JP3133648B2 - シート切断装置 - Google Patents

シート切断装置

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JP3133648B2
JP3133648B2 JP07190081A JP19008195A JP3133648B2 JP 3133648 B2 JP3133648 B2 JP 3133648B2 JP 07190081 A JP07190081 A JP 07190081A JP 19008195 A JP19008195 A JP 19008195A JP 3133648 B2 JP3133648 B2 JP 3133648B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、往復移動機構によ
って固定刃に対して可動刃を往復移動させるとともに往
動変位量切替機構によって可動刃の固定刃に対するシー
トカット方向の往動変位量を切替え、シートのフルカッ
トおよびパーシャルカットのいずれかを選択的に実行可
能に構成されたシート切断装置に関する。主に、プリン
タの用紙カット装置として利用される。
【0002】
【従来の技術】図3において、従来のシート切断装置
は、大別して固定刃10と可動刃20と往復移動機構3
0Pと往動変位量切替機構40Pとから構成されてい
る。
【0003】固定刃10はベース1に固着され、可動刃
20は支軸23を中心として回動(往復移動)可能であ
る。なお、実線状態が停止時、1点鎖線状態がシートP
のフルカット時および2点鎖線状態がパーシャルカット
時である。
【0004】往復移動機構30Pは、固定刃10に対し
て可動刃20を往復移動(支軸23を中心とする回動)
させるもので、先端部が連結ピン22で可動刃20に連
結されかつ基端部に異形穴52を有する第1のアーム5
1と,支軸54を中心に回動可能な第2のアーム53
と,動力源としての駆動ソレノイドユニット58とから
構成されている。
【0005】第2のアーム53の基端部はピン57を介
して駆動ソレノイドユニット58の駆動ロッド59に連
結され、先端部に設けたピン55は異形穴52に嵌挿さ
れている。バネ56は、可動刃20が実線状態(停止位
置)となるように、第2のアーム53を付勢する。
【0006】異形穴52は、図4に示す如く、第1のア
ーム51の長手方向に延びる縦溝部52Pと,その幅方
向に延びる横溝部52Fとから形成されている。ピン5
5が縦溝部52P内の往動用の押圧係合面52PEに係
合する場合がパーシャルカットで、横溝部52F内の往
動用の押圧係合面52FEに係合する場合がフルカット
である。なお、52Eは復動用の押圧係合面である。
【0007】往動変位量切替機構40Pは、この往復移
動機構30Pと関与して可動刃20の固定刃10に対す
るシートカット方向の往動変位量を切替える手段で、支
軸62を中心に回動可能な第3のアーム61と,この基
端部64にピン67を介して連結された切替ソレノイド
ユニット68(切替ピン69)とからなる。
【0008】バネ65は、第3のアーム61(64)を
切替ピン69が1点鎖線で示す突出方向に付勢する。す
なわち、第3のアーム61の先端部63を、バネ66の
付勢力に抗して第1のアーム51を押圧可能に付勢す
る。したがって、第1のアーム51は、ピン22を中心
に図3で右回転方向に付勢される。つまり、第2のアー
ム53のピン55を、異形穴52内の縦溝部52P(5
2PE)に係合可能に切替えることができる。図3はこ
の切替後の状態を示す。
【0009】かかる構成によるシート切断装置では、図
3の実線状態に切替えられていると、第3のアーム62
の先端部63がバネ65の付勢力によって第1のアーム
51を支軸22を中心に図で右回転方向に付勢する。し
たがって、ピン55は、図3に示すように異形穴52の
縦溝部52Pに係合可能となる。。つまり、パーシャル
カットを選択したことになる。
【0010】ここに、駆動ソレノイドユニット58を起
動(ON)して駆動ロッド59をバネ56の付勢力に抗
して2点鎖線方向に引込むと、第2のアーム53が支軸
54を中心に図で左回転方向に回動する。しかし、ピン
55が縦溝部52P内を押圧係合面52PEの方向に移
動している間は、可動刃20を支軸23を中心として左
回転方向に回動できない。つまり、往動させることがで
きない。
【0011】そして、ピン55が図4に示す押圧係合面
52PEに当接したときから可動刃20を往動開始しか
つ2点鎖線で示す位置まで可動刃20を往動させる。し
たがって、シートPを図5に示す如くパーシャルカット
することができる。つまり、異形穴52の縦溝部52P
の長さ分を遊びとして利用することにより、パーシャル
カットする。
【0012】しかる後に、駆動ソレノイドユニット58
をOFFさせると、バネ56の付勢力が働き、第2のア
ーム53を支軸54を中心に右回転方向に回動させる。
したがって、ピン55が図4に示す異形穴52内の復動
用の押圧係合面52Eに当接するので、可動刃20を実
線状態に戻すことができる。
【0013】次に、切替ソレノイドユニット68を駆動
(ON)して切替ピン69をバネ65の付勢力に抗して
2点鎖線で示す方向に引込むと、第3のアーム64が支
軸62を中心に左回転方向に回動するので、その先端部
63が第1のアーム51から離れる。したがって、第1
のアーム51は、バネ66の1点鎖線で示す方向の付勢
力によってピン22を中心に左回転方向に回動する。す
なわち、異形穴52が1点鎖線方向に移動して、ピン5
5を横溝部52F内に相対移動させる。
【0014】かくして、駆動ソレノイドユニット58を
ONさせると、ピン55が横溝部52F内の押圧係合面
52FEを押圧するので、可動刃20が往動開始され
る。ここに、第2のアーム53の回動角度は、駆動ロッ
ド59のストロークと同様に一定であるから、可動刃2
0を1点鎖線で示す状態まで往動して、シートPをフル
カットすることができる。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】ところで、かかるシー
ト切断装置も、例えばプリンタの小型軽量化,低コスト
化に伴って、一層の小型軽量化および低コスト化が強く
望まれている。さらに、切替高速性および多様化に伴う
パーシャルカット位置の設定変更も求められつつある。
【0016】しかるに、往復移動機構30Pと往動変位
量切替機構40Pとは、ベース1上に平面的に配設され
かつ複数のアームを有するので小型軽量化が限界となっ
ている。また、構成部品が多いのでコスト高であり組立
調整も難しい。
【0017】さらに、往復移動機構30Pの駆動ソレノ
イドユニット58が大型化するので配設スペースの確保
が難しいばかりか、往動変位量切替機構40Pを構成す
る切替ソレノイドユニット68とは別個であり、双方ユ
ニット58,68をタイミング協調をとりつつON−O
FFさせなければならないので、切替高速性を妨げる。
また、複数のバネ56,66が設けられているので、駆
動および切替の双方負荷が大きい。
【0018】しかも、異形穴52を利用するので、例え
ば図5(A)に示すパーシャルカット位置PN1をそれ
より距離Aだけ手前の同(B)に示すパーシャルカット
位置PN2に切替えたいとの要請があると、縦溝部52
Pの長さを大きくした異形穴52を有する第1のアーム
51に交換しなければならない。この変換作業は煩雑で
時間もかかる。異形穴52を一定として、第2のアーム
53側の支軸54を中心とするアーム比を変更する場合
には、これに倍して煩雑となるばかりか、パーシャルカ
ット位置PN2を確立するとフルカットできなくなって
しまう場合が生じる。
【0019】つまり、異形穴52を利用することは、パ
ーシャルカット位置とフルカット位置とを一挙に規制で
きる利点があるものの、パーシャルカット位置とフルカ
ット位置とを相対変化させることはできないという不利
がある。つまり、適用性が狭い。
【0020】なお、以上の問題解消の一つとして異形穴
52を有する第1のアーム(51)を例えばロータの回
転によって往復移動させつつその異形穴52自体を変位
可能としてフルカットとパーシャルカットとを切替える
ことが考えられる。しかし、この場合は、第1のアーム
(51)のいずれか1点をバネによってベースに強力に
押圧して基準位置を確保可能としかつその押圧力に抗し
て第1のアーム(51)をベース上で摺動させなければ
ならないから、摩擦力が過大となり円滑作動ができず寿
命が短いので実用価値が低い。
【0021】本発明の目的は、小型軽量かつ低コストで
適用性の広いシート切断装置を提供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、固定
刃に対して可動刃を往復移動させる往復移動機構と,こ
の往復移動機構と関与して可動刃の固定刃に対するシー
トカット方向の往動変位量を切替える往動変位量切替機
構とを具備し、可動刃のシートカット方向の往動変位量
を切替えることによって固定刃と可動刃との間に挿入さ
れたシートのフルカットおよびパーシャルカットのいず
れかを選択して実行可能に構成されたシート切断装置に
おいて、前記往復移動機構を、中間支点を中心に回動可
能に装着された揺動アームをロータの回転運動を利用し
て揺動可能かつ揺動アームの揺動運動を利用してその先
端側の係合穴を介して連結された前記可動刃を往復移動
可能に形成し、前記往動変位量切替機構を、該中間支点
を中心に回動可能に装着された可動アームを該ロータの
回転運動を利用して該揺動アームと同期揺動可能かつ該
ロータの回転方向によって該揺動アームの長手方向に相
対変位可能に形成し、該ロータを一方向に回動させた場
合に該可動アームの先端側の第2押圧係合面で前記フル
カット可能に前記可動刃を往動可能、かつ該ロータを他
方向に回動させた場合に該係合穴内の第1押圧係合面で
前記パーシャルカット可能に前記可動刃を往動可能に構
成した、ことを特徴とする。
【0023】かかる構成の発明では、往復移動機構を形
成するロータを回転運動させると、揺動アームが中間支
点を中心に揺動する。したがって、その先端側の係合穴
を介して連結された可動刃を往復動できる。
【0024】この揺動アームの揺動運動に同期して往動
変位量切替機構を形成する可動アームが中間支点を中心
として揺動するとともに、ロータの回転方向によって揺
動アームの長手方向に相対変位する。
【0025】かくして、揺動アームの係合穴にパーシャ
ルカット用の第1押圧係合面を設け、かつ相対変位する
可動アーム側にフルカット用の第2押圧係合面を設けて
あるから、ロータを一方向に回動させればシートをフル
カットでき、他方向に回動させれば、パーシャルカット
できる。
【0026】また、パーシャルカット位置を変更する場
合、第2押圧係合面を有する可動アームを変更するだけ
で、所定のフルカット位置を保持できる。
【0027】また、請求項2の発明は、固定刃に対して
可動刃を往復移動させる往復移動機構と,この往復移動
機構に移動動力を付与する動力源と,往復移動機構と関
与して可動刃の固定刃に対するシートカット方向の往動
変位量を切替える往動変位量切替機構とを具備し、可動
刃のシートカット方向の往動変位量を切替えることによ
って固定刃と可動刃との間に挿入されたシートのフルカ
ットおよびパーシャルカットのいずれかを選択して実行
可能に構成されたシート切断装置において、前記往復移
動機構を、先端側に前記可動刃と一体的な連結ピンを嵌
挿可能な係合穴を有しかつ基端側に長溝を有するととも
に中間支点を中心に揺動可能な揺動アームと,該長溝に
嵌挿可能なクランクピンを有し揺動アームを該中間支点
を中心に揺動運動させるロータとから形成するとともに
前記動力源を該ロータに回動力を与える可逆回転切替可
能なモータから形成し、かつ前記往動変位量切替機構
を、基端側に該クランクピンに嵌装可能な長溝を有しか
つ先端側に第2押圧係合面を有するとともに該中間支点
を中心に該揺動アームと同期揺動可能かつ該ロータの回
転方向によって該揺動アームの長手方向に相対変位可能
な可動アームと,この可動アームの該揺動アームの長手
方向における基準位置を規制するためのバネとから形成
し、該モータの回転方向を切替えて該ロータを一方向に
回動させた場合に該基準位置に規制された可動アームの
第2押圧係合面で前記フルカット可能に前記可動刃を往
動可能、かつ該ロータを他方向に回動させた場合に該バ
ネの付勢力に抗する可動アームの相対変位を利用して第
2押圧係合面を引離し該係合穴内の第1押圧係合面で前
記パーシャルカット可能に前記可動刃を往動可能に構成
した、ことを特徴とする。
【0028】かかる構成の発明では、ロータを回転させ
ると、クランクピンが基端側の長溝内を移動変位しつつ
中間支点を中心に揺動アームを揺動させる。したがっ
て、先端側の係合穴に連結ピンを介して連結された可動
刃を往復移動させることができる。
【0029】また、基端側の長溝内に嵌挿されたクラン
クピンの回動によって、可動アームは中間支点を中心に
揺動アームと同期揺動する。しかも、この可動アームは
ロータの回転方向によって基準位置を規制するバネの付
勢力に抗し揺動アームの長手方向に相対変位可能であ
る。
【0030】かくして、モータの回転方向を切替えて、
ロータを一方向に回動させた場合には基準位置に規制さ
れた可動アームの先端側に設けられた第2押圧係合面で
フルカット可能に可動刃を往動できる。一方、ロータを
他方向に回動させると、可動アームが相対変位するので
第2押圧係合面から離れる。したがって、係合穴内の第
1押圧係合面でパーシャルカット可能に可動刃を往動さ
せられる。
【0031】さらに、パーシャルカット位置を変更させ
ても、揺動アームに重ねられた可動アームを交換すれば
フルカット位置にいささかの影響も与えない。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。本シート切断装置は、図1に示す如
く、可逆回転可能なモータ39からなる動力源と,ロー
タ36の回転運動によって中間支点(2)を中心に揺動
可能な揺動アーム31を含み可動刃20を固定刃10に
対して往復移動させる往復移動機構30と,揺動アーム
31と同期揺動可能かつその長手方向に相対変位可能な
可動アーム41を含む往動変位量切替機構40と,可動
アーム41の基準位置を規制するバネ45を具備し、モ
ータ39の回転方向を切替えて該ロータ36を一方向
(右回転方向)に回動させた場合に基準位置に規制され
た可動アーム41の第2押圧係合面44Eでフルカット
可能に可動刃20を往動可能、かつロータ36を他方向
(左回転方向)に回動させた場合に可動アーム41のバ
ネ45の付勢力に抗する相対変位を利用して第2押圧係
合面44Eを引離し係合穴34内の第1押圧係合面34
Eでパーシャルッカット可能に可動刃20を往動可能に
構成されている。
【0033】図1において、固定刃10はベース1に固
着され、可動刃20は支軸23を中心に回動可能であ
る。可動刃20と一体の連結アーム21の先端側には連
結ピン22が植設されている。シート(例えば、用紙
P)は、固定刃10と可動刃20との間に直角方向から
挿入される。
【0034】モータ39は、可逆回転切替可能でウォー
ムギヤ38を介してウォームホイール形式のロータ36
を回転支軸36Sを中心に回転させることができる。こ
のロータ36には、円軌跡上の1点にクランクピン37
が設けられている。
【0035】さて、往復移動機構30を構成する揺動ア
ーム31は、その中間に設けられた孔32〔図1,図2
(C)参照〕を、ベース1に立設されたピン(中間支
点)2に嵌装させることにより、揺動可能である。
【0036】この揺動アーム31の基端側には長溝33
が設けられ、かつ先端側には係合穴34が設けられてい
る。長溝33にはクランクピン37が嵌挿される。係合
穴34は、中間支点(2)を中心とする揺動運動時にお
ける揺動アーム31と連結ピン22との相対円弧変位を
吸収可能とするために設けられ四角形状とされている。
この係合穴34の一端内面が図2(C)に示す第1押圧
係合面34Eで、他端内面が復動用押圧係合面34BE
である。
【0037】また、揺動アーム31の先端側には、起立
ガイド壁35が設けられ、この起立ガイド壁35は可動
アーム41の相対変位時におけるガイドと,バネ45の
一端を係止するために使用される。
【0038】かくして、ロータ36を回転させれば、揺
動アーム31を中間支点(2)を中心に揺動できるか
ら、可動刃20を支軸23を中心に回動させられる。つ
まり、可動刃20を往復移動させることができる。
【0039】往動変位量切替機構40を構成する可動ア
ーム41の基端側には、クランクピン37を嵌挿可能な
長溝42が設けられている。また、中間にはピン2に嵌
装可能な第2の長溝43が設けられ、かつ先端側には第
2押圧係合面44Eを有する割込部44が設けられてい
る。また、突出部41Aには、バネ45の他端が係止さ
れている。
【0040】このバネ45は、図2(C)に示す如く、
可動アーム41を図で左方向に引張り付勢し、可動アー
ム41の揺動アーム31に対する基準位置を規制する。
図2(C)は、この基準位置にある場合を示す。この
際、長溝42の右内端面はクランクピン37に当接しか
つ第2の長溝43の右内端面はピン2に当接されるとと
もに、割込部44は起立ガイド壁35と連結ピン22と
の間に割込んだ状態となっている。
【0041】また、この割込部44の一端面つまり第2
押圧係合面44Eと、係合穴34内の第1押圧係合面3
4Eとの間は、寸法δだけ離れている。つまり、第2押
圧係合面44Eで連結ピン22を押圧すればシート
(P)をフルカットでき、第1押圧係合面34Eで連結
ピン22を押圧すればパーシャルカットすることができ
る。
【0042】したがって、割込部44の幅Wを変更すれ
ば寸法δを簡単に変更できるから、第1押圧係合面34
Eにより規制されるパーシャル位置を設定変更しても、
フルカット位置にいささかの影響を与えないようにする
ことができる。換言すれば、フルカット位置とパーシャ
ルカット位置との間隔が調整容易であるから、適用性が
広い。
【0043】次に、この実施形態の作用を説明する。 (フルカットの場合)モータ39を一方向に回転させて
ロータ36を、図2(C)に示す停止位置から図2
(B)に示す一方向(右回転方向)RFに回動させる
と、クランクピン37が揺動アーム31の長溝33内お
よび可動アーム41の長溝42内を左方向に摺動しつ
つ、揺動アーム31を中間支点(2)を中心にfd方向
に回動させる。
【0044】この際、可動アーム41も中間支点(2)
を中心にfd方向に同期揺動するが、バネ45の付勢力
で規制される揺動アーム31に対する基準位置は保持さ
れる。つまり、割込部44は、起立ガイド壁35と連結
ピン22との間に割込まれた状態のままであるから、第
2押圧係合面44Eが連結ピン22をFD方向に押圧す
る。つまり、可動刃20を図1に1点鎖線で示すフルカ
ット位置まで往動させることができる。
【0045】そして、ロータ36がRF方向に180度
以上回動すると、揺動アーム31および可動アーム41
は、図2(A)に示すbk方向に回動する。したがっ
て、係合穴34内の押圧係合面34BEが連結ピン22
をBK方向に引張るので、可動片20を図1に実線で示
す停止位置の方向へ復動させることができる。
【0046】この際、クランクピン37が可動アーム4
1を図2(A)で揺動アーム31の長手方向(右方向)
に一時的に引張る。つまり、可動アーム41が揺動アー
ム31に対して相対変位し、割込部44を起立ガイド壁
35と連結ピン22との間から引き離す。しかし、復動
であるから、可動刃20の復動運動には影響を与えな
い。
【0047】そして、図2(C)に示す状態に戻ると、
割込部44は、再び相対変位して、両者35,22間に
割込みされる。つまり、揺動アーム31と可動アーム4
1とを初期位置に戻せる。
【0048】(パーシャルカットの場合)モータ39の
回転を他方向に切替えて、ロータ36を図2(D)に示
す他方向(左回転方向)RPに回転させると、揺動アー
ーム31を中間支点(2)を中心にfd方向に回動させ
ることができる。可動アーム41も同期回動する。
【0049】この際、クランクピン37が可動アーム4
1を図2(D)で右方向にかつバネ45の付勢力に抗し
て引張るので、可動アーム41は揺動アーム31に対し
てその長手方向(右方向)に相対変位する。起立ガイド
壁35にガイドされて移動する。したがって、割込部4
4が起立ガイド壁35と連結ピン22との間から離れる
ので、連結ピン22は係合穴34内の第1押圧係合面3
4Eに当接されるまで停止したままである。
【0050】そして、第1押圧係合面34Eが当接した
ときから、可動刃20がFD方向に往動される。したが
って、可動刃20は図1に2点鎖線で示すパーシャルカ
ット位置まで往動される。
【0051】なお、図2(E)に示す如く、ロータ36
がRP方向に180度以上回動すると、バネ45の付勢
力によって可動アーム41が元に戻り始めるが、復動で
あるから連結ピン22には関与しない。
【0052】しかして、この実施形態によれば、可逆回
転可能なモータ39からなる動力源と,ロータ36の回
転運動によって中間支点(2)を中心に揺動可能な揺動
アーム31を含み可動刃20を固定刃10に対して往復
移動させる往復移動機構30と,揺動アーム31と同期
揺動可能かつその長手方向に相対変位可能な可動アーム
41を含む往動変位量切替機構40と,可動アーム41
の基準位置を規制するバネ45を具備し、モータ39の
回転方向を切替えて該ロータ36を一方向(右回転方
向)RFに回動させた場合に基準位置に規制された可動
アーム41の第2押圧係合面44Eでフルカット可能に
可動刃20を往動可能、かつロータ36を他方向(左回
転方向)RPに回動させた場合に可動アーム41のバネ
45の付勢力に抗する相対変位を利用して第2押圧係合
面44Eを引離し係合穴34内の第1押圧係合面34E
でパーシャルッカット可能に可動刃20を往動可能に構
成されているので、小型軽量かつ低コストで適用性が広
い。
【0053】また、往復移動機構30と往動変位量切替
機構40とを一体的かつコンパクトに組立可能な構成と
されているので、大幅な小型軽量化を図れる。
【0054】また、往復移動機構30および往動変位量
切替機構40の構成部品数が少ないので、大幅なコスト
低減ができかつ組立も容易となる。
【0055】また、往動変位量切替機構40の可動アー
ム41を交換することによって、フルカット位置とパー
シャルカット位置との間隔を簡単に調整できるので、適
用性が広い。
【0056】また、ロータ36の回動方向によってフル
カットおよびパーシャルカットのいずれかを選択できる
ので、切替えを高速で行える。切替時間を実質的に零
(0)タイムとすることができる。
【0057】さらに、ロータ36の回転による揺動アー
ム31の揺動運動で可動刃20を往復移動可能に構成さ
れているので、可動刃20を一段と安定かつ円滑に往復
移動できかつ動力源の容量も小さくできる。
【0058】さらに、往復移動機構30の揺動アーム3
1と往動変位量切替機構40の可動アーム41とが同一
のクランクピン37に対して重ね配設可能に構成されて
いるので、一段の小型軽量化を図れるとともに設置スペ
ースを大幅に狭小化できる。
【0059】さらに、揺動アーム31と可動アーム41
とが同一の中間支点を中心に同期揺動可能に構成されて
いるので、フルカット位置およびパーシャルカット位置
を正確に保持できる。
【0060】さらに、可動アーム41の揺動アーム31
に対する長手方向の相対変位時の負荷を軽量な可動アー
ム41の自重とする小さなものとできるので、摩擦抵抗
力や騒音が小さく長期に亘って安定運転できる。
【0061】さらに、揺動アーム31に対する可動アー
ム41の相対変位によって第1押圧係合面34Eと第2
押圧係合面44Eとを選択切替可能とされているので、
より軽負荷でかつ迅速な切替えができる。
【0062】さらにまた、揺動アーム31の係合穴34
には第1押圧係合面34Eだけを形成すればよい。つま
り、異形穴とすることがないので、この点からもコスト
低減ができるとともに、連結ピン22への押圧を安定し
て行える。
【0063】さらにまた、動力源が可逆回転切替可能な
1台のモータ39の回転方向を切替えることによりフル
カットとパーシャルカットとを切替えるので、一層の切
替高速化を図れるとともに、従来例(58,68)に比
較して、より大幅な小型化ができる。
【0064】さらにまた、往復移動機構30および往動
変位量切替機構40とに必要とするバネ45が1個であ
るから、固定的負荷を最小化できかつ部品点数削減によ
る低コスト化を一段と促進できる。
【0065】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、往復移動機構
を、中間支点を中心に回動可能に装着された揺動アーム
をロータの回転運動を利用して揺動可能かつ揺動アーム
の揺動運動を利用してその先端側の係合穴を介して連結
された可動刃を往復移動可能に形成し、往動変位量切替
機構を、該中間支点を中心に回動可能に装着された可動
アームを該ロータの回転運動を利用して該揺動アームと
同期揺動可能かつ該ロータの回転方向によって該揺動ア
ームの長手方向に相対変位可能に形成し、該ロータを一
方向に回動させた場合に該可動アームの先端側の第2押
圧係合面でフルカット可能に可動刃を往動可能、かつ該
ロータを他方向に回動させた場合に該係合穴内の第1押
圧係合面でパーシャルカット可能に可動刃を往動可能に
構成されているので、次のような優れた効果を奏する。
【0066】 往復移動機構と往動変位量切替機構と
を一体的かつコンパクトに組立可能な構成とされている
ので、大幅な小型軽量化を図れる。
【0067】 往復移動機構および往動変位量切替機
構の構成部品数が少ないので、大幅なコスト低減ができ
かつ組立も容易となる。
【0068】 往動変位量切替機構の可動アームを交
換することによって、フルカット位置とパーシャルカッ
ト位置との間隔を簡単に調整でき得るので、適用性が広
い。
【0069】 ロータの回動方向によってフルカット
およびパーシャルカットのいずれかを選択できるので、
切替えを高速で行える。
【0070】また、請求項2の発明によれば、往復移動
機構を、先端側に可動刃と一体的な連結ピンを嵌挿可能
な係合穴を有しかつ基端側に長溝を有するとともに中間
支点を中心に揺動可能な揺動アームと,該長溝に嵌挿可
能なクランクピンを有し揺動アームを該中間支点を中心
に揺動運動させるロータとから形成するとともに動力源
を該ロータに回動力を与える可逆回転切替可能なモータ
から形成し、かつ往動変位量切替機構を、基端側に該ク
ランクピンに嵌装可能な長溝を有しかつ先端側に第2押
圧係合面を有するとともに該中間支点を中心に該揺動ア
ームと同期揺動可能かつ該ロータの回転方向によって該
揺動アームの長手方向に相対変位可能な可動アームと,
この可動アームの該揺動アームの長手方向における基準
位置を規制するためのバネとから形成し、該モータの回
転方向を切替えて該ロータを一方向に回動させた場合に
該基準位置に規制された可動アームの第2押圧係合面で
フルカット可能に可動刃を往動可能、かつ該ロータを他
方向に回動させた場合に該バネの付勢力に抗する可動ア
ームの相対変位を利用して第2押圧係合面を引離し該係
合穴内の第1押圧係合面でパーシャルカット可能に可動
刃を往動可能に構成されているので、請求項1の発明の
場合と同様な効果を奏し得る他、さらに次のような優れ
た効果を奏する。
【0071】 ロータの回転による揺動アームの揺動
運動で可動刃を往復移動可能に構成されているので、可
動刃を一段と安定かつ円滑に往復移動できかつ動力源の
容量も小さくできる。
【0072】 往復移動機構の揺動アームと往動変位
量切替機構の可動アームとが同一のクランクピンに対し
て重ね配設可能に構成されているので、一段の小型軽量
化を図れるとともに設置スペースを大幅に狭小化でき
る。
【0073】 揺動アームと可動アームとが同一の中
間支点を中心に同期揺動可能に構成されているので、フ
ルカット位置およびパーシャルカット位置を正確に保持
できる。
【0074】 可動アームの揺動アームに対する長手
方向の相対変位時の負荷を軽量な可動アームの自重とす
る小さなものとできるので、摩擦抵抗力や騒音が小さく
長期に亘って安定運転できる。
【0075】 揺動アームに対する可動アームの相対
変位によって第1押圧係合面と第2押圧係合面とを選択
切替可能とされているので、より軽負荷でかつ迅速な切
替えができる。
【0076】 揺動アームの係合穴には第1押圧係合
面だけを形成すればよい。つまり、異形穴とすることが
ないので、この点からもコスト低減ができるとともに、
連結ピンへの押圧を安定して行える。
【0077】 動力源が可逆回転切替可能な1台のモ
ータの回転方向を切替えることによりフルカットとパー
シャルカットとを切替えるので、一層の切替高速化を図
れる。また、ソレノイドユニットの従来例に比較してよ
り大幅な小型化を図れる。
【0078】 往復移動機構および往動変位量切替機
構とに必要とするバネが1個であるから、固定的負荷を
最小化できかつ部品点数削減による低コスト化を一段と
促進できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を説明するための外観斜視
図である。
【図2】同じく、動作を説明するための図である。
【図3】従来例を説明するための外観斜視図である。
【図4】同じく、異形穴を説明するための図である。
【図5】同じく、パーシャルカット位置を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 ベース 2 ピン(中間支点) 10 固定刃 20 可動刃 21 連結アーム 22 連結ピン 23 支軸 30 往復移動機構 31 揺動アーム 32 孔 33 長溝 34 係合穴 34E 第1押圧係合面 34BE 復動用押圧係合面 35 起立ガイド壁 36 ロータ 37 クランクピン 38 ウォームギヤ 39 モータ(動力源) 40 往動変位量切替機構 41 可動アーム 42 長溝 43 第2の長溝 44 割込部 44E 第2押圧係合面 45 バネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 1/08 B41J 11/70

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定刃に対して可動刃を往復移動させる
    往復移動機構と,この往復移動機構と関与して可動刃の
    固定刃に対するシートカット方向の往動変位量を切替え
    る往動変位量切替機構とを具備し、可動刃のシートカッ
    ト方向の往動変位量を切替えることによって固定刃と可
    動刃との間に挿入されたシートのフルカットおよびパー
    シャルカットのいずれかを選択して実行可能に構成され
    たシート切断装置において、 前記往復移動機構を、中間支点を中心に回動可能に装着
    された揺動アームをロータの回転運動を利用して揺動可
    能かつ揺動アームの揺動運動を利用してその先端側の係
    合穴を介して連結された前記可動刃を往復移動可能に形
    成し、 前記往動変位量切替機構を、該中間支点を中心に回動可
    能に装着された可動アームを該ロータの回転運動を利用
    して該揺動アームと同期揺動可能かつ該ロータの回転方
    向によって該揺動アームの長手方向に相対変位可能に形
    成し、 該ロータを一方向に回動させた場合に該可動アームの先
    端側の第2押圧係合面で前記フルカット可能に前記可動
    刃を往動可能、かつ該ロータを他方向に回動させた場合
    に該係合穴内の第1押圧係合面で前記パーシャルカット
    可能に前記可動刃を往動可能に構成した、ことを特徴と
    するシート切断装置。
  2. 【請求項2】 固定刃に対して可動刃を往復移動させる
    往復移動機構と,この往復移動機構に移動動力を付与す
    る動力源と,往復移動機構と関与して可動刃の固定刃に
    対するシートカット方向の往動変位量を切替える往動変
    位量切替機構とを具備し、可動刃のシートカット方向の
    往動変位量を切替えることによって固定刃と可動刃との
    間に挿入されたシートのフルカットおよびパーシャルカ
    ットのいずれかを選択して実行可能に構成されたシート
    切断装置において、 前記往復移動機構を、先端側に前記可動刃と一体的な連
    結ピンを嵌挿可能な係合穴を有しかつ基端側に長溝を有
    するとともに中間支点を中心に揺動可能な揺動アーム
    と,該長溝に嵌挿可能なクランクピンを有し揺動アーム
    を該中間支点を中心に揺動運動させるロータとから形成
    するとともに前記動力源を該ロータに回動力を与える可
    逆回転切替可能なモータから形成し、 かつ前記往動変位量切替機構を、基端側に該クランクピ
    ンに嵌装可能な長溝を有しかつ先端側に第2押圧係合面
    を有するとともに該中間支点を中心に該揺動アームと同
    期揺動可能かつ該ロータの回転方向によって該揺動アー
    ムの長手方向に相対変位可能な可動アームと,この可動
    アームの該揺動アームの長手方向における基準位置を規
    制するためのバネとから形成し、 該モータの回転方向を切替えて該ロータを一方向に回動
    させた場合に該基準位置に規制された可動アームの第2
    押圧係合面で前記フルカット可能に前記可動刃を往動可
    能、かつ該ロータを他方向に回動させた場合に該バネの
    付勢力に抗する可動アームの相対変位を利用して第2押
    圧係合面を引離し該係合穴内の第1押圧係合面で前記パ
    ーシャルカット可能に前記可動刃を往動可能に構成し
    た、ことを特徴とするシート切断装置。
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