JP2005193121A - 選別計量システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 処理能力が高く、かつ、一まとめの品物の重量や個数のバラツキを小さくすることのできる選別計量システムを提供する。
【解決手段】 品物Mを搬送する第1搬送手段10と、第1搬送手段10に設けられ品物Mの重量を計量する重量測定部6と、第1搬送手段10に設けられ品物Mの品質を判定して品物Mを複数のランクに分ける品質判定部7と、第1搬送手段10からランクごとに振り分けられる品物Mを受け取って搬送する複数の第2搬送手段20と、品質判定部7による判定結果に基づいて第1搬送手段10の品物Mを第2搬送手段10に振り分け制御すると共に、第2搬送手段20に供給された品物Mを、重量測定部6による計量値に基づき、組み合わせて一まとめとなるように第2搬送手段20から排出制御を行う制御部41とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、品物をランクごとに一まとめにする選別計量システムに関する。
下記の特許文献1〜3には、この種の選別計量システムが開示されている。
特開平8−056635号(図1,0009〜0014,0017) 特開2001−276749号(図1,0018,0024) 特開平8−304156号(要約書)
前記特許文献1の発明は、カメラ等でランク選別された品物をランクごとに各計量ホッパに振り分け、一束分の積算重量を計量する。
前記特許文献2の発明は、カメラを用いて大きさ等でランクに区分されたアスパラをランク毎に積算計量する。
前記特許文献3の発明は“たこ”を重量にてランク選別した後、同一ランクの品物を重量や個数で組合せる。
前記特許文献1,2の発明は、一まとめにされた後に重量を測定しており、そのため、集合単位の重量や個数のバラツキが大きくなる。
一方、前記特許文献3の発明は、ランクごとにストックラインを設けていないので、処理能力(組合せの速度)が低い。
したがって、本発明は、処理能力が高く、かつ、一まとめの品物の重量や個数のバラツキを小さくすることのできる選別計量システムを提供することである。
前記目的を達成するために、本発明の選別計量システムは、品物を搬送する第1搬送手段と、前記第1搬送手段に設けられ品物の重量を計量する重量測定部と、前記第1搬送手段に設けられ品物の品質を判定して品物を複数のランクに分ける品質判定部と、前記第1搬送手段から前記ランクごとに振り分けられる品物を受け取って搬送する複数の第2搬送手段と、前記品質判定部による判定結果に基づいて前記第1搬送手段の品物を第2搬送手段に振り分け制御すると共に、前記第2搬送手段に供給された品物を、前記重量測定部による計量値に基づき、組み合わせて一まとめとなるように第2搬送手段から排出制御を行う制御部とを備えている。
本発明によれば、重量測定部で測定した品物個々の計量結果に基づき組合せ計量(計数)を行うので、ランクごとに一まとめにした品物の組合せ重量や個数のバラツキが小さくなる。
また、品物がランクごとに振り分けられる複数の第2コンベヤを設けたので、処理能力(組合せ速度)が高くなる。
本発明においては、前記第1搬送手段で搬送される品物のデータとして生産者の種別を記憶する種別記憶部と、前記一まとめにした品物のデータとして、各生産者について前記ランクごとの生産量に基づき、前記生産者ごとの支払額を算出する演算部とを更に備えるのが好ましい。
こうすれば、生産者に対し、生産量だけでなく品質も含めた対価を支払うことができる。
本発明の好適な態様においては、前記第2搬送手段における搬送方向の下流端の品物を、前記組合せ計算に必ず参加させるようにする。
この態様によれば、排出位置に最も近い品物を必ず組合せに参加させて排出するので、組合せの高速化が可能となり、処理能力について、上流の重量測定部や品質判定部とのバランスが良くなる。
本発明においては、前記複数の第2搬送手段からの品物を集合単位で受け取り搬送する第3搬送手段と、前記第3搬送手段において、前記集合単位について所定の処理を施す処理機とを更に設けるのが好ましい。
このようにすることで、包装機、結束機、ラベル貼付機などの処理機をランクごとに設ける必要が無くなる。
本発明においては、前記品質判定部で判定された品物の品質を、前記集合単位についてデータとして付加するデータ付加部を更に備えてもよい。
こうすれば、品物に対して集合単位でランク表示が可能となる。
前記データ付加部を備えている場合は、品物の生産に関する生産情報が入力されて記憶する生産情報記憶部を更に備え、前記データ付加部が前記生産情報を前記集合単位にデータとして付加するようにしてもよい。
この態様によれば、品物に対して集合単位で生産日、生産地、無農薬などの生産情報表示が可能となる。
本発明の別の好適な態様では、前記各第2搬送手段に複数の生産者からの品物の受け入れを許容し、かつ、単一の生産者ごとに組み合わせを行うようにする。
この態様によれば、複数の生産者からの品物を受け入れることで受け入れの効率アップを図る一方で、一つの集合単位に複数の生産者が混ざるのを防止し得る。
以下、本発明の実施例1にかかる選別計量システムを図面に従って説明する。
図1は、選別計量システムのレイアウトを示す概略平面図である。
図1に示すように、本システムは、上流側から順に移載反転装置2、ストック供給機3、2条分岐搬送機4および切離し整列供給機5などを備えている。
移載反転装置2は、多数の品物Mを収納した搬入コンテナ1を反転させて、該コンテナ1内の品物Mをストック供給機3に供給する。ストック供給機3は、多数の品物Mを貯留しながら、品物Mを少しずつ下流の2条分岐搬送機4に供給する。2条分岐搬送機4は、2列に分岐した搬送経路を有しており、品物Mを各搬送経路に振り分けて搬送する。切離し整列供給機5は、2条分岐搬送機4から受け取った品物Mを1個ずつ切り出して、後段のバケット搬送コンベヤ10(第1搬送手段;以下、搬送CV10という。)に品物Mを供給する。
図1の前記搬送CV10は、前記分岐した各搬送経路に応じて1列ずつ設けられており、被選別(計量)物である品物Mを下流(図1の右側)に向って搬送する。前記搬送CV10は、周知の構造のバケットコンベヤであり、下方に品物Mを落下させることが可能な複数の第1バケット12iを有している。品物Mは、各第1バケット12iに1個ずつ収納されて搬送される。
前記搬送CV10の途中には、重量測定部6およびCCDカメラ判定部7(品質判定部;以下、単に判定部7という。)が設けられている。
前記重量測定部6は、搬送CV10によって搬送される品物Mの重量を計量するためのものである。前記重量測定部6は、たとえば、図示しないロードセルを備え、品物Mの重量を第1バケット12iごと計量し、該計量値から品物Mの重量を検出する。前記重量測定部6は、検出した品物Mの重量を図4のCPU41に出力する。
前記判定部7は、たとえば、図示しない複数台のCCDカメラを用いて搬送中の品物Mの品質情報を取得する。品質情報としては、一般的に、品物Mのサイズや形状、色などが採用される。前記判定部7は、取得した前記品質情報を、予め設定された品質判定基準と照合して品物Mのランクを決定する。前記判定部7は、決定した品物Mのランクを図4のCPU41に出力する。
前記判定部7の下流には、複数の組合せコンベヤ20(第2搬送手段;以下、組合せCV20という。)が設けられている。前記組合せCV20は、前記判定部7によって分けられるランクごとに2列ずつ配設され、前記搬送CV10から前記ランクごとに振り分けられる品物Mを受け取って搬送する。組合せCV20は、周知の構造のバケットコンベヤであり、下方に品物Mを落下させることが可能な複数の第2バケット22iを有している。
図2は、前記搬送CV10および組合せCV20の配置を示す概略斜視図であり、図中の一点鎖線は、各CV10,20の搬送の経路を示す中心線である。この図に示すように、前記組合せCV20は、前記搬送CV10の搬送方向Xと概ね直交する幅方向Yに沿って、前記2列の搬送CV10を横切るように設けられている。
図3に示すように、前記組合せCV20は、前記各搬送CV10の上側の第1バケット12iと下側の第1バケット12iとの間のレベル(高さ)に配置されている。これにより、組合せCV20の第2バケット22iは、各搬送CV10の第1バケット12iから落下される品物Mを順次受け取り可能とされている。搬送CV10の各バケット12iは、各組合せCV20に対応する第1排出位置P1において、選択的に開かれることで品物Mを組合せCV20の第2バケット22iに落下投入する。
前記組合せCV20の下流端20eの下方には、集合ホッパ25が設けられている。前記下流端20eには、前記集合ホッパ25に対応する位置に第2排出位置P2が設定されている。前記組合せCV20の各バケット22iは、前記第2排出位置P2において、選択的に開かれることで、品物Mを前記集合ホッパ25に落下投入する。
なお、前記第1および第2バケット12i,22iは、上部の開口した一対の半割れの部材から構成されており、前記排出位置P1,P2に設けた進退部材(図示せず)の当接により前記一対の半割れ部材が開閉する。かかるバケットの構造および開閉機構については、たとえば、特開2002−107211号公報の段落〔0012〕〜〔0015〕に記載されている構造を採用することができる。
図2に示すように、前記集合ホッパ25には、集合ホッパ25の底面に沿って円周方向Rに開閉可能なゲート26が設けられている。該ゲート26は、前記集合ホッパ25内に所定量の品物Mが収納されると開き、品物Mを一まとめにして下方に排出する。集合ホッパ25の下方には、包装機供給コンベヤ30(第3搬送手段;以下、供給CV30という。)が設けられている。該供給CV30は、前記各集合ホッパ25からの品物Mを受け取って図1の包装機8に搬送する。包装機8は品物Mを集合単位で包装し、包装が完了した時点で包装完了信号を図4のCPU41に出力する。
包装後の品物Mの搬送経路には、データ付加部35が設けられている。該データ付加部35は、たとえば、ラベル発行貼付機などからなり、前記判定部7で判定された品物Mの品質(ランク)などを印字したラベルを前記包装された品物Mに貼付する。その後、品物Mは、ランク振分箱詰部9によりランクごとに振り分けられて箱詰された後、出荷される。
つぎに、本システムの制御の構成について説明する。
本システムは、図4に示すマイコン40を備えている。マイコン40には、図示しないインターフェイスを介して、設定機48、表示器49、重量測定部6、判定部7、搬送CV10、組合せCV20、ゲート26、供給CV30、包装機8およびデータ付加部35などが接続されている。
前記マイコン40は、CPU41(制御部)およびメモリ42を備えている。
前記メモリ42は、図5(a)に示す種別記憶部43および生産情報記憶部44を備えている。前記種別記憶部43には、前記搬送CV10で搬送される品物Mのデータとして生産者の種別が記憶されている。前記生産情報記憶部44には、生産日、生産地、農薬の有無などの品物Mの生産に関する生産情報が記憶されている。
前記種別および生産情報は、前記設定機48(図4)によって選別作業開始前に予め入力設定される。
また、前記メモリ42は、図5(b)の履歴記憶部45を備えている。該履歴記憶部45には、前記重量測定部6で計量され、組合せCV20に振り分けられた品物Mの重量が、各第2バケット22iに対応して記憶される。
前記CPU41は、マイコン40に接続された各機器の制御を行う。CPU41は、前記判定部7による判定結果に基づいて前記搬送CV10上の品物Mを前記組合せCV20に振り分け制御する。すなわち、CPU41は、前記判定部7によって判定された品物Mのランクに応じて、当該ランクに対応する組合せCV20に品物Mを供給して、互いに異なるランクの品物Mが同じ組合せCV20に供給されないように制御する。
また、CPU41は、前記各組合せCV20に供給された品物Mを、前記重量測定部6による計量値に基づき、各ランクごとに組み合わせて一まとめ(集合単位、たとえば1パック分)となるように組合せCV20から排出させる。
図4に示すように、CPU41は演算部41aを備えている。該演算部41aは、各生産者についてランクごとの生産数に基づき、生産者ごとの支払額(図5(a))を算出する。なお、この支払額は、ランクごとに設定される卸単価を前記ランクごとの包装数(生産量)に乗算し、合計することで算出される。
つぎに、本選別計量システムの動作について説明する。
本システムを用いて選別作業を行う作業者は、まず、設定機48(図4)から生産者の種別や生産情報(図5(a)参照)を入力設定する。その後、図1の搬入コンテナ1を移載反転装置2に投入すると、ストック供給機3、2条分岐搬送機4および切離し整列供給機5を介して、品物Mが1個ずつ切り出されて各搬送CV10の第1バケット12iに順次供給される。
品物Mは、搬送CV10の各第1バケット12iに1個ずつ収納されて、搬送方向X(図2)に搬送される。品物Mは、図1の重量測定部6において重量が計量され、当該計量値がCPU41に出力される。
重量測定部6を通過した品物Mは、搬送CV10により更に下流に搬送されて判定部7に送られ、前述のランク判定が行われる。CPU41は、判定部7において決定したランクに応じて、品物Mを後段の各組合せCV20に振り分ける。
なお、CPU41は、周知のトラッキング制御を行うことで、各第1バケット12iに収納されている品物Mの重量およびランクを認識し、かつ、当該品物Mを収納したバケット12iがどの位置にあるかを認識している。
組合せCV20に振り分けられた品物Mの重量は、前記重量測定部6の計量値に基づいて、各第2バケット22iに対応して前記履歴記憶部45(図5(b))に記憶される。CPU41は、この履歴記憶部45を参照して、各第2バケット22iに収納されている品物Mの計量値の1以上を組み合わせた組合せ重量を算出する。CPU41は、該組合せ重量を所定の目標値(1パック分の目標重量)と比較し、組合せ重量が目標値以上となる組合せのうち、最も目標値に近い組合せを求める。その後、前記組合せに参加した第2バケット22iが、第2排出位置P2(図3)で品物Mを集合ホッパ25に順次排出することで、品物Mが一まとめにされる。
この後、CPU41は、所定のタイミングで前記集合ホッパ25のゲート26を開いて、一まとめにした品物Mを供給CV30に排出する。この供給CV30は、各ランクごとに一まとめにされた品物Mを受け取って包装機8(図1)に搬送する。この際、CPU41は、周知のトラッキング処理により、包装機8に搬送される品物Mのランクや搬送の順番を認識している。
包装機8は、一まとめの品物Mを包材で包装して1パックとし、当該包装が完了した時点でCPU41に包装完了信号を出力する。CPU41は、前記包装機8からの信号を受けると、各生産者に対応して前記メモリ42(図5(a))に記憶されているランクごとの品物Mの包装数を更新する。この包装数に対応して前記演算部41a(図4)が、生産者ごとの支払額を算出する。なお、ランクごとの卸単価は、市場の取引の実勢に応じて変動するので、選別作業時ではなく、卸単価が決まった時点で支払額を算出するようにしてもよい。
包装後の品物Mには、データ付加部35(図1)によって品物Mの品質(ランク)が印字されたラベルが貼付される。当該ラベルには、品質の他に前記生産情報記憶部44(図5(a))に記憶されている生産情報を、品物Mに関するデータとして印字するようにしてもよい。
以上のように、本システムにおいては、重量測定部6で測定した個々の品物Mの計量結果に基づき、ランクごとに組合せを行うので、一まとめにした品物Mの組合せ重量や個数のバラツキを小さくすることができる。
また、ランクごとに複数の組合せCV20を設けたので、処理能力が高くなる。
ところで、前記組合せの際には、図3の組合せCV20における搬送方向Yの下流端の品物Mを前記組合せ計算に必ず参加させるようにするのが好ましい。すなわち、図3において、品物Mが収納されている第2バケット22iのうち、第2排出位置P2の上流側において第2排出位置P2に最も近い位置にある第2バケット22iの品物Mを前記組合せに参加させる品物Mの1つとして固定する。この品物Mの重量と他の第2バケット22iに収納されている品物Mの重量とを組合わせた組合せ重量を、所定の目標値と比較し、組合せ重量が目標値以上となる組合せのうち、最も目標値に近い組合せを求める。
その後、前記第2排出位置P2に最も近い位置にある第2バケット22iの品物Mが集合ホッパ25に排出された後、前記組合せに参加した第2ホッパ22iの品物Mが前記集合ホッパ25に順次排出されることで、品物Mが一まとめにされる。
このように、前記第2排出位置P2の上流側において、第2排出位置P2に最も近い位置にある品物Mを必ず組合せに参加させて排出するので、組合せCV20が無駄に駆動することがなく組合せの高速化が可能となるから、処理能力の向上を図り得る。
また、前記各組合せCV20に複数の生産者からの品物Mの受け入れを許容し、かつ、単一の生産者ごとに組合わせを行うようにしてもよい。この場合、設定機48(図4)により生産者の種別を切替入力することで、CPU41が各品物Mについて、前の生産者の品物Mと次の生産者の品物Mとの区別ができるように設定する。その後、組合せCV20における組合せにおいて、各品物Mについて記憶されている生産者の種別に基づいて、単一の生産者ごとに組合せを行う。このようにすれば、複数の生産者からの品物Mを受け入れることで受け入れの効率アップが図れる一方で、1つの集合単位に複数の生産者が混ざるのを防止できる。
また、前記実施例において、前記データ付加部35は、集合単位の品物Mに対してラベルを貼付することで、品質や生産情報などのデータを前記集合単位の品物Mに付加したが、前記データ付加部35は、ICタグ等の記憶媒体に非接触で前記データを書き込むことで、前記集合単位の品物Mに対して前記データを付加するものであってもよい。この場合、前記データ付加部35は、集合単位の品物Mに添付されたICタグに、電磁波などを利用して前記データを書き込むことで前記集合単位の品物Mに前記データを付加する。
以上のとおり、図面を参照しながら好適な実施例を説明したが、当業者であれば、本明細書を見て、自明な範囲で種々の変更および修正を容易に想定するであろう。
たとえば、搬送CVおよびランクごとの組合せCVは、前記実施例の2列に限らず、1列ずつ設けてもよいし、または、それぞれ3列以上設けてもよい。また、選別する品物のランクの分布の偏りに応じて、ランクごとに設ける組合せCVの数が互いに異なっていてもよい。
また、図3においては、組合せに選ばれた品物Mを集合ホッパ25に順次排出するようにしたが、こうした集合ホッパ25による順次排出に代えて、集合コンベヤに一斉に排出するようにしてもよい。たとえば、組合せCV20の下段にその搬送方向に沿って集合コンベヤを配置しておき、この集合コンベヤと上下に近接する位置にある複数の第2バケット22iの品物Mを組合わせて、一まとめにすべき品物Mの組合せを選択する。そして、選択された品物Mを第2バケット22iから前記集合コンベヤに一斉に排出して、この集合コンベヤを介して集合ホッパ25に収集するようにしてよい。
また、組合せを行う際には、品物の重量だけでなく、一まとめにされる品物の個数を考慮して組合せを行ってもよい。
また、前記包装機は、品物の形態に応じて結束機などの処理機に変更してもよい。
したがって、そのような変更および修正は、請求の範囲から定まる本発明の範囲内のものと解釈される。
本発明の実施例1にかかる選別計量システムのレイアウトを示す平面図である。 搬送CVおよび組合せCVを示す概略斜視図である。 搬送CVおよび組合せCVの配置を示す概略側面図である。 同システムの制御についての概略構成図である。 メモリの記憶内容を示す図表である。
符号の説明
6:重量測定部
7:品質判定部
8:処理機(包装機)
10:第1搬送手段(バケット搬送コンベヤ)
20:第2搬送手段(組合せコンベヤ)
30:第3搬送手段(包装機供給コンベヤ)
35:データ付加部
41:CPU(制御部)
41a:演算部
43:種別記憶部
44:生産情報記憶部
M:品物

Claims (7)

  1. 品物を搬送する第1搬送手段と、
    前記第1搬送手段に設けられ品物の重量を計量するための重量測定部と、
    前記第1搬送手段に設けられ品物の品質を判定して品物を複数のランクに分けるための品質判定部と、
    前記第1搬送手段から前記ランクごとに振り分けられる品物を受け取って搬送する複数の第2搬送手段と、
    前記品質判定部による判定結果に基づいて前記第1搬送手段の品物を第2搬送手段に振り分け制御すると共に、前記第2搬送手段に供給された品物を、前記重量測定部による計量値に基づき、組み合わせて一まとめとなるように第2搬送手段から排出制御を行う制御部とを備えた、選別計量システム。
  2. 請求項1において、前記第1搬送手段で搬送される品物のデータとして生産者の種別を記憶する種別記憶部と、
    前記一まとめにした品物のデータとして、各生産者について前記ランクごとの生産量に基づき、前記生産者ごとの支払額を算出する演算部とを更に備えた選別計量システム。
  3. 請求項1もしくは2において、前記第2搬送手段における搬送方向の下流端の品物を、前記組合せ計算に必ず参加させるようにした選別計量システム。
  4. 請求項1、2もしくは3において、前記複数の第2搬送手段からの品物を集合単位で受け取り搬送する第3搬送手段と、
    前記第3搬送手段において、前記集合単位について所定の処理を施す処理機とを更に備えた選別計量システム。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項において、前記品質判定部で判定された品物の品質を、前記集合単位についてデータとして付加するデータ付加部を更に備えた選別計量システム。
  6. 請求項5において、品物の生産に関する生産情報が入力されて記憶する生産情報記憶部を更に備え、
    前記データ付加部が前記生産情報を前記集合単位にデータとして付加する選別計量システム。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項において、前記各第2搬送手段に複数の生産者からの品物の受け入れを許容し、かつ、単一の生産者ごとに組み合わせを行うようにした選別計量システム。
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