JPH08107744A - 防除機のノズル揺動と噴霧コックレバーとの連動機構 - Google Patents

防除機のノズル揺動と噴霧コックレバーとの連動機構

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JPH08107744A
JPH08107744A JP6245595A JP24559594A JPH08107744A JP H08107744 A JPH08107744 A JP H08107744A JP 6245595 A JP6245595 A JP 6245595A JP 24559594 A JP24559594 A JP 24559594A JP H08107744 A JPH08107744 A JP H08107744A
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JP
Japan
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nozzle
spray
spraying
cock lever
pest
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Application number
JP6245595A
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English (en)
Inventor
Mamoru Iwamoto
守 岩本
Chiaki Kadota
千昭 門田
Susumu Yamamoto
進 山本
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Yanmar Co Ltd
New Delta Industrial Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
New Delta Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ノズルを扇状に配置して前後左右に揺動可能
とした防除機において、薬剤散布時のノズル揺動スイッ
チの入れ忘れや、散布後の、該ノズル揺動スイッチの切
り忘れを防止する防除機を実現する。 【構成】 防除機の操作パネル32上の薬剤の噴霧コッ
クレバー40の「噴霧」位置側に、ノズル揺動手段に連
動連結されたリミットスイッチLSを配設し、該噴霧コ
ックレバー40の「噴霧」位置への傾動により、ノズル
1・1・・・の揺動を開始すべく構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、走行車両に搭載して果
樹の防除作業を行う自走式防除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、前後左右に揺動するノズルから薬
剤を噴霧しながら走行する、自走式防除機の薬剤噴霧レ
バーとノズル揺動スイッチとは独立して、配設されてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の自走式防除機で
薬剤を噴霧する場合、薬剤散布時のノズル揺動スイッチ
の入れ忘れにより、直線的に薬剤が散布される不均一防
除や、散布作業後の、該ノズル揺動スイッチの切り忘れ
による、ノズルの空転等が起こるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次に該課題を解決するため
の手段を説明する。即ち、本発明はノズルを扇状に配置
して前後左右に揺動可能とした防除機において、該防除
機の操作パネル上の薬剤噴霧コックレバーの「噴霧」位
置側に、ノズル揺動手段に連動連結されたリミットスイ
ッチを配設し、該噴霧コックレバーの「噴霧」位置への
傾動により、ノズルの揺動を開始すべく構成したもので
ある。
【0005】
【作用】次に、作用を説明すると、噴霧コックレバーを
「噴霧」位置に傾動すると、ノズルが連動して揺動する
ので、薬剤の噴霧と、ノズルの揺動が常に同時に行わ
れ、また、噴霧停止時には、ノズルの揺動も停止する。
【0006】
【実施例】次に、実施例を説明する。図1は、自走式防
除機の全体側面図、図2は同じく平面図、図3は、本発
明の、防除機のノズル揺動と噴霧コックレバーとの連動
機構を示す操作パネルの平面図、図4は、自走式防除機
のノズル揺動機構を示す全体正面図、図5は、同じく全
体側面図、図6は、ノズル揺動用モーターを駆動するた
めの電気回路図である。
【0007】自走式果樹用防除機は、走行部A上に噴霧
作業機Bを搭載してなるものである。まず、走行部Aに
ついて、図1、図2より説明する。走行手段としてはク
ローラ式と車輪式のものが考えられるが、本実施例で
は、クローラ式走行装置21・21を採用し、該クロー
ラ式走行装置21はトラックフレーム21eの前端に遊
転輪21a、後端に駆動輪21b、中央下部に遊転ロー
ラー21c・21c・・・、その間にテンションローラ
21fを配置し、また、上方には張りローラ21gを配
置しており、この遊転輪21a、駆動輪21b、遊転ロ
ーラー21c・21c・・・、テンションローラ21
f、張りローラ21g間に軌道帯21dを巻回し、前記
駆動輪21bは、図示しないミッションケースより突出
した車軸に軸支されている。
【0008】前記クローラ走行装置21・21のトラッ
クフレーム21e上には図示しない支持板を介してシャ
ーシ22が配設され、該シャーシ22の前部からは前部
フレーム23が前方に延出され、該前部フレーム23前
部にステップ23aを設け、前部フレーム23後部中央
上には座席25を配設し、ステップ23a前端中央部に
は操作コラム26を立設し、該操作コラム26上部には
操向操作レバー26aが突設されている。また、前記座
席25左側には、後述する、操作パネル32が配設され
て、機体の車速及び薬剤噴霧の開始・停止や吐出量等を
調節できるようにしている。
【0009】次に、噴霧作業機Bについて説明する。本
実施例での噴霧作業機Bは前記シャーシ22上に前方か
ら薬剤タンク28、エンジンE、動力噴霧機P、手散布
用ホースリールR、ノズル1と順に配設されて、前記座
席25後部の薬剤タンク28から前方にキャノピー27
を突出し、薬剤タンク28の中央上面には薬液補填等の
ために蓋体31を配設している。そして、薬剤タンク2
8の後部には前記エンジンE、動力噴霧機P、そして手
散布用ホースリールRが左右方向に載置され、エンジン
カバー34によって覆われ、ノズル1の基部もカバー3
5によって同様に覆われてそれぞれ独立して開放可能と
している。また、前記エンジンEは前記ミッションケー
スを介して駆動輪21bを駆動してクローラ式走行装置
21を駆動すると同時に、動力噴霧機Pをも駆動し該動
力噴霧機Pによって前記薬剤タンク28から薬液を吸引
して、後述する、噴霧部Nの揺動可能なノズル1・1・
・・より噴霧するよう構成している。なお、本実施例で
は、前記ノズル1・1・・・で防除できない部分を、手
散布用ホースリールRにて、手作業で薬剤散布ができる
よう構成している。
【0010】ここで、本実施例のノズル揺動機構につい
て説明する。図4、図5に示す如く、前記噴霧部Nはノ
ズル1・1・・・を三ノズル一組として三分割した、後
面視左側の左噴霧部N1、中噴霧部N2及び右噴霧部N
3にて構成されており、前記ノズル1・1・・・は正面
視扇状に配設され、ノズル台2・2・・・の上面に立設
されており、該ノズル台2・2・・・は正面視円弧形状
でノズル1・1・・・と略同心で正面視扇状に配設され
ている。そして、モーターMを駆動し、駆動軸24を介
して偏心軸33を回転させると、該偏心軸33に枢支さ
れているリンク板15の一端部分が正面視で円運動し、
他端部分が左右に揺動するとともに、中途部分に枢支さ
れているジョイント16の下端部が正面視で円又は楕円
運動するように構成されている。
【0011】前記リンク板15が左右揺動することによ
って、ノズルセット台20の前側中央に立設されている
回動支持台14に左右回動軸7を介して軸支されている
左右回動ステー5が左右に揺動し、前記左右回動軸7を
支点として正面視略台形のノズル支持フレーム10が左
右に揺動し、該ノズル支持フレーム10に取付固定され
ている台座13、該台座13の先端部に軸架されている
ノズル回動軸11及び該ノズル回動軸11を軸支してノ
ズル台2に固設されているノズル回動ステー9を介して
噴霧部Nのノズル1・1・・・が左右に揺動するように
構成されている。
【0012】また、前記ジョイント16の下端部が円又
は楕円運動することによって、ジョイント16が上下動
し、該ジョイント16の上端部が枢結されている連結板
17が上下回動し、該連結板17が固設されている前後
回動軸8が回動し、この前記ノズルセット台20の後側
左右位置に立設されている回動支持フレーム12・12
に軸架されている前後回動軸8を支点として、該前後回
動軸8に両端部が固設されている略半円形状の揺動リン
ク3が前後に揺動し、該揺動リンク3を挟持してノズル
台2に突設されているノズルリンク4・4が前後に揺動
し、前記ノズル回動軸11を支点として噴霧部Nのノズ
ル1・1・・・が前後に揺動するように構成されてい
る。
【0013】前記揺動リンク3とノズルリンク4・4の
係合部は摺動部とされており、前記ノズル1・1・・・
が左右に揺動するときにはノズルリンク4・4が揺動リ
ンク3の左右方向に摺動し、ノズル1・1・・・が前後
に揺動するときにはノズルリンク4・4が揺動リンク3
の上下方向に摺動するように構成されており、これらを
合成するとノズル1・1・・・が各々回動軌跡を描くよ
う構成している。このように構成することにより、薬剤
が一方向に集中して散布されないので散布ムラを軽減す
ることができ、薬剤の果樹への付着性能を高めることが
できる。
【0014】次に、薬剤の噴霧方法について、図3を用
いて説明する。図3に示すように、前記操作パネル32
は、前方には、機体走行用の主変速レバー38及び副変
速レバー39が突設されている。また、後方左側には、
図2に示す、エンジンEのプーリEaと動力噴霧機Pの
プーリPaを巻回する動力伝達ベルトVの図示しないテ
ンションプーリを、付勢・減勢することにより動力伝達
の「入」・「切」を可能とする動噴クラッチ37が突設
されている。
【0015】また、中央部付近には、下端部を枢支され
た、薬剤の噴霧コックレバー40が突設され、前後方向
に傾動可能としており、前記動噴クラッチ37が「入」
の状態のとき、噴霧コックレバー40を前方の「噴霧」
位置に傾動すると前記ノズル1・1・・・から薬剤が噴
霧され、後方の「攪拌」位置に傾動すると、薬剤噴霧が
停止し、前記薬剤タンク28の薬剤を攪拌するよう構成
している。更に、該噴霧コックレバー40の後方には、
該噴霧コックレバー40が「噴霧」位置に傾動している
とき、図4に示す、右噴霧部N3のみから、薬剤の噴霧
可能な右散布コック36a、また、中噴霧部N2のみか
ら、噴霧可能な中散布コック36b、そして左噴霧部N
1のみから、噴霧可能な左散布コック36cが突設され
ており、該右・中・左散布コック36a・36b・36
cを開閉することにより、部分的な薬剤散布を可能とし
ている。なお、前記噴霧コックレバー40の側方には、
薬剤の吐出圧を示す圧力計41が配設されている。
【0016】ここで、本発明の防除機のノズル揺動と噴
霧コックレバーとの連動機構について、図3を用いて、
説明する。図3の如く、前記噴霧コックレバー40前方
の「噴霧」位置側には、前述の、ノズル1・1・・・揺
動用のモーターMに接続されたリミットスイッチLSが
配設されており、該噴霧コックレバー40を前方の「噴
霧」位置に傾動すると、該リミットスイッチLSに当接
し、該リミットスイッチLSが作動して、ノズル揺動用
のモーターMが回転し、ノズル1・1・・・が前後左右
に揺動し、逆に、噴霧コックレバー40を後方の「攪
拌」位置に傾動すると、リミットスイッチLSの作動が
解除され、ノズル1・1・・・の揺動が停止するよう構
成している。なお、本実施例では、前記リミットスイッ
チLSとは独立した、ノズル揺動スイッチ42(例え
ば、プッシュボタン式等)も配設されており、図6に示
すように、電源をBaとして、該ノズル揺動スイッチ4
2とリミットスイッチLSとが並列に接続されて、各
々、個別に前記モーターMを駆動するよう構成してい
る。従って、ノズル揺動スイッチ42により、従来通
り、単独でノズル1・1・・・の揺動及び停止も行うこ
ともできるよう構成している。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、噴霧コックレバー
40を「噴霧」位置に傾動すると、ノズル1・1・・・
が連動して揺動し、逆に、後方の「攪拌」位置に傾動す
ると、ノズル1・1・・・の揺動が停止するので、薬剤
の散布作業時に、従来の、ノズル揺動スイッチの入れ忘
れによる、不均一防除や、散布作業後の、該ノズル揺動
スイッチの切り忘れによる、ノズル1・1・・・の空転
等の誤作動を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自走式防除機の全体側面図である。
【図2】同じく平面図である。
【図3】本発明の、防除機のノズル揺動と噴霧コックレ
バーとの連動機構を示す操作パネルの平面図である。
【図4】自走式防除機のノズル揺動機構を示す全体正面
図である。
【図5】同じく全体側面図である。
【図6】ノズル揺動用モーターを駆動するための電気回
路図である。
【符号の説明】
B 噴霧作業機 Ba 電源 E エンジン LS リミットスイッチ M モーター N 噴霧部 P 動力噴霧機 1 ノズル 2 ノズルセット台 3 揺動リンク 4 ノズルリンク 5 左右回動ステー 8 前後回動軸 37 動噴クラッチ 40 噴霧コックレバー 42 ノズル揺動スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山本 進 静岡県三島市梅名767番地 ニューデルタ 工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ノズルを扇状に配置して前後左右に揺動
    可能とした防除機において、該防除機の操作パネル上の
    薬剤噴霧コックレバーの「噴霧」位置側に、ノズル揺動
    手段に連動連結されたリミットスイッチを配設し、該噴
    霧コックレバーの「噴霧」位置への傾動により、ノズル
    の揺動を開始すべく構成したことを特徴とする防除機の
    ノズル揺動と噴霧コックレバーとの連動機構。
JP6245595A 1994-10-11 1994-10-11 防除機のノズル揺動と噴霧コックレバーとの連動機構 Pending JPH08107744A (ja)

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