JPH08108756A - 農用車両の燃料タンク構造 - Google Patents

農用車両の燃料タンク構造

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JPH08108756A
JPH08108756A JP24425794A JP24425794A JPH08108756A JP H08108756 A JPH08108756 A JP H08108756A JP 24425794 A JP24425794 A JP 24425794A JP 24425794 A JP24425794 A JP 24425794A JP H08108756 A JPH08108756 A JP H08108756A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fuel tank
bonnet
rear cover
panel board
agricultural vehicle
Prior art date
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Pending
Application number
JP24425794A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomeo Umemoto
留男 梅本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Superstructure Of Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ボンネット2の後部内に設ける燃料タンク2
0の取付構造を簡素化して、その取付手間と材料コスト
を低減する。 【構成】 ボンネット2の後部内に燃料タンク20が設
けられ、この燃料タンク20の後部がボンネット後カバ
ー21で被覆されており、かつ、この後カバー21の後
上部に運転者の操作パネル24を有するパネルボード2
2が設けられている農用車両の燃料タンク構造におい
て、前記燃料タンク20、ボンネット後カバー21及び
パネルボード22を合成樹脂材により一体に成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、農用車両の燃料タンク
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、農用トラクタにおいては、車両
の前部を覆うボンネット内に、バッテリー、エアクリー
ナ、ラジエータ、エンジン、燃料タンク等が設けられて
いる。このうち、燃料タンクは運転席の前方のボンネッ
トの後部内にが設けられ、通常、この燃料タンクの後部
はボンネット後カバーで被覆され、かつ、この後カバー
の後上部に運転者の操作パネルを有するパネルボードが
設けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の燃料タンク
構造では、通常、燃料タンクは金属製である反面、後カ
バーやパネルボードは合成樹脂材より構成されていた。
このため、ボンネットの後部に材質の異なるこれら三者
の部材をそれぞれ別個に取り付けねばならず、その取付
作業が煩雑となっているとともに、三者間をそれぞれ連
結する固定部材が必要となるため、この面で材料コスト
も高くついていた。
【0004】本発明は、このような実情に鑑み、ボンネ
ットの後部内に設ける燃料タンクの取付構造を簡素化し
て、その取付手間と材料コストを低減することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明は次の技術的手段を講じた。すなわち、本発明
は、ボンネットの後部内に燃料タンクが設けられ、この
燃料タンクの後部がボンネット後カバーで被覆されてお
り、かつ、この後カバーの後上部に運転者の操作パネル
を有するパネルボードが設けられている農用車両の燃料
タンク構造において、前記燃料タンク、ボンネット後カ
バー及びパネルボードが合成樹脂材により一体に成形さ
れていることを特徴とする。
【0006】この場合、燃料タンク、ボンネット後カバ
ー及びパネルボードを一体に成形してなるタンクユニッ
トがボンネットの後端部を支持する支持枠内に収納さ
れ、前記タンクユニットの左右両側面に一体に成形した
縦方向の取付フランジが前記支持枠にボルト締結されて
いることが好ましい。
【0007】
【作用】本発明では、燃料タンク20、ボンネット後カ
バー21及びパネルボード22を合成樹脂材により一体
に成形しているため、これら三部材よりなるタンクユニ
ット19を車体に取り付けるだけでこれらすべての部材
の取り付けができ、これら三部材間の固定部材を設ける
必要もなくなる。
【0008】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図1及び図2において、トラクタ1の前部を覆う
ボンネット2内には、バッテリー3、エアクリーナ4、
ラジエータ5、エンジン6、燃料タンク20等が設けら
れている。
【0009】エンジン6の前下部には、下面側で前車軸
ケース8を支持する前車軸フレーム9が前方突出状にボ
ルト締結されており、この前車軸フレーム9上に、前側
から順に、バッテリー3、エアクリーナ4のサポートア
ーム10、ラジエータ5、冷却ファン11が設けられて
いる。このうち、バッテリー3とエアクリーナ4のサポ
ートアーム10とは、前車軸フレーム9の上面側に固定
された図外の受け台上に固定されていて、サポートアー
ム10は、上弦材の両端から下方に延びる左右一対の支
持脚12を一体に備えた門形に形成され、ボンネット2
の天板13前部を下方から支承している。
【0010】エンジン6の後端にはミッションケース1
4が固着され、このケース14とエンジン6との接続部
に門形の支持枠15が立設されている。この支持枠15
の上端にはボンネット2の天板13の後端がピン16を
介して枢着されており、従って、ボンネット2の天板1
3はその前部が上下揺動自在に開閉できるようになって
いる。
【0011】なお、ミッションケース14の後端には後
車軸フレーム17が連結され、このフレーム17上でか
つ左右のフェンダ18間に運転者の座席18Aが設けら
れている。前記支持枠12内にはタンクユニット19が
嵌め込まれており、このユニット19は、従前の燃料タ
ンク20、ボンネット2の後カバー21及びパネルボー
ド22を硬質プラスチック等の合成樹脂材により一体に
成形してなる。
【0012】すなわち、このタンクユニット19はその
前部に燃料タンク20を備え、このタンク20の左右両
側から一対のカバー体を後方へ突出させることにより、
ボンネット2の後カバー21を一体に備える。タンクユ
ニット19の後下部には、後カバー21で囲まれた後方
開口状の後凹部23が形成され、タンクユニット19の
後上部には、運転者の操作パネル24を収納するための
上凹部25を有するパネルボード22が一体に形成され
ている。なお、燃料タンク20の上面前部には給油口2
6が形成されている。
【0013】タンクユニット19の後端上部は、後方へ
向かい下方へ傾斜した取付面27とされており、この取
付面27にステアリングホイール28が取り付けられて
いる。この取付面27と前記後凹部23とは軸孔29に
よって連通されていて、この軸孔29に、ミッションケ
ース14の上面前部に設けたパワステユニット30から
突出する操舵軸31が挿通されている。
【0014】また、タンクユニット19の左右両側面の
前後中央部には、縦方向の取付フランジ32が一体に突
設されており、このフランジ32の後面側に、内部に雌
ネジ部材がインサートされた上下一対の螺合部33が一
体に形成されている。上記構成に係る燃料タンク構造に
おいて、タンクユニット19をトラクタ1に装着するに
は、図1に矢印で示すように、ユニット19前部の燃料
タンク20をボンネット2後端の支持枠15内に嵌め込
み、その後、支持枠15に形成してある図外のブラケッ
トに挿通したボルト34を前記取付フランジ32の螺合
部33に螺合してこれを締め付ければよい。
【0015】なお、その後は、パワステユニット30が
ミッションケース14上でかつ後カバー21間に取り付
けられ、タンクユニット19の上凹部25に操作パネル
24が嵌め込まれることになる。なお、本発明は上記実
施例に限定されるものではなく、例えば、プラスチック
よりも耐油性の優れた金属部材で燃料タンク20内面を
被覆すべく、金属製の燃料容器を樹脂内にインサート成
形することにより燃料タンク20の内面側に金属層を形
成することにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
燃料タンク20、ボンネット後カバー21及びパネルボ
ード22を合成樹脂材により一体に成形してなるタンク
ユニット19を車体に取り付けるだけでこれらすべての
部材の取り付けができ、これら三部材間の固定部材を設
ける必要もなくなるので、ボンネット2の後部内に設け
る燃料タンク20の取付構造が極めて簡素化され、その
取付手間と材料コストを低減することができる。
【0017】また、請求項2に記載の発明によれば、タ
ンクユニット19に設けた取付フランジ32をボンネッ
ト2の後端部を支持する支持枠12にボルト34締結す
るようにしているので、その支持枠12を当該タンクユ
ニット19の取付部材として兼用でき、材料コストをさ
らに低減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】タンクユニットの取付状況を示す側面図であ
る。
【図2】トラクタの運転席から前部までの側面図であ
る。
【符号の説明】
1 トラクタ 2 ボンネット 15 支持枠 20 燃料タンク 21 後カバー 22 パネルボード 24 操作パネル 32 取付フランジ 34 ボルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボンネット(2)の後部内に燃料タンク
    (20)が設けられ、この燃料タンク(20)の後部が
    ボンネット後カバー(21)で被覆されており、かつ、
    この後カバー(21)の後上部に運転者の操作パネル
    (24)を有するパネルボード(22)が設けられてい
    る農用車両の燃料タンク構造において、 前記燃料タンク(20)、ボンネット後カバー(21)
    及びパネルボード(22)が合成樹脂材により一体に成
    形されていることを特徴とする農用車両の燃料タンク構
    造。
  2. 【請求項2】 燃料タンク(20)、ボンネット後カバ
    ー(21)及びパネルボード(22)を一体に成形して
    なるタンクユニット(19)がボンネット(2)の後端
    部を支持する支持枠(15)内に収納され、前記タンク
    ユニット(19)の左右両側面に一体に成形した縦方向
    の取付フランジ(32)が前記支持枠(15)にボルト
    (34)締結されている請求項1に記載の農用車両の燃
    料タンク構造。
JP24425794A 1994-10-07 1994-10-07 農用車両の燃料タンク構造 Pending JPH08108756A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002316669A (ja) * 2001-04-24 2002-10-29 Kanzaki Kokyukoki Mfg Co Ltd トラクタのボンネット構造
WO2021010052A1 (ja) * 2019-07-17 2021-01-21 ヤンマーパワーテクノロジー株式会社 作業車両

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