JP3278450B2 - ケーブルを自動ケーブル処理装置内に供給するための装置 - Google Patents

ケーブルを自動ケーブル処理装置内に供給するための装置

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JP3278450B2
JP3278450B2 JP00870892A JP870892A JP3278450B2 JP 3278450 B2 JP3278450 B2 JP 3278450B2 JP 00870892 A JP00870892 A JP 00870892A JP 870892 A JP870892 A JP 870892A JP 3278450 B2 JP3278450 B2 JP 3278450B2
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    • B65H51/00—Forwarding filamentary material
    • B65H51/14—Aprons, endless belts, lattices, or like driven elements
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    • H01—ELECTRIC ELEMENTS
    • H01B—CABLES; CONDUCTORS; INSULATORS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR CONDUCTIVE, INSULATING OR DIELECTRIC PROPERTIES
    • H01B13/00—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables
    • H01B13/0003—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing conductors or cables for feeding conductors or cables

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、向かい合って配置され
ている２つのベルト伝動装置と、ケーブル部分の所定の
長さを測定するケーブル長測定装置とを有する、自動ケ
ーブル処理装置内にケーブルを供給するための装置であ
って、２つの転向ローラ、少なくとも１つの圧力ロー
ラ、及び駆動ベルトを有する第１のベルト伝動装置が固
定して配置されており、第２のベルト伝動装置が、固定
の駆動可能転向ローラと、前記ケーブルの供給方向に垂
直な方向に関して平行変位可能に配置された担持プレー
ト上に配置され、転向ローラ、圧力ローラ及び駆動ベル
トから構成される接触圧力装置とを備えており、接触圧
力装置は、第２のベルト伝動装置の駆動ベルトを、 第１
のベルト伝動装置の駆動ベルトに対して、または両駆動
ベルト間にあるケーブルに対して、力の作用下で押し付
けると共に、ケーブルを自動ケーブル処理装置に向かっ
て駆動し、この駆動されるケーブルが、前述の固定して
配置されたベルト伝動装置の外部にあるケーブル長測定
装置の測定伝動ローラを連動させる、自動ケーブル処理
装置内にケーブルを供給するための装置の改良に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】ケーブルを自動ケーブル処理装置内に輸
送するためのこのような装置は、同出願人の先行の欧州
特許出願第９０１１４４２１．２号に記載されている。
この装置においては、向かい合って設置されている２つ
のベルト伝動装置の間にワイヤが締め付けられ、両ベル
トを通して運搬される。１つのベルト伝動装置は固定し
て据え付けられており、被動測定伝動ローラと、転向ロ
ーラと、転向ローラ及び駆動ベルトと一緒になってケー
ブルのための１つの平面内にある駆動表面を形成する、
より小さい直径を有する多数の圧力ローラとを保持して
いる。他方のベルト伝動装置は変位可能に担持されてお
り、固定して設置された軸上に回転可能に担持されてい
る駆動ローラと、変位可能に担持されているプレート上
に設置されており、固定ベルト伝動装置のローラの位置
と一致しており、且つ駆動ベルトと一緒になって固定ベ
ルト伝動装置の駆動表面と平行に延伸する駆動表面を形
成する多数の転向及び圧力ローラと、駆動ベルトを自動
的に引張るための引張りローラとで構成されている。変
位可能に担持されているベルト伝動装置の駆動表面は固
定ベルト伝動装置の駆動表面を越えて突出していると共
に、被動ケーブルと一緒になって、ケーブル長測定装置
の測定伝動ローラのための駆動表面を形成している。
【０００３】上記装置の欠点は、両ベルト伝動装置間の
比較的長い経路におけるケーブルの申し分のない走行を
チェックするのが難しいことと、ケーブルの駆動のため
の両ベルト伝動装置とケーブルによって駆動されるケー
ブル長測定装置の測定伝動ローラとの間の滑り条件の相
違が、ベルト伝動装置からの出口とこれに続くケーブル
案内部材との間にケーブルが蓄積し得るような結果を招
くことにある。この場合には、ケーブルは供給装置から
横方向に飛び出し、未検査でこれを離れ、自動ケーブル
処理装置への入口の前でケーブルの絡まりが生じること
があり得る。
【０００４】従って本発明は、ケーブルを自動ケーブル
供給装置内に供給するための装置において、両ベルト伝
動装置間のケーブルの申し分のない走行が保証され、且
つベルト伝動装置からの出口とこれに続くケーブル案内
部材との間の被動ケーブルの蓄積や供給装置からのケー
ブルの横方向飛び出しが防止される改良を提案すること
に基づいている。
【０００５】上記問題は、請求項１に記載の本発明によ
って解決される。
【０００６】本発明によって得られる長所は、ケーブル
長測定装置の駆動装置のための、駆動ベルトから独立で
あって別個に駆動される駆動ローラの直径を変えること
ができ、それによって、ケーブルの移動方向に従ってよ
り大きいまたはより小さい駆動ローラを用いて、ベルト
伝動装置と被動測定伝動ローラとの間のケーブルにおい
てケーブル長測定装置に向かう方向で、ケーブルを引き
伸ばす張力を常に得ることができる。ベルト伝動装置と
測定伝動ローラとの間の、及び測定伝動ローラと締付け
装置との間の追加ケーブル案内部材と一緒になって、ケ
ーブル供給装置からのケーブルの蓄積または飛び出しが
防止される。従って、ケーブル長測定装置の確かな機能
もまた保証される。
【０００７】
【実施例】以下により詳細に説明する本発明の実施例は
添付の図面に示されている。
【０００８】図１、図２、図３及び図４においては固定
ベルト伝動装置は番号１で示されている。固定ベルト伝
動装置１は、駆動ベルト３と、第１の被動転向ローラ４
と、第２の転向ローラ５と、例えば３つの圧力ローラ６
とを含んでいる。第２の転向ローラ５と圧力ローラ６と
は同じ直径を有してはいないが、駆動ベルト３と一緒に
なって１つの平面内に駆動表面３．１を形成するように
設置されており、玉軸受上に担持されているシャフト
４．１にしっかりと連結されている転向ローラ４は、駆
動ベルト３が傾斜３．２をなして駆動表面３．１に入り
込むように圧力ローラ６に関して設置されている。例示
の目的で、歯車７は同じシャフト４．１上の駆動歯車と
してしっかりと設置されている。
【０００９】固定ベルト伝動装置１の向かい側にはベル
ト伝動装置２が備えられている。ベルト伝動装置２は、
ケーブルの移動方向に垂直な方向で変位可能に担持され
ており、駆動ベルト８と、玉軸受上に回転可能ではある
が変位可能ではなく設置されており且つ一方の端部で転
向ローラ９にそして他方の端部で被動歯車２３にしっか
りと連結されているシャフト９．１と、ケーブルの移動
方向と垂直な方向で変位可能に担持されている担持プレ
ート１０とで構成されている。
【００１０】変位可能に担持されているベルト伝動装置
２の変位可能に担持されている担持プレート１０は、固
定ベルト伝動装置１の担持フレーム上に固定して且つ駆
動表面３．１と垂直な方向で平行に設置された２つの案
内スピゴット１１上を滑動式に案内される。担持プレー
ト１０は、転向ローラ１３と、例えば３つのより小さい
圧力ローラ１４と、補償ローラ１５とを装着している。
転向ローラ１３及び圧力ローラ１４は、担持プレート１
０にしっかりと連結されている軸上にある玉軸受上に担
持されており、駆動ベルト８と一緒になって、１つの平
面内にあり且つ固定ベルト伝動装置１の駆動表面３．１
と平行に広がる駆動表面８．１を常に形成するように配
置されている。担持プレート１０は、ドライブユニッ
ト、例えばピストン−シリンダユニット２４によって案
内スピゴット上を固定ベルト伝動装置１に向かって滑動
式に動かされ、そうすると、変位可能に担持されている
ベルト伝動装置２の駆動表面８．１は固定ベルト伝動装
置１の駆動表面３．１を平行に押圧する。
【００１１】補償ローラ１５は、間隔を広げた休止位置
においても、変位可能に担持されているベルト伝動装置
２の駆動ベルト８を緊張下に維持したり、または、圧力
ローラ１４及び転向ローラ１３を含む担持プレート１０
の作動位置への変位のために必要である駆動ベルト８の
長さ確保を、間隔を広げた休止位置において図るように
作用する。ワイヤまたはケーブル１８は、相互に沿って
回転する両駆動ベルト３及び８の駆動表面３．１及び
８．１の間に置かれる。ワイヤまたはケーブル１８が、
向かい合って駆動されているベルト伝動装置１及び２の
同じ方向に動かされている両走行部によって運ばれる
（伴出）されるように、固定伝動ベルトの圧力ローラ６
及び転向ローラ５は、変位可能に担持されているベルト
伝動装置２の圧力ローラ１４及び転向ローラ１３とは反
対向きに回転するようにされている。
【００１２】ケーブル１８は、ケーブル供給側１６にお
いては供給されるケーブル１８の軸方向に変位可能に担
持されている締付け−引張り装置１９を通して、且つケ
ーブル出口側１７においては追加ケーブル案内部材３２
及び締付け装置２０を通して案内される。向かい合って
設置されているケーブル長測定装置２２の測定伝動ロー
ラ２１と協働する単一駆動ローラ１２は同様に、固定ベ
ルト伝動装置１の転向ローラ５の横に固定して設置され
ている。駆動ローラ１２は、固定ベルト伝動装置１の担
持フレームにある玉軸受上に担持されているシャフト１
２．１の一方の端部にしっかりと連結されており、また
シャフト１２．１の他方の端部には歯車２６が同様にし
っかりと連結されている。
【００１３】ケーブル長測定装置２２は、ケーブルの移
動方向と垂直な方向で変位可能に担持されており、駆動
ベルト１及び２によって動かされるケーブル１８による
測定伝動ローラ２１の同時回転を可能にするが、ケーブ
ル１８が不在の場合には同時回転を阻止する調整可能な
ねじ締め装置を備えている。追加ケーブル案内部材３２
は、固定ベルト伝動装置１の担持フレームのベルト伝動
装置１及び２とケーブル長測定装置２２との間のスペー
ス内に設置されている。歯車２３のために駆動モータ３
１によって駆動される両面歯付きエンドレスベルト３０
は、歯車７及び２３によって両ベルト伝動装置１及び２
と、歯車２６によって駆動ローラ１２とを駆動する。そ
れぞれの歯車に対して所望の回転方向と適当な巻き付け
（ｌｏｏｐｉｎｇ）角度とを得るために、更に転向歯車
２８及び２９も必要とされる。
【００１４】導電体またはケーブル１８を自動ケーブル
処理装置に供給するための前述の装置は以下のように動
作する。
【００１５】選択されたケーブル１８は、駆動ベルト３
及び８が駆動されていない変位可能に担持されたベルト
伝動装置２の、間隔を広げた休止位置において、締付け
−引張り装置１９の中、両ベルト伝動装置１及び２の駆
動ベルト３及び８の間、追加ケーブル案内部材３２の
中、駆動ローラ１２とケーブル長測定装置２２の測定伝
動ローラ２１との間、そして締付け装置２０の中を手作
業で案内される。ケーブル１８が、締付け−引張り装置
１９及び締付け装置２０によって締め付けられ、且つ締
め付け−引張り装置１９によって引張られると、変位可
能に担持されたベルト伝動装置２は、空気圧ピストン−
シリンダユニット２４によって引き通されたケーブル１
８がベルト伝動装置１及び２の駆動表面３．１及び８．
１間にしっかりと保持されるまで、推進される。同時
に、ケーブル長測定装置２２の測定伝動ローラ２１も、
ケーブル１８に対して押しつけられる。このような操作
の後に締付け装置２０及び締付け−引張り装置１９が解
放されると、同時にベルト伝動装置用の駆動装置がオン
に切り換えられ、そうすると両面歯付きベルト３０が、
歯車２３のために駆動モータ３１によって駆動される。
【００１６】両ベルト伝動装置１及び２はケーブル１８
を同じ速度で前方に、ケーブル長測定装置によって予め
選択され且つ監視されている第１の最小距離だけ切断装
置（図示なし）内に動かし、且つそれを、切断装置によ
る最初の切断のために停止させる。これによってケーブ
ル供給装置は、駆動された両ベルト伝動装置１及び２が
ケーブル１８を前方に周期的に動かす自動運転の準備が
整ったことになる。ケーブル長測定装置２２の測定伝動
ローラ２１は、それぞれのケーブル部分に対して予め選
択された長さが得られて、ケーブル長測定装置２２がそ
の都度ベルト伝動装置を停止するためのパルスを供給す
るか、または、ケーブルの保持のため、及び、ケーブル
を供給するための装置の外側に設置されており、図示さ
れておらず、本発明に直接属すのではない、切断ブレー
ド、絶縁体剥離装置、締め付けプレスなどの自動ケーブ
ル処理装置の装置の作動化のために制御プログラムが機
能しだすまで前方に動かされるケーブルによって駆動さ
れる。
【００１７】変位可能に担持されているベルト伝動装置
２の推進においては、転向ローラ１３、圧力ローラ１４
及び補償ローラ１５を含む変位可能に担持されている担
持プレート１０が、両案内スピゴット１１を通して平行
に案内される。その場合、形成されている駆動ベルト８
の駆動表面８．１は、固定ベルト伝動装置１の駆動ベル
ト３の駆動表面３．１に向かって平行に変位する。変位
可能なベルト伝動装置２が引き寄せられた作動位置（図
２）にあるときには駆動ベルト８が傾斜８．２をもって
駆動表面８．１内に入り込むように、第１の圧力ローラ
１４と常にその位置を維持する固定式に設置された転向
ローラ９との間にはより大きな軸方向空間が生起する。
【００１８】円錐形に先細になる固定案内ブッシュ２５
は、ベルト伝動装置１及び２のちょうど駆動表面３．１
及び８．１の間の両スロープ３．２及び８．２内にケー
ブル１８を案内する。変位可能に担持されているベルト
伝動装置２の駆動表面８．１が固定ベルト伝動装置１の
駆動表面３．１に向かって変位する際には、駆動ベルト
８の下方ベルト走行部は引っ張られるが、上方ベルト走
行部は、補償ローラ１５が付随して動くことにより同時
に緩められる。補償ローラ１５は、変位可能に担持され
ているベルト伝動装置２が、被動転向ローラ９が固定で
あるにもかかわらず、間隔を広げた休止位置（図１）と
引き寄せられた作動位置（図２）との間でどの位置にお
いてもおおよそ同じベルト張力を示すという効果を有す
る。両駆動ベルト３及び８の各々は、エンドレス駆動ベ
ルト３及び８の長さにおける不正確さを埋め合わせるた
めに、更にそれぞれ偏心引張り装置（図示なし）によっ
て引張り可能である。
【００１９】ケーブル長測定装置２２の測定伝動ローラ
２１は更に、ケーブル１８の移動方向に垂直な方向で制
限された移動を行なうことができ、ばねの力によってケ
ーブル１８に対して押しつけられ、その後は、動かされ
るケーブル１８によって駆動される。しかしながらケー
ブル１８が不在であるときには、測定伝動ローラ２１は
駆動ローラ１２に接触せず、ケーブル長測定装置２２も
駆動されない。記載の実施例においては、駆動ローラ１
２の周速が駆動ベルト３及び８の周速より僅かに大きく
なるように、駆動ローラ１２の直径が選択されている。
従って、ベルト伝動装置１及び２からの出口とケーブル
長測定装置２２との間のケーブル１８には、常に引張り
力が生起している。ケーブル長測定装置２２の前及び後
のケーブル蓄積は、この引張り力と追加ケーブル案内部
材３２とによって回避される。
【００２０】異常なケーブルの引張り力を監視するため
に、またはケーブルが詰まったときの走行中の駆動ベル
トの損傷を防ぐために、駆動ベルトとケーブル長測定装
置の測定伝動ローラとの間の相対滑り測定装置が備えら
れている。駆動ベルトが駆動され動かされているときに
測定伝動ローラの回転運動が行われないと直ちに、ベル
ト伝動装置の駆動は停止される。
【００２１】ベルト伝動装置の駆動モータのトルクを監
視し、ベルト伝動装置と詰まったケーブルとの間の摩擦
の増大に起因してモータトルクが異常に増加したならば
駆動モータをオフに切り換えることで、詰まりケーブル
をチェックすることが可能であろう。
【００２２】添付の図面を用いた上記説明においては、
別個に駆動される独立の駆動ローラが、ベルト伝動装置
の背後にあるケーブル長測定装置の測定伝動ローラと協
働する自動ケーブル処理装置内にケーブルを供給するた
めの装置を記載した。測定伝動ローラ及びケーブル長測
定装置に代えて、通例の単一圧力ローラ３３を導入し、
それを被動駆動ローラと協働させることも容易に可能で
ある。ケーブル長測定装置はこの場合には異なる場所
に、例えばケーブル供給側に設置することもできる。
【００２３】ケーブル供給側に変位可能に担持されてい
る締付け−引張り装置なしに及び／またはケーブル出口
側に締付け装置なしに、前述の装置を作動させることも
可能であろう。
【００２４】同様に、ベルト伝動装置のための歯車と駆
動ローラのための歯車とを共通に測定伝動ローラに向か
って駆動させる両面歯付きベルトが、上記説明では示さ
れた。両面歯付きベルトによってベルト伝動装置のため
の歯車のみを駆動し、測定伝動ローラ及び／または圧力
ローラに向かう駆動ローラには、別個の駆動装置、例え
ば別個の電気モータを備えることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図１】作動開始前のケーブルの引張りのための間隔を
広げた休止位置における、ケーブルを自動ケーブル処理
装置内に供給するための装置の側面図である。
【図２】引き寄せられた作動位置における、ケーブルを
自動ケーブル処理内に供給するための装置の側面図であ
る。
【図３】図１の線分３’−３’に沿った装置の断面図で
ある。
【図４】図１の線分４’−４’に沿った装置の断面図で
ある。
【符号の説明】
１ 固定ベルト伝動装置 ２ 変位可能に保持されているベルト伝動装置 ３，８ 駆動ベルト ４，５，９，１３ 転向ローラ ６，１４ 圧力ローラ １０ 担持プレート １２ 駆動ローラ １５ 補償ローラ １８ ケーブル ２１ 測定伝動ローラ ２２ ケーブル長測定装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B65H 51/14 B65H 61/00

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 向かい合って配置されている２つのベル
    ト伝動装置（１、２）と、ケーブル部分の所定の長さを
    測定するケーブル長測定装置（２２）とを有する、自動
    ケーブル処理装置内にケーブル（１８）を供給するため
    の装置であって、 ２つの転向ローラ（４、５）、少なくとも１つの圧力ロ
    ーラ（６）、及び駆動ベルト（３）を有する第１のベル
    ト伝動装置（１）が固定して配置されており、 第２のベルト伝動装置（２）が、固定の駆動可能転向ロ
    ーラ（９）と、前記ケーブル（１８）の供給方向に垂直
    な方向に関して平行変位可能に配置された担持プレート
    （１０）上に配置され、転向ローラ（１３）、圧力ロー
    ラ（１１）及び駆動ベルト（８）から構成される接触圧
    力装置とを備えており、前記接触圧力装置は、前記第２のベルト伝動装置（２）
    の駆動ベルト（８）を、前記第１のベルト伝動装置
    （１）の駆動ベルト（３）に対して、または前記両駆動
    ベルト（３、８）間にあるケーブル（１８）に対して、
    力の作用下で押し付けると共に、該ケーブル（１８）を
    前記自動ケーブル処理装置に向かって駆動し、該駆動さ
    れるケーブル（１８）が、前記固定して配置されたベル
    ト伝動装置（１）の外部にある前記ケーブル長測定装置
    （２２）の測定伝動ローラ（２１）を連動させ、 前記２つのベルト伝動装置（１、２）から独立してお
    り、前記ケーブル長測定装置（２２）の測定伝動ローラ
    （２１）と協働し、且つ、前記２つのベルト伝動装置
    （１、２）における駆動ベルト（３、８）の周速に対し
    てケーブル（１８）をぴんと張るような周速を持つ駆動
    ローラ（１２）が、前記２つのベルト伝動装置（１、
    ２）とケーブル出口側（１７）との間に配置されている
    ことを特徴とする、ケーブルを自動ケーブル処理装置内
    に供給するための装置。
  2. 【請求項２】 前記駆動ローラ（１２）が、前記２つの
    ベルト伝動装置（１、２）と同期式に駆動されることを
    特徴とする請求項１に記載の装置。
  3. 【請求項３】 前記ベルト伝動装置（１、２）の歯車
    （７、２３）と前記駆動ローラ（１２）の歯車（２６）
    とを共通に駆動する両面歯付きエンドレスベルト（３
    ０）が備えられていることを特徴とする請求項２に記載
    の装置。
  4. 【請求項４】 前記駆動ローラ（１２）と協働する圧力
    ローラ（３３）が、前記ケーブル長測定装置（２２）の
    測定伝動ローラ（２１）の代わりに配置されており、前
    記ケーブル長測定装置が、ケーブルの前記ベルト伝動装
    置（１、２）への入口の前に配置されていることを特徴
    とする請求項１に記載の装置。
  5. 【請求項５】 前記ベルト伝動装置（１、２）の歯車
    （７、２３）を駆動する両面歯付きベルトと、前記駆動
    ローラ（１２）及び／または前記圧力ローラ（３３）を
    駆動する少なくとも１つの別個の駆動装置とが備えられ
    ていることを特徴とする請求項１または４に記載の装
    置。
  6. 【請求項６】 前記駆動ローラ（１２）及び／または圧
    力ローラ（３３）のための別個の駆動装置が電気モータ
    であることを特徴とする請求項５に記載の装置。
  7. 【請求項７】 ケーブル（１８）の詰まりを検出するた
    めに監視装置が備えられていることを特徴とする請求項
    １に記載の装置。
  8. 【請求項８】 前記監視装置が、前記ベルト伝動装置
    （１、２）と前記測定伝動ローラ（２１）または圧力ロ
    ーラ（３３）との間の滑りを比較及び評価する測定装置
    であることを特徴とする請求項７に記載の装置。
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