closure
communication cable
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Yukinari Kano
幸成 加納
Katsuhiro Kitano
勝浩 北野
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SANKOOSHIYA KK
Sankosha Co Ltd
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SANKOOSHIYA KK
Sankosha Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B6/00Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
    • G02B6/44Mechanical structures for providing tensile strength and external protection for fibres, e.g. optical transmission cables
    • G02B6/4439Auxiliary devices
    • G02B6/444Systems or boxes with surplus lengths
    • G02B6/4441Boxes
    • G02B6/4446Cable boxes, e.g. splicing boxes with two or more multi fibre cables

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
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  • Cable Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】スリーブ1a、1bの分割面2a、2a’、2
b、2b’に配設された溝3a、3a’、3b、3b’
に、紐状のシール部材Sを装着した後、2つのスリーブ
の分割面を合わせて組み立てられる通信ケーブル用クロ
ージャRにおいて、紐状のシール部材に切欠凹部s1を
設けるとともに、切欠凹部に、紐状のシール部材の表面
と略面一となるように塑性変形が可能で適当な粘着力を
有するシール材s2を配設したものである。 【効果】紐状のシール部材のシール部材収容溝からの飛
び出しが防止でき、従って、スリーブの分割面間に紐状
のシール部材が挟まれて、その部分で通信ケーブル用ク
ロージャの気密性が損なわれるという問題が解決でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信線用ケーブルを構
成するメタル心線や光ファイバ心線等の接続部を覆う通
信ケーブル用クロージャに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、円筒体を長手方向に2分割して形
成された半円筒状のスリーブの分割面に配設された溝
に、溝の深さの2倍よりやや大きな直径を有し、全体に
同一径に形成された紐状のシール部材を装着した後、2
つの半円筒状のスリーブの分割面を合わせて円筒状に形
成するとともに、2つの半円筒状のスリーブを締結バン
ド等により結合して気密状態に通信線用ケーブルの接続
部を覆うようにした通信ケーブル用クロージャが知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の通信ケーブル用
クロージャにおいては、一方の半円筒状のスリーブの分
割面に配設された溝に紐状のシール部材を装着した後
に、もう一方の半円筒状のスリーブを被せて通信線用ケ
ーブルの接続部を通信ケーブル用クロージャに収容する
が、この際に、一方の半円筒状のスリーブの分割面に配
設された溝に装着された紐状のシール部材の一部が溝か
ら飛び出し、飛び出した紐状のシール部材が2つの半円
筒状のスリーブの分割面間に挟まれることがあり、従っ
て、その部分で通信ケーブル用クロージャの気密性が損
なわれるという問題がある。
【0004】上述したような問題を解決するために、紐
状のシール部材を、半円筒状のスリーブの分割面に配設
された溝に接着剤を用いて固着することが行われている
が、溝に接着剤を用いて紐状のシール部材を固着する
と、2つの半円筒状のスリーブの分割面を当接させて締
結バンド等により締めつけた際に、締め付け圧力による
紐状のシール部材の長手方向の伸びが、接着剤による固
着箇所で拘束されるために、紐状のシール部材が蛇行状
に曲がり溝から飛び出し、半円筒状のスリーブの分割面
間に挟まれることがあり、依然として、その部分で通信
ケーブル用クロージャの気密性が損なわれるという問題
がある。また、溝に接着剤を用いて紐状のシール部材を
固着した場合には、紐状のシール部材を交換するとき
に、溝からの紐状のシール部材の剥離、除去に手間が係
りその作業性が悪化する等の問題がある。
【0005】本発明の目的は、上述した従来の通信ケー
ブル用クロージャが有する課題を解決するとともに、通
信ケーブル用クロージャへのケーブルの収容作業性が向
上した通信ケーブル用クロージャを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、スリーブの分割面に配設された溝
に、紐状のシール部材を装着した後、2つのスリーブの
分割面を合わせて組み立てられる通信ケーブル用クロー
ジャにおいて、上記紐状のシール部材に切欠凹部を設け
るとともに、該切欠凹部に、紐状のシール部材の表面と
略面一となるように塑性変形が可能で適当な粘着力を有
するシール材を配設したのであり、また、上記紐状のシ
ール部材の一部を所定の長さに亘って他の部分より細径
とすることにより切欠凹部を形成したものである。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の通信ケーブル用クロージャ
の一部切欠部を含む平面図である図1、本発明の通信ケ
ーブル用クロージャの分解斜視図である図2、本発明の
通信ケーブル用クロージャを気密状態にシールするため
の紐状のシール部材の平面図である図3及び組み立てら
れた状態の本発明の通信ケーブル用クロージャの斜視図
である図4を用いて、本発明の通信ケーブル用クロージ
ャの実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えな
い限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
【0008】1a、1bは、円筒体を長手方向に2分割
して形成された形状を有する略半円筒状の合成樹脂製或
いは金属製のスリーブであり、スリーブ1aの上にスリ
ーブ1bを、スリーブ1aの分割面2a、2a’とスリ
ーブ1bの分割面2b、2b’とが接合するように被せ
ることにより通信ケーブル用クロージャRが形成され
る。
【0009】次に、スリーブ1a及びスリーブ1bの構
造について説明するが、スリーブ1aとスリーブ1bと
は同じ構造を有しているので、以下においてはスリーブ
1aの構造についてのみ説明する。なお、スリーブ1a
の各構成部分にはアラビア数字に「a」が付されてお
り、また、スリーブ1aの各構成部分に対応するスリー
ブ1bの構成部分には、スリーブ1aの各構成部分に用
いられた同じアラビヤ数字に「b」が付されている。
【0010】3a、3a’は、スリーブ1aの分割面2
a、2a’に、スリーブ1aの長手方向に沿って設けら
れた後述する紐状のシール部材Sが装着されるシール部
材収容溝であり、4a、4a’は、スリーブ1aの両端
部に配設された端壁部であり、端壁部4a、4a’に
は、通信ケーブル用クロージャRに挿入される所定本数
のケーブルCのための略半円形状の凹部5a、5a’が
設けられている。6a、6a’は、端壁部4a、4a’
の凹部5a、5a’に沿って設けられた溝部であり、溝
部6a、6a’には、通信ケーブル用クロージャRの両
端部を気密状態にシールするためのゴム製或いは合成樹
脂製等の端面板h1、h1’が嵌着され、端面板h1、
h1’は、端壁部4aの凹部5a間の山部7a及び端壁
部4a’の凹部5a’間の山部7a’にネジh2等によ
り取着される。
【0011】8a、8a’は、端壁部4a、4a’の近
傍で、分割面2a、2a’付近のスリーブ1aの内壁に
略垂直状に突設された、上端面にネジ孔が穿設された支
柱であり、支柱8a、8a’の上端面に、公知のケーブ
ル把持具h3、h3’のフランジh4、h4’が、図示
されていないネジ等の適当な固着具より取着されるよう
に構成されている。なお、図2において、二点鎖線で示
されている部分C’は、ケーブルCを構成する心線cが
接続された公知の接続部であり、詳細は省略されてい
る。
【0012】9aは、スリーブ1aの外壁に円周方向に
所定の間隔を置いて突設された2条のリブ10a、10
a’により形成された締結バンド用凹部であり、このよ
うな締結バンド用凹部9aは、スリーブ1aの長手方向
に所定の間隔を置いて適当数配設することができる。
【0013】Sは、上述したスリーブ1aの分割面2
a、2a’に設けられたシール部材収容溝3a、3a’
に装着されるゴム製或いは軟質合成樹脂製等の紐状のシ
ール部材であり、紐状のシール部材Sは、シール部材収
容溝3a、3a’の深さの2倍よりやや大きい直径を有
している。図3(a)に示されているように、紐状のシ
ール部材Sには、紐状のシール部材Sの一部を所定の長
さに亘って他の部分より細径とすることにより形成され
る切欠凹部s1が所定数設けられている。本実施例にお
いては、紐状のシール部材Sの両端部付近に2つ切欠凹
部s1が設けられている例が示されているが、切欠凹部
s1を、紐状のシール部材Sの両端部付近に加え、紐状
のシール部材Sの中央部に設けることもできる。このよ
うな切欠凹部s1は、上記のような実施例に限定される
ことなく、必要に応じて、適当な間隔で、所定数配設す
ることができる。
【0014】図3(b)において、s2は、紐状のシー
ル部材Sに設けられた切欠凹部s1に、紐状のシール部
材Sの表面S’と略面一になるように配設されたシール
材であり、シール材s2は、粘土のように適当な圧力に
より塑性変形が可能で、スリーブ1aに対して適当な粘
着力を有するとともに、防水性を有するゴム或いは合成
樹脂等の材質で形成されている。このようなシール材s
2は、切欠凹部s1の長さに相当する幅を有するテープ
に成形し、切欠凹部s1に1回或いは複数回巻回するこ
とにより切欠凹部s1に配設するように構成することが
好ましい。
【0015】次に、主として、図2及び図4を用いて通
信ケーブル用クロージャRの組み立てについて説明す
る。
【0016】先ず最初に、ケーブルCの外被を所定の長
さに切断し、外被から心線cを露出させてケーブルCを
ケーブル把持具h3、h3’に把持させるとともに、ケ
ーブルCの外被にシーリングテープ等を巻き付けた後
に、ケーブルCを端面板h1、h1’に挿入する。次い
で、スリーブ1aの内部において心線cの接続作業を行
った後、スリーブ1aの分割面2a、2a’に設けられ
たシール部材収容溝3a、3a’に、切欠凹部s1に紐
状のシール部材Sの表面S’と略面一になるようにシー
ル材s2が配設された紐状のシール部材Sを装着する。
この際、紐状のシール部材Sは、切欠凹部s1に配設さ
れた適当な粘着力を有するシール材s2により、シール
部材収容溝3a、3a’の表面に仮止め状態に接着され
てシール部材収容溝3a、3a’からの飛び出しが防止
される。なお、必要に応じて、端面板h1、h1’の周
囲にもシーリングテープ等を巻き付ける。
【0017】この状態で、もう一方のスリーブ1bを、
スリーブ1a上に、スリーブ1aの分割面2a、2a’
とスリーブ1bの分割面2b、2b’とが接合するよう
に被せるとともに、スリーブ1bの分割面2b、2b’
に設けられたシール部材収容溝3b、3b’に紐状のシ
ール部材Sの略上半分を装着する。このようなスリーブ
1aとスリーブ1bとの分割面2a、2a’、2b、2
b’での接合が完了した後、図4に示されているよう
に、スリーブ1a、1bの外壁に突設されたリブ10
a、10a’、10b、10b’により形成された締結
バンド用凹部9a、9bに締結バンドBを装着して、ス
リーブ1a、1bを締め付けるとともに結合する。
【0018】上述したように、紐状のシール部材Sは、
切欠凹部s1に配設された適当な粘着力を有するシール
材s2によりシール部材収容溝3a、3a’の表面に仮
止め状態に接着されているので、紐状のシール部材Sの
シール部材収容溝3a、3a’からの飛び出しが防止で
き、従って、スリーブ1aの分割面2a、2a’とスリ
ーブ1bの分割面2b、2b’との間に紐状のシール部
材Sが挟まれ、その部分で気密性が損なわれるという問
題が解決できるとともに、シール材s2は、適当な圧力
により塑性変形が可能であるので、スリーブ1a、1b
の締結バンドBによる締め付けによる紐状のシール部材
Sの長さ方向の伸びによる紐状のシール部材Sの移動を
制限することがなく、従って、紐状のシール部材Sが蛇
行状に曲がることが防止できる。
【0019】また、紐状のシール部材Sは、シール材s
2によりスリーブ1aのシール部材収容溝3a、3a’
の表面に仮止め状態に接着されていてシール部材収容溝
3a、3a’からの飛び出しが防止されているので、ス
リーブ1aにスリーブ1bを被せる際に、紐状のシール
部材Sのスリーブ1aのシール部材収容溝3a、3a’
からの飛び出し状態を点検することなく、迅速に、しか
も、確実に、通信ケーブル用クロージャRの組み立てを
行うことができる。
【0020】なお、上述した実施例においては、紐状の
シール部材Sの一部を他の部分より細径とすることによ
り紐状のシール部材Sに切欠凹部s1を形成した例が示
されているが、紐状のシール部材Sの全円周に亘って切
欠凹部s1を設けることなく、紐状のシール部材Sの一
部を切り欠いて切欠凹部を設け、このような切欠凹部
に、紐状のシール部材Sの表面S’と略面一になるよう
にシール材s2を配設することもできる。このような実
施例の場合には、シール材s2が配設された切欠凹部
が、スリーブ1aのシール部材収容溝3a、3a’の表
面側に位置するように紐状のシール部材Sをスリーブ1
aのシール部材収容溝3a、3a’に装着することにな
る。更に、上述した実施例においては、スリーブ1a、
1bを、円筒体を長手方向に2分割して形成された略半
円筒状とした例が示されているが、角柱体或いは楕円柱
体等の筒体を2分割して形成することもできる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0022】紐状のシール部材が、粘着力を有するシー
ル材によりシール部材収容溝の表面に仮止め状態に接着
されているので、紐状のシール部材のシール部材収容溝
からの飛び出しが防止でき、従って、スリーブの分割面
間に紐状のシール部材が挟まれて、その部分で通信ケー
ブル用クロージャの気密性が損なわれるという問題が解
決できる。
【0023】シール材は、適当な圧力により塑性変形が
可能であるので、締結バンドによるスリーブの締め付け
による紐状のシール部材の長さ方向への伸びによる移動
が制限されることがないので、従って、紐状のシール部
材が蛇行状に曲がることが防止できる。
【0024】紐状のシール部材は、シール材により一方
のスリーブのシール部材収容溝の表面に仮止め状態に接
着されてシール部材収容溝から飛び出していないので、
もう一方のスリーブを被せる際に、紐状のシール部材の
一方のスリーブのシール部材収容溝からの飛び出し状態
を点検することなく、迅速に、しかも、確実に、通信ケ
ーブル用クロージャの組み立てを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の通信ケーブル用クロージャの一
部切欠部を含む平面図である。
【図2】図2は本発明の通信ケーブル用クロージャの分
解斜視図である。
【図3】図3は本発明の通信ケーブル用クロージャを気
密状態にシールするための紐状のシール部材の平面図で
ある。
【図4】図4は組み立てられた状態の本発明の通信ケー
ブル用クロージャの斜視図である。
【符号の説明】
B・・・・・・・締結バンド C・・・・・・・ケーブル R・・・・・・・通信ケーブル用クロージャ S・・・・・・・紐状のシール部材 c・・・・・・・心線 s1・・・・・・切欠凹部 s2・・・・・・シール材 1a、1b・・・スリーブ 2a、2b・・・分割面 3a、3b・・・シール部材収容溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スリーブの分割面に配設された溝に、紐状
    のシール部材を装着した後、2つのスリーブの分割面を
    合わせて組み立てられる通信ケーブル用クロージャにお
    いて、上記紐状のシール部材に切欠凹部を設けるととも
    に、該切欠凹部に、紐状のシール部材の表面と略面一と
    なるように塑性変形が可能で適当な粘着力を有するシー
    ル材を配設したことを特徴とする通信ケーブル用クロー
    ジャ。
  2. 【請求項2】上記紐状のシール部材の一部を所定の長さ
    に亘って他の部分より細径とすることにより切欠凹部を
    形成したことを特徴とする請求項1に記載に通信ケーブ
    ル用クロージャ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105425345A (zh) * 2015-11-23 2016-03-23 中航光电科技股份有限公司 密封光纤连接器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105425345A (zh) * 2015-11-23 2016-03-23 中航光电科技股份有限公司 密封光纤连接器

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