JPH0646672U - バリカン - Google Patents

バリカン

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Publication number
JPH0646672U
JPH0646672U JP8447492U JP8447492U JPH0646672U JP H0646672 U JPH0646672 U JP H0646672U JP 8447492 U JP8447492 U JP 8447492U JP 8447492 U JP8447492 U JP 8447492U JP H0646672 U JPH0646672 U JP H0646672U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide
slider
blade
motor
crank
Prior art date
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Pending
Application number
JP8447492U
Other languages
English (en)
Inventor
信三 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daito Electric Machine Industry Co Ltd
Original Assignee
Daito Electric Machine Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daito Electric Machine Industry Co Ltd filed Critical Daito Electric Machine Industry Co Ltd
Priority to JP8447492U priority Critical patent/JPH0646672U/ja
Publication of JPH0646672U publication Critical patent/JPH0646672U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スライド刃の往復スライドをすべり摩擦を生
じることなくスライドさせて、長期間の使用に耐え、ま
た、部品点数を少なくして安価に得られる。 【構成】 モータ2 の回転によって、固定刃15に対して
スライド刃19を往復スライド自在としたバリカンにおい
て、上記スライド方向に軸支したシャフト11に、上記ス
ライド刃19と係合する摺動子9 を挿通し、この摺動子9
と連結するクランク7 をモータ駆動軸3 から偏心した位
置に設けている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電動式バリカンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のバリカンは、図3に示すように、本体31に取り付けたモータ32の駆動軸 33にウォーム34を設け、このウォーム34と本体31に軸支したウォームホイール35 とをかみ合せ、該ウォームホイール35の偏心位置に突出したピン36と本体31に支 点軸37を取り付けたレバー38の一端部長孔39とを係合させ、上記レバー38の他端 の突出部40をスライド刃41の凹所42と係合させている。
【0003】 上記構成のものは、モータ32の回転をウォーム34、ウォームホイール35により 減速してレバー38を往復回動させ、このレバー38の端部突出部40の往復回動によ り凹所42を介してスライド刃41や往復スライドさせていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、上記従来のものは、スライド刃41を往復スライドさせるために、レ バー38の往復回動をスライド運動に代えていたので、レバー38の突出部40とスラ イド刃41の凹所42とがすべり摩擦により、特に突出部40が摩耗して、ガタツキが 生じやすく、かつ、構造が複雑で簡単に取り替えもできず、長期間の使用ができ ない欠点があり、また、部品点数が多く高価となるなどの課題があった。
【0005】 そこで、本考案は、上記課題を解決するために、スライド刃の往復スライドを すべり摩擦を生じることなくスライドさせて、長期間の使用に耐え、また、部品 点数を少なくして安価に得られるバリカンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、上記目的を達成するために、次の技術的手段を講じた。 即ち、本考案のバリカンは、モータの回転によって、固定刃に対してスライド 刃を往復スライド自在としたバリカンにおいて、上記スライド方向に架設したシ ャフトに、上記スライド刃と係合する摺動子を挿通し、この摺動子と連結するク ランクをモータ駆動軸から偏心した位置に設けたことを特徴としている。
【0007】 また、請求項2の考案は、上記のクランクと摺動子との間にボールベアリング を取り付けている。
【0008】
【作用】
本考案によれば、モータ駆動軸より偏心したクランクにより、スライド方向に 架設したシャフトに挿通した摺動子を介してスライド刃を往復スライドするよう にしたので、すべり摩擦を生じることなく、長期の使用に耐えることができる。 また、請求項2によれば、上記クランクと摺動子との間にボールベアリングを 取り付け、回転運動を直線運動に代える際に、摩擦抵抗を少なくすることができ るので、モータを小型化することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。 図1において、符号1はバリカンケースの本体で、この本体1 内に低速高トル クのモータ2 を配置し、このモータ2 の駆動軸3 にナイロンワッシャ4 、スラス トベアリング5 を介して回転体6 を固定し、この回転体6 の偏心位置にクランク 7 を突設し、このクランク7 にボールベアリング8 を介して硬質合成樹脂製の摺 動子9 を嵌合し、この摺動子9 に上記クランク7 と直交方向の孔10を形成し、こ の孔10に挿通したシャフト11の両端部を、上記本体1 に設けた軸受12に着脱可能 に圧嵌している。
【0010】 上記シャフト11の下方には、図2に示すように、本体1 の下端部に回動軸13を 軸支し、この回動軸13の中央部には舌片14を突設し、この舌片14には固定刃15の 中央下部に形成した平孔16を嵌合し、この平孔16の両側より上向に突出した突片 17,17 間に、上記本体1 側に突出した突片18,18 を係合させて、固定刃15の横方 向移動を阻止している。
【0011】 上記固定刃15上には平面略コ字状のスライド刃19を載置し、このスライド刃19 の上部に設けた横溝20に、平面略コ字状の両端部を固定刃15上にビス21で取り付 けたバネ22の先端部に嵌合した硬質合成樹脂片23を圧入して、固定刃15に対して 、スライド刃19を上下 (前後) 動を阻止し、横方向移動可能としている。 上記スライド刃19の上面中央部にはコ字状の嵌合溝24を形成して、前記摺動子 9 の突出部25と嵌着するように構成している。
【0012】 上記のように構成した本実施例によれば、モータ2 の回転により、モータ駆動 軸3 より偏心したクランク7 により、スライド方向に軸支したシャフト11に挿通 した摺動子9 を介してスライド刃19を往復スライドするようにしたので、摺動子 9 と嵌合溝24との間ですべり摩擦を生じることなく、長期の使用に耐えることが できる。仮に、長期の使用により摺動子9 が摩耗しても、シャフト11を着脱可能 としたので、摺動子9 のみを簡単に取り替えることができ、また、上記クランク 11と摺動子9 との間にボールベアリング8 を取り付け、回転運動を直線運動に代 える際に、摩擦抵抗を少なくすることができるので、モータを小型化することが できる。
【0013】 さらに、対の刃15,19 を回動軸13を支点として、図2の1点鎖線で示すように 、回動することができ、しかも、下方回動時に舌片14より対の刃15,19 を引き抜 いて、他の固定刃の厚さの異なる刃と取り替えることができる。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば、モータ駆動軸より偏心したクランクにより、スライド方向に 軸支したシャフトに挿通した摺動子を介してスライド刃を往復スライドするよう にしたので、すべり摩擦を生じることなく、長期の使用に耐えることができ、さ らに、部品点数が少なく安価に得られる。
【0015】 また、請求項2によれば、上記クランクと摺動子との間にボールベアリングを 取り付け、回転運動を直線運動に代える際に、摩擦抵抗を少なくすることができ るので、モータを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す要部の平面図である。
【図2】図1の一部縦断側面図である。
【図3】従来例を示す簡略平面図である。
【符号の説明】
2 モータ 3 駆動軸 7 クランク 8 ボールベアリング 9 摺動子 11 シャフト 15 固定刃 19 スライド刃

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータの回転によって、固定刃に対して
    スライド刃を往復スライド自在としたバリカンにおい
    て、上記スライド方向に架設したシャフトに、上記スラ
    イド刃と係合する摺動子を挿通し、この摺動子と連結す
    るクランクをモータ駆動軸から偏心した位置に設けたこ
    とを特徴とするバリカン。
  2. 【請求項2】 上記のクランクと摺動子との間にボール
    ベアリングを取り付けた請求項1記載のバリカン。
JP8447492U 1992-12-08 1992-12-08 バリカン Pending JPH0646672U (ja)

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JP8447492U JPH0646672U (ja) 1992-12-08 1992-12-08 バリカン

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JP8447492U JPH0646672U (ja) 1992-12-08 1992-12-08 バリカン

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JPH0646672U true JPH0646672U (ja) 1994-06-28

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JP8447492U Pending JPH0646672U (ja) 1992-12-08 1992-12-08 バリカン

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002052270A (ja) * 2000-08-11 2002-02-19 Izumi Products Co 回転式電気かみそり
JP2005535424A (ja) * 2002-08-16 2005-11-24 ウエラ アクチェンゲゼルシャフト バリカン

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS518059A (ja) * 1974-07-08 1976-01-22 Suwa Seikosha Kk Denkikamisori
JPS51124763A (en) * 1975-04-23 1976-10-30 Aisin Seiki Co Ltd A spring control apparatus

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