JPH0811937A - 梱包材および梱包体 - Google Patents
梱包材および梱包体Info
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- JPH0811937A JPH0811937A JP6143366A JP14336694A JPH0811937A JP H0811937 A JPH0811937 A JP H0811937A JP 6143366 A JP6143366 A JP 6143366A JP 14336694 A JP14336694 A JP 14336694A JP H0811937 A JPH0811937 A JP H0811937A
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- packing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 梱包強度を維持し、輸送時などに被梱包物の
破損を防止しつつ、生産性が良くて被梱包物の保管の容
易な梱包材および梱包体を提供することにある。 【構成】 平板状のパット材(1)に切欠開口部(1
0)を形成し、この切欠開口部(10)の側方の残片部
(20)を上方へ山形に折り曲げて形成される凸部(1
5)を具備してなる。
破損を防止しつつ、生産性が良くて被梱包物の保管の容
易な梱包材および梱包体を提供することにある。 【構成】 平板状のパット材(1)に切欠開口部(1
0)を形成し、この切欠開口部(10)の側方の残片部
(20)を上方へ山形に折り曲げて形成される凸部(1
5)を具備してなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、梱包材および梱包体に
関し、具体的には、食卓、冷蔵庫、テレビなどの被梱包
物を梱包するのに有用な梱包材および梱包体に関する。
関し、具体的には、食卓、冷蔵庫、テレビなどの被梱包
物を梱包するのに有用な梱包材および梱包体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の梱包材としては、発泡スチロール
などの発泡樹脂からなるものであり、食卓、冷蔵庫、テ
レビなどの被梱包物を梱包する際には、天板および脚な
どの各当接部やこれらと外箱との当たり部に嵌合させて
使用していたものであった。
などの発泡樹脂からなるものであり、食卓、冷蔵庫、テ
レビなどの被梱包物を梱包する際には、天板および脚な
どの各当接部やこれらと外箱との当たり部に嵌合させて
使用していたものであった。
【0003】しかし、上記のような梱包材では、被梱包
物に加わる外部からの衝撃を効果的に緩衝するために梱
包材の厚みを大きくしていた。このことにより、保管す
る際に、収納スペースが広く必要となり、不便であっ
た。また、発泡スチロールのパット材などの発泡樹脂の
成形には、型を使用するために手間がかかり、生産性に
おいても良くなかった。
物に加わる外部からの衝撃を効果的に緩衝するために梱
包材の厚みを大きくしていた。このことにより、保管す
る際に、収納スペースが広く必要となり、不便であっ
た。また、発泡スチロールのパット材などの発泡樹脂の
成形には、型を使用するために手間がかかり、生産性に
おいても良くなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の点に
鑑みて為されたものであって、その目的とするところ
は、梱包強度を維持し、輸送時などに被梱包物の破損を
防止しつつ、生産性が良くて被梱包物の保管の容易な梱
包材および梱包体を提供することにある。
鑑みて為されたものであって、その目的とするところ
は、梱包強度を維持し、輸送時などに被梱包物の破損を
防止しつつ、生産性が良くて被梱包物の保管の容易な梱
包材および梱包体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
梱包材は、平板状のパット材(1)に切欠開口部(1
0)を形成し、この切欠開口部(10)の側方の残片部
(20)を上方へ山形に折り曲げて形成される凸部(1
5)を具備してなることを特徴とする。
梱包材は、平板状のパット材(1)に切欠開口部(1
0)を形成し、この切欠開口部(10)の側方の残片部
(20)を上方へ山形に折り曲げて形成される凸部(1
5)を具備してなることを特徴とする。
【0006】本発明の請求項2に係る梱包材は、上記残
片部(20)と隣り合う、上記切欠開口部(10)の一
辺から突出する突出片(21)を備え、この突出片(2
1)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に対向する
他辺(22)に当止してなることを特徴とする。
片部(20)と隣り合う、上記切欠開口部(10)の一
辺から突出する突出片(21)を備え、この突出片(2
1)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に対向する
他辺(22)に当止してなることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項3に係る梱包材は、上記突
出片(21)の先端に係止部(12)を備え、この係止
部(12)を上記切欠開口部(10)の他辺(22)に
設けられた被係止部(11)に係合してなることを特徴
とする。
出片(21)の先端に係止部(12)を備え、この係止
部(12)を上記切欠開口部(10)の他辺(22)に
設けられた被係止部(11)に係合してなることを特徴
とする。
【0008】本発明の請求項4に係る梱包材は、上記凸
部(15)を切欠開口部(10)の両側方に形成してな
ることを特徴とする。
部(15)を切欠開口部(10)の両側方に形成してな
ることを特徴とする。
【0009】本発明の請求項5に係る梱包体は、請求項
4記載の梱包材を、上記凸部(15)が対向するよう
に、被梱包物(4)の上下に配設してなることを特徴と
する。
4記載の梱包材を、上記凸部(15)が対向するよう
に、被梱包物(4)の上下に配設してなることを特徴と
する。
【0010】本発明の請求項6に係る梱包体は、上記パ
ット材(1)の凸部(15)の向きを被梱包物(4)の
上下で互いに直行させたことを特徴とする。
ット材(1)の凸部(15)の向きを被梱包物(4)の
上下で互いに直行させたことを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の請求項1に係る梱包材によると、平板
状のパット材(1)に切欠開口部(10)を形成し、こ
の切欠開口部(10)の側方の残片部(20)を上方へ
山形に折り曲げて形成される凸部(15)を具備してな
るので、切欠開口部(10)の側方の残片部(20)を
上方へ山形に折り曲げて凸部(15)を形成するだけ
で、パット材(1)の組み立てができ、被梱包物の保持
部分を形成するものである。すなわち、上記パット材
(1)の組み立てをするだけで、梱包強度を維持し、輸
送時などに被梱包物の破損を防止しつつ、パット材
(1)の生産性が良くて被梱包物の保管が容易にでき
る。
状のパット材(1)に切欠開口部(10)を形成し、こ
の切欠開口部(10)の側方の残片部(20)を上方へ
山形に折り曲げて形成される凸部(15)を具備してな
るので、切欠開口部(10)の側方の残片部(20)を
上方へ山形に折り曲げて凸部(15)を形成するだけ
で、パット材(1)の組み立てができ、被梱包物の保持
部分を形成するものである。すなわち、上記パット材
(1)の組み立てをするだけで、梱包強度を維持し、輸
送時などに被梱包物の破損を防止しつつ、パット材
(1)の生産性が良くて被梱包物の保管が容易にでき
る。
【0012】本発明の請求項2に係る梱包材によると、
上記残片部(20)と隣り合う、上記切欠開口部(1
0)の一辺から突出する突出片(21)を備え、この突
出片(21)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に
対向する他辺(22)に当止してなるので、残片部(2
0)を上方へ山形に折り曲げて凸部(15)を形成する
際に突出片(21)の先端を上記切欠開口部(10)の
一辺に対向する他辺(22)に当止するだけで位置合わ
せが簡単にでき、被梱包物の保持部分を簡単に形成する
ものである。
上記残片部(20)と隣り合う、上記切欠開口部(1
0)の一辺から突出する突出片(21)を備え、この突
出片(21)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に
対向する他辺(22)に当止してなるので、残片部(2
0)を上方へ山形に折り曲げて凸部(15)を形成する
際に突出片(21)の先端を上記切欠開口部(10)の
一辺に対向する他辺(22)に当止するだけで位置合わ
せが簡単にでき、被梱包物の保持部分を簡単に形成する
ものである。
【0013】本発明の請求項3に係る梱包材によると、
上記突出片(21)の先端に係止部(12)を備え、こ
の係止部(12)を上記切欠開口部(10)の他辺(2
2)に設けられた被係止部(11)に係合してなるの
で、この係止部(12)を被係止部(11)に係合させ
れば、テープなどによって固定することなしに、突出片
(21)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に対向
する他辺(22)に当止することが容易に、しかも、強
固にできる。
上記突出片(21)の先端に係止部(12)を備え、こ
の係止部(12)を上記切欠開口部(10)の他辺(2
2)に設けられた被係止部(11)に係合してなるの
で、この係止部(12)を被係止部(11)に係合させ
れば、テープなどによって固定することなしに、突出片
(21)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に対向
する他辺(22)に当止することが容易に、しかも、強
固にできる。
【0014】本発明の請求項4に係る梱包材によると、
上記凸部(15)を切欠開口部(10)の両側方に形成
してなるので、被梱包物の保持部分を被梱包物の両側方
に形成することができ、被梱包物が確実にずれることな
く、梱包強度を維持し、輸送時などに被梱包物の破損を
防止しつつ、被梱包物の保管が容易にできる。
上記凸部(15)を切欠開口部(10)の両側方に形成
してなるので、被梱包物の保持部分を被梱包物の両側方
に形成することができ、被梱包物が確実にずれることな
く、梱包強度を維持し、輸送時などに被梱包物の破損を
防止しつつ、被梱包物の保管が容易にできる。
【0015】本発明の請求項5に係る梱包体によると、
請求項4記載の梱包材を、上記凸部(15)が対向する
ように、被梱包物(4)の上下に配設してなるので、輸
送時などに被梱包物(4)の動きを抑制できる。
請求項4記載の梱包材を、上記凸部(15)が対向する
ように、被梱包物(4)の上下に配設してなるので、輸
送時などに被梱包物(4)の動きを抑制できる。
【0016】本発明の請求項6に係る梱包体によると、
上記パット材(1)の凸部(15)の向きを被梱包物
(4)の上下で互いに直行させたので、輸送時などに被
梱包物(4)の前後、左右の動きを抑制でき、さらに確
実に被梱包物(4)の破損を防止できる。
上記パット材(1)の凸部(15)の向きを被梱包物
(4)の上下で互いに直行させたので、輸送時などに被
梱包物(4)の前後、左右の動きを抑制でき、さらに確
実に被梱包物(4)の破損を防止できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例に係る図面に基づいて
詳しく説明する。
詳しく説明する。
【0018】図1は、本発明の一実施例に係る梱包材の
展開図である。図2は、図1の梱包材の斜視図である。
図3は、本発明の他の一実施例に係る梱包材の展開図で
ある。図4は、図3の梱包材の斜視図である。図5は、
本発明の一実施例に係る梱包体の斜視図である。
展開図である。図2は、図1の梱包材の斜視図である。
図3は、本発明の他の一実施例に係る梱包材の展開図で
ある。図4は、図3の梱包材の斜視図である。図5は、
本発明の一実施例に係る梱包体の斜視図である。
【0019】本発明の梱包材は、図1および図3に示す
ごとく、平板状のパット材(1)を有する。このパット
材(1)は、組み立てられて被梱包物を梱包するもので
ある。パット材(1)の材質としては、段ボール紙など
が用いられるが、折り曲げて組み立てられるものなら
ば、特に問わない。
ごとく、平板状のパット材(1)を有する。このパット
材(1)は、組み立てられて被梱包物を梱包するもので
ある。パット材(1)の材質としては、段ボール紙など
が用いられるが、折り曲げて組み立てられるものなら
ば、特に問わない。
【0020】図1および図3に示すごとく、平板状のパ
ット材(1)に切欠開口部(10)を形成し、この切欠
開口部(10)の側方の残片部(20)を上方へ山形に
折り曲げて形成される凸部(15)を具備してなるもの
である。
ット材(1)に切欠開口部(10)を形成し、この切欠
開口部(10)の側方の残片部(20)を上方へ山形に
折り曲げて形成される凸部(15)を具備してなるもの
である。
【0021】図1に示す一実施例においては、上記パッ
ト材(1)は、パット材(1)の両側から中央に向かっ
て設けられた複数本の第1の切り込み(3)、この第1
の切り込み(3)のそれぞれ中央で垂直に設けられた凸
部(15)となす、第1の折曲線、この第1の折曲線と
並行して上記パット材(1)の中央側に、上記第1の切
り込み(3)のそれぞれ端部で垂直に設けられた第2の
折曲線(14)と上記パット材(1)の両側に、上記第
1の切り込み(3)のそれぞれ端部で垂直に設けられた
第3の折曲線(13)、および、上記第1の切り込み
(3)が延設して形成された第3の切欠(40)を備
え、さらに、この第3の切欠(40)が切り欠かれて形
成された残片部(20)と同一形状の第2の切欠(3
0)を上記第2の折曲線(14)の延長線上に形成して
なるものである。
ト材(1)は、パット材(1)の両側から中央に向かっ
て設けられた複数本の第1の切り込み(3)、この第1
の切り込み(3)のそれぞれ中央で垂直に設けられた凸
部(15)となす、第1の折曲線、この第1の折曲線と
並行して上記パット材(1)の中央側に、上記第1の切
り込み(3)のそれぞれ端部で垂直に設けられた第2の
折曲線(14)と上記パット材(1)の両側に、上記第
1の切り込み(3)のそれぞれ端部で垂直に設けられた
第3の折曲線(13)、および、上記第1の切り込み
(3)が延設して形成された第3の切欠(40)を備
え、さらに、この第3の切欠(40)が切り欠かれて形
成された残片部(20)と同一形状の第2の切欠(3
0)を上記第2の折曲線(14)の延長線上に形成して
なるものである。
【0022】図2に示すごとく、本発明の図1に示す一
実施例に係る梱包材を組み立てるには、まず、パット材
(1)の凸部(15)となす第1の折曲線と第2の折曲
線(14)と第3の折曲線(13)に沿って折り曲げ、
次に、残片部(20)を第2の切欠(30)の方向へ寄
せながら、第2の折曲線(14)と第3の折曲線(1
3)とで挟まれる部分を第1の折曲線に向かって立ち上
げ、第1の折曲線を凸部(15)となし、最後に残片部
(20)を第2の切欠(30)に嵌合させるだけで良
い。
実施例に係る梱包材を組み立てるには、まず、パット材
(1)の凸部(15)となす第1の折曲線と第2の折曲
線(14)と第3の折曲線(13)に沿って折り曲げ、
次に、残片部(20)を第2の切欠(30)の方向へ寄
せながら、第2の折曲線(14)と第3の折曲線(1
3)とで挟まれる部分を第1の折曲線に向かって立ち上
げ、第1の折曲線を凸部(15)となし、最後に残片部
(20)を第2の切欠(30)に嵌合させるだけで良
い。
【0023】また、図1および図3に示すごとく、上記
残片部(20)と隣り合う、上記切欠開口部(10)の
一辺から突出する突出片(21)を備え、この突出片
(21)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に対向
する他辺(22)に当止してなっていれば、残片部(2
0)を上方へ山形に折り曲げて凸部(15)を形成する
際に突出片(21)の先端を上記切欠開口部(10)の
一辺に対向する他辺(22)に当止するだけで位置合わ
せが簡単にでき、被梱包物(4)の保持部分を簡単に形
成するものである。さらに、図1に示すごとく、上記突
出片(21)の先端に係止部(12)を備え、この係止
部(12)を上記切欠開口部(10)の他辺(22)に
設けられた被係止部(11)に係合してなっていれば、
この係止部(12)を被係止部(11)に係合させれ
ば、テープなどによって固定することなしに、突出片
(21)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に対向
する他辺(22)に当止することが容易に、しかも、強
固にできるものである。
残片部(20)と隣り合う、上記切欠開口部(10)の
一辺から突出する突出片(21)を備え、この突出片
(21)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に対向
する他辺(22)に当止してなっていれば、残片部(2
0)を上方へ山形に折り曲げて凸部(15)を形成する
際に突出片(21)の先端を上記切欠開口部(10)の
一辺に対向する他辺(22)に当止するだけで位置合わ
せが簡単にでき、被梱包物(4)の保持部分を簡単に形
成するものである。さらに、図1に示すごとく、上記突
出片(21)の先端に係止部(12)を備え、この係止
部(12)を上記切欠開口部(10)の他辺(22)に
設けられた被係止部(11)に係合してなっていれば、
この係止部(12)を被係止部(11)に係合させれ
ば、テープなどによって固定することなしに、突出片
(21)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に対向
する他辺(22)に当止することが容易に、しかも、強
固にできるものである。
【0024】次に、図3に示す本発明の他の一実施例に
おいては、上記パット材(1)は、パット材(1)の両
側から中央に向かって設けられた複数本の第1の切り込
み(3)、この第1の切り込み(3)のそれぞれ中央で
垂直に設けられた凸部(15)となす第1の折曲線、こ
の凸部(15)となす第1の折曲線と並行して上記パッ
ト材(1)の中央側に、上記第1の切り込み(3)のそ
れぞれ端部で垂直に設けられた第2の折曲線(14)と
上記パット材(1)の両側に、上記第1の切り込み
(3)のそれぞれ端部で垂直に設けられた第3の折曲線
(13)、および、この第2の折曲線(14)と第1の
折曲線とからそれぞれ反対側に延設して、上記切欠開口
部(10)の一辺から突出する突出片(21)とこの突
出片(21)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に
対向する他辺(22)を備え、さらに、この突出片(2
1)と他辺(22)と上記第1の切り込み(3)とで囲
まれて形成された切欠開口部(10)を備えているもの
であってもよい。
おいては、上記パット材(1)は、パット材(1)の両
側から中央に向かって設けられた複数本の第1の切り込
み(3)、この第1の切り込み(3)のそれぞれ中央で
垂直に設けられた凸部(15)となす第1の折曲線、こ
の凸部(15)となす第1の折曲線と並行して上記パッ
ト材(1)の中央側に、上記第1の切り込み(3)のそ
れぞれ端部で垂直に設けられた第2の折曲線(14)と
上記パット材(1)の両側に、上記第1の切り込み
(3)のそれぞれ端部で垂直に設けられた第3の折曲線
(13)、および、この第2の折曲線(14)と第1の
折曲線とからそれぞれ反対側に延設して、上記切欠開口
部(10)の一辺から突出する突出片(21)とこの突
出片(21)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に
対向する他辺(22)を備え、さらに、この突出片(2
1)と他辺(22)と上記第1の切り込み(3)とで囲
まれて形成された切欠開口部(10)を備えているもの
であってもよい。
【0025】図4に示すごとく、図3に示す本発明の他
の一実施例に係る梱包材を組み立てるには、まず、パッ
ト材(1)の凸部(15)となす第1の折曲線と第2の
折曲線(14)と第3の折曲線(13)に沿って折り曲
げ、次に、残片部(20)を切欠開口部(10)の方向
へ寄せながら、第2の折曲線(14)と第3の折曲線
(13)とで挟まれる部分を第1の折曲線に向かって立
ち上げ、第1の折曲線を凸部(15)となし、最後に残
片部(20)を切欠開口部(10)に嵌合させるだけで
良い。また、図3および図4に示すごとく、突出片(2
1)と他辺(22)とは、パット材(1)の組み立て後
重なり合い、つまり、係止部(12)を被係止部(1
1)に係合させてなり、この部分をテープなどによって
固定しても良いものである。
の一実施例に係る梱包材を組み立てるには、まず、パッ
ト材(1)の凸部(15)となす第1の折曲線と第2の
折曲線(14)と第3の折曲線(13)に沿って折り曲
げ、次に、残片部(20)を切欠開口部(10)の方向
へ寄せながら、第2の折曲線(14)と第3の折曲線
(13)とで挟まれる部分を第1の折曲線に向かって立
ち上げ、第1の折曲線を凸部(15)となし、最後に残
片部(20)を切欠開口部(10)に嵌合させるだけで
良い。また、図3および図4に示すごとく、突出片(2
1)と他辺(22)とは、パット材(1)の組み立て後
重なり合い、つまり、係止部(12)を被係止部(1
1)に係合させてなり、この部分をテープなどによって
固定しても良いものである。
【0026】本発明の梱包材によると、平板状のパット
材(1)に切欠開口部(10)を形成し、この切欠開口
部(10)の側方の残片部(20)を上方へ山形に折り
曲げて形成される凸部(15)を具備してなるので、切
欠開口部(10)の側方の残片部(20)を上方へ山形
に折り曲げて凸部(15)を形成するだけで、パット材
(1)の組み立てができ、被梱包物(4)の保持部分を
形成するものである。すなわち、上記パット材(1)の
組み立てをするだけで、梱包強度を維持し、輸送時など
に被梱包物(4)の破損を防止しつつ、パット材(1)
の生産性が良くて被梱包物(4)の保管が容易にでき
る。また、上記凸部(15)を切欠開口部(10)の両
側方に形成してなっていると、被梱包物(4)の保持部
分を被梱包物(4)の両側方に形成することができ、被
梱包物(4)が確実にずれることなく、梱包強度を維持
し、輸送時などに被梱包物(4)の破損を防止しつつ、
被梱包物(4)の保管が容易にできる。
材(1)に切欠開口部(10)を形成し、この切欠開口
部(10)の側方の残片部(20)を上方へ山形に折り
曲げて形成される凸部(15)を具備してなるので、切
欠開口部(10)の側方の残片部(20)を上方へ山形
に折り曲げて凸部(15)を形成するだけで、パット材
(1)の組み立てができ、被梱包物(4)の保持部分を
形成するものである。すなわち、上記パット材(1)の
組み立てをするだけで、梱包強度を維持し、輸送時など
に被梱包物(4)の破損を防止しつつ、パット材(1)
の生産性が良くて被梱包物(4)の保管が容易にでき
る。また、上記凸部(15)を切欠開口部(10)の両
側方に形成してなっていると、被梱包物(4)の保持部
分を被梱包物(4)の両側方に形成することができ、被
梱包物(4)が確実にずれることなく、梱包強度を維持
し、輸送時などに被梱包物(4)の破損を防止しつつ、
被梱包物(4)の保管が容易にできる。
【0027】なお、図1および図2に示す場合は、凸部
(15)がパット材(1)の両側方に設けられており、
被梱包物(4)は1つしか納められないが、図3および
図4に示す場合は、凸部(15)がパット材(1)の中
央部にも設けられており、被梱包物(4)を2つ納める
ことができるものである。このように必要に応じて凸部
(15)を増やし、被梱包物(4)を複数個収納しても
良い。
(15)がパット材(1)の両側方に設けられており、
被梱包物(4)は1つしか納められないが、図3および
図4に示す場合は、凸部(15)がパット材(1)の中
央部にも設けられており、被梱包物(4)を2つ納める
ことができるものである。このように必要に応じて凸部
(15)を増やし、被梱包物(4)を複数個収納しても
良い。
【0028】本発明の梱包体は、図5に示すごとく、上
記凸部(15)が対向するように、被梱包物(4)の上
下に配設してなるので、輸送時などに被梱包物(4)の
動きを抑制でき、その上、パット材(1)の凸部(1
5)の向きを被梱包物(4)の上下で互いに直行させる
と、輸送時などに被梱包物(4)の前後、左右の動きを
抑制できる。上下に用いるパット材(1)の形状は、図
1および図2に示すもののみを上下に配設してもよい
し、図3および図4に示すもののみを上下に配設しても
よいし、さらには、図1および図2に示すものと図3お
よび図4に示すものとを併用してもかまわないものであ
る。
記凸部(15)が対向するように、被梱包物(4)の上
下に配設してなるので、輸送時などに被梱包物(4)の
動きを抑制でき、その上、パット材(1)の凸部(1
5)の向きを被梱包物(4)の上下で互いに直行させる
と、輸送時などに被梱包物(4)の前後、左右の動きを
抑制できる。上下に用いるパット材(1)の形状は、図
1および図2に示すもののみを上下に配設してもよい
し、図3および図4に示すもののみを上下に配設しても
よいし、さらには、図1および図2に示すものと図3お
よび図4に示すものとを併用してもかまわないものであ
る。
【0029】本発明の梱包体によると、上記凸部(1
5)が対向するように、被梱包物(4)の上下に配設し
てなるので、輸送時などに被梱包物(4)の動きを抑制
できるものである。
5)が対向するように、被梱包物(4)の上下に配設し
てなるので、輸送時などに被梱包物(4)の動きを抑制
できるものである。
【0030】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る梱包材による
と、平板状のパット材(1)に切欠開口部(10)を形
成し、この切欠開口部(10)の側方の残片部(20)
を上方へ山形に折り曲げて形成される凸部(15)を具
備してなるので、切欠開口部(10)の側方の残片部
(20)を上方へ山形に折り曲げて凸部(15)を形成
するだけで、パット材(1)の組み立てができ、被梱包
物の保持部分を形成するものである。すなわち、上記パ
ット材(1)の組み立てをするだけで、梱包強度を維持
し、輸送時などに被梱包物の破損を防止しつつ、パット
材(1)の生産性が良くて被梱包物の保管が容易にでき
る。
と、平板状のパット材(1)に切欠開口部(10)を形
成し、この切欠開口部(10)の側方の残片部(20)
を上方へ山形に折り曲げて形成される凸部(15)を具
備してなるので、切欠開口部(10)の側方の残片部
(20)を上方へ山形に折り曲げて凸部(15)を形成
するだけで、パット材(1)の組み立てができ、被梱包
物の保持部分を形成するものである。すなわち、上記パ
ット材(1)の組み立てをするだけで、梱包強度を維持
し、輸送時などに被梱包物の破損を防止しつつ、パット
材(1)の生産性が良くて被梱包物の保管が容易にでき
る。
【0031】本発明の請求項2に係る梱包材によると、
上記残片部(20)と隣り合う、上記切欠開口部(1
0)の一辺から突出する突出片(21)を備え、この突
出片(21)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に
対向する他辺(22)に当止してなるので、残片部(2
0)を上方へ山形に折り曲げて凸部(15)を形成する
際に突出片(21)の先端を上記切欠開口部(10)の
一辺に対向する他辺(22)に当止するだけで位置合わ
せが簡単にでき、被梱包物の保持部分を簡単に形成する
ものである。
上記残片部(20)と隣り合う、上記切欠開口部(1
0)の一辺から突出する突出片(21)を備え、この突
出片(21)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に
対向する他辺(22)に当止してなるので、残片部(2
0)を上方へ山形に折り曲げて凸部(15)を形成する
際に突出片(21)の先端を上記切欠開口部(10)の
一辺に対向する他辺(22)に当止するだけで位置合わ
せが簡単にでき、被梱包物の保持部分を簡単に形成する
ものである。
【0032】本発明の請求項3に係る梱包材によると、
上記突出片(21)の先端に係止部(12)を備え、こ
の係止部(12)を上記切欠開口部(10)の他辺(2
2)に設けられた被係止部(11)に係合してなるの
で、この係止部(12)を被係止部(11)に係合させ
れば、テープなどによって固定することなしに、突出片
(21)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に対向
する他辺(22)に当止することが容易に、しかも、強
固にできる。
上記突出片(21)の先端に係止部(12)を備え、こ
の係止部(12)を上記切欠開口部(10)の他辺(2
2)に設けられた被係止部(11)に係合してなるの
で、この係止部(12)を被係止部(11)に係合させ
れば、テープなどによって固定することなしに、突出片
(21)の先端を上記切欠開口部(10)の一辺に対向
する他辺(22)に当止することが容易に、しかも、強
固にできる。
【0033】本発明の請求項4に係る梱包材によると、
上記凸部(15)を切欠開口部(10)の両側方に形成
してなるので、被梱包物の保持部分を被梱包物の両側方
に形成することができ、被梱包物が確実にずれることな
く、梱包強度を維持し、輸送時などに被梱包物の破損を
防止しつつ、被梱包物の保管が容易にできる。
上記凸部(15)を切欠開口部(10)の両側方に形成
してなるので、被梱包物の保持部分を被梱包物の両側方
に形成することができ、被梱包物が確実にずれることな
く、梱包強度を維持し、輸送時などに被梱包物の破損を
防止しつつ、被梱包物の保管が容易にできる。
【0034】本発明の請求項5に係る梱包体によると、
請求項4記載の梱包材を、上記凸部(15)が対向する
ように、被梱包物(4)の上下に配設してなるので、輸
送時などに被梱包物(4)の動きを抑制できる。
請求項4記載の梱包材を、上記凸部(15)が対向する
ように、被梱包物(4)の上下に配設してなるので、輸
送時などに被梱包物(4)の動きを抑制できる。
【0035】本発明の請求項6に係る梱包体によると、
上記パット材(1)の凸部(15)の向きを被梱包物
(4)の上下で互いに直行させたので、輸送時などに被
梱包物(4)の前後、左右の動きを抑制でき、さらに確
実に被梱包物(4)の破損を防止できる。
上記パット材(1)の凸部(15)の向きを被梱包物
(4)の上下で互いに直行させたので、輸送時などに被
梱包物(4)の前後、左右の動きを抑制でき、さらに確
実に被梱包物(4)の破損を防止できる。
【図1】本発明の一実施例に係る梱包材の展開図であ
る。
る。
【図2】図1の梱包材の斜視図である。
【図3】本発明の他の一実施例に係る梱包材の展開図で
ある。
ある。
【図4】図3の梱包材の斜視図である。
【図5】本発明の一実施例に係る梱包体の斜視図であ
る。
る。
1 パット材 4 被梱包物 10 切欠開口部 11 被係止部 12 係止部 15 凸部 20 残片部 21 突出片 22 他辺
Claims (6)
- 【請求項1】 平板状のパット材(1)に切欠開口部
(10)を形成し、この切欠開口部(10)の側方の残
片部(20)を上方へ山形に折り曲げて形成される凸部
(15)を具備してなることを特徴とする梱包材。 - 【請求項2】 上記残片部(20)と隣り合う、上記切
欠開口部(10)の一辺から突出する突出片(21)を
備え、この突出片(21)の先端を上記切欠開口部(1
0)の一辺に対向する他辺(22)に当止してなること
を特徴とする請求項1記載の梱包材。 - 【請求項3】 上記突出片(21)の先端に係止部(1
2)を備え、この係止部(12)を上記切欠開口部(1
0)の他辺(22)に設けられた被係止部(11)に係
合してなることを特徴とする請求項2記載の梱包材。 - 【請求項4】 上記凸部(15)を切欠開口部(10)
の両側方に形成してなることを特徴とする請求項1ない
し請求項3何れか記載の梱包材。 - 【請求項5】 請求項4記載の梱包材を、上記凸部(1
5)が対向するように、被梱包物(4)の上下に配設し
てなることを特徴とする梱包体。 - 【請求項6】 上記パット材(1)の凸部(15)の向
きを被梱包物(4)の上下で互いに直行させたことを特
徴とする請求項5記載の梱包体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6143366A JPH0811937A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 梱包材および梱包体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6143366A JPH0811937A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 梱包材および梱包体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0811937A true JPH0811937A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15337118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6143366A Withdrawn JPH0811937A (ja) | 1994-06-24 | 1994-06-24 | 梱包材および梱包体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0811937A (ja) |
-
1994
- 1994-06-24 JP JP6143366A patent/JPH0811937A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010904 |