JPH08113433A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置及び画像形成装置

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Publication number
JPH08113433A
JPH08113433A JP6274442A JP27444294A JPH08113433A JP H08113433 A JPH08113433 A JP H08113433A JP 6274442 A JP6274442 A JP 6274442A JP 27444294 A JP27444294 A JP 27444294A JP H08113433 A JPH08113433 A JP H08113433A
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JP
Japan
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sheet
rear end
unit
sheets
end side
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Application number
JP6274442A
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English (en)
Inventor
Michiro Koike
道郎 小池
Yoshimitsu Nakane
義満 中根
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 中間トレイ上に積載されている縦送りのラー
ジサイズシートをシート先端側から吹き付けるエア流に
よって確実に分離できるようにする。 【構成】 シートトレイ200上においてシートの後端
位置を規制する後端規制ユニット252内に、シート給
送方向に移動可能な後端側支持プレート257を設置し
た。そして、シートトレイ200上に所定の積載量を超
える枚数のシートが積載される場合、後端規制ユニット
252のユニット本体の前板252−1より前方にプレ
ート257を所定量突き出して、このプレート257に
よって所定の積載量を超えた分のシートの後端側を支持
する。なお、プレート257を前方に突き出すには、プ
レート257下面のラック258に噛み合うピニオンギ
ヤ256を時計方向に回転させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機・プリンタ・フ
ァクシミリ等の画像形成装置に備えられるシート給送装
置に係り、詳しくは、エアの吹付力及び吸引力を利用し
て、シート積載手段上に積載されている複数枚のシート
を最下位のシートから1枚ずつ分離し搬送する方式のシ
ート給送装置に関する。
【0002】
【発明に関連する技術】従来、複写機・プリンタ・ファ
クシミリ等の画像形成装置に備えられているシート給送
装置は、給紙ローラの回転摩擦によって、シート積載手
段上に積載されたシートの搬送を行う方式のものが一般
的である。
【0003】この方式の給送装置においてはローラの表
面をゴム等の弾性体で構成しており、その給紙性能は給
紙ローラの表面の摩擦係数によるとこが大きい。従っ
て、摩擦による給紙ローラの外形変化、給紙ローラの材
質の経時変化、紙粉の付着等による給紙ローラの表面の
摩擦係数の変化等により給紙性能が安定しなかったり、
各種の表面状態の違うシートに対応しきれないという欠
点があった。
【0004】そこで、このような給紙ローラ方式の給送
装置に代わるものとして、昨今、エアの吹付力及び吸引
力を利用して、シート積載手段上に積載されている複数
枚のシートを1枚ずつ分離し搬送するエア給送装置が、
例えば米国特許第5135213号、同第506260
2号等において種々提案されている。
【0005】しかし、これらのエア給送装置は何れも、
シート積載手段上に積載されている複数枚のシートを最
上位のシートから1枚ずつ分離し搬送する方式のもので
あるために、例えば給紙デッキ等のようにオペレータの
手によってシートが積載されるシート積載手段に適用す
る場合には問題はないが、例えば中間トレイ等のように
シート搬入手段によってシートが積載されるシート積載
手段に適用することは難しい。これは、シート積載手段
上に積載されている複数枚のシートを最上位のシートか
ら1枚ずつ分離し搬送する方式のエア給送装置の場合、
シート搬送部がシート積載手段の上部に配置されるの
で、シート搬入手段によるシート積載手段上へのシート
の搬入及び積載が不可能になるからである。
【0006】そこで、本願出願人は先に、シート搬入手
段によってシートの搬入及び積載が行われる中間トレイ
等に適用することが可能であり、エアの吹付力及び吸引
力を利用して、シート積載手段上に積載されている複数
枚のシートを1枚ずつ分離し搬送するシート給送装置を
提案している。本提案給送装置においては、シート積載
手段上に積載されている複数枚のシートを最下位のシー
トから1枚ずつ分離し搬送するようになっており、シー
ト搬送部はシート積載手段の下部に配置されている。従
って、シート搬入手段によってシート積載手段上に搬入
されるシートをシート搬送部が阻むことはない。
【0007】ここで、図11ないし図13を参照して、
両面ユニットに搭載された本提案給送装置の具体的な構
成を説明する。なお、図11は縦断側面図であり、図1
2は平面図であり、図13は正面図である。
【0008】画像形成したシートSは、搬入ローラ10
8によりシートトレイ(中間トレイ)110に搬入さ
れ、その上流側に配設された紙当て板109に突き当た
った後に自重により落下して、シートトレイ110上に
積載される。シートトレイ110は、搬送方向下流側が
搬送方向上流側よりも上方に位置するように所定の角度
(約10°)傾斜しており、上記搬入されて落下するシ
ートSは、後端規制板111に突き当たって、後端部が
整合される。119は、搬入されるシートSの両側部を
規制するサイド規制板を示している。
【0009】図11において、複数枚のシートSを積載
したシートトレイ110の搬送方向下流側には、シート
搬送部(分離・搬送手段)112Aが配置されいる。
【0010】シート搬送部112Aは、吸着面113a
がシートトレイ110の積載面110aと平行な第1の
シート吸着部113と、同第1のシート吸着部113よ
りもシート搬送方向下流側に配置され、吸着面114a
が第1のシート吸着部113の吸着面113aの延長線
に対して所定の角度(約10°)傾斜している第2のシ
ート吸着部114と、複数の吸引孔115aを有して、
各シート吸着部113,114に巻きかけられた搬送ベ
ルト(搬送手段)115と、第1のシート吸着部113
の吸引孔113b、第2のシート吸着部114の吸引孔
114b、搬送ベルト115の吸引孔115aを通して
シートトレイ110に積載されている最下位のシート下
のエアを吸引するブロワ(エア吸引手段)116により
構成されている。
【0011】搬送ベルト115は、複数のローラ12
1,122,123,124,125に巻き掛けられて
ガイドされている。この場合、搬送ベルト115は、ロ
ーラ124,125の間において第1のシート吸着部1
13の吸着面113aに平行に接触し、かつ、ローラ1
25,121の間において第2のシート吸着部114の
吸着面114aに平行に接触するようになっている。
【0012】シートトレイ110のシート搬送方向下流
側の中央部には、図12及び図13に示すように、略矩
形の切欠部110bが形成されており、この切欠部11
0aの内側に、シート搬送部112が配置されている。
このシートトレイ110は、水平状の基底部110c
と、同基底部110cの幅方向の両端から上方に向かっ
て角度を成すように形成された傾斜状の両側部110d
とを備えている。
【0013】シートトレイ110のシート搬送方向下流
側端付近には、第1のシート吸着部113の吸着面11
3aの延長線と、第2のシート吸着部114の吸着面1
14aとの間へ向けて、上方からエアを吹き付けるため
の吹付けノズル(エアー吹き付け手段)117が、幅方
向に複数設けられている。吹付けノズル117は幅方向
においては、搬送ベルト115の吸引領域内に位置し、
図13の斜線部118の領域にエアを吹き付ける。
【0014】次に、本提案給送装置の動作を説明する。
【0015】シートトレイ110上に所定枚数のシート
Sが積載されると、まず、ブロワ116を駆動して第1
のシート吸着部113と第2のシート吸着部114に吸
引力を発生させる。これにより、シートトレイ110上
に積載されている最下位のシートSが、搬送ベルト11
5を介して第1のシート吸着部113と第2のシート吸
着部114に吸着されるようになる。そして、この場
合、最下位のシートSの下流端側はシートの腰の力に打
ち勝つ吸引力で吸引されるので、ローラ125付近で折
り曲げられて第2のシート吸着部114に吸着される。
従って、最下位のシートSの先端が他のシートSの先端
から分離する。
【0016】次に、吹付けノズル117からエアを吹き
付け、この状態で搬送ベルト115を矢印の方向に駆動
させる。これにより、シートトレイ110上に積載され
ている最下位のシートSが他のシートSから分離されて
送り出される。この際、吹付けノズル117から吹き付
けられるエアによって最下位のシートSは矢印の方向に
駆動する搬送ベルト115を介して第2のシート吸着部
114に吸着され続けており、また、吹付けノズル11
7から吹き付けられるエアによって他のシートSはシー
トトレイ110から浮上を続けている。
【0017】なお、最下位のシートSの先端が第2のシ
ート吸着部114に吸着される時、シート同士の繊維の
絡み付き等により複数枚のシートSが最下位のシートS
と一緒に第2のシート吸着部114に吸着されてしまう
場合があるが、吹付けノズル117からエアが吹き付け
られると、そのエアが最下位のシートSと2枚目のシー
トSの間に入り込み、両シートSの後端まで流れるの
で、搬送ベルト115が最下位のシートSを搬送する前
に、2枚目以降のシートSは最下位のシートSから剥さ
れて、シートトレイ110から浮上するようになる。
【0018】本提案給送装置には、A3サイズやB4サ
イズ等のラージサイズのシートを長辺がシート搬送方向
に向くようにシートトレイ110上に積載して搬送する
ラージサイズ縦送り形の装置と、ラージサイズのシート
を長辺がシート搬送方向に対して直交する方向に向くよ
うにシートトレイ110上に積載して搬送するラージサ
イズ横送り形の装置とがある。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】しかし、本提案給送装
置におけるラージサイズ縦送り形の装置の場合、シート
Sの先端に向けて吹付けノズル117から吹き付けたエ
ア流が、ラージサイズシートの場合には、所定の積載量
を超えると後端まで届きにくくなり、シートSの後端側
においては、最下位のシートSと2枚目のシートSとの
間にエア流による間隙が形成されなくなってしまう。
【0020】この場合、吹付けノズル117からのエア
流が入ってシートSが相互に分離されている分離領域の
面積が、シートSが相互に密着している非分離領域の面
積と比較して、相対的に小さくなる。従って、最下位の
シートSが搬送ベルト7に吸着されて搬送されるとき、
シート後端側の非分離領域における摩擦力によって、2
枚目のシートSが連れ出される、いわゆる重送が発生す
る。
【0021】このような問題に対処する方策の1つとし
て、ラージサイズシートの後端にまでエア流が到達する
ように、吹付けノズル117から吹き付けられるエア流
の圧力及び流量を上げることも考えられるが、この場合
には、エア流の流量および圧力の上昇に伴って、エア流
を発生させるためのブロワの羽根形状を変えたり、回動
数を増大させたりするため、これに比例して、ブロワに
よる騒音が大きくなるという問題を生じる。
【0022】また、所定の積載量を超えたラージサイズ
シートの後端にまでエア流が到達するように、吹付けノ
ズル117から吹き付けられるエア流の圧力および流量
を上昇させた場合には、シートトレイ110上のラージ
サイズシートの積載量が少なくなった場合や、スモール
サイズシートを積載した場合においては、エア流が過剰
となることにより、その積載状態を乱して、給紙不良を
招くことになりかねない。そして、シートSの積載状態
の乱れは坪量の小さい薄紙等において顕著なものとな
る。
【0023】この積載状態の乱れをなくすための対策と
して、シート材Sのサイズや坪量あるいは積載枚数等に
応じてダクトに設けたバルブによりエア流を調整するこ
とも考えられるが、この場合には、所定の積載量を超え
たラージサイズシートの後端にまでエア流が到達するよ
うにエア流の流量と圧力が大きく設定されているため、
例えば、薄紙のスモールサイズシートの少数枚積載とい
った条件で必要とされるエア流の調整(微少な流量と微
小な圧力)をバルブで行なうことは非常に難しい。また
仮に、このような微妙な調整が可能だとしても、それを
達成するための構成は、複雑なものとならざるを得ず、
装置全体の信頼性を低下させることにもつながりかねな
い。
【0024】また、本提案給送装置におけるラージサイ
ズ横送り形の装置の場合には、上述したラージサイズ縦
送り形の装置のような問題はないが、給送装置本体の奥
行きが大きくなったり、シートSに画像形成を行なうた
めの感光ドラムや定着ローラ等も大型となり、サービス
コストがかかる等の問題がある。
【0025】そこで本発明は、上述の如き事情に鑑みて
なされたもので、ラージサイズ縦送り形の装置におい
て、所定の積載量を超えている場合でも、シート先端か
ら吹き付けられたエア流をラージサイズのシートの後端
にまで到達させることが可能であり、また、スモールサ
イズのシートが少量積載されている場合でも、シート先
端から吹き付けられたエア流で積載状態が乱されること
のないシート給送装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数枚のシー
ト(S)を積載可能なシート積載手段(200)と、前
記シート積載手段(200)上に積載されたシート
(S)の後端を規制するシート後端規制手段(252)
と、前記シート積載手段(200)上に積載されている
最下位のシート(S)を、シート(S)の先端側からエ
アを吹き付けることにより分離させると共に、分離した
シート(S)を搬送する分離・搬送手段(112B)
と、を備えたシート給送装置に係る。
【0027】そして、本発明は、上記目的を達成するた
め、前記シート積載手段(200)上に積載される複数
枚のシート(S)の内の所定積載量を超えた分のシート
(S)の後端側を支持するためにシート給送方向に移動
可能に設置されたシート後端側支持手段(257)と、
前記シート後端側支持手段(257)を前記シート後端
規制手段(252)の後端規制面(254)より突き出
す支持位置と前記シート後端規制手段(252)側の待
機位置との間で移動する駆動手段(300)と、前記駆
動手段(300)の動作を制御する制御手段(301)
と、を有したことを特徴とする。
【0028】
【作用】上記構成とした本発明によれば、シート積載手
段(200)上に積載される複数枚のシート(S)のう
ちの所定積載量を超えた分のシート(S)の後端側は、
シート後端規制手段(252)の後端規制面(254)
から突き出したシート後端側支持手段(257)によっ
て支持されるようになる。すなわち、所定積載量を越え
た分のシート(S)の後端側の荷重はシート後端側支持
手段(257)によって支持される。
【0029】従って、シート積載手段(200)上に積
載されたシート(S)が所定積載量を超えている場合で
も、最下位のシート(S)に対する2枚目のシート
(S)の接触圧は比較的小さい。
【0030】これにより、シート積載手段(200)上
に積載されたシート(S)が縦送りのラージサイズシー
トであっても、シート先端側から吹き付けられたエア流
はあまり流量が多くなく、圧力が高くなくてもシート後
端まで到達するようになり、最下位のシート(S)を確
実に分離することが可能になる。
【0031】なお、上記カッコ内の符号は図面を参照す
るためのものであって、本発明の構成を何等限定するも
のではない。
【0032】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。 〈実施例1〉図1は本発明のシート給送装置が適用され
ている複写機の全体構成を示している。まず初めに、本
発明のシート給送装置を両面ユニットとして用いている
複写機(画像形成装置)の構成・動作について説明す
る。
【0033】複写機本体1の上部に設けたプラテンガラ
ス136上には、自動原稿給送装置135により図示し
ない原稿が給紙され、この原稿を光学系137により走
査することにより、画像形成部としての感光ドラム13
0には、静電潜像が形成される。この静電潜像を現像器
138により現像することにより、感光ドラム130に
はトナー像が形成される。
【0034】片面コピー時には、図中手前側に引き出し
可能なカセット100に収納されたシートSが給紙部1
32により1枚ずつ給紙され、搬送パス133を経て感
光ドラム130と転写帯電器139との間の転写部に搬
送されて感光ドラム130上のトナー像が転写される。
この後、搬送装置140により搬送されたシートSは、
定着器101によりトナー像を定着後、排出ローラ対1
02により、複数のビン141を備えるソータ142に
排出される。
【0035】両面コピー時には、オペレータが、複写機
本体1の不図示の操作部上の両面コピーキーを押し、両
面コピー枚数を設定すると、定着器101までは上述の
片面コピー時と同じ経路でシートSに1面目の画像形成
がなされる。その後、シートSはフラッパ104によっ
て両面反転パス105に入り、反転フラッパ106によ
ってシートは反転され、本発明のシート給送装置を用い
ている両面ユニット19の方向へ進路を変えて搬送され
る。
【0036】そして、シートSは搬入ローラ対250
a,250bによって、シートトレイ(中間トレイ)2
00へと搬入される。シートトレイ200の搬送方向下
流端側には、シート当て板109が配置されており、こ
のシート当て板109に排出されたシートSの先端が当
たりその後は、重力によってシートSは落下し、シート
トレイ200上に積載される。
【0037】シートトレイ200上に設定した枚数のシ
ートSの積載が終了すると、その積載シートSは、シー
ト搬送部112Bにより分離・搬送され、搬送パス13
3を経て感光ドラム130に搬送されて、2面目の画像
形成が行なわれる。その後は、定着器101の熱と圧力
によって定着され、排出ローラ対102によってソータ
142に排出される。
【0038】図2ないし図4に、両面ユニットとして用
いられている本発明のシート給送装置の詳細な構成を示
す。ここで、図2は縦断側面図であり、図3は平面図で
あり、図4は縦断正面図である。
【0039】なお、本シート給送装置のシート搬送部1
12Bの構成は図11ないし図13に示したシート給送
装置のシート搬送部112Aの構成と同じである。従っ
て、ここでは、各部材等に同一符号を付して、それらの
説明は省略する。
【0040】本シート給送装置のシートトレイ200上
には、シートトレイ200上に積載されるシートSの後
端位置を規制する後端規制ユニット(シート後端規制手
段)252が設置されている。この後端規制ユニット2
52はシートトレイ200上をシート給送方向に移動し
て、シートサイズに応じた位置にセットされる。ここで
は、後端規制ユニット252をシート給送方向に移動さ
せるための機構は省略している。
【0041】後端規制ユニット252は、前板252−
1、上板252−2、後板252−3、下板252−4
(この部分でシートトレイ200上をスライドする)等
からなるユニット本体を有しており、このユニット本体
の上部に搬入ローラ対(シート搬入手段)250a,2
50bが設置され、また、ユニット本体内に後端側支持
プレート(シート後端側支持手段)257が設置されて
いる。
【0042】ユニット本体の上板252−2は、シート
Sの案内面になっており、この上板252−2上を移動
するシートSの先端は搬入ローラ対250a,250b
のニップに導かれる。そして、搬入ローラ対250a,
250bによってシートトレイ200上に搬入される。
搬入ローラ対250a,250bによってシートトレイ
20上に搬入されたシートSの先端は紙当て板109に
突き当たり、後端が搬入ローラ対250a,250bの
ニップを通過すると自重によって約10°に傾斜してい
るシートトレイ200上に落下し、後端がユニット本体
の前板252−1によって規制される。
【0043】ユニット本体内に設置されている後端側支
持プレート257は、シートトレイ200上のシート給
送方向に対して直交する方向の両側部に設置されている
ガイドレール(案内部材)259a,259bによって
支持されており、同ガイドレール259a,259bに
沿ってシート給送方向に移動可能になっている。この場
合、後端側支持プレート257はガイドレール259
a,259b上を点接触して円滑に移動するように、複
数の半球状の突起257a,257bを介してガイドレ
ール259a,259bのガイド面に当接している。
【0044】このようにして、ユニット本体内に設置さ
れている後端側支持プレート257は、図2に示す待機
位置から図5に示す支持位置へ、前板252−1より前
方に突き出すことが可能になっている。この場合の構成
を図3及び図4を参照して説明する。ユニット本体の前
板252−1の下端は後端側支持プレート257が突き
出せるように後端側支持プレート257よりも若干高い
位置に位置しているが、これではシートSの後端を規制
することはできない。このために、前板252−1の中
央部にはシートSの後端を規制する2つの突起254
a,254bが所定の間隔を置いて配置されている。従
って、後端側支持プレート257には、各突起254
a,254bを避けるためのシート給送方向に向いたス
リット257c,257dが形成されている。なお、各
突起254a,254bの先端(下端)はシートトレイ
200にシート給送方向に向いて形成されている溝20
0f,200gに嵌め込まれている。
【0045】ユニット本体内には、後端側支持プレート
257を上述のように前板252−1より前方に突き出
すための駆動機構(駆動手段)300が備えられてい
る。この駆動機構300は、後端側支持プレート257
の下面側中央部にシート給送方向に沿って形成されてい
るラック258と、ユニット本体に回転可能に軸支され
て前記ラック258に噛み合うピニオンギヤ256と、
このピニオンギヤ256に駆動を伝える不図示のステッ
ピングモータとからなる。
【0046】ステッピングモータを所定の方向に駆動さ
せると、ピニオンギヤ256の回転がラック258に伝
わり、図2のホームポジション位置にある後端側支持プ
レート257はシート給送方向に移動し、図3に示すよ
うに、前板252−1より前方に突き出す。また、ステ
ッピングモータを逆の方向に駆動させると、前板252
−1より前方に突き出していた後端側支持プレート25
7はホームポジション位置に戻り、ユニット本体内に収
納される。なお、後端側支持プレート257のホームポ
ジション位置は、後端側支持プレート257に取り付け
られている遮光板(不図示)がユニット本体側に取り付
けられているフォトセンサ(不図示)の光を遮光する位
置とされている。
【0047】上述の駆動機構300の動作は、画像形成
装置全体の動作を制御するCPU301(図1参照)に
よって制御される。
【0048】ユニット本体内に設置されている後端側支
持プレート257は、シートトレイ200上に所定の積
載量を超える枚数のシートSが積載される場合に、所定
の積載量を超えた分のシートSの後端側を支持するため
に使用される。
【0049】図5には、所定の積載量を超える枚数の縦
送りラージサイズシートSがシートトレイ200上に積
載されている状態を示す。また、図6には、所定の積載
量を超える枚数の縦送りスモールサイズシートSがシー
トトレイ200上に積載されている状態を示す。
【0050】後端規制ユニット252は、シートトレイ
200上をシート給送方向に移動して、シートサイズに
応じた位置にセットされている。この状態でシートトレ
イ200上にまず所定枚数(例えば全積載量の1/2)
のシートSが積載される。このシートSの後端側はシー
トトレイ200上に載置されている。そして、所定枚数
のシートSの積載を終えると、ユニット本体内に設置さ
れている後端側支持プレート257が前板252−1よ
り前方に突き出し、残るシートSの後端側を支持する態
勢を整える。この後、シートトレイ200上に残り分の
シートSが積載される。このシートSの後端側は後端側
支持プレート257によって支持される。
【0051】このようにして、シートトレイ200上に
すべてのシートSが積載されると、シートトレイ200
上のシートSはシート搬送部112Bによって最下位の
シートSから1枚ずつ分離されて搬送される。この場
合、シートトレイ200上に積載されている複数枚のシ
ートSのうちの所定の積載量を超える分のシートSの後
端側は後端側支持プレート257に支持されているの
で、最下位のシートSに対する2枚目のシートSの接触
圧が比較的小さくなっている。このため、縦送りラージ
サイズシートSの場合でも、吹付けノズル117からシ
ートSの先端に吹き付けられたエア流がシート後端まで
到達するようになり、最下位のシートSを確実に分離さ
せることができる。
【0052】本実施例においては、縦送りラージサイズ
シートSの場合と、縦送りスモールサイズシートSの場
合とでは、後端側支持プレート257の突き出し量L
1,L2を変えている。すなわち、縦送りラージサイズ
シートSの場合の突き出し量L1は大きく設定し、縦送
りスモールサイズシートSの場合の突き出し量L2は小
さく設定している。これは、縦送りスモールサイズシー
トSの場合、突き出し量L2が大きいと、シート搬送部
112Bによる搬送不良が生じるからである。後端側支
持プレート257の突き出し量L1,L2はステッピン
グモータの回転数を制御することによって変えることが
できる。
【0053】また、シートSの材質や積載量等に応じて
後端側支持プレート257の突き出し量を変えることも
ある。
【0054】ここで、後端側支持プレート257を積載
すべきシート枚数nに対して、どの時点で突出させるか
についてはシート厚、シートサイズ、積載枚数に応じて
適宜に設定することが可能である。すなわち、シート厚
やシートサイズを検知するセンサ、あるいはシート厚、
シートサイズ、積載枚数を設定するための操作パネルか
らの信号に基づいて所定のタイミングで後端側支持プレ
ート257が作動するように予めCPU301のROM
にプログラムしておくことで、適宜に後端側支持プレー
ト257を動作させることができる。
【0055】以上の動作説明では積載されたシートSの
間に挿入された後端側支持プレート257は積載された
全てのシートSの再給送が終了するまで突出させたまま
としている。しかし、これを、後端側支持プレート25
7に支持されたシートSの再給送時の直前であって、後
端側支持プレート257に支持されていないシートSの
再給送中に後端側支持プレート257を退避させてシー
トSの全面をトレイ200上に載過した状態でシートS
を再給送させる構成にしてもよい。そして、この場合に
は、後端側支持プレート257の退避動作は、後端側支
持プレート257に支持されずに積載されたシートSの
再給送中に行なわれることになるため、再給送を開始し
ているシートS上に後端側支持プレート257に支持さ
れていたシート束の後端側が落下する衝撃によりシート
Sの再給送が阻害されて、給紙不良となることが懸念さ
れる。
【0056】そこで、シートSの再給送中に後端側支持
プレート257を退避させる構成とする場合には、本発
明のシート給送装置は次に述べる構成を備えている。
【0057】すなわち、図7に示すように、シート搬送
部112Bの下流に搬送ローラ対(シート搬送手段)2
60a,260bを備えており、シートSが搬送ベルト
115に吸着されて搬送されて搬送ローラ対260a,
260bにそのシート先端がグリップされたことが、セ
ンサ262により検知されると、搬送ベルト115の駆
動は停止し、その後は搬送ローラ対260a,260b
によりシートSはシート束より引き抜かれて搬送され
る。このような構成は2枚目以降のシートSの重送防止
にも効果がある。
【0058】以上の構成において、再給送中のシートS
が搬送ロ−ラ対260a,260bにグリップされた
後、後端側支持プレート257を退避させて同プレート
257上のシート束をシートトレイ200上に落下させ
る。すなわち、センサ262からの信号によりCPU3
01は、ピニオンギヤ256を駆動するステッピングモ
ータに信号を発し、これにより後端側支持プレート25
7を退避させるよう制御を行なうようにする。
【0059】以上により、後端側支持プレート257が
シートSの再給送中に退避して、再給送中のシートSの
上にシート束が落下しても、シートSは搬送ローラ対2
60a,260bにより確実にグリップされているため
シートSの給紙不良を引き起こすことがない。
【0060】上記構成にあるシート給送装置は、特に次
のような場合に効果的である。すなわち、図8に示すよ
うな形で後端側支持プレート257と搬送ベルト115
との間に収納された、非常に腰の強いシートSでは後端
側支持プレート257が突出したままではシートSが搬
送ベルト115に十分吸着せず給紙不良が生じ易い。あ
るいは、非常に腰の弱いシートでは図7に示すように逆
S字の形状が強く生じるため、この逆S字状のシートS
の間にはシート先端から吹き付けたエアが後端まで届き
にくい。
【0061】なお、シートトレイ200上には、シート
トレイ200上に積載されたシートSの幅方向位置を規
制するためのサイド規制板220a,220bがシート
給送方向に対して直交する方向に移動可能に設置されて
いる。各サイド規制板220a,220bは不図示のラ
ックとピニオン等を有している駆動機構によってガイド
溝221a,222aに沿って移動するようになってい
る。 〈実施例2〉図9及び図10は本発明の実施例2に係る
シート給送装置の構成を示す。
【0062】本実施例は、後端側支持プレート257を
駆動させるための別の駆動機構400の構成を示す。
【0063】駆動機構400は、後端側支持プレート2
57の後端部に支軸273を介して上下の方向に回動可
能に結合された第1のリンク部材274と、一端を第1
のリンク部材274の他端に支軸275を介して回動可
能に結合し、他端をユニット本体の後板252−3に対
して回転可能に支持されている駆動軸277上に固定し
た第2のリンク部材276と、駆動軸277に駆動を伝
達するステッピングモータ278とからなる。
【0064】ステッピングモータ278を所定の方向に
駆動させると、第2のリンク部材276が駆動軸277
を中心に時計方向に回転し、第1のリンク部材274を
介して後端側支持プレート257を前板252−1より
前方に突き出す。図9はこの状態を示している。この場
合、後端側支持プレート257の突き出し量はステッピ
ングモータの回転量によって変えられる。
【0065】一方、ステッピングモータ278を逆の方
向に駆動させると、第2のリンク部材276が駆動軸2
77を中心に反時計方向に回転し、第1のリンク部材2
74が前板252−1より前方に突き出している後端側
支持プレート257をユニット本体内に引き戻す。この
場合、後端側支持プレート257に取り付られている遮
光板(不図示)がユニット本体に取り付けられているフ
ォトセンサ(不図示)の光を遮光するホームポジション
位置に後端側支持プレート257が戻るとステッピング
モータは駆動を停止する。
【0066】このように、リンク274,276を用い
て後端側支持プレート257を駆動させているので、後
端側支持プレート257は、シート給送方向の断面がコ
字状をなしているガイドレール271に支持され、移動
時の浮き上りを防止している。
【0067】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではない。例えば、本実施例では、画像が転写され
るシートを供給するためのシート給送装置について説明
したが、自動的に原稿を読み取り部に送り出す自動原稿
送り装置(ADF)に適用してもよい。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のシート給
送装置においては、シート積載手段上に積載されるシー
トの後端位置を規制するシート後端規制手段内にシート
の後端側を支持するシート後端側支持手段を設置して、
シート積載手段上に積載されるシートの積載量が所定の
積載量を超える場合に、シート後端側支持手段をシート
後端規制手段から突き出して、このシート後端側支持手
段で所定の積載量を超えた分のシートの後端側を支持す
るようにしたので、縦送りラージサイズシートの場合で
も、シート先端側から吹き付けられたあまり流量が多く
なく、圧力が高くないエア流がシート後端にまで到達す
るようになり、最下位のシートを確実に分離させること
ができる。
【0069】また、シート後端側支持手段の突き出し量
をシートサイズ等に応じて変えているので、非常に腰の
力の強いシートや非常に腰の力の弱いシートでも搬送ベ
ルトに確実に吸着することが可能となり、給紙不良が生
じない。
【0070】また、シートの後端側を支持しているシー
ト後端側支持手段を、シート後端側支持手段が支持して
いない最終シートの給送中にシート後端規制手段内に戻
す場合に、給送中のシート先端が分離・搬送手段の下流
のシート搬送手段のニップを通過した後に戻すようにし
ているので、シート束の後端側が給送中のシートの上に
落ちても給紙不良が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のシート給送装置を適用した画像形成装
置(複写機)の全体構成を示す縦断側面図。
【図2】本発明の実施例1に係るシート給送装置の構成
を示す縦断側面図。
【図3】同シート給送装置の構成を示す平面図。
【図4】同シート給送装置の構成を示す縦断正面図。
【図5】後端側支持プレートにより縦送りラージサイズ
シートの後端側を支持している状態を示す縦断側面図。
【図6】後端側支持プレートにより縦送りスモールサイ
ズシートの後端側を支持している状態を示す縦断側面
図。
【図7】後端側支持プレートにより非常に腰の力の弱い
縦割りラ−ジサイズシートの後端側を支持している状態
を示す縦断側面図。
【図8】後端側支持プレートにより非常に腰の力の強い
縦割りラ−ジサイズシートの後端側を支持している状態
を示す縦断側面図。
【図9】本発明の実施例2に係るシート給送装置の構成
を示す縦断側面図。
【図10】同シート給送装置の要部の構成を示す縦断正
面図。
【図11】本発明に関連するシート給送装置の構成を示
す縦断側面図。
【図12】同シート給送装置の構成を示す平面図。
【図13】同シート給送装置の構成を示す縦断正面図。
【符号の説明】
112B シート搬送部(分離・搬送手段) 113 第1のシート吸着部 114 第2のシート吸着部 115 搬送ベルト 115a 吸引孔 116 ブロワ(エア吸引手段) 117 吹付けノズル(エア吹き付け手段) 130 感光ドラム(画像形成部) 200 シートトレイ(シート積載手段) 200a,220b,271 ガイドレール(案内部
材) 250a,250b 搬入ローラ対(シート搬入手
段) 252 後端規制ユニット(シート後端規制手段) 256 ピニオンギヤ 257 後端側支持プレート(シート後端側支持手
段) 258 ラック 260a,260b 搬送ローラ対(シート搬送手
段) 262 センサ(シート検知手段) 273,275 支軸 274 第1のリンク部材 276 第2のリンク部材 277 駆動軸 300,400 駆動機構(駆動手段) 301 CPU(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03G 15/00

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚のシートを積載可能なシート積載
    手段と、 前記シート積載手段上に積載されたシートの後端を規制
    するシート後端規制手段と、 前記シート積載手段上に積載されている最下位のシート
    を、シートの先端側からエアを吹き付けることにより分
    離させると共に、分離したシートを搬送する分離・搬送
    手段と、 を備えたシート給送装置において、 前記シート積載手段上に積載される複数枚のシートの内
    の所定積載量を超えた分のシートの後端側を支持するた
    めにシート給送方向に移動可能に設置されたシート後端
    側支持手段と、 前記シート後端側支持手段を前記シート後端規制手段の
    後端規制面より突き出す支持位置と前記シート後端規制
    手段側の待機位置との間で移動する駆動手段と、 前記駆動手段の動作を制御する制御手段と、 を有したことを特徴とするシート給送装置。
  2. 【請求項2】 前記シート積載手段上にシートを搬入す
    るシート搬入手段を有し、該シート搬入手段により搬入
    されるシートの量が所定量となったときに前記制御手段
    は前記駆動手段を制御して前記シート後端側支持手段を
    待機位置から支持位置に移動することを特徴とする請求
    項1記載のシート給送装置。
  3. 【請求項3】 前記シート後端規制手段はシートのサイ
    ズに対応する位置にセットするためにシート給送方向に
    移動可能であり、前記シート後端側支持手段は前記シー
    ト後端規制手段の移動に伴なって移動することを特徴と
    する請求項1記載のシート給送装置。
  4. 【請求項4】 前記制御手段は、前記シート後端側支持
    手段が前記シート後端規制手段の後端規制面から突き出
    す量をシートのサイズに応じて変えることを特徴とする
    請求項3記載のシート給送装置。
  5. 【請求項5】 前記分離・搬送手段の下流においてシー
    トを挟持して搬送するシート搬送手段と、前記シート搬
    送手段のニップを通過したシート先端を検知するシート
    検知手段と、を有し、前記制御手段は、所定積載量を越
    えた分のシートの後端側を支持している前記シート後端
    側支持手段を、前記シート後端側支持手段に後端側を支
    持されていない最終のシートの給送時、シート先端が前
    記シート検知手段に検知された時点で前記駆動手段を駆
    動させて前記シート後端規制手段内に戻すことを特徴と
    する請求項1記載のシート給送装置。
  6. 【請求項6】 前記シート後端側支持手段は、前記シー
    ト積載手段上のシート給送方向に対して直交する方向の
    両側に設置されている案内部材に支持されていることを
    特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  7. 【請求項7】 前記シート後端側支持手段の下面にシー
    ト給送方向に沿って設けられているラックと、前記ラッ
    クと噛み合うように前記シート後端規制手段内に設けら
    れているピニオンギヤと、前記ピニオンギヤに駆動を伝
    達するステッピングモータと、により前記駆動手段を構
    成していることを特徴とする請求項1記載のシート給送
    装置。
  8. 【請求項8】 前記シート後端側支持手段の後端に支軸
    を介して上下の方向に回動可能に結合された第1のリン
    クと、一端を前記第1のリンクの他端に支軸を介して回
    動可能に結合し、他端を前記シート後端規制手段に回転
    可能に支持されている駆動軸上に固定した第2のリンク
    と、前記駆動軸に駆動を伝達するステッピングモータ
    と、により前記駆動手段を構成していることを特徴とす
    る請求項1記載のシート給送装置。
  9. 【請求項9】 前記シート積載手段は、1度画像形成を
    終えたシートを再度画像形成するために一時的に積載す
    る再給紙用トレイであることを特徴とする請求項1記載
    のシート給送装置。
  10. 【請求項10】 前記分離・搬送手段が、 前記シート積載手段上に積載されている最下位のシート
    下面に対向して配置され、シートをエアにより吸着する
    第1のシート吸着部と、 前記第1のシート吸着部のシート給送方向下流側におい
    て、前記第1のシート吸着部の延長線に対してシート給
    送方向下流側に行くに従って離隔する向きに傾斜して配
    置され、最下位のシートをエアにより吸着する第2のシ
    ート吸着部と、 前記第1及び第2のシート吸着部のためのエアを吸引す
    るエア吸引手段と、 多数の吸引孔を有し、前記第1及び第2のシート吸着部
    を経由して巻掛けられ、前記シート積載手段上のシート
    を吸引しつつ給送方向に搬送する搬送ベルトと、 前記第2のシート吸着部の下流端部分上方に配置され、
    前記第2のシート吸着部と前記第1のシート吸着部の延
    長線との間に向けてシート先端方向からエアを吹き付け
    るエア吹き付け手段と、 を有していることを特徴とする請求項1記載のシート給
    送装置。
  11. 【請求項11】 請求項1ないし10のいずれか1項に
    記載のシート給送装置と、前記シート給送装置により給
    送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備え
    ていることを特徴とする画像形成装置。
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