JPH08122460A - からくり時計の可動飾り駆動装置 - Google Patents

からくり時計の可動飾り駆動装置

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JPH08122460A
JPH08122460A JP26077194A JP26077194A JPH08122460A JP H08122460 A JPH08122460 A JP H08122460A JP 26077194 A JP26077194 A JP 26077194A JP 26077194 A JP26077194 A JP 26077194A JP H08122460 A JPH08122460 A JP H08122460A
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JP
Japan
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guide pin
groove
swing
decoration
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JP26077194A
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Masafumi Yamamoto
雅文 山本
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Seikosha KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本体枠の表側から簡単に挿脱できる可動飾り
を提供する。 【構成】 可動飾り2は、回転飾り4と連結棒5と揺動
飾り7を備えており、回転飾り4の背面には偏心カム42
が設けられ、連結棒5を介して揺動飾り7を直進運動さ
せる。揺動飾り7の裏面にはボス7aにねじ9で固着され
たガイドピン8が設けられており、本体枠1に設けられ
たガイド溝10に摺動可能に嵌合している。ガイドピン8
の先端には、抜け止め突起8bが設けられている。ガイド
溝10には、細幅の第1溝部10a と広幅の第2溝部10b が
設けられている。第1溝部10a はガイドピン8の摺動範
囲をカバーする長さを有しており、第2溝部10b は、抜
け止め突起8bよりも大径に設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、からくり時計の可動飾
り駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のからくり時計において、可動飾り
を往復移動自在に支持する場合に、本体枠のガイド溝に
可動飾りの裏面のガイドピンを嵌合させることがある。
このとき、組立に際しては、ガイド溝にガイドピンを合
わせ、その状態で本体枠を裏返しにし、可動飾りの抜け
止めがねじ等を介してガイドピンの先端に設けてられて
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、組立が面倒
であり、殊に、保守等で可動飾りを外すときは、前面カ
バーを外すだけではなく裏カバーも取り外した後に可動
飾りを止めているねじを外す必要があった。そこで本発
明の目的は、本体枠の表側から可動飾りの着脱を簡単に
行うことのできる可動飾り駆動装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、飾りの背面にガイドピンが設けられてお
り、このガイドピンは、本体枠に設けられたガイド溝に
摺動可能に嵌合している。ガイド溝は、ガイドピンが摺
動可能な第1溝部と、ガイドピンの揺動範囲を越えた位
置でガイドピンを挿脱可能な広幅の第2溝部とからなっ
ている。ガイドピンには、その先端に第1溝部の幅より
も大径で第2溝部の幅よりも小径の抜け止め突起とが設
けられている。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1、図2および図3に示されるように、本体枠
1にプラスチック等で形成された可動飾り2が設けられ
ている。可動飾り2は、円形の回転飾り4と連結棒5と
ピエロの形をした揺動飾り7とよりなっている。図1に
示すように、本体枠1の裏面からモータ軸3が本体枠1
を貫通して設けられている。モータ軸3は、回転飾り4
の裏面に設けられた中心軸41に圧入されている。回転
飾り4の裏面には、図2に明瞭に示されるように、円に
近い形をした偏心カム42が設けられている。
【0006】偏心カム42には、連結棒5の一端(図2
の図面下側)に設けられた断面円形の筒部5aが回転自
在に嵌合されている。連結棒5の他端(図2の図面上
側)は、ピン6により回転自在に揺動飾り7に連結され
ている。このため回転飾り4が回転すると、偏心カム4
2が偏心回転し、連結棒5を介して揺動飾り7が直進往
復運動を行う(図3参照)。偏心カム42は、円形に近
いおむすび形をしており、筒部5aの内周面に接触部4
2a,42b,42cの3点で接し、それ以外の部分は
筒部5aの内周面に隙間を生じている。このため、偏心
カム42と筒部5aとの摺動摩擦が減り、モータ等の駆
動系の負担を減らすことができる。
【0007】図1、図2に示されるように、揺動飾り7
には、その裏面中央付近にピン6が圧入されるボス7a
が設けられている。また、揺動飾り7の裏面には、ボス
7bが3つ設けられており、その先端にガイドピン8が
ねじ9で固定されている。ガイドピン8は、組立を容易
にするために連結部8aにより1部材化されている。ガ
イドピン8の一端(図1の図面左側)には、ボス7bに
係止する係止部8aが、他端には抜け止め突起8b(図
2参照)が設けられている。
【0008】図4に示すように、本体枠1には、ガイド
ピン8をガイドするガイド溝10が設けられている。ガ
イド溝10は、細幅の第1溝部10aと、この第1溝部
の一端に連設してある広幅の第2溝部10bとからなっ
ている。第1溝部10aはガイドピン8が摺動自在にな
り、係止部8aおよび抜け止め突起8bよりも小径の幅
を有しており、ガイドピン8の移動範囲をカバーするの
に十分な長さを有している。第2溝部10bは抜け止め
突起8bよりも大径の幅を有している。
【0009】ガイドピン8の連結部8aに突起8cが2
個と、連結棒5の筒部5a寄りとピン6寄りに突起5b
が各1個ずつ設けられている(図2参照)。突起8cと
突起5bは、本体枠1の相対位置に設けられているレー
ル11と摺動可能になっている。この突起8cおよび突
起5bとがレール11に摺動することにより揺動飾り7
の動きのがたつきを防止するとともに、本体枠1と揺動
飾り7が当たり双方が傷付くことを防いでいる。レール
11は、突起8cと突起5bの揺動範囲をカバーするた
め、ガイド溝10付近のものは直線状に、モータ軸3付
近のものは円状になっている。
【0010】次に組立の作業について説明すると、ま
ず、揺動飾り7の裏面に設けられたボス7aに連結棒5
をピン6により連結する。次に、ボス7aにガイドピン
8をねじ9で固定する。この状態でガイドピン8を広幅
の第2溝部10bに合わせる。第2溝部10bは、ガイ
ドピン8よりも広幅なので簡単にガイドピン8が入り込
める。その後、揺動飾り7を細幅の第1溝部側に移動さ
せると、ガイドピン8が第1溝部に入り込む。係止部8
aと抜け止め突起8bは、第1溝部よりも大径のため揺
動飾り7はガイド溝10に摺動自在に嵌合される。この
後、筒部5aに回転飾り4の偏心カム42を嵌合させ、
中心軸41をモータ軸3に圧入する。このとき、偏心カ
ム42による揺動範囲を越えた位置に第2溝部10bが
あるため、揺動飾り7はガイド溝10から抜けることは
無くなる。
【0011】また、揺動飾り7を外すときには、揺動飾
り7の揺動範囲を規制していた回転飾り4をモータ軸3
から外し、揺動飾り7のガイドピン8を第2溝部10b
まで移動させれば簡単に揺動飾り7を外すことができ
る。
【0012】次に動作に付いて説明する。駆動源からの
回転駆動力が回転飾り4に伝達されると、回転飾り4が
1方向に回転する。回転飾り4の裏面に設けられた偏心
カム42が偏心回転し、連結棒5を介して揺動飾り7を
駆動させる。このとき、揺動飾り7の裏面に設けられて
いるガイドピン8がガイド溝10に沿って摺動し、揺動
飾り7を安定した状態で直進往復運動させる。偏心カム
42による揺動範囲は、ガイド溝10の第1溝部10a
が十分にカバーしており、揺動飾り7が揺動していると
きに揺動飾り7がガイド溝10から外れることはない。
【0013】なお、本実施例では、ボス7bとガイドピ
ン8が別部材で設けられているが、これは揺動飾り7に
単一部材として設けてもよい。このときは、ねじ等の固
定部材9は特に必要がない。また、ガイドピン8が3本
設けられているが、これもこの数に限定するものではな
く、最低1本あればよい。
【0014】
【発明の効果】本発明の構成によれば、本体枠を裏返し
たり、裏蓋を外すことをせずに揺動飾りを正面側から取
り付けることが可能になる。またこのことにより揺動飾
り押さえ等の部材が必要なくなる。この結果、組立が容
易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の可動飾りの断面図である。
【図2】図1の背面図である。
【図3】図1の正面図である。
【図4】本体枠側に設けられた本発明の正面図である。
【符号の説明】
3 回転軸 4 回転飾り 42 偏心カム 5 連結棒 7 揺動飾り 8 ガイドピン 8b 抜け止め突起 10 ガイド溝 10a 第1溝部 10b 第2溝部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転飾りの外方に揺動飾りが配置してあ
    り、 上記回転飾りは、その回転中心で駆動源からの回転駆動
    力が伝達される回転軸に連結してあり、 上記回転飾りの背面に偏心カムが設けてあり、 上記偏心カムには、連結棒の一端が回転自在に嵌合して
    おり、 上記連結棒の他端は、上記揺動飾りに回転自在に連結さ
    せてあり、 上記揺動飾りの背面には、ガイドピンが設けられてお
    り、 上記ガイドピンは、本体枠に設けられたガイド溝に摺動
    自在に嵌合しており、 上記ガイド溝は、上記ガイドピンが摺動可能な第1溝部
    と、上記ガイドピンの揺動範囲を越えた位置で上記ガイ
    ドピンを挿脱可能な広幅の第2溝部とからなっており、 上記ガイドピンには、その先端に上記第1溝部の幅より
    も大径で、第2溝部の幅よりも小径の抜け止め突起が設
    けられていることを特徴とするからくり時計の可動飾り
    駆動装置。
JP26077194A 1994-10-25 1994-10-25 からくり時計の可動飾り駆動装置 Expired - Fee Related JP2759758B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009112659A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009112659A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Kyoraku Sangyo Kk 遊技機
JP4657279B2 (ja) * 2007-11-08 2011-03-23 京楽産業.株式会社 遊技機

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