JP5854344B1 - ウインチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】径寸法や、曲がり半径が異なる複数のケーブル部材を同期駆動により安定して巻き戻し、牽引することができるウインチ装置を提供する。【解決手段】ウインチ装置Mを、第一機枠1から、回転駆動源2に連結された2本の回転駆動軸16、25が突出し、一方の回転駆動軸16の先端には、大径部19aと小径部19bとを軸方向に並設させた巻取ドラム19が固着される第一ウインチ部M1と、上送り部140及び下送り部120を備え、上下方向において、曲り半径が第一ケーブル部材R1より大きい第二ケーブル部材R2を、上送り部140及び下送り部120で押圧挟持する送り手段110と、大径部210aと小径部210bとを軸方向に並設させた第二アイドラ210と、を備える第二ウインチ部M2と、を備える構成とする。【選択図】図1

Description

本発明は、キャプスタンタイプのウインチ装置に関するものである。
従来のウインチ装置として、本出願の発明者が先に開発した特許文献1に記載されるものがあった。
これによれば、ウインチ装置は、機枠から、回転駆動源に連結された2本の回転駆動軸が突出し、一方の回転駆動軸の先端には、巻取ドラムが固着され、他方の回転駆動軸の先端には、アイドラが固着され、アイドラの周囲には、案内ローラと、アイドラに連動して回転する押えローラと、が配設されていた。そして、ケーブル部材が、巻取ドラムに数回巻き掛けられ、ついで、巻取ドラムから延びるケーブル部材が、アイドラに数回巻き掛けられ、アイドラから延びるケーブル部材が、案内ローラに巻き掛けられた後、アイドラに巻き掛けられて、排出される構成とされていた。さらに、アイドラの回転駆動軸には、ワンウェイクラッチを介在させて、巻取時の正転時に空転し、かつ、巻き戻し時の逆転時に回転させるように、ブレーキドラムが外装され、ブレーキドラムには、巻き戻し時のアイドラと前記巻取ドラムとの間のケーブル部材にテンションを与えるように、ブレーキシューが外装されていた。
特開平8−26677号公報
しかし、特許文献1のウインチ装置では、例えば、被牽引物としての作業機器を巻き戻し、牽引作業を行なう際に、作業機器を操作可能とする電源用のケーブル部材を同時に繰り出して、作業機器の操作を行いたい場合に、構造上一つのケーブル部材しか繰り出すことができなかった。
その場合、もう一台ウインチ装置を用意して、それぞれ駆動させることが考えられるが、巻き戻し、牽引用のケーブル部材と電源用のケーブル部材とでは、径寸法や、曲がり半径が大きくなることが多く、別々の上記のウインチ装置を用いて、牽引用のケーブル部材と電源用のケーブル部材を、巻き戻し、牽引作業を行なうことは送り量の調整が容易ではなかった。よって、二本のケーブル部材と同期駆動で繰り出すことのできる他のケーブル部材を繰り出す機能を追加することが望まれていた。
本発明は、上記事情に鑑み、径寸法や、曲がり半径が異なる複数のケーブル部材を同期駆動により安定して巻き戻し、牽引することができるウインチ装置を提供するものである。
請求項1記載の発明では、第一機枠から、回転駆動源に連結された2本の回転駆動軸が突出し、一方の回転駆動軸の先端には、大径部と小径部とを軸方向に並設させた巻取ドラムが固着され、他方の回転駆動軸の先端には、大径部と小径部とを軸方向に並設させるとともに、さらに、凹状部を並設させた第一アイドラが固着され、第一アイドラの凹状部の周囲には、回動自在の案内ローラと、第一アイドラの凹状部側に付勢されて、連動機構を介して第一アイドラに連動して回転する押えローラと、が、各々の軸方向を第一アイドラの軸方向と平行として配設され、第一ケーブル部材が、巻取ドラムの大径部から小径部に数回巻き掛けられ、ついで、巻取ドラムの小径部から延びる第一ケーブル部材が、第一アイドラの大径部から小径部に数回巻き掛けられ、第一アイドラの小径部から延びる第一ケーブル部材が、案内ローラに巻き掛けられた後、第一アイドラの凹状部に巻き掛けられて、凹状部と押えローラとの間を経て、排出される構成よりなる第一ウインチ部と、それぞれ駆動プーリと従動プーリと補助ローラと無端ベルトとを有する上送り部及び下送り部を備え、曲り半径が第一ケーブル部材より大きい第二ケーブル部材を、上下方向において、上送り部及び下送り部で押圧挟持する送り手段と、大径部と小径部とを軸方向に並設させた第二アイドラと、を備える第二ウインチ部と、を備え、一方の回転駆動軸と、上送り部及び下送り部の少なくともいずれか一方の駆動プーリの駆動軸とが連結されるとともに、一方の回転駆動軸と連結される駆動プーリの駆動軸の駆動力により、第二機枠から突出する第二アイドラの回動軸が駆動可能とされ、第二アイドラは、送り手段より、巻き戻し時における、第二ケーブル部材の送り方向側に配置されている。
これによれば、巻取ドラム、第一アイドラ、第二アイドラ、送り手段、が同一の回転駆動源から動力の伝達を受けることにより、ギア比、プーリの回転半径の設定により容易に、同期駆動が可能となり、第一ケーブル部材及び第二ケーブル部材を安定して巻き戻し、牽引することができる。
また、一方の回転駆動軸と、駆動プーリの駆動軸との連結部分には、過大な負荷がかかったとき、一方の回転駆動軸からの動力の伝達を遮断する動力遮断手段を設ける構成とすれば、牽引、巻き戻し時に、過負荷状態になったときに、被牽引物の落下ショックを、動力の伝達を遮断することにより、他方のウインチ部に及ぶことを低減させ装置の破損を低減させることができる。
本発明におけるウインチ装置の慨略左側面図である。 第一ウインチ部の正面図である。 第一ウインチ部の背面図である。 図3のIV−IV線矢視部分断面図である。 第一ウインチ部と第二ウインチ部との連結状態を示す部分右側面断面図である。 第二ウインチ部の概略正面図である。 (a)は上送り部を上昇させた状態の第二ウインチ部の背面図であり、(b)はVIIb−VIIb線矢視図である。 上送り部を下降させた状態の第二ウインチ部の背面図である。
本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明において、各図面に付される矢印の、Fを前、Bを後ろ、Rを右、Lを左、Uを上、Dを下、方向とする。
実施形態のウインチ装置Mは、図1に示すように、第一ウインチ部M1と、第二ウインチ部M2と、第一ウインチ部M1と、第二ウインチ部M2とが設置されるフレーム部Fを備えている。
第一ウインチ部M1は、図2〜5等に示すように、第一機枠1の正面壁1aから露出するように、巻取ドラム19、第一アイドラ27、押えローラ44、案内ローラ55等が、配設されて構成されている。
そして、巻取ドラム19と第一アイドラ27とを回転駆動させる駆動源として、図2、3に示すように、インバータ駆動により速度制御されるブレーキ装置付きのギヤードモータ等からなる駆動モータ2が、背面側に配置されている。駆動モータ2の駆動軸2aには、スプロケット3が固着され、スプロケット3には、チェン4が巻き掛けられている。
チェン4は、図3、4に示すように、スプロケット部材6のスプロケット7に巻き掛けられ、スプロケット部材6は、第一機枠1の正面壁1aと背面壁1bとに両端を軸支された出力軸12に、ベアリング(図符号省略)とワンウェイクラッチ10とを介在させて外装され、スプロケット7の他にスプロケット8を備えて一体的に形成されている。
ワンウェイクラッチ10は、スプロケット部材6が、図3の矢印A方向の正転方向に回転する際にのみ、出力軸12を同方向に回転させ、駆動モータ2の逆回転に伴なってスプロケット部材6が逆回転する際には、その回転力を出力軸12に伝達しないように構成されている。
スプロケット部材6のスプロケット8には、チェン9が巻き掛けられ、チェン9は、スプロケット8の他に、図3、4に示すように、回転駆動軸16に固着されたスプロケット17に巻き掛けられている。
回転駆動軸16は、図5等に示すように、先端を第一機枠1の正面壁1aから突出させて、ベアリング(図符号省略)を介在させて正面壁1aと補助壁1cとに軸支されている。この回転駆動軸16には、スプロケット17の他、ラチェットギヤ18と、正面壁1aから突出する先端に配置された巻取ドラム19と、が固着されている。
巻取ドラム19は、その周面を、大径部19aと小径部19bとを軸方向に並設させるように、テーパ状としている。なお、大径部19aは、小径部19bの両側に形成されている。
ラチェットギヤ18には、正面壁1aの背面側に設けられたラチェット爪21が噛合している。このラチェット爪21とラチェットギヤ18とは、巻取ドラム19が第一ケーブル部材R1を牽引している正転(図3の矢印B方向)時において、回転駆動軸16の逆転を防止するものである。そして、第一ケーブル部材R1を巻き取った後の第一ケーブル部材R1の巻き戻し時には、回転駆動軸16が逆転できるように、ラチェット爪21をラチェットギヤ18から外すように操作する。
また、出力軸12の背面壁1b側の端部には、図2、3に示すように、ベルト14を巻き掛けたプーリ13が固着されており、ベルト14は、プーリ13の他に、回転駆動軸25に固着されたプーリ26にも巻き掛けられている。なお、23は、ベルト14にテンションを与えるテンションプーリである。
回転駆動軸25は、ベアリング(図符号省略)を介在させて、第一機枠1の正面壁1aと背面壁1bとに、支持され、正面壁1aから突出した端部に、第一アイドラ27を固着させている。
第一アイドラ27は、図4等に示すように、両側に配置される大径部27aと、大径部27a、27aの間に配置される小径部27bと、が軸方向に並設されるとともに、回転駆動軸25の先端から離れた大径部27aの隣りに、周方向に凹溝を形成されてなる凹状部27cが並設されている。
また、回転駆動軸25における正面壁1aと背面壁1bとの間には、ワンウェイクラッチ29を介在させて、ブレーキドラム30が外装されている。このワンウェイクラッチ29は、回転駆動軸25の正転(図3の矢印C方向)時には、ブレーキドラム30を空転させ、回転駆動軸25が逆転した際には、ブレーキドラム30を回転させるように作用する。
このブレーキドラム30には、ブレーキシュー31が外装され、ブレーキシュー31には、下部に、背面壁1bに固着されたブラケット36を挿通する取付ボルト32が固着され、取付ボルト32の下部には、ブラケット36と座金33との間に圧縮コイルばね35を介在させて、ナット34が螺合されている。そのため、回転駆動軸25が逆転した際には、ワンウェイクラッチ29によって、ブレーキドラム30が同方向に回転し、その際、圧縮コイルばね35の付勢力によるブレーキシュー31とブレーキドラム30との摩擦力によって、回転駆動軸25の回転に抵抗を与える。このような抵抗を与える理由は、巻取ドラム19を逆転させて第一ケーブル部材R1を巻き戻す際、第一アイドラ27と巻取ドラム19との間の第一ケーブル部材R1にテンションを与え、巻取ドラム19に巻き掛けた第一ケーブル部材R1を巻取ドラム19の逆回転の速度に対応させて巻き戻すためである。
また、第一アイドラ27の正面壁1a側には、ピニオンギヤ38が固着され、このピニオンギヤ38には、押えローラ44に固着されたピニオンギヤ45が噛合している。
押えローラ44は、図2、4に示すように、第一アイドラ27の凹状部27cの上方で、回転駆動軸25と平行に配置される支持軸43の先端(上端)に軸支されて配置され、支持軸43は、正面側から見てL字形としたレバー42の先端に固定されている。レバー42は、元部側を正面壁1aに突設された支持軸40に回動可能に外装されたスリーブ41に固着されている。
支持軸40には、元部側にも、回動可能にスリーブ47が外装され、スリーブ47には、レバー48が固着されている。このレバー48は、スリーブ47から上方へ延びた後、レバー42と平行に押えローラ44側に延び、押えローラ44の近傍で背面側を通過して、略水平方向に延び、先端に把持部48aが形成されている形状としている。さらに、レバー48の元部側には、レバー42の上方に配置されるブラケット部48bが固着されている。そして、ブラケット部48bには、押えローラ44の近傍で下方へ延びて、レバー42の挿通孔42aへ挿入される支持ロッド49が固着され、支持ロッド49には、レバー42とブラケット部48bとに両端を当接させた圧縮コイルばね50が外装されている。さらに、レバー48における把持部48aの近傍の正面壁1aには、凹部52aを備えたフック52が固着され、フック52の凹部52aにレバー48を係止させることにより、圧縮コイルばね50の付勢力が、レバー42を下方へ押し下げる作用をなし、押えローラ44を第一アイドラ27の凹状部27c側へ付勢させることとなる。
また、正面壁1aにおける第一アイドラ27の凹状部27cの左方側には、図2に示すように、案内ローラ55を回動可能に軸支した支持軸54が配設されている。この案内ローラ55は、第一アイドラ27の大径部27a、小径部27bに巻き掛けた第一ケーブル部材R1を円滑に凹状部27cに導くために、配置されるものである。
さらに、正面壁1aの巻取ドラム19の右方には、第一ケーブル部材R1を巻取ドラム19に導くために、回動自在の3個の誘導ローラ57、58、59が配設されている。誘導ローラ57、58は、その軸方向を水平方向とし、誘導ローラ59は、その軸方向を上下方向としている。
さらに、第一機枠1の上面左方には、下方の電源コード67から電気を供給される操作盤63が配置され、操作盤63には、巻取速度調整を行なうダイヤルや過負荷を表示する表示器等が配置されている。
また、機枠の正面壁1aの下部には、操作性を考慮して、操作盤63にコード64を介在させて離れて接続されるペンダントスイッチ65が、配設されている。このペンダントスイッチ65は、正転スイッチ65aと逆転スイッチ65bとを備え、各スイッチ65a、65bをそれぞれ押し続ければ、駆動モータ2を正転若しくは逆転させることができ、各スイッチ65a、65bの押圧操作を止めれば、駆動モータ2の回転を停止させることができるように構成されている。
なお、61は、正面壁1aに配設されて第一ケーブル部材R1を挿通させるガイド筒であり、このガイド筒61は、半割筒部61a、61bとの間に、レバー61dを固着させて半割筒部61a、61bに対して回動可能に保持された半割筒部61cが配置されて構成され、レバー61dを把持して半割筒部61cの開口部61eを半割筒部61a、61bの開口部(図示せず)に一致させて、ガイド筒61内への第一ケーブル部材R1の出し入れを行なうこととなる。このガイド筒61は、第一ケーブル部材R1の巻き戻し時に、巻き取った第一ケーブル部材R1の端部がからまっていても、そのからまった状態を直して、第一ケーブル部材R1を第一アイドラ27の凹状部27cへ導くためのものである。そしてまた、このガイド筒61は、第一ケーブル部材R1がからまってほどけない場合を考慮して、軸方向へ移動可能に正面壁1aに保持されており、軸方向への移動時に、図示しないリミットスイッチをオンさせるように配設されている。この図示しないリミットスイッチは、オンされれば、駆動モータ2の逆転を緊急停止させるように機能することとなる。
また、フレーム部Fは、矩形枠体状で第一ウインチ部M1と第二ウインチ部M2を載置可能に形成され、1dは、フレーム部Fの下部に配置されたブレーキ付きのキャスタである。
第二ウインチ部M2は、図6〜8に示すように、第二機枠101と、送り手段110と、第二アイドラ210と、を備えている。
第二機枠101は、正面壁101aと、正面壁101aの下端側を除く周縁部から後側に延設される側面壁101bと、を有して後側が開口する略箱状に形成されている。
送り手段110は、キャタピラ式の下送り部120と、キャタピラ式の上送り部140と、を有している。
下送り部120は、図6に示すように、駆動プーリ121と、従動プーリ122と、補助ローラ123と、無端ベルト124と、を有している。
下駆動軸125は、図7、8に示すように、ベアリング(図符号省略)を介在させて、第二機枠101の正面壁101aに支持され、正面壁101aから突出した前端部に、駆動プーリ121を、後端部に駆動スプロケット134を固着させている。
下従動軸126は、ベアリング(図符号省略)を介在させて、第二機枠101の正面壁101aに支持され、前後方向において第二機枠101を挿通するとともに、前端部に従動プーリ122を、後端部に下従動スプロケット128を固着させている。
補助ローラ123は、図6〜8に示すように、ベアリング(図符号省略)を介在させて、下駆動軸125と下従動軸126との間に架け渡される支持ブラケット127と後述するスライドプレート170とに軸支される図示しない軸に、左右方向に沿って三つ取り付けられている。
駆動プーリ121、従動プーリ122、補助ローラ123、の外側に無端ベルト124が装着されている。
スライドプレート170は、左右方向に延びる横板部171と横板部171の中央部から下方に延びる縦板部172とを有して略T字状に形成され、昇降機構200により、上下方向に沿って移動可能に形成されている。昇降機構200についての詳細は後述する。
下送り部120の動力の伝達を説明する。スライドプレート170の縦板部172には、後方に突出する軸部材173が配設されている。軸部材173には、ベアリング(図符号省略)を介在させて、第一スプロケット130が取り付けられている。
チェン133は、下従動スプロケット128と第一スプロケット130とに巻き掛けられ、側面壁101bから前後方向を軸に回動可能に取り付けられた揺動バー131に軸支されるとともに、後述する軸部材174に取り付けられたばね部材135により、軸部材174側に付勢された第二スプロケット132によりチェン133にテンションが付与されている。
上送り部140は、図6に示すように、駆動プーリ141と、従動プーリ142と、補助ローラ143と、無端ベルト144と、を有している。
上駆動軸145は、図7、8に示すように、ベアリング(図符号省略)を介在させて、スライドプレート170に支持されている。上駆動軸145は、第二機枠101の正面壁101aに形成された前後方向に貫通する上下方向に長く左側に位置する長孔101cを挿通して配置され、スライドプレート170から突出した前端部に、駆動プーリ141を、後端部に駆動スプロケット148を固着させている。
上従動軸146は、ベアリング(図符号省略)を介在させて、スライドプレート170に支持されている。上駆動軸145は、正面壁101aに形成された前後方向に貫通する上下方向に長く右側に位置する長孔101cを挿通して正面壁101aから突出した前端部に、従動プーリ142を固着させている。
補助ローラ143は、図6〜8に示すように、ベアリング等を介在させ、上駆動軸145と上従動軸146との間に架け渡される支持ブラケット147と後述するスライドプレート170とに軸支される図示しない軸に、左右方向に沿って三つ取り付けられている。
駆動プーリ141、従動プーリ142、補助ローラ143、の外側に無端ベルト144が装着されている。
上送り部140の動力の伝達を説明する。図7(a)、(b)、図8に示すように、軸部材173には、第一スプロケット130の前側に第一スプロケット130より径寸法を小さく形成された第三スプロケット149が、ベアリング(図符号省略)を介在させて、同軸回転可能に配設されている。
スライドプレート170の縦板部172の第三スプロケット149の下側には、軸部材174が後方向に向かって延設され、第四スプロケット150がベアリング(図符号省略)を介在させて、軸部材174に対して回動可能に取り付けられている。
スライドプレート170の横板部171の第四スプロケット150の左斜め上方には、軸部材175が後方に向かって延設され、第五スプロケット151がベアリング(図符号省略)を介在させて、軸部材175に対して回動可能に取り付けられている。
スライドプレート170の横板部171の中央左寄りの位置には、軸部材176が後方に向かって延設され、調整スプロケット152がベアリング(図符号省略)を介在させて、駆動スプロケット148の右方の位置に配置されている。
第一スプロケット130と同軸に側に設けられた第三スプロケット149、第四スプロケット150、第五スプロケット151、調整スプロケット152、駆動スプロケット148、にチェン153が巻き掛けられている。
下送り部120の下駆動軸125の駆動力が、無端ベルト124を介して下従動軸126に伝達され、さらに、チェン133と、チェン153とを介して、下従動軸126から上送り部140の上駆動軸145に、動力を伝達可能に形成されている。換言すれば、下送り部120の駆動プーリ121から、上送り部140の駆動プーリ141に動力を伝達可能とされている。
スライドプレート170の上下移動には、トラベリングナット式の昇降機構200が用いられている。
昇降機構200は、概略的には、図6〜8に示すように、スライドプレート170と、スライダガイド177、178と、軸受部材179と、ねじ棒180と、昇降ナット184と、を有している。
スライドプレート170の横板部171の左右の端部には、スライドプレート170を上下方向に沿ってガイドするスライダガイド177、178が、配設されている。スライドプレート170が、スライダガイド177、178に沿って案内され、スライドプレート170に装着されている上駆動軸145、上従動軸146を介して、上送り部140が、上下方向に移動可能とされている。
軸受部材179は、上側の側面壁101bに取り付けられている。ねじ棒180は、上端部に昇降用ハンドル181を有し、軸受部材179の内側に嵌め込まれとともに側面壁101bを上下方向に沿って挿通して、第二機枠101に対して回動可能とされている。
横板部171の後面側の左右方向における中央部には、矩形平板状に形成された、上受止板182と、下受止板183と、が上下方向に段差を設けて配置されている。
昇降ナット184は、矩形平板状に形成された上受止板182の下面に取り付けられている。
下受止板183は、図示しない上下方向に貫通する貫通孔を有し、上下方向に沿ってねじ棒180を挿通可能に形成され、ブラケット185により補強されてスライドプレート170に固着されている。
上受止板182及び下受止板183の左右の端部に有頭ボルト186が、前後方向に沿って各二本ずつ、上受止板182及び下受止板183を挿通して配置されている。有頭ボルト186は頭部が上受止板182の上面側に配置され、上受止板182と、下受止板183との間にコイルばね187が配置され、下受止板183の下面側においてナット188で締結されている。
つまり、上受止板182は、上下方向への移動可能とされ、コイルばね187の弾性力により上受止板182の移動が、所定の範囲となるように規制されている。第二ケーブル部材R2を適度な押圧力で挟持可能とさえている。
昇降ナット184には、ねじ棒180が螺合され、ねじ棒180に取り付けられた昇降用ハンドル181を手で回動させることにより、上送り部140が、スライダガイド177、178に沿って案内され上下方向に移動する。
上送り部120及び下送り部140は、曲り半径が第一ケーブル部材R1より大きい第二ケーブル部材R2を、上下方向において、押圧挟持しながら牽引、巻き戻し可能とされている。
第二アイドラ210は、図1、5〜8に示すように、その周面を、大径部210aと小径部210bとを軸方向に並設させるように、テーパ状とされ、送り手段110より、巻き戻し(吊り下げ)時における、第二ケーブル部材R2の送り方向側に配置されている。
正面壁101aの右端部から支持プレート102が延設され、支持プレート102に取り付けられた回動軸103に第二アイドラ210が軸支されている。
図1、5に示すように、巻取ドラム19の回転駆動軸16と、下送り部120の駆動プーリ121の下駆動軸125とが連結されている。本実施形態においては、後嵌合部221と、前嵌合部222と、前後端部で後嵌合部221、前嵌合部222に回動可能に軸支される回動部223と、を有する既存の自在継手220を介して回転駆動軸16と、下送り部120の駆動プーリ121の下駆動軸125とが連結されている。
そして、回転駆動軸16と自在継手220の後端部に位置する後嵌合部221、駆動プーリ121の下駆動軸125と自在継手220の前端部に位置する前嵌合部222、を嵌め合わせて、さらに、軸線方向に直交する方向に連結ピン224を挿入して接合されている。連結ピン224は、所定の荷重以上の荷重がかかったときに、破断することで、動力の伝達を遮断するように設定されている(特許請求の範囲の動力遮断手段に相当する)。
駆動プーリ121の下駆動軸125には、図7、8に示すように、駆動スプロケット134が、第二アイドラ210の回動軸103には、駆動スプロケット104がそれぞれ取り付けられ、駆動スプロケット134と、駆動スプロケット104にチェン105が巻き付けられている。チェン105の中間部分には、正面壁101aから後方に延びる図示しない軸部材に軸支された補助スプロケット106が二つ配設され、チェン105が従動プーリ122側のチェン133と干渉しないように配置とされている。回転駆動軸16と連結される駆動プーリ121の下駆動軸125の駆動力により、第二アイドラ210の回動軸103が駆動可能とされている。
以下にウインチ装置の使用態様を説明するが、第一ウインチ部M1は、特願平6−161396号(特開平8−26677号公報、特許番号第2742660号)のウインチ装置を一部改良したものである。第一ウインチ部M1の、機能、作用は本願発明においても同様であるので全部又は一部省略して簡単に説明する。
この実施形態のウインチ装置Mを使用する際には、まず、第一ウインチ部M1に第一ケーブル部材R1を装着する。その態様は、第一ケーブル部材R1の途中を把持して、誘導ローラ57、58、59に配置させるとともに、巻取ドラム19の大径部19aから小径部19bに5回程度巻き掛ける。ついで、巻取ドラム19の小径部19bから延びる第一ケーブル部材R1を、第一アイドラ27の大径部27aから小径部27bに2回程度巻き掛ける。そして、第一アイドラ27の小径部27bから延びる第一ケーブル部材R1を、案内ローラ55に巻き掛ける。さらに、レバー48をフック52の凹部52aから外して、押えローラ44を第一アイドラ27の凹状部27cから離した状態としておき、案内ローラ55に巻き変えた第一ケーブル部材R1を下方から第一アイドラ27の凹状部27cに巻き掛け、レバー48をフック52の凹部52aに係止させる。そして、レバー61dを把持して、ガイド筒61の各半割筒部61a、61b、61cの開口部を一致させておき、凹状部27cと押えローラ44との間を経た第一ケーブル部材R1を、ガイド筒61内に配置させ、レバー61dを操作して、半割筒部61cの開口部61eを他の半割筒部61a、61bの開口部(図示せず)とずらして、ガイド筒61から第一ケーブル部材R1が外れないようにすれば、第一ケーブル部材R1の装着を終了させることができる。
その後、ペンダントスイッチ65の正転スイッチ65aをオンさせれば、駆動モータ2の駆動軸2aが正転し、スプロケット3、チェン4、スプロケット部材6のスプロケット7、8、チェン9、スプロケット17を介して、回転駆動軸16とともに、巻取ドラム19が正転する。と同時に、ワンウェイクラッチ10を介して、出力軸12も正転することから、プーリ13、ベルト14、プーリ26を介して、回転駆動軸25とともに、第一アイドラ27も正転する。
そして、巻取ドラム19と第一アイドラ27とが、それぞれ、回転駆動軸16、25の回転駆動により、正転すると、それぞれの大径部19a、27a、小径部19b、27bの外周面が、摩擦力を発揮して、さらに、コイルばね50の付勢力によって、押えローラ44と凹状部27cとの間で第一ケーブル部材R1が挟持されるため、巻取ドラム19と第一アイドラ27との大径部19a、27a、小径部19b、27bの外周面の摩擦力が増大して、第一ケーブル部材R1を強く牽引することとなり、操作盤63の速度調整ダイヤルを操作して、第一ケーブル部材R1の牽引速度を調整すれば、所定の速度で第一ケーブル部材Rの牽引作業を行なうことができる。
一方、第二ウインチ部M2に、第二ケーブル部材R2を装着する。第二ケーブル部材R2の途中を把持して、第二アイドラ210の大径部210aから小径部210bに3回程度巻き掛ける。ついで、上送り部140を上側に移動させておき、第二アイドラ210の小径部210bから延びる第二ケーブル部材R2を、上送り部140と下送り部120の間に配置し、上送り部140を下側に移動させ、上送り部140と下送り部120とで第二ケーブル部材R2を押圧挟持する。
その後、ペンダントスイッチ65の正転スイッチ65aをオンさせれば、回転駆動軸16と連結された下送り部120の下駆動軸125に、回転駆動源2の動力が伝達されるとともに、上送り部140の駆動プーリ141の上駆動軸145にも動力が伝達される。さらに、第二アイドラ210の回動軸103にも動力が伝達される。
よって、第一ウインチ部M1により第一ケーブル部材R1が送り出されるとともに、送り手段110、第二アイドラ210により、第二ケーブル部材R2が送り出される。ペンダントスイッチ65の逆転スイッチ65bをオンさせれば、逆回転で同様に動力の伝達が行われ、逆方向に、第一ウインチ部M1、第二ケーブル部材R2が送りだされる。
この巻き戻し(吊り下げ)、又は、牽引作業中に、第一ケーブル部材R1、第二ケーブル部材R2のいずれかに急激に負荷が加わっても、自在継手220を連結固定している連結ピン224が破断することで動力の伝達を遮断して、回転駆動軸16、下駆動軸125のいずれかと自在継手220が空転するため、第一ウインチ部M1、第二ウインチ部M2に負荷がかかることを防止する。
巻取ドラム19、第一アイドラ27、第二アイドラ210、送り手段110、が同一の回転駆動源2から動力の伝達を受けることにより、二台のウインチ装置の回転駆動源を制御することに比べて、第一ケーブル部材R1及び第二ケーブルR2部材の曲がり半径、ケーブル径を考慮して、ギア比、プーリの回転半径の設定により容易に、同期駆動が可能となり、第一ケーブル部材R1及び第二ケーブル部材R2を安定して巻き戻し、牽引することができる。
そして、第一ケーブル部材R1、第二ケーブル部材R2の巻き戻し作業が終了すれば、正転スイッチ65aの押圧操作を止めて、駆動モータ2の作動を停止させ、既述の操作と逆に第一ケーブル部材R1を第一ウインチ部M1から、第二ケーブル部材R2を第二ウインチ部M2から取外せば良い。
そして、実施形態のウインチ装置Mでは、第一機枠1から、回転駆動源2に連結された2本の回転駆動軸16、25が突出し、一方の回転駆動軸16の先端には、大径部19aと小径部19bとを軸方向に並設させた巻取ドラム19が固着され、他方の回転駆動軸25の先端には、大径部27aと小径部27bとを軸方向に並設させるとともに、さらに、凹状部27cを並設させた第一アイドラ27が固着され、第一アイドラ27の凹状部27cの周囲には、回動自在の案内ローラ55と、第一アイドラ27の凹状部27c側に付勢されて、連動機構を介して第一アイドラ27に連動して回転する押えローラ44と、が、各々の軸方向を第一アイドラ27の軸方向と平行として配設され、第一ケーブル部材R1が、巻取ドラム19の大径部19aから小径部19bに数回巻き掛けられ、ついで、巻取ドラム19の小径部19bから延びる第一ケーブル部材R1が、第一アイドラ27の大径部27aから小径部27bに数回巻き掛けられ、第一アイドラ27の小径部27bから延びる第一ケーブル部材R1が、案内ローラ55に巻き掛けられた後、第一アイドラ27の凹状部27cに巻き掛けられて、凹状部27cと押えローラ44との間を経て、排出される構成よりなる第一ウインチ部M1と、それぞれ駆動プーリ121、141と従動プーリ122、142と補助ローラ123、143と無端ベルト124、144とを有する上送り部140及び下送り部120を備え、曲り半径が第一ケーブル部材R1より大きい第二ケーブル部材R2を、上下方向において、上送り部140及び下送り部120で押圧挟持する送り手段110と、大径部210aと小径部210bとを軸方向に並設させた第二アイドラ210と、を備える第二ウインチ部M2と、を備え、一方の回転駆動軸16と、下送り部120の駆動プーリ121の下駆動軸125とが連結されるとともに、一方の回転駆動軸16と連結される駆動プーリ121の下駆動軸125の駆動力により、第二機枠101から突出する第二アイドラ210の回動軸103が駆動可能とされ、第二アイドラ210は、送り手段110より、巻き戻し(吊り下げ)時における、第二ケーブル部材R2の送り方向側に配置されている。
これによれば、巻取ドラム19、第一アイドラ27、第二アイドラ210、送り手段110、が同一の回転駆動源2から動力の伝達を受けることにより、ギア比、プーリの回転半径の設定により容易に、同期駆動が可能となり、第一ケーブル部材R1及び第二ケーブル部材R2を安定して巻き戻し、牽引することができる。
また、一方の回転駆動軸16と、駆動プーリ121の下駆動軸125との連結部分には、過大な負荷がかかったとき、一方の回転駆動軸16からの動力の伝達を遮断する動力遮断手段を設ける構成としているので、牽引、巻き戻し(吊り下げ)時に、過負荷状態になったときに、被牽引物の落下ショックを、動力の伝達を遮断することにより、他方のウインチ部に及ぶことを低減させ装置の破損を低減させることができる。
本発明のウインチ装置Mは当該構成に限定されるものではない。即ち、本発明の要旨を逸脱しない限り各種の設計変更等が可能である。
例えば、上送り部140の上駆動軸145と、回転駆動軸16とを連結する構成とすることも可能である。
また、下送り部120側が上下移動可能に、昇降機構200を設けることも可能である。
1…第一機枠、
1a…正面壁、
2…(回転駆動源)駆動モータ2、
16、25…回転駆動軸、
19…巻取ドラム、
19a…大径部、
19b…小径部、
27…アイドラ、
27a…大径部、
27b…小径部、
27c…凹状部、
38、45…(連動機構)ピニオンギヤ、
44…押えローラ、
55…案内ローラ、
101…第二機枠、
103…回動軸、
110…送り手段、
120…下送り部、
140…上送り部、
121、141…駆動プーリ、
122、142…従動プーリ、
123、143…補助ローラ、
124、144…無端ベルト、
210a…大径部、
210b…小径部、
210…第二アイドラ、
M…ウインチ装置、
M1…第一ウインチ部、
M2…第二ウインチ部、
R1…第一ケーブル部材、
R2…第二ケーブル部材

Claims (2)

  1. 第一機枠から、回転駆動源に連結された2本の回転駆動軸が突出し、
    一方の前記回転駆動軸の先端には、大径部と小径部とを軸方向に並設させた巻取ドラムが固着され、
    他方の前記回転駆動軸の先端には、大径部と小径部とを軸方向に並設させるとともに、さらに、凹状部を並設させた第一アイドラが固着され、前記第一アイドラの凹状部の周囲には、回動自在の案内ローラと、前記第一アイドラの凹状部側に付勢されて、連動機構を介して前記第一アイドラに連動して回転する押えローラと、が、各々の軸方向を前記第一アイドラの軸方向と平行として配設され、
    第一ケーブル部材が、前記巻取ドラムの大径部から小径部に数回巻き掛けられ、ついで、前記巻取ドラムの小径部から延びる前記第一ケーブル部材が、前記第一アイドラの大径部から小径部に数回巻き掛けられ、前記第一アイドラの小径部から延びる前記第一ケーブル部材が、前記案内ローラに巻き掛けられた後、前記第一アイドラの凹状部に巻き掛けられて、前記凹状部と前記押えローラとの間を経て、排出される構成よりなる第一ウインチ部と、
    それぞれ駆動プーリと従動プーリと補助ローラと無端ベルトとを有する上送り部及び下送り部を備え、曲り半径が第一ケーブル部材より大きい第二ケーブル部材を、上下方向において、前記上送り部及び前記下送り部で押圧挟持する送り手段と、大径部と小径部とを軸方向に並設させた第二アイドラと、
    を備える第二ウインチ部と、
    を備え、
    一方の前記回転駆動軸と、前記上送り部及び前記下送り部の少なくともいずれか一方の前記駆動プーリの駆動軸とが連結されるとともに、一方の前記回転駆動軸と連結される前記駆動プーリの駆動軸の駆動力により、第二機枠から突出する前記第二アイドラの回動軸が駆動可能とされ、
    前記第二アイドラは、前記送り手段より、巻き戻し時における、前記第二ケーブル部材の送り方向側に配置されていることを特徴とするウインチ装置。
  2. 一方の前記回転駆動軸と、前記駆動プーリの駆動軸との連結部分には、過大な負荷がかかったとき、一方の前記回転駆動軸からの動力の伝達を遮断する動力遮断手段が設けられていることを特徴とする請求項1記載のウインチ装置。
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