JPH08119157A - 走行車輌におけるバランスウエイト - Google Patents

走行車輌におけるバランスウエイト

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JPH08119157A
JPH08119157A JP25777794A JP25777794A JPH08119157A JP H08119157 A JPH08119157 A JP H08119157A JP 25777794 A JP25777794 A JP 25777794A JP 25777794 A JP25777794 A JP 25777794A JP H08119157 A JPH08119157 A JP H08119157A
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JP
Japan
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balance weight
battery
traveling vehicle
view
body frame
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Pending
Application number
JP25777794A
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English (en)
Inventor
Kazuhisa Tamura
和久 田邨
Koji Ochi
孝司 越智
Kazunori Doi
一紀 土居
Noboru Sagawa
昇 佐川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バッテリ−を搭載できるバランスウエイトを
創作することを目的とする。 【構成】 走行車輌の前端側に、後部側を車体枠1に固
着するバランスウエイト3であって、このバランスウエ
イト3の上面には、バッテリ−9を受けるフラット面3
aを設け、このバッテリ−9の受面の下面側後方部を空
隙(イ)に設け、該バランスウエイト3の前側には補助
バランスウエイト4を係脱可能な孔(ロ)を形成してな
る走行車輌におけるバランスウエイト。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行車輌のバランスウ
エイトの構造に関する。
【0002】
【従来技術】従来、農業用のトラクタ−等の前側に取り
付けたバランスウエイトは、単にバランスを保持させる
ためのものに過ぎなかった。即ち、バランスウエイトの
上側にバッテリ−等を配置するときには、車体枠の上面
に板を張り、その板の上にバッテリ−を載せる構造にな
っていた。例えば、実開昭55−120581号公報に
見られる通りの構成であった。
【0003】
【発明があ解決しようとする課題】前述の従来技術のも
のでは、バッテリ−受台が特別に必要であり、コスト高
になるばかりでなく、振動によってバッテリ−、受台及
びバランスウエイトが干渉して騒音の発生源になること
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述の課題
を解消するために次の技術的な手段を講じた。即ち、走
行車輌の前端側に、後部側を車体枠1に固着するバラン
スウエイト3であって、このバランスウエイト3の上面
には、バッテリ−9を受けるフラット面3aを設け、こ
のバッテリ−9の受面の下面側後方部を空隙(イ)に設
け、該バランスウエイト3の前側には補助バランスウエ
イト4を係脱可能な孔(ロ)を形成してなる走行車輌に
おけるバランスウエイトの構成とした。
【0005】
【実施例】この発明の一例を図面に基づき詳細に説明す
る。第1図は走行車輌として農業用トラクタ−を例示
し、その前側部分の側面を示したものである。1は車体
枠で、先端部の形状が平面視コ字型に板体で形成され、
バランスウエイトを前端面に固着させるためのボルト2
を挿通する孔を穿設している。3はバランスウエイトで
あって、第3図〜第5図で示した形状に鋳物で構成して
いる。即ち、上面側をフラット面3aとなし、このフラ
ット面3aの下面側の前後中間部から後側を空隙(イ)
にして、その左右側を鋳物で一体的に囲い側面壁3bを
構成して後方側と下面側とを開放させた形状にしてい
る。そして前側には、その中央部に補助うバランスウエ
イト4を係合できる孔(ロ)を形成した突起部3cを一
体的に構成している。また、前記フラット面3aの後端
部には左右方向に向かう立上突起3dを設けている。
【0006】5は前記フラット面3aに穿つた孔で、後
述のバッテリ−搭載時に係止用ボルトを挿通させるため
のものである。6は補助バランスウエイト4をセットさ
せるためのセットボルトの螺子孔である。7は補助作業
機を装着させるためのボス部で、このボス外側面には固
着用の締結ボルトを螺合する螺子孔8を設けている。補
助作業機としてはバックホ−やド−ダ等が主体であり、
その回動ア−ムを取り付けるメタルをこのボス部7に連
結できるようになっている。
【0007】このように形成されたバランスウエイト3
を、第1図及び第2図で示した通り車体枠1の前端部に
連結する。即ち、平面コ字型の車体枠1にウエイト3の
空隙(イ)部を嵌合してセットボルト2で固着する。次
に、このバランスウエイト3の上面に形成されたフラッ
ト面3aの上にバッテリ−9を載置させ、該バッテリ−
前側上端コ−ナ部に当金10を当てて、係止用ボルト1
1でバッテリ−9を固定する。このとき、立上突起3d
がバッテリ−9の後方側下部を受け止めるために確実な
固定状態になる。
【0008】この状態にバッテリ−3を車体枠1前端側
に組付けた後、エンジン等をカバ−するボンネット12
を組付ける。図中の符号、13は前輪、14は前輪操舵
用の油圧装置である。この油圧作動装置14は、前記バ
ランスウエイト3の下部側後方に設けられた空隙(イ)
内部に納められた形態になり、この油圧作動装置14を
頑丈なバランスウエイト部材で左右両側および上面側を
保護した構成になり、破損防止になっている。この油圧
作動装置14は、油圧シリンダ−あるいは油圧バルブ等
である。
【0009】この実施例によれば、バランスウエイト3
が直接バッテリ−台を兼ねる構成になり、バッテリ−9
が安定して搭載できて十分なウエイト機能をも発揮する
ことになる。しかも、特別なバッテリ−受台が無用にな
りコスト低減にもなる。しかも、このバランスウエイト
自体の構造について、後方下部側を広い空隙(イ)に構
成したことにより、このバランスウエイト3を車体枠1
の前端部に組付けるにあたっては、該バランスウエイト
3の空隙(イ)に嵌合してその重量の一部を車体側に預
けながら組付けることができるから安定状態で楽に取付
けできる。また、取付け後は、その空隙(イ)内に他の
機能部材を配置できて、その部材を保護できることにな
る。
【0010】次に、別例のバランスウエイトの構成につ
いて説明する。第7図および第8図で示した通り、前記
バランスウエイト3の空隙(イ)部および上面のフラッ
ト面3aを廃止して、この空隙(イ)を適宜に区切った
箱体に構成する。即ち、車体枠1に取り付ける場合に、
仕切壁部に対応する後面に取付け用の螺子孔を設け、車
体枠1の前端面に第9図の通り直にボルトで締結する。
【0011】このバランスウエイト30の箱体30a,
30b,30cには、適宜な工具などを収納できる。ま
た、場合によれば、バランスウエイトの調節のため、鋳
物の廃材や、鉄屑を入れて重さ調節ができ、場合によっ
ては、コンクリ−トを適当量流し込んで重量バランス調
節をしてもよい。また、この仕切られた箱体30a,3
0b,30cに調度嵌合する補助バランスウエイトを特
別に作り、これを適宜入れることによってもバランスウ
エイトの調節をすることができて極めて便利になる。こ
の場合、このバランスウエイトは、大型、小型の機種を
問わないで汎用型バランスウエイトとして使用できる。
【0012】走行車輌においては、近年大型のものにつ
いては殆どキャビン仕様になっており、キャビン内が外
気から密閉状態に保持されるように、そのドア−体がダ
ンパ−閉鎖される構造になっている。然るに、このキャ
ビンの問題点としては、ドア−閉鎖時に一時的に空気が
余分にとじ込まれることに起因して操縦者に耳鳴りを訴
える者が増えている。気密性が高いとは言え、多少の隙
間はあるからこの耳鳴りは一時的ではあるが、キャビン
型の走行車輌としては問題になっている。そこで、第1
0図および第11図で示した通り、このキャビン15の
枠組みについて、該キャビンの適宜な支柱等の室内側に
露出する枠16に孔17を穿ち、この枠内に室内と通ず
る風船構造の伸縮空調体18を構成する。あるいは、第
12図でしました通り、室内の枠体16aの適所に凹部
19を設け、この凹部19に空気溜20が形成されるよ
う薄板あるいは弾性に富むシ−ト21を張設する。
【0013】このような構造にすれば、キャビン15の
ドア−を一挙に閉じた場合に余分な空気が閉じ込められ
ても、伸縮空調体18によって余分な空気が枠16内に
おいて一時的に空調体が膨らむことによってキャビン内
の風気圧が調節される。また、別例のように凹部内の空
気溜20の空気の容積を変動させることによって調節さ
れる。何れの場合にも、キャビン閉鎖時に一時的に空気
圧が高圧にならず、操縦者の耳鳴り防止ができる。尚、
凹部19の位置は、後輪をカバ−するフエンダ−部に構
成すると大っきな容量を採れ、有効である。
【0014】第13図および第14図で開示した大型の
トラクタ−等の走行車輌のおけるバックミラ−装置は、
その調整が困難である。それは、大型なるが故に大きく
横側方へ張り出した状態にバックミラ−が保持されるこ
とが要求され、バックミラの調整をしばしば行なうこと
が難しい。そして、このような大型車輌においては、横
張出し量を路上の広さにより変更したり、圃場内では後
方を広く監視することが要求されるために路上走行時に
比べて外方へ大きく張り出すことが必要になってくる。
そこで、この図例に示した実施例では、ミラ−22を車
体側に取り付けるに当たり、平行リンク機構23をを介
して装着している。即ち、この平行リンク機構23でミ
ラ−22を前方内側へ回動したり、真横側へ回動して大
きく外側に位置を変更したりしても、ミラ−22自体の
姿勢が常に同一方向を向くように構成する。したがっ
て、ミラ−22自体の後方向き調節を横張出し量の変更
によっていちいち調整する必要がなく、つねに所定の後
方視界を確保できる。実施例だは、キャビン支柱部にス
テ−24を取付け、これに上下リンク杆25a,25b
の基部側を枢着し、両リンク杆の先端部を枢結した縦杆
26にミラ−取付体27を固着し、この取付体27にミ
ラ−22を姿勢変更調節自在に枢結した構造としてい
る。
【0015】したがって、車輌の外方に張出し量を変え
てミラ−位置を変更する場合に、予め設定したミラ−角
度がそのまま保持でき、いちいちミラ−22の調整をす
る手間を省くことができる。図中符号、28は搭乗ステ
ップ、29は後輪を示す。
【0016】
【発明の作用効果】この発明によれば、バランスウエイ
トの上面側をバッテリ−台に利用できると共に、下面側
の空隙部に適宜な機能部材を保護できる状態に収容でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】要部の側面図
【図2】要部の平面図
【図3】バランスウエイト自体の斜面図
【図4】バランスウエイトの側面図
【図5】バランスウエイトの要部平面図
【図6】第4図の側断面図
【図7】別例のバランスウエイトの斜面図
【図8】第7図の側断面図
【図9】第7図のバランスウエイトの取付け状態を示し
た断面図
【図10】別例の走行車輌におけるキャビン構成を示し
た側面図
【図11】第10図の要部側断面図
【図12】第10図の要部側断面図
【図13】別例の走行車輌におけるバックミラ−取付け
構成を示した側面図
【図14】第13図の要部平面図
【符号の説明】
1 車体枠 3 バランスウエイト 3a フラット面 4 補助バランスウエイト 9 バッテリ− イ 空隙 ロ 孔
フロントページの続き (72)発明者 佐川 昇 愛媛県伊予郡砥部町八倉1番地 井関農機 株式会社技術部内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行車輌の前端側に、後部側を車体枠1
    に固着するバランスウエイト3であって、このバランス
    ウエイト3の上面には、バッテリ−9を受けるフラット
    面3aを設け、このバッテリ−9の受面の下面側後方部
    を空隙(イ)に設け、該バランスウエイト3の前側には
    補助バランスウエイト4を係脱可能な孔(ロ)を形成し
    てなる走行車輌におけるバランスウエイト。
JP25777794A 1994-10-24 1994-10-24 走行車輌におけるバランスウエイト Pending JPH08119157A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004074895A (ja) * 2002-08-14 2004-03-11 Iseki & Co Ltd トラクタの前フレーム部構造
CN111183091A (zh) * 2017-10-23 2020-05-19 株式会社久保田 作业车

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