JPH08108248A - 鋳造用の金枠構造 - Google Patents

鋳造用の金枠構造

Info

Publication number
JPH08108248A
JPH08108248A JP24421194A JP24421194A JPH08108248A JP H08108248 A JPH08108248 A JP H08108248A JP 24421194 A JP24421194 A JP 24421194A JP 24421194 A JP24421194 A JP 24421194A JP H08108248 A JPH08108248 A JP H08108248A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
metal frame
metallic
frame
flask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP24421194A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuo Saito
哲男 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SKY KIYASUKO KK
Original Assignee
SKY KIYASUKO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SKY KIYASUKO KK filed Critical SKY KIYASUKO KK
Priority to JP24421194A priority Critical patent/JPH08108248A/ja
Publication of JPH08108248A publication Critical patent/JPH08108248A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、主として消失性模型が埋設される
鋳造用の金枠構造に関する。 【構成】 鋳造用の金枠構造は、加振機により振動され
るテーブル上に設けられ、かつその内定部A1に吸引チ
ャンバーBを有する金枠Aであって、当該金枠の下枠板
1の肉厚寸法を20〜30mm、側枠板2の肉厚寸法を1
3〜20mmに構成し、前記加振機の振動を前記金枠に均
等に付与することを特徴とする構造である。 【効果】 振動減衰の発生がないこと、及び振動、充填
又は吸引等に起因して発生する金枠の歪又は消失性模型
の変形等がないこと、等の特徴を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として消失性模型が
埋設される鋳造用の金枠構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種金枠構造は、充填する鋳造
砂の重量又は真空吸引力に対応し得る構成とすることを
目的に、鋼板をほぼ立方形状に枠組一体化する。そし
て、場合により枠組一体化された金枠に、例えば、補強
用のリブ板、ガセットプレート等の補強部材を付設する
構造のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術で
は、テーブル上にクランプ架承した金枠の底面(下枠
板)が変形することが間々発生し、金枠に加振機の振動
が十分伝播されず(振動が減衰する。)、好適な鋳造砂
の充填が達成されないこと、並びにこれに基づく種々の
弊害が考えられること、又は金枠の歪の発生及び/又は
消失性模型の変形発生等があること、等の課題がある。
また金枠内に設けた吸引チャンバー構成部材で、かつ内
底面となる金網体、パンチングメタル板等の空気透過部
材の取付方法については特別の配慮がなされておらず、
例えば、目詰、その他故障等の場合の取替えに苦慮する
処である。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、加振
機の振動が十分伝播され、もって振動の減衰の問題点を
解消すること、又は金枠等の歪、変形をなくすこと、又
は金枠と空気透過部材との連繋の容易化を図ること、等
を目的として、下記の構成を採用する。
【0005】即ち、本発明の鋳造用の金枠構造は、加振
機により振動されるテーブル上に設けられる金枠であっ
て、当該金枠の下枠板の肉厚寸法を20〜30mm、側枠
板の肉厚寸法を13〜20mmに構成し、前記加振機の振
動を前記金枠に均等に付与することを特徴とする。
【0006】また本発明は、金枠の補強及び金枠等の
歪、変形をなくすこと、などを目的として、下記の構成
を採用する。
【0007】即ち、本発明の鋳造用の金枠構造は、加振
機により振動されるテーブル上に設けられる金枠であっ
て、当該金枠の下枠板の肉厚寸法を20〜30mm、側枠
板の肉厚寸法を13〜20mmに構成し、かつ前記側枠板
を囲繞する補助リブ枠の幅寸法を60〜80mm、及びそ
の肉厚寸法を4〜10mmに構成し、前記加振機の振動を
前記金枠に均等に付与することを特徴とする。
【0008】
【作用】次に本発明の作用(振動の伝播と、歪につき)
説明する。金枠の内面側に設けられたブラケットにはト
グルクランプが数個設けられているので、先ず、このト
グルクランプの緊締を解除した後、前記ブラケット上に
空気透過部材を架承する。その後、トグルクランプを緊
締すると、当該空気透過部材と金枠とは一体化され、か
つ金枠の内底部に吸引チャンバーが形成される。以上の
ような操作及び手順により金枠が一体化されたならば、
続いて、当該金枠をテーブル上に載置し、通常はクラン
プ、その他手段を介して、両者を連繋する。勿論、載置
のみの場合も時として有り得る。その後、鋳造砂の充填
と消失性模型の埋設は従来と同様であるが、当該作業の
途中及び完了時において加振等を行うが、当該金枠は所
定の寸法、構成を採用するので、この振動は十分金枠に
伝播されることと、振動、充填又は吸引等に起因して発
生する金枠の歪及び/又は消失性模型の変形等の問題は
ない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。先ず、図1〜図5に示す例は、吊上げ方式の金
枠Aであり、当該金枠Aは、肉厚寸法20〜30mmで、
望ましくは25mmでなる下枠板1と、当該下枠板1より
立設された肉厚寸法13〜20mmで、望ましくは16mm
でなり、かつ筒状をなす側枠板2と、当該側枠板2の外
周面に繞設された幅60〜80mm、肉厚寸法4〜10mm
で、望ましくは幅65mm又は75mm、肉厚寸法6mmでな
る補助リブ板3と、を主構成としている。そして、金枠
Aの内底部A1には数本の吸引パイプ4が配設されてい
るとともに、その上方には空気透過部材5を架承するブ
ラケット6が設けられている。尚、このブラケット6上
に架承された空気透過部材5は、当該ブラケット6に設
けられているトグルクランプ7で挟持される。これによ
って、内底部A1に吸引チャンバーBが形成される。図
中8は吸引管接続パイプである。尚、前記トグルクラン
プ7は一例であり、その他の手段によりブラケット6に
空気透過部材5が設けられる場合も有り得る。
【0010】次にず6、図7に示す例は、車輪付き金枠
Aで、その構成は前記の例と同様であり、同じ符号、名
称を使用する。本例では下枠板1に車輪9が複数設けら
れており、簡易な走行が保証されている。
【0011】
【発明の効果】本発明は、以上で詳述した如く、金枠を
構成する下枠板、側枠板又は補助リブ板(当該補助リブ
板は必要により採用する。)に所定の肉厚寸法等を採用
する構成であるので、当該金枠に加振機の振動を、テー
ブルを介して十分伝播することができ、もって振動減衰
の発生がないこと、及び振動、充填又は吸引等に起因し
て発生する金枠の歪又は消失性模型の変形等の問題は解
消される効果があること、並びにこれに基づく実用的な
効果は極めて大きい。
【0012】またトグルクランプを介して、空気透過部
材を設ける構成とすれば、目詰り、その他、切裂、破損
等の故障の場合の当該空気透過部材の簡易な取替えが可
能となり有益である。
【図面の簡単な説明】
【図1】吊下げ方式の金枠の側断面図である。
【図2】吊下げ方式の金枠の側面図である。
【図3】吊下げ方式の金枠の正面図である。
【図4】吊下げ方式の金枠の平面図である。
【図5】トグルクランプと空気透過部材との関係を示す
拡大正面図である。
【図6】車輪付き金枠の側面図である。
【図7】車輪付き金枠の正面図である。
【符号の説明】
A 金枠 A1 内底部 B 吸引チャンバー 1 下枠板 2 側枠板 3 補助リブ板 4 吸引パイプ 5 空気透過部材 6 ブラケット 7 トグルクランプ 8 接続パイプ 9 車輪

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加振機により振動されるテーブル上に設
    けられる金枠であって、 当該金枠の下枠板の肉厚寸法を20〜30mm、側枠板の
    肉厚寸法を13〜20mmに構成し、前記加振機の振動を
    前記金枠に均等に付与することを特徴とする鋳造用の金
    枠構造。
  2. 【請求項2】 加振機により振動されるテーブル上に設
    けられる金枠であって、 当該金枠の下枠板の肉厚寸法を20〜30mm、側枠板の
    肉厚寸法を13〜20mmに構成し、かつ前記側枠板を囲
    繞する補助リブ枠の幅寸法を60〜80mm、及びその肉
    厚寸法を4〜10mmに構成し、前記加振機の振動を前記
    金枠に均等に付与することを特徴とする鋳造用の金枠構
    造。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2の金枠内に設けら
    れている空気透過部材を、挟持装置、挟持具等の挟持手
    段で着脱自在に構成することを特徴とする鋳造用の金枠
    構造。
JP24421194A 1994-10-07 1994-10-07 鋳造用の金枠構造 Pending JPH08108248A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24421194A JPH08108248A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 鋳造用の金枠構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP24421194A JPH08108248A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 鋳造用の金枠構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08108248A true JPH08108248A (ja) 1996-04-30

Family

ID=17115412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP24421194A Pending JPH08108248A (ja) 1994-10-07 1994-10-07 鋳造用の金枠構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08108248A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109986031A (zh) * 2018-12-29 2019-07-09 汉中华燕科技开发有限公司 一种砂箱

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04253547A (ja) * 1991-01-30 1992-09-09 Toyota Motor Corp 充填鋳造法における造型方法
JPH05309446A (ja) * 1992-05-07 1993-11-22 Nakayama:Kk 鋳造用三次元振動式砂充填機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04253547A (ja) * 1991-01-30 1992-09-09 Toyota Motor Corp 充填鋳造法における造型方法
JPH05309446A (ja) * 1992-05-07 1993-11-22 Nakayama:Kk 鋳造用三次元振動式砂充填機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109986031A (zh) * 2018-12-29 2019-07-09 汉中华燕科技开发有限公司 一种砂箱

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08108248A (ja) 鋳造用の金枠構造
JP7391085B2 (ja) 自動二輪車バッグ用の支持キット
JP3544107B2 (ja) 車両のエアタンク固定構造
JPS5817384Y2 (ja) 脱穀装置への排ワラカッタ−取付構造
JP2503209Y2 (ja) 振動篩装置
US3567186A (en) Apparatus for compacting concrete mixtures by vibrations in forms
JP2780447B2 (ja) カウンターバランス式フォークリフトトラックおよびその製造方法
JPS63284332A (ja) ド−ムの構築工法及びその型枠用袋体
CN210453956U (zh) 一种背心袋制袋机用橡皮筋震动盘
JP3435298B2 (ja) 移動農機のステップ取付構造
JPS6299680A (ja) 圧縮機の騒音減衰装置
CN214289291U (zh) 一种大米加工设备用消音除尘装置
JP3099025U (ja) 防振吊り金具
JPS606335Y2 (ja) 機関の支持装置
CN209954889U (zh) 混凝土振动台
JPS598516Y2 (ja) 収穫機における籾詰ホッパ−の取付装置
JP2000246178A5 (ja)
JPH08285154A (ja) フランジ継手
CN106840565A (zh) 一种双振动台连接结构
JP2536806Y2 (ja) エンジンマウントメンバー
JPS6342770Y2 (ja)
JPH03219942A (ja) フィルタのフィルタ枠への取付方法
JP2000336943A (ja) 既存建物における仮設支持構造
JP4594465B2 (ja) ワーク位置決め装置
JPH0139784Y2 (ja)