JPH0811837A - 自動袋詰め装置並びに袋供給装置 - Google Patents

自動袋詰め装置並びに袋供給装置

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JPH0811837A
JPH0811837A JP14942894A JP14942894A JPH0811837A JP H0811837 A JPH0811837 A JP H0811837A JP 14942894 A JP14942894 A JP 14942894A JP 14942894 A JP14942894 A JP 14942894A JP H0811837 A JPH0811837 A JP H0811837A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】包装袋の積層時における位置ずれの影響を受け
ることなく、被供給部に精度良く受渡すことができ、集
積ずれが生じ易い種類の包装袋であっても一定品質精度
の袋詰製品を安定して得ることができ、供給装置に一度
にセッティングされる包装袋の数を多くできると共に、
装置の稼働中に包装袋の補給が可能であり、オペレータ
の負担の軽減と稼働効率の向上が可能な袋供給装置を提
供する。 【構成】非拡張状態にある偏平な包装袋2…を、複数枚
その開口部が同一方向となる状態、かつ面方向に積層し
た状態で一括して袋受け台32上に載置し、この袋受け
台32に載置された最下端の包装袋2を袋取出し機構3
4により取出して、この包装袋2を開口部が上端側とな
る立位状態かつ包装袋2が所定高さ位置になるようにバ
ケット36に放出する。そして、この位置決めされた包
装袋2を袋受渡し機構38を介して被供給部である袋摘
み装置4に受渡すように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動袋詰め装置並びに
該自動袋詰め装置の袋供給ポジションに適用され、非拡
張状態にある偏平な包装袋を順次1袋ずつ取り出して袋
保持手段に開口部を上にした状態で供給する自動袋詰め
装置の袋供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、袋詰め製品が多種に亘って市場に
出回っており、これらを自動的に袋詰めする自動袋詰め
装置も数多く実用化されているのが現状である。
【0003】通常、この種の自動袋詰め装置は、非拡張
状態にある偏平な包装袋を順次1袋ずつ取り出して自動
袋詰め装置の袋保持手段に開口部を上にした状態で供給
する袋供給装置を備えた構成となっている。
【0004】従来、自動袋詰め装置の袋供給装置とし
て、図27ないし図29に示すように包装袋を立位状態
で積層する縦積タイプのものと、図30及び図31に示
すように包装袋を横に寝かせた状態で積み上げる横積タ
イプのものが知られている。
【0005】図27ないし図29に示す縦積タイプのも
のは、取出し側が傾斜下端となる供給台aに多数枚の包
装袋bを立位状態で一括してセットすると共に、この包
装袋群b…をその後側から移動押え板cにより押圧して
最前端の包装袋bが常に取出し位置にくるように付勢し
た状態とする。そして、図27に示すように、袋受渡し
機構dの吸盤e,eを前進させて最前端の包装袋bを吸
着する。ついで、図28に示すように、吸盤e,eを後
退させて最前端の包装袋bを取出した後、図29に示す
ように吸盤e,eを上方に移動させることで包装袋bを
上方にある袋保持手段である袋摘み装置fに受渡すよう
になっている。
【0006】また、図30及び図31に示す横積タイプ
のものは、上下動可能なプール台g上に多数枚の包装袋
b…を一括してセットし、最上端の包装袋bが常に取出
しに適した位置になるように積載量に応じてプール台g
の上下位置を調整しておき、図30に示すように最上端
の包装袋bを袋取出機構hの吸盤jで吸着すると共に、
受渡し機構kを受渡し位置から受取り位置になるように
動作させる。ついで、図31に示すように、袋取出機構
hの吸盤jを保持する回動アームmを回動変位させて受
取り位置にある受渡し機構kのクランパnに差込み包装
袋bをクランパnで挾持させる。この後、受渡し機構k
を受渡し位置に回動変位させて図示しない袋保持手段で
ある袋摘み装置に受渡すようになっている。
【0007】一方、自動袋詰めに使用される包装袋とし
て、図32に示すように、袋詰め製品を立てた状態で展
示できるように、底部に底板pを有する、所謂、スタン
ディングパウチと称される包装袋bが多用されるように
なっている。なお、図32は、包装袋bを一側端面側か
ら見た状態を示し、(a)は拡張前の偏平な状態の包装
袋を示し、(b)は拡張後の包装袋を示す。
【0008】そして、包装袋bは、拡張前の偏平な状
態、すなわち、図32の(a)の状態で、前記供給台a
やプール台gに複数枚一括してセットされるようになっ
ている。
【0009】しかしながら、スタンディングパウチと称
される包装袋bは、底板pを有する関係上、その厚み
が、開口部側と底部側とでは異なる。すなわち、非拡張
状態にある偏平状態において、開口部側の厚みt1 を例
えば0.1mmとすると底部側の厚みt2 は0.25m
m程度となり、2.5倍程度の差がある。
【0010】このため、この包装袋(スタンディングパ
ウチ)bを使用した場合、前記従来の図27ないし図2
9に示す縦積タイプのものは、次のような問題が生じ
た。
【0011】すなわち、包装袋(スタンディングパウ
チ)bを50以上、供給台aに供給すると、包装袋bの
上部と下部との厚さが違うため、図のように包装袋が倒
れた状態となって高さが違ってくるので、図28で示す
袋受渡し機構dの吸盤e,eに吸着する時点で設定寸法
1 に対して±1mm以上の誤差を生じる。
【0012】また、包装袋群b…は移動押え板cにて押
圧されるため、包装袋b…が徐々にせり上って、包装袋
bの上部の高さが3mm以上違ってくる場合がある。
【0013】したがって、図29で示す袋保持手段であ
る袋摘み装置fに受渡されたときの開口端間での寸法H
が、設定寸法から大きくずれることがある。
【0014】このように、包装袋bがずれて袋摘み装置
fに受渡された場合、後工程に悪影響を与える。すなわ
ち、 イ.包装袋の開口時に開口ミスが多発する。
【0015】ロ.包装袋に日付印等の印字を施す時、指
定の位置に印字できない。
【0016】ハ.包装袋の開口部シール時に、シール幅
がずれたり、シール面が斜めになったりする。
【0017】ニ.包装袋の開口部シール時に、残存エア
ーが多く残ったり、少なかったりする。
【0018】ホ.脱気装置を使用した場合、充填物がこ
ぼれたり、残存エアーが多かったする。
【0019】等の不具合があり、製品が安定しないとい
う問題がある。
【0020】また、図30及び図31に示す横積タイプ
の場合でも、プール台g上に包装袋(スタンディングパ
ウチ)bを30枚以上積み重ねると、開口部側の厚みが
1に対して底部側が2.5倍の厚みがあるので、袋取出
機構hの吸盤jにより吸着取出される最上部の包装袋b
が斜めの状態となって端部の位置にずれが発生し、図3
1で示す最上端の包装袋bを袋取出機構hの吸盤jで吸
着する時点で、設定寸法L2 に対して3mm以上の誤差
を生じることがある。
【0021】この誤差が発生すると、前述した従来の縦
積タイプのものと同様に、前述の(イ)ないし(ホ)の
不具合が発生して、製品が安定しないという問題があ
る。
【0022】さらに、包装袋bの開口部側と底部側の厚
みの差により、包装袋b…が図33に示すように傾いて
積層状態が不安定となる易い。また、包装袋bは、図3
4の(a)に示すように癖のない平らな物ばかりでな
く、(b)に示すようにS字にカールした癖のある物も
ある。したがって、供給装置に包装袋をセッティングす
る作業がしずらく、通常は、包装袋bを30枚程度しか
セッティングできないものとなっている。
【0023】このように、供給装置に一度にセッティン
グできる包装袋bの数が、30枚程度と少ないため、オ
ペレータは常に側に待機していて、包装袋bを頻繁に補
給しなければならない。さらに、包装袋bを最上端のも
のから順次取出し供給する関係から、装置の稼働中には
包装袋b…を補給できず、しかも、包装袋b…を補給す
る際には、装置を停止させ、しかも、プール台gを下げ
てから補給しなければならなかった。このため、オペレ
ータの負担が大きいだけでなく、稼働効率の低下の大き
な原因となっていた。
【0024】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
袋供給装置は、縦積タイプ及び横積タイプにかかわら
ず、包装袋の積層時における位置ずれが、そのまま被供
給部である袋摘み装置への受渡し精度に影響してしまう
ため、包装袋の種類によっては、一定品質精度の袋詰製
品を安定して得られないことがあるといった問題があ
る。
【0025】また、従来の横積タイプの袋供給装置は、
供給装置に一度にセッティングできる包装袋の数を多く
できず、しかも、装置の稼働中には包装袋を補給できな
いため、オペレータの負担が大きいだけでなく、稼働効
率の低下の大きな原因となっているといった問題があっ
た。
【0026】本発明は、上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、包装袋の積層時における
位置ずれの影響を受けることなく、被供給部に精度良く
受渡すことができ、これにより、集積ずれが生じ易い種
類の包装袋であっても一定品質精度の袋詰製品を安定し
て得ることができ、しかも、供給装置に一度にセッティ
ングされる包装袋の数を多くできると共に、装置の稼働
中に包装袋の補給が可能であり、オペレータの負担の軽
減と稼働効率の向上が可能な自動袋詰め装置並びに袋供
給装置を提供しようとするものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】本発明の上記課題を解決
し得る第1の手段として、非拡張状態にある偏平な包装
袋を順次1袋ずつ取り出して袋保持手段に対し開口部を
上にした状態で供給する袋供給装置を備えてなる自動袋
詰め装置において、前記袋供給装置が、前記偏平な包装
袋を、複数枚その開口部が同一方向となる状態、かつ面
方向に積層した状態で一括して収容する袋収容手段と、
この袋収容手段に収容された最下端の包装袋を順次取出
す袋取出し手段と、この袋取出し手段により取出された
包装袋を前記開口部が上端側となる立位状態かつ包装袋
が所定高さ位置になるように受入れる袋受入手段と、こ
の袋受入手段に受入れられて位置決めされた包装袋を被
供給部である前記自動袋詰め装置の袋保持手段に受渡す
袋受渡し手段とを具備してなる構成としたものである。
【0028】また、第2の手段として、非拡張状態にあ
る偏平な包装袋を順次1袋ずつ取り出して自動袋詰め装
置の袋保持手段に開口部を上にした状態で供給する袋供
給装置であって、前記偏平な包装袋を、複数枚その開口
部が同一方向となる状態、かつ面方向に積層した状態で
一括して収容する袋収容手段と、この袋収容手段に収容
された最下端の包装袋を順次取出す袋取出し手段と、こ
の袋取出し手段により取出された包装袋を前記開口部が
上端側となる立位状態かつ包装袋が所定高さ位置になる
ように受入れる袋受入手段と、この袋受入手段に受入れ
られて位置決めされた包装袋を被供給部である前記自動
袋詰め装置の袋保持手段に受渡す袋受渡し手段とを具備
してなる構成としたものである。
【0029】また、第3の手段として、非拡張状態にあ
る偏平な包装袋を順次1袋ずつ取り出して自動袋詰め装
置の袋保持手段に開口部を上にした状態で供給する袋供
給装置であって、前記偏平な包装袋を、複数枚その開口
部が同一方向となる状態、かつ面方向に積層した状態で
一括して載置可能な袋受け台と、この袋受け台に載置さ
れた最下端の包装袋を順次取出す袋取出し機構と、この
袋取出し機構によって取出された包装袋を前記開口部が
上端側となる立位状態かつ包装袋が所定高さ位置になる
ように受入れるバケットと、このバケットに受入れられ
て位置決めされた包装袋を吸着保持して被供給部である
前記自動袋詰め装置の袋保持手段に受渡す袋受渡し機構
とを具備してなる構成としたものである。
【0030】また、第4の手段として、非拡張状態にあ
る偏平な包装袋を順次1袋ずつ取り出して自動袋詰め装
置の袋保持手段に開口部を上にした状態で供給する袋供
給装置であって、前記偏平な包装袋を、複数枚その開口
部が同一方向となる状態、かつ面方向に積層した状態で
一括して載置可能な袋受け台と、この袋受け台上に設け
られ載置された包装袋の積層姿勢を補正するための積層
姿勢補正機構と、前記袋受け台に載置された最下端の包
装袋を順次取出す袋取出し機構と、この袋取出し機構に
よって取出された包装袋を前記開口部が上端側となる立
位状態かつ包装袋が所定高さ位置になるように受入れる
バケットと、このバケットに受入れられて位置決めされ
た包装袋を吸着保持して被供給部である前記自動袋詰め
装置の袋保持手段に受渡す袋受渡し機構とを具備してな
る構成としたものである。
【0031】また、第5の手段として、非拡張状態にあ
る偏平な包装袋を順次1袋ずつ取り出して自動袋詰め装
置の袋保持手段に開口部を上にした状態で供給する袋供
給装置であって、前記偏平な包装袋を、複数枚その開口
部が同一方向となる状態、かつ面方向に積層した状態で
一括して載置可能な袋受け台と、この袋受け台に載置さ
れた最下端の包装袋の下面に接触する取出し部材を有し
該取出し部材との摩擦力で前記最下端の包装袋を順次取
出す袋取出し機構と、この袋取出し機構の前記取出し部
材に対し前記袋受け台に載置された最下端の包装袋が密
接するように付勢する袋付勢手段と、前記袋取出し機構
によって取出された包装袋を前記開口部が上端側となる
立位状態かつ包装袋が所定高さ位置になるように受入れ
るバケットと、このバケットに受入れられて位置決めさ
れた包装袋を吸着保持して被供給部である前記自動袋詰
め装置の袋保持手段に受渡す袋受渡し機構とを具備して
なる構成としたものである。
【0032】また、第6の手段として、非拡張状態にあ
る偏平な包装袋を順次1袋ずつ取り出して自動袋詰め装
置の袋保持手段に開口部を上にした状態で供給する袋供
給装置であって、前記偏平な包装袋を、複数枚その開口
部が同一方向となる状態、かつ面方向に積層した状態で
一括して載置可能な袋受け台と、この袋受け台に載置さ
れた最下端の包装袋の下面に接触する取出し部材を有し
該取出し部材との摩擦力で前記最下端の包装袋を順次取
出す袋取出し機構と、この袋取出し機構によって取出さ
れた包装袋を前記開口部が上端側となる立位状態かつ包
装袋が所定高さ位置になるように受入れるバケットと、
このバケット内に包装袋が受入れられたことを検知する
袋検知機構と、この袋検知機構により前記バケット内に
包装袋が受入れられたことが検知されると前記バケット
に受入れられて位置決めされた包装袋を吸着保持して被
供給部である前記自動袋詰め装置の袋保持手段に受渡す
袋受渡し機構とを具備してなる構成としたものである。
【0033】
【作用】上記第1の手段の自動袋詰め装置によれば、袋
供給装置において、袋収容手段から袋取出し手段を介し
て取出された包装袋は、袋受入手段に受入れられること
により、所定高さ位置になるように位置決めされる。そ
して、この位置決めされた包装袋を袋受渡し手段を介し
て被供給部に受渡すようにしたから、包装袋を被供給部
に対して精度良く受渡すことができ、包装袋の位置ずれ
に伴う不具合のない一定品質精度の袋詰製品を安定して
得られることになる。
【0034】また、袋受入手段に受入れられるまでの搬
送姿勢は、被供給部に対する位置精度に何等影響されな
いため、袋収容手段での集積状態等は比較的ラフで良
く、開口部側と底部側の厚みに大きな差があるスタンデ
ィングパウチ等の包装袋や、S字にカールした癖のある
包装袋等であっても容易にセッティング作業が行えると
共に、包装袋の一度にセットする量を増やす事が可能と
なる。しかも、積層された包装袋を最下端のものから取
出すために、装置の稼働中に包装袋の補給が可能とな
り、オペレータの負担の軽減と稼働効率の向上が可能と
なる。
【0035】また、上記第2の手段の自動袋詰め装置の
袋供給装置によれば、袋収容手段から袋取出し手段を介
して取出された包装袋は、袋受入手段に受入れられるこ
とにより、所定高さ位置になるように位置決めされる。
そして、この位置決めされた包装袋を袋受渡し手段を介
して被供給部に受渡すようにしたから、包装袋を被供給
部に対して精度良く受渡すことができ、包装袋の位置ず
れに伴う不具合のない一定品質精度の袋詰製品を安定し
て得られることになる。
【0036】また、袋受入手段に受入れられるまでの搬
送姿勢は、被供給部に対する位置精度に何等影響されな
いため、袋収容手段での集積状態等は比較的ラフで良
く、開口部側と底部側の厚みに大きな差があるスタンデ
ィングパウチ等の包装袋や、S字にカールした癖のある
包装袋等であっても容易にセッティング作業が行えると
共に、包装袋の一度にセットする量を増やす事が可能と
なる。しかも、積層された包装袋を最下端のものから取
出すために、装置の稼働中に包装袋の補給が可能とな
り、オペレータの負担の軽減と稼働効率の向上が可能と
なる。
【0037】また、第3の手段の自動袋詰め装置の袋供
給装置によれば、袋受け台から袋取出し機構を介して取
出された包装袋は、バケットに受入れられることによ
り、所定高さ位置になるように位置決めされる。そし
て、この位置決めされた包装袋を袋受渡し機構により吸
着保持された状態で被供給部に受渡すようにしたから、
包装袋を被供給部に対して精度良く受渡すことができ、
包装袋の位置ずれに伴う不具合のない一定品質精度の袋
詰製品を安定して得られることになる。
【0038】また、バケットに受入れられるまでの搬送
姿勢は、被供給部に対する位置精度に何等影響されない
ため、袋受け台での集積状態等は比較的ラフで良く、開
口部側と底部側の厚みに大きな差があるスタンディング
パウチ等の包装袋や、S字にカールした癖のある包装袋
等であっても容易にセッティング作業が行えると共に、
包装袋の一度にセットする量を増やす事が可能となる。
しかも、積層された包装袋を最下端のものから取出すた
めに、装置の稼働中に包装袋の補給が可能となり、オペ
レータの負担の軽減と稼働効率の向上が可能となる。
【0039】また、第4の手段の自動袋詰め装置の袋供
給装置によれば、袋受け台から袋取出し機構を介して取
出された包装袋は、バケットに受入れられることによ
り、所定高さ位置になるように位置決めされる。そし
て、この位置決めされた包装袋を袋受渡し機構により吸
着保持された状態で被供給部に受渡すようにしたから、
包装袋を被供給部に対して精度良く受渡すことができ、
包装袋の位置ずれに伴う不具合のない一定品質精度の袋
詰製品を安定して得られることになる。
【0040】また、バケットに受入れられるまでの搬送
姿勢は、被供給部に対する位置精度に何等影響されない
ため、袋受け台での集積状態等は比較的ラフで良く、開
口部側と底部側の厚みに大きな差があるスタンディング
パウチ等の包装袋や、S字にカールした癖のある包装袋
等であっても容易にセッティング作業が行えると共に、
包装袋の一度にセットする量を増やす事が可能となる。
しかも、積層された包装袋を最下端のものから取出すた
めに、装置の稼働中に包装袋の補給が可能となり、オペ
レータの負担の軽減と稼働効率の向上が可能となる。
【0041】さらに、袋受け台上に設けられ載置された
包装袋の積層姿勢を補正するための積層姿勢補正機構を
設けたから、開口部側と底部側の厚みに大きな差がある
スタンディングパウチ等の包装袋や、S字にカールした
癖のある包装袋等であっても安定した状態で積層可能と
なり、従来の横積タイプの場合には、30枚が限度であ
ったものが、300枚程度まで一括セットが可能とな
る。また、包装袋の取出し部材に対する接触状態が良好
に得られ、包装袋を1枚ずつ取出し易くする事ができ
る。
【0042】また、第5の手段の自動袋詰め装置の袋供
給装置によれば、袋受け台から袋取出し機構を介して取
出された包装袋は、バケットに受入れられることによ
り、所定高さ位置になるように位置決めされる。そし
て、この位置決めされた包装袋を袋受渡し機構により吸
着保持された状態で被供給部に受渡すようにしたから、
包装袋を被供給部に対して精度良く受渡すことができ、
包装袋の位置ずれに伴う不具合のない一定品質精度の袋
詰製品を安定して得られることになる。
【0043】また、バケットに受入れられるまでの搬送
姿勢は、被供給部に対する位置精度に何等影響されない
ため、袋受け台での集積状態等は比較的ラフで良く、開
口部側と底部側の厚みに大きな差があるスタンディング
パウチ等の包装袋や、S字にカールした癖のある包装袋
等であっても容易にセッティング作業が行えると共に、
包装袋の一度にセットする量を増やす事が可能となる。
しかも、積層された包装袋を最下端のものから取出すた
めに、装置の稼働中に包装袋の補給が可能となり、オペ
レータの負担の軽減と稼働効率の向上が可能となる。
【0044】また、袋受け台に載置された最下端の包装
袋を、摩擦力で取出す袋取出し機構の取出し部材に密接
するように付勢する袋付勢手段を設けたから、包装袋の
取出しが安定かつ確実となり、袋取出しミスに伴う自動
袋詰め装置の停止を防止することが可能となる。
【0045】また、第6の手段の自動袋詰め装置の袋供
給装置によれば、袋受け台から袋取出し機構を介して取
出された包装袋は、バケットに受入れられることによ
り、所定高さ位置になるように位置決めされる。そし
て、この位置決めされた包装袋を袋受渡し機構により吸
着保持された状態で被供給部に受渡すようにしたから、
包装袋を被供給部に対して精度良く受渡すことができ、
包装袋の位置ずれに伴う不具合のない一定品質精度の袋
詰製品を安定して得られることになる。
【0046】また、バケットに受入れられるまでの搬送
姿勢は、被供給部に対する位置精度に何等影響されない
ため、袋受け台での集積状態等は比較的ラフで良く、開
口部側と底部側の厚みに大きな差があるスタンディング
パウチ等の包装袋や、S字にカールした癖のある包装袋
等であっても容易にセッティング作業が行えると共に、
包装袋の一度にセットする量を増やす事が可能となる。
しかも、積層された包装袋を最下端のものから取出すた
めに、装置の稼働中に包装袋の補給が可能となり、オペ
レータの負担の軽減と稼働効率の向上が可能となる。
【0047】また、バケット内に包装袋が受入れられた
ことを検知する袋検知機構を設けたから、一連の袋供給
動作の制御が極めて容易となると共に、包装袋の供給不
良による後工程での悪影響を確実に防止することが可能
となる。
【0048】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1ないし図2
1を参照して詳細に説明する。
【0049】まず、図1及び図2を参照して、自動袋詰
め装置の全体構成について説明する。
【0050】図中1は、架台であり、この架台1の上面
中央部には、架台1内に内蔵された駆動機構を介して一
定のピッチで矢印A方向に間欠回転すると共に、包装袋
2を保持する袋保持手段としての袋摘み装置4…を複数
組(この実施例で8組)放射状に取付けた回転円盤6が
配設されている。
【0051】また、架台1上には、前記回転円盤6を囲
繞する状態に、袋供給装置8、日付印装置10、袋開口
型付装置12、充填装置14、泡除去装置16、第1シ
ール装置18、第2シール装置20、及び冷却プレス装
置22が回転方向(矢印A方向)に順次配設されてい
る。
【0052】さらに、架台1上には、冷却プレス装置2
2において放出された袋詰め製品2Aを送り出す製品送
り出しコンベア24が設けられていると共に、袋供給装
置8の近傍位置に操作盤(制御盤)26が配設された構
成となっている。
【0053】そして、回転円盤6が一定のピッチで矢印
A方向に間欠回転する事により、袋摘み装置4…が、袋
供給装置8に対応する袋供給ポジションP1 、日付印装
置10に対応する日付印ポジションP2 、袋開口型付装
置12に対応する袋開口型付ポジションP3 、充填装置
14に対応する充填ポジションP4 、泡除去装置16に
対応する泡除去ポジションP5 、第1シール装置18に
対応する第1シールポジションP6 、第2シール装置2
0に対応する第2シールポジションP7 、及び冷却プレ
ス装置22及び製品送り出しコンベア24に対応する冷
却プレス・製品放出ポジションP8 に順次対向するよう
になっている。
【0054】しかして、自動袋詰め動作に当たっては、
まず、袋供給ポジションP1 において、袋供給装置8か
ら非拡張状態にある偏平な包装袋2が開口部を上にした
状態で供給され、袋摘み装置4により包装袋2の上端側
両側縁部が挾持される。
【0055】この包装袋2は、回転円盤6の回転により
日付印ポジションP2 に対向し、日付印装置10により
日付印が押される。ついで、日付印が押された包装袋2
は袋開口型付ポジションP3 に対向し、袋開口型付装置
12により袋口部の開口と型付けが行われ拡張した状態
となる。
【0056】ついで、袋口部の開口と型付けが行われた
拡張状態の包装袋2は充填ポジションP4 に対向し、充
填装置14により所定量の被包装物(例えば、液状食
品、液状洗剤等)が充填される。この後、所定量の被包
装物が充填された包装袋2は泡除去ポジションP5 に対
向し、包装袋2の袋口部にある泡を泡除去装置16によ
り吸引除去する。
【0057】ついで、第1シールポジションP6 に対向
し、第1シール装置18により包装袋2の袋口部の1回
目の加熱圧着シールが施され、この後、第2シールポジ
ションP7 に対向し、第2シール装置20により包装袋
2の袋口部の2回目の加熱圧着シールが施される。
【0058】ついで、2回のシール動作が完了した包装
袋2は冷却プレス・製品放出ポジションP8 に対向し、
冷却プレス装置22によりシール箇所が冷却プレスされ
て良好なシール状態の袋詰め製品2Aを得た後、袋摘み
装置4による保持状態が解除され、袋詰め製品2Aは製
品送り出しコンベア24上に放出される。
【0059】また、冷却プレス・製品放出ポジションP
8 において、袋詰め製品2Aを放出することにより空の
状態になった袋摘み装置4は、袋供給ポジションP1
対向することにより、袋供給装置8により新たな包装袋
2が供給され、上記の一連の動作が繰り返される。
【0060】この実施例にあっては、回転円盤6の回転
に伴い、合計8個の包装袋2…が同時に移送可能で、回
転円盤6が1ピッチ回転する度に製品送り出しコンベア
24上に袋詰め製品2Aが放出されるものである。
【0061】つぎに、本発明の袋供給装置8の一実施例
に付き、図3〜21を参照して説明する。
【0062】袋供給装置8は、上述したように、非拡張
状態にある偏平な包装袋2を順次1袋ずつ取り出して自
動袋詰め装置の袋摘み装置4に、開口部を上にした状態
で供給するものであり、つぎのような構成となってい
る。
【0063】すなわち、図3に示すように、袋供給装置
8は、大別すると4つの機構部分からなる。すなわち、
自動袋詰め装置の架台1上に支持台30を介して支持さ
れ、非拡張状態にある偏平な包装袋2…を、複数枚その
開口部が同一方向(図3の状態において左方向)となる
状態、かつ面方向に積層した状態で一括して載置可能な
袋収容手段としての袋受け台32と、この袋受け台32
に載置された最下端の包装袋2を順次取出す袋取出し手
段としての袋取出し機構34と、この袋取出し機構34
によって取出された包装袋2を前記開口部が上端側とな
る立位状態かつ包装袋2が所定高さ位置になるように受
入れる袋受入れ手段としてのバケット36と、このバケ
ット36に受入れられて位置決めされた包装袋2を吸着
保持して被供給部である前記自動袋詰め装置の袋摘み装
置4に受渡す袋受渡し手段としての袋受渡し機構38と
を具備してなる。
【0064】つぎに、図3、図4ないし図8を参照し
て、袋受け台32及び袋取出し機構34の構成について
詳細に説明する。
【0065】支持台30上には、支持フレーム39…を
介して一対の供給装置側板40,40が並設されてい
る。
【0066】供給装置側板40,40の内側には、積層
された包装袋2…の両側辺部をガイドする供給ガイド4
2,42が左右一対ずつ対配設され、これらの間に袋集
積室44を構成している。
【0067】供給ガイド42…は丸棒4本だが、包装袋
2の長さに応じて丸棒の数を増やしたりする。また、丸
棒の長さも包装袋2に応じて決めるが、袋集積室44に
集積する包装袋2の枚数により伸縮自在にさせることも
できる。
【0068】また、包装袋2…を供給し易くするため
に、供給ガイド42…の上部を、テーパーに広げる場合
がある。また、供給ガイド42…は丸棒だけでなく、六
角棒、四角棒など包装袋2…により形状を変化させる場
合もある。また、供給ガイド42…の材質も、ステンレ
ス、テフロン、ビニール、ウレタンゴムなど包装袋に合
わせて材質を選定する。
【0069】また、袋集積室44の横幅寸法Lは、包装
袋2…のサイズに応じて調整されるが、この横幅寸法L
の調整は、包装袋2…のサイズに応じて予め決められた
複数の供給ガイドゲージ46…から所定の寸法のものを
2個選択して嵌め込むことにより供給ガイド42…を所
定位置に固定することで行う。
【0070】但し、これに限らず、以下の方法を用い
て、供給ガイド42…の横幅調整を行う場合がある。例
えば、包装袋のサイズにより、複数有るゲージの数を変
化させたり、供給ガイド42…をスライドさせてボトル
及び、ネジ止め等の固定手段を用いて固定する場合があ
る。さらには、供給装置側板40,40に、供給ガイド
42…を直接嵌め込んで、供給ガイドゲージ46…を使
わずに、供給ガイド42…と、供給ガイドゲージ46…
を兼用させて横幅調整を行う場合がある。
【0071】また、同一側面側に位置する供給ガイドゲ
ージ46,46をつないで、クランク式にて行ったり、
サーボモータ、クラッチブレーキモータ、ステッピング
モータ等の各種モータ機器、エアーシリンダ、アクチェ
ータ等の各種エアー機器の駆動をつけて、自動的にスラ
イドを行い、供給ガイドゲージ46…の位置決めを、自
動的に行う場合がある。
【0072】また、袋受け台32の前記袋集積室44の
一端側(図4の状態において右方向)には、後述する袋
取出し機構34が設けられ、他端側(図4の状態におい
て左方向)には、袋受け台32上に載置された包装袋2
…の積層姿勢を補正するための積層姿勢補正機構48と
して、第1,第2の袋受けローラ50,52が回転自在
に配設されている。
【0073】第1,第2の袋受けローラ50,52を、
袋取出し機構34の後述する袋送り回転プーリ53,5
4より、高く取り付けることにより、包装袋2を送り込
み易くする。
【0074】袋受けローラ50,52は、図7及び図8
に示すように、包装袋2の種類やカール癖により上下調
整を行い、積層された包装袋2…の積層姿勢の安定を図
ると共に袋取出し機構34の後述する袋取出し部材とし
ての袋送りバンコード56への包装袋2の接触状態が良
好、換言すれば取出しに適した接触面積が得られ、包装
袋2を1枚ずつ取出し易くするものである。
【0075】但し、積層姿勢補正機構48の袋受けロー
ラ50,52の調整及び仕様は、以下の方法を用いて変
える場合がある。すなわち、包装袋2の長さ、材質によ
っては、袋受けローラの数を、2個ではなく、増やす場
合と減らす場合がある。また、袋受けローラ50,52
の太さ(径)は包装袋2により変える場合がある。ま
た、袋受けローラ50,52の取り付け高さは、包装袋
2により、袋送り回転プーリ53,54より低く取り付
ける、段差をつけて取り付ける、取り付けピッチを変え
るなどの場合がある。
【0076】さらに、袋受けローラ50,52は、遊車
になっていて、包装袋2が1枚供給されるごとに回転す
るが、包装袋2により固定で行う場合がある。また、袋
受けローラ50,52が、固定の場合は、丸棒に限ら
ず、四角や六角などに形状を変えて行う場合がある。
【0077】また、袋受けローラ50,52は、包装袋
2により、サーボモータ、クラッチブレーキモータ、ス
テッピングモータ等の各種モータ機器を使って、駆動さ
せる場合もあり、各種モータ機器のスピード調整は、イ
ンバータにて行いタイマ等にて駆動時間、停止時間をセ
ッティングする。また、袋送り回転プーリ54と同じ駆
動を使って、袋受けローラ50,52を回転させる場合
もある。さらには、袋受けローラ50,52は、包装袋
2が滑りやすい材質の物を使いますが、包装袋2により
ソロバン玉等を使用する場合もある。
【0078】また、袋受け台32には、袋受けローラ5
2の配設位置近傍に包装袋2の反取出し方向端(袋口
部)をガイドする包装袋プールガイド58が傾斜状態に
設けられており、袋集積室44に積層された包装袋2…
の反取出し方向をガイドするようになっている。
【0079】また、袋集積室44の下面側に対応して袋
検知機構としての袋検出センサ60が配設されていて、
取出される包装袋2の後端(袋口端)を検知するように
なっていると共に、袋集積室44の側方に対応して袋残
量検知機構としての袋残量検出センサ62が配設されて
いる。
【0080】一方、袋集積室44の一端側(図4及び図
6の状態において右方向)の下面には、袋取出し機構3
4の一部を構成する袋送り回転プーリ53,54が並設
されている。これら袋送り回転プーリ53,54は、供
給装置側板40,40に設けられた図示しない軸受を介
して横架された駆動軸64と従動軸66に取付けられて
おり、これら袋送り回転プーリ53,54には複数本の
袋送りバンコード(丸ベルト)56…が掛渡された状態
となっている。
【0081】さらに、従動軸66の斜め下方には、この
従動軸66と平行状態に第2の従動軸68が回転自在に
横架されており、袋送り回転プーリ70,70が取付け
られた状態となっていると共に、これら袋送り回転プー
リ70,70と前記袋送り回転プーリ54とに袋送りバ
ンコード(丸ベルト)72,72が掛渡された状態とな
っている。
【0082】また、前記駆動軸64は、供給装置側板4
0の外側に取付けられた袋送出し用モータ74を駆動源
として駆動され、これにより、前記袋送り回転プーリ5
3,54及び回転プーリ70,70に掛渡された袋送り
バンコード56…、及び72,72が無端走行し、袋集
積室44の最下端の包装袋2を図4及び図6の状態にお
いて図中右方向に取り出すようになっている。
【0083】なお、袋送りバンコード56,72はウレ
タン製で、摩擦係数を大きくして、包装袋2を1枚ずつ
引き出し易くしてある。
【0084】但し、袋送りバンコード56,72は、包
装袋2により以下の変更を行う場合がある。
【0085】すなわち、ウレタン製では取出しずらい包
装袋2の場合には、袋送りバンコード56,72を、ウ
レタンより、摩擦係数が大きい材質の物を使用する場合
があると共に、袋送りバンコード56,72の取り付け
ピッチ、太さ、長さは包装袋2の大きさ、固さ、材質等
により変える場合がある。
【0086】また、袋送り回転プーリ53,54,70
の調整及び、仕様は、包装袋2により以下のように、変
わる場合がある。
【0087】すなわち、袋送り回転プーリ53,54,
70は包装袋2により、材質、太さが変わる場合があ
る。(袋送りバンコード56,72の仕様により変化す
る場合もある。)。また、集積室44に対応して配設さ
れる袋送り回転プーリ53,54の数は、包装袋の大き
さにより取り付け本数が、2本ではなく、増える場合が
ある。(袋送りバンコード56,72の仕様により変化
する場合もある。)袋送り回転プーリ53,54は、包
装袋2の大きさにより、1軸に1本ではなく、2本、3
本と増える場合もある。
【0088】さらに、バケット送り込み用の袋送り回転
プーリ70は、包装袋2により、袋送り回転プーリ54
からの取付け角度を変えると共に、材質は、包装袋2に
より袋送り回転プーリ53,54と異なる材質の物を使
用する場合がある。
【0089】バケット送り込み用の袋送り回転プーリ7
0の数及びこれに掛け渡される袋送りバンコード72の
本数を2つとしたが、包装袋2の大きさにより、変える
場合がある。
【0090】さらには、袋送り回転プーリ70を袋送り
回転プーリ53,54と1つの駆動源で同時に駆動する
ようにしたが、別駆動で行う場合があると共に、包装袋
2により袋送り回転プーリ70を遊車にする場合があ
る。
【0091】袋送り回転プーリ53,54,70の駆動
を、モータ74にて行っているが、包装袋2によりステ
ッピングモータ、クラッチブレーキモータ、サーボモー
タ等の各種モータ機器、エアークラッチブレーキ等の各
種エアー機器の駆動を使用する場合がある。また、包装
袋2を1枚ずつ引き出すスピードは、インバータによ
り、自由に選定できます。
【0092】また、前記袋送り回転プーリ54と対応す
る位置には、前記袋集積室44に集積される包装袋2…
の取出し側端(袋底部)をガイドする袋プールガイド7
6,76を備えた保持枠78が供給装置側板40,40
に固定されている。
【0093】保持枠78には、袋送り回転プーリ54に
対して接離する方向(上下方向)に移動可能な袋二枚取
出し防止ローラ80が配設されている。この袋二枚取出
し防止ローラ80は、回転させないで固定であり、上下
調整、すなわち、袋送り回転プーリ54と袋二枚取出し
防止ローラ80との隙間調整は、保持枠78の上面側に
配設された上下調整ハンドル82を回す事で行うように
なっている。
【0094】但し、袋二枚取出し防止ローラ80の上下
調整は、上下調整ハンドル82以外に、サーボモータ、
クラッチブレーキモータ、ステッピングモータ等の各種
モータ機器、エアーシリンダ等の各種エアー機器の駆動
を付けて、自動的に上下調整を行う場合もある。また、
袋二枚取出し防止ローラ80は、取り付け位置が、袋送
り回転プーリ54の真上ではなく、前後に多少ずらす場
合もある。
【0095】袋二枚取出し防止ローラ80は、包装袋の
大きさにより、取り付け数が増える場合がある。前後に
増やす場合と、1本物ではなく、分ける場合がある。
【0096】袋二枚取出し防止ローラ80の形状は、丸
ですが、包装袋2により形状を変える場合がある。ま
た、その材質、全長、太さも包装袋2の材質大きさによ
り変える場合がある。
【0097】また、集積室44から包装袋2を取出す袋
取出し機構34の構成部材である前記袋送り回転プーリ
53と54との間に位置して、これら回転プーリ53と
54とに掛渡された袋送りバンコード56…が、集積室
44に積層された包装袋2…の自重で撓むのを防止して
包装袋2が1枚ずつ取出し易くするための袋撓み防止手
段84が設けられている。袋撓み防止手段84は、供給
装置側板40,40を介して横架された支軸86と、こ
の支軸86に回転自在に取付けられて袋送りバンコード
56…の中間部を支承する複数の袋撓み防止用ローラ8
8…により構成されているが配設されている。
【0098】袋撓み防止用ローラ88は、遊車になって
いますが、以下の方法を用いて調整等を行う場合があ
る。
【0099】袋撓み防止用ローラ88は、袋送り回転プ
ーリ53,54と一緒に、駆動させる場合もある。ま
た、袋撓み防止用ローラ88は、サーボモータ、クラッ
チブレーキモータ、ステッピングモータ等の各種モータ
機器を使い、単独で駆動させる場合もあり、回転スピー
ドは、インバータにて調整して、停止時間、駆動時間は
タイマ等にて調整する。また、袋撓み防止用ローラ88
の材質は、包装袋2に合わせて選定する。
【0100】袋送りバンコード56…の取り付けピッチ
により、袋撓み防止用ローラ88の数を変える場合があ
る。また、袋撓み防止用ローラ88は、包装袋2の重さ
や、長さによって1軸ではなく、2軸、3軸と増やす場
合がある。
【0101】また、袋取出し機構34の取出し部材であ
るところの袋送りバンコード56…に対し前記袋集積室
44に集積された最下端の包装袋2が密接するように付
勢する袋付勢手段90が、袋プールガイド76,76が
取付けられた保持枠78の近傍に設けられている。
【0102】この袋付勢手段90は、図4に示すよう
に、両端面部にガイド突起92a,92aを有した重り
92からなる。この重り92は、ガイド突起92a,9
2aを取出し端側の供給ガイド42,42により案内す
る事で上下動可能に支持し、図3に示すように、袋集積
室44に集積された包装袋2…取出し端側上面を下方に
押圧するようになっている。
【0103】また、重り92を使用しない時には、図4
に示すように、供給ガイド42,42を連結する連結杆
94,94に取付けられた重り支持フレーム96,96
の掛止溝96a,96aにガイド突起92a,92aを
掛止させた状態で保持した状態とする。
【0104】一方、袋取出し機構34による包装袋2の
取出し方向には、水平状態に取出された包装袋2を斜め
下方に案内する袋ガイド手段98が設けられている。袋
ガイド手段98は、上端部を前記保持枠78に固定し、
斜めの状態に取付けられた一対のガイドレール100,
100と、これらガイドレール100,100の下端部
に回転自在に取付けられた袋押え手段としての袋押え用
ガイドローラ102,102とで構成されている。袋押
え用ガイドローラ102,102は、前記袋送り回転プ
ーリ70,70の近傍位置に臨んだ状態となっている。
【0105】そして、袋二枚取出し防止ローラ80の下
の隙間を通して袋集積室44から取出された包装袋2
は、その先端部(袋底部)がガイドレール100,10
0に突当たることで斜め下方に案内され、ついで、袋押
え用ガイドローラ102,102により袋送り回転プー
リ70,70に巻きかけられた袋送りバンコード72,
72に密着するように案内されるようになっている。
【0106】また、袋押え用ガイドローラ102,10
2によって前記袋送りバンコード72,72に密着する
状態で斜め下方に移送される包装袋2は、その下方かつ
斜めに配設された送込みガイド104,104上を滑走
して後述する袋受入れ手段としてのバケット36内に落
下するようになっている。
【0107】前記袋押え用ガイドローラ102,102
は、以下の方法を用いて調整を行ない、仕様を変える場
合がある。
【0108】すなわち、袋押え用ガイドローラ102,
102は、エアーシリンダ、アクチェータ等の各種エア
ー機器により、包装袋2が取出されて来た場合にのみ、
包装袋2を押さえる場合がある。また、各種エアー機器
を使った場合の起動信号は、連動装置から出しタイミン
グで起動させる場合と、袋検出センサ60から起動信号
を出して、タイマで起動させる場合や、各種センサや、
各種リミットスイッチを取り付けて起動信号を出す場合
がある。
【0109】包装袋2により、袋押え用ガイドローラ1
02,102の数も増える場合もあり、また、袋押え用
ガイドローラ102は遊車ではなく、固定のローラにし
たり、棒状のガイドに変える場合もある。袋押え用ガイ
ドローラ102の材質は、包装袋2により変える場合が
ある。
【0110】また、図4及び図6に示すように、前記送
込みガイド104,104に対応してはみ出し防止用ガ
イド106,106が配設されており、万が一、送込み
ガイド104,104から包装袋2が浮いても、バケッ
ト36に包装袋2が確実に送り込まれるようになってい
る。
【0111】また、包装袋2の送込み方向と直交する横
方向のずれは、ガイド側板108,108により規制さ
れる。
【0112】なお、前記送込みガイド104,104及
び、前記はみ出し防止用ガイド106,106の取付け
角度、及び包装袋バケット送り込み側板108,108
の間隔は、包装袋2の大きさにより調整する。
【0113】但し、各ガイドは、包装袋2により以下の
変更を行う場合がある。
【0114】送込みガイド104,104及びはみ出し
防止用ガイド106,106は、棒状のガイドですが、
包装袋2により丸棒にしたり形状を変えたり、取付け数
を変える事があるとともに、その材質を変える場合があ
る。
【0115】また、ガイド側板108,108の間隔調
整は、この実施例の場合、前述の袋集積室44に配設さ
れた供給ガイド42…の場合と同様に、供給ガイドゲー
ジ46,46を包装袋2の横幅に合わせて嵌め込む事に
より調整するものであるが、サーボモータ、クラッチブ
レーキモータ、ステッピングモータ等の各種モータ機
器、エアーシリンダ、アクチェータ等の各種エアー機器
の駆動を使って、自動調整を行なう場合がある。
【0116】ガイド側板108,108の大きさ、材
質、形状は、包装袋2によって変わる場合がある。
【0117】また、前記搬送ガイド104,104間に
は、袋供給不良検知機構としての袋供給不良検知センサ
110が配置され、バケット36内に何らかの原因で入
らなかった供給不良の包装袋2を検知するようになって
いる。
【0118】次に、図3、図4、図6、及び図9〜図1
3を参照して、前記袋取出し機構34により取出された
包装袋2を開口部(袋口部)が上端側となる立位状態か
つ包装袋2が所定高さ位置になるように受入れる袋受入
手段としてのバケット36の構成、及びこのバケット3
6について説明する。
【0119】バケット36は、図9及び図10に詳図す
るように、包装袋2の両側縁部を保持し得る断面略コ字
状の一対の袋保持枠112,112と、これら袋保持枠
112,112の下端部が取付けられた袋保持枠取付部
材114とで構成されている。このバケット36は、前
記袋保持枠取付部材114が、前記架台1上に一対の支
持フレーム116,116を介して水平に横架された支
持軸118に対して回動自在に取付けられている。
【0120】さらに、バケット36の背面部には、駆動
装置取付板120が設けられ、前記袋受け台32の下面
側に設けられたバケット駆動装置122が連結されてい
る。このバケット駆動装置122は、図3に示すよう
に、袋受け台32の支持台30に取付部材124を介し
て固定されたエアーシリンダ126と、このエアーシリ
ンダ126の作動杆126aと前記駆動装置取付板12
0とを連結するリンク128とで構成されている。
【0121】そして、エアーシリンダ126のON−O
FF動作により、バケット36が、図4及び図9の実線
で示す包装袋2を受け取る傾斜した受取りポジション
と、図4及び図9の二点鎖線で示す包装袋2を受け渡す
垂直な受渡しポジションに対向するようになっている。
【0122】なお、バケット36の駆動は、以下の方法
を用いて行なう場合があります。
【0123】すなわち、袋保持枠取付部材114にエア
ー機器をつないで、袋保持枠取付部材114を駆動させ
ることによりバケット36を14を、受取りポジション
と受渡しポジションに対向させる場合がある。また、包
装袋2の大きさや、重さにより、バケット駆動用のエア
ーシリンダ126の取付け数が変わる場合がある。ま
た、エアーシリンダ126で、バケット36を押して垂
直に起こす場合と、引っ張って垂直に起こす場合があ
る。
【0124】また、図4及び図9の実線で示す受取りポ
ジションに対向した状態にあっては、袋保持枠112,
112の上端側背面が、ショックアブソーバ130,1
30に当接し、衝撃を緩和するとともに、バケット36
を所定位置に支持するようになっている。
【0125】また、袋保持枠112,112間に対応し
て袋検知機構としての袋確認センサ132が配置されて
おり、包装袋2が必ず、バケット36内に落下したか確
認するようになっている。
【0126】また、バケット36は、予め、図11の
(a)に詳図するように、包装袋2の最大横幅寸法と、
最大深さ寸法にて製作しておき、包装袋2のサイズが変
わった時には、図11の(b)に詳図するように、バケ
ット横幅調整ゲージ134,134およびバケット高さ
調整ゲージ136,136を挟み込んで、バケット36
の横幅寸法Wと、底面高さ寸法Hを調整し、受け入れた
包装袋2の左右方向の位置決めと、上端(袋口部)の高
さ位置の調節を行うようになっている。
【0127】また、バケット横幅調整ゲージ134は、
図12の(a)で示すように、ブロック134aと、こ
のブロック134aの下面に突設された固定ピン134
bからなる。バケット横幅調整ゲージ134は、前記袋
保持枠取付部材114に形成されたピン差込み部138
に固定ピン134bを係合させた状態に取付られ、ま
た、前記ブロック134aは、包装袋2のサイズに応じ
て幅寸法wが異なるものが複数用意されていて、選択的
に使用されるようになっている。
【0128】前記ブロック134aの上面には、ピン差
込み部134cが形成されており、複数のバケット横幅
調整ゲージ134…を積み重ね保管できるようになって
いる。
【0129】また、バケット高さ調整ゲージ136は、
図12の(b)で示すように、ブロック136aと、こ
のブロック136aの下面に突設された固定ピン136
bからなる。バケット高さ調整ゲージ136は、前記袋
保持枠取付部材114に形成されたピン差込み部138
に固定ピン136bを係合させた状態に取付られ、ま
た、前記ブロック136aは、包装袋2のサイズに応じ
て高さ寸法hが異なるものが複数用意されていて、選択
的に使用されるようになっている。
【0130】前記ブロック136aの上面には、ピン差
込み部136cが形成されており、高さ寸法の異なる複
数のバケット高さ調整ゲージ136…を積み重ねて所定
寸法として使用したり、積み重ね保管できるようになっ
ている。
【0131】また、図10および図13に示すように、
バケット36の包装袋入口側である上部をテーパーに広
げておくことにより、例え包装袋2が斜めに供給された
場合でもバケット36内に受入れられるようになってい
る。
【0132】すなわち、前記袋取出し機構34により取
出された包装袋2が、図13の(a)で示すように斜め
に供給された場合でも、バケット36の包装袋入口側が
テーパーになっているので、バケット36から外れるこ
となく受入れることができる。そして、図13の(b)
で示す位置まで包装袋2が落下する間には、斜めに送り
出された包装袋2を、ほぼ真っすぐにし、図13の
(c)で示す位置では完全に包装袋2が真っすぐになる
ようになっている。
【0133】なお、前記バケット36の袋保持枠11
2,112は、以下の方法を用いて調整等を行う場合が
あります。
【0134】袋保持枠112,112を揺動可能に支持
し、これら袋保持枠112,112をエアーシリンダ、
アクチェータ等の各種エアー機器を使って、包装袋2の
落下中は外方に広げ、包装袋2がバケット36の底面に
達したら、袋保持枠112,112を閉じて、斜めに送
り出された包装袋2を真っすぐにする場合がる。
【0135】また、袋保持枠112,112のセッティ
ングは、この実施例では、バケット横幅調整ゲージ13
4,134およびバケット高さ調整ゲージ136,13
6を、包装袋2のサイズに合わせて、嵌め込みますが、
以下の方法を用いてセッティングを行う場合がある。
【0136】袋保持枠112,112をつないで、クラ
ンク機構を使い調整する場合がある。また、エアーシリ
ンダ,アクチェータ等の各種エアー機器,サーボモー
タ,クラッチブレーキ,ステッピングモータ等の各種モ
ータ機を使って、自動的に横幅の調整を行なう場合があ
る。また、支持フレーム116,116、袋保持枠取付
部材114を、エアーシリンダ,アクチェータ等の各種
エアー機器,サーボモータ,ステッピングモータ,クラ
ッチブレーキ等の各種モータ機を使って、自動的に上下
させて高さ調整する場合があります。さらには、バケッ
ト横幅調整ゲージ134,134は、袋保持枠112,
112の外側にはめ込みますが、包装袋2により、袋保
持枠112,112の内側にはめ込む場合がある。
【0137】また、前記バケット36内に受入れられる
ことにより位置決めされた包装袋2を、被供給部である
自動袋詰め装置の袋摘み装置4に受渡す袋受渡し機構3
8は、つぎのように構成されている。すなわち、図4に
示すように、バケット36の前面側、かつ前記袋保持枠
112,112間に対向して配設された上2つ、下1つ
の合計3つの袋吸着部材としての吸盤140…を有す
る。これら吸盤140…は、吸盤保持部材142に保持
され、吸引パイプ140a…を介して図示しない吸引装
置と連通している。また、吸盤保持部材142は、保持
部材作動機構144により前記バケット36に接離する
水平方向および前記袋受渡し機構38に対して接離する
上下方向に移動自在となっており、前記吸盤140…を
所定の位置に移動させることができるようになってい
る。
【0138】保持部材作動機構144は、ブラケット1
46を図示しないカム駆動にて、水平方向に移動する水
平移動用の部材148と、前記ブラケット146に取付
けられ、吸盤保持部材142と一体のブラケット150
を図示しないカム駆動にて上下方向に移動する上下方向
移動用の部材152とで構成される。
【0139】また、図14に示すように、このように構
成された袋受渡し機構38、前記袋検出センサ60、前
記袋残量検出センサ62、前記袋供給不良検知センサ1
10前記袋確認センサ132、前記袋送出し用モータ7
4、および前記バケット用エアーシリンダ126は、制
御手段としての制御装置154に接続されている。そし
て、制御装置154により包装袋2の供給動作が制御さ
れるようになっている。
【0140】袋検出センサ60は、取出される包装袋2
の後端を検出して制御装置154へ信号を送り、袋取出
し機構34の袋送出し用モータ74を停止させる。
【0141】袋供給不良検知センサ110は、バケット
36内に何らかの原因で入らなかった供給不良の包装袋
2を検知して制御装置154へ信号を送り、袋取出し機
構34の袋送出し用モータ74を停止させる。
【0142】袋確認センサ132は、包装袋2の下端
(底部)が、バケット36内底部のバケット高さ調整ゲ
ージ136,136に当接する位置まで落下したかを確
認する。
【0143】制御装置154は、前記袋検出センサ60
および袋確認センサ132の両方で包装袋2を検出した
後、バケット用エアーシリンダ126に駆動信号を送
り、バケット36を受渡しポジションに移動させ、この
後、袋受渡し機構38を動作させて、包装袋2をバケッ
ト36から取出して袋摘み装置4に受け渡すようになっ
ている。
【0144】なお、バケット36への、包装袋2の確認
及び検出は、以下の方法を用いて行なう場合がある。
【0145】袋検出センサ60、および袋確認センサ1
32は、反射型の光センサ以外の各種センサ、各種リミ
ットスイッチを用いて、包装袋2の検出及び確認を行う
場合があります。また、袋受渡し機構38の吸盤140
に、各種圧力センサを取り付けて、バケット36からの
包装袋2の取り出しを確認する場合がある。
【0146】また、包装袋2により、袋確認センサ13
2を取り付けない場合や、袋検出センサ60、および袋
確認センサ132の取付け数を、包装袋2の大きさによ
り、変わる場合がある。また、袋検出センサ60および
袋確認センサ132は、包装袋2の大きさにより、取付
け位置を変える場合がある。
【0147】つぎに、図15ないし図21を参照して、
本発明の袋供給装置8による袋供給動作について説明す
る。
【0148】まず、図15に示すように、非拡張状態に
ある偏平な包装袋2…を、複数枚その開口部が同一方向
(図15の状態において左方向)となる状態、かつ面方
向に積層した状態で一括して袋集積室44にセットす
る。
【0149】そして、操作盤26(図2参照)からの操
作信号に基づき制御装置154(図14参照)から袋供
給信号が送られ、袋送出し用モータ74が駆動する。こ
れにより袋送りバンコード56,72が巻き掛けられた
袋送り回転プーリ53,54,70が図中時計方向(矢
印方向)に回転駆動され、最下端の包装袋2が1枚、摩
擦力により引出される。
【0150】そして、図16に示すように、最下端の包
装袋2の後端(袋口側端部)が、袋検出センサ60によ
り検出されると、制御装置154(図14参照)から袋
供給停止信号が送られ、袋送出し用モータ74が同時に
停止し、バケット36に送り込む待機状態となる。
【0151】ついで、図17に示すように、制御装置1
54から袋供給信号が送られ、袋送出し用モータ74が
駆動する。これにより、待機状態にあった包装袋2がバ
ケット36内に送り込まれると共に、つぎに送り込まれ
る包装袋2が引出される。
【0152】そして、図18に示すように、つぎに送り
込まれる包装袋2の後端(袋口側端部)が、袋検出セン
サ60により検出された待機状態と同時に、袋送出し用
モータ74が停止し、つぎに送り込まれる包装袋2はバ
ケット36に送り込む待機状態で停止する。
【0153】一方、この時、先に取出された包装袋2は
バケット36内に供給されており、袋確認センサ132
にて、バケット36に包装袋2が供給されたか確認さ
れ、包装袋有りとされた場合、制御装置154からバケ
ット駆動装置122に駆動信号が送られると共に袋受渡
し機構38に駆動信号が送られる。
【0154】そして、図19に示すように、バケット用
エアーシリンダ126の作動杆126aが伸張する方向
に動作してバケット36を包装袋2が垂直状態となる受
渡しポジションに移動させると共に、袋受渡し機構38
の吸盤140…にて包装袋2を吸着する。
【0155】吸盤140…に取り付けてある、エアー圧
力センサにて、包装袋2が、確実に吸着されたかを確認
し、吸着されていると判定された場合には、図20に示
すように、袋受渡し機構38の水平移動用の部材148
(図4参照)が動作して吸盤140…が図中右方向に移
動しバケット36から包装袋2を取り出す。
【0156】この時、ほぼ同時に、バケット用エアーシ
リンダ126によりバケット36を受取りポジションに
倒して、待機していた包装袋2をバケット内に送込む。
【0157】一方、袋受渡し機構38の水平移動用の部
材148により所定位置、すなわち、爪開放機構156
により挾持爪4A,4Aが開いた状態にある袋摘み装置
4の真下まで取出された包装袋2は、袋受渡し機構38
の上下方向移動用の部材152(図4参照)により上方
に移送され、図21に示すように、袋摘み装置4に供給
されることになる。
【0158】この後、爪開放機構156により挾持爪4
A,4Aが閉じて、包装袋2の上端側(袋口側)の両側
縁部をそれぞれ一対の挾持爪4A,4Aで挾持されたの
ち、吸盤140…による吸着動作が開放され、包装袋2
の供給が完了する。
【0159】この間、つぎに送り込まれる包装袋2がバ
ケット36に送り込まれ、そのつぎの包装袋2が待機状
態となる。
【0160】以上説明した図15ないし図21に示す一
連の動作を繰返すことにより、包装袋2を連続的に自動
袋詰め装置の袋摘み装置4…に供給することができるも
のである。
【0161】また、以上説明した袋供給装置8におい
て、袋受け台32から袋取出し機構34を介して取出さ
れた包装袋2は、バケット36に受入れられることによ
り、所定高さ位置になるように位置決めされる。そし
て、この位置決めされた包装袋2を袋受渡し機構38を
介して被供給部である袋摘み装置4に受渡すようにした
から、包装袋2を袋摘み装置4に対して精度良く受渡す
ことができ、包装袋2の位置ずれに伴う不具合のない一
定品質精度の袋詰製品を安定して得られることになる。
【0162】また、バケット36に受入れられるまでの
搬送姿勢は、被供給部である袋摘み装置4に対する位置
精度に何等影響されないため、袋受け台32での集積状
態等は比較的ラフで良く、開口部側と底部側の厚みに大
きな差があるスタンディングパウチ等の包装袋2や、S
字にカールした癖のある包装袋2等であっても容易にセ
ッティング作業が行えると共に、包装袋2の一度にセッ
トする量を増やす事が可能となる。
【0163】しかも、積層された包装袋2を最下端のも
のから取出すために、装置の稼働中に包装袋2の補給が
可能となり、オペレータの負担の軽減と稼働効率の向上
が可能となる。
【0164】さらに、袋受け台32上に設けられ載置さ
れた包装袋2…の積層姿勢を補正するための積層姿勢補
正機構48を設けたから、開口部側と底部側の厚みに大
きな差があるスタンディングパウチ等の包装袋2や、S
字にカールした癖のある包装袋等2であっても安定した
状態で積層可能となり、従来の横積タイプの場合には、
30枚が限度であったものが、300枚程度まで一括セ
ットが可能となる。また、包装袋の取出し部材である袋
送りバンコード56に対する接触状態が良好に得られ、
包装袋2を1枚ずつ取出し易くする事ができる。
【0165】また、袋受け台に載置された最下端の包装
袋2を、摩擦力で取出す袋取出し機構34の袋送りバン
コード56に密接するように付勢する重り92を利用し
た袋付勢手段90を設けたから、包装袋2の取出しが安
定かつ確実となり、袋取出しミスに伴う自動袋詰め装置
の停止を防止することが可能となる。
【0166】また、バケット36内に包装袋2が受入れ
られたことを検知する袋確認センサ132を設けたか
ら、一連の袋供給動作の制御が極めて容易となると共
に、包装袋2の供給不良による後工程での悪影響を確実
に防止することが可能となる。
【0167】なお、上述の一実施例において、袋集積室
44の最下端の包装袋2の後端を袋検出センサ60で検
知することにより、包装袋2をバケット36に送込む待
機状態に一旦停止するように袋取出し機構34の袋送出
し用モータ74を駆動制御させるようにしたが、タイマ
にてモータ74の駆動制御させることにより袋検出セン
サ60を省略する方法も可能である。
【0168】袋送出し用モータ74を駆動させる際の信
号は、前述のタイマにて信号を出す、センサのキャッチ
にて信号を出すなどの他に、連動させている装置より、
タイミングで信号を出すことも可能である。
【0169】また、上述の一実施例において、袋受け台
32に載置された最下端の包装袋2を、袋送りバンコー
ド56に密接するように付勢するために、重り92を利
用した袋付勢手段90を設けたものについて説明した
が、重り92を利用した袋付勢手段90に代え、あるい
は、図22に示すように、袋付勢手段90に併用して吸
引式の袋付勢手段900を設けてもよい。
【0170】この吸引式の袋付勢手段900は、袋集積
室44の下面、かつ袋撓み防止用ローラ88の近傍に袋
1枚吸い取り吸盤160を臨ませ、この袋1枚吸い取り
吸盤160を上下動させる吸盤上下エアーシリンダ16
2からなる。
【0171】そして、最下端の包装袋2を袋集積室44
から取出すに当たって、袋1枚吸い取り吸盤160を、
吸盤上下エアーシリンダ162にて上昇させた後、袋1
枚吸い取り吸盤160をON(負圧)にして包装袋2を
吸い付かせる。ついで、吸盤上下エアーシリンダ162
にて袋1枚吸い取り吸盤160を下降させて、包装袋2
を袋送りバンコード56に密接させる。この後、袋1枚
吸い取り吸盤160をOFF(大気に開放)させ、包装
袋2の吸引動作を解除して取出し可能な状態とするよう
になっている。
【0172】袋1枚吸い取り吸盤160を、包装袋2に
吸付かせる真空は、真空ポンプ、真空発生バルブ等の各
種真空発生装置を使用する。
【0173】なお、袋1枚吸い取り吸盤160の取付け
数、材質、形状は、包装袋2の大きさ、厚さ、材質、重
量により、吸盤の取り付け数が変わる。また、袋1枚吸
い取り吸盤160の上下動は、エアーシリンダ162だ
けでなく、アクチェータ等の各種エアー機器を使う場合
と、カム駆動等の各種機器を使って上下を行なう場合が
ある。
【0174】また、袋1枚吸い取り吸盤160の吸引動
作のON,OFF、及び、吸盤上下エアーシリンダ16
2のON,OFFは、各種センサ、各種リミットスイッ
チを使い、袋送りバンコード56に、包装袋2が1枚ず
つ供給されたか確認して、作動させる方法と、袋検出セ
ンサ60にて、信号を出して作動させる方法と、連動さ
れている各種装置により信号を出して作動させる場合が
ある。
【0175】また、上述の一実施例において、袋取出し
機構34の袋送り回転プーリ53,54,70に,袋送
りバンコード(丸ベルト)56,70を掛け渡したもの
について説明したが、包装袋2の大きさ、厚さ、材質、
重量により、図23に示すように、袋取出し部材として
の袋送りバンコード(丸ベルト)56,70に代えて、
平ベルト164,166を用いる場合がある。
【0176】また、上述の一実施例において、袋集積室
44から水平状態に取出された包装袋2を斜め下方に案
内する袋ガイド手段98を、斜めの状態に取付けられた
ガイドレール100,100と、これらガイドレール1
00,100の下端部に回転自在に取付けられた袋押え
手段としての袋押え用ガイドローラ102,102とで
構成したが、包装袋2によっては、図24に示すよう
に、下面側が円弧状を呈する固定ガイド170,170
で構成する場合がある。
【0177】また、上述の一実施例において、包装袋2
を1袋ずつ供給して袋詰めを行う装置について説明した
が、図25および図26に示すように、1度に2つの包
装袋2を同時に供給し、単位時間当たりの袋詰め量を増
大させるようにしたものであってもよい。
【0178】なお、上述の他の実施例の説明において、
前述の一実施例と同一部分は同一の符号を付して、重複
する説明を省略する。
【0179】その他、本発明は要旨を変えない範囲で種
々変形実施可能なことは勿論である。
【0180】
【発明の効果】本発明は、以上説明したようにしたか
ら、つぎのような効果を奏する。
【0181】請求項1記載の自動袋詰め装置によれば、
袋供給装置において、袋収容手段から袋取出し手段を介
して取出された包装袋は、袋受入手段に受入れられるこ
とにより、所定高さ位置になるように位置決めされる。
そして、この位置決めされた包装袋を袋受渡し手段を介
して被供給部に受渡すようにしたから、包装袋を被供給
部に対して精度良く受渡すことができ、包装袋の位置ず
れに伴う不具合のない一定品質精度の袋詰製品を安定し
て得られる。
【0182】また、袋受入手段に受入れられるまでの搬
送姿勢は、被供給部に対する位置精度に何等影響されな
いため、袋収容手段での集積状態等は比較的ラフで良
く、開口部側と底部側の厚みに大きな差があるスタンデ
ィングパウチ等の包装袋や、S字にカールした癖のある
包装袋等であっても容易にセッティング作業が行えると
共に、包装袋の一度にセットする量を増やす事ができ
る。しかも、積層された包装袋を最下端のものから取出
すために、装置の稼働中に包装袋の補給が可能となり、
オペレータの負担の軽減と稼働効率の向上が図れる。
【0183】また、請求項2記載の自動袋詰め装置の袋
供給装置によれば、袋収容手段から袋取出し手段を介し
て取出された包装袋は、袋受入手段に受入れられること
により、所定高さ位置になるように位置決めされる。そ
して、この位置決めされた包装袋を袋受渡し手段を介し
て被供給部に受渡すようにしたから、包装袋を被供給部
に対して精度良く受渡すことができ、包装袋の位置ずれ
に伴う不具合のない一定品質精度の袋詰製品を安定して
得られる。
【0184】また、袋受入手段に受入れられるまでの搬
送姿勢は、被供給部に対する位置精度に何等影響されな
いため、袋収容手段での集積状態等は比較的ラフで良
く、開口部側と底部側の厚みに大きな差があるスタンデ
ィングパウチ等の包装袋や、S字にカールした癖のある
包装袋等であっても容易にセッティング作業が行えると
共に、包装袋の一度にセットする量を増やす事ができ
る。しかも、積層された包装袋を最下端のものから取出
すために、装置の稼働中に包装袋の補給が可能となり、
オペレータの負担の軽減と稼働効率の向上が図れる。
【0185】また、請求項3記載の自動袋詰め装置の袋
供給装置によれば、袋受け台から袋取出し機構を介して
取出された包装袋は、バケットに受入れられることによ
り、所定高さ位置になるように位置決めされる。そし
て、この位置決めされた包装袋を袋受渡し機構により吸
着保持された状態で被供給部に受渡すようにしたから、
包装袋を被供給部に対して精度良く受渡すことができ、
包装袋の位置ずれに伴う不具合のない一定品質精度の袋
詰製品を安定して得られる。
【0186】また、バケットに受入れられるまでの搬送
姿勢は、被供給部に対する位置精度に何等影響されない
ため、袋受け台での集積状態等は比較的ラフで良く、開
口部側と底部側の厚みに大きな差があるスタンディング
パウチ等の包装袋や、S字にカールした癖のある包装袋
等であっても容易にセッティング作業が行えると共に、
包装袋の一度にセットする量を増やす事ができる。しか
も、積層された包装袋を最下端のものから取出すため
に、装置の稼働中に包装袋の補給が可能となり、オペレ
ータの負担の軽減と稼働効率の向上が図れる。
【0187】また、請求項4記載の自動袋詰め装置の袋
供給装置によれば、袋受け台から袋取出し機構を介して
取出された包装袋は、バケットに受入れられることによ
り、所定高さ位置になるように位置決めされる。そし
て、この位置決めされた包装袋を袋受渡し機構により吸
着保持された状態で被供給部に受渡すようにしたから、
包装袋を被供給部に対して精度良く受渡すことができ、
包装袋の位置ずれに伴う不具合のない一定品質精度の袋
詰製品を安定して得られる。
【0188】また、バケットに受入れられるまでの搬送
姿勢は、被供給部に対する位置精度に何等影響されない
ため、袋受け台での集積状態等は比較的ラフで良く、開
口部側と底部側の厚みに大きな差があるスタンディング
パウチ等の包装袋や、S字にカールした癖のある包装袋
等であっても容易にセッティング作業が行えると共に、
包装袋の一度にセットする量を増やす事ができる。しか
も、積層された包装袋を最下端のものから取出すため
に、装置の稼働中に包装袋の補給が可能となり、オペレ
ータの負担の軽減と稼働効率の向上が図れる。
【0189】さらに、袋受け台上に設けられ載置された
包装袋の積層姿勢を補正するための積層姿勢補正機構を
設けたから、開口部側と底部側の厚みに大きな差がある
スタンディングパウチ等の包装袋や、S字にカールした
癖のある包装袋等であっても安定した状態で積層可能と
なり、従来の横積タイプの場合には、30枚が限度であ
ったものが、300枚程度まで一括セットが可能とな
る。また、包装袋の取出し部材に対する接触状態が良好
に得られ、包装袋を1枚ずつ取出し易くする事ができ
る。
【0190】また、請求項5記載の自動袋詰め装置の袋
供給装置によれば、袋受け台から袋取出し機構を介して
取出された包装袋は、バケットに受入れられることによ
り、所定高さ位置になるように位置決めされる。そし
て、この位置決めされた包装袋を袋受渡し機構により吸
着保持された状態で被供給部に受渡すようにしたから、
包装袋を被供給部に対して精度良く受渡すことができ、
包装袋の位置ずれに伴う不具合のない一定品質精度の袋
詰製品を安定して得られる。
【0191】また、バケットに受入れられるまでの搬送
姿勢は、被供給部に対する位置精度に何等影響されない
ため、袋受け台での集積状態等は比較的ラフで良く、開
口部側と底部側の厚みに大きな差があるスタンディング
パウチ等の包装袋や、S字にカールした癖のある包装袋
等であっても容易にセッティング作業が行えると共に、
包装袋の一度にセットする量を増やす事ができる。しか
も、積層された包装袋を最下端のものから取出すため
に、装置の稼働中に包装袋の補給が可能となり、オペレ
ータの負担の軽減と稼働効率の向上が図れる。
【0192】また、袋受け台に載置された最下端の包装
袋を、摩擦力で取出す袋取出し機構の取出し部材に密接
するように付勢する袋付勢手段を設けたから、包装袋の
取出しが安定かつ確実となり、袋取出しミスに伴う自動
袋詰め装置の停止を防止することができる。
【0193】また、請求項6記載の自動袋詰め装置の袋
供給装置によれば、袋受け台から袋取出し機構を介して
取出された包装袋は、バケットに受入れられることによ
り、所定高さ位置になるように位置決めされる。そし
て、この位置決めされた包装袋を袋受渡し機構により吸
着保持された状態で被供給部に受渡すようにしたから、
包装袋を被供給部に対して精度良く受渡すことができ、
包装袋の位置ずれに伴う不具合のない一定品質精度の袋
詰製品を安定して得られる。
【0194】また、バケットに受入れられるまでの搬送
姿勢は、被供給部に対する位置精度に何等影響されない
ため、袋受け台での集積状態等は比較的ラフで良く、開
口部側と底部側の厚みに大きな差があるスタンディング
パウチ等の包装袋や、S字にカールした癖のある包装袋
等であっても容易にセッティング作業が行えると共に、
包装袋の一度にセットする量を増やす事ができる。しか
も、積層された包装袋を最下端のものから取出すため
に、装置の稼働中に包装袋の補給が可能となり、オペレ
ータの負担の軽減と稼働効率の向上が図れる。
【0195】また、バケット内に包装袋が受入れられた
ことを検知する袋検知機構を設けたから、一連の袋供給
動作の制御が極めて容易となると共に、包装袋の供給不
良による後工程での悪影響を確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の袋供給装置を適用した自動袋詰め装置
の一実施例を示す正面図。
【図2】図1に示す自動袋詰め装置の概略的平面図。
【図3】図1に示す自動袋詰め装置の袋供給装置の配設
部分の概略的側面図。
【図4】本発明の袋供給装置の一実施例を示す概略的側
面図。
【図5】同じく袋供給装置の一実施例を示す概略的正面
図。
【図6】同じく袋供給装置の一実施例を示す概略的平面
図。
【図7】同じく袋供給装置の積層姿勢補正機構による包
装袋の積層姿勢の補正状態を示す側面図。
【図8】同じく袋供給装置の積層姿勢補正機構による包
装袋の積層姿勢の異なる補正状態を示す側面図。
【図9】同じく袋供給装置のバケットおよびバケット駆
動装置の概略的側面図。
【図10】同じく袋供給装置のバケットの包装袋取出し
方向から見た概略的正面図。
【図11】同じく袋供給装置のバケットのサイズ調整状
態を示す説明図。
【図12】同じく袋供給装置のバケットのサイズ調整に
使用される調整ゲージを示す正面図。
【図13】同じく袋供給装置のバケットにおける包装袋
の整位状態を示す説明図。
【図14】同じく袋供給装置の制御系を示すブロック
図。
【図15】同じく袋供給装置の袋供給動作を示す説明
図。
【図16】同じく袋供給装置の袋供給動作を示す説明
図。
【図17】同じく袋供給装置の袋供給動作を示す説明
図。
【図18】同じく袋供給装置の袋供給動作を示す説明
図。
【図19】同じく袋供給装置の袋供給動作を示す説明
図。
【図20】同じく袋供給装置の袋供給動作を示す説明
図。
【図21】同じく袋供給装置の袋供給動作を示す説明
図。
【図22】本発明の袋供給装置の第1の他の実施例を示
す概略的側面図。
【図23】本発明の袋供給装置の第2の他の実施例を示
す概略的平面図。
【図24】本発明の袋供給装置の第3の他の実施例を示
す概略的平面図。
【図25】本発明の自動袋詰め装置の第1の他の実施例
を示す概略的正面図。
【図26】図25に示す自動袋詰め装置の概略的平面
図。
【図27】従来の縦積みタイプの袋供給装置の袋供給動
作を示す説明図。
【図28】同じく袋供給動作を示す説明図。
【図29】同じく袋供給装置の袋供給動作を示す説明
図。
【図30】従来の横積みタイプの袋供給装置の袋供給動
作を示す説明図。
【図31】同じく袋供給装置の袋供給動作を示す説明
図。
【図32】自動袋詰めに使用される包装袋の一例を示す
図。
【図33】包装袋の開口部側と底部側の厚みの差により
包装袋が傾いた状態を示す説明図。
【図34】包装袋の状態を示す説明図。
【符号の説明】
1…架台、2…包装袋、2A…袋詰め製品、4…袋摘み
装置(袋保持手段)、6…回転円盤、8…袋供給装置、
10…日付印装置、12…袋開口型付装置、14…充填
装置、16…泡除去装置、18…第1シール装置、20
…第2シール装置、22…冷却プレス装置、24…製品
送り出しコンベア、32…袋受け台(袋収容手段)、3
4…袋取出し機構(袋取出し手段)、36…バケット
(袋受入れ手段)、38…袋受渡し機構(袋受渡し手
段)、44…袋集積室、48…積層姿勢補正機構、56
…袋送りバンコード(袋取出し部材)、90…袋付勢手
段、92…重り、98…袋ガイド手段、132…袋確認
センサ(袋検知機構)、164…平ベルト(袋取出し部
材)、900…吸引式の袋付勢手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非拡張状態にある偏平な包装袋を順次1袋
    ずつ取り出して袋保持手段に対し開口部を上にした状態
    で供給する袋供給装置を備えてなる自動袋詰め装置にお
    いて、 前記袋供給装置が、 前記偏平な包装袋を、複数枚その開口部が同一方向とな
    る状態、かつ面方向に積層した状態で一括して収容する
    袋収容手段と、 この袋収容手段に収容された最下端の包装袋を順次取出
    す袋取出し手段と、 この袋取出し手段により取出された包装袋を前記開口部
    が上端側となる立位状態かつ包装袋が所定高さ位置にな
    るように受入れる袋受入手段と、 この袋受入手段に受入れられて位置決めされた包装袋を
    被供給部である前記自動袋詰め装置の袋保持手段に受渡
    す袋受渡し手段と、を具備してなることを特徴とする自
    動袋詰め装置。
  2. 【請求項2】非拡張状態にある偏平な包装袋を順次1袋
    ずつ取り出して自動袋詰め装置の袋保持手段に開口部を
    上にした状態で供給する袋供給装置であって、 前記偏平な包装袋を、複数枚その開口部が同一方向とな
    る状態、かつ面方向に積層した状態で一括して収容する
    袋収容手段と、 この袋収容手段に収容された最下端の包装袋を順次取出
    す袋取出し手段と、 この袋取出し手段により取出された包装袋を前記開口部
    が上端側となる立位状態かつ包装袋が所定高さ位置にな
    るように受入れる袋受入手段と、 この袋受入手段に受入れられて位置決めされた包装袋を
    被供給部である前記自動袋詰め装置の袋保持手段に受渡
    す袋受渡し手段と、を具備してなることを特徴とする自
    動袋詰め装置の袋供給装置。
  3. 【請求項3】非拡張状態にある偏平な包装袋を順次1袋
    ずつ取り出して自動袋詰め装置の袋保持手段に開口部を
    上にした状態で供給する袋供給装置であって、 前記偏平な包装袋を、複数枚その開口部が同一方向とな
    る状態、かつ面方向に積層した状態で一括して載置可能
    な袋受け台と、 この袋受け台に載置された最下端の包装袋を順次取出す
    袋取出し機構と、 この袋取出し機構によって取出された包装袋を前記開口
    部が上端側となる立位状態かつ包装袋が所定高さ位置に
    なるように受入れるバケットと、 このバケットに受入れられて位置決めされた包装袋を吸
    着保持して被供給部である前記自動袋詰め装置の袋保持
    手段に受渡す袋受渡し機構と、を具備してなることを特
    徴とする自動袋詰め装置の袋供給装置。
  4. 【請求項4】非拡張状態にある偏平な包装袋を順次1袋
    ずつ取り出して自動袋詰め装置の袋保持手段に開口部を
    上にした状態で供給する袋供給装置であって、 前記偏平な包装袋を、複数枚その開口部が同一方向とな
    る状態、かつ面方向に積層した状態で一括して載置可能
    な袋受け台と、 この袋受け台上に設けられ載置された包装袋の積層姿勢
    を補正するための積層姿勢補正機構と、 前記袋受け台に載置された最下端の包装袋を順次取出す
    袋取出し機構と、 この袋取出し機構によって取出された包装袋を前記開口
    部が上端側となる立位状態かつ包装袋が所定高さ位置に
    なるように受入れるバケットと、 このバケットに受入れられて位置決めされた包装袋を吸
    着保持して被供給部である前記自動袋詰め装置の袋保持
    手段に受渡す袋受渡し機構と、を具備してなることを特
    徴とする自動袋詰め装置の袋供給装置。
  5. 【請求項5】非拡張状態にある偏平な包装袋を順次1袋
    ずつ取り出して自動袋詰め装置の袋保持手段に開口部を
    上にした状態で供給する袋供給装置であって、 前記偏平な包装袋を、複数枚その開口部が同一方向とな
    る状態、かつ面方向に積層した状態で一括して載置可能
    な袋受け台と、 この袋受け台に載置された最下端の包装袋の下面に接触
    する取出し部材を有し該取出し部材との摩擦力で前記最
    下端の包装袋を順次取出す袋取出し機構と、 この袋取出し機構の前記取出し部材に対し前記袋受け台
    に載置された最下端の包装袋が密接するように付勢する
    袋付勢手段と、 前記袋取出し機構によって取出された包装袋を前記開口
    部が上端側となる立位状態かつ包装袋が所定高さ位置に
    なるように受入れるバケットと、 このバケットに受入れられて位置決めされた包装袋を吸
    着保持して被供給部である前記自動袋詰め装置の袋保持
    手段に受渡す袋受渡し機構と、を具備してなることを特
    徴とする自動袋詰め装置の袋供給装置。
  6. 【請求項6】非拡張状態にある偏平な包装袋を順次1袋
    ずつ取り出して自動袋詰め装置の袋保持手段に開口部を
    上にした状態で供給する袋供給装置であって、 前記偏平な包装袋を、複数枚その開口部が同一方向とな
    る状態、かつ面方向に積層した状態で一括して載置可能
    な袋受け台と、 この袋受け台に載置された最下端の包装袋の下面に接触
    する取出し部材を有し該取出し部材との摩擦力で前記最
    下端の包装袋を順次取出す袋取出し機構と、 この袋取出し機構によって取出された包装袋を前記開口
    部が上端側となる立位状態かつ包装袋が所定高さ位置に
    なるように受入れるバケットと、 このバケット内に包装袋が受入れられたことを検知する
    袋検知機構と、 この袋検知機構により前記バケット内に包装袋が受入れ
    られたことが検知されると前記バケットに受入れられて
    位置決めされた包装袋を吸着保持して被供給部である前
    記自動袋詰め装置の袋保持手段に受渡す袋受渡し機構
    と、を具備してなることを特徴とする自動袋詰め装置の
    袋供給装置。
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