JPS63284332A - ド−ムの構築工法及びその型枠用袋体 - Google Patents
ド−ムの構築工法及びその型枠用袋体Info
- Publication number
- JPS63284332A JPS63284332A JP12091987A JP12091987A JPS63284332A JP S63284332 A JPS63284332 A JP S63284332A JP 12091987 A JP12091987 A JP 12091987A JP 12091987 A JP12091987 A JP 12091987A JP S63284332 A JPS63284332 A JP S63284332A
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- Japan
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- dome
- bag
- concrete
- construction method
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- Pending
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- 238000009415 formwork Methods 0.000 claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 6
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims 1
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- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 3
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
におけるドームの構築工法及びその型枠用袋体に関する
。
。
従来、ドーム状建築物のコンクリートドームを構築する
には型枠パネルを１枚１枚継ぎ足してドーム状に形成し
た型枠にコンクリートを注入していたが、この構築工法
では型枠をドーム状に形成するのに多大な手間や経費を
要し、このため形成膜あるいはシートをドーム状に膨張
させてコンクリートドームを構築する工法が提案されて
いる。
には型枠パネルを１枚１枚継ぎ足してドーム状に形成し
た型枠にコンクリートを注入していたが、この構築工法
では型枠をドーム状に形成するのに多大な手間や経費を
要し、このため形成膜あるいはシートをドーム状に膨張
させてコンクリートドームを構築する工法が提案されて
いる。
この従来工法は特開昭５０−１４６１２８号の如く一枚
のシートをドーム状に膨立させ、その上にコンクリート
を積層する工法であり、又、特公昭４８−５４５５号は
弾性的な形成膜を非膨張状態において基礎上に拡げ、補
強素子と共にその上にコンクリートを供給し形成膜を膨
張させてコンクリートドームを構築する工法、あるいは
特開昭４８−９３１１６号のように２枚のシートを用い
下側シート上にコンクリートを供給し、その後に下側シ
ートを膨立させ上下２枚のシート内にコンクリート層を
ドーム状に構築する工法等であるが、特開昭５０−１４
６１２８号及び特公昭４８−５４５５号はシートが１枚
であるのでシートの加工及び除去が簡単であるも、空気
が漏れないようにシート周縁と基部との密閉が難しく、
そのための手間を要し、しかも特公昭４８−５４５５号
は弾性的な形成膜を用いているのでコンクリートを均一
に供給しないと膨張させたときドームの形状がくずれ易
く正確なドームを形成するのに難しく、しかもドーム周
側のコンクリートが自重で欠落する。又、特開昭４８−
９３１１６号では２枚のシートを用いているので前者の
如くドーム周側のコンクリートが自重で欠落する心配は
ないがコンクリートが供給された状態で２枚のシート間
隔を一定、つまりコンクリートの厚みを保つには相当の
空気圧を必要とし、そのために大掛りな設備やシートの
強度的問題があり、いずれにしても満足すべきものでは
なかった。
のシートをドーム状に膨立させ、その上にコンクリート
を積層する工法であり、又、特公昭４８−５４５５号は
弾性的な形成膜を非膨張状態において基礎上に拡げ、補
強素子と共にその上にコンクリートを供給し形成膜を膨
張させてコンクリートドームを構築する工法、あるいは
特開昭４８−９３１１６号のように２枚のシートを用い
下側シート上にコンクリートを供給し、その後に下側シ
ートを膨立させ上下２枚のシート内にコンクリート層を
ドーム状に構築する工法等であるが、特開昭５０−１４
６１２８号及び特公昭４８−５４５５号はシートが１枚
であるのでシートの加工及び除去が簡単であるも、空気
が漏れないようにシート周縁と基部との密閉が難しく、
そのための手間を要し、しかも特公昭４８−５４５５号
は弾性的な形成膜を用いているのでコンクリートを均一
に供給しないと膨張させたときドームの形状がくずれ易
く正確なドームを形成するのに難しく、しかもドーム周
側のコンクリートが自重で欠落する。又、特開昭４８−
９３１１６号では２枚のシートを用いているので前者の
如くドーム周側のコンクリートが自重で欠落する心配は
ないがコンクリートが供給された状態で２枚のシート間
隔を一定、つまりコンクリートの厚みを保つには相当の
空気圧を必要とし、そのために大掛りな設備やシートの
強度的問題があり、いずれにしても満足すべきものでは
なかった。
本発明は上記の問題点に鑑みこれらを解消せんとするも
のであり、つまり、コンクリート製ドームを構築する際
に多大な手間や経費を要せず、しかもドーム形成が正確
で型枠施工が極めて簡単なドームの構築工法及びその型
枠用袋体を提供するにある。
のであり、つまり、コンクリート製ドームを構築する際
に多大な手間や経費を要せず、しかもドーム形成が正確
で型枠施工が極めて簡単なドームの構築工法及びその型
枠用袋体を提供するにある。
以下本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第１図は円筒状の立上りを有し上部がドーム状建物につ
いての上部ドームを構築する場合を示し、この図におい
て下部の円筒状の立上り部（１）は予め通常の板状型枠
で枠組されコンクリートを注入して形成される０次に上
部ドーム（２）の構築に当り、先ず非弾性的なシート状
材料で、上側シート（３）が所要のドーム状に膨満する
ように形成し、この上側シート（３）と平面状の下側シ
ート（４）の２枚で気密性な袋体（５）に形成し、該袋
体（５）の周縁には独立気密性にしたチューブ体（６）
を取付けた製型枠（Ａ）を用意し、この製型枠（Ａ）の
チューブ体（６）にかませた多数の保持具（７）をボル
ト（８）でもって立上り部（１）の上部内側に沿って取
付け、その後チユーブ体（６）に空気を送入するとチュ
ーブ体（６）は膨満し保持体（６）から外れることがな
くしっかり固定される。更に袋体（５）内にも空気を送
入し上側シート（３）をドーム状に膨満させ、この上側
シート（３）の表面に適宜厚さく２〜５ ｃｍ＋）にコ
ンクリート（９）を吹付あるいは塗布し、その上に金網
やラス等の補強材（１０）を配設し、更にその上にコン
クリート（９）を吹付あるいは塗布し、これを１回又は
数回行い所要コンクリート （９）肉厚とし、コンクリ
ート（９）の硬化を待って製型枠（Ａ）内の圧縮空気を
排出し製型枠（Ａ）を収縮し除去して建物上部のドーム
を構築するものである。この工法に用いる製型枠（Ａ）
について更に詳しく説明すれば、先ず非弾性的な材料を
使用するのは膨満させたときに正確なドーム形状となる
ようにするためであり、つまり製型枠（Ａ）内に送入す
る空気圧は上のコンクリート（９）荷重を支える必要上
それ相当の空気圧にしなければならず、その時に製型枠
（Ａ）が弾性材であると空気圧の関係で膨張しすぎてド
ームの曲率変化や横のはみ出し等が生じ、必要な内圧と
ドーム形状とのバランスが取り難くなる。他方、非弾性
材であると初め設定した上側シート（３）のドーム形状
は内圧の変動に対しても変化することなく、そのため必
要な内圧だけを設定させれば良く極めて作業が容易とな
る。尚、（１１）は袋体（５）用の空気入口、（１２）
はチューブ体（６）用の空気入口である。
いての上部ドームを構築する場合を示し、この図におい
て下部の円筒状の立上り部（１）は予め通常の板状型枠
で枠組されコンクリートを注入して形成される０次に上
部ドーム（２）の構築に当り、先ず非弾性的なシート状
材料で、上側シート（３）が所要のドーム状に膨満する
ように形成し、この上側シート（３）と平面状の下側シ
ート（４）の２枚で気密性な袋体（５）に形成し、該袋
体（５）の周縁には独立気密性にしたチューブ体（６）
を取付けた製型枠（Ａ）を用意し、この製型枠（Ａ）の
チューブ体（６）にかませた多数の保持具（７）をボル
ト（８）でもって立上り部（１）の上部内側に沿って取
付け、その後チユーブ体（６）に空気を送入するとチュ
ーブ体（６）は膨満し保持体（６）から外れることがな
くしっかり固定される。更に袋体（５）内にも空気を送
入し上側シート（３）をドーム状に膨満させ、この上側
シート（３）の表面に適宜厚さく２〜５ ｃｍ＋）にコ
ンクリート（９）を吹付あるいは塗布し、その上に金網
やラス等の補強材（１０）を配設し、更にその上にコン
クリート（９）を吹付あるいは塗布し、これを１回又は
数回行い所要コンクリート （９）肉厚とし、コンクリ
ート（９）の硬化を待って製型枠（Ａ）内の圧縮空気を
排出し製型枠（Ａ）を収縮し除去して建物上部のドーム
を構築するものである。この工法に用いる製型枠（Ａ）
について更に詳しく説明すれば、先ず非弾性的な材料を
使用するのは膨満させたときに正確なドーム形状となる
ようにするためであり、つまり製型枠（Ａ）内に送入す
る空気圧は上のコンクリート（９）荷重を支える必要上
それ相当の空気圧にしなければならず、その時に製型枠
（Ａ）が弾性材であると空気圧の関係で膨張しすぎてド
ームの曲率変化や横のはみ出し等が生じ、必要な内圧と
ドーム形状とのバランスが取り難くなる。他方、非弾性
材であると初め設定した上側シート（３）のドーム形状
は内圧の変動に対しても変化することなく、そのため必
要な内圧だけを設定させれば良く極めて作業が容易とな
る。尚、（１１）は袋体（５）用の空気入口、（１２）
はチューブ体（６）用の空気入口である。
このように本発明は製型枠（Ａ）が気密性な袋体（５）
としたことにより空気を送入するだけで容易にドームが
形成され従来の如く基部との密閉に手間を要することも
なく、しかも袋体（５）が非弾性材料であるから所要の
空気圧にできると共にｌ１１満したドーム形状が正確で
ある。又、製型枠（Ａ）の取付けにおいても袋体（５）
の周縁に設けたチューブ体（６）により極めて簡単に着
脱可能である等実用上の卓効は大なるものである。
としたことにより空気を送入するだけで容易にドームが
形成され従来の如く基部との密閉に手間を要することも
なく、しかも袋体（５）が非弾性材料であるから所要の
空気圧にできると共にｌ１１満したドーム形状が正確で
ある。又、製型枠（Ａ）の取付けにおいても袋体（５）
の周縁に設けたチューブ体（６）により極めて簡単に着
脱可能である等実用上の卓効は大なるものである。
図は本発明の実施例を示し、第１図は袋型枠の側面図、
第２図は第１図のＡ−に断面図、第３図は工法を示す説
明図、第４図は取付具の斜視図、第５図は袋型枠の取付
説明図である。 （３）・−・上側シート（６）・・・チューブ体（５）
・・・袋体 （７）・・・保持具（９）・・・コン
クリート（１０）・・・補強材具 上 ＠／図 第２図 ／／’；ｔ／２
第２図は第１図のＡ−に断面図、第３図は工法を示す説
明図、第４図は取付具の斜視図、第５図は袋型枠の取付
説明図である。 （３）・−・上側シート（６）・・・チューブ体（５）
・・・袋体 （７）・・・保持具（９）・・・コン
クリート（１０）・・・補強材具 上 ＠／図 第２図 ／／’；ｔ／２
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）少なくとも上側シート（３）がドーム状に膨満する
気密性な袋体（５）と、該袋体（５）の周縁が独立気密
性のチューブ体（６）とに空気を送入し膨満させ、前記
チューブ体（６）を保持具（７）で固定し、しかる後に
前記ドーム状上側シート（３）の表面に適宜厚さにコン
クリート（９）を吹付あるいは塗布し、その上に補強材
（１０）を配設し、更にコンクリート（９）を吹付ある
いは塗布し、これらを１回又は数回行い所要肉厚と成し
、コンクリート（９）の硬化を待って袋体（５）内の空
気を排出し袋体（５）を除去することを特徴とするドー
ムの構築工法。 ２）非弾性的な材料で、少なくとも上側シート（３）が
ドーム状に膨満する袋体（５）を形成し、該袋体（５）
の周縁が独立気密性な チューブ体（６）に形成したことを特徴とする型枠用袋
体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12091987A JPS63284332A (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | ド−ムの構築工法及びその型枠用袋体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12091987A JPS63284332A (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | ド−ムの構築工法及びその型枠用袋体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63284332A true JPS63284332A (ja) | 1988-11-21 |
Family
ID=14798237
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12091987A Pending JPS63284332A (ja) | 1987-05-18 | 1987-05-18 | ド−ムの構築工法及びその型枠用袋体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63284332A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04111872A (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-13 | Ishii Iron Works Co Ltd | コンクリート製ドーム屋根を構築する型枠とその構築法 |
| JPH06501068A (ja) * | 1991-07-19 | 1994-01-27 | インターナショナル・ドーム・システムズ・（サイプラス）・リミテッド | 中空の自己支持型モルタルまたはコンクリート構造物の製造方法 |
| JPH1130039A (ja) * | 1997-07-10 | 1999-02-02 | H P Dohme Japan Kk | アーチ型屋根付き建屋建設方法 |
| GB2473017A (en) * | 2009-08-27 | 2011-03-02 | Jolyon Eric Emery | Dome structure |
| JP2018193794A (ja) * | 2017-05-18 | 2018-12-06 | 株式会社大林組 | コンクリート吹付けによる躯体構築方法 |
| JP2020094401A (ja) * | 2018-12-12 | 2020-06-18 | 鹿島建設株式会社 | 構造体の構築方法 |
-
1987
- 1987-05-18 JP JP12091987A patent/JPS63284332A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04111872A (ja) * | 1990-08-31 | 1992-04-13 | Ishii Iron Works Co Ltd | コンクリート製ドーム屋根を構築する型枠とその構築法 |
| JPH06501068A (ja) * | 1991-07-19 | 1994-01-27 | インターナショナル・ドーム・システムズ・（サイプラス）・リミテッド | 中空の自己支持型モルタルまたはコンクリート構造物の製造方法 |
| JPH1130039A (ja) * | 1997-07-10 | 1999-02-02 | H P Dohme Japan Kk | アーチ型屋根付き建屋建設方法 |
| GB2473017A (en) * | 2009-08-27 | 2011-03-02 | Jolyon Eric Emery | Dome structure |
| GB2473017B (en) * | 2009-08-27 | 2014-10-29 | Jolyon Eric Emery | Inflatable dome structure |
| JP2018193794A (ja) * | 2017-05-18 | 2018-12-06 | 株式会社大林組 | コンクリート吹付けによる躯体構築方法 |
| JP2020094401A (ja) * | 2018-12-12 | 2020-06-18 | 鹿島建設株式会社 | 構造体の構築方法 |
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