JPH0811832A - 物品供給方法及び物品供給装置 - Google Patents

物品供給方法及び物品供給装置

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JPH0811832A
JPH0811832A JP17361994A JP17361994A JPH0811832A JP H0811832 A JPH0811832 A JP H0811832A JP 17361994 A JP17361994 A JP 17361994A JP 17361994 A JP17361994 A JP 17361994A JP H0811832 A JPH0811832 A JP H0811832A
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JP
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hoppers
hopper
article
container
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JP17361994A
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English (en)
Inventor
Yoichi Matsuo
洋一 松尾
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Ishida Co Ltd
Original Assignee
Ishida Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 要求された個数の物品を短時間の間に供給で
きるようにすることを目的とする。 【構成】 物品供給装置2に備えられた第1〜第4ホッ
パ21〜24にそれぞれ指定された異なる個数の物品を
貯留すると共に、各ホッパ21〜24に貯留された物品
の個数を組み合わせて要求された個数に一致するホッパ
21〜24の組合せを選択し、選択したホッパから物品
を排出させると共に、空となったホッパには当該ホッパ
に指定された個数の物品を供給するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、物品の供給方法及び
供給装置、特に指定された個数の物品を短時間の間に供
給するようにするものに関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやチェーンストア向
け商品の配送センターなどにおいては、各店舗からの要
求に応じて各種の商品を要求個数だけ取りそろえる集品
作業が行われることになるが、この種の集品作業を行う
ために所謂ピッキングシステムが用いられることがあ
る。このピッキングシステムは、例えば各仕向先別のコ
ンテナを搬送するコンベアに沿って単一もしくは複数の
ピッキングゾーンを設けて、このピッキングゾーンに商
品を品目ごとに保管する多数のポケットと、各ポケット
に対応して設けられた個数表示器とを備えた商品棚を配
設すると共に、上記コンベアによりピッキングゾーンに
例えばA店舗向け商品の集品用コンテナが搬送されてき
たときに、そのゾーンにT店舗向けの品目があれば、上
記個数表示器に例えばA店舗向けとして今回ピッキング
すべき商品のピッキング個数を表示させるようになって
いる。したがって、ピッキングゾーンに配置された作業
者が、個数表示器にピッキング個数が表示された商品を
その表示個数だけピッキングして上記コンテナに集品す
れば、該コンテナがコンベアの終端部から排出されたと
きには、A店舗向け商品が要求品目について要求個数ず
つ集品されていることになる。
【0003】しかしながら、従来のピッキングシステム
においては、コンテナに商品を投入する集品作業が人手
によって行われるようになっていたことから、個数表示
器の表示個数を読み間違ったり、商品を個数を間違って
取り出したりする場合があり、個数表示器に表示された
個数の商品が正しくコンテナに集品されない場合が生じ
うる。
【0004】そこで、このような人手による集品ミスの
防止を目的として、集品作業の自動化を行いうる物品供
給装置が提案されている。この装置は、物品をコンテナ
内に1個ずつ供給すると共に、指定された個数の物品が
排出された時点で物品の供給動作を停止しようというも
のである。したがって、このような物品供給装置を、集
品すべき品目の数だけコンテナの搬送経路に沿って配設
するようにすれば、ピッキングシステムにおいて集品作
業の自動化が可能となると共に、集品ミスも防止される
ことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
物品供給装置は、上述したように物品を1個ずつ供給す
るようになっているため、比較的多くの物品を供給する
場合に時間がかかりすぎるという問題がある。特に、ピ
ッキングシステムに用いる場合には、コンテナの搬送速
度が最大個数の物品を供給する物品供給装置によって制
約されることになって、作業能率の悪化を招く可能性も
ある。
【0006】そこで、この発明は、指定された個数の物
品を短時間の間に供給できるようにすることを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、本願の請求項
1の発明(以下、第1発明という)に係る物品供給方法
は、要求された個数の物品を供給する物品供給方法であ
って、複数のホッパにそれぞれ指定された異なる個数の
物品を貯留すると共に、各ホッパに貯留された物品の個
数を組み合わせて要求された個数に一致するホッパの組
合せを選択し、選択したホッパから物品を排出すると共
に、空となったホッパには当該ホッパに指定された個数
の物品を供給することを特徴とする物品供給方法。
【0008】また、本願の請求項2の発明(以下、第2
発明という)に係る物品供給装置は、要求された個数の
物品を供給する物品供給装置であって、指定された異な
る個数の物品がそれぞれ貯留される複数のホッパと、各
ホッパに貯留された物品の個数を組み合わせて要求され
た個数に一致するホッパの組合せを選択して、選択した
ホッパから物品を排出させる制御手段と、空となったホ
ッパに対して、該ホッパに指定された個数の物品を供給
する供給手段とを設けたことを特徴とする。
【0009】そして、本願の請求項3の発明(以下、第
3発明という)に係るピッキングシステムにおける物品
供給装置は、各仕向先別の物品収集用のコンテナの搬送
経路に沿って物品を品目ごとに供給する複数の物品供給
装置が設けられたピッキングシステムにおいて、上記各
物品供給装置に、指定された異なる個数の物品がそれぞ
れ貯留される複数のホッパと、各ホッパに貯留された物
品の個数を組み合わせて仕向先の要求個数に一致するホ
ッパの組合せを選択して、当該仕向先向けのコンテナが
到達するタイミングで選択したホッパから物品を排出さ
せて上記コンテナに供給する制御手段と、空となったホ
ッパに対して、該ホッパに指定された個数の物品を供給
する供給手段とを設けらたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記の構成によれば次のような作用が得られ
る。
【0011】すなわち、第1〜第3発明のいずれにおい
ても、複数のホッパにそれぞれ貯留された物品の個数を
組み合わせて要求された個数に一致するホッパの組合せ
を選択して、選択したホッパから物品を排出するように
なっているので、要求された個数の物品を短時間の間に
供給することが可能となる。
【0012】特に、第3発明によれば、各仕向先別の物
品収集用のコンテナの搬送経路に沿って物品を品目ごと
に供給する複数の物品供給装置が設けられたピッキング
システムにおいて、それぞれの物品供給装置から短時間
の間に物品が供給されることになるので、この種のピッ
キングシステムの作業能率が向上することになる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0014】まず、図1により実施例に係るピッキング
システムの全体構成について説明する。このピッキング
システムは、コンテナaが載置供給される始端部1aか
らこれを排出する終端部1bへ複数のコンテナa…aを
搬送するコンベア1を有すると共に、物品を品目ごとに
供給する複数の物品供給装置2…2がコンベア1の搬送
経路に沿って等間隔に設置されている。
【0015】また、上記コンベア1の始端部1aの近傍
におけるコンテナ供給位置3には作業制御卓4が配置さ
れていると共に、コンベア1の終端部1bの近傍におけ
るコンテナ排出位置5にはラベルプリンタ6が配置され
ている。
【0016】次に、図2〜図4により、上記物品供給装
置2の構成を具体的に説明する。図2、図3に示すよう
に、コンベア1の上方には、上部が開放された第1〜第
4ホッパ21,22,23,24が時計回り方向に互い
に隣接して配置されていると共に、これらのホッパ21
〜24が上記コンベア1を跨ぐように設けられたフレー
ム25,25によって支持されている。また、上記第1
〜第4ホッパ21〜24の下部側に設けられたゲート2
1a〜24aが、上記フレーム25,25に支持された
シリンダ26…26により開閉されるようになってい
る。
【0017】上記第1〜第4ホッパ21〜24の上部に
は、それぞれ図示しない物品供給部から前下がり状に導
かれた第1〜第4導入シュート27〜30の前端側が配
置されていると共に、これらの導入シュート27〜30
の前端部分に、シリンダ31…31によって開閉される
導入ゲート32…32が配置されている。なお、上記シ
リンダ31…31も、それぞれコンベア1を跨ぐように
設けられた上記フレーム25,25によって支持される
ようになっている。そして、上記第1〜第4導入シュー
ト27〜30には、上記導入ゲート32よりも上流側に
位置して、支柱33…33によって支持されたシリンダ
34…34によって開閉されるプールゲート35…35
が配置されている。その場合に、第1ホッパ21に物品
Xを導く第1導入シュート27においては、物品1個分
の間隔をあけてプールゲート35が配置されている。ま
た、第2ホッパ22に物品Xを導く第2導入シュート2
8においては、物品2個分の間隔をあけてプールゲート
35が配置されている。なお、図示しないが、第3ホッ
パ23に物品Xを導く第3導入シュート29において
は、物品4個分の間隔をあけてプールゲート35が配置
され、また第4ホッパ24に物品Xを導く第4導入シュ
ート30においては、物品8個分の間隔をあけてプール
ゲート35が配置されている。したがって、例えば第1
導入シュート27におけるプールゲート35を閉状態に
したまま導入ゲート32を開動すれば、プールゲート3
5と導入ゲート32との間に形成される貯留部に貯留さ
れた1個の物品Xが第1ホッパ21に導入される。な
お、導入ゲート32を閉動してからプールゲート35を
開動すれば、空になった貯留部へ物品Xが補充されるこ
とになる。
【0018】このようにして第1〜第4ホッパ21〜2
4には、それぞれ1,2,4,8個の物品Xが収容され
ることになる。
【0019】また、コンベア1の搬送方向下流側(図2
の図面上の手前側)に位置するフレーム25には、コン
テナaを検知するフォトセンサ36が取り付けられてい
ると共に、コンベア1の搬送方向上流側に位置するフレ
ーム25には、物品供給装置2の作動を制御する制御ユ
ニット37が取り付けられている。
【0020】また、このピッキングシステムには、図5
に示すような制御システムが備えられている。この制御
システムは、ホストコンピュータ7に接続された中継器
8と、この中継器8から延びるデータバス9とを有し、
このデータバス9に上記作業制御卓4とラベルプリンタ
6と物品供給装置2…2とが接続されている。
【0021】その場合に、上記物品供給装置2において
は、図6に示すように、前述した制御ユニット37が中
継器8との間で送受信可能とされていると共に、この制
御ユニット37にフォトセンサ36からの信号が入力さ
れるようになっている。そして、制御ユニット37は、
第1〜第4ホッパ21〜24のゲート21a〜24aを
開閉するシリンダ26…26の作動と、導入ゲート32
及びプールゲート35を開閉するそれぞれのシリンダ3
1…31,35…35の作動とを制御することにより、
第1〜第4ホッパ21〜24に対する物品の導入並びに
排出の動作を制御するようになっている。
【0022】また、制御ユニット37は中継器8から送
信される個数データに基づいて物品を排出するホッパを
決定する組合せ演算を行うようになっている。つまり、
制御ユニット37は、第1〜第4ホッパ21〜24に収
容された物品の個数についての組合せ演算を行って、そ
の組合せ加算値が中継器8から入力された個数データが
示す数値に一致するホッパの組合せを決定する。その場
合に、個数データが例えば「5個」を示すときには、
「1個」の物品Xが収容された第1ホッパ21と、「4
個」の物品Xが収容された第3ホッパ23とが選択され
ることになる。
【0023】次に、実施例に係るピッキングシステムの
運用例を説明する。
【0024】すなわち、図1に示すコンテナ供給位置3
の作業者bが、例えばA店舗の店舗コードを作業制御卓
4から入力した上で、コンベア1の始端部1aにコンテ
ナaを載置すると、該コンテナaが下流側へ搬送される
と共に、上記店舗コードを受信した中継器8は第1番目
の物品供給装置2の制御ユニット37に、当該装置2が
供給する品目に該当するA店舗の個数データを送信す
る。
【0025】その場合に、上記制御ユニット37は、図
7のフローチャートに従って次のように作動する。
【0026】すなわち、制御ユニット37は、ステップ
S1で個数データが送信されてきたか否かを判定して、
個数データが送信されてきたと判定したときには、ステ
ップS2に進んで前述したように第1〜第4ホッパ21
〜24に収容された物品の個数についての組合せ演算を
行うと共に、ステップS3でその組合せ加算値が中継器
8から入力された個数データが示す数値に一致するホッ
パの組合せを選択する。
【0027】そして、制御ユニット37は、ステップS
4を実行してフォトセンサ36によるコンテナaの検知
を判別し、コンテナaを検知したと判定したときにステ
ップS5に進んで選択したホッパから物品を排出すると
共に、ステップS6で完了信号を中継器8に送出する。
その場合に、前述したように第1、第3ホッパ21,2
3が選択されているときには、5個の物品が下方に位置
するコンテナaに投入されることになる。この場合、第
1、第3ホッパ21,23から一斉に物品が排出される
ことから、上記コンテナaには指定された個数の物品が
短時間の間に投入されることになり、コンベア1の搬送
速度を早くすることが可能となって、作業効率が向上す
ることになる。
【0028】ここで、前述したように第1〜第4ホッパ
21〜24には、それぞれ1,2,4,8個の物品が収
容されるようになっているので、これらの個数を組み合
わせることにより、1〜15個のうちの任意の個数の物
品を供給することが可能となって、ホッパの数が少なく
て済むという利点がある。なお、ホッパを1個追加し
て、16個の物品を収容するようにすれば、1〜31個
のうちの任意の個数の物品を供給することが可能とな
る。
【0029】また、上記完了信号を受信した中継器8
は、第2番目の物品供給装置2の制御ユニット37に、
当該装置2が供給する品目に該当するA店舗の個数デー
タを送信する。
【0030】制御ユニット37は、完了信号を送出する
と、ステップS7を実行して、前述したようにプールゲ
ート35と導入ゲート32とをタイミングをずらせて開
閉することにより、物品を排出して空となったホッパに
物品を導入した後、ステップS1へ戻る。
【0031】このようにして、コンテナaが物品供給装
置2…2を通過するたびにA店舗向けの物品が指定され
た個数だけ投入されていき、コンベア1の終端部1bへ
排出されたときには、A店舗の要求品目が全て集品され
ていることになる。
【0032】そして、コンテナ排出位置5に配置された
作業者bは、コンベア1の終端部1bに搬送されてきた
コンテナaの中身を整理した上で、ラベルプリンタ6か
ら発行されたA店舗向けの配送ラベルをコンテナaに貼
付する。
【0033】このように、従来においては人手に依存し
ていた集品作業が、物品供給装置2…2を用いて機械的
に行われるので、集品ミスが防止されると共に、それぞ
れの物品供給装置2…2からは指定された個数の物品が
一斉に排出されることから、作業能率が向上することに
もなる。
【0034】次に、図8〜図10を参照して物品供給装
置2’の第2実施例を説明する。
【0035】この第2実施例においては、図8に示すよ
うに上記第1実施例と同様に互いに隣接して配置された
第1〜第4ホッパ21’〜24’の上方に、物品の重量
を計測する2個の計量ホッパ41’,41’が隣接する
2個のホッパ間に跨がって配置されている。
【0036】つまり、図9に示すように、例えば第1、
第2ホッパ21’,22’の上方には、互いに独立して
開閉する第1、第2ゲート41a’,41b’を有する
計量ホッパ41’が両者間に跨がって配置されている。
そして、適宜の手段により固定された第1、第2シリン
ダ42’,43’を伸縮させることにより、上記第1、
第2ゲート41a’,41b’がそれぞれ開閉されるこ
とになる。この場合、例えば第2シリンダ43’を収縮
させれば、図の鎖線で示すように第2ゲート41b’が
開動して、計量ホッパ41’に貯留された物品が第1ホ
ッパ21’に投下、収容されることになる。また、第1
シリンダ42’を収縮させれば、今度は第1ゲート41
a’が開動して、計量ホッパ41’に貯留された物品が
第2ホッパ22’に投下、収容されることになる。
【0037】同様にして、第3、第4ホッパ23’,2
4’の上方には、同じく互いに独立して開閉する第1、
第2ゲート41a’,41b’を有する計量ホッパ4
1’が両者間に跨がって配置されている。この場合にお
いても、適宜の手段により固定された第1、第2シリン
ダ42’,43’を伸縮させることにより、上記第1、
第2ゲート41a’,41b’がそれぞれ開閉されるこ
とになる。つまり、例えば第2シリンダ43’を収縮さ
せれば、上記の場合と同様に第2ゲート41b’が開動
して、計量ホッパ41’に貯留された物品が第4ホッパ
24’に投下、収容され、また第1シリンダ42’を収
縮させれば、今度は第1ゲート41a’が開動して、計
量ホッパ41’に貯留された物品が第3ホッパ23’に
投下、収容されることになる。
【0038】そして、コンベア1の一方の側に配置され
た物品供給部(図示せず)からは、適宜の手段によって
支持された第1、第2加振トラフ44’,45’を介し
て物品が整列された状態で上記各計量ホッパ41’,4
1’に導かれると共に、これらの加振トラフ44’,4
5’が作動しているときに該トラフ上の物品が下方の計
量ホッパ41’,41’に向けて落下して、貯留される
ようになっている。
【0039】したがって、この実施例においては、図1
0に示すように、制御ユニット37’に対して、コンテ
ナaを検知するフォトセンサ36’からの信号に加え
て、計量ホッパ41’,41’からの計量信号がそれぞ
れ入力されるようになっている。そして、制御ユニット
37’は、上記第1実施例と同様に、中継器8’から送
信される個数データに基づいて物品を排出するホッパを
決定する組合せ演算を行うと共に、第1〜第4ホッパ2
1’〜24’を開閉するシリンダ26’…26’の作動
と、各計量ホッパ41’,41’における第1、第2ゲ
ート41a’,41a’,41b’,41b’を開閉す
る第1、第2シリンダ42’,42’,43’,43’
の作動と、 第1、第2加振トラフ44’,45’の作
動とを制御することにより、第1〜第4ホッパ21’〜
24’に対する物品の導入並び排出の動作を制御するよ
うになっている。
【0040】この実施例の作用を説明する。
【0041】制御ユニット37’は、第1〜第4ホッパ
21’〜24’に収容された物品の個数についての組合
せ演算を行うと共に、その組合せ加算値が中継器8’か
ら入力された個数データが示す数値に一致するホッパの
組合せを選択する点は第1実施例と共通する。そして、
フォトセンサ36’によるコンテナaの検知を判別し
て、コンテナaを検知したと判定したときに選択したホ
ッパから物品を排出する点も第1実施例と異ならない。
第1、第3ホッパ21’,23’が選択されているとき
には、上記第1実施例と同様に、第1ホッパ21’に収
容された1個の物品に、第4ホッパ23’に収容された
4個の物品を加えた5個の物品が下方に位置するコンテ
ナaに投入されることになる。
【0042】この実施例は、第1〜第4ホッパ21’〜
24’に対する物品の導入の動作が第1実施例と異なる
ことになる。
【0043】つまり、前述したように第1、第3ホッパ
21’,23’が組合せに選択されているものとする
と、制御ユニット37’は、第1加振トラフ44’を作
動させて、第1、第2ホッパ21’,22’の上方に位
置する計量ホッパ41’に物品を投下させると共に、計
量ホッパ41’からの信号が示す重量値が物品の単体重
量の1個分を示したときに、第1加振トラフ44’の作
動を停止する。これにより、計量ホッパ41’には1個
の物品が貯留されていることになる。また、制御ユニッ
ト37’は、同時に第2加振トラフ45’を作動させ
て、第3、第4ホッパ23’,24’の上方に位置する
計量ホッパ41’に物品を投下させると共に、計量ホッ
パ41’からの信号が示す重量値が物品の単体重量の4
個分を示したときに、第2加振トラフ45’の作動を停
止する。これにより、計量ホッパ41’には4個の物品
が貯留されていることになる。
【0044】そして、制御ユニット37’は、第1、第
3ホッパ21’,23’から物品が排出された後に、第
1、第2ホッパ21’,22’の上方に位置する計量ホ
ッパ41’の第2ゲート41b’を開動させることによ
り、空となった第1ホッパ21’に1個の物品を補充
し、また第3、第4ホッパ23’,24’の上方に位置
する計量ホッパ41’の第1ゲート41a’を開動させ
ることにより、空となった第3ホッパ23’に4個の物
品を補充する。したがって、この実施例においても、第
1〜第4ホッパ21’〜24’に所定個数の物品が収容
されていることになる。
【0045】なお、計量ホッパ41’が共通する第1、
第2ホッパ21’,22’及び第3、第4ホッパ2
3’,24’の一方もしくは双方が組合せに選択された
ときには、先にいずれかのホッパの個数分を計量ホッパ
41’,41’に貯留しておき、計量ホッパ41’,4
1’から物品が排出された後、残りのホッパの個数分を
導入して、当該ホッパに対して直ちに排出するようにす
る。
【0046】この実施例によれば、物品供給装置2’…
2’に対する物品供給部を共通化することができるとい
う利点がある。
【0047】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、複数のホ
ッパにそれぞれ貯留された物品の個数を組み合わせて要
求された個数に一致するホッパの組合せを選択して、選
択したホッパから物品を排出するようになっているの
で、要求された個数の物品を短時間の間に供給すること
が可能となる。
【0048】特に、第3発明によれば、各仕向先別の物
品収集用のコンテナの搬送経路に沿って物品を品目ごと
に供給する複数の物品供給装置が設けられたピッキング
システムにおいて、それぞれの物品供給装置から短時間
の間に物品が供給されることになるので、この種のピッ
キングシステムの作業能率が向上することになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例に係るピッキングシステムのレイアウ
ト図である。
【図2】 物品供給装置及びその周辺の構成を示す平面
図である。
【図3】 図1をA−A切断線で切断した断面図であ
る。
【図4】 図1をB−B切断線で切断した断面図であ
る。
【図5】 ピッキングシステムの制御システム図であ
る。
【図6】 物品供給装置の制御システム図である。
【図7】 物品供給装置の制御ユニットの作動を示すフ
ローチャート図である。
【図8】 物品供給装置の第2実施例を示す平面図であ
る。
【図9】 図8をC−C切断線で切断した断面図であ
る。
【図10】 第2実施例に係る物品供給装置の制御シス
テム図である。
【符号の説明】
2,2’ 物品供給装置 21,21’ 第1ホッパ 22,22’ 第2ホッパ 23,23’ 第3ホッパ 24,24’ 第4ホッパ 26,26’ シリンダ 27 第1導入シュート 28 第2導入シュート 29 第3導入シュート 30 第4導入シュート 32 導入ゲート 35 プールゲート 37,37’ 制御ユニット 41’ 計量ホッパ 44’ 第1加振トラフ 45’ 第2加振トラフ X 物品 a コンテナ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 要求された個数の物品を供給する物品供
    給方法であって、複数のホッパにそれぞれ指定された異
    なる個数の物品を貯留すると共に、各ホッパに貯留され
    た物品の個数を組み合わせて要求された個数に一致する
    ホッパの組合せを選択し、選択したホッパから物品を排
    出すると共に、空となったホッパには当該ホッパに指定
    された個数の物品を供給することを特徴とする物品供給
    方法。
  2. 【請求項2】 要求された個数の物品を供給する物品供
    給装置であって、指定された異なる個数の物品がそれぞ
    れ貯留される複数のホッパと、各ホッパに貯留された物
    品の個数を組み合わせて要求された個数に一致するホッ
    パの組合せを選択して、選択したホッパから物品を排出
    させる制御手段と、空となったホッパに対して、該ホッ
    パに指定された個数の物品を供給する供給手段とが設け
    られていることを特徴とする物品供給装置。
  3. 【請求項3】 各仕向先別の物品収集用のコンテナの搬
    送経路に沿って物品を品目ごとに供給する複数の物品供
    給装置が設けられたピッキングシステムにおける物品供
    給装置であって、上記各物品供給装置には、指定された
    異なる個数の物品がそれぞれ貯留される複数のホッパ
    と、各ホッパに貯留された物品の個数を組み合わせて仕
    向先の要求個数に一致するホッパの組合せを選択して、
    当該仕向先向けのコンテナが到達するタイミングで選択
    したホッパから物品を排出させて上記コンテナに供給す
    る制御手段と、空となったホッパに対して、該ホッパに
    指定された個数の物品を供給する供給手段とが設けられ
    ていることを特徴とするピッキングシステムにおける物
    品供給装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5045255A (en) * 1989-06-15 1991-09-03 Scott Paper Company Method for continuously forming open-mouthed foamed plastic containers by blow molding techniques

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5045255A (en) * 1989-06-15 1991-09-03 Scott Paper Company Method for continuously forming open-mouthed foamed plastic containers by blow molding techniques

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