JP4499858B2 - 動力噴霧機用ホース巻取機構 - Google Patents

動力噴霧機用ホース巻取機構 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、機体に散布ホースの巻取ドラムを具備した構成の動力噴霧機の構成に関するものである。詳しくは、動噴出力軸から巻取ドラムへと至る巻取動力の伝達機構及び、該巻取動力の断接機構等に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、巻取ドラム等より構成される巻取機を具備した構成の動力噴霧機が知られている。この従来構成においては、動噴出力軸上にプーリを固設し、該プーリにベルトを巻回して、さらに巻取ドラム側にも複数のプーリと複数のベルトを設けることにより、動噴出力軸の回転出力を巻取ドラムに伝達するように構成していた。そして、動力の伝達を断接するためにテンションプーリを設け、このテンションプーリの位置を回動操作することでベルトの張力を調整するようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の構成においては、複数のプーリとベルトを介して動力が伝達させる構成となるため、動力伝達機構が複雑となりコスト高となっていた。また、ベルトによる動力伝達効率が良くないという問題がある。また、ベルトは消耗品であるためメンテナンスが必要であり、部品交換等が必要となるので運用コストも高くなる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次に課題を解決するための手段について説明する。
【0005】
請求項1においては、動力噴霧機(A)とホース巻取機(B)とを一体的に構成したセット動噴において、動噴出力軸(8)と巻取ドラム(12)間に伝達ローラ(21)を介装するることにより巻取ドラム(12)を駆動するよう構成し、該動噴出力軸(8)上に回動プレート(20)を回転自在に枢支し、該回動プレート(20)に操作レバー(22)を固設し、前記伝達ローラ(21)を該回動プレート(20)に連動連結し、該操作レバー(22)の回動操作により、該伝達ローラ(21)の巻取ドラム(12)に対する接触が断接されるよう構成したものである。
【0006】
請求項2においては、請求項1記載の動力噴霧機用ホース巻取機構において、前記回動プレート(20)にブレーキシュー(24)を固設し、前記操作レバー(22)がブレーキ操作位置にまで回動された場合には、伝達ローラ(21)の巻取ドラム(12)に対する接触が切断されると共に、該ブレーキシュー(24)が巻取ドラム(12)に接触するよう構成したものである。
【0007】
請求項3においては、動力噴霧機(A)とホース巻取機(B)とを一体的に構成したセット動噴において、動噴出力軸(8)と同方向に回転駆動する正転アイドラである伝達ローラ(33R)と、該動噴出力軸(8)とは反対方向に回転駆動する逆転アイドラである伝達ローラ(34R)を設け、該正転アイドラである伝達ローラ(33R)及び逆転アイドラである伝達ローラ(34R)が択一的に巻取ドラム(12)に接触することで巻取ドラム(12)を正逆転回転駆動可能に構成したものである。
【0008】
請求項4においては、請求項3記載の動力噴霧機用ホース巻取機構において、前記動噴出力軸(8)上に回動プレート(30)を回転自在に支持し、該回動プレート(30)に操作レバー(32)を固設し、該回動プレート(30)の上部及び下部に、正転駆動軸(33)及び逆転駆動軸(34)を回転自在に支持し、該操作レバー(32)の回動操作により、前記正転アイドラである伝達ローラ(33R)と、逆転アイドラである伝達ローラ(34R)が一体的を、該動噴出力軸(8)を中心に回動するよう構成したものである。
【0009】
請求項5においては、請求項4記載の動力噴霧機用ホース巻取機構において、前記操作レバー(32)に操作力が加わらない場合には、前記正転アイドラである伝達ローラ(33R)と、逆転アイドラである伝達ローラ(34R)は、共に前記巻取ドラム(12)に接触しない、中立位置に付勢されるよう構成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施形態について添付の図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施例であるホース巻取機構を具備したセット動噴の側面図、図2は同じく平面図、図3は同じく正面図、図4はホース巻取機構の拡大側面図、図5は同じく拡大平面図、図6はガイドプレートの斜視図、図7は、本発明に係るホース巻取機構の別実施例側面図、図8は同じく別実施例正面図、図9は同じく別実施例側面図であり、操作レバーの回動操作により正逆転アイドラが巻取ドラムに接触する状態を示す図である。
【0011】
図1乃至図3を用いて、動力噴霧機Aとホース巻取機Bとを一体的に構成したセット動噴Dの全体概略構成について説明する。機体フレーム1上の前後一側には、動力噴霧機A、エンジンE等が載置されており、他側にはホース巻取機Bが載置されている。ホース巻取機Bは、回転軸10及び回転軸10に軸支され散布ホース11が巻きつけられる巻取ドラム12等から構成されている。該ホース巻取機Bと動力噴霧機Aとの間には、本発明に係るホース巻取機構Cが配設されている。機体フレーム1の下部には支持プレートを介して車軸13が支持されており、該車軸13の左右には車輪14R・14Lが取付けられ、機体の一端に設けられたハンドル15を持って機体を移動させられるようにしている。
【0012】
図2に示すように、前記エンジンEの側方で動力噴霧機A側には、エンジン出力軸2が突設されており、該エンジン出力軸2にはプーリ2aが固設されている。また、動力噴霧機Aの側方でエンジンE側には、動噴入力軸3が突設されており、該動噴入力軸3にはプーリ3aが固設されている。そして、該プーリ2a・3aにはベルト4が巻回されており、該プーリ2a・3a及びベルト4はベルトカバー4cにより覆われている。以上の構成によりエンジン出力が動力噴霧機Aに伝達される。
【0013】
動力噴霧機Aは、吸水口5、吐出口6等を有し、ケース7に覆われている。そして、該ケース7内のプランジャーが往復動することにより、吸水口5から吸入した液体を吐出口6より吐出すよう構成している。吐出口6には前記散布ホース11が接続されており、作業時には該散布ホース11を目的の場所まで延伸させて散布作業を行うものであり、作業終了後には前記ホース巻取機Bの巻取ドラム12上に巻かれて収納可能としている。
【0014】
次に、本発明に係るホース巻取機構Cの構成について説明する。ホース巻取機構Cは図4及び図5に示すようにケース9に覆われており、該ケース9内には動噴出力軸8、回動プレート20、伝達ローラ21、操作レバー22等が配設されており、前記ホース巻取機Bへの動力伝達の断接を行うものである。
【0015】
回動プレート20は、動噴出力軸8上で回転自在に支持されており、該回動プレート20の一側(巻取ドラム12とは反対側)には突起が設けられて、該突起の端部にばね23が係止されている。該ばね23の他端は下方に延設して機体フレーム1上に係止されており、該ばね23により回動プレート20は図4に示す矢視X方向に付勢されている。回動プレート20の他側(巻取ドラム12側)にはブレーキシュー24が装着されており、該回動プレート20の回動位置によっては、該ブレーキシュー24が巻取ドラム12に接触するようにしている。
【0016】
また、回動プレート20には、ブレーキシュー24が装着されている部位のやや上部に支持プレート等を介して操作レバー22が固設されている。該操作レバー22は巻取ドラム12側の斜め上方に向けて延設され、前記ケース9に設けられたガイドプレート25のガイド溝25a内を貫通し、さらに巻取ドラム12の上方位置にまで延設している。ガイド溝25aは図6に示すように、上下方向に沿う溝25bと、溝25bの途中部分において左右方向に形成された溝25cから構成されている。そして、操作レバー22に操作力が加わっていない場合には、前記ばね23の付勢力によって操作レバー22が上方に回動され、溝25bの上端位置に達して、図1に示すドラムブレーキ位置22Aに位置している。
【0017】
また、動噴出力軸8の上方で巻取ドラム12よりの位置には、伝達ローラ21が設けられている。伝達ローラ21は支持軸21a上で回転自在に支持されており、その外周上にはゴムが装着されて動噴出力軸8に接触している。また、該支持軸21aは略U字状に形成された支持プレート21bに回転自在に支持されている。さらに支持プレート21bは前記回動プレート20の上部位置において左右方向に突設された支持軸22aに回転自在に支持されている。そして、該支持軸21a・22a間には、ねじりばね26が巻回されており、操作レバー22が図1のドラムブレーキ位置22A及びホース繰出位置22Bに位置するときには、該伝達ローラ21が巻取ドラム12に接触しないように付勢している。
【0018】
以上の構成において、前記操作レバー22が図1の矢視Y方向に回動されて、ホース繰出位置22Bに位置した場合には、前記回動プレート20が図4に示した矢視X方向とは逆方向に回動し、前記ブレーキシュー24が巻取ドラム12から離れて巻取ドラム12に対するブレーキ作用が解除される。また、伝達ローラ21も巻取ドラム12には接触していないので、巻取ドラム12はフリーの状態となる。この状態で、操作レバー22を前記ガイドプレート25の溝25cに嵌合させることにより、操作レバー22をホース繰出位置22Bで固定し、散布ホース11を手で引張って繰出作業を行うのである。
【0019】
さらに、操作レバー22が回動されてホース巻取位置22Cに達した時には、前記ブレーキシュー24が巻取ドラム12から離れた状態で、伝達ローラ21が巻取ドラム12に接触する。つまり、伝達ローラ21は、動噴出力軸8と巻取ドラムの双方に接触する状態となり、該伝達ローラ21を介して巻取ドラム12が回転駆動するのである。このように、動噴出力軸8と巻取ドラム12間に伝達ローラ21を介装することにより、巻取ドラム12を駆動させる構成としたので、部品点数が大幅に削減されると共に、効率のよい動力伝達構成となった。また、伝達ローラ21を回動プレート20に連動連結すると共に、該回動プレート20に固設した操作レバー22を操作することにより、伝達ローラ21の巻取ドラム12に対する接触を断接可能としているので、簡易な構成でクラッチ機構を実現し、部品点数削減によりコストダウンを可能とした。また、操作レバー22を片手で操作して簡単に動力の断接が行えるので操作性にも優れた構成となった。さらに、操作レバー22がブレーキ操作位置22Aに回動された状態で、回動プレート20のブレーキシュー24が巻取ドラム12に接触する構成としたので、散布ホース11の巻取終了後に慣性力によって巻取ドラム12が回り続けて、ホースの巻乱れを起こしたりすることを防止して確実な巻取り作業が可能となった。
【0020】
図7及び図8は、本発明に係るホース巻取機構Cの実施例図である。図に示すように、動噴出力軸8には回動プレート30が回転自在に支持されており、該回動プレート30に操作レバー32を固設している。回動プレート30は上下に延設するプレートであり、その上部及び下部には、正転駆動軸33及び逆転駆動軸34が回転自在に支持されており、該駆動軸33・34には、それぞれプーリ33p及び逆転ギヤ34aが固設されている。一方前記動噴出力軸8にはプーリ8p及び伝達ギヤ8aが固設され、該プーリ8p・33p間にはベルト34が巻回され、該伝達ギヤ8aは逆転ギヤ34aに噛合している。このようにして、動噴出力軸8の回転駆動がベルト34を介して正転駆動軸33を正転駆動するとともに、ギヤ8a・34aを介して逆転駆動軸34を逆転駆動するのである。
【0021】
さらに、正転駆動軸33及び逆転駆動軸34には、それぞれ正転アイドラである伝達ローラ33Rと逆転アイドラである伝達ローラ34Rが固設されており、正転・逆転駆動軸33・34と一体回転している。以上の構成において、操作レバー32を動噴出力軸8を中心に回動させて、図9に示す正転駆動位置32Aに位置させた場合には、伝達ローラ33Rが巻取ドラム12に接触して該巻取ドラム12を正転駆動させる。また、逆転駆動位置32Bに位置させた場合には、伝達ローラ34Rが巻取ドラム12に接触して該巻取ドラム12を逆転駆動させるのである。
【0022】
このような構成において、例えば、巻取ドラム12を正転駆動させることにより、散布ホース11を巻取ドラム12に巻き取り、逆に巻取ドラム12を逆転駆動させることにより散布ホース11を繰出操作することが可能となるのである。(逆転を巻取操作としてもよい。) このように、動噴出力軸8と同方向に回転駆動する正転アイドラと、反対方向に回転駆動する逆転アイドラが択一的に巻取ドラム12に接触することにより、該巻取ドラム12を正逆転回転駆動可能としたので、散布ホース11の巻取り及び繰出し作業が共にエンジン出力を利用して容易に行えるので、作業効率が向上した。また、操作レバー32の回動により正転・逆転アイドラが前記回動プレート30と共に一体的に動噴出力軸8を中心に回動するよう構成したので、操作レバー32を回動操作するだけの簡易な構成で、巻取ドラム12の正逆回転を切換え可能となった。
【0023】
また、前記回動プレート30には中立位置保持機構として、例えば図示せぬばねが設けられて、操作レバー32に操作力が加わらない場合には、該操作レバー32が、図の中立位置32Mに付勢するように構成している。これにより、操作レバー32から手を離すだけで、伝達ローラ33R・34Rが巻取ドラム12から離れるので、巻取ドラム12への回転駆動が遮断させるので、操作性に優れた構成となった。なお、本実施例においては、正回転伝達機構としてベルト及びプーリを使用したが、カウンタギヤを介してギヤ駆動とすることも可能である。また、ギヤ伝達により逆回転伝達を行う構成としたが、前述した図1等の実施例と同様に、逆転アイドラである伝達ローラ34を直接動噴出力軸8に接触させることにより、動力伝達を行うよう構成してもよい。
【0024】
【発明の効果】
本発明は、以上の如く構成したので以下のような効果を奏するものである。
請求項1に記載の如く、動力噴霧機(A)とホース巻取機(B)とを一体的に構成したセット動噴において、動噴出力軸(8)と巻取ドラム(12)間に伝達ローラ(21)を介装するることにより巻取ドラム(12)を駆動するよう構成したので、部品点数が大幅に削減されると共に、効率のよい動力伝達構成となった。
【0025】
また、該動噴出力軸(8)上に回動プレート(20)を回転自在に枢支し、該回動プレート(20)に操作レバー(22)を固設し、前記伝達ローラ(21)を該回動プレート(20)に連動連結し、該操作レバー(22)の回動操作により、該伝達ローラ(21)の巻取ドラム(12)に対する接触が断接されるよう構成したので、簡易な構成でクラッチ機構を実現し、部品点数削減によりコストダウンを可能とした。また、操作レバー22を片手で操作して簡単に動力の断接が行えるので操作性にも優れた構成となった。
【0026】
請求項2に記載の如く、請求項1記載の動力噴霧機用ホース巻取機構において、前記回動プレート(20)にブレーキシュー(24)を固設し、前記操作レバー(22)がブレーキ操作位置にまで回動された場合には、伝達ローラ(21)の巻取ドラム(12)に対する接触が切断されると共に、該ブレーキシュー(24)が巻取ドラム(12)に接触するよう構成したので、散布ホースの巻取終了後に慣性力によって巻取ドラムが回り続けて、ホースの巻乱れを起こしたりすることを防止して確実な巻取り作業が可能となった。
【0027】
請求項3に記載の如く、動力噴霧機(A)とホース巻取機(B)とを一体的に構成したセット動噴において、動噴出力軸(8)と同方向に回転駆動する正転アイドラである伝達ローラ(33R)と、該動噴出力軸(8)とは反対方向に回転駆動する逆転アイドラである伝達ローラ(34R)を設け、該正転アイドラである伝達ローラ(33R)及び逆転アイドラである伝達ローラ(34R)が択一的に巻取ドラム(12)に接触することで巻取ドラム(12)を正逆転回転駆動可能に構成したので、散布ホースの巻取り及び繰出し作業が共にエンジン出力を利用して容易に行えるので、作業効率が向上した。
【0028】
請求項4に記載の如く、請求項3記載の動力噴霧機用ホース巻取機構において、前記動噴出力軸(8)上に回動プレート(30)を回転自在に支持し、該回動プレート(30)に操作レバー(32)を固設し、該回動プレート(30)の上部及び下部に、正転駆動軸(33)及び逆転駆動軸(34)を回転自在に支持し、該操作レバー(32)の回動操作により、前記正転アイドラである伝達ローラ(33R)と、逆転アイドラである伝達ローラ(34R)が一体的を、該動噴出力軸(8)を中心に回動するよう構成したので、前記動噴出力軸上に操作レバー支点軸を設け、該操作レバーの回動操作により、前記正転アイドラと逆転アイドラが一体的に該動噴出力軸を中心に回動するよう構成したので、操作レバーを回動操作するだけの簡易な構成で、巻取ドラムの正逆回転を切換え可能となった。
【0029】
請求項5記載の如く、請求項4記載の動力噴霧機用ホース巻取機構において、前記操作レバー(32)に操作力が加わらない場合には、前記正転アイドラである伝達ローラ(33R)と、逆転アイドラである伝達ローラ(34R)は、共に前記巻取ドラム(12)に接触しない、中立位置に付勢されるよう構成したので、操作レバーから手を離すだけで、正逆アイドラが巻取ドラムから離れるので、巻取ドラムへの回転駆動が遮断され、操作性に優れた構成となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るホース巻取機構を具備したセット動噴の側面図である。
【図2】 同じく平面図である。
【図3】 同じく正面図である。
【図4】 ホース巻取機構の拡大側面図である。
【図5】 同じく拡大平面図である。
【図6】 ガイドプレートの斜視図である。
【図7】 本発明のホース巻取機構の別実施例側面図である。
【図8】 同じく別実施例正面図である。
【図9】 同じく別実施例側面図であり、操作レバーの回動操作により正逆転アイドラが巻取ドラムに接触する状態を示す図である。
【符号の説明】
8 動噴出力軸
9 ケース
11 散布ホース
12 巻取ドラム
20 回動プレート
21 伝達ローラ
22 操作レバー
23 ばね
24 ブレーキシュー
26 ねじりばね

Claims (5)

  1. 動力噴霧機(A)とホース巻取機(B)とを一体的に構成したセット動噴において、動噴出力軸(8)と巻取ドラム(12)間に伝達ローラ(21)を介装するることにより巻取ドラム(12)を駆動するよう構成し、該動噴出力軸(8)上に回動プレート(20)を回転自在に枢支し、該回動プレート(20)に操作レバー(22)を固設し、前記伝達ローラ(21)を該回動プレート(20)に連動連結し、該操作レバー(22)の回動操作により、該伝達ローラ(21)の巻取ドラム(12)に対する接触が断接されるよう構成したことを特徴とする動力噴霧機用ホース巻取機構。
  2. 請求項1記載の動力噴霧機用ホース巻取機構において、前記回動プレート(20)にブレーキシュー(24)を固設し、前記操作レバー(22)がブレーキ操作位置にまで回動された場合には、伝達ローラ(21)の巻取ドラム(12)に対する接触が切断されると共に、該ブレーキシュー(24)が巻取ドラム(12)に接触するよう構成したことを特徴とする動力噴霧機用ホース巻取機構。
  3. 動力噴霧機(A)とホース巻取機(B)とを一体的に構成したセット動噴において、動噴出力軸(8)と同方向に回転駆動する正転アイドラである伝達ローラ(33R)と、該動噴出力軸(8)とは反対方向に回転駆動する逆転アイドラである伝達ローラ(34R)を設け、該正転アイドラである伝達ローラ(33R)及び逆転アイドラである伝達ローラ(34R)が択一的に巻取ドラム(12)に接触することで巻取ドラム(12)を正逆転回転駆動可能に構成したことを特徴とする動力噴霧機用ホース巻取機構。
  4. 請求項3記載の動力噴霧機用ホース巻取機構において、前記動噴出力軸(8)上に回動プレート(30)を回転自在に支持し、該回動プレート(30)に操作レバー(32)を固設し、該回動プレート(30)の上部及び下部に、正転駆動軸(33)及び逆転駆動軸(34)を回転自在に支持し、該操作レバー(32)の回動操作により、前記正転アイドラである伝達ローラ(33R)と、逆転アイドラである伝達ローラ(34R)が一体的を、該動噴出力軸(8)を中心に回動するよう構成したことを特徴とする動力噴霧機用ホース巻取機。
  5. 請求項4記載の動力噴霧機用ホース巻取機構において、前記操作レバー(32)に操作力が加わらない場合には、前記正転アイドラである伝達ローラ(33R)と、逆転アイドラである伝達ローラ(34R)は、共に前記巻取ドラム(12)に接触しない、中立位置に付勢されるよう構成したことを特徴とする動力噴霧機用ホース巻取機構。
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