JPH0112785Y2 - - Google Patents

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JPH0112785Y2
JPH0112785Y2 JP1982153743U JP15374382U JPH0112785Y2 JP H0112785 Y2 JPH0112785 Y2 JP H0112785Y2 JP 1982153743 U JP1982153743 U JP 1982153743U JP 15374382 U JP15374382 U JP 15374382U JP H0112785 Y2 JPH0112785 Y2 JP H0112785Y2
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JP
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battery
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vehicle body
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JP1982153743U
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JPS5957854U (ja
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    • Y02E60/12

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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ボンネツトの側方からバツテリを出
入可能にしたバツテリ取付構造に関する。
例えば農用トラクタにおいては、ボンネツト内
部のラジエータ前方の車体上にバツテリ受台を固
定し、このバツテリ受台に取付けたバツテリを、
ボンネツト前方から出入れするように構成されて
いる。
ところが、トラクタの車体前部にはバンパ等が
設けられていて、バンパからバツテリ受台まで比
較的距離があるため、バツテリの出入が困難であ
る。
そこで、バンパの妨害のない車体側部からバツ
テリを出入れすることが考えられる。トラクタの
幅は狭く限定されているので、ボンネツト側部の
側板又は安全カバーを取外してバツテリを出入れ
すると、作業者がバツテリの近距離まで近ずける
ので、出入作業が極めて容易になる。
しかしながら、バツテリ配置空間の近傍にはエ
ンジン、ラジエータ及びエアークリーナ等が配置
されているため、従来のようなアングル状止め具
と2本のボルトを使つたバツテリ取付構造では、
バツテリ受台に対するボルト端部の係止が極めて
困難になるという問題が惹起してくる。
本考案は、このような種々の問題に鑑み、バツ
テリを車体側部から出入可能にし、且つバツテリ
用止め具をバツテリの移動を阻止する固定姿勢と
出入可能な退避姿勢とに極めて容易に姿勢変更で
きるように構成することにより、バツテリの側方
からの出入れを簡単にした走行車輌のバツテリ取
付構造を提供することを目的とする。
この目的を達成するための本考案の特徴とする
ところは、ボンネツト5内部の車体4上に、バツ
テリ21を車体4の一側方への摺動により出入可
能に載置するバツテリ受台22を固定し、このバ
ツテリ受台22の近傍にステー42を設け、この
ステー42にアングル材よりなる止め具45の一
端が、バツテリ21の出側の上コーナー部の上面
と側面とにまたがつて当接しバツテリ21の出方
向の摺動を阻止する固定姿勢と、バツテリ21の
出入可能な退避姿勢とに姿勢変更自在に枢支ピン
43で枢支され、前記固定姿勢で止め具45とス
テー42とが単一の蝶ボルト47で固定されてな
る点にある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図は農用トラクタ1の全体図で、エンジン
2、クラツチハウジング、ミツシヨンケース、エ
ンジン2から前方突設されたフレーム3等によつ
て車体4が構成され、前部にはエンジン2等を覆
うボンネツト5が、後部には座席6、フロアシー
ト7及び左右フエンダ8が配置され、左右フエン
ダ8の前下部前方には左右ステツプ9が設けら
れ、その上部には日除け装置10が配置されてお
り、前記フレーム3の前端にバンパ13が設けら
れている。11は前輪、12は後輪を夫々示して
いる。
第2図乃至第5図において、ラジエータ16は
エンジン2から離れてフレーム3上に載置されて
おり、冷却フアン17の回転軸18は前部で軸受
部材19によつて支持されており、このラジエー
タ16とエンジン2との間にエアークリーナ20
及びバツテリ21が配置されている。
22はバツテリ受台で、左右1対のフレーム3
上に横向き状態に載置されている。このバツテリ
受台22は前後2本のアングル材23を連結板2
4で連結して平面視四角形の底枠25を形成し、
その一側端に立枠26を立設すると共に、この立
枠26の上部から底枠25の他側端に補強材27
を連結して構成され、この底枠25の他側端が側
方に開放されていて、バツテリ21をその側方か
ら摺動させることにより出入自在であり、1対の
アングル材23間隔はバツテリ21の前後幅と略
同一となつている。
前記立枠26の上部中央には取付板28が設け
られ、この取付板28にラジエータ16の補助水
タンク29が取付けられており、その上部には取
付台30を介してエアークリーナ20が支持され
ている。
前記バツテリ受台22はフレーム3にボルトを
介して固定の固定板32に取付けられるか、又は
フレーム3に直接固定されている。固定板32は
支持枠33のステー34を取付けるものであり、
支持枠33は2本のステー34と、その上端に固
着され且つフレーム3と平行な1対の前後枠部材
35と、左右の前後枠部材35を連結している板
材36とを有している。支持枠33は後端がエン
ジン2の後方で車体4に固定されていて、ボンネ
ツト5の天板37を支持すると共に、左右側板3
8の上部を係止可能に構成されている。尚、左右
側板38の下部はフレーム3に係止され、前面グ
リル39は天板37に係止又はフレーム3に固着
されている。
42は固定板32上に立設されたアングル材又
はその他の鋼材で形成されたステーで、その上部
には枢支ピンとしてのピン43が突設され且つネ
ジ孔44が形成されており、前記ピン43にはア
ングル材よりなる止め具45の一端が縦軸廻り回
動自在に支持されている。
この止め具45はバツテリ受台22上に収納載
置されたバツテリ21の出側の上コーナー部の上
面と側面とにまたがつてと当接することにより、
バツテリ21の上方向のガタ付きを阻止するよう
に係合し、孔46から挿入した単一の蝶ボルト4
7(固定具)をステー42のネジ孔44に螺入す
ることによりその回動は阻止され、バツテリ21
の側外方向(出方向)の移動を阻止するように係
合される。
即ち、バツテリ21を収納して止め具45を係
合した後、この止め具45を螺ボルト47を介し
てステー42に固定すると、止め具45はバツテ
リ21の側方向の摺動を阻止する固定姿勢とな
り、バツテリ21はバツテリ受台22上で上下、
左右及び前後に移動しない固定状態となり、螺ボ
ルト47を緩めて止め具45をピン43を中心に
外方向へ、又は若干引上げて固定板32に沿うよ
うに回動すると、バツテリ21の出入可能な退避
姿勢となり、バツテリ21の前記固定状態は解除
され、バツテリ21は車体4の側方への摺動によ
り出入自由となる。前記止め具45は固定解除の
とき、ピン43から抜脱させるようにしても良
い。
前記ステー42はバツテリ受台22に対して前
後どちらに配置していても良く、バツテリ受台2
2の前後面に直接固定したり、バツテリ受台22
の近傍のフレーム3上に固定したりすることも可
能であり、また、必要なのはピン43取付部分と
ネジ孔44だけであるので、平板にピン43とネ
ジ孔44とを設け、その平板を支持枠33のステ
ー34の上下中途部に固定しても良い。
各種トラクタによつては、フレーム3(又は前
車軸受台)上に前面グリル39を立設固定し、こ
の前面グリル39で天板37の前部を支持させる
と共に、天板37の側縁に側板38を係止するも
のがあり、その場合は、支持枠33及び固定板3
2は設けられていなく、バツテリ受台22はフレ
ーム3に直接固定される。
この場合は、第5図に示すような軸受部材19
を利用してステー42を取付ける。フアン17の
回転軸18用の軸受部材19は、軸受51を設け
た板材52の両端に2本の脚53を設けており、
この脚53がフレーム3にボルト締結されてい
る。この脚53の一方にネジ孔44とピン孔54
とを形成したステー42が溶着されており、この
ステー42に止め具45がピン55及び蝶ボルト
47を介して着脱自在に固定され、蝶ボルト47
を緩めることにより、ピン55を中心に縦軸廻り
に回動することもできる。
前記板材52にはコ字形棒材56が溶着されて
いて、この棒材56にホーン、ヒユーズボツクス
等が取付けられる。
前記ステー42,42′に対して止め具45は
横軸廻りに回動自在にしても良い。
第6図及び第7図はステツプの取付構造の1例
を示しており、車体4を形成しているクラツチハ
ウジング60及びミツシヨンケース61から外側
方へ支持部材62,63が突設され、これら支持
部材62,63にステツプ9が防振装置64を介
して固定され、このステツプ9に補助ステツプ6
5及びフエンダ8の前下部が夫々ボルト固定され
ている。
前記防振装置64は、キヤツプ状の受皿66
と、その受皿66内に配置されるゴム等のクツシ
ヨン材67とを各支持部材62,63の上下に1
組ずつ配置し、ステツプ9を貫通したボルト68
をそれらに貫通してナツト69で締結して構成さ
れている。
前記クツシヨン材67は外周に等間隔に突起7
0を有して、歯車状又は花形状に形成され、受皿
66の内周面に突起70の外端が当接するように
適合嵌入されていて、圧縮されたときに径外方向
に膨張して、突起70間の空間71を縮小するよ
うに変形する。
クツシヨン材67は、従来においては円筒形状
のものが使用されており、円筒形状であると膨張
許容空間を受皿66の内周面の全周に亘つて形成
しておかねばならず、膨張していないときには、
クツシヨン材と受皿66との間に遊びが生じ、ボ
ルト68が径方向にガタ付いて、ステツプ9が動
いたり騒音を生じたりする。
しかし、前述のようにクツシヨン材67に受皿
66の内周面と当接する突起70を形成しておけ
ば、クツシヨン材67に径方向の移動を生じるよ
うな遊びがなくなり、ステツプ9の移動、騒音等
は発生しなくなる。
尚、この防振装置64は、車体4に対するフエ
ンダ8及びフロアシート7の取付けにそのまま使
用することができる。
第1図に示した日除け装置10の少なくとも天
板73は強化プラスチツクで形成して、板金製の
ものに比べて騒音を低下させるようにしている。
4本の支柱74は同材料で一体成形されるか又は
金属で形成されている。
また、この天板73には、トラクタバウンド時
に運転者が頭を打たないように、座席6の直上に
開口部75を形成しており、この開口部75から
の日照りを阻止するために、紐で布76を張つて
ある。
第8図はその断面図で、天板73の開口部75
の周囲には紐を通すための孔77が多数穿設され
ている。
第9図は天板73の他例を示しており、開口部
75の周囲は上方向に突出され、布76の周囲に
設けたゴム紐78を、その突出部の周囲に嵌合す
ることにより、布76を着脱容易に取付けられる
ようにすると共に、開口部75及びその周辺から
の雨漏りを防止するように形成されている。
尚、前記布76の代りにプラスチツクシートを
使用することもでき、また、布76には防水処理
を施しておくことが好ましい。
以上詳述した本考案によれば、車体4上のバツ
テリ受台22に対して、バツテリ21を車体4の
一側方への摺動により出入自在にしているので、
バンパ等の妨害を受けることなく、バツテリ21
により近づいてその出入摺動を極めて容易に行な
うことができる。また車体4に固定のステー42
に設けた止め具45を単一の蝶ボルトの締結弛緩
によつて、バツテリ21の側方向の摺動を阻止す
る固定姿勢と、バツテリ21の出入可能な退避姿
勢とに姿勢変更自在としているので、工具を何等
必要とせず、バツテリ21の固定及びその解除が
極めて簡単にでき、これらによつてバツテリ21
の補修点検が容易に行なえる。さらに止め具45
としてアングル材を使用することにより、簡単な
構成でバツテリ21の側方向の移動と上方向の移
動が有効に阻止でき、製作も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案を適用可能なトラクタの全体斜
視図、第2図乃至第4図は本考案の実施例を示し
ており、第2図は断面側面図、第3図は平面図、
第4図は要部の分解斜視図、第5図は本考案の変
形例を示す分解斜視図、第6図はステツプ取付構
造の1例を示す側面図、第7図はクツシヨン材の
斜視図、第8図及び第9図は天板の2例を示す
夫々第1図A−A線に相当する断面図である。 1……トラクタ、3……フレーム、4……車
体、5……ボンネツト、16……ラジエータ、2
1……バツテリ、22……バツテリ受台、42…
…ステー、43……ピン、45……止め具、47
……蝶ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ボンネツト5内部の車体4上に、バツテリ21
    を車体4の一側方への摺動により出入可能に載置
    するバツテリ受台22を固定し、このバツテリ受
    台22の近傍にステー42を設け、このステー4
    2にアングル材よりなる止め具45の一端が、バ
    ツテリ21の出側の上コーナー部の上面と側面と
    にまたがつて当接しバツテリ21の出方向の摺動
    を阻止する固定姿勢と、バツテリ21の出入可能
    な退避姿勢とに姿勢変更自在に枢支ピン43で枢
    支され、前記固定姿勢で止め具45とステー42
    とが単一の蝶ボルト47で固定されてなることを
    特徴とする走行車輌のバツテリ取付構造。
JP15374382U 1982-10-08 1982-10-08 走行車輌のバツテリ取付構造 Granted JPS5957854U (ja)

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JP15374382U JPS5957854U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 走行車輌のバツテリ取付構造

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JPS5957854U JPS5957854U (ja) 1984-04-16
JPH0112785Y2 true JPH0112785Y2 (ja) 1989-04-13

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ID=30340056

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JP15374382U Granted JPS5957854U (ja) 1982-10-08 1982-10-08 走行車輌のバツテリ取付構造

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542378U (ja) * 1978-09-14 1980-03-18

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS50106810U (ja) * 1974-02-12 1975-09-02
JPS5334655Y2 (ja) * 1975-02-10 1978-08-25

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5542378U (ja) * 1978-09-14 1980-03-18

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JPS5957854U (ja) 1984-04-16

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