JPH08107588A - ラジコン送信機 - Google Patents

ラジコン送信機

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JPH08107588A
JPH08107588A JP6241348A JP24134894A JPH08107588A JP H08107588 A JPH08107588 A JP H08107588A JP 6241348 A JP6241348 A JP 6241348A JP 24134894 A JP24134894 A JP 24134894A JP H08107588 A JPH08107588 A JP H08107588A
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substrate
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stick mechanism
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Masahiro Arai
正浩 荒井
Yoshiyuki Muraki
良行 村木
Masashi Tokita
正志 鴇田
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    • H04B1/02Transmitters
    • H04B1/03Constructional details, e.g. casings, housings
    • H04B1/034Portable transmitters
    • GPHYSICS
    • G08SIGNALLING
    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
    • G08C17/00Arrangements for transmitting signals characterised by the use of a wireless electrical link
    • G08C17/02Arrangements for transmitting signals characterised by the use of a wireless electrical link using a radio link
    • GPHYSICS
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    • G08CTRANSMISSION SYSTEMS FOR MEASURED VALUES, CONTROL OR SIMILAR SIGNALS
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工具を用いずに筐体の組立・分解が簡単に行
え、基板単位で検査や部品交換等の作業が行える。 【構成】 スティック機構4は、基板5の切欠き32,
35に位置決め片16が当接した状態で、係止爪17が
基板5の取付穴33,36に係止されて基板5の表面に
仮固定される。スティック機構4が仮固定された基板5
は、2つに分割された一方の背面側筐体3に対し、受け
片41により位置決めされ、保持突起42,45により
ハウジング6の底面側が位置決め保持される。係合爪5
1を取付穴75に係合し、係着爪74を取付穴50に係
着することにより正面側筐体2が背面側筐体3に係着さ
れると、押さえ片73が基板5の表面を押さえ、保持突
起56,66がハウジング6の表面側を位置決め保持す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被操縦体としての飛行
機、車、船等のラジコン模型を遠隔操縦する際に使用さ
れるラジコン送信機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】被操縦体としての飛行機、車、船等のラ
ジコン模型を遠隔操縦する際には、ラジコン模型の機種
に応じたチャンネルを備えた専用のラジコン送信機が使
用される。
【0003】この種のラジコン送信機は、本体をなす筐
体が側周面において正面側筐体と背面側筐体との2つに
分割されている。これら正面側筐体と背面側筐体との間
は、互いに開口側端面を突き合わせた状態で複数箇所が
ネジにより固定されている。被操縦体の操縦時に操作さ
れるスティック機構は、正面側筐体の開口凹部に配置さ
れてネジにより固定されている。また、操縦に係わる各
種信号処理を行うための回路部品が搭載された基板は、
背面側筐体内の中央部に複数箇所でネジにより固定され
ている。そして、分割された別々の筐体に対してネジ止
めされたスティック機構と基板との間は、スティック機
構の各端子にリード線の一端をハンダ付けし、基板のパ
ターンにリード線の他端をハンダ付けすることによって
電気的な接続を行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のラジコン送信機では、2つに分割された正面側
筐体と背面側筐体の固定だけでなく、筐体に対するステ
ィック機構や基板の固定にもネジを使用しているので、
組立・分解に工具が必要で手間がかかるという問題があ
った。また、別々に構成されたスティック機構と基板と
の間にリード線をハンダ付けするので、安定した状態で
リード線の処理が行えなかった。
【0005】ところで、この種のラジコン送信機は、通
常、スティック機構をニュートラル状態に調整する検査
工程を経て出荷される。この検査はスティック機構と基
板とが電気的に接続された状態で行なわれるが、上述し
た従来のラジコン送信機の構成では、スティック機構が
基板にリード線を介して接続されているだけで、基板に
対してスティック機構がぶらついて動くので、移動中に
リード線が断線し易く、検査時の治具へのセットにも手
間がかかり、取扱いが不便であるという問題があった。
【0006】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、工具を用いずに筐体の
組立・分解が簡単に行え、基板単位で検査や部品交換等
の作業が行えるラジコン送信機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載のラジコン送信機は、着脱可能に係着
される2つに分割された筐体と、回路部品が搭載された
基板と、ハウジングに対して揺動自在に軸支されたステ
ィックを有し、前記基板に仮固定されるスティック機構
とを備え、前記筐体の一方には、前記基板を位置決めす
る位置決め部材と、前記スティック機構のハウジングの
底面側を位置決め保持する保持部材とが設けられ、前記
筐体の他方には、前記基板の表面を押さえる押さえ部材
と、前記スティック機構のハウジングの表面側を位置決
め保持する保持部材とが設けられていることを特徴とし
ている。
【0008】また、前記基板には、前記スティック機構
の配設位置に取付穴が形成され、該取付穴に近接してス
ティックの操作方向に位置する縁部に切欠きが形成され
ており、前記スティック機構は、前記取付穴に係止する
係止爪と、前記切欠きに当接する位置決め部材とがハウ
ジングの底面に設けられている。
【0009】
【作用】スティック機構は、基板の切欠きに位置決め部
材が当接した状態で、係止爪が基板の取付穴に係止され
て基板の表面に仮固定される。スティック機構が仮固定
された基板は、2つに分割された筐体の一方に対し、位
置決め部材により基板が位置決めされ、保持部材により
スティック機構のハウジングの底面側が位置決め保持さ
れる。そして、筐体の他方を筐体の一方に係着すること
により、押さえ部材が基板の表面を押さえ、保持部材が
スティック機構のハウジングの表面側を位置決め保持す
る。このように、スティック機構が仮固定された基板を
分割された筐体で両側から挟み込むことにより、ネジを
用いることなく基板とスティック機構とが筐体内に位置
決め固定される。
【0010】
【実施例】図1は本発明によるラジコン送信機の一実施
例を示す分解斜視図、図2は同ラジコン送信機の横断面
図、図3は同ラジコン送信機の縦断面図、図4は同ラジ
コン送信機の基板に仮固定されたスロットル側のスティ
ック機構の平面図、図5は同スティック機構の図4にお
ける縦断面図、図6は同ラジコン送信機の基板に仮固定
されたステアリング側のスティック機構の平面図、図7
(a)は同スティック機構の図6における横断面図、図
7(b)は同スティック機構の図6における部分縦断面
図、図8は同ラジコン送信機の背面側筐体を表から見た
図、図9は同ラジコン送信機の正面側筐体を裏から見た
図である。なお、図3に示す断面図は把手部分を省略し
ている。
【0011】この実施例によるラジコン送信機は、図1
に示すように、本体をなす筐体1が側周面部分で正面側
筐体2と背面側筐体3との2つに分割され、スティック
機構4が仮固定された基板5を正面側筐体2と背面側筐
体3とにより両側から挟み込み位置決め固定して組み立
てられるもので、工具を用いずに組立・分解が可能な構
成となっている。
【0012】スティック機構4は、同一に構成されるス
ロットル側のスティック機構4aと、ステアリング側の
スティック機構4bからなる。各スティック機構4a,
4bは、図4乃至図7に示すように、箱状に形成された
ハウジング6の前面側の開口部6a内にスティック7が
揺動自在に軸支されている。スティック7は、操作され
ない状態でスプリング7aの付勢力によってハウジング
6の中心に位置しており、被操縦体を遠隔操縦する際の
スティック7の操作に連動して可変抵抗器の出力が変化
するようになっている。ハウジング6の一方の長側板8
(8a)には、スロットルまたはステアリング微調整用
のトリムレバー9がスティック7と平行に取り付けられ
ている。両長側板8a,8bの底面ほぼ中央には、ハウ
ジング6の高さ方向に突出した角形ブロック形状の突出
片10が一体形成されている。
【0013】ハウジング6の底面には、図4及び図6に
おいて破線で示すように、基板5の表面に対するスティ
ック機構4の取付傾斜角度を決めるための角度決めピン
15と、スティック機構4を基板5に位置決めするため
の位置決め片16と、スティック機構4を基板5に仮固
定するための係止爪17とがそれぞれ一体形成されてい
る。
【0014】角度決めピン15は、ハウジング6の両長
側板8a,8bの底面に一体形成されるもので、スティ
ック7からほぼ等距離の位置に2箇所ずつ突出して対向
配設されている。各角度決めピン15は、先端が球面状
に形成されており、トリムレバー9側の一方の角度決め
ピン15aが他の同一長さの3つの角度決めピン15b
より長く形成されている。そして、トリムレバー9と反
対側に位置する2つの角度決めピン15b,15bの先
端を結ぶ線は、ハウジング6の底面に対して平行となっ
ている。これに対し、トリムレバー9側の角度決めピン
15aの先端と、トリムレバー9と反対側に位置する角
度決めピン15bの先端とを結ぶ線は、ハウジング6の
底面に対して所定角度(例えば5°前後)傾斜してい
る。この傾斜角度は、組み立てられた筐体1を把持した
際に、スティック7の操作がし易い角度に設定されてい
る。
【0015】位置決め片16は、ハウジング6の両短側
板18(18a,18b)の底面縁部に対向して一体形
成されている。一方の位置決め片16aは、底面側から
見た形状がL字状をなし、ハウジング6の短側板18a
の底面から突出して設けられている。位置決め片16a
は、ハウジング6の長手方向の端面が角度決めピン15
の傾斜角と同一角度(例えば5°)に傾斜した接触面1
9を形成している。
【0016】他方の位置決め片16bは、位置決め片1
6aと対向して反対側の短側板18bに設けられてい
る。位置決め片16bは、ハウジング6の底面から位置
決め片16aとほぼ同一長さで垂直に突出された基体2
0を有している。位置決め片16aと対向する基体20
の内側面には、傾斜した位置決め片16aの接触面19
からの延長線上に接触面21を有する当接部22が一体
形成されている。当接部22と反対側の基体20の外側
面には、角度決めピン15の傾斜角と同一角度(例えば
5°)の接触面23を有する当接部24が一体形成され
ている。
【0017】係止爪17は、2つの位置決め片16a,
16bの間に配設され、ハウジング6の底面に対して垂
直に突出した弾性を有する突出部25を備えている。突
出部25は、位置決め片16と対向する面が位置決め片
16aの接触面19と位置決め片16bの接触面21と
を結ぶ面に対して垂直な傾斜面26を形成している。突
出部25の先端部には、角錐台状の爪部27が一体形成
されている。爪部27における位置決め片16a側の稜
線27aは、長側板8aの角度決めピン15a,15b
間を結ぶ線に沿って同一角度(例えば5°前後)傾斜し
ている。
【0018】基板5には、図1に示すように、各スティ
ック機構4におけるスティック7の操作に伴う可変抵抗
器の出力信号の処理を含む操縦に係わる各種信号処理を
行うための回路部品30として、IC30a、表示素子
(LED)30b、スイッチ30c等が搭載されてい
る。例えば図示の例では、基板5の中央上部に2つの表
示素子30bが並設され、基板5の中央1つ、下部に2
つのスイッチ30cが配設されている。基板5の上部左
側には、ハウジング6の上側の一部が基板5の上縁部よ
り突出した状態でスロットル側のスティック機構4aが
仮固定され、基板5の上部右側には、ハウジング6の右
側の一部が基板5の右縁部より突出した状態でステアリ
ング側のスティック機構4bが仮固定されるようになっ
ている。これらスティック機構4a,4bは、基板5に
対して互いに直交して仮固定され、リード線31を介し
て基板5との間が電気的に接続されている。
【0019】スロットル側のスティック機構4aが仮固
定される基板5の上部左側の上縁部には、位置決め片1
6bの当接部22の接触面21が基板5の表面に当接し
た状態で基体20が挿通される切欠き32が形成されて
いる。切欠き32から基板5の所定長さ内側部分には、
位置決め片16bの基体20の内側面が切欠き32の壁
面に当接した状態で係止爪17の爪部27が係止される
係止穴33が形成されている。
【0020】スロットル側のスティック機構4aが配設
される基板5の左側中央には、ハウジング6の長側板8
が位置する部分に2つの貫通穴34が並設されている。
これら2つの貫通穴34は、ハウジング6の突出片10
の内側面の延長上に内縁34aを有し、突出片10より
大径の長方形状に形成されている。
【0021】ステアリング側のスティック機構4bが仮
固定される基板5の上部右側の右縁部には、位置決め片
16aが挿通される切欠き35が形成されている。切欠
き35から基板5の所定長さ内側部分には、位置決め片
16aの内側面が切欠き35に当接した状態で係止爪1
7の爪部27が係止される係止穴36が形成されてい
る。係止穴36から基板5の所定長さ内側部分には、位
置決め片16bの基体20が遊挿される取付穴37が形
成されている。
【0022】ステアリング側のスティック機構4bが配
設される基板5の右側上部中央には、ハウジング6の左
側上下の角部が臨むように円形状の2つの貫通穴38が
並設されている。これら貫通穴38は、ハウジング6の
長側板8と短側板18とでなす稜線の延長上に中心が位
置するように形成されている。
【0023】背面側筐体3の中央には、図8において一
点鎖線で示すように、被操縦体を遠隔制御するための変
調信号を出力するアンテナ40が固定されている。背面
側筐体3の表面には、基板5の外周縁を複数箇所で位置
決め保持する矩形状の基板受け片41が一体に突出形成
されている。図示の例では、背面側筐体3の上部中央寄
りに2箇所、下部外側寄りに2箇所、左右中央に1箇所
ずつそれぞれ基板受け片41がアンテナ40を中心とし
て対向配置されている。各基板受け片41には、先端内
側部分に基板5の外周面及び底面側の外周縁を受けるた
めの段部41aが形成されており、6箇所に設けられた
基板受け片41によって基板5をアンテナ40の中心軸
と平行に位置決め保持している。
【0024】背面側筐体3の上部左側の表面には、スロ
ットル側のスティック機構4aのハウジング6を位置決
め保持するための位置決め保持突起42が一体形成され
ている。位置決め保持突起42は、基板5が基板受け片
41に位置決めされた状態で基板5の2つの貫通穴34
を遊嵌する位置に立設された一対の位置決め保持突起4
2aと、基板5が基板受け片41に位置決めされた状態
で基板5の上縁部に近接して位置決め保持突起42aと
対向配置され、ハウジング6の上側両角部に対応して立
設された一対の位置決め保持突起42bからなる。
【0025】位置決め保持突起42aは、角形ブロック
形状に形成され、ハウジング6の突出片10を位置決め
保持する切欠凹部43が先端内側部分に形成されてい
る。切欠凹部43の表面は、基板受け片41に位置決め
された基板5に対して所定角度(例えば5°前後)傾斜
し、突出片10の底面を受けるための載置面43aを形
成している。切欠凹部43の周壁面は、突出片10の側
面を保持する保持壁43bを形成している。
【0026】位置決め保持突起42bは、円筒形状に形
成され、対向する内側部分に1/4円の切欠凹部44が
形成されている。切欠凹部44の表面は、基板受け片4
1に位置決めされた基板5に対して所定角度(例えば5
°前後)傾斜し、ハウジング6の角部底面を受けるため
の載置面44aを形成している。切欠凹部44の直角を
なす2つの壁面は、ハウジング6の長側板8及び短側板
18の側面を保持する保持壁44bを形成している。な
お、上側2つの位置決め保持突起42bにおいて長側板
8の上端を保持する保持壁44bは、載置面44aに対
して垂直に形成されている。
【0027】背面側筐体3の上部右側の表面には、ステ
アリング側のスティック機構4bのハウジング6を位置
決め保持するための位置決め保持突起45が形成されて
いる。位置決め保持突起45は、基板5が基板受け片4
1に位置決めされた状態で基板5の2つの貫通穴38を
遊嵌する位置に立設された一対の位置決め保持突起45
aと、基板5が基板受け片41に位置決めされた状態で
基板5の右縁部に近接して位置決め保持突起45aと対
向配置され、ハウジング6の右側両角部に対応して立設
された一対の位置決め保持突起45bからなる。
【0028】各位置決め保持突起45a,45bは、円
筒形状に形成され、それぞれが対向する内側部分に1/
4円の切欠凹部46が形成されている。切欠凹部46の
表面は、基板受け片41に位置決めされた基板5に対し
てハウジング6を所定角度(例えば5°前後)傾斜した
状態に保持するようにハウジング6の底面を受ける載置
面46aを形成している。各切欠凹部46の直角をなす
2つの壁面は、ハウジング6の長側板8及び短側板18
の側面を保持する保持壁46bを形成している。なお、
上側2つの位置決め保持突起45bにおいて長側板5の
上端を保持する保持壁46bは、載置面46aに対して
垂直に形成されている。
【0029】背面側筐体3の下縁部には、アンテナ40
を中心として一対の取付穴50が貫通して形成されてい
る。取付穴50は長方形状に形成され、周壁面50aが
表面側に向かって広く傾斜している。取付穴50の位置
における背面側筐体3の裏面には、四角形状の凹部49
が形成されている。背面側筐体3の上部両角部には、先
端に鉤状の爪部51aを有する一対の係合爪51が一体
形成されている。
【0030】背面側筐体3の下部に設けられた基板受け
片41より下側には、電池収納部52の側壁面を形成す
る一対の支持片53が一体形成されており、左側の支持
片53aには、電池の接点バネ54が着脱可能に取り付
けられている。なお、右側の支持片53bには、基板受
け片41に基板5が位置決めされた状態で、基板5に固
定された電池の接点バネ54が取り付けられるようにな
っている。
【0031】正面側筐体2の上部右側の裏面には、図9
に示すように、スロットル側のスティック機構4aが収
容される開口凹部55が形成されている。開口凹部55
の周囲4箇所には、スロットル側のスティック機構4a
のハウジング6を位置決め固定するための位置決め押さ
え突起56が一体形成されている。
【0032】上部両側側2箇所と下部左側にそれぞれ配
設された位置決め押さえ突起56aは、ハウジング6の
上縁部の角部に当接して位置決め保持するための当接面
57を有している。上下の位置決め押さえ突起56a,
56a間を結ぶ線は、所定角度(例えば5°前後)に傾
斜している。下部右側に配設された位置決め押さえ突起
56bは、トリムレバー9の配設位置よりも内側に設け
られ、ハウジング6の短側板18の上縁部に当接して位
置決め保持するための当接面58を有している。
【0033】正面側筐体2の上部左側の裏面には、ステ
アリング側のスティック機構4bが収容される開口凹部
65が形成されている。開口凹部65の周囲4箇所に
は、ステアリング側のスティック機構4bのハウジング
6を位置決め固定するための位置決め押さえ突起66が
形成されている。
【0034】上部両側側2箇所と下部右側に配設された
位置決め押さえ突起66aは、ハウジング6の角部に当
接して位置決め保持するための当接面67を有してい
る。下部左側に配設された位置決め押さえ突起66b
は、トリムレバー9の配設位置よりも上側に設けられ、
ハウジング6の短側板18の上縁部を押さえる当接面6
8を有している。
【0035】各開口凹部55,65には、各スティック
機構4a,4bのスティック7が挿通される貫通穴70
と、トリムレバー9が挿通される貫通穴71が形成され
ている。正面側筐体2には、基板5上に設けられた表示
素子30b、スイッチ30c等の回路部品30と対応す
る位置に部品の形状に合った貫通穴72が形成されてい
る。
【0036】正面側筐体2の下部中央は、電池収納部5
2の前後壁面及び底面を形成しており、電池収納部52
の上側2箇所には、矩形状の基板押さえ片73が一体形
成されている。基板押さえ片73から基板5の幅に対応
した正面側筐体2の上部中央にも矩形状の基板押さえ部
材73が一体形成されており、基板5を3点で押さえて
いる。電池収納部52の表面側には、電池が収納される
開口部を覆う蓋部材77が着脱可能に取り付けられてい
る。
【0037】電池収納部52の下側で、正面側筐体2の
下縁部には、正面側筐体2を背面側筐体3に対して固着
するための一対の係着爪74が一体形成されている。固
着爪74は、弾性が得られるようにU字状に形成され、
先端に鉤状の爪部74aを有している。正面側筐体2の
上部両角部には、背面側筐体3の係合爪51の爪部51
aが係合される四角形状の取付穴75が貫通して形成さ
れている。取付穴75より角部端面にかけては、係合爪
51を取付穴75に案内するためのガイド溝76が取付
穴75に連続して形成されている。
【0038】そして、上記のように構成されたラジコン
送信機を組み立てる場合には、まず、2つのスティック
機構4a,4bを基板5に仮固定する。スロットル側の
スティック機構4aを基板5に仮固定するには、位置決
め片16bの基体20を切欠き32に挿通し、係止爪1
7を係止穴33に嵌め込む。これにより、基体20の内
側面が切欠き32に当接した状態で係止爪17の爪部2
7の基端部が係止穴33に係止される。この状態で、ス
ティック機構4aは、位置決め片16bの当接部22の
接触面21、位置決め片16aの接触面及び前方に位置
する2つの角度決めピン15bの4箇所が基板5の表面
に接触する。そして、スティック機構4aは、所定角度
の傾斜を保ちつつ、前後左右へのハウジング6の動きが
ある程度の遊びを持って規制されながら基板5の表面に
仮固定される。
【0039】ステアリング側のスティック機構4bを基
板5に仮固定するには、位置決め片16aを切欠き35
に、また位置決め片16bの基体20を取付穴37にそ
れぞれ挿通し、係止爪17を係止穴36に嵌め込む。こ
れにより、係止爪17の爪部27の基端部が係止穴36
に係止される。この状態で、スティック機構4bは、位
置決め片の当接部の接触面、前方に位置する2つの角度
決めピン15b及び後方に位置する長い角度決めピン1
5aの4箇所が基板5の表面に接触する。そして、ステ
ィック機構4bは、所定角度の傾斜を保ちつつ、前後左
右へのハウジング6の動きがある程度の遊びを持って規
制されながら基板5の表面に仮固定される。このように
して、2つのスティック機構4a,4bは、基板5の上
方に下り勾配で傾斜した状態で基板5の表面に仮固定さ
れる。
【0040】次に、上記のように2つのスティック機構
4a,4bが仮固定された基板5を背面側筐体3に位置
決め固定する。すなわち、位置決め保持突起42aを貫
通穴34に遊嵌させるとともに、位置決め保持突起45
aを貫通穴38に遊嵌させて基板5の周縁部を基板受け
片41の段部41aに位置決めする。これにより、基板
5が背面側筐体3に対して前後左右の位置決めがなされ
ると同時に、基板5に仮固定された各スティック機構4
a,4bが、それぞれ4箇所の位置決め保持突起42,
45の切欠凹部43,44,46に当接して前後左右の
位置決めがなされ、基板5の表面に対して所定角度傾斜
した状態で位置決め保持される。
【0041】次に、背面側筐体3の係合爪51を正面側
筐体2のガイド溝76に合わせ、このガイド溝76に沿
って係合爪51をスライドさせ、係合爪51を取付穴7
5に係止させるとともに正面側筐体2の係着爪74を背
面側筐体3の取付穴50に係着させる。これにより、基
板5及びスティック機構4は、正面側筐体2と背面側筐
体3とにより、それぞれ筐体1内に位置決め固定された
状態で組立が完了する。
【0042】この結果、基板5は底面側の周縁部が6箇
所の基板受け片41により位置決めされた状態で、表面
が3箇所の基板押さえ片73により押さえ込まれて位置
決め固定される。同時に、2つのスティック機構4は、
スロットル側のスティック機構4aが、ハウジング6の
底面が4箇所の位置決め保持突起42により前後左右の
位置決めがなされた状態で、ハウジング6の表面が4箇
所の位置決め押さえ突起56により押さえ込まれて位置
決め固定される。また、ステアリング側のスティック機
構4bが、ハウジング6の底面が4箇所の位置決め保持
突起45により前後左右の位置決めがなされた状態で、
ハウジング6の表面が4箇所の位置決め押さえ突起66
により押さえ込まれて位置決め固定される。
【0043】上記のように組み立てられた筐体1を分解
する場合には、凹部49に指を掛けて係着爪74を押し
下げ、係着爪74の爪部74aを取付穴50の傾斜した
周壁面50aに沿って移動させる。次に、係着爪74を
取付穴50から解除した後、係合爪51を取付穴75か
ら外して正面側筐体2を背面側筐体3から引き上げて分
離させる。背面側筐体3に位置決めされた基板5は、上
方に引き上げることにより背面側筐体3から外れる。ま
た、基板5に仮固定されたスティック機構4は、1箇所
に設けられた係止穴36に対する係止爪17の係止を解
除することにより外れる。
【0044】従って、上述した実施例によれば、2つの
スティック機構4a,4bは、ハウジング6の底面に設
けられた係止爪17によって基板5に仮固定される構成
なので、従来のようなスティック機構4a,4bのぶら
つきによるリード線31の断線を防ぐことができる。ま
た、基板5にスティック機構4が仮固定された状態でリ
ード線31の接続が可能なので、安定した状態でリード
線31の処理を行うことができる。しかも、スティック
機構4a,4bを含めて基板5単位で取り扱うことがで
きるので、検査時の治具へのセットにも手間がかから
ず、電気的な検査や調整をはじめ、部品の交換等を容易
に行うことができる。
【0045】筐体1は、2つに分割された正面側筐体2
と背面側筐体3とにより、スティック機構4a,4bが
仮固定された基板5を両側から挟み込むようにしてネジ
を一切用いずに位置決め固定して組み立てられる構成な
ので、工具を必要とせずに筐体の組立・分解を簡単に行
うことができ、作業効率の向上が図れる。
【0046】基板5に対して互いに直交して仮固定され
る2つのスティック機構4a,4bが同一に構成されて
いるので、ストッロル側とステアリング側のスティック
機構の部品の共通化を図ることができる。また、ハウジ
ング6の底面に形成された角度決めピン15及び位置決
め片16により、基板5に対して前後左右の動きを規制
することができると同時に、所定角度傾斜した状態で基
板5への仮固定が行え、基板5に対するスティック機構
4の着脱も1箇所に設けられた係止爪17だけで容易に
行うことができる。
【0047】ところで、上述した実施例では2チャンネ
ルのラジコン送信機を例にとって説明したが、これに限
らず、被操縦体の機種に応じて使用される複数チャンネ
ルのラジコン送信機に適用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のラジコン
送信機によれば、工具を用いずに筐体の組立・分解が簡
単に行うことができる。また、基板単位で検査や部品交
換等の作業が行え、作業効率の向上が図れる。さらに、
スティック機構が基板に仮固定された安定した状態でリ
ード線の接続処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるラジコン送信機の一実施例を示す
分解斜視図
【図2】同ラジコン送信機の横断面図
【図3】同ラジコン送信機の縦断面図
【図4】同ラジコン送信機の基板に仮固定されたスロッ
トル側のスティック機構の平面図
【図5】同スティック機構の図4における縦断面図
【図6】同ラジコン送信機の基板に仮固定されたステア
リング側のスティック機構の平面図
【図7】(a)同スティック機構の図6における横断面
図 (b)同スティック機構の図6における部分縦断面図
【図8】同ラジコン送信機の背面側筐体を表から見た図
【図9】同ラジコン送信機の正面側筐体を裏から見た図
【符号の説明】
1…筐体、2…正面側筐体、3…背面側筐体、4(4
a,4b)…スティック機構、5…基板、6…ハウジン
グ、7…スティック、15…角度決めピン、16…位置
決め片、17…係止爪、32,35…切欠き、33,3
6…係止穴、41…基板受け片、42,45…位置決め
保持突起、50…取付穴、51…係合爪、56,66…
位置決め押さえ突起、73…基板押さえ片、74…係着
爪、75…取付穴。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 着脱可能に係着される2つに分割された
    筐体と、 回路部品が搭載された基板と、 ハウジングに対して揺動自在に軸支されたスティックを
    有し、前記基板に仮固定されるスティック機構とを備
    え、 前記筐体の一方には、前記基板を位置決めする位置決め
    部材と、前記スティック機構のハウジングの底面側を位
    置決め保持する保持部材とが設けられ、 前記筐体の他方には、前記基板の表面を押さえる押さえ
    部材と、前記スティック機構のハウジングの表面側を位
    置決め保持する保持部材とが設けられていることを特徴
    とするラジコン送信機。
  2. 【請求項2】 前記基板には、前記スティック機構の配
    設位置に取付穴が形成され、該取付穴に近接してスティ
    ックの操作方向に位置する縁部に切欠きが形成されてお
    り、 前記スティック機構は、前記取付穴に係止する係止爪
    と、前記切欠きに当接する位置決め部材とがハウジング
    の底面に設けられた請求項1記載のラジコン送信機。
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