JP3806075B2 - ホース巻き取り・送り出し装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、動力噴霧機等に用いられるホース巻き取り・送り出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、農業に従事する人口の減少に伴って、作業時間の短縮、労力の軽減の要求が増大しており、ホースリールを備えた動力噴霧機においても、作業時間および労力を多く費やすホース巻き取りおよびホース送り出しをエンジン等の動力により行うことが望まれている。
動力噴霧機において、このようなホース巻き取りとホース送り出しとを動力を用いて行うホース巻き取り・送り出し装置としては、従来、エンジンからの動力を分配器により2系統に分配し、各系統にそれぞれ減速機および電磁クラッチを設け、一方の系統に伝達された動力でホースリールを回転させてホースの巻き取りを行い、他方の系統に伝達された動力で送り出しローラを回転させてホースの送り出しを行うものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような動力噴霧機のホース巻き取り・送り出し装置にあっては、ホースリールを回転させる動力伝達系統と送り出しローラを回転させる動力伝達系統とにそれぞれ、減速機および電磁クラッチを設けているので、これらの減速機および電磁クラッチの設置スペースを必要とするため、装置全体が大型化してしまうという問題がある。
【0004】
本発明は、上記事情に鑑みて為されたもので、ホースリールを回転させる動力伝達系統および送り出しローラを回転させる動力伝達系統に、分配器およびクラッチの機能を併せ持つ分配器を設けて、設置スペースを低減し、装置全体の小型化を図ることができるホース巻き取り・送り出し装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、ホースリールを回転させる動力伝達系統および送り出しローラを回転させる動力伝達系統に、分配器、クラッチおよび減速機の機能を併せ持つ分配器を設けて、設置スペースを低減し、装置全体の小型化を図ることができるホース巻き取り・送り出し装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載のホース巻き取り・送り出し装置は、回転自在に支持されかつホース(22)が巻回されたホースリール(20)と、回転駆動手段(15)により回転駆動されて前記ホースリール(20)の前記ホース(22)を送り出し可能とされた送り出しローラ(26)と、分配器(23)とを備え、
前記分配器(23)は、
前記回転駆動手段(15)により回転駆動される入力軸(41)と、この入力軸(41)と一直線状に配置された第1の出力軸(45)と、前記入力軸(41)に回転自在に挿入された歯車(73)と、この歯車(73)から回転動力を伝達される第2の出力軸(44)と、前記第1の出力軸(45)に該第1の出力軸(45)上を移動可能に設けられた第1の爪クラッチ片(71A)と、前記入力軸(41)上に前記歯車(73)と一体的に設けられた第2の爪クラッチ片(78B)と、前記入力軸(41)に該入力軸(41)上を移動可能に設けられ、かつ両側に前記第1の爪クラッチ片(71A)に噛み合い可能な第3の爪クラッチ片(71B)と、前記第2の爪クラッチ片(78B)に嵌合可能な第4の爪クラッチ片(78A)とを備えた爪クラッチ片結合部材(80)とを備え、
前記爪クラッチ片結合部材(80)が第2の爪クラッチ片(78B)側に移動されて、第2の爪クラッチ片(78B)と第4の爪クラッチ片(78A)とが噛み合っているときには、第1の爪クラッチ片(71A)が第3の爪クラッチ片(71B)側に移動されても、第1の爪クラッチ片(71A)と第3の爪クラッチ片(71B)が噛み合うことがないように、かつ、爪クラッチ片結合部材(80)が第1の爪クラッチ片(71A)側に移動されるとともに、第1の爪クラッチ片(71A)が第3の爪クラッチ片(71B)側に移動されて、第1の爪クラッチ片(71A)と第3の爪クラッチ片(71B)とが噛み合っているときには、第2の爪クラッチ片(78B)から第4の爪クラッチ片(78A)が離れてこれらが噛み合うことがないように、第1の爪クラッチ片(71A)、爪クラッチ片結合部材(80)および第2の爪クラッチ片(78B)の間の位置関係が設定されており、
前記第1の出力軸(45)および前記第2の出力軸(44)の一方により前記ホースリール(20)が回転駆動されるとともに、他方により前記送り出しローラ(26)が回転駆動されることを特徴とする。
【0006】
請求項1の発明においては、爪クラッチ片結合部材が第2の爪クラッチ片側に移動されて、第4の爪クラッチ片と第2の爪クラッチ片とが噛み合って、これらで構成される爪クラッチが入りの状態になっているときには、第1のクラッチ片が第3の爪クラッチ片側に移動されても、第1の爪クラッチ片と第3の爪クラッチ片とが噛み合うことがない。したがって、入力軸から第2の出力軸に回転動力が伝達されているときには、入力軸から第1の出力軸に回転動力が伝達されることはない。
また、爪クラッチ片結合部材が第1の爪クラッチ片側に移動されるとともに、第1の爪クラッチ片が第3の爪クラッチ片側に移動されて、第1の爪クラッチ片と第3の爪クラッチ片とが噛み合って、これらにより構成される爪クラッチが入りの状態になっているときには、第2の爪クラッチ片から第4の爪クラッチ片が離れてこれらが噛み合うことがない。したがって、入力軸から第1の出力軸に回転動力が伝達されているときには、入力軸から第2の出力軸に回転動力が伝達されることはない。
よって、特別な機構を設けることなく、ホースリールの回転駆動と送り出しローラの回転駆動を選択的に行い、ホースの巻き取りとホースの送り出しとを選択的に行うことができる。
このように、この分配器は、分配器の機能だけでなく、クラッチの機能も併せ持っているので、クラッチを別個に設ける場合に比べて、設置スペースを低減することができ、したがってホース巻き取り・送り出し装置の小型化を図ることができる。
【0007】
請求項2に記載のホース巻き取り・送り出し装置は、請求項1に記載の発明において、前記ホースリール(20)を回転駆動する出力軸(44)と前記入力軸(41)との間には、減速機構が設けられていることを特徴とする。
【0008】
請求項2に記載の発明においては、ホースリールを回転駆動する出力軸に、この分配器が内蔵する減速機構により入力軸から減速されて回転動力が伝達される。したがって、この出力軸から小さい回転数であることが要求されるホースリールに回転動力を伝達することができる。
このように、この分配器は、分配器の機能だけでなく、クラッチおよび減速機の機能も併せ持っているので、これらのクラッチおよび減速機を別個に設ける場合に比べて、設置スペースを低減することができ、したがってホース巻き取り・送り出し装置の小型化を図ることができる。
【0009】
なお、上記における括弧内の符号は、図面において対応する要素を便宜的に表記したものであり、したがって本発明は図面上の記載に限定されるものではない。これは、「特許請求の範囲」の欄の記載についても同様である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1および図2はそれぞれ、本発明の実施の形態に係るホース巻き取り・送り出し装置を備えた動力噴霧機を示す側面図および正面図である。
この動力噴霧機10においては、機体フレーム11に、前輪として駆動輪12、後輪としてキャスタ13が取り付けられ、駆動輪12の駆動回転により自立走行可能となっている。機体フレーム11の後端側上部にはハンドル14が形成されており、作業者がハンドル14を把持してキャスタ13の操舵角を変えることにより動力噴霧機10の操舵を行うことができるようになっている。機体フレーム11の前後方向前半部には、エンジン(回転駆動手段)15とポンプ16が設置されている。
【0011】
機体フレーム11の前後方向後半部には、ホースリール20がこのホースリール20の両端部に固定された円筒状の回転軸21を中心に回転自在に設置されており、このホースリール20には、ホース22が巻回されている。機体フレーム11の前後方向ほぼ中央部下部には、分配器23が設置されている。また、機体フレーム11の前方下部には、変速機24が設置され、駆動輪12に直結されている。
【0012】
図1および図3に示すように、機体フレーム12の上部には、ホースリール20の前後方向前側の位置に、ホースガイド25が設置されており、このホースガイド25は、ホース22がホースリール20に整列巻されるように、後述する螺旋軸によって機体フレーム11の左右方向に往復動するようになっている。ここで、図3は、図1の反対側(機体フレーム11の左右方向の反対側)から見たように図示されている。
図3に示すように、ホースガイド25には、このホースガイド25とともに往復横移動する送り出しローラ26と、この送り出しローラ26に接近および離間可能な押圧ローラ27が設けられており、送り出しローラ26を回転駆動するとともに、押圧ローラ27をばね28によって送り出しローラ26側に付勢することにより、送り出しローラ26と押圧ローラ27との間にホース22を挟持することにより、ホース22をホースガイド25の通孔29から送り出すようになっている。
【0013】
ホースガイド25の上部には、ガイドアーム部30がホースガイド25の通孔29の鉛直軸回りに回転自在に設けられており、ホースリール20に巻回されているホース22をホースガイド25から機体フレーム11の外側へ導く。ガイドアーム部30の下部には、大径のガイドローラ31が設けられ、ホースガイド25の通孔29から上方に送り出されてきたホース22を斜め上方に向けて案内する。また、ガイドアーム部30の上部には、小径のガイドローラ32が設けられ、斜め上方に送り出されてきたホース22をガイドアーム部30の外部に向けて案内する。ガイドローラ31とガイドローラ32との間には、これらのガイドローラ31,32からホース22が外れないようにするためのホース止め33が適宜間隔をおいて複数個設置されている。
【0014】
図1および図4(動力伝達系統図)に示すように、エンジン15の出力軸35に装着された2段プーリのプーリ36Aとポンプ16の駆動軸37に装着されたプーリ38との間にはベルト39が巻回され、エンジン15の出力軸35からポンプ16の駆動軸37に回転動力を伝達する。ベルト39には、このベルト39の緊張状態及び弛緩状態を切替えるテンションクラッチ(図示せず)が設けられており、エンジン15からポンプ16への回転動力の伝達の入りおよび切りを行う。
エンジン15の2段プーリのプーリ36Bと分配器23の入力軸41に装着されたプーリ42との間にはベルト43が巻回され、エンジン15の出力軸35から分配器23の入力軸41に回転動力を伝達する。
分配器23は、分配器であるとともに、クラッチおよび減速機(変速機)としても機能するものであり、入力軸41に入力された回転動力を適当な回転数に変換して一方の出力軸(第2の出力軸)44に伝達するとともに、他方の出力軸(第1の出力軸)45にそのままの回転数で動力伝達し、かつこれらの出力軸44および出力軸45への動力伝達の入りおよび切りが行われるようになっている。
【0015】
出力軸44に装着されたプーリ46とホースリール20の回転軸21に装着されたプーリ47との間にはベルト48が巻回されており、分配器23の出力軸44の回転動力はホースリール20の回転軸21に伝達される。回転軸21に装着されたスプロケット50とナピア螺旋軸(螺旋軸)52の端部に装着されたスプロケット53にはチェーン54が掛け廻されており、ホースリール20の回転軸21の回転と連動してナピア螺旋軸52が回転し、このナピア螺旋軸52に係合されたホースガイド25が機体フレーム11の左右方向に延びるナピア螺旋軸52に沿って往復動するようになっており、これによりホース22がホースリール20に整列に巻き取られるようになっている。
【0016】
出力軸45の端部に装着されたスプロケット55と送り出し軸56の端部に装着されたスプロケット57との間にはチェーン58が掛け廻されており、出力軸45の回転と連動して送り出し軸56が回転するようになっている。図3および図4に示すように、送り出し軸56の外側には、送り出しローラ26が一方向クラッチ60を介在されて嵌挿されている。この一方向クラッチ60は、送り出し軸56から送り出しローラ26への一方向の回転伝達のみを許容するものであり、これにより送り出しローラ26は、送り出し軸56によりホースを送り出す方向へ回転駆動されるときにのみ、一方向クラッチ60を介して回転駆動され、それと逆方向(ホースを巻き取る方向)へ回転駆動されるとき(但し、本実施の形態ではこの方向へ回転駆動されることはない。)や、あるいは送り出し軸56により回転駆動されないときには、自由回転するようにされている。
【0017】
送り出しローラ26および一方向クラッチ60は、送り出し軸56の軸線方向に移動可能とされており、ホースガイド25の往復横移動に伴って、送り出し軸56に沿って往復横移動するようになっている。送り出し軸56およびナピア螺旋軸(横送り軸)52は、図8に示すように、両端部をフレーム11に固定された支持部材11A,11Aに回転自在にかつ互いに平行に支持されている。
【0018】
図1および図3に示すように、分配器23の入力軸(中間軸)41には、プーリ61が装着されており、このプーリ61と変速機24の入力軸62に装着されたプーリ63の間にはベルト64が巻回されており、エンジン15の出力軸35から分配器23の入力軸41を介して変速機24の入力軸62に回転動力を伝達する。ベルト64には、このベルト64の緊張状態及び弛緩状態を切替えるテンションクラッチ(図示せず)が設けられており、分配器23から変速機24への回転動力の伝達の入りおよび切りを行う。
変速機24の出力軸65には駆動輪12,12が直結されている。
【0019】
分配器23は、次のように構成されている。
すなわち、図5に示すように、ケース70内に入力軸41の一端部分が軸受131を介在されて挿入されている。この入力軸41の挿入された端部は、出力軸45のケース70内に軸受132を介在されて挿入されている部分の端部に、これらの入力軸41および出力軸45が一直線状になるようにして、軸受133を介在されて挿入されている。したがって、入力軸41および出力軸45は、軸受131,132,133によりケース70内に回転自在に支持されて挿入されているとともに、軸受133により入力軸41と出力軸45とは互いに相対回転できるようになっている。この出力軸45のケース70から外部に突出した端部にスプロケット55が固定されている。
【0020】
出力軸45と入力軸41との間には、爪クラッチ(クラッチ)71が設けられている。すなわち、出力軸45の入力軸41と対向する側の端部には、爪クラッチ片(第1の爪クラッチ片)71Aがスプライン結合により出力軸45の軸線に沿って移動可能に取り付けられており、一方、入力軸41の出力軸45と対向する側の端部には、爪クラッチ片(第3の爪クラッチ片)71Bがスプライン結合により入力軸41の軸線に沿って移動可能に取り付けられている。そして、爪クラッチ片71Aが、該爪クラッチ片71Aの溝内を回動するフォークレバー(レバー)72により、爪クラッチ片71B側に移動されて、これらの爪クラッチ片71A,71Bが噛み合ったときに爪クラッチ71は入りの状態となり、入力軸41から出力軸45に回転動力が伝達され、一方、爪クラッチ片71Aがフォークレバー72により爪クラッチ片71Bから遠ざかるように移動されて、これらの爪クラッチ片71A,71Bが噛み合わなくなったときに爪クラッチ71は切りの状態となり、入力軸41から出力軸45に回転動力が伝達されなくなるようになっている。入力軸41から出力軸45には、減速も増速もされることなく、そのままの回転数で動力伝達される。
【0021】
また、入力軸41には、歯車73が軸受134を介して嵌装されており、したがって歯車73と入力軸41とは互いに相対回転できるようになっている。この歯車73には、ケース70に回転自在に設けられたカウンタ軸74に固定された歯車75が歯合されている。カウンタ軸74には小歯車76も形成されており、この小歯車76に出力軸44に固定された歯車77が歯合されている。出力軸44のケース70から外部に突出した端部にプーリ46が固定されている。
【0022】
前記歯車73と入力軸41との間には、爪クラッチ(クラッチ)78が設けられている。すなわち、入力軸41には、前記爪クラッチ片(第2の爪クラッチ片)71Bと一体に爪クラッチ片(第4の爪クラッチ片)78Aがスプライン結合により入力軸41の軸線に沿って移動可能に取り付けられており、一方、歯車73の爪クラッチ片78Aと対向する側の側面には、爪クラッチ片78Bが形成されている。そして、爪クラッチ片78Aがフォークレバー(レバー)79により爪クラッチ片78B側に移動されて、これらの爪クラッチ片78A,78Bが噛み合ったときに爪クラッチ78は入りの状態となり、入力軸41から歯車73に回転動力が伝達され、さらに歯車75、小歯車76、歯車77を介して出力軸44に回転動力が減速(変速)されて伝達され、一方、爪クラッチ片78Aがフォークレバー79により爪クラッチ片79Bから遠ざかるように移動されて、これらの爪クラッチ片78A,78Bが噛み合わなくなったときに爪クラッチ78は切りの状態となり、入力軸41から出力軸44に回転動力が伝達されなくなるようになっている。
【0023】
爪クラッチ片71Bと爪クラッチ片78Aとが一体に形成された爪クラッチ片結合部材80は、上述のように、該爪クラッチ片結合部材80の溝内を回動するフォークレバー79によって、入力軸41の軸線に沿って往復移動するようになっている。そして、この爪クラッチ片結合部材80が爪クラッチ片78B側に移動されて、爪クラッチ片78Aと爪クラッチ片78Bとが噛み合って、爪クラッチ78が入りの状態になっているときには、フォークレバー72により爪クラッチ片71Aが爪クラッチ片71B側に移動されても、爪クラッチ片71Aと爪クラッチ片71Bとが噛み合うことがないように、爪クラッチ片78B、爪クラッチ片結合部材80および爪クラッチ片71Aの間の位置関係が設定されている。したがって、爪クラッチ78が入りの状態になって、入力軸41から出力軸44に回転動力が伝達されているときには、入力軸41から出力軸45に回転動力が伝達されることはない。
【0024】
また、フォークレバー79によって爪クラッチ片結合部材80が爪クラッチ片71A側に移動されるとともに、フォークレバー72により爪クラッチ片71Aが爪クラッチ片71B側に移動されて、爪クラッチ片71Aと爪クラッチ片71Bとが噛み合って、爪クラッチ71が入りの状態になっているときには、爪クラッチ片78Bから爪クラッチ片78Aが離れてこれらが噛み合うことがないように、爪クラッチ片78B、爪クラッチ片結合部材80および爪クラッチ片71Aの間の位置関係が設定されている。したがって、爪クラッチ71が入りの状態になって、入力軸41から出力軸45に回転動力が伝達されているときには、入力軸41から出力軸44に回転動力が伝達されることはない。
フォークレバー79は、駆動手段としてのモータ81を正回転または逆回転させて、ロッド82を図5において左右に移動させることにより、操作されるようになっている。一方、フォークレバー72は、後述するクラッチレバー127により操作され、このクラッチレバー127は、モータ等の駆動手段を用いずに人力を駆動源として操作されるようになっている。したがって、この分配器23のクラッチ操作のためのモータ(駆動手段)が1個であり、製造コストが低減される。
【0025】
図3に示すように、前記ガイドアーム部30は、ホースガイド25の上部に、軸85を中心に傾動自在に設けられており、圧縮コイルばね(付勢手段)87により起立状態になるように付勢されている。ガイドアーム部30とホースガイド25との間には、昇降部材86が昇降自在に設けられており、この昇降部材86は、この昇降部材86とホースガイド25との間に設けられた圧縮コイルばね87により上方に向けて付勢されている。この昇降部材86は、ガイドアーム部30が傾動する(倒れる)と、ガイドアーム部39の下部に設けられたローラ88より、圧縮コイルばね87の付勢力に抗して下方に押されて、下降するようになっている。
【0026】
図6および図7に示すように、ホースガイド25には、バー90が軸部91を中心に回動自在に取り付けられており、このバー90の先端部は昇降部材86の溝に挿入されている。また、バー90の基端部には、レバー92の一端部が固定されており、このレバー92の他端部には、L字状板93が回動可能に連結され、このL字状板93にロッド(ブレーキ操作部材)94の一端部がネジ結合されている。このロッド94の他端部には、連結板95が固定されており、この連結板95に形成されたロッド94方向に長い長穴96に、分配器23に屈曲部を回動可能に固定された「へ」字状のブレーキアーム97の一端部に設けられたピン98が挿入されて、連結板95とブレーキアーム97とが連結されている。ブレーキアーム97の屈曲部は分配器23に回動可能に固定されている。また、ブレーキアーム97の他端部には、ブレーキ材99が固定されており、このブレーキ材99がホースリール20の側板の外周縁に接離自在とされている。このブレーキ材99は、ピン98と分配器23との間に張設された引っ張りコイルばね(付勢手段)100により、ホースリール20の側板の外周縁に押圧されている。
【0027】
図6、図7および図8に示すように、ナピア螺旋軸52の端部には、歯車(伝導要素)110が一方向クラッチ111を介して設けられている。この一方向クラッチ111は、ナピア螺旋軸52から歯車110への一方向の回転伝達のみを許容するものであり、これにより歯車110は、ナピア螺旋軸52によりホースリール20がホースを送り出す方向へ回転駆動されるときにのみ、一方向クラッチ111を介して回転駆動され、それと逆方向(ホースリール20がホースを巻き取る方向)へ回転駆動されるときや、あるいはナピア螺旋軸52により回転駆動されないときには、自由回転するようにされている。
この歯車110には、フレーム11の上部に固定された支持部材11Aに回転自在に固定された歯車112が歯合されている。歯車110と歯車112との歯数の比は、1:2に設定されており、これにより歯車100が2回転する間(したがって、ナピア螺旋軸52が2回転する間)に、歯車112が1回転するようになっている。歯車112には、カム113が固定されている。このカム113は、円筒状部材114の周面に円弧状のカム溝115が形成されてなるものである。
【0028】
また、フレーム11に固定された軸120には、「へ」字状のレバー121がその屈曲部を回転可能に固定されている。レバー121の長辺部の中間部にはローラ122が回転可能に設けられており、このローラ122をカム113側に押し付けるように、引っ張りコイルばね(付勢手段)123がレバー121の長辺部の先端部と支持部材11Aとの間に設けられている。レバー121の短辺部の先端部には、L字状板124が回動可能に連結され、このL字状板124にロッド125の一端部がネジ結合されている。このロッド125の他端部には、連結板126が固定されており、この連結板126には、L字状のクラッチレバー127の一端部が回動可能に連結されている。クラッチレバー127の屈曲部は分配器23に回動可能に固定されており、またクラッチレバー127の他端部は、分配器23のフォークレバー72に連結されている。
【0029】
このような動力噴霧機において、ホースリール20からホース22を引き出すには、次のように行う。
まず、図5において、モータ81によりフォークレバー79を操作して、爪クラッチ片結合部材80を爪クラッチ片71A側に移動させて、爪クラッチ78が切れている状態にする。このようにすると、ホースリール20に回転動力が伝達されることがない。
【0030】
この状態で、作業者がホース22の先端部を持ってホース22を引くと、図3、図6および図7において、圧縮コイルばね87の付勢力に抗してガイドアーム部30が軸85を中心に傾動する(倒れる)。そうすると、ガイドアーム部39の下部に設けられたローラ88より、昇降部材86が下方に押されて下降する。昇降部材86が下降すると、図6および図7に示すように、昇降部材86の溝に挿入されているバー90が、これらの図において、軸部91を中心に反時計方向に回動する。そうすると、レバー92、L字状板93、ロッド94および連結板95を介して、ブレーキアーム97が引っ張りコイルばね100の付勢力に抗して回動し、ブレーキ材99がホースリール20の側板の外周縁から離間し、これによりホースリール22のブレーキが解除される。
【0031】
さらに、作業者がホース22を引き出すと、図6および図7において、ホースリール20が時計方向(ホース22が引き出される方向)に回転する。そうすると、スプロケット50、チェーン54およびスプロケット53を介してナピア螺旋軸52がこのホースリール20の回転方向と同じ方向に回転する。このナピア螺旋軸52の回転は一方向クラッチ111により歯車110に伝達され、この歯車110が2回転する間に歯車112が1回転する。この歯車112の回転に伴って、カム113が同様に、これらの図において反時計方向に回転する。そうすると、カム溝115内に入っていたローラ122がカム溝115から外れ、ローラ122が回転する円筒状部材114の周面に当接される。このローラ122がカム113の円筒状部材114の周面に当接されると、このローラ122が固定されているレバー121が、引っ張りコイルばね123の付勢力に抗して軸120を中心に反時計方向に回動する。そうすると、L字状板124、ロッド125および連結板126を介してクラッチレバー127が時計方向に回動して、図5において、フォークレバー72を動かして、爪クラッチ片71Aを爪クラッチ片71B側に移動させ、これにより爪クラッチ71を入りの状態になる。爪クラッチ71が入りの状態になると、エンジン15の回転動力が入力軸41から出力軸45に同じ回転数のままで伝達され、図4に示すように、スプロケット55、チェーン58およびスプロケット57を介して送り出し軸56が回転する。送り出し軸56が回転駆動されると、一方向クラッチ60により送り出しローラ26がホース22の送り出し方向に回転駆動される。ホース22は送り出しローラ26と押圧ローラ27との間に挟持されつつ、送り出しローラ26により送り出される。
【0032】
その後、図6および図7において、ホース22が一定の長さ引き出されて、ホースリール20が一定量回転し、歯車110が2回転すると、歯車112が1回転し、この歯車112の1回転に伴って、カム113の円筒状部材114が1回転し、ローラ122がカム溝115内に入ると、レバー121が引っ張りコイルばね123の付勢力により軸120を中心に時計方向に回動する。そうすると、L字状板124、ロッド125および連結板126を介してクラッチレバー127が反時計方向に回動して、図5において、フォークレバー72を動かして、爪クラッチ片71Aを爪クラッチ片71Bから離間させ、これにより爪クラッチ71を切りの状態になる。爪クラッチ71が切りの状態になると、エンジン15の回転動力が入力軸41から出力軸45に伝達されなくなり、送り出し軸56が回転駆動されなくなる。送り出し軸56が回転しないと、送り出しローラ26が回転駆動されなくなり、送り出しローラ26によるホース22の送り出しが停止する。
【0033】
その後、作業者がホース22を引き出すと、上述したように、送り出しローラ26によるホース22の送り出しが開始され、ホース22が一定の長さ引き出されると、送り出しローラ26によるホース22の送り出しが停止する。
【0034】
図6および図7において、送り出しローラ26によるホース22の送り出しが行われている間、引き出されたホース22の張力が小さくなると、ホース22による引張り力がガイドアーム部30に働かないので、ガイドアーム部30が圧縮コイルばね87の付勢力により起立状態にされ、このためローラ88により昇降部材86が下方に押されなくなり、ブレーキアーム97が引っ張りコイルばね100の付勢力により、ブレーキ材99がホースリール20の側板の外周縁に圧接されるように回動しようとする。しかし、この動力噴霧機においては、図示しないが、クラッチレバー127に、このクラッチレバー127が爪クラッチ71を入りの状態にする方向に回動するときに、ブレーキアーム97をブレーキが解除される方向(図6において時計方向)に押す解除部材が設けられているので、送り出しローラ26によるホース22の送り出しが行われているときには、ブレーキも同時に解除されている。したがって、引き出されたホース22の張力が小さくなっても、ホース22の送り出しが妨げられることはない。
【0035】
ここで、クラッチレバー127の上記解除部材により、ブレーキアーム97が図6において時計方向に回動される一方、ブレーキアーム97に連結板95を介して連結されたロッド94が、ブレーキアーム97に接近する方向に移動しているが、連結板95にロッド94方向に長い長穴96が形成されているので、ブレーキアーム97に設けられたピン98がこの長穴96内をロッド94側に向かって移動することができるため、クラッチレバー127の上記解除部材がブレーキアーム97をブレーキが解除する方向に回動させるのをロッド94が妨げることはない。
【0036】
なお、作業者がホース22を引くのをやめると、ホース22による引張り力がガイドアーム部30に働かないので、ガイドアーム部30が圧縮コイルばね87の付勢力により起立状態にされ、このためローラ88により昇降部材86が下方に押されなくなり、ブレーキアーム97が引っ張りコイルばね100の付勢力により回動され、ブレーキ材99がホースリール20の側板の外周縁に圧接され、これによりブレーキが入りの状態になる。
【0037】
また、送り出し軸56が回転しなくなったなどのトラブルがあった場合でも、送り出し軸56と送り出しローラ26との間に、一方向クラッチ60が介在されているので、一方向クラッチ60が断状態になり、送り出しローラ26は自由に回転するため、ホース22を人力により引き出すことができる。
また、作業者によるホース22の引っ張り力に基づくホースリール20の回転速度が、送り出し軸56の回転速度よりも速くなったときには、一方向クラッチ60が断状態になり、送り出しローラ26が自由に回転するため、ホースリール20は作業者によるホース22の引っ張り力により送り出し方向に回転する。
【0038】
一方、ホース22をホースリール20に巻き取るには、次のように行う。
図5において、モータ81によりフォークレバー79を操作して、爪クラッチ片結合部材80を爪クラッチ片78B側に移動させて、爪クラッチ78を入りの状態にする。爪クラッチ78が入りの状態になると、エンジン15の回転動力が入力軸41から出力軸44に伝達され、図4に示すように、プーリ46、ベルト48およびプーリ47を介して、ホースリール20が回転する。出力軸44は出力軸45とは回転方向が逆であるので、ホースリール20は送り出し軸56とは逆方向に回転し、ホース22がホースリール20に巻き取られる。
【0039】
このとき、ホースリール20の回転に伴ってナピア螺旋軸52もホースリール20と同方向に回転するが、このナピア螺旋軸52の回転方向は、ホース送り出し時の回転方向とは逆であるため、一方向クラッチ111により、ナピア螺旋軸52の回転は歯車110に伝達されず、このため爪クラッチ71が入りの状態にならず、送り出し軸56および送り出しローラ26は回転駆動されない。
この場合、送り出し軸56が回転しなくても、送り出し軸56と送り出しローラ26との間に、一方向クラッチ60が介在されているので、送り出しローラ26は自由に回転するため、ホース22の巻き取りに支障はない。
【0040】
なお、ホース巻き取り時には、ホース22による引張り力がガイドアーム部30に作用するので、ガイドアーム部30が軸85を中心に傾動し、これによりブレーキアーム97が引っ張りコイルばね100の付勢力に抗して回動し、ブレーキ材99がホースリール20の側板の外周縁から離間して、ホースリール22のブレーキが解除される。
【0041】
上記実施の形態では、本発明に係るホース巻き取り・送り出し装置を動力噴霧機に用いた場合について説明したが、これに限らず、本発明は、カーペットスプレーヤ等のホース巻き取り・送り出し装置や、さらには給油装置等可撓性管材や線材を巻き取り・送り出す他の機器にも適用することができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載のホース巻き取り・送り出し装置によれば、ホースリールを回転させる動力伝達系統および送り出しローラを回転させる動力伝達系統に、分配器およびクラッチの機能を併せ持つ分配器を設けたので、設置スペースを低減することができ、装置全体の小型化を図ることができる。さらに、この分配器を用いると、ホースリールの回転駆動と送り出しローラの回転駆動とを選択的に行うことができ、したがってホースの巻き取りとホースの送り出しを選択的に行うことができ、これらの動作が同時に行われることがない。
また、請求項2に記載のホース巻き取り・送り出し装置によれば、分配器、クラッチおよび減速機の機能を併せ持つ分配器を設けたので、設置スペースを低減することができ、装置全体の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るホース巻き取り・送り出し装置を備えた動力噴霧機を示す側面図である。
【図2】同、正面図である。
【図3】ホース巻き取り・送り出し装置の部分を説明するための図であって、一部を省略して示す側面図である。
【図4】動力伝達系統図である。
【図5】分配器を説明するために図である。
【図6】ホース巻き取り・送り出し装置の部分を説明するための図であって、一部を省略して示す側面図である。
【図7】図6の一部拡大図である。
【図8】送り出し軸およびナピア螺旋軸の部分を説明するための平面図である。
【符号の説明】
10 動力噴霧機
15 エンジン(回転駆動手段)
20 ホースリール
22 ホース
23 分配器
26 送り出しローラ
41 入力軸
44 出力軸(第2の出力軸)
45 出力軸(第1の出力軸)
71 爪クラッチ(クラッチ)
71A 爪クラッチ片(第1の爪クラッチ片)
71B 爪クラッチ片(第3の爪クラッチ片)
73 歯車
78A 爪クラッチ片(第4の爪クラッチ片)
78B 爪クラッチ片(第2の爪クラッチ片)
80 爪クラッチ片結合部材

Claims (2)

  1. 回転自在に支持されかつホース(22)が巻回されたホースリール(20)と、回転駆動手段(15)により回転駆動されて前記ホースリール(20)の前記ホース(22)を送り出し可能とされた送り出しローラ(26)と、分配器(23)とを備え、
    前記分配器(23)は、
    前記回転駆動手段(15)により回転駆動される入力軸(41)と、この入力軸(41)と一直線状に配置された第1の出力軸(45)と、前記入力軸(41)に回転自在に挿入された歯車(73)と、この歯車(73)から回転動力を伝達される第2の出力軸(44)と、前記第1の出力軸(45)に該第1の出力軸(45)上を移動可能に設けられた第1の爪クラッチ片(71A)と、前記入力軸(41)上に前記歯車(73)と一体的に設けられた第2の爪クラッチ片(78B)と、前記入力軸(41)に該入力軸(41)上を移動可能に設けられ、かつ両側に前記第1の爪クラッチ片(71A)に噛み合い可能な第3の爪クラッチ片(71B)と、前記第2の爪クラッチ片(78B)に嵌合可能な第4の爪クラッチ片(78A)とを備えた爪クラッチ片結合部材(80)とを備え、
    前記爪クラッチ片結合部材(80)が第2の爪クラッチ片(78B)側に移動されて、第2の爪クラッチ片(78B)と第4の爪クラッチ片(78A)とが噛み合っているときには、第1の爪クラッチ片(71A)が第3の爪クラッチ片(71B)側に移動されても、第1の爪クラッチ片(71A)と第3の爪クラッチ片(71B)が噛み合うことがないように、かつ、爪クラッチ片結合部材(80)が第1の爪クラッチ片(71A)側に移動されるとともに、第1の爪クラッチ片(71A)が第3の爪クラッチ片(71B)側に移動されて、第1の爪クラッチ片(71A)と第3の爪クラッチ片(71B)とが噛み合っているときには、第2の爪クラッチ片(78B)から第4の爪クラッチ片(78A)が離れてこれらが噛み合うことがないように、第1の爪クラッチ片(71A)、爪クラッチ片結合部材(80)および第2の爪クラッチ片(78B)の間の位置関係が設定されており、
    前記第1の出力軸(45)および前記第2の出力軸(44)の一方により前記ホースリール(20)が回転駆動されるとともに、他方により前記送り出しローラ(26)が回転駆動されることを特徴とするホース巻き取り・送り出し装置。
  2. 前記ホースリール(20)を回転駆動する出力軸(44)と前記入力軸(41)との間には、減速機構が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のホース巻き取り・送り出し装置。
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