JP2017218282A - ホース繰出し装置 - Google Patents
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Abstract
Description
まず、作業者がエンジン4を始動した際(初期状態)には、ホース10はホースリール7に整列状態で巻取られている。また、ホース10の巻径が所定値(制御閾値)より大きく、リミットスイッチ57はオン状態となっている。また、この初期状態では、メイントランスミッション27の上側中間軸20および下側中間軸21における繰出し電磁クラッチ51や巻取り電磁クラッチ50はオフ状態(空転状態又は非作動状態)となっており、エンジン4の駆動力は繰出しローラ49やホースリール7には伝達されない。また、電磁ブレーキ52がオン状態(作動状態)となっており、ホースリール7に停止制御用制動力Fsが付与されて、ホースリール7は静止状態に維持される。なお、この初期状態では、エンジン4の駆動力はメイントランスミッション27を介して前輪3に伝達され、機体フレーム6の走行クラッチレバー6aを操作することで、作業者は動力噴霧装置1を所望の位置に走行させて移動させることができる。また、動噴切換えスイッチがオン状態となっている場合には、エンジン4の駆動力がポンプ5に伝達され、作業者は、ホース10の先端に取り付けられたノズル11から薬剤等を噴霧することができる。
作業者が、例えば携帯側の送信機に設けられたホース繰出しスイッチを押圧すると(t1)、当該動力噴霧装置1に内蔵された制御装置は、電気線51aを介して繰出し電磁クラッチ51に給電し、繰出し電磁クラッチ51をオン状態(接続状態)とし、エンジン4の駆動力が繰出し軸48に伝達され、繰出しローラ49が回動される。このとき、前述のように、リミットスイッチ57がオン状態(接続線53が接続)となっており、繰出し電磁クラッチ51側の電気線51aおよび接続線53(の抵抗)を介して電磁ブレーキ52に給電され、電磁ブレーキ52がオン状態(作動状態)のままとなっている。ただし、このときに電磁ブレーキ52によりホースリール7に付与される繰出し制御用制動力Frは、前記停止制御用制動力Fsより小さくなるととともに、繰出しローラ49による繰出し力Fdより小さくされている。これにより、作業者がノズル11を手に持ってホース10をホースリール7から繰出すとき、電磁ブレーキ52によりホースリール7に繰出し制御用制動力Frが付与された状態で、繰出し軸48、ひいては繰出しローラ49がホース繰出し方向に回転駆動され、繰出しローラ49からホース10(および、それが巻回されたホースリール7)に繰出し力Fdが付与されて、ホース10がホースリール7(電磁ブレーキ52により繰出し制御用制動力Frが付与されたホースリール7)から順次繰出される(図5も併せて参照)(t1〜t2)。
作業者が、例えば携帯側の送信機に設けられたホース繰出しスイッチを押圧するのを止めると(t3)、制御装置は、繰出し電磁クラッチ51への給電を停止し、繰出し電磁クラッチ51をオフ状態(空転状態)とし、繰出し軸48、ひいては繰出しローラ49のホース繰出し方向への回転が停止される。それと同時に、制御装置は、電気線52aを介した電磁ブレーキ52への給電を停止し、電磁ブレーキ52をオン状態とし、ホースリール7に停止制御用制動力(前記繰出し制御用制動力Frより大きく、かつ、前記繰出しローラ49による繰出し力より大きい制動力)Fsを付与して、ホースリール7を静止状態とする。これにより、ホースリール7からホース10がそれ以上繰出されなくなる。
ホースリール7からホース10を繰出した後、作業者が、例えば携帯側の送信機に設けられたホース巻取りスイッチを押圧すると(t4)、制御装置は、メイントランスミッション27の上側中間軸20及び下側中間軸21における繰出し電磁クラッチ51及び電磁ブレーキ52をオフ状態(空転状態)とし、下側中間軸21における巻取り電磁クラッチ50をオン状態(接続状態)とし、エンジン4の駆動力がホースリール7の回転軸23に伝達される。これにより、ホースリール7がホース巻取り方向に回転駆動され、ホース10が(整列巻取装置8を介して)ホースリール7に巻取られる。
作業者が、例えば携帯側の送信機に設けられたホース巻取りスイッチを押圧するのを止めると(t6)、制御装置は、巻取り電磁クラッチ50をオフ状態(空転状態)とし、電磁ブレーキ52をオン状態とし、ホースリール7に再び停止制御用制動力Fsを付与して、ホースリール7を静止状態に維持する。
2 後輪
3 前輪
4 エンジン
5 ポンプ
6 機体フレーム
6a 走行クラッチレバー
7 ホースリール
8 整列巻取装置
9 機体カバー
10 ホース
11 ノズル
12 コック
19 ホース繰出し装置
20 メイントランスミッションの上側中間軸
21 メイントランスミッションの下側中間軸
22 エンジンの出力軸
23 ホースリールの回転軸
27 メイントランスミッション
28 走行用トランスミッション
45 押圧ローラ
46 スライダ
47 整列巻取り軸
48 繰出し軸
49 繰出しローラ
50 巻取り電磁クラッチ
51 繰出し電磁クラッチ
51a 繰出し電磁クラッチ側電気線
52 電磁ブレーキ
52a 電磁ブレーキ側電気線
53 接続線
54 ダイオード
55a、55b 抵抗
56 トグルスイッチ(抵抗選択用切替スイッチ)
57 リミットスイッチ(接続選択用切替スイッチ)
57a リミットスイッチのスイッチレバー
58 基台
59 乱巻防止用回路
60 ガイドベース
63 引張コイルバネ
64 ヒンジ軸
65 ホースガイド
70 巻径検出装置
71 従動部材
72 押接部材
73 引張コイルバネ
Fd 繰出しローラによる繰出し力
Fr 繰出し制御用制動力
Fs 停止制御用制動力
Claims (12)
- ホースが繰出し及び巻取り自在に巻回されるホースリールと、原動機によって前記ホースリールに巻回されたホースを繰出すように駆動される繰出しローラと、前記繰出しローラに対して前記原動機による駆動力の伝達及び遮断を行うための繰出し電磁クラッチと、前記ホースリールの回転を制動するための電磁ブレーキと、を備えるホース繰出し装置であって、
前記繰出しローラを駆動させて前記ホースリールから前記ホースを繰出すときに、前記電磁ブレーキによって、前記繰出しローラによる繰出し力より小さい繰出し制御用制動力を前記ホースリールに付与することを特徴とするホース繰出し装置。 - 前記繰出し制御用制動力が調整可能とされていることを特徴とする、請求項1に記載のホース繰出し装置。
- 前記繰出し電磁クラッチのオンに伴って前記電磁ブレーキが動作して、前記繰出し制御用制動力を前記ホースリールに付与するようにされていることを特徴とする、請求項1または2に記載のホース繰出し装置。
- 前記繰出し電磁クラッチをオフにして前記繰出しローラを停止して前記ホースの繰出しを停止すると、前記電磁ブレーキによって前記繰出し制御用制動力より大きい停止制御用制動力を前記ホースリールに付与するようにされていることを特徴とする、請求項3に記載のホース繰出し装置。
- 前記ホースリールに巻回されたホースの巻径に応じて、前記繰出し制御用制動力が変更可能とされていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載のホース繰出し装置。
- 前記ホースの巻径が所定値より大きいときのみ、前記電磁ブレーキによって前記繰出し制御用制動力を付与するようにされていることを特徴とする、請求項5に記載のホース繰出し装置。
- 前記繰出し電磁クラッチに給電するための電気線と前記電磁ブレーキに給電するための電気線とを繋ぐ接続線が設けられるとともに、該接続線に、前記繰出し電磁クラッチ側から前記電磁ブレーキ側への電流の流れを許容するが前記電磁ブレーキ側から前記繰出し電磁クラッチ側への電流の流れを遮断するダイオードと、該接続線に流れる電流の電流値を制御するための抵抗とが直列接続されていることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載のホース繰出し装置。
- 前記接続線に、抵抗値の異なる前記抵抗が複数設けられるとともに、前記抵抗を切り替えるための抵抗選択用切替スイッチが設けられ、
前記抵抗選択用切替スイッチにより前記抵抗を切り替えることによって、前記接続線を介して前記電磁ブレーキに流れる電流の電流値を制御して、前記繰出し制御用制動力を調整するようになっていることを特徴とする、請求項7に記載のホース繰出し装置。 - 前記ホースの巻径を検出する巻径検出装置を備えるとともに、
前記接続線に、前記巻径検出装置による検出結果に基づいて該接続線の接続及び遮断を切り替える接続選択用切替スイッチが設けられていることを特徴とする、請求項7または8に記載のホース繰出し装置。 - 前記巻径検出装置は、前記ホースリールに前記ホースを整列させて巻取る整列巻取装置に取り付けられていることを特徴とする、請求項9に記載のホース繰出し装置。
- 前記巻径検出装置は、前記ホース側に付勢されて前記ホースの巻径に応じて移動する従動部材と、該従動部材に連動して前記接続選択用切替スイッチを切り替える押接部材とを含んで構成されていることを特徴とする、請求項9または10に記載のホース繰出し装置。
- 前記接続線には、前記繰出し電磁クラッチ側から前記電磁ブレーキ側へ、前記接続選択用切替スイッチ、前記ダイオード、及び前記抵抗がその順序で接続されていることを特徴とする、請求項9から11のいずれか一項に記載のホース繰出し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016113653A JP2017218282A (ja) | 2016-06-07 | 2016-06-07 | ホース繰出し装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016113653A JP2017218282A (ja) | 2016-06-07 | 2016-06-07 | ホース繰出し装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2017218282A true JP2017218282A (ja) | 2017-12-14 |
Family
ID=60656646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016113653A Pending JP2017218282A (ja) | 2016-06-07 | 2016-06-07 | ホース繰出し装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2017218282A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108466873A (zh) * | 2018-03-30 | 2018-08-31 | 四川航电微能源有限公司 | 一种卷线器刹车机构及航空地面电源短距离固定式电缆卷线器 |
CN111792461A (zh) * | 2020-06-29 | 2020-10-20 | 南京理工大学 | 一种小张力防缠绕缓释的绳索收放机构 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH038673A (ja) * | 1989-06-06 | 1991-01-16 | Ashimori Ind Co Ltd | 放水装置 |
JP2003206078A (ja) * | 2002-01-16 | 2003-07-22 | Morita Corp | ホースリールブレーキ装置 |
JP2013023317A (ja) * | 2011-07-19 | 2013-02-04 | Maruyama Mfg Co Ltd | ホース収容装置 |
-
2016
- 2016-06-07 JP JP2016113653A patent/JP2017218282A/ja active Pending
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JPH038673A (ja) * | 1989-06-06 | 1991-01-16 | Ashimori Ind Co Ltd | 放水装置 |
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