JPH08121596A - ガスケット - Google Patents
ガスケットInfo
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- JPH08121596A JPH08121596A JP6281569A JP28156994A JPH08121596A JP H08121596 A JPH08121596 A JP H08121596A JP 6281569 A JP6281569 A JP 6281569A JP 28156994 A JP28156994 A JP 28156994A JP H08121596 A JPH08121596 A JP H08121596A
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- JP
- Japan
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- height
- beads
- gasket
- bead
- substrate
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/08—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
- F16J15/0818—Flat gaskets
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16J15/00—Sealings
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- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/08—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
- F16J15/0818—Flat gaskets
- F16J2015/085—Flat gaskets without fold over
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J15/00—Sealings
- F16J15/02—Sealings between relatively-stationary surfaces
- F16J15/06—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces
- F16J15/08—Sealings between relatively-stationary surfaces with solid packing compressed between sealing surfaces with exclusively metal packing
- F16J15/0818—Flat gaskets
- F16J2015/0862—Flat gaskets with a bore ring
Abstract
(57)【要約】
【目的】 基板にハーフビードを一体形成してなり、複
数の装着部材の間に挟着使用されるガスケットについ
て、装着部材の変形に対するハーフビードの追随性を高
め、もって優れたシール性を発揮することが可能なガス
ケットを提供する。 【構成】 基板1の厚さ方向の一方側に、ハーフビード
4A,4B複数段、連続して設けることにした。
数の装着部材の間に挟着使用されるガスケットについ
て、装着部材の変形に対するハーフビードの追随性を高
め、もって優れたシール性を発揮することが可能なガス
ケットを提供する。 【構成】 基板1の厚さ方向の一方側に、ハーフビード
4A,4B複数段、連続して設けることにした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密封装置の一種である
ガスケットに関する。
ガスケットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、図4ないし図6に示すよう
に、鋼板製の基板21を備え、この基板21の周縁と、
この基板21に設けた複数のボア部22の周縁にそれぞ
れ、ハーフビード(ステップ状ビードとも称する)2
3,24を一体形成したガスケットが知られている(特
開平4−64778号公報参照)。ハーフビード23,
24はそれぞれ、基板21に対して所定の角度をなす斜
面部24aと、基板21と略平行な平面部24bとを一
体に備えており、またこのガスケットにおいては、特
に、互いに隣り合った二つのボア部22の周縁に設けら
れたハーフビード24が、一方(図5または図6におけ
る左側のハーフビード24)は基板21の厚さ方向の一
方側(図5または図6における下側)に突出形成される
とともに、他方(図5または図6における右側のハーフ
ビード24)は基板21の厚さ方向の他方側(図5また
は図6における上側)に突出形成されて、すなわち、互
いに反対側に設けられている。
に、鋼板製の基板21を備え、この基板21の周縁と、
この基板21に設けた複数のボア部22の周縁にそれぞ
れ、ハーフビード(ステップ状ビードとも称する)2
3,24を一体形成したガスケットが知られている(特
開平4−64778号公報参照)。ハーフビード23,
24はそれぞれ、基板21に対して所定の角度をなす斜
面部24aと、基板21と略平行な平面部24bとを一
体に備えており、またこのガスケットにおいては、特
に、互いに隣り合った二つのボア部22の周縁に設けら
れたハーフビード24が、一方(図5または図6におけ
る左側のハーフビード24)は基板21の厚さ方向の一
方側(図5または図6における下側)に突出形成される
とともに、他方(図5または図6における右側のハーフ
ビード24)は基板21の厚さ方向の他方側(図5また
は図6における上側)に突出形成されて、すなわち、互
いに反対側に設けられている。
【0003】また従来、図7および図8に示すように、
鋼板製の基板41を備え、この基板41の周縁と、この
基板41に設けたボア部42の周縁にそれぞれ、ハーフ
ビード43,44を一体形成したガスケットが知られて
いる(実開平5−57514号公報参照)。ハーフビー
ド43,44はそれぞれ、基板41に対して所定の角度
をなす斜面部43a,44aと、基板41と略平行な平
面部43b,44bとを一体に備えているが、この従来
例では、各ハーフビード43,44が基板21の厚さ方
向の同じ側(図8における上側)に設けられている。
鋼板製の基板41を備え、この基板41の周縁と、この
基板41に設けたボア部42の周縁にそれぞれ、ハーフ
ビード43,44を一体形成したガスケットが知られて
いる(実開平5−57514号公報参照)。ハーフビー
ド43,44はそれぞれ、基板41に対して所定の角度
をなす斜面部43a,44aと、基板41と略平行な平
面部43b,44bとを一体に備えているが、この従来
例では、各ハーフビード43,44が基板21の厚さ方
向の同じ側(図8における上側)に設けられている。
【0004】上記構成を備えたガスケットは、例えばシ
リンダヘッドガスケットとして、装着部材であるエンジ
ンブロックとシリンダヘッドの間に挟着使用されるが、
当該ガスケットが装着されたときに、各ハーフビード2
3,24,43,44は、傾斜面部24a,43a,4
4aの傾斜角度を無くすように強く締め付けられる。こ
のため一旦、装着したガスケットを取り外すと、傾斜面
部24a,43a,44aの傾斜角度が元には戻らず、
小さくなって、この分、各ハーフビード23,24,4
3,44が塑性変形することになる。したがって当該ガ
スケットを装着したままであっても、装着部材が変形
(熱変形等)するようなことがあると、各ハーフビード
23,24,43,44がこの装着部材の変形に追随し
切れず、よって必要なシール性を確保することができな
くなることがある。
リンダヘッドガスケットとして、装着部材であるエンジ
ンブロックとシリンダヘッドの間に挟着使用されるが、
当該ガスケットが装着されたときに、各ハーフビード2
3,24,43,44は、傾斜面部24a,43a,4
4aの傾斜角度を無くすように強く締め付けられる。こ
のため一旦、装着したガスケットを取り外すと、傾斜面
部24a,43a,44aの傾斜角度が元には戻らず、
小さくなって、この分、各ハーフビード23,24,4
3,44が塑性変形することになる。したがって当該ガ
スケットを装着したままであっても、装着部材が変形
(熱変形等)するようなことがあると、各ハーフビード
23,24,43,44がこの装着部材の変形に追随し
切れず、よって必要なシール性を確保することができな
くなることがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上の点に鑑
み、装着部材の変形に対するハーフビードの追随性を高
め、もって優れたシール性を発揮することが可能なガス
ケットを提供することを目的とする。
み、装着部材の変形に対するハーフビードの追随性を高
め、もって優れたシール性を発揮することが可能なガス
ケットを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のガスケットは、基板にハーフビードを一体
形成してなり、複数の装着部材の間に挟着使用されるガ
スケットにおいて、前記基板の厚さ方向の一方側に、前
記ハーフビードを複数段、連続して設けることにした。
め、本発明のガスケットは、基板にハーフビードを一体
形成してなり、複数の装着部材の間に挟着使用されるガ
スケットにおいて、前記基板の厚さ方向の一方側に、前
記ハーフビードを複数段、連続して設けることにした。
【0007】
【作用】上記構成を備えた本発明のガスケットにおいて
は、基板の厚さ方向の一方側にハーフビードが複数段、
連続して設けられているために、この複数段のハーフビ
ードの高さ(全高)が、従来の一段のみのハーフビード
の高さより高く設定されることになる。したがってハー
フビードの高さが従来より高くなった分だけ、その追随
性を高めることが可能である。またハーフビードの追随
性を高めることだけを考えるならば、一つのハーフビー
ドの斜面部を、その断面形状において長手方向に長く延
ばせば良い訳であるが、これでは、ハーフビードの高さ
は高くなるものの、斜面部の基部が一箇所のままである
ために、ここに応力が集中して、ハーフビードが大きく
塑性変形してしまう。これに対して本発明のガスケット
によれば、ハーフビードの段数に応じて応力が分散され
ることになるために、ハーフビード全体としての塑性変
形が従来より小さくなる。したがって本発明のガスケッ
トによれば、複数段のハーフビードの高さ(全高)が従
来の一段のみのハーフビードの高さと同じであっても、
塑性変形が従来より小さくなった分だけ、その追随性を
高めることが可能である。そして、この観点からすれ
ば、本発明のガスケットは、ハーフビードの斜面部の中
途に、一つまたは複数の平面部を設けたものであると表
現することもできる。
は、基板の厚さ方向の一方側にハーフビードが複数段、
連続して設けられているために、この複数段のハーフビ
ードの高さ(全高)が、従来の一段のみのハーフビード
の高さより高く設定されることになる。したがってハー
フビードの高さが従来より高くなった分だけ、その追随
性を高めることが可能である。またハーフビードの追随
性を高めることだけを考えるならば、一つのハーフビー
ドの斜面部を、その断面形状において長手方向に長く延
ばせば良い訳であるが、これでは、ハーフビードの高さ
は高くなるものの、斜面部の基部が一箇所のままである
ために、ここに応力が集中して、ハーフビードが大きく
塑性変形してしまう。これに対して本発明のガスケット
によれば、ハーフビードの段数に応じて応力が分散され
ることになるために、ハーフビード全体としての塑性変
形が従来より小さくなる。したがって本発明のガスケッ
トによれば、複数段のハーフビードの高さ(全高)が従
来の一段のみのハーフビードの高さと同じであっても、
塑性変形が従来より小さくなった分だけ、その追随性を
高めることが可能である。そして、この観点からすれ
ば、本発明のガスケットは、ハーフビードの斜面部の中
途に、一つまたは複数の平面部を設けたものであると表
現することもできる。
【0008】
【実施例】つぎに本発明の実施例を図面にしたがって説
明する。
明する。
【0009】当該実施例に係るガスケットは、図1に示
すように、先ず、鋼板製の基板1を備えており、この基
板1の周縁と、この基板1に設けた複数のボア部2の周
縁にそれぞれ、ハーフビード3,4が一体形成されてお
り、これらのハーフビード3,4のうち、各ボア部2の
周縁に設けられたハーフビード4が本発明に係る複数段
構造(当該実施例においては二段構造)となっている。
すなわち、図2にその断面を拡大して示すように、基板
1の図上左側に、先ず、傾斜面部4aと平面部4bとを
備えた第一段目のハーフビード4Aが、基板1の厚さ方
向の一方側(図上上側)に突出形成され、この第一段目
のハーフビード4Aに連続して、傾斜面部4cと平面部
4dとを備えた第二段目のハーフビード4Bが、同じ側
(図上上側)に突出形成されている。各ハーフビード
3,4は、基板1の周縁に設けられた一段構造のハーフ
ビード3をも含めて、皆、基板1の厚さ方向の同じ側
(図2における上側)に設けられている。図1および図
2において、一点鎖線はそれぞれハーフビード3の中心
線を示している。
すように、先ず、鋼板製の基板1を備えており、この基
板1の周縁と、この基板1に設けた複数のボア部2の周
縁にそれぞれ、ハーフビード3,4が一体形成されてお
り、これらのハーフビード3,4のうち、各ボア部2の
周縁に設けられたハーフビード4が本発明に係る複数段
構造(当該実施例においては二段構造)となっている。
すなわち、図2にその断面を拡大して示すように、基板
1の図上左側に、先ず、傾斜面部4aと平面部4bとを
備えた第一段目のハーフビード4Aが、基板1の厚さ方
向の一方側(図上上側)に突出形成され、この第一段目
のハーフビード4Aに連続して、傾斜面部4cと平面部
4dとを備えた第二段目のハーフビード4Bが、同じ側
(図上上側)に突出形成されている。各ハーフビード
3,4は、基板1の周縁に設けられた一段構造のハーフ
ビード3をも含めて、皆、基板1の厚さ方向の同じ側
(図2における上側)に設けられている。図1および図
2において、一点鎖線はそれぞれハーフビード3の中心
線を示している。
【0010】上記構成を備えたガスケットにおいては、
基板1の厚さ方向の一方側(図上上側)にハーフビード
4A,4Bが二段、連続して設けられているために、こ
の二段のハーフビード4A,4Bの高さ(全高)tが、
従来の一段のみのハーフビードの高さより高く設定され
ることになる。したがってハーフビード4A,4Bの高
さtが従来より高くなった分だけ、その追随性を高める
ことが可能である。また装着時に発生する応力が二段に
亙って分散されて、この分、塑性変形しにくくなってい
るために、二段のハーフビード4A,4Bの高さ(全
高)tが従来の一段のみのハーフビードの高さと同じで
あっても、その追随性を高めることが可能である。した
がって、これらにより装着部材の変形に対するハーフビ
ード4A,4Bの追随性を高めることができ、当該ガス
ケットのシール性能を向上させることができる。
基板1の厚さ方向の一方側(図上上側)にハーフビード
4A,4Bが二段、連続して設けられているために、こ
の二段のハーフビード4A,4Bの高さ(全高)tが、
従来の一段のみのハーフビードの高さより高く設定され
ることになる。したがってハーフビード4A,4Bの高
さtが従来より高くなった分だけ、その追随性を高める
ことが可能である。また装着時に発生する応力が二段に
亙って分散されて、この分、塑性変形しにくくなってい
るために、二段のハーフビード4A,4Bの高さ(全
高)tが従来の一段のみのハーフビードの高さと同じで
あっても、その追随性を高めることが可能である。した
がって、これらにより装着部材の変形に対するハーフビ
ード4A,4Bの追随性を高めることができ、当該ガス
ケットのシール性能を向上させることができる。
【0011】尚、上記実施例において、第一段目のハー
フビード4Aと第二段目のハーフビード4Bは、図2に
示したように、その高さt1 ,t2 と傾斜面部4a,4
cの長さw1 ,w2 をそれぞれ互いに同じくしている
が、図3に示すように、両ハーフビード4A,4Bにお
いて、この高さまたは傾斜面部の長さを互いに異ならせ
るようにしても良い。そして、この場合は、傾斜面部4
a,4cの長さw1 ,w2 に対する高さt1 ,t2 の比
率(t1 /w1 ,t2 /w2 )が小さければ、ハーフビ
ード4A,4Bの剛性が小さくなるとともに、傾斜面部
4a,4cの長さw1 ,w2 に対する高さt1 ,t2 の
比率(t1 /w1 ,t2 /w2 )が大きければ、ハーフ
ビード4A,4Bの剛性が大きくなるために、前者を低
面圧用、後者を高面圧用と、両ビード4A,4Bを使い
分けすることができる。したがって、これにより広い範
囲の面圧に対応したビード仕様を実現することができ
る。
フビード4Aと第二段目のハーフビード4Bは、図2に
示したように、その高さt1 ,t2 と傾斜面部4a,4
cの長さw1 ,w2 をそれぞれ互いに同じくしている
が、図3に示すように、両ハーフビード4A,4Bにお
いて、この高さまたは傾斜面部の長さを互いに異ならせ
るようにしても良い。そして、この場合は、傾斜面部4
a,4cの長さw1 ,w2 に対する高さt1 ,t2 の比
率(t1 /w1 ,t2 /w2 )が小さければ、ハーフビ
ード4A,4Bの剛性が小さくなるとともに、傾斜面部
4a,4cの長さw1 ,w2 に対する高さt1 ,t2 の
比率(t1 /w1 ,t2 /w2 )が大きければ、ハーフ
ビード4A,4Bの剛性が大きくなるために、前者を低
面圧用、後者を高面圧用と、両ビード4A,4Bを使い
分けすることができる。したがって、これにより広い範
囲の面圧に対応したビード仕様を実現することができ
る。
【0012】また上記実施例においては、ボア部2の周
縁に設けられたハーフビード4のみを複数段構造として
いるが、併せて、またはこれに代えて、基板1の周縁に
設けられたハーフビード3を複数段構造としても良い。
すなわち、一般論として、どのハーフビードを複数段構
造とするかは、シール性が要求される度合いによって定
められる(高シール性が要求される部分に複数段構造が
用いられる)。段数は限定されず、また、もとよりハー
フビードの平面的なレイアウト形状は限定されない。
縁に設けられたハーフビード4のみを複数段構造として
いるが、併せて、またはこれに代えて、基板1の周縁に
設けられたハーフビード3を複数段構造としても良い。
すなわち、一般論として、どのハーフビードを複数段構
造とするかは、シール性が要求される度合いによって定
められる(高シール性が要求される部分に複数段構造が
用いられる)。段数は限定されず、また、もとよりハー
フビードの平面的なレイアウト形状は限定されない。
【0013】
【発明の効果】本発明は、以下の効果を奏する。
【0014】すなわち、上記構成を備えた本発明のガス
ケットにおいては、基板の厚さ方向の一方側にハーフビ
ードが複数段、連続して設けられているために、この複
数段のハーフビードの高さ(全高)が、従来の一段のみ
のハーフビードの高さより高く設定されることになる。
したがってハーフビードの高さが従来より高くなった分
だけ、その追随性を高めることが可能である。また装着
時に発生する応力が複数段に亙って分散されて、この
分、塑性変形しにくくなっているために、複数段のハー
フビードの高さ(全高)が従来の一段のみのハーフビー
ドの高さと同じであっても、その追随性を高めることが
可能である。したがって、これらにより装着部材の変形
に対するハーフビードの追随性を高めることができ、も
って優れたシール性を発揮することが可能なガスケット
を提供することができる。
ケットにおいては、基板の厚さ方向の一方側にハーフビ
ードが複数段、連続して設けられているために、この複
数段のハーフビードの高さ(全高)が、従来の一段のみ
のハーフビードの高さより高く設定されることになる。
したがってハーフビードの高さが従来より高くなった分
だけ、その追随性を高めることが可能である。また装着
時に発生する応力が複数段に亙って分散されて、この
分、塑性変形しにくくなっているために、複数段のハー
フビードの高さ(全高)が従来の一段のみのハーフビー
ドの高さと同じであっても、その追随性を高めることが
可能である。したがって、これらにより装着部材の変形
に対するハーフビードの追随性を高めることができ、も
って優れたシール性を発揮することが可能なガスケット
を提供することができる。
【図1】本発明の実施例に係るガスケットの一部平面図
【図2】図1におけるA−A線拡大断面図
【図3】本発明の他の実施例に係るガスケットの要部断
面図
面図
【図4】従来例に係るガスケットの一部平面図
【図5】図4におけるB−B線拡大断面図
【図6】図4におけるC−C線拡大断面図
【図7】他の従来例に係るガスケットの平面図
【図8】図7におけるD−D線拡大断面図
1 基板 2 ボア部 3,4,4A,4B ハーフビード 4a,4c 傾斜面部 4b,4d 平面部
【手続補正書】
【提出日】平成6年11月29日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
Claims (1)
- 【請求項1】 基板にハーフビードを一体形成してな
り、複数の装着部材の間に挟着使用されるガスケットに
おいて、前記基板(1)の厚さ方向の一方側に、前記ハ
ーフビード(4A)(4B)を複数段、連続して設けた
ことを特徴とするガスケット。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6281569A JPH08121596A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | ガスケット |
US08/614,137 US5725222A (en) | 1994-10-21 | 1996-03-12 | Gasket |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6281569A JPH08121596A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | ガスケット |
US08/614,137 US5725222A (en) | 1994-10-21 | 1996-03-12 | Gasket |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08121596A true JPH08121596A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=26554235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6281569A Pending JPH08121596A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | ガスケット |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5725222A (ja) |
JP (1) | JPH08121596A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012120924A1 (ja) | 2011-03-08 | 2012-09-13 | Nok株式会社 | ガスケットのシールビード構造 |
KR20120107912A (ko) * | 2009-06-24 | 2012-10-04 | 페더럴-모걸 코오포레이숀 | 실린더 헤드 가스킷 |
JP2013119946A (ja) * | 2011-12-09 | 2013-06-17 | Honda Motor Co Ltd | ビード付きガスケット |
US20220163114A1 (en) * | 2020-11-20 | 2022-05-26 | Dana Automotive Systems Group, Llc | Sealing gasket with optimized profile |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2841183B2 (ja) * | 1996-07-19 | 1998-12-24 | 石川ガスケット株式会社 | 金属積層形ガスケット |
WO2011024812A1 (ja) * | 2009-08-26 | 2011-03-03 | Nok株式会社 | 金属ガスケット及び金属ガスケット用金型の製造方法 |
US9939066B2 (en) | 2013-03-14 | 2018-04-10 | Federal-Mogul Llc | Elastic sealing member radially inwardly of primary sealing bead |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0612095B2 (ja) * | 1985-05-09 | 1994-02-16 | 日本メタルガスケット株式会社 | 単板金属ガスケット |
DE3805940A1 (de) * | 1988-02-25 | 1989-09-14 | Ksa Dichtsysteme | Zylinderkopfdichtung |
DE69016781T2 (de) * | 1990-05-28 | 1995-09-14 | Nihon Metal Gasket | Metalldichtung. |
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