JPH07256168A - 可搬型ホース巻取機 - Google Patents

可搬型ホース巻取機

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JPH07256168A
JPH07256168A JP5199894A JP5199894A JPH07256168A JP H07256168 A JPH07256168 A JP H07256168A JP 5199894 A JP5199894 A JP 5199894A JP 5199894 A JP5199894 A JP 5199894A JP H07256168 A JPH07256168 A JP H07256168A
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JP
Japan
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hose
section
wind
prime mover
pump
Prior art date
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Pending
Application number
JP5199894A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Sakai
新一 坂井
Kengo Nagae
賢吾 長江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaaz Corp
Original Assignee
Kaaz Corp
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 延長可能な吐水ホースによって作業が行なわ
れる装置における従来の分離形の運搬のしやすさをその
まま残して、ホースリール、特に長いホースの巻取、繰
出しを楽な動力駆動形式にする。 【構成】 原動機、ポンプ、吸水ホース、吐水ホースと
から構成される原動ポンプ部1と、ホースリール、整列
機とからなるホース巻取部2とを別体に分離し、原動ポ
ンプ部1からホース巻取部2への動力伝達装置3を設
け、原動ポンプ部1の動力源によりホース巻取部2を駆
動可能にした可搬型ホース巻取機であり、動力伝達装置
3は原動機の駆動軸又はポンプ軸から直接又は間接的に
設けた連結部17にフレキシブルシャフト12を接続し、動
力伝達オン・オフ機構を介して、ホース巻取り及び繰出
しを可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力噴霧機、薬剤散布
機等の延長可能な吐水ホースによって作業が行なわれる
装置における可搬型ホース巻取機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】動力噴霧機を例にとると、原動機、ポン
プ、吸水ホース、吐水ホースとから構成される原動ポン
プ部と、ホースリール、整列機とからなるホース巻取部
とをセットで車輪を有した機枠上に載置したものが、例
えば、実開平1-114069号にみられる。このようなもので
自走タイプのものも実開平4-22062号にみられる。
【0003】また、実公平4-15320号や実開昭64-33987
号には原動ポンプ部とホース巻取部とを分離したものが
みられる。しかし、分離の目的は人力による運搬移動を
容易にするためである。その場合に、ポンプ側に駆動源
はあるけれども、ホースリールは手動であった。大型の
ものは一体型かつ自走式である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ホースリールが手動の
場合、ホースが長いとその巻取り収納の労力が大で、問
題となっていた。本発明は、従来の分離形の運搬のしや
すさをそのまま残して、ホースリール(特に長いホース
の巻取、繰出し)の手動を楽な動力駆動形式に簡単にし
ようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は原動機、ポン
プ、吸水ホース、吐水ホースとから構成される原動ポン
プ部1と、ホースリール、整列機とからなるホース巻取
部2とを別体に分離し、原動ポンプ部1からホース巻取
部2への動力伝達装置3を設け、原動ポンプ部1の動力
源によりホース巻取部2を駆動可能にした可搬型ホース
巻取機である。
【0006】より具体的には、動力伝達装置3は原動機
の駆動軸又はポンプ軸から直接又は間接的に設けた連結
部にフレキシブルシャフトを接続し、動力伝達オン・オ
フ機構を介して、ホース巻取り及び繰出し可能な可搬型
ホース巻取機である。動力伝達フレキシブルシャフト
は、着脱自在に設ける。このようにすると運搬、取扱い
が容易となる。
【0007】
【作用】このような構造であると、原動ポンプ部1から
ホース巻取部2への動力伝達装置3が設けられているの
で、原動ポンプ部とホース部を分離した状態でも、ポン
プ用原動機の動力により、ホース巻取機を駆動させるこ
とができる。
【0008】
【実施例】図1,2は原動ポンプ部からの動力伝達取出
しの2例を示すもので、図1は原動ポンプ部の斜視図、
図2は要部破断平面図である。これらの図にみられるよ
うに原動ポンプ部1には原動機4とそれにベルトで連結
されて駆動するポンプ5、そのポンプ5に連結された吸
水ホース6、及び吐水ホース7とから構成され、これら
が機枠上に配置されている。吐水ホース7は後述するホ
ース巻取部2へ接続されない場合には、噴口ノズル28に
接続される。
【0009】ここで、原動ポンプ部1からホース巻取部
2への動力伝達の第1手段を説明すると、図面左方にみ
られるように、ポンプ5の入力側と反対方向にも防除等
の薬液を混合する撹拌機を装備可能に取出軸部8が通常
具備されているが、その軸部8に変速機9を兼ねる連結
装置10をフランジ11によって組付けている。この変速機
出力軸にはホース巻取部2への動力伝達装置3の構成部
材であるフレキシブルシャフト12を接続している。な
お、フレキシブルシャフト12はその外部にガイドチュー
ブを有している。変速機9の入力軸側にはポンプ5と同
様に、取出軸部を具備し、前述の撹拌機装備も可能にし
ている。変速機9は、連結するフレキシブルシャフトに
作用する回転力を小さくするために、増速変速が望まし
い。回転力を小さくすると、細く、柔軟性を有するフレ
キブルシャフトが使用できるので、ポンプ部と巻取部の
配置、方向の自由度を高めることができる。
【0010】原動ポンプ部1からホース巻取部2への動
力伝達の第2手段として、ポンプ駆動用原動機4に直接
又はプーリを介して、フレキシブルシャフトを連結する
手段があるが、後者のプーリを介して連結した例を図
1,2の右方に示す。この例では、原動機4の出力軸及
びフレキシブルシャフト12にそれぞれプーリ13,14を設
けてベルトで連結する。
【0011】原動ポンプ部1から分離したホース巻取部
2の例を図3,4に示す。ホース巻取部2にホースリー
ル15とその回転に伴って移動する整列機16を備えた点は
従来と同様である。本発明では機枠に設けた連結部17に
前記フレキシブルシャフト12の他端部を接続し、動力伝
達オン・オフ機構18を介して、ホースリール15のホース
巻取り及び繰出しを可能にしている。また、ホース27の
巻取り及び繰出しの方向性を無くするために、整列機16
には首部26aが水平面内で回転可能なガイドローラ26を
設けている。
【0012】その詳細を説明すると、連結部17は前述し
たギヤ駆動の変速機9と同様な構造の変速機19に対して
フレキシブルシャフト12が接続され、変速機19には動力
伝達オン・オフ機構18としてメカニカルクラッチ20が設
けられている。メカニカルクラッチ20はシフタフォーク
20aをオン・オフ両側に作動させる2個のソレノイド
21a,21bによってオン・オフ可能である。シフタフォ
ーク20aはまた、クラッチ手動レバー20bによっても操作
することができる。遠隔操作を必要としない場合に手動
切換が可能である。メカニカルクラッチ方式の為、レバ
ー切換時のみの作動力で済み、ソレノイド起動通電は瞬
間的で蓄電池電源の場合、小容量、長時間使用可能であ
る。
【0013】メカニカルクラッチ20のオン側にホースリ
ール駆動ローラ22がある。このホースリール駆動ローラ
22はホースリール15の面板15aと摩擦伝導するようにな
っている。この実施例では機枠と変速機ケースとの間に
コイルバネ23を設けてバネ圧により駆動ローラ22をホー
スリール面板15a外周に当接させ、摩擦力による伝動で
あるが、ベルト又はチェーンによる巻掛伝動方式でもよ
い。ホースリール15の回転軸には手動ハンドル29を着脱
可能に設けている。
【0014】メカニカルクラッチ20のシフタフォーク20
aをオン・オフ両側に作動させる2個のソレノイド21a,2
1bは、無線によって制御可能であり、そのために機枠上
部にアンテナと受信ボックス24がある。その内部回路の
例を図5に示す。バッテリ25につなぎ、リモコンで入力
接点(a)をオンにすると、タイマー(b)が働く。タイマー
接点(c)がオンになるとリレー回路の接点(e)が入り、ソ
レノイド(f)がオンになる。ソレノイドへは、タイマー
Tの時間だけ電流が流れ(約1sec)メカニカルクラッチ
がオンになり、巻取動作を開始する。クラッチがオンし
た後は、ソレノイドへの通電をストップしても巻取動作
を継続する、また他方の入力接点をオンにすると、ソレ
ノイド21bが働きメカニカルクラッチがオフになり、
巻取動作を中断する。ソレノイド21a側、21b側の回
路には、それぞれ他方の回路により働く逆接点を有して
いるため、一方のソレノイドがオンの場合、他方のソレ
ノイドは必ずオフとなる。したがってソレノイド21a
又は21bのいずれかが働くようになっている。
【0015】なお、上記実施例ではメカニカルクラッチ
20をホース巻取部2側へ設けたが、原動ポンプ部1側、
すなわち、変速機9等の動力伝達部へ設けることもでき
る。
【0016】
【発明の効果】本発明によると、既存の原動ポンプ部へ
ホース巻取り部が容易に連結できるので、ホース巻取機
のみの追加で、安価に目的とする機能が完備できる。ま
た、原動ポンプ部、ホース巻取部を分離した状態で使用
できるので配置方向に規制されず取扱が容易である。
【0017】ポンプ駆動用動力を利用して、ホース巻取
りを駆動することができるので、ホース巻取機に動力源
を追設する必要がなく安価であると共に、ホース巻取リ
ールに対する円滑なホース繰出し方向を選定、設置でき
る。
【0018】散布作業者が、作業中にホース繰出し長さ
を調整できるので巻取作業者が不要となり労働力削減と
なる。動力ポンプ部、ホース巻取部が一体となった従来
のラジコン制御式と同じ作用を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】原動ポンプ部の斜視図である。
【図2】原動ポンプ部の要部破断平面図である。
【図3】ホース巻取部の斜視図である。
【図4】ホース巻取部の要部破断平面図である。
【図5】制御部の回路図である。
【符号の説明】
1 原動ポンプ部 2 ホース巻取部 3 動力伝達装置 4 原動機 5 ポンプ 6 吸水ホース 7 吐水ホース 8 取出軸部 9 変速機 10 連結装置 12 フレキシブルシャフト 13 プーリ 14 プーリ 15 ホースリール 16 整列機 17 連結部 18 動力伝達オン・オフ機構 19 変速機 20 メカニカルクラッチ 21a ソレノイド 21b ソレノイド 22 ホースリール駆動ローラ 23 コイルバネ 24 受信ボックス 25 バッテリ 26 ガイドローラ 27 ホース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原動機、ポンプ、吸水ホース、吐水ホー
    スとから構成される原動ポンプ部1と、ホースリール、
    整列機とからなるホース巻取部2とを別体に分離し、原
    動ポンプ部1からホース巻取部2への動力伝達装置3を
    設け、原動ポンプ部1の動力源によりホース巻取部2を
    駆動可能にした可搬型ホース巻取機。
  2. 【請求項2】 動力伝達装置3は原動機の駆動軸又はポ
    ンプ軸から直接又は間接的に設けた連結部17にフレキシ
    ブルシャフト12を接続し、動力伝達オン・オフ機構を介
    して、ホース巻取り及び繰出し可能な請求項1記載の可
    搬型ホース巻取機。
JP5199894A 1994-03-23 1994-03-23 可搬型ホース巻取機 Pending JPH07256168A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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