JPH0446850Y2 - - Google Patents

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JPH0446850Y2
JPH0446850Y2 JP1986005585U JP558586U JPH0446850Y2 JP H0446850 Y2 JPH0446850 Y2 JP H0446850Y2 JP 1986005585 U JP1986005585 U JP 1986005585U JP 558586 U JP558586 U JP 558586U JP H0446850 Y2 JPH0446850 Y2 JP H0446850Y2
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engine
deceleration
remote control
winding
control device
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は動力噴霧機とエンジンを同一機台上に
載置し、自動巻取機を付設したもの、及び同一機
台に動噴、エンジン、自動巻取機を載置したセツ
ト動噴において、エンジン及び巻取機を遠隔装置
にて操作するための技術に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来から、自動巻取付動力噴霧機の遠隔装置に
関する技術は公知とされているのである。例えば
実開昭60−132881号公報に記載の技術の如くであ
る。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし、従来の自動巻取付動力噴霧機の遠隔装
置においては、遠隔操作装置により操作できるの
は、巻取装置の巻取り開始のみであり、その他の
エンジンの始動・停止や、エンジンの増速・減速
等は操作することが出来なかつたのである。
このような遠隔操作装置による操作が制限され
ていたので、噴霧圧力が強過ぎる場合や、弱過ぎ
る場合等は、エンジンの回転数の調整の為に、オ
ペレーターがセツト動噴の部分まで戻らなければ
ならず、また噴霧開始前や噴霧停止後等は、噴霧
ノズルを閉じた状態で、薬液の吐出を停止し、動
力噴霧機のリリーフ弁を噴出させた状態を長く続
ける必要があるという不具合が有つたのである。
このように、遠隔操作装置による操作可能項目
を増加すると、遠隔操作装置による無線操作周波
数を増やす必要があり、それに連れてコストが高
くなるである。
本考案はエンジンの停止と、エンジン減速操作
部とを兼用することにより、無線操作周波数を少
なく構成したものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 このような点に鑑み、本考案は次のように構成
したものである。
エンジン4・動力噴霧機3・巻取装置Aを装備
したセツト動噴を、ホース巻取操作部50とエン
ジン始動操作部46とエンジン増速操作部49a
とエンジン減速操作部49bを具備した遠隔操作
装置14を介して操作する構成において、該遠隔
操作装置14からの信号は制御回路52により、
巻取クラツチ装置12の電磁コイル67のON・
OFFと、エンジンアクセル調整用モーター39
の増速スイツチ39aのON・OFFと、減速スイ
ツチ39bのON・OFFと、エンジン始動スイツ
チ53のON・OFFを作動可能とし、エンジン停
止はエンジン減速操作部49bの操作により、ア
クセル調整用モーター39の減速スイツチ39b
を操作することにより行うものである。
(ホ) 実施例と作用 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面
に示した実施例の構成に基づいて、本考案の構成
を説明する。
第1図は巻取装置を付設したセツト動噴全体平
面図、第2図は同じく側面図、第3図は電磁クラ
ツチ側面断面図、第4図はエンジン側面図、第5
図はアクセルワイヤー部平面図、第6図はアクセ
ルレバー部の拡大図、第7図は遠隔操作装置平面
図、第8図は制御ブロツク図である。
第1図・第2図にて全体構成から説明すると、
1はセツト枠、2はリール枠であり、本図の両者
は取り外し可能に固定されている。但し、枠を一
体化しても構わない。該セツト枠1内に動力噴霧
機3及びエンジン4を搭載し、リール枠2内に巻
取リール5を内装し、上部に整列機6を付設して
いる。エンジン4はセルモーターにて始動するガ
ソリンエンジンまたはデイーゼルエンジンであ
る。該エンジン4の動力はプーリー、ベルト7を
介して動力噴霧機3に伝えられる。
該動力噴霧機3のクランク軸よりプーリー1
0,11、Vベルト9、巻取クラツチ装置12、
チエーン、スプロケツト等を介して巻取装置Aに
伝えられる。
前記巻取クラツチ装置12を第3図に詳述する
と、入力軸15はフレーム60に軸受63,63
を介して軸支され、リール駆動スプロケツト2
4、電磁コイル67、プーリー11、クラツチ板
66を嵌装している。前記リール駆動スプロケツ
ト24はキー69を介装し、クラツチ板66はス
プライン嵌合されて入力軸15と一体的に回動さ
れる。電磁コイル67はブラケツト61に固定さ
れ、励磁することによりクラツチ板66を引きつ
けて前記プーリー11と入力軸15が一体的に回
動するようになるのである。
即ち、プーリー11は入力軸15に軸受65を
介して遊嵌されているので通常は空転し、後述す
る遠隔操作装置14の操作により電磁コイル67
を作動させると、エンジンからり動力はVベルト
9、プーリー11、クラツチ板66、入力軸1
5、リール駆動スプロケツト24と伝えられるの
である。
該リール駆動スプロケツト24からはチエーン
29を介してリール軸30に固設したスプロケツ
ト31に動力が伝えられ、巻取リール5を駆動す
る。また、リール軸30に固設したスプロケツト
32よりチエーン33を介して整列機6の駆動軸
に固設したスプロケツト34に動力が伝えられ、
整列機6の駆動軸よりガイドローラー35を駆動
し噴霧ホース8の巻き取りのガイドをしている。
エンジン4は第4図・第5図・第6図に示すよ
うに構成されている。ワイヤー40,41は止め
ボルト42,42にてアクセルレバー37に固定
され、アクセルレバー37はボルト43に枢支さ
れ、モーター39によりワイヤー40を介して回
動され、該アクセル調整用モーター39は遠隔操
作装置14からの信号により正転又は逆転されて
エンジンの回転数が変えられるようにしてある。
但し、スロツトルレバーに連設したワイヤー4
1により手動により変更することも、ワイヤー4
1をノブ式として手動操作することも可能であ
る。また、第9図の如くアクセル調整用モーター
39の駆動軸を送りネジ39cとして摺動体57
を螺装し、ワイヤー40を枢結しても構わない。
58,59はリミツトスイツチである。
また、エンジンの始動は遠隔操作装置14から
の信号によりセルモーターのエンジン始動スイツ
チ53をONして始動させることができ、停止は
アクセル調整用モーター39を減速スイツチ39
bの操作により回転し、アクセルレバー37を低
速方向いつぱいに回動させて停止させるのであ
る。
遠隔操作装置14は第7図に示す如く、電源ボ
タン47、エンジン始動操作部46、エンジンの
回転数を上げるエンジン増速操作部49a、エン
ジン減速操作部49b、リールにホース8を巻き
取らせるホース巻取操作部50等が設けられ、上
部に送信アンテナ45が配置されている。
上記遠隔操作装置14からの信号を受信し、制
御する制御装置13はリール枠2上部に設けら
れ、第8図の如く遠隔操作装置14からの信号は
受信アンテナ55から受信検波回路51に入り、
受信検波回路51より制御回路52に入力され、
該制御回路52より巻取クラツチ装置12、アク
セル調整用モーター39の増速スイツチ39aと
減速スイツチ39b等をON・OFFすべく適宜出
力するのである。
(ヘ) 考案の効果 以上の如く構成することにより、次のような効
果が得られるのである。
第1に、従来の自動巻取付動力噴霧機の遠隔装
置においては、遠隔操作装置により操作できるの
は、巻取装置の巻取り開始のみであり、その他の
エンジンの始動・停止や、エンジンの増速・減速
等は操作することが出来なかつたのである。
このような遠隔操作装置による操作が制限され
ていたので、噴霧圧力が強過ぎる場合や、弱過ぎ
る場合等は、エンジンEの回転数の調整の為に、
オペレーターがセツト動噴の部分まで戻らなけれ
ばならず、また噴霧開始前や噴霧停止後等は、噴
霧ノズルを閉じた状態で、薬液の吐出を停止し、
動力噴霧機のリリーフ弁を噴出させた状態を長く
続ける必要があるという不具合が有つたのであ
る。
本考案は、エンジン増速操作部49aとエンジ
ン減速操作部49bにより、エンジンEの回転数
を増減して、噴霧圧力の調節を遠隔操作すること
が出来るのである。またエンジン始動操作部46
とエンジン減速操作部49bにより、遠隔操作装
置14にてエンジンEの発停を行うことが可能と
なり、噴霧作業の開始と停止に併せて、エンジン
Eの発停を行うことが出来るのである。
第2に、遠隔操作装置14による操作可能項目
を増加すると、無線操作周波数が増加し、コスト
が高くなるのであるが、エンジンEの停止は、エ
ンジン減速操作部49bの操作により兼用するこ
とにより、無線操作周波数の増加を回避すること
が出来たのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は巻取装置を付設したセツト動噴全体平
面図、第2図は同じく側面図、第3図は電磁クラ
ツチ側面断面図、第4図はエンジン側面図、第5
図はアクセルワイヤー部平面図、第6図はアクセ
ルレバー部の拡大図、第7図は遠隔操作装置平面
図、第8図は制御ブロツク図、第9図はアクセル
レバー駆動の他の実施例を示す図面である。 A……巻取装置、3……動力噴霧機、4……エ
ンジン、5……巻取リール、14……遠隔操作装
置、12……巻取クラツチ装置12、37……ア
クセルレバー、39……アクセル調整用モータ
ー、39a……増速スイツチ、39b……減速ス
イツチ、46……エンジン始動操作部、49a…
…エンジン増速操作部、49b……エンジン減速
操作部、50……ホース巻取操作部、53……エ
ンジン始動スイツチ、67……巻取クラツチ装置
の電磁コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エンジン4・動力噴霧機3・巻取装置Aを装備
    したセツト動噴を、ホース巻取操作部50とエン
    ジン始動操作部46とエンジン増速操作部49a
    とエンジン減速操作部49bを具備した遠隔操作
    装置14を介して操作する構成において、該遠隔
    操作装置14からの信号は制御回路52により、
    巻取クラツチ装置12の電磁コイル67のON・
    OFFと、エンジンアクセル調整用モーター39
    の増速スイツチ39aのON・OFFと、減速スイ
    ツチ39のON・OFFと、エンジン始動スイツチ
    53のON・OFFを作動可能とし、エンジン停止
    はエンジン減速操作部49bの操作により、アク
    セル調整用モーター39の減速スイツチ39bを
    操作することにより行うことを特徴とする自動巻
    取機付動力噴霧機の遠隔装置。
JP1986005585U 1986-01-17 1986-01-17 Expired JPH0446850Y2 (ja)

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JP1986005585U JPH0446850Y2 (ja) 1986-01-17 1986-01-17

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JPS62118560U JPS62118560U (ja) 1987-07-28
JPH0446850Y2 true JPH0446850Y2 (ja) 1992-11-05

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JPS60132881U (ja) * 1984-02-10 1985-09-05 初田工業株式会社 ホ−ス自動巻取機付セツト動力噴霧機

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JPS62118560U (ja) 1987-07-28

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