JPH08109672A - 既設管渠における継目部の更生工法及びその工法に使用する更生用被覆体 - Google Patents

既設管渠における継目部の更生工法及びその工法に使用する更生用被覆体

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JPH08109672A
JPH08109672A JP6245372A JP24537294A JPH08109672A JP H08109672 A JPH08109672 A JP H08109672A JP 6245372 A JP6245372 A JP 6245372A JP 24537294 A JP24537294 A JP 24537294A JP H08109672 A JPH08109672 A JP H08109672A
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base
rehabilitation
pipe
diameter
covering
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JP6245372A
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Shinkichi Ooka
伸吉 大岡
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TOA GURAUTO KOGYO KK
Toa Grout Kogyo Co Ltd
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TOA GURAUTO KOGYO KK
Toa Grout Kogyo Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 継目部に段差、折曲等の相対変位が管渠間に
生じた場合でも十分な更生効果が得られる既設管渠にお
ける継目部の更生工法及びその工法に使用する更生用被
覆体を提供する。 【構成】 可撓部6を介して一対のベース部5、5を連
結した筒状のベース4と、このベース4を被装するスリ
ーブ7とを有する更生用被覆体3を縮径せしめ、縮径状
態で可撓部6が継目部2と対応する位置となるよう更生
用被覆体3を管渠1、1内へ挿入して拡径せしめ、管渠
1、1間の継目部2を更生用被覆体3で更生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、既に設置された水道管
や下水道管等の既設管渠を更生する既設管渠における継
目部の更生工法及びその工法に使用する更生用被覆体に
関する。
【0002】
【従来技術】一般に、地中に埋設される水道管や下水管
等の管渠は、従来からヒューム管、陶管、鋳鉄管等が広
く使用されている。しかし、これら管渠は長期間の使用
により内周面が硫化水素やその他の腐食ガス及び付着物
や管渠内の流水等によって侵食され、かつ劣化し、管厚
が薄くなって強度が低下している。また地圧や地盤沈下
等によって管渠間の継目部がずれて隙間ができたり、上
載荷重等によって管渠の一部が変形或いはクラック等が
発生し、この部分より地下水等が管渠内に浸入、または
管渠内を流れる流水が地中に漏水することがある。
【0003】この対策として、例えば特開平3−265
798号公報に開示され、かつ図15に断面を示すよう
に、下水管等の既設管渠の内径より小なる外径を有する
不透水性で弾性変形可能なスリーブ101内に、ステン
レス、銅、銅合金のような耐食性に優れた金属材料から
なり、拡径可能な筒状に巻かれた状態のベース102を
有する更生用被覆体100を前記既設管渠内の所定位置
へ搬入し、ここにおいて拡開機(図示せず)によってベ
ース102を押し広げ、ベース102に設けられた固定
手段102aによってベースを拡径した状態に保持する
ことによりスリーブ101を管渠内周面1aに押圧して
管渠の内周面に不透水膜を形成する既設管渠の更生工法
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この既設管渠の更生工
法によると、既設管渠の内周面が不透水性のスリーブに
よって被装されることから、クラックが発生した管渠
や、管渠間の継目部に多少の隙間が生じた場合でも管渠
内への地下水等の浸入及び管渠内からの漏水が防止さ
れ、かつ既設管渠の強度向上が得られる。
【0005】しかし、地圧等による管渠の蛇行等に起因
して図16(a)に断面を示すように管渠1、1間の継
目部2がずれて段差aや図16(b)に示すように管渠
1、1間の継目部2に折曲bが生じる等の管渠1、1間
に相対変位がある場合、その変位に対して更生用被覆体
100の端部100a、100aと管渠内周面1a、1
aとの間に隙間が生じて十分な止水効果が達成できず、
この部分より地下水等の管渠1内への浸入や、管渠1内
を流れる流水が地中へ漏水、特に下水管にあっては地中
に漏水した下水によって地下水等を汚染する要因とな
り、かつ下水等が管渠内に滞留すると硫化水素等腐食ガ
スの発生を誘発する原因となる。
【0006】従って、本発明の目的は、継目部等に段差
や折曲等の相対変位が管渠間に生じた場合でも十分な更
生効果が確保できる既設管渠における継目部の更生工法
及びその工法に使用する更生用被覆体を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明における既設管渠における継目部の更生工法は、管渠
と管渠との継目部を更生用被覆体によって更生する既設
管渠における継目部の更生工法において、弾性変形可能
な筒状の可撓部を介して一対の弾性変形可能な筒状のベ
ース部を互いに連結した筒状のベースと、このベース外
周を被装する不透水膜とを具備する更生用被覆体を縮径
せしめ、縮径状態で一方のベース部が一方の管渠内に、
他方のベース部が他方の管渠内に位置しかつ可撓部が継
目部と対応する位置に上記更生用被覆体を管渠内へ挿入
し、続いて更生用被覆体を拡径して各ベース部によって
不透水膜の両端を各管渠内周面に圧接固定しかつ継目部
に位置する不透水膜を可撓部によって拡径して管渠間の
継目部を更生用被覆体で更生することを特徴とするもの
である。またその工法に使用する更生用被覆体は管渠と
管渠との継目部を更生する更生用被覆体において、弾性
変形可能で筒状の不透水膜と、不透水膜内に配設される
筒状のベースとを有し、ベースが拡径して不透水膜の両
端部を各々の管渠内周面に押接固定する筒状の一対のベ
ース部と、両ベース部間を連結しかつ拡径して不透水膜
を拡径せしめる筒状の可撓部とを有することを特徴とす
るものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明による既設管渠における継目部
の更生工法及びその工法に使用する更生用被覆体の一実
施例を図1乃至4によって説明する。
【0009】図1は、本実施例による既設管渠における
継目部の更生工法及びその工法に使用する更生用被覆体
を示す要部断面図であって、図中符号1は、例えば地中
に埋設された更生を必要とするヒューム管、陶管、鋳鉄
管等からなる既設管渠である。
【0010】既設管渠1、1は、長期間の使用により内
周面1a、1aが硫化水素やその他の腐食ガスや、管渠
1、1内を流れる流水等による侵食等により劣化した
り、また地圧や地盤沈下、上載荷重等により一部が変形
或いはクラック等が発生し、かつ接続すべき管渠1と1
との継目部2が相対変位、例えば段差aが生じている。
【0011】このような既設管渠継目部の更生作業は、
先ず更生すべき管渠1、1の内周面1a、1aに高圧水
を吹き付ける高速洗浄等により管渠1、1の内周面1
a、1aを洗浄し、必要に応じて表面処理機により高速
洗浄等では落しきれない内周面1a、1aの汚れ、付着
したモルタルや侵入した木根等を取り除く表面処理を施
す。
【0012】一方管渠1と1との継目部2を内側から被
装する更生用被覆体3は、図2にその斜視図を示すよう
に円筒状のベース4及びベース4の外周を被装する筒状
で不透水膜となるスリーブ7とを有している。
【0013】ベース4は、図3に斜視図を示すように、
弾性変形可能な材料、例えばばね鋼からなる円筒状の一
対のベース本体部5a、5a及びベース本体部5a、5
aの外側端縁に沿って複数列設し、先端5b′、5b′
‥‥に移行するに従って外方へ変位するよう放射状に折
曲形成された弾性片5b、5b‥‥とを有するベース部
5、5と、各ベース部5、5の内側端縁間を連結する弾
性変形可能な材料、例えばばね鋼、弾性変形可能な他の
金属や合成樹脂等の適宜材料からなる網状でかつ円筒形
の可撓部6とによって形成され、可撓部6の長さLは、
管渠1、1間の段差aによって決定される。
【0014】一方ベース4の外周を被装するスリーブ7
は、図4に図2のA−A線断面を示すように、ガラス繊
維、ポリエステル繊維等からなる不織布或いは織布等か
らなるベース材に例えば不飽和ポリエステル樹脂或いは
エポキシ樹脂等の常温硬化性樹脂を含浸させた樹脂層8
及びこの樹脂層8の外周を被装するエーテル系ポリウレ
タンエラストマー、イソブチレン−無水マレイン酸共重
合体等の水膨潤性材料によって構成される被覆層9によ
って形成される円筒状或いはこれら樹脂層8及び被覆層
9が積層された平板体を筒状に巻回して形成されてい
る。
【0015】このように構成された筒状の更生用被覆体
3を、スリーブ7の樹脂層8を構成する常温硬化性樹脂
が未硬化状態下において図5に要部断面図を示すよう
に、断面略U字状乃至C字状に弾性変形させて例えば環
状の縮径用治具10によって保持し、かつ図1(b)の
ように縮径させた状態で更生を施すべき継目部2と更生
用被覆体3の可撓部6とが対応し、かつ各ベース部5、
5がそれぞれ管渠1、1内に位置するよう管渠1、1内
に挿入する。
【0016】管渠1、1内の上記位置まで更生用被覆体
3を挿入した後、縮径用治具10による更生用被覆体3
の縮径を解除する。
【0017】縮径用治具10による縮径が解除された更
生用被覆体3のベース部5、5は、それ自体の弾発力に
よって円筒状に復元拡径して各管渠1、1の内周面1
a、1aにスリーブ7の両端7a、7aを押接して各管
渠1、1の内周面1aに固定される。一方各ベース部
5、5間を連結する可撓部6は、継目部2、即ち管渠
1、1間の相対変位に相応して変形し、かつその両端が
各々ベース部5、5に連続する筒状に弾性変形した拡径
し、図1(c)に示すように被装するスリーブ7を拡径
させる。
【0018】更生用被覆体3のベース4、特にベース部
5、5の拡径によってベース部5、5に形成された弾性
片5b、5b‥‥の先端5b′、5b′‥‥が管渠1、
1の内周面1a、1aに押圧されて僅かに変形してベー
ス4を管渠1、1の内周面1a、1aに保持し、かつ管
渠1、1内の流水から、及び洗浄の際スリーブ7を保護
するとともに流水の円滑な流れを確保する。またベース
4の外周面を被覆する樹脂層8及び水膨潤性材料からな
る被覆層9がベース部5、5と管渠1、1の内周面1
a、1aとの間に介装して管渠1、1の内周面1a、1
aとベース部5、5との寸法的乃至形状的誤差を補完し
て互いに密着固定し、更にベース部5、5間を連結する
可撓部6の形状を整え、かつスリーブ7の樹脂層8を構
成するベース材に含浸する常温硬化性樹脂は、網状の可
撓部6をも埋設した状態で時経過に従って次第に硬化し
てガラス繊維等からなるベース材によって補強された強
固ないわゆる強化プラスチック(FRP)製の管状体と
なり、既設管渠1と1とを連結することにより継目部2
は更生用被覆体3によって更生される。
【0019】上記実施例では、スリーブ7の樹脂層8を
構成する常温硬化性樹脂が未硬化状態下で弾性変形され
て縮径させたが、常温硬化性樹脂及び被覆層9を含まな
い更生用被覆体3を予め工場等で縮径し、縮径用治具1
0によって縮径状態に保持し、施工現場へ搬送した後管
渠1、1内に挿入する直前で常温硬化性樹脂を含浸さ
せ、かつ被覆層9で被装することにより作業の効率化を
図ることも可能であり、また断面略U字状乃至C字状に
限定されず、例えば断面略星状等適宜形状に弾性変形さ
せて縮径させてもよい。
【0020】また以上説明では、ベース部5、5をばね
鋼によって形成したが、ばね鋼に限定されることなく、
弾性変形可能な他の金属や合成樹脂等他の材料によって
形成することも可能である。
【0021】更に常温硬化性樹脂に代えて熱硬化性樹脂
を用いることも可能であり、この場合、更生用被覆体3
を管渠1、1内及び継目部2の所定位置内に配設した
後、加熱装置によって熱硬化性樹脂を加熱硬化させる必
要がある。また更に熱可塑性樹脂を用いることも可能で
ある。
【0022】以上説明ではベース4の弾性力のみによっ
て管渠1、1の内周面1a、1aに更生用被覆体3を張
設したが、常温硬化性樹脂、熱硬化性樹脂、熱可塑性樹
脂等の樹脂が未硬化状態において補助的に拡開機等によ
りベース部5、5を管渠1、1の内周面1a、1aに押
接することにより管渠1、1と更生用被覆体3との密着
性を更に向上せしめ、かつ可撓性6によるスリーブ7の
拡径形状を整えることも可能である。
【0023】次に本発明における既設管渠における継目
部の更生工法及びその工法に使用する更生用被覆体の他
の実施例を図6及び7によって説明する。
【0024】図6は、本実施例における更生用被覆体1
1の分解斜視図であって、この更生用被覆体11は、ベ
ース12及びベース12の外周を被装する筒状の不透水
膜であるスリーブ17とを有している。
【0025】ベース12は、弾性変形可能な材料、例え
ば、ばね鋼からなり、外側端縁に沿って先端に移行する
に従って外方へ変位するよう折曲形成された複数の弾性
片14b、14b‥‥を具備する略矩形平板状の基部1
4a、14a‥‥からなるベース本体部14、14‥‥
を複数、本実施例では6個を有し、各ベース本体部1
4、14‥‥は互いにヒンジ15、15‥‥によって連
結されて筒状に配列された1対のベース部13、13
と、各ベース部13、13の各内側端縁間を筒状に連結
する弾性変形可能なばね鋼等適宜材料からなる網状でか
つ筒形の可撓部16とを有している。
【0026】一方ベース12の外周を被装するスリーブ
17は前記実施例同様ガラス繊維等からなる不織布或い
は織布等からなるベース材に常温硬化性樹脂を含浸させ
た樹脂層18及び樹脂層18の外周を被装する水膨潤性
材料からなる被覆層19によって構成する筒状或いはこ
れら樹脂層18及び被覆層19が積層された平板体を筒
状に巻回して構成されている。
【0027】このように構成された筒状の構成用被覆体
11を樹脂層18を形成する常温硬化性樹脂が未硬化状
態下において図7に示すように、両ベース部13、13
の各ヒンジ15、15‥‥乃至ヒンジ15、15‥‥近
傍に位置するベース本体部14、14‥‥の部位を複数
個所、本実施例では6個所を放射状に延伸する引張り金
具20a、20a‥‥を有する縮径用治具20によって
更生用被覆体11の中心線方向に緊張してヒンジ15、
15‥‥を頂点とする湾曲状にベース本体部14、14
‥‥を弾性変形させて縮径させ、縮径状態で前記実施例
同様更生を施すべき継目部(図示せず)と可撓部16と
が対応する位置で管渠(図示せず)内に挿入する。
【0028】続いて、縮径用治具20による更生用被覆
体11の縮径を解除する。縮径が解除された更生用被覆
体11の各ベース本体部14、14‥‥は、それ自体の
弾発力によって管渠の内周面に倣って弾性変形してベー
ス部13、13は円筒状に拡径して各管渠の内周面にス
リーブ17の両端17a、17aを押接して管渠内に固
着し、かつ各ベース部13、13間を連結する可撓部1
6は、継目部である管渠間の相対変位に相応して変形
し、両端が各ベース部13、13に連結する筒状に弾性
変形して拡径し、スリーブ17を拡径させる。
【0029】更生用被覆体11のベース部13、13の
拡径によって弾性片14b、14b‥‥が管渠内周面に
押接されてベース12、12を管渠内に保持し、かつ管
渠内の流れからスリーブ17を保護するとともに流水の
円滑な流れを確保する。またベース部12、12の外周
面を被覆するスリーブ17が管渠内周面とベース部1
2、12との寸法的乃至形状的誤差を補完して互いに密
着固定し、かつスリーブ17の樹脂層18を構成する常
温硬化性樹脂は網状の可撓部16をも埋設した状態で次
第に硬化して管状体となり、既設管渠の継目部は更生用
被覆体11によって更生される。
【0030】上記実施例では、常温硬化性樹脂が未硬化
状態下で縮径させたが、常温硬化性樹脂及び被覆体19
を含まない更生用被覆体11を予め工場等で縮径し、縮
径用治具20によって縮径状態を保持し、管渠内に挿入
する直前で常温硬化性樹脂を含浸させて被覆層19で被
装することも可能であり、前記実施例同様常温硬化性樹
脂に代えて熱硬化性樹脂或いは熱可塑性樹脂を用いるこ
とも、またベース本体部14、14‥‥は6個に限定さ
れることなく、他の複数個によって構成することも可能
であり、異なる幅寸法を有するベース本体部14、14
‥‥を適宜組み合せて用いてもよい。更に前記実施例同
様、補助的に拡開機を用いて管渠内周面と更生用被覆体
11との密着性を向上させ、かつ可撓部16の拡径形
状、従ってスリーブ17の形状を整えることも可能であ
る。
【0031】次に本発明における既設管渠における継目
部の更生工法及びその工法に使用する更生用被覆体の更
に他の実施例を図8及び9によって説明する。
【0032】図8は、本実施例における更生用被覆体2
1の分解斜視図であって、更生用被覆体21は、ベース
22及びベース22の外周を被装する筒状のスリーブ2
5を有している。
【0033】ベース22は、図9に展開斜視図を示すよ
うに弾性変形可能な材料、例えばばね鋼からなる細長い
一対のベース本体部23a、23a及びベース本体部2
3a、23aの外側端縁に沿って複数列設され、外方へ
折曲形成された弾性片23b、23b‥‥からなるベー
ス部23、23と、ベース部23、23の内側端縁間を
一体的に連結するばね鋼等弾性変形可能な材料からなる
網状の可撓部24とを有するシート状であって、一端部
22aが他端部22bの内側となる筒状、即ち渦巻状に
巻回した際、先端に移行するに従って外方へ変位する放
射状に列設される弾性片23b、23bを有している。
【0034】一方不透水膜となるスリーブ25は、前記
実施例同様、常温硬化性樹脂をベース材に含浸させた樹
脂層26及び樹脂層26を被装する被覆層27によって
構成される筒状或いは樹脂層26と被覆層27とが積層
された平板体を筒状に巻回して構成されている。
【0035】このように構成された筒状の更生用被覆体
21を樹脂層26を形成する常温硬化性樹脂が未硬化状
態下でベース22を更に一端部22aと他端部22bと
の重畳範囲が大になるように巻回してベース22を縮
径、従って更生用被覆体21を縮径させ、縮径用治具
(図示せず)により縮径させた状態を保持し、前記実施
例同様更生すべき継目部(図示せず)と可撓部24が対
応する位置まで管渠(図示せず)内に挿入する。
【0036】次に縮径用治具による更生用被覆体21の
縮径を解除する。縮径解除に伴ってベース部23、23
がそれ自体の弾発力によって拡径され、管渠内周面にス
リーブ25の両端25a、25aを押接して管渠内に固
着し、かつ可撓部24は、各ベース部22、22に連続
する筒状に弾性変形して継目部に従って拡径し、スリー
ブ25を拡径させる。
【0037】ベース部23、23の拡径によって弾性片
23b、23b‥‥が管渠内周面に押接されてベース2
3、23を管渠内に保持し、管渠内の流れからスリーブ
25を保護し、かつ流水の円滑な流れを確保する。時経
過に従ってスリーブ25の樹脂層26を構成する常温硬
化性樹脂は網状の可撓部24を埋設した状態で管状に硬
化し、既設管渠の継目部を更生用被覆体11によって更
生する。
【0038】この実施例においても常温硬化性樹脂及び
被覆層27を含まない状態の更生用被覆体21を予め工
場等で縮径し、縮径用治具によってその状態を保持し、
管渠内に挿入する直前で常温硬化性樹脂を含浸させかつ
被覆層27で被装することも、また常温硬化性樹脂に代
えて熱硬化性樹脂或いは熱可塑性樹脂を用いることも、
また前記実施例同様補助的に拡開機を用いて管渠内周面
と更生用被覆体21との密着性を向上させ、かつ可撓部
24の拡径形状を整えることも可能である。
【0039】次に本発明における既設管渠の更生工法及
びその工法に使用する更生用被覆体の更に他の実施例を
図10及び11によっ説明する。
【0040】図10は、本実施例における更生用被覆体
31の分解斜視図であって、更生用被覆体31は、ベー
ス32及びベース32の外周を被装する筒状のスリーブ
36を有している。
【0041】ベース32は、一端部が他端部の内側とな
るように筒状、即ち渦巻状に変形された後、スリーブ3
6内に配置され、そのベース32は図11にその展開斜
視図を示すように、ステンレス、銅、銅合金或いは合成
樹脂等耐食性を有する材料製の細長い一対のベース部3
3、33及びベース部33、33の内側端縁間を連結す
るばね鋼、弾性変形可能な他の金属、合成樹脂等の弾性
変形可能な材料からなる網状の可撓部35とによって形
成されている。
【0042】ベース部33、33は、図11に示すよう
にベース本体部33a、33aと、各々のベース本体部
33a、33aの側端に沿ってスリーブ36を両側より
収容するように外方に折曲した縁部33b、33bとを
有し、縁部33b、33bにより管渠内を流れる流水か
ら及び洗浄の際スリーブ36を保護し、かつベース本体
部33a、33aの強度向上を図っている。
【0043】また各ベース部33、33の一端部に係止
片34a、34a‥‥が形成され、他端部に係止片34
a、34a‥‥が嵌挿し得る寸法の嵌合孔34b、34
b‥‥が形成され、これら係止片34a、34a‥‥と
嵌合孔34b、34b‥‥とによって固定手段34、3
4‥‥を形成している。
【0044】一方スリーブ36は、前記実施例同様常温
硬化性樹脂をベース材に含浸させた樹脂層37及び樹脂
層37を被装する被覆層38によって構成される筒状或
いは樹脂層37と被覆層38とを積層した平板体を筒状
に巻回して構成されている。
【0045】このように構成した筒状の更生用被覆体3
1を常温硬化性樹脂が未硬化状態下で拡開機40に装着
する。
【0046】拡開機40は、例えば軸部41と、この軸
部41に固定され、かつ圧力流体、例えば圧縮空気等の
供給により風船状に膨張する膨張部42とを有し、この
拡開機40を収縮させた状態で更生用被覆体31のベー
ス32の内側に挿入し、膨張部42を膨張して更生用被
覆体31が拡開機40に対して変位しない状態に維持す
ることで更生用被覆体31を拡開機40に装着する。
【0047】続いて更生用被覆体31及び拡開機40を
更生すべき管渠の継目部(図示せず)と更生用被覆体3
1の可撓部35が対応する位置まで管渠内を移動させ
る。
【0048】次に拡開機40の膨張部42を圧力流体の
供給により更に膨張させる。これにより更生用被覆体3
1のベース32が拡径され、ベース部33、33に形成
した係止片34a、34a‥‥と嵌合孔34b、34b
‥‥とが嵌合する。ベース部33、33及び可撓部35
の拡径に伴ってスリーブ36が拡径され、かつスリーブ
36の両端36a、36aはベース部33、33によっ
て管渠内周面に押接されて変形し、ベース部33、33
と管渠内周面との寸法乃至形状的誤差を補完し、時経過
に従ってスリーブ36の樹脂層37の常温硬化性樹脂が
管状に硬化して既設管渠の継目部を更生用被覆体31に
よって更生する。
【0049】しかる後、圧力流体を排除して膨張部32
を収縮させ、拡開機40を管渠から撤去する。
【0050】また常温硬化性樹脂に代えて熱硬化性樹脂
或いは熱可塑性樹脂を用いることも可能であり、この場
合、更生用被覆体31を管渠内所定位置に挿入し、拡径
した後に拡開機40に設けた加熱手段によって、または
拡開機を撤去した後に加熱して硬化せしめる必要があ
る。
【0051】また上記各実施例において、ベースの内周
面及びベースとスリーブとの間に、或いはそれらの一方
にゴム等の不透水膜を張設することにより更に更生効果
の向上を図ることも可能である。
【0052】以上各実施例において説明した既設管渠継
目部の更生工法及びその工法に使用する更生用被覆体に
よれば、不透水性を有するスリーブの両端がベースのベ
ース部によって各管渠に固定され、かつ管渠間の継目部
がガラス繊維等のベース材に含浸された硬化樹脂、即ち
強化プラスチック(FRP)製の管状体によって接合さ
れ、確実に剛性向上が得られる。更に水膨潤性材料の被
覆層によってより確実に更生効果が図れる等の効果を有
する。
【0053】次に本発明による既設管渠における継目部
の更生工法及びその工法に使用する更生用被覆体の更に
他の実施例を図12によって説明する。
【0054】図12は、本実施例における更生用被覆体
51の斜視図であり、同図(a)はそのB−B線断面図
である。
【0055】更生用被覆体51は、ばね鋼等弾性変形可
能な材料からなる円筒状の一対のベース部53、53及
びベース部53、53の内側端縁間を連結する弾性変形
可能な材料、例えばばね鋼等からなる網状でかつ円筒形
の可撓部54とによって形成されるベース52と、ベー
ス52の内周面及び外周面を被覆する不透水性及び弾性
変形可能な材料、例えばゴム製の不透水膜となる被覆材
55と、被覆材55の両端近傍外周を包囲する水膨潤性
材料からなる環状部材56、56とによって形成され
る。
【0056】このように形成された更生用被覆体51を
例えば断面略U字状乃至C字状に弾性変形させて縮径用
治具(図示せず)によって保持し、かつ縮径させた状態
で更生すべき継目部(図示せず)と可撓部54が対応す
る位置まで管渠(図示せず)内に挿入する。
【0057】次に縮径用治具による更生用被覆体51の
縮径を解除してベース部53、53をそれ自体の弾発力
によって拡径させ、管渠内周面に水膨潤性材料からなる
環状部材56、56を介在させ被覆材55を押接して固
定し、かつ可撓部54は各ベース部53、53に連続す
る筒状に弾性変形して拡径し、被覆材55を拡径させて
管渠間の継目部を更生用被覆体51によって更生する。
【0058】上記説明では、弾性変形可能な材料からな
る網状によって可撓部54を形成したが、両端がベース
部53、53の内側端縁に溶接等によって結合する弾性
変形可能なスパイラル状部材によって形成することもで
きる。
【0059】次に本発明における既設管渠における継目
部の更生工法及びその工法に使用する更生用被覆体の更
に他の実施例を図13によって説明する。
【0060】図13は本実施例における更生用被覆体5
7の一部破断斜視図であり、同図(a)はそのC−C線
断面図である。弾性変形可能な材料製で矩形平板状のベ
ース本体部60、60‥‥を複数、本実施例では6個の
ベース本体部60、60‥‥を互いにヒンジ61、61
‥‥によって互いに連結して筒状に形成した1対のベー
ス部59、59と、各ベース部59、59の内側端縁間
を筒状に連結する弾性変形可能な材料からなる例えばば
ね鋼の網状の可撓部62からなるベース58と、ベース
58の内周面及び外周面を被覆する不透水性及び弾性変
形可能なゴム等の材料からなる被覆材63と、被覆材6
3の両端近傍外周を包囲する水膨潤性材料からなる環状
部材64、64とによって構成される。
【0061】このように構成された更生用被覆体57を
前記同様縮径用治具によってヒンジ61、61‥‥を頂
点とする湾曲状にベース本体部60、60‥‥を弾性変
形させて縮径させ、縮径させた状態で可撓部62が更生
すべき継目部(図示せず)が対応する位置まで管渠(図
示せず)に挿入し、縮径用治具による更生用被覆体57
の縮径を解除する。
【0062】縮径が解除された更生用被覆体57は、各
ベース本体部60、60‥‥の弾性力によってベース部
59、59が管渠内周面に倣つて円筒状に拡径して環状
部材64、64を介して被覆材63を各管渠内周面に圧
接固定する。可撓部62もベース部59、59の拡径に
伴って拡径して被覆材63を押し広げて管渠間の継目部
を更生用被覆体57によって更生する。
【0063】次に本発明における既設管渠における継目
部の更生工法及びその工法に使用する更生用被覆体の更
に他の実施例を図14によって説明する。
【0064】図14は本実施例における更生用被覆体6
5の斜視図であって図面(a)はそのD−D線断面図で
ある。
【0065】更生用被覆体65は、弾性変形可能な細長
い一対のベース部67、67及びベース67、67部の
内側端縁間を一体的に連結する弾性変形可能な材料から
なる網状の可撓部68からなるシート状のベース66
と、ベース66の両側を被装する不透水性及び弾性を有
するゴム等の被覆材69を有し、このシート状体を筒
状、即ち渦巻状に巻回した外周両端近傍を水膨潤性材料
からなる環状部材70、70で包囲している。
【0066】このように構成された更生用被覆体65
を、縮径させて、縮径用治具によって維持した状態で更
生すべき継目部(図示せず)と可撓部68が対応する位
置まで管渠(図示せず)内に挿入して縮径用治具による
縮径を解除する。
【0067】縮径が解除された更生用被覆体65は、各
ベース部67、67自体の弾発力によって拡径し、環状
部材70、70を介して被覆材69を各管渠内周面に圧
接固定し、可撓部によって被覆材69を押し広げて管渠
間の継目部を更生用被覆体65によって更生する。
【0068】これら各実施例においても前記したよう
に、補助的に拡開機を用いて管渠内周面と更生用被覆体
との密着性を向上させ、かつ可撓部による被覆材の拡形
形状を更に整えることも可能である。
【0069】
【発明の効果】以上説明した本発明の既設管渠における
継目部の更生工法及びその工法に使用する更生用被覆体
によれば、弾性変形可能な筒状の可撓部を介して一対の
弾性変形可能な筒状のベース部とを互いに連結した筒状
のベースと、このベースの外周を被装する不透水膜とを
具備する更生用被覆体を、縮径状態で継目部と可撓部と
が対応するよう管渠内へ挿入して拡径せしめ、各ベース
部によって不透水膜の両端を各管渠内周面に圧接固定
し、かつ継目部に位置する不透水膜を可撓部によってそ
の継目部の段差、折曲等の管渠間の相対変位に相応して
拡径変形して管渠間を連結することにより継目部を更生
用被覆体で更生することから、管渠間に相対変位が生じ
た継目部であっても確実に更生でき、既設管渠における
継目部の更生効果が確保できる等本発明特有の効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による既設管渠における継目部の更生工
法及びその工法に使用する更生用被覆体の一実施例を示
す要部断面図である。
【図2】本実施例における更生用被覆体の斜視図であ
る。
【図3】本実施例における更生用被覆体のベースを説明
する斜視図である。
【図4】図2におけるA−A線断面図である。
【図5】本実施例における更生用被覆体の縮径状態を説
明する要部断面図である。
【図6】本発明による既設管渠における継目部の更生工
法及びその工法に使用する更生用被覆体の他の実施例を
示す更生用被覆体の分解斜視図である。
【図7】本実施例による更生用被覆体の縮径状態を説明
する斜視図である。
【図8】本発明による既設管渠における継目部の更生工
法及びその工法に使用する更生用被覆体の更に他の実施
例を示す更生用被覆体の分解斜視図である。
【図9】本実施例の更生用被覆体に用いられるベースを
説明する展開斜視図である。
【図10】本発明による既設管渠における継目部の更生
工法及びその工法に使用する更生用被覆体の更に他の実
施例を示す更生用被覆体の分解斜視図である。
【図11】本実施例の更生用被覆体に用いられるベース
を説明する展開斜視図である。
【図12】本発明による既設管渠における継目部の更生
工法及びその工法に使用する更生用被覆体の更に他の実
施例を示す更生用被覆体の斜視図である。
【図13】本発明による既設管渠における継目部の更生
工法及びその工法に使用する更生用被覆体の更に他の実
施例を示す更生用被覆体の斜視図である。
【図14】本発明による既設管渠における継目部の更生
工法及びその工法に使用する更生用被覆体の更に他の実
施例を示す更生用被覆体の斜視図である。
【図15】従来の既設管渠を更生するための更生用被覆
体を示す斜視図である。
【図16】従来の更生用被覆体を用いた既設管渠の継目
部の更生を説明する断面図である。
【符号の説明】
1 既設管渠 1a 内周面 2 継目部 3 更生用被覆体 4 ベース 5 ベース部 5b 弾性片 6 可撓部 7 スリーブ(不透水膜) 8 樹脂層 11 更生用被覆体 12 ベース 13 ベース部 14b 弾性体 16 可撓部 17 スリーブ(不透水膜) 18 樹脂層 21 更生用被覆体 22 ベース 23 ベース部 23b 弾性体 24 可撓部 25 スリーブ(不透水膜) 26 樹脂層 31 更生用被覆体 32 ベース 33 ベース部 35 可撓部 36 スリーブ(不透水膜) 37 樹脂層 51 更生用被覆体 52 ベース 53 ベース部 54 可撓部 55 被覆材(不透水膜) 57 更生用被覆体 58 ベース 59 ベース部 62 可撓部 63 被覆材(不透水膜) 65 更生用被覆体 66 ベース 67 ベース部 68 可撓部 69 被覆材(不透水膜)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管渠と管渠との継目部を更生用被覆体に
    よって更生する既設管渠における継目部の更生工法にお
    いて、弾性変形可能な筒状の可撓部を介して一対の弾性
    変形可能な筒状のベース部を互いに連結した筒状のベー
    スと、このベース外周を被装する不透水膜とを具備する
    更生用被覆体を縮径せしめ、縮径状態で一方のベース部
    が一方の管渠内に、他方のベース部が他方の管渠内に位
    置しかつ可撓部が継目部と対応する位置に上記更生用被
    覆体を管渠内へ挿入し、続いて更生用被覆体を拡径して
    各ベース部によって不透水膜の両端を各管渠内周面に圧
    接固定しかつ継目部に位置する不透水膜を可撓部によっ
    て拡径して管渠間の継目部を更生用被覆体で更生するこ
    とを特徴とする既設管渠における継目部の更生工法。
  2. 【請求項2】 不透水膜が、ベース部及び可撓部によっ
    て拡径した後に硬化せしめられる樹脂層を有するスリー
    ブである請求項1記載の既設管渠における継目部の更生
    工法。
  3. 【請求項3】 ベースのベース部及び可撓部が、それ自
    体の弾性力によって拡径する請求項1または2に記載の
    既設管渠における継目部の更生工法。
  4. 【請求項4】 可撓部が弾性変形可能な材料からなる網
    目状である請求項1〜3のいずれか1つに記載の既設管
    渠における継目部の更生工法。
  5. 【請求項5】 更生用被覆体が、ベース部外側端縁に沿
    って複数列設され、外方へ折曲して管渠の内周面に圧接
    する弾性片を有する請求項1〜4のいずれか1つに記載
    の既設管渠における継目部の更生工法。
  6. 【請求項6】 管渠と管渠との継目部を更生する更生用
    被覆体において、弾性変形可能で筒状の不透水膜と、不
    透水膜内に配設される筒状のベースとを有し、ベースが
    拡径して不透水膜の両端部を各々の管渠内周面に押接固
    定する筒状の一対のベース部と、両ベース部間を連結し
    かつ拡径して不透水膜を拡径せしめる筒状の可撓部とを
    有することを特徴とする更生用被覆体。
  7. 【請求項7】 不透水膜が、ベース部及び可撓部によっ
    拡径した後に硬化せしめられる樹脂層を有するスリーブ
    である請求項6記載の更生用被覆体。
  8. 【請求項8】 ベースのベース部及び可撓部がそれ自体
    の弾性力によって拡径する請求項6または7に記載の更
    生用被覆体。
  9. 【請求項9】 可撓部が、弾性変形可能な材料からなる
    網目状である請求項6〜7のいずれか1つに記載の更生
    用被覆体。
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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100718246B1 (ko) * 2006-03-17 2007-05-15 한국건설기술연구원 온도 변화에 의한 변형방지수단을 구비한 비굴착 변형관삽입공법 및 장치
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JP2008533405A (ja) * 2005-03-16 2008-08-21 ハンガンク カンパニー リミテッド 管路の非掘削補修部材及び補修方法
JP2010217362A (ja) * 2009-03-16 2010-09-30 Murata Machinery Ltd ヒートローラの製造方法、及び該製造方法によって製造されたヒートローラを備えた定着装置
KR101403029B1 (ko) * 2013-05-01 2014-06-03 손승우 변형이 용이한 나선형 관로 보수부재
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JP2018178491A (ja) * 2017-04-11 2018-11-15 藤村ヒューム管株式会社 伸縮機能付き可撓継手

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