JPH08117950A - 離型剤の塗布装置 - Google Patents

離型剤の塗布装置

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JPH08117950A
JPH08117950A JP28256794A JP28256794A JPH08117950A JP H08117950 A JPH08117950 A JP H08117950A JP 28256794 A JP28256794 A JP 28256794A JP 28256794 A JP28256794 A JP 28256794A JP H08117950 A JPH08117950 A JP H08117950A
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release agent
mold
die
injection
contact surface
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JP28256794A
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English (en)
Inventor
Mikinari Nozaki
美紀也 野崎
Mitsuhiro Karaki
満尋 唐木
Mitsuru Inui
満 乾
Taketo Futamura
健人 二村
Akira Saito
明 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Gifu Seiki Kogyo KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Gifu Seiki Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形金型の全面に過不足なく離型剤を塗布す
ることができる装置を提供する。 【構成】 離型剤等を噴射する噴射手段8が、固定部1
と可動部2とを有する成形金型に内蔵された離型剤塗布
装置において、噴射手段8が該噴射手段8と相対する当
たり面の方向に弾性的に付勢する付勢手段9を備えると
ともに、固定部1と可動部2との当たり面に突出・退入
自在に配設される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、成形金型に離型剤を
噴射して成形品の取り出しを容易にする離型剤塗布装置
に関し、特に、離型剤を噴射する噴射ノズルが成形金型
に内蔵された離型剤の塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】鋳造や射出成形等を行う場合には、成形
金型のキャビティ部や当たり面等に離型剤を塗布して、
成形品やばり等の異物の堆積物が成形金型に粘着しない
ようにしている。一般に、この離型剤の塗布作業は、成
形金型外部に設けられた離型剤の噴射装置の噴射ノズル
を、型開き状態時における固定型と可動型との間に移動
させて行っている。このような方法では、成形金型間に
挿入される噴射ノズルの位置等の調整が困難であるた
め、離型剤の噴射量を増大させて自然流下により、成形
金型の隅々まで離型剤を塗布している。
【0003】そこで、成形金型に離型剤の噴射ノズルを
内蔵させた構造の離型剤の塗布装置が、実開平2−10
4146号公報に提案されている。これを図14および
図15に示し、簡単に説明する。この離型剤の塗布装置
は、固定型1と可動型2との当たり面に突出した状態
で、それぞれの金型1,2に噴射ノズル3を配設したも
のであり、成形金型1,2の型開き動作が終了して成形
品を取り出した後、それぞれの金型1,2のキャビティ
部4,5に離型剤を噴射するよう構成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この塗布装置によれ
ば、設定した位置に離型剤を噴射することができるもの
の、成形金型1,2の隅々まで離型剤を塗布するために
は、相当数の噴射ノズル3を必要とする。ところが、噴
射ノズル3は金型1,2の当たり面に突出しているた
め、相互に干渉する位置には噴射ノズル3を配設するこ
とができず、離型剤の塗布を必要とする部位に直接噴射
できない場合があり、結局、離型剤の噴射量を増大させ
ざるえなかった。
【0005】このように、従来の塗布装置はいずれも、
成形金型に万遍なく離型剤を塗布するためには、多量の
離型剤の噴射を必要としている。そのため、離型剤の量
やその噴射時間が増大し、生産コストが増大するととも
に、噴射した離型剤が拡散して作業環境すなわち雰囲気
を悪化させるという問題があった。
【0006】この発明は、上記の事情を背景としてなさ
れたもので、成形金型の全面に過不足なく離型剤を塗布
することができる離型剤の塗布装置を提供することを目
的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載された発明は、離型剤を噴射する
噴射手段が、固定型と可動型とを備える成形金型に内蔵
された離型剤の塗布装置において、前記噴射手段が、前
記固定型と可動型との少なくとも一方の当たり面に埋設
されるとともに、該噴射手段が埋設された当たり面に対
して突出・退入自在に構成されていることを特徴とする
ものである。
【0008】請求項2に記載された発明は、前記噴射手
段を、前記埋設された当たり面に相対する当たり面に向
けて、弾性的に付勢する付勢手段を備えていることを特
徴とするものである。
【0009】請求項3に記載された発明は、前記噴射手
段の噴射口を該噴射手段が埋設された当たり面に対して
遮蔽する手段を備えていることを特徴とするものであ
る。
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明によれば、噴射手段は成
形金型の固定型と可動型との当たり面の内側に格納可能
になっているので、それぞれの当たり面の相対する位置
であっても、噴射手段を配設することができる。すなわ
ち、成形金型に噴射手段を自由に配設することができ、
離型剤等の噴射範囲が拡大する。
【0011】請求項2に記載の発明によれば、固定型と
可動型との当たり面が当接している場合、ここに配設さ
れている噴射手段は付勢手段からの反力を受けながら収
納される。そして、固定型と可動型との当たり面が離間
するよう動作した場合、ここに配設されている噴射手段
は付勢手段により突出される。
【0012】請求項3に記載の発明によれば、成形金型
の摩耗により当たり面に溶湯等が侵入するようになって
も、噴射手段の噴射口を前記当たり面に対して遮断する
ことができ、噴射手段の噴射口に溶湯等が侵入しない。
【0013】
【実施例】この発明の一実施例につき図1を参照しなが
ら説明する。この実施例は、ダイカスト成形を行う金型
の一方(例えば固定型)の当たり面に、離型剤の噴射手
段を内蔵したものである。
【0014】この噴射装置6は、円筒状の保持部7と、
この保持部7の内側に摺動自在に嵌合する円筒状の噴射
手段8とを備え、保持部7は固定型1の当たり面に形成
された凹部に収納されている。そして、保持部7と噴射
手段8とは、弾性部材具体的にはバネ部材9によって連
結され、それぞれを軸線方向に付勢するよう構成されて
いる。
【0015】噴射手段8には、その先端部および周部に
離型剤の噴射口、いわゆるノズル孔10a,10b,1
0cが適宜設けられている。このノズル孔10a,10
b,10cは、保持部7に形成される離型剤等の連絡通
路11を介して、前記凹部に穿設された流入通路12と
連通するよう構成されている。なお、連絡通路11と流
入通路12との間には、Oリング13が配設されて、離
型剤等の漏れが防止されている。一方、保持部7には、
噴射手段8の内側からノズル孔9aと係合する弁手段す
なわちピン14が設けられている。
【0016】つぎに、この実施例の動作につき説明す
る。固定型1と可動型2とが当接状態、すなわち型閉め
状態のとき、噴射手段8はバネ部材9を圧縮させながら
保持部7に格納され(図1の(a)参照)、固定型1と
可動型2とが非当接状態、すなわち型開き状態のとき、
バネ部材9が伸長するので、噴射手段8は保持部7から
突出する(図1の(b)参照)。すなわち、型閉め時に
は、噴射手段8が金型1,2の当たり面に対して突出し
ていないので、この噴出手段8を金型の対向する部位に
配設することができる。つまり、この噴出手段8の配設
の自由度が高まるため、金型内の設定位置に離型剤を噴
射することができる。
【0017】また、噴射手段8が保持部7に格納された
ときには、噴射手段8の先端部のノズル孔10aは、ピ
ン14によって内側から閉塞されるとともに、周部に設
けられたノズル孔10b,10cは、保持部7と噴射手
段8との摺動面により金型1,2の当たり面から遮蔽さ
れる。つまり、型閉め状態では、全てのノズル孔10
a,10b,10cが金型1,2の当たり面に対し遮蔽
されるため、金型1,2が摩耗して、これらの当たり面
に溶湯が侵入しても、ノズル孔10a,10b,10c
に目詰まりを生じさせない。逆に、型閉め状態では、金
型のキャビティー内にノズル孔10a,10b,10c
から離型剤が侵入することない。
【0018】図2ないし図4は、上記構成の噴射手段6
を、固定型1および可動型2の合わせ面に数箇所取り付
け、この金型の型開き・型閉め動作中に離型剤の塗布等
の作業を行うよう構成したものである。すなわち、固定
型1には噴射装置6a,6bが配設されるとともに、可
動型2には噴射装置6c,6dが配設されている。これ
らの噴射装置6a,6b,6c,6dの噴出手段8はバ
ネ部材9により固定型1と可動型2との距離に応じて突
出・退入するよう構成されているので、それぞれが対向
する部位に配設している。そして、これらの装置6a,
6b,6c,6dに離型剤等を供給する流入通路12
a,12b,12c,12dが、金型1,2の内部に設
けられている。
【0019】上記構成の噴射装置は、図5に示したフロ
ーチャートに基づいて動作するようになっている。図2
すなわち型閉め状態において、固定型1と可動型2との
間に形成されているキャビティー部15に高速高圧で射
出充填された溶湯は、所定時間冷却した後、製品粗材1
6に形成される。そして、図3すなわち可動型2が移動
して型開き動作が開始する(ステップ1)と同時に、各
噴射装置6a,6b,6c,6dから噴射手段が突出し
始める(ステップ2)。所定時間T1経過後(ステップ
3)、すなわち可動型2と製品粗材16との間に僅かに
隙間17が形成された状態において、流入通路12a,
12b,12c,12dを介して供給される離型剤が各
噴射装置6a,6b,6c,6dから噴出される(ステ
ップ4)。この噴出された離型剤は、可動型2と製品粗
材16との僅かな隙間17に流入し、毛細管現象等によ
り、可動型2の表面全域に離型剤が塗布される。そし
て、設定時間T2経過後(ステップ5)、すなわち、さ
らに型開き動作が進行すると、可動型2への離型剤塗布
を終了し(ステップ6)、各噴射装置6a,6b,6
c,6dからエアーの噴出を開始して(ステップ7)、
可動型2に付着した余分な離型剤の除去および乾燥を行
う。
【0020】図4すなわち型開き動作が完了(ステップ
8)後、固定型1に設けられた押し出しピン(図示せ
ず)が前進を開始すると、エアーブローを終了する(ス
テップ9)。そして、固定型1と製品粗材16との間に
隙間18が形成されると、この隙間18に、固定型1側
の噴射装置6a,6bから離型剤が噴出されて(ステッ
プ10)、固定型1の表面全域に離型剤が塗布される。
さらに、前記押し出しピンが前進して製品粗材16が固
定型1から離脱すると、図示しない搬出装置の動作によ
り、製品粗材16は金型1,2から取り出される(ステ
ップ11)。設定時間T3経過した後(ステップ1
2)、固定型1への離型剤の塗布を終了し(ステップ1
3)、各噴射装置6a,6b,6c,6dからエアーの
噴出を開始する(ステップ14)。そして、型閉め動作
が開始後(ステップ15)から型閉め動作の完了まで、
各噴射装置6a,6b,6c,6dからエアーを噴出し
て、金型1,2のエアーブローを行う(ステップ1
6)。
【0021】以上説明したように、この離型剤の塗布装
置によれば、製品粗材16の搬出のために必要不可欠な
型開き・型閉め動作中に、離型剤の塗布やエアーブロー
を行うことができるため、一般的な離型剤等の塗布工程
に比べ、大幅に成形サイクルの短縮を行うことができ
る。また、型開き動作初期の可動型2と製品粗材16と
の隙間17、ならびに押し出しピンの動作により生じる
固定型2と製品粗材16との隙間18を利用しているの
で、離型剤の飛散を抑制しながら、金型1,2の全面に
離型剤を塗布することができる。したがって、作業環境
が悪化せず、さらに、離型剤の使用量を削減することが
できる。
【0022】また、各噴射装置6a,6b,6c,6d
のノズル孔は、型閉め時すなわち溶湯の充填時には、金
型1,2の合わせ面に対し遮断されているので、噴射口
に溶湯や異物等は侵入せず、逆に成形中のキャビティ1
5内に離型剤は侵入しない。したがって、離型剤の塗布
装置の信頼性が向上するとともに、製品粗材16の品質
が安定する。
【0023】さらに、離型剤は、流入通路12a,12
b,12c,12dを介して金型1,2を冷却するとと
もに、噴出中には製品粗材16を冷却するようになって
いるため、冷却時間を短縮することができる。そして、
この実施例における離型剤の塗布装置は、簡単な金型の
改造によって得ることができ、さらに噴出角度等の調節
が簡単なものになっているため、成形装置全体のコスト
が低減される。
【0024】なお、上記の実施例では、噴射手段8の突
出をバネ部材9の復帰力により行うよう構成したが、単
に保持部7に噴射手段8を摺動自在に保持するよう構成
して、離型剤やエアーの圧力によって噴射手段8を突出
させるように構成することもできる。また、図6および
図7に示すように、噴出装置6の金型1への埋設角度は
特に限定されない。したがって、噴射手段8のノズル孔
10a,10b,10cの角度の調節と併せて、離型剤
等の噴出角度を自由に設定することができる。
【0025】さらに、この発明の別の実施例を図8およ
び図9に基づいて説明する。図8において、この噴出装
置6は、保持部7と、この保持部7の内部に支持ピン1
9を中心に回転自在に保持される噴射手段8とを備えて
いる。保持部7の内部には噴射手段8を回転させるよう
に押圧する押し出しピン20が配設され、この押し出し
ピン20はバネ部材9により付勢されるよう構成されて
いる。さらに保持部7には離型剤等の連絡通路11が、
噴射手段8にはノズル孔10が設けられており、噴射手
段8が所定の角度回転したときに、連絡通路11とノズ
ル孔10とが連通するよう構成されている。
【0026】したがって、図9に示すように、噴出装置
6の相手部材が当接していない状態では、バネ部材9の
付勢力により押し出しピン20が前進して、噴射手段8
を回転させるので、噴射手段8は保持部7の外部に突出
する。また、図8に示すように、噴出装置6に相手部材
が当接している状態では、噴射手段8はバネ部材9の反
力を受けながら保持部7の内部に格納される。この格納
時において、連絡通路11とノズル孔10とが連通して
いないので、自動的に離型剤あるいはエアーの噴出が停
止するようになっている。このとき、ノズル孔10は、
保持部7の内部に収納され、金型の当たり面に対して遮
断されているので、ノズル孔10への溶湯等の侵入が防
止されている。
【0027】図10および図11は、上記の噴出装置6
を、金型1におけるスライドコア21との摺動面に配設
したものである。つまり、スライドコア21の裏側等の
離型剤の塗布や離型剤の除去が困難な部位にも、容易に
離型剤の塗布やエアーブローを行うことができるもので
ある。当然、製品粗材の搬出に必要なスライドコア21
の摺動工程内において、離型剤の塗布作業等を行うの
で、成形サイクルを長くすることはない。
【0028】図12および図13は、さらに別の実施例
を示し、金型1の当たり面に形成された凹部を覆うよう
カバー22が、その一端部が回動可能に取り付けられて
いる。そして、このカバー22の開閉動作とリンクする
アーム部23,24および噴射手段8が配設されてい
る。そして、金型1とカバー22との間、および両アー
ム部23,24の間には、カバー22を開放方向に付勢
するバネ部材9a,9bが設けられている。したがっ
て、型開き時には、噴射手段8は金型1の当たり面から
突出するとともに、型閉め時には、噴射手段8は金型1
の凹部に格納される。この格納時には、噴射手段8のノ
ズル孔と金型1の当たり面との間にはカバー22が介在
しているため、ノズル孔に溶湯等が付着するおそれがな
い。
【0029】上記の噴射装置6は、いずれも小型であ
り、型閉め時に金型の当たり面に突出しないので、その
取り付け場所を自由にに選択することができる。したが
って、離型剤の塗布装置の適用範囲ならびに離型剤等の
噴射範囲が拡大する。つまり、金型の全面に離型剤等を
塗布することができる。さらに、製品粗材を取り出す際
に必要な動作、すなわち金型の型開き・型閉め動作やス
ライドコアの前進や後退動作の最中に離型剤の塗布作業
等を行うことができるため、成形サイクルを大幅に短縮
することができる。また、非常に簡単な構成であるた
め、この離型剤等の塗布装置を安価に提供することがで
きる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の離型剤
の塗布装置によれば、金型の当たり面に対して噴射手段
が突出・退入自在に構成されているため、噴射手段を自
由に配設することができる。すなわち、離型剤の噴出範
囲を容易に拡大させることができ、金型の全面に離型剤
を塗布することができる。
【0031】特に、請求項2に記載の発明によれば、固
定型と可動型との相対変位に応じて、噴出手段が突出・
退入するよう構成されているので、好適な時期に離型剤
等を噴射させることができる。そのため、離型剤の使用
量を削減することができるとともに、成形サイクルを短
縮することができる。
【0032】また、請求項3に記載の発明によれば、噴
出手段の噴出口を外部に対して遮断することができるの
で、必要時以外には離型剤等を噴出しないよう構成する
ことができ、成形品の品質を安定させることができ、ま
た、噴射口への溶湯等の異物の侵入を防止でき、噴出口
の状態を良好に維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を概略的に示した断面図で
あり、(a)は型閉め状態を、(b)は型開き状態を示
している。
【図2】図1に示した実施例の型閉め状態の動作を説明
する概略図である。
【図3】図1に示した実施例の型開き中の動作を説明す
る概略図である。
【図4】図1に示した実施例の型開き終了後の状態を説
明する概略図である。
【図5】図1に示した実施例の動作を説明するフローチ
ャートである。
【図6】この発明の他の実施例を概略的に示した図であ
る。
【図7】図6に示した実施例の動作を説明する図であ
る。
【図8】この発明のさらに別の実施例を概略的に示した
図である。
【図9】図8に示した実施例の型開き時の動作を説明す
る概略図である。
【図10】図8に示した実施例をスライドコアを有する
金型に配設した例を概略的に示した図である。
【図11】図10に示した実施例においてスライドコア
の後退時の動作を説明する概略図である。
【図12】この発明のさらに別の実施例を概略的に示し
た図である。
【図13】図12に示した実施例の型開き時の動作を説
明する概略図である。
【図14】従来の離型剤の塗布装置における型閉め状態
を概略的に示す図である。
【図15】従来の離型剤の塗布装置における型開き状態
を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1 固定型 2 可動型 6 噴射装置 7 保持部 8 噴射手段 9 バネ部材 10a,10b,10c ノズル孔 14 ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 乾 満 岐阜県岐阜市六条南1−9−6 岐阜精機 工業株式会社第一事業部内 (72)発明者 二村 健人 岐阜県岐阜市六条南1−9−6 岐阜精機 工業株式会社第一事業部内 (72)発明者 斎藤 明 岐阜県岐阜市六条南1−9−6 岐阜精機 工業株式会社第一事業部内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 離型剤を噴射する噴射手段が、固定型と
    可動型とを備える成形金型に内蔵された離型剤の塗布装
    置において、 前記噴射手段が、前記固定型と可動型との少なくとも一
    方の当たり面に埋設されるとともに、該噴射手段が埋設
    された当たり面に対して突出・退入自在に構成されてい
    ることを特徴とする離型剤の塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記噴射手段を、前記埋設された当たり
    面に相対する当たり面に向けて、弾性的に付勢する付勢
    手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の離
    型剤の塗布装置。
  3. 【請求項3】 前記噴射手段の噴射口を該噴射手段が埋
    設された当たり面に対して遮蔽する手段を備えているこ
    とを特徴とする請求項1に記載の離型剤の塗布装置。
JP28256794A 1994-10-21 1994-10-21 離型剤の塗布装置 Pending JPH08117950A (ja)

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