JPH0810814Y2 - 電子写真装置 - Google Patents

電子写真装置

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JPH0810814Y2
JPH0810814Y2 JP1989143920U JP14392089U JPH0810814Y2 JP H0810814 Y2 JPH0810814 Y2 JP H0810814Y2 JP 1989143920 U JP1989143920 U JP 1989143920U JP 14392089 U JP14392089 U JP 14392089U JP H0810814 Y2 JPH0810814 Y2 JP H0810814Y2
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JP
Japan
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ozone
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ozone removing
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JP1989143920U
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JPH0381949U (ja
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英明 持丸
昌宏 富田
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、たとえばレーザを用いたプリンタ・複写
機・ファクシミリなど、電子写真方式を用いて用紙に記
録を行う電子写真装置に関する。そのうち特に装置本体
内に発生するオゾンを除去するオゾン除去手段を備える
電子写真装置に関する。
従来の技術 この種の電子写真装置は、一般に、帯電チャージャ等
の放電により、感光体の周りにオゾンが発生して画像む
ら等の多くの弊害をもたらすので、装置本体内のオゾン
を含む空気を排気ファンで吸引し、活性炭等を備えるオ
ゾンフィルタのようなオゾン除去手段に通して浄化して
排気口から外部へ排出する構成である。そして、たとえ
ば前記オゾンフィルタをそのホルダで保持し、そのフィ
ルタホルダに設ける係合部を電子写真装置本体のフレー
ムに設ける係合部に係合することにより、オゾンフィル
タを交換可能に保持する(実開昭61-11930号参照)。ま
た、フィルタホルダの一側に弾性を有する保持片を設
け、その保持片と他側の装置本体のフレームとの間にオ
ゾンフィルタを挟持することにより、そのオゾンフィル
タを交換可能に保持する構成のものもある(特開昭63-6
6575号参照)。
考案が解決しようとする課題 ところが、上述した従来のオゾンフィルタの保持構造
のうち、前者は、少なくともフィルタホルダを部品とし
て必要とするとともに、オゾンフィルタの寿命に伴って
そのオゾンフィルタを交換するたびに、フィルタホルダ
ごと廃棄するから、その分ランニングコストが高くな
る。他方、後者は、オゾンフィルタだけを交換すればよ
い構成だが、前者と同様に少なくとも別途フィルタホル
ダを部品として必要であることに変わりなく、やはりそ
の分製作コストが高くなる。
そこで、この考案の目的は、上述した電子写真装置に
おいて、ランニングコストを低くするとともに、部品点
数を削減して製作コストをより低くすることにある。
課題を解決するための手段 そのため、この考案による電子写真装置は、たとえば
以下の図示実施例に示すとおり、 装置本体10を上本体10Aと下本体10Bとに分割して上下
に開閉自在とし、 その上本体10Aを開けたとき前記下本体10B側に位置し
てその下本体10B側内の内部機構を被うインナーカバー3
0を設け、 そのインナーカバー30上に一体成形により保持部43の
ような保持手段を形成し、 その保持手段でオゾン除去手段42を、その下部を保持
し、その空気を流通するオゾン取入口44などを有する通
気面を垂直とし、上下方向に着脱自在に備えてなる、 ことを特徴とする。
作用 そして、装置本体10の駆動時、装置本体10内の空気を
外部へと排出するときは、通気面を通してオゾン除去手
段42で排出空気中のオゾンを除去する。オゾン除去手段
42を交換するときは、装置本体10の上本体10Aを開け、
オゾン除去手段42の上部をつかみ、保持手段から外して
上方向に取り出す。そして、新しいものと交換してその
下部に上方向から保持手段に取り付け、上本体10Aを再
び閉じる。
実施例 以下、図面を参照しつつ、この考案の実施例につき詳
細に説明する。
第2図は、この考案の電子写真装置の一例であるレー
ザプリンタで、その内部機構の全体概略構成を示す。図
中符号10は、装置本体である。装置本体10の図中右側に
は、給紙トレイ11を着脱自在に取り付ける。給紙トレイ
11内には、用紙12を積載して収納する。そして、最上位
の用紙12の先端を給紙ローラ13に押し当てる。しかし
て、該給紙ローラ13で用紙12を図中矢印A方向に送り出
し、ガイド板14で案内して先端を一対のレジストローラ
15・15間に押し当てて止める。そして、ドラム状の感光
体16の回転に合わせてそれらのレジストローラ15・15を
駆動し、所定のタイミングでその感光体16に向けて送り
出す。
感光体16は、図示省略する駆動装置によって駆動し、
図中時計方向に回転する。その際帯電チャージャ17によ
って表面を一様に帯電し、次いでその表面にレーザ光走
査装置18からのレーザ光を照射し、そこに静電潜像を形
成する。しかる後、現像装置19位置を通るとき、該現像
装置19でトナーを付着してその静電潜像を可視像化す
る。可視像は、上記のとおり所定のタイミングで感光体
16へと送り出した用紙12に、転写チャージャ20によって
転写する。可視像を転写した用紙12は、定着装置21へと
搬送してそこで熱と圧力を加えて定着する。その後、用
紙搬送路22を通し矢印B方向に排出するか、または矢印
C方向に排出し、それぞれ排紙部23上または排紙部24上
にスタックする。
他方、可視像転写後の感光体16は、クリーニング装置
25で残留トナーを除去し、その後除電ブラシ26で除電す
る。
ところで、第2図に示すレーザプリンタでは、装置本
体10を上本体10Aと下本体10Bとで構成し、第3図に示す
ように下本体10Bに対して上記本体10Aを開閉自在とす
る。そして、第2図および第3図に示すように、上本体
10A内には、レーザ光走査装置18などを備える。他方、
下本体10B内には、感光体16・帯電チャージャ17・現像
装置19・クリーニング装置25などを作像ケース27内に収
納して備えるとともに、その他給紙ローラ13・転写チャ
ージャ20・定着装置21などを備える。さらに、この下本
体10B内には、第3図に示すように、作像ケース27に沿
ってインナーカバー30を図中奥側に備える。このインナ
ーカバー30は、第1図に示す駆動系31やプリント板等の
電装系32などを被う。駆動系31は、第1図に示すよう
に、支持板33で支持し、その一面33aにモータ34を取り
付ける。そして、その他面33bには、給紙ローラ13・感
光体16・現像装置19の現像ローラ・レジストローラ対15
・15等の搬送ローラ・定着装置21の定着ローラなどにそ
れぞれモータ34の回転をモータギヤ35を介して伝達する
ギヤ列36を支持する。電装系32には、画像濃度の切換ダ
イアル37と、消耗部品の交換後に装置本体10を再始動す
るときのリセットボタン38とを組み込んだプリント板な
どを設ける。インナーカバー30は、オゾンに強い同一の
樹脂材料で一体成形してなる。そして、全体に長手の板
状をなし、その中央部30aを図中上方に湾曲してつく
る。その中央部30aに複数の通気口30をあける。ほぼ水
平の両端部のうち右端部30bには、前記切換ダイアル37
およびリセットボタン38の挿通孔40・41をあける。そし
て、左端部30c上にオゾン除去手段42の保持部43を一体
に形成してなる。オゾン除去手段42は、図中手前のオゾ
ン取入口44を網状にした箱状のケース45内に、たとえば
活性炭のようなオゾン除去材を収納してなる。保持部43
は、図示のように、オゾン除去手段42の形状に合わせて
下側を枠状にするとともに、その四角で保持片50〜53を
上方にのばす。そして、図中左側の保持片50と保持片51
との間および右側の保持片52と保持片53との間に、それ
ぞれそれらより一段高くのびる弾性片54・55を設ける。
そのうち右側の弾性片55には、内向きに折り曲げる押当
て部55aを形成する。しかして、弾性片54・55を外側に
押し開いて、その上方からオゾン除去手段42を保持部43
内に入れ、弾性片54・55で挟持する。また、このインナ
ーカバー30の左端部30c上には、第3図に示すように、
ファンを内蔵するファンケース60をオゾン除去手段42と
隣接して図示省略した排気口側において取り付ける。そ
して、そのようなインナーカバー30を駆動系31や電装系
32などに被せ、ネジ61により下本体10B内で固定する。
さていま、オゾン除去手段42の寿命が到来してそのオ
ゾン除去手段42を交換する場合には、まず上本体10Aを
開き、保持部43の弾性片54・55に抗してオゾン除去手段
42を保持部43から引き出し廃棄する。そして、弾性片54
・55に抗して新しいオゾン除去手段42を保持部43に押し
込む。
ところで、上述した図示実施例では、保持部43でオゾ
ン除去手段42のみを保持する構成とするが、この考案
は、第4図に示すように、ファン62を収納するファンケ
ース60の保持部43で保持する構成にすることもできる。
この他の実施例において、上述したと同様にインナーカ
バー30に一体に成形する保持部43は、特にその図中矢示
するオゾン流路の下流側に取付片63を形成してなる。取
付片63は、図示のように多数の通気孔64を設ける。そし
て、この取付片63にファンケース60を取り付ける。しか
して、ファン62で吸引した空気をオゾン除去手段42を通
して浄化し、通気孔64を通し前記排気口から外部へ排出
する。なお、ファン62は、上本体10Aを開けると、その
作動を停止するように構成するが、作動停止後も慣性で
暫く回転する。しかし、この実施例では、取付片63を設
け、その取付片63がプロテクタを兼ねるから、オゾン除
去手段を保持部43に対して取り付けたり取り外したりす
るときに安全である。
また、上述した図示実施例では、インナーカバー30を
樹脂成形して保持部43を一体的に設ける構成とする。し
かし、この考案は、インナーカバー30をプレス加工等に
より形成して保持部を一体的に形成することもできる。
そしてさらに、図示実施例では、いずれも保持部43に
弾性片54・55を設け、その弾性片でオゾン除去手段42を
挟持することにより保持する構成とする。しかし、たと
えばそのような弾性片をなくして保持部を箱状にしてそ
の保持部内にオゾン除去手段を入れて保持するなどの構
成にすることもできる。
なお、この考案におけるオゾン除去手段は、前記した
ような活性炭をオゾン除去材としてケース45内に収納
し、活性炭でオゾンを吸収して除去する構成に限られな
い。たとえば、揮発性のオゾン分解材をオゾン除去材と
して容器内に収納し、オゾン分解材を揮発してオゾンを
分解することにより除去するような構成のものであって
もよい。
また、この考案では、上述のオゾン除去材を、ケース
45内に収納せずにそのまま直接保持部43に取り付ける構
成としてもよい。
考案の効果 したがって、この考案によれば、装置本体を上本体と
下本体とに分割して上下に開閉自在とし、その上本体を
開けたとき下本体側に位置してその下本体側内の内部機
構を被うインナーカバーを設け、そのインナーカバーに
一体成形により保持手段を形成し、その保持手段でオゾ
ン除去手段を保持するから、オゾン除去手段を保持する
独立の部材を不要とし、部品点数を削減してコストダウ
ンを図ることができるとともに、部品を削減した分だけ
占有スペースを小さくして装置本体の小型化を図ること
ができる。
また、インナーカバー上に一体成形により保持手段を
形成し、その保持手段で下部を保持してオゾン除去手段
を上下方向に着脱自在に備えるから、装置本体の上本体
を開けると、オゾン除去手段が現われ、その上部をつか
み、保持手段から外して上方向に取り出し、新しいもの
と交換してその下部を上方向から保持手段に取り付ける
ことで、オゾン除去手段の交換をきわめて簡単に行うこ
とができる。
そして、オゾン除去手段を保持手段から取り外すとき
は、開放しているオゾン除去手段の上部をつかむことが
でき、通気面に触らなくて済むから、通気面に付着した
トナー等で手を汚すことがなく、また通気面を垂直にし
て上方向に取り外すこから、通気面に付着したトナー等
をこぼして装置本体内を汚すおそれも少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例であるレーザプリンタにお
ける駆動系と電装系およびそれらを被うインナーカバー
を示す分解斜視図、第2図はそのレーザプリンタの内部
構成を示す全体概略構成図、第3図はそのレーザプリン
タの上本体を開けた状態を示す斜視図、第4図はこの考
案の他の実施例であり、そのオゾン除去手段の保持部を
示す斜視図である。 10……装置本体 30……インナーカバー 42……オゾン除去手段 43……保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−66575(JP,A) 特開 平1−257977(JP,A) 特開 昭63−190453(JP,A) 特開 昭62−170976(JP,A) 特開 平1−321447(JP,A) 実開 昭64−51949(JP,U) 実開 昭62−146150(JP,U) 実開 平3−112757(JP,U) 実開 昭61−11930(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】装置本体を上本体と下本体とに分割して上
    下に開閉自在とし、 その上本体を開けたとき前記下本体側に位置してその下
    本体側内の内部機構を被うインナーカバーを設け、 そのインナーカバー上に一体成形により保持手段を形成
    し、 その保持手段でオゾン除去手段を、その下部を保持して
    その空気を流通する通気面を垂直とし、上下方向に着脱
    自在に備えてなる、 電子写真装置。
JP1989143920U 1989-12-13 1989-12-13 電子写真装置 Expired - Lifetime JPH0810814Y2 (ja)

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JP1989143920U JPH0810814Y2 (ja) 1989-12-13 1989-12-13 電子写真装置

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JPH0381949U JPH0381949U (ja) 1991-08-21
JPH0810814Y2 true JPH0810814Y2 (ja) 1996-03-29

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ID=31690670

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JP6020898B2 (ja) * 2012-09-28 2016-11-02 村田機械株式会社 排紙装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2538887B2 (ja) * 1986-09-09 1996-10-02 株式会社リコー 静電記録装置
JPH01257977A (ja) * 1988-04-08 1989-10-16 Ricoh Co Ltd 電子写真式記録装置

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