JP3734641B2 - 梱包用緩衝装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、梱包箱内において被梱包物と梱包箱内面との間の間隙に挿入される梱包用緩衝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電子機器等の製品を梱包箱内に収納する際に、被梱包物である製品と梱包箱の内面との間に間隙が形成される場合がある。例えば、1つの梱包箱内に大きさの異なる複数の被梱包物を収納する場合には、複数の被梱包物のうち最大の被梱包物の大きさに合わせて直方体形状を呈する梱包箱の大きさを決定する必要があり、複数の被梱包物のうち最大の被梱包物よりも小さい被梱包物と梱包箱の内面との間には最大の被梱包物との大きさの差に応じた間隙が形成される。
【0003】
このように梱包箱内において、被梱包物と梱包箱の内面との間に間隙が形成されたままの状態で被梱包物を収納した梱包箱を搬送すると、搬送時に梱包箱に作用する振動や衝撃によって梱包箱内において被梱包物が移動し、被梱包物に損傷を与える問題がある。
【0004】
そこで、従来の梱包箱では、被梱包物と梱包箱の内面との間の間隙に挿入される緩衝装置が用いられている。例えば、図10に示すように、被梱包物として互いにX方向及びY方向の大きさが異なる2つの製品101及び製品102のそれぞれを、一対の緩衝部材111及び一対の緩衝部材112とともに単一の梱包箱内に収納する際に、大きい方の製品102に使用される緩衝部材112のX方向の長さに略一致する梱包箱のX方向の内法が、小さい方の製品101のX方向の長さとこれに使用される一対の緩衝部材111のX方向の長さとの和より大きくなる場合には、一方の緩衝部材111と梱包箱の内面との間の間隙に4角柱形状の緩衝装置100が挿入される。
【0005】
従来の緩衝装置100として、図11に示すように、1枚の段ボールを5か所において同一方向に折曲して第1〜第6の折曲面104〜109を形成し、第6の折曲面109の内側面を第2の折曲面105の外側面に密着させるとともに、第1の折曲面104の開放端104aを第3の折曲面106と第4の折曲面107との間の折曲部分に当接させ、図12に示すように、第6の折曲面109と第3の折曲面106とに固定用テープ110を貼付することにより、4角柱形状を維持させるようにしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図10〜12に示した従来の緩衝装置100では、図13(A)に示すように、例えば、第5の折曲面108に矢印F1方向の剪断力が作用した場合には第1の折曲面104の開放端4aが第3の折曲面106と第4の折曲面107との間の折曲部に当接することにより、緩衝装置100の断面形状の変形を防止することができるが、図13(B)に示すように、第5の折曲面108に矢印F2方向の剪断力が作用した場合には第1の折曲面104の開放端104aが第3の折曲面106と第4の折曲面107との間の折曲部から離間し、緩衝装置100の断面形状が容易に変形し、梱包箱内において十分な緩衝機能を発揮することができなくなる問題があった。
【0007】
また、従来の緩衝装置100は、素材となる段ボールのみによって4角柱形状を維持することができず、図12に示したように固定用テープ12を貼付することによって4角柱形状を維持するようにしているため、使用済の緩衝装置100をリサイクル処理する際には、固定用テープ12を段ボールから取り除く作業が必要になり、リサイクル処理作業が煩雑化する問題がある。
【0008】
さらに、従来の緩衝装置100では、第2の折曲面105及び第4の折曲面107とに平行な方向に十分な強度を与えることができず、第3の折曲面106と第5の折曲面108とに垂直方向の圧縮力が作用した場合に、第2の折曲面105、第4の折曲面107及び第6の折曲面109が図13(A)中破線で示すように変形する場合があり、梱包箱内において十分な緩衝機能を発揮することができなくなる問題があった。
【0009】
この発明の目的は、形状の著しい複雑化によるコストの上昇を伴うことなく、剪断力及び圧縮力等の外力の作用による断面形状の容易な変形を確実に防止することができ、梱包箱内において十分な緩衝機能を発揮することができる梱包用緩衝装置を提供することにある。また、固定用テープを用いることなく形状を維持することができ、リサイクル処理作業の簡略化を実現できる梱包用緩衝装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えている。
【0011】
(1) 薄板材内に互いに平行な4本以上の折曲線によって5つ以上の折曲面を形成するとともに、いずれかの折曲面の内部に、折曲線に直交する方向の少なくとも2本の切り起こし線により、対向する折曲面に密着する当接片を形成し、
少なくとも1つの折曲面に他の折曲面を密着させるとともに、前記当接片を他の折曲面が密着している折曲面に対向する面に形成したことを特徴とする。
【0012】
この構成においては、薄板材を折曲線において同一方向に直角に折曲することによって少なくとも4つの折曲面によって四角柱形状が形成され、1つの折曲面から少なくとも2本の切り起こし線において切り起こされた当接片が対向する折曲面の内側面に密着する。したがって、四角柱形状の内部において互いに対向する2側面のうち、一方の側面から切り起こされた当接片が切り起こされた側面の一部に支持された状態で他方の側面に面接触し、4つの折曲面によって形成される四角柱形状が側面方向及び側面に垂直な方向に補強され、四角柱のいずれかの側面に剪断力又は圧縮力が作用した場合にも、四角柱の断面形状が変形することがない。
また、1つの折曲面の内側面に密着した他の折曲面の内側面に当接片が密着する。したがって、当接片は複数の積層された折曲面のうち最も内側に位置する折曲面の内側面に密着し、四角柱形状を構成する4面のうち、少なくとも当接片が密着する面が複数の折曲面を積層して構成され、四角柱形状の強度が向上する。
【0013】
(2) (1) の構成において、2本の切り起こし線の間隔を切り起こし線が形成された折曲面に隣接する折曲面を構成する2本の折曲線の間隔に略等しくしたものとすることができる。
【0014】
この構成においては、2本の切り起こし線の間において当接片を支持する部分が、1つの折曲面から略直角に切り起こされ、この部分に対して当接片が略直角に折り曲げられた状態で1つの折曲面に対向する折曲面に面接触する。したがって、当接片を支持する部分が四角柱形状の内部において4側面のそれぞれに略直交し、四角柱形状を構成する4側面の全てを側面方向及び側面に直交する方向により堅牢に補強することができ、剪断力又は圧縮力の作用による四角柱の断面形状の変形をより確実に防止することができ、梱包箱内において被梱包物の破損を未然に防止することができる。
【0015】
(3) 前記当接片の一部、及び、当接片が密着する折曲面の一部に互いに係合する係止部を形成したことを特徴とする。
【0016】
この構成においては、四角柱形状の4面のいずれかを構成する1つの折曲面から切り起こされた当接片が、この折曲面に対向する折曲面の内側面に密着した状態で、当接片に形成された係止部と折曲面に形成された係止部とが係合する。したがって、折曲面の内側面に対する当接片の密着状態が係止部の係合によって維持される。
【0018】
(4) 前記薄板材の両端部近傍のそれぞれに、中間部を挟んで少なくとも4つの折曲面、及び、単一又は複数の当接片を形成したことを特徴とする。
【0019】
この構成においては、薄板材の両端部に、少なくとも1つの側面の内側面に当接片が密着する四角柱形状が中間部を挟んで形成される。したがって、十分な強度を有する一対の四角柱が所定の間隔を設けて配置され、一辺の長さが長い被梱包物の梱包箱内における位置を単一の梱包用緩衝装置によって確実に固定することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の第1の実施形態に係る梱包用緩衝装置の展開図である。この実施形態に係る梱包用緩衝装置1は、段ボール等の矩形の薄板材内に、長手方向の3本の折曲線25〜27を互いに平行に形成し、側面13、底面14、側面15及び上面16を構成している。薄板材の一方の長辺と折曲線25との間に形成される側面13の高さh1は、折曲線26と折曲線27との間に形成される側面15の高さh2に等しくされている。また、折曲線25と折曲線26との間に形成される底面14の幅w1は、折曲線27と薄板材の他方の長辺との間に形成される上面16の幅w2に等しくされている。
【0021】
底面14内には、折曲線25〜27に直交する方向の切り起こし線28a及び28b、切り込み線29、並びに、切り取り部34及び35によって、切欠部21を有する切り起こし部17,18が形成されている。また、底面14内には、底面14の長手方向の中央部について切り起こし部17,18と対称となる位置に、切り起こし線30a及び30b、切り込み線31、並びに、切り取り部36及び37によって、切欠部22を有する切り起こし部19,20が形成されている。
【0022】
薄板材の一方の短片と折曲線28aとの間の間隔b1は折曲線28bと切り込み線29との間隔b2に等しくされており、折曲線28aと折曲線28bとの間隔b3は側面13の高さh1及び側面15の高さh2に等しくされている。また、薄板材の他方の短片と折曲線30aとの間の間隔b1は折曲線30bと切り込み線31との間隔b2に等しくされており、折曲線30aと折曲線30bとの間隔b3は側面13の高さh1及び側面15の高さh2に等しくされている。
【0023】
上面16の短辺側の両端部には、折曲線32a,33a、及び、切り込み線32b,32c,33b,33cが形成されており、係止片23,24が構成されている。この係止片23,24の形状は、切り起こし部18,20における切欠部21,22の形状に等しくされている。
【0024】
なお、上記の折曲線、切り起こし線、切り込み線及び切り取り部は、段ボール等の薄板材に対して木型等のトムソン加工によって形成することができる。
【0025】
図2は、同梱包用緩衝装置の組立状態を説明する斜視図である。図1に示すように折曲線、切り起こし線、切り込み線及び切り取り部を形成した矩形の薄板材によりこの実施形態に係る梱包用緩衝装置1を組み立てる際には、先ず、切り起こし線28a,30aにおいて切り起こし部17,19を底面14から上方に直角に折り曲げるとともに、切り起こし線28b,30bにおいて切り起こし部18,20を切り起こし部17,19から薄板材の短片側に直角に折り曲げる。これによって、切り起こし部18,20は、底面14に平行に位置する。また、間隔b1と間隔b2とが等しくされているため、切り起こし部18及び20の端面は、薄板板の短片の位置に一致する。
【0026】
この時、切り起こし部17,18及び19,20の両側面は、切り取り部34,35及び36,37によって切り取られているため、底面14から切り起こし部17,18及び19,20を容易に折り曲げることができる。
【0027】
この後、薄板材を折曲線25〜27において順次内側に直角に折り曲げる。これにより、側面13,15、底面14及び上面16によって中空四角柱形状の梱包用緩衝装置1が形成される。この時、切り起こし部17,19の高さb3が側面13,15の高さh1,h2と等しくされているため、切り起こし部18,20の全面が、上面16の内側面に密着する。
【0028】
図3は、同梱包用緩衝装置の組立後における外観図である。図2に示したように、薄板材を折曲線25〜27、切り起こし線28a,28b及び切り起こし線30a,30bにおいて折り曲げることにより、中空四角柱形状を構成したのち、上面16の両短片の近傍の折曲線32a,33aにおいて係止片23,24を下方に折り曲げて上面16の内側面に接触している切り起こし部18,20の切欠部21,22に係止させている。さらに、側面13と上面16とに対して接着テープ12を貼付している。
【0029】
これによって、内部において切り起こし部18,20の全面を上面16の内側面に密着させた状態で、梱包用緩衝装置1の形状を中空四角柱形状に固定することができ、上面16と底面14との間に圧縮方向の外力が作用した場合にも、梱包用緩衝装置1が容易に変形を生じることがなく、被梱包物に対する外力の直接的な作用を防止する機能を維持することができる。
【0030】
また、薄板材を3本の折曲線25〜27において3回折曲することによって、中空四角柱形の外形を形成することができ、梱包用緩衝装置1の組立作業を容易に行うことができる。さらに、接着テープ12の貼付に先立って、係止片23,24を切り起こし部18,20の切欠部に係止させることにより、中空四角柱形状を維持することができ、接着テープ12を貼付する作業を容易に行うことができる。
【0031】
図4は、この発明の第2の実施形態に係る梱包用緩衝装置の展開図である。この実施形態に係る梱包用緩衝装置2では、上記第1の実施形態に係る梱包用緩衝装置1の構成に加えて、折曲線25〜27に平行な折曲線41を形成し、薄板材の一方の長片と折曲線41との間に、両短片に切欠39,40を形成した第2上面38を構成している。
【0032】
なお、切欠39,40は、切り起こし部18,20に形成された切欠21,22、及び、上面16に形成された係止片23,24と同一形状にされており、第2上面38において上面16における係止片23,24と同一位置に形成されている。
【0033】
図5は、同梱包用緩衝装置の組立状態を説明する斜視図である。梱包用緩衝装置2を組み立てる際には、図2において説明した第1の実施形態に係る梱包用緩衝装置1と同様に、底面14から切り起こし部17,18及び切り起こし部19,20を折り曲げた後に、折曲線41,25〜27において底面14に対して、第2上面38、側面13、側面15及び上面16を折り曲げる。この時、第2上面38の上側に上面16を位置させる。これによって、切り起こし部18,20の切欠21,22、第2上面の切欠39,40、及び、上面16の係止片23,24が、同一位置に積層した状態にされる。この後に、係止片23,24を折曲線32a,33aにおいて内側に折り曲げ、係止片23,24を切欠21,22及び切欠39,40に係合させる。
【0034】
図6は、同梱包用緩衝装置の外観図である。梱包用緩衝装置2を図5に示した状態で組み立てると、側面13、底面14、側面15、上面16及び第2上面38によって中空四角柱形状が形成される。この中空四角柱形状の内部において、切り起こし部18,20は全面において第2上面38の内側面に密着する。また、第2上面38の外側面は上面16の内側面の全面に密着する。これらの密着状態は、切欠21,22及び切欠39,40に対する係止片23,24の係合によって維持される。
【0035】
このように、梱包用緩衝装置2では、上面16の内側面の全面に第2上面38が密着するため、上面16が第2上面38によって補強され、梱包用緩衝装置2の強度がさらに向上する。また、係止片23,24が第2上面38の切欠39,40及び切り起こし部18,20の切欠21,22に2枚分の厚みにより確実に係合するため、接着テープを用いることなく中空四角柱形状を維持することができる。このため、梱包用緩衝装置2が単一の素材によって構成されることになり、使用後の廃棄処理、又は、再利用処理を容易に行うことができる。
【0036】
図7は、この発明の第3の実施形態に係る梱包用緩衝装置の展開図である。この実施形態に係る梱包用緩衝装置3は、一例として図4に示した第2の実施形態に係る梱包用緩衝装置2を構成する折曲線等を、単一の薄板材内に中間部42を挟んで左右対称に形成したものである。この中間部42は、左右の梱包用緩衝装置2において上面16に連続して形成されている。また、中間部42の幅W3は後述するように、被梱包物の幅、及び、梱包用緩衝装置2の上面16の幅W2に基づいて決定される。
【0037】
図8は、同梱包用緩衝装置の外観図である。図7に示した薄板材において左右一対の梱包用緩衝装置2を組み立てることにより、図8に示すように、左右一対の梱包用緩衝装置2を中間部42によって連結した梱包用緩衝装置3が形成される。
【0038】
図9は、同梱包用緩衝装置の使用状態を説明する外観図である。この実施形態に係る梱包用緩衝装置3を用いることにより、被梱包物4の幅が広い場合にも、単一の梱包用緩衝装置3によって被梱包物4の梱包箱内における位置を確実に固定することができる。この場合に、中間部42の幅W3は、収納部材5を含む被梱包物4の幅Wから梱包用緩衝装置2の上面16の幅W2を2倍して差し引いた長さとして算出できる。
【0039】
【発明の効果】
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
【0040】
(1) 薄板材を折曲線において同一方向に直角に折曲することによって少なくとも4つの折曲面によって四角柱形状を形成し、1つの折曲面から少なくとも2本の切り起こし線において切り起こされた当接片を対向する折曲面の内側面に密着させることにより、四角柱形状の内部において互いに対向する2側面のうち、一方の側面から切り起こされた当接片を切り起こされた側面の一部に支持された状態で他方の側面に面接触させ、4つの折曲面によって形成される四角柱形状を側面方向及び側面に垂直な方向に補強することができ、四角柱のいずれかの側面に剪断力又は圧縮力が作用した場合にも、四角柱の断面形状の変形を防止することができ、梱包箱内における被梱包物の位置を堅牢に維持することができるとともに、梱包箱に作用した外力を確実に緩衝することができる。
また、1つの折曲面の内側面に密着した他の折曲面の内側面に当接片を密着させることにより、当接片を複数の積層された折曲面のうち最も内側に位置する折曲面の内側面に密着させ、四角柱形状を構成する4面のうち、少なくとも当接片が密着する面を複数の折曲面を積層して構成することができ、四角柱形状の強度をさらに向上することができる。
【0041】
(2) 四角柱形状の4面のいずれかを構成する1つの折曲面から切り起こされた当接片を、この折曲面に対向する折曲面の内側面に密着した状態で、当接片に形成された係止部と折曲面に形成された係止部とを係合させることにより、折曲面の内側面に対する当接片の密着状態を係止部の係合によって堅牢に維持することができ、素材の異なる接着テープ等を用いる必要がなく、使用後における廃棄処理や再利用処理を容易に行うことができる。
【0043】
(3) 薄板材の両端部に、少なくとも1つの側面の内側面に当接片が密着する四角柱形状を中間部を挟んで形成することにより、十分な強度を有する一対の四角柱を所定の間隔を設けて配置し、一辺の長さが長い被梱包物の梱包箱内における位置を単一の梱包用緩衝装置によって確実に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態に係る梱包用緩衝装置の展開図である。
【図2】同第1の実施形態に係る梱包用緩衝装置の組立状態を説明する斜視図である。
【図3】同第1の実施形態に係る梱包用緩衝装置の外観図である。
【図4】この発明の第2の実施形態に係る梱包用緩衝装置の展開図である。
【図5】同第2の実施形態に係る梱包用緩衝装置の組立状態を説明する斜視図である。
【図6】同第2の実施形態に係る梱包用緩衝装置の外観図である。
【図7】この発明の第3の実施形態に係る梱包用緩衝装置の展開図である。
【図8】同第2の実施形態に係る梱包用緩衝装置の外観図である。
【図9】同第2の実施形態に係る梱包用緩衝装置の使用状態を説明する斜視図である。
【図10】従来の梱包用緩衝装置の使用状態を説明する斜視図である。
【図11】上記従来の梱包用緩衝装置の組立状態を説明する斜視図である。
【図12】上記従来の梱包用緩衝装置の外観図である。
【図13】上記従来の梱包用緩衝装置に外力が作用した状態を説明する断面図である。
【符号の説明】
1〜3−梱包用緩衝装置
13,15−側面(折曲面)
14−底面(折曲面)
16−上面(折曲面)
25〜27−折曲線
18,20−切り起こし部(当接片)
21,22−切欠(係合部)
23,24−係止片(係合部)
Claims (3)
- 薄板材内に互いに平行な4本以上の折曲線によって5つ以上の折曲面を形成するとともに、いずれかの折曲面の内部に、折曲線に直交する方向の少なくとも2本の切り起こし線により、対向する折曲面に密着する当接片を形成し、
少なくとも1つの折曲面に他の折曲面を密着させるとともに、前記当接片を他の折曲面が密着している折曲面に対向する面に形成したことを特徴とする梱包用緩衝装置。 - 前記当接片の一部、及び、当接片が密着する折曲面の一部に互いに係合する係止部を形成した請求項1に記載の梱包用緩衝装置。
- 前記薄板材の両端部近傍のそれぞれに、少なくとも4つの折曲面、及び、単一又は複数の当接片を形成した請求項1又は2に記載の梱包用緩衝装置。
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