JPH1023564A - 電気機器 - Google Patents

電気機器

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JPH1023564A
JPH1023564A JP8174791A JP17479196A JPH1023564A JP H1023564 A JPH1023564 A JP H1023564A JP 8174791 A JP8174791 A JP 8174791A JP 17479196 A JP17479196 A JP 17479196A JP H1023564 A JPH1023564 A JP H1023564A
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JP
Japan
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case
electric component
display device
liquid crystal
crystal display
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JP8174791A
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English (en)
Inventor
Koichi Sekine
浩一 関根
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Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気部品とプリント配線基板をハウジング内
にねじ等の固定手段を用いないで所定の位置に確実に固
定することができ、表示用開口部に対して電気部品が傾
いたりずれたりしないようにする。 【解決手段】 第1のケース2Aの内面に基準面35を
有する仕切壁片17aと、液晶表示装置5を基準面35
に押し付ける押圧部37と、液晶表示装置5を挟持する
2つの挾持片38を一体に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示装置を収納し
たワイヤレス送信装置などの各種電気機器の構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ビルディング等においては、
空調用制御装置の運転、停止、温度設定等をワイヤレス
の送信装置と受信装置によって行なっている(例:特開
平3−6935号公報)。このため、赤外線センサを内
蔵したワイヤレス受信装置を室内の天井に埋め込み、こ
のワイヤレス受信装置にワイヤレス送信装置からの赤外
線による送信情報を送信すると、この送信情報と空調用
制御装置からの入力情報とを比較処理し、その処理結果
に基づく制御信号を空調用制御装置に出力して、運転、
停止、風量制御等を行うようにしている。
【0003】ワイヤレス送信装置は、空調用制御装置に
用いられるものとして構成されることにより、図10に
示すようにハウジング2に設けた運転/停止キー3、室
温設定キー4、液晶表示装置5、図示しない電源、温度
センサ、この温度センサからの各種情報を処理するマイ
クロプロセッサ(以下、MPUという)、駆動回路等が
設けられたプリント配線基板、赤外線発光部としてのL
ED(発光ダイオード)等を備えている。ハウジング2
の構造としては、上下に分割して形成された第1,第2
のケース2A,2Bをねじ止めしたり、接着剤によって
接着したり、あるいは第1、第2のケースを嵌合し弾性
を有する係合片によって係止している。液晶表示装置5
は、プリント配線基板に実装されて第1のケース2A内
に組み込まれ、表示部を第1のケース2Aに設けた電気
部品用開口部6に臨ませている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の空調制御装置におけるワイヤレス送信装置にお
いては、液晶表示装置5をプリント配線基板に実装し、
このプリント配線基板を第1のケース2A内に組み込ん
でいるため、プリント配線基板の位置決め精度が悪い
と、液晶表示装置5が電気部品用開口部6に対して左ま
たは右に傾いたり、ケース前端側または後端側にずれた
りして表示部の外観を損なうという問題があった。すな
わち、この傾きやずれ自体は僅かであるため分かり難い
が、例えば図11に示すように、三角形のマーク7,8
を選択的に切替え表示することによって表示される数字
が室温を表示するものであるか、設定温度を表示するも
のであるかを視認させる場合、(a)図が正常に組み込
まれたときの状態とすると、液晶表示装置5が左に傾い
て組み込まれたとき、(b)図に示すように右側のマー
ク8の上部が電気部品用開口部6の上側縁6aによって
覆われ、ケース後端側にずれて組み込まれたときは
(c)図に示すように左右のマーク7,8が電気部品用
開口部6の上側縁6aから離れすぎ、ケース前端側にず
れて組み込まれたときは、(d)図に示すように左右の
マーク7,8の上部が電気部品用開口部6の上側縁6a
によって覆われてしまい見難くなる。
【0005】したがって、本発明は上記した従来の問題
点を解決するためになされたもので、その目的とすると
ころは、表示装置などの電気部品をハウジング内にねじ
等の固定手段を用いないで所定の位置に確実に固定する
ことができ、電気部品用開口部に対して電気部品が傾い
たりずれたりしないようにした電気機器を提供すること
にある。また、本発明は、電気部品とプリント配線基板
をハウジング内にねじ等の固定手段を用いないで所定の
位置に確実に固定することができ、電子部品とプリント
配線基板とを弾性を有するコネクタを介して電気的に確
実に接続するようにした電気機器を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、第1のケースと第2のケースとで構成された
ハウジング内に電気部品を収納し、この電気部品の一面
を第1のケースに設けた電気部品用開口部に臨ませた電
気機器において、前記第1のケースの内部にこの電気部
品の一辺が当接する基準面と、この基準面と対向しこの
電気部品を前記基準面に押し付ける弾性を有する押圧部
と、前記基準面と平行な方向に対向して設けられ前記電
気部品を弾性的に挟持する2つの挾持片を設けたことを
特徴とする。
【0007】また、本発明は、第1のケースと第2のケ
ースとで構成されたハウジング内にプリント配線基板と
電気部品と弾性を有するコネクタを収納し、この電気部
品の一面を第1のケースに設けた電気部品用開口部に臨
ませた電気機器において、前記第1のケースの内部にこ
の電気部品の一辺が当接する基準面と、この基準面と対
向し電気部品を前記基準面に押し付ける弾性を有する押
圧部と、前記基準面と平行な方向に対向して設けられ前
記電気部品を弾性的に挟持する2つの挾持片と、前記プ
リント配線基板を係止する複数個の弾性を有する基板用
係止片を設け、前記第2のケースの内部に前記プリント
配線基板を前記弾性を有するコネクタを介して前記電気
部品に押し付ける押圧部を一体に突設したことを特徴と
する。また、本発明は、電気部品が液晶表示装置である
ことを特徴とする。
【0008】本発明において、押圧部は電気部品を基準
面に押し付け、基準面と直交する方向の移動および電気
部品用開口部に対する傾きを規制する。2つの挾持片は
液晶電気部品を挟持し、基準面と平行な方向の移動を規
制する。第2のケースに設けた押圧部は電気部品を押圧
し、第1のケースに押し付ける。プリント配線基板は、
第1のケースに設けた基板係止片によって係止され、第
2のケースに設けた押圧部によって電気部品に押し付け
られる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明を空調制
御装置のワイヤレス送信装置に適用した実施の形態を示
す一部を破断した斜視図、図2はハウジングの分解斜視
図、図3は第1のケースを反転させて示すハウジングの
分解斜視図、図4は同送信装置の断面図、図5は第1の
ケースの表示装置収納部を示す平面図、図6は図5のB
−B線断面図、図7は図5のC−C線断面図である。な
お、従来技術の欄で示した構成部材等と同一のものにつ
いては同一符号をもって示し、その説明を適宜省略す
る。これらの図において、ワイヤレス送信装置10は、
ハウジング2を備え、その内部に液晶表示装置5、電源
11、プリント配線基板12、赤外線発光部としてのL
ED13、室内温度を検出する温度センサ14等を収納
している。
【0010】前記ハウジング2は、合成樹脂によって形
成され一体的に結合された第1のケース2Aと第2のケ
ース2Bによって全体が細長い棒状に形成され、基部側
が使用時に手で把持される把持部15を形成し、内部が
3つの仕切壁16(16a,16b),17(17a,
17b),18(18a,18b)によって電源収納部
19,基板収納部20、表示装置収納部21および送信
部22に仕切られている。電源収納部19は、ハウジン
グ2の把持部15側に設けられ電源11を収納する。こ
のように、把持部15内に電源11を収納すると、ワイ
ヤレス送信装置10の重心位置を把持部15側とするこ
とができるので、安定した状態で把持して使用すること
ができる。電源11としては、1.5Vの乾電池が2つ
使用される。基板収納部20には、プリント配線基板1
2が収納され、その前端部が液晶表示装置5を収納する
表示装置収納部21にまで延在している。送信部22は
ハウジング2の前端面に形成された赤外線放射孔24を
有し、前記LED13および温度センサ14を収納して
いる。また、送信部22は、第1のケース2Aの上面と
第2のケース2Bの下面に互いに対向して形成された通
気孔25A,25B(25Bは図示せず)によって外部
と連通しており、これらの通気孔25A,25Bにより
室内の空気を温度センサ14に導くようにしている。
【0011】前記第1のケース2Aは、下面側開放部が
第2のケース2Bの上面側開口部に嵌合され、弾性を有
する複数個の基板用係止片26,27,28によって前
端部、中間部および後端部が係止される。第1のケース
2Aの上面で前記基板収納部20に対応する部位は操作
部を形成し、運転/停止キー3、室温設定キー4および
風量設定キー30が一体に設けられている。また、第1
のケース2Aの上面で前記表示装置収納部21に対応す
る部位は表示部を形成し、電気部品用開口部6が形成さ
れている。この電気部品用開口部6は、液晶表示装置5
の表示部を外部に露呈させている。また、第1のケース
2Aの上面で前記操作部と表示部は、前記電気部品用開
口部6およびキー3,4,30を除き不透明なシート3
1によって覆われている。このシート31は、第1のケ
ース2Aの上面に運転/停止キー3、室温設定キー4お
よび風量設定キー30を一体に設けるために形成された
細孔32を覆っており、前記電気部品用開口部6、前記
運転/停止キー3、室温設定キー4および風量設定キー
30に対応して挿通孔が形成されるとともに、表面には
「室温」、「設定」、「停止/運転」、「温度設定」、
「風量」等の文字が印刷されている。
【0012】前記第1のケース2Aの内部に突設された
仕切壁16aと17aは、同一長さで仕切壁18aより
短く、先端面でプリント配線基板12を支承する。ま
た、仕切壁17aは、図5に示すように前記電気部品用
開口部6を挟んで前記仕切壁18aと平行に対向し、こ
の仕切壁18aと対向する面が前記液晶表示装置5を位
置決めする基準面35を形成している。基準面35は、
電気部品用開口部6の先端側開口縁6aおよび後端側開
口縁6bと平行で、第1のケース2Aの幅方向中心線と
直交する面で形成されている。基準面35の両側には、
液晶表示装置5の左右方向の移動を規制する2つの移動
規制部36が対向して設けられている。この移動規制部
36は、第1のケース2Aの内面に一体に突設されたL
字形の突起からなり、後述するラバーコネクタ57の両
端部がそれぞれ嵌合される。
【0013】また、第1のケース2Aの内面には、液晶
表示装置5の一端面を前記基準面35に押し付ける弾性
を有する押圧部37と、液晶表示装置5を弾性的に挟持
し左右方向の移動を規制する2つの挾持片38が一体に
設けられている。押圧部37は、前記仕切壁18aと電
気部品用開口部6との間に位置して第1のケース2Aの
内面の幅方向中央に突設されている。この押圧部37
は、図6に示すように横長のH形に形成されることによ
り、第1のケース2Aの幅方向に長い板状の本体37A
と、この本体37Aの各端部にそれぞれ設けられた連結
部37B,37Bと、本体37Aの中央部で前記基準面
35と対向する面に一体に突設された突起部39とから
なり、本体37Aが板厚方向、言い換えれば第1のケー
ス2Aの長手方向に弾性変形自在とされる。連結部37
Bの基端は、第1のケース2Aの内面に一体に突設さ
れ、先端面は前記仕切壁17aの先端面と同一平面をな
しておりプリント配線基板12の前端部分を支承する。
前記挾持片38は、U字状の孔40の形成によって前記
電気部品用開口部6の両側に第1のケース2Aの長手方
向に長く延在する舌片状に形成され、左右方向に弾性変
形自在とされる。また、挾持片38の下面先端部には、
液晶表示装置5を側方から押圧する押圧子41が下方に
向かって一体に突設されている。押圧子41は、基準面
35に向かって幅が徐々に小さくなるように内側面41
aが斜面に形成されている。
【0014】さらに、第1のケース2Aの内面両側部に
は、図3に示すように前記プリント配線基板12を係止
する弾性を有する複数個の係止片43と位置決め片44
が一体に突設されている。
【0015】前記第2のケース2Bの下面で把持部15
側には、電源11の着脱を可能にする開口部50が形成
されており、この開口部50を通常はバッテリカバー5
1によって覆っている。バッテリカバー51は、係合片
52,53(図4参照)によって開口部50に着脱自在
に取付けられる。第2のケース2Bの内面に突設された
仕切壁17bの中央には、前記プリント配線基板12を
押圧し弾性を有するコネクタを介して液晶表示装置5を
第1のケース2Aの内面に押し付ける押圧部54が上方
に向かって一体に突設されている。また、第2のケース
2Bの下面前端部下面には、ワイヤレス送信装置10を
壁面に設けたフックに引っ掛けるときに使用されるフッ
ク用凹部55が形成され、この凹部55の一端面にはケ
ースの内外を連通する連通孔56が穿設され、これによ
って前記送信部22に連通している。
【0016】前記液晶表示装置5は、前記基準面35、
移動規制部36、押圧部37および2つの挾持片38,
38によって囲まれた空間内にはめ込まれることにより
位置決めされて第1のケース2A内に固定される。これ
により電気部品用開口部6に対する傾きおよび前後左右
方向のずれを防止され、また前記プリント配線基板12
によって第1のケース2Aの内面にラバーコネクタ57
を介して押し付けられることにより厚さ方向の移動を規
制される。このため、液晶表示装置5は、前記基準面3
5、移動規制部36、押圧部37および2つの挾持片3
8によって囲まれた空間と略同じ大きさを有している。
ラバーコネクタ57は、液晶表示装置5の下側に前記基
準面35に沿って配置されることにより両端部が前記2
つの挾持片38,38によって保持され、プリント配線
基板12によって押圧される。これにより液晶表示装置
5はプリント配線基板12にラバーコネクタ57を介し
て電気的に接続される。
【0017】このような液晶表示装置5を第1のケース
2A内に取付けるには、図8に示すように第1のケース
2Aを裏返しにして液晶表示装置5を組み込む。このと
き、液晶表示装置5を前端部側が後端部側より下になる
ように傾斜させて第1のケース2A内に挿入して前端部
を第1のケース2Aの内面と突起部39との間に差し込
み、図9に示すように後端を基準面35に沿って押し下
げる。後端を基準面35に沿って押し下げていくと、前
端部が押圧部37を押圧する。このため、押圧部37の
本体37Aが前方側に弾性変形し、その弾撥力により液
晶表示装置5の後端面を基準面35に押し付ける。ま
た、液晶表示装置5の前端部を第1のケース2Aの内面
と突起部39との間に差し込むと、押圧子41を側方に
押圧するため左右の挾持片38,38が外側に弾性変形
して液晶表示装置5の前端部を押圧子41によって弾性
的に挟持する。この結果、液晶表示装置5は、電気部品
用開口部6に対する傾きおよび前後左右方向の移動を完
全に規制されて第1のケース2A内に組み込まれる。
【0018】次に、ラバーコネクタ57を基準面35に
沿って第1のケース2A内に挿入し、液晶表示装置5の
端子部に密接する。ラバーコネクタ57は、両端部が移
動規制部36に嵌合され保持されることにより、液晶表
示装置5に対して位置決めされる。したがって、前後左
右方向にずれることはない。この後、プリント配線基板
12を第1のケース2A内に組み込み、第1、第2のケ
ース2A,2Bを係止片26,27,28によって一体
的に結合すると、第2のケース2Bの仕切壁17bに設
けた押圧部54が変形してプリント配線基板12の前記
ラバーコネクタ57に対応する部位を押圧し、プリント
配線基板12とラバーコネクタ57と液晶表示装置5を
電気的に接続する。また、この押圧によって液晶表示装
置5は第1のケース2Aの内面に密接される。
【0019】前記LED13と温度センサ14は、前記
プリント配線基板12の前端部に実装され、送信部22
内に配置される。LED13の先端部は、前記赤外線放
射孔24から外部に露呈している。
【0020】このような構造からなるワイヤレス送信装
置10は、不使用時に卓上または壁面に設置されてい
る。使用時に把持部15を把持して送信部22を図示し
ないワイヤレス受信装置に向けて運転/停止キー3を操
作し運転の開始を指示すると、その指示情報が駆動回路
に送られてLED13を点灯させ、このLED13から
の赤外線が送信情報として発射される。この発射された
送信情報はワイヤレス受信装置の赤外線受光素子により
受光され、この受光された送信情報がワイヤレス受信装
置に内蔵されているMPUおよび通信インターフェース
によって空調用制御装置に送られ、空調運転が開始され
る。同様にして室温設定キー4を操作すると、LED1
3が点灯して室内の設定温度を上昇または下降方向に変
更することができ、このときの設定温度を液晶表示装置
5によって表示する。なお、温度設定後、液晶表示装置
5は室温を表示する。また、空調用制御装置の運転を停
止させるときには、運転/停止キー3を操作すればよ
い。
【0021】上記した本発明に係る表示装置の固定構造
においては、液晶表示装置5自体を第1のケース2Aの
内面に設けた基準面35、移動規制部36、押圧部37
および2つの挾持片38によって位置決めし電気部品用
開口部6に対する傾きおよび前後左右方向のずれを規制
しているので、所定の位置に確実に固定することができ
る。したがって、液晶表示装置5のマーク7,8(図1
1参照)が電気部品用開口部6対して傾いたり覆われた
りすることがなく、表示部の視認性を損なうことがな
い。また、止めねじ等の固定手段を一切用いていないの
で、液晶表示装置5とプリント配線基板12の組込作業
が容易で短時間に行うことができる。さらに、プリント
配線基板12をラバーコネクタ57に押し付けているの
で、液晶表示装置5の厚み方向の移動を規制するととも
に、プリント配線基板12とラバーコネクタ57との電
気的接続を良好にする。
【0022】なお、上記した実施の形態においては、ワ
イヤレスの送信装置10に組み込まれる液晶表示装置5
に適用した例を示したが、本発明はこれに特定されるも
のではなく、壁面等に設置され空調制御装置にケーブル
によって接続される空調設定器やその他各種の電気機器
の電気部品に適用することができる。また、液晶表示装
置5としては、ラバーコネクタ57を備えたものに限ら
ず、ばねを用いたコネクタを備えたものであってもよ
い。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る電気機
器は、第1のケースと第2のケースとで構成されたハウ
ジング内に電気部品を収納し、この電気部品の一面を第
1のケースに設けた電気部品用開口部に臨ませた電気機
器において、前記第1のケースの内部にこの電気部品の
一辺が当接する基準面と、この基準面と対向しこの電気
部品を前記基準面に押し付ける弾性を有する押圧部と、
前記基準面と平行な方向に対向して設けられ前記電気部
品を弾性的に挟持する2つの挾持片を設けたので、電気
部品が電気部品用開口部に対して傾いたり前後左右方向
にずれたりすることがなく、電気部品を所定の位置に安
定にかつ確実に位置決めして固定することができる。ま
た、止めねじを一切用いないので電気部品の取付け作業
も容易である。
【0024】また、本発明は、第1のケースと第2のケ
ースとで構成されたハウジング内にプリント配線基板と
電気部品と弾性を有するコネクタを収納し、この電気部
品の一面を第1のケースに設けた電気部品用開口部に臨
ませた電気機器において、前記第1のケースの内部にこ
の電気部品の一辺が当接する基準面と、この基準面と対
向し電気部品を前記基準面に押し付ける弾性を有する押
圧部と、前記基準面と平行な方向に対向して設けられ前
記電気部品を弾性的に挟持する2つの挾持片と、前記プ
リント配線基板を係止する複数個の弾性を有する基板用
係止片を設け、前記第2のケースの内部に前記プリント
配線基板を前記弾性を有するコネクタを介して前記電気
部品に押し付ける押圧部を一体に突設したので、電気部
品とプリント配線基板の電気的接続が確実で、電気部品
をプリント配線基板に実装する必要がない。また、プリ
ント配線基板の取付け作業も止めねじを必要とせず容易
で組付性もよい。さらに、電気部品の周囲と厚み方向と
を弾性片等によって弾持しているので、耐衝撃性に優
れ、落下衝撃等による破損等を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を空調制御装置のワイヤレス送信装置
に適用した実施の形態を示す一部を破断した斜視図であ
る。
【図2】 ハウジングの分解斜視図である。
【図3】 第1のケースを反転させて示すハウジングの
分解斜視図である。
【図4】 同送信装置の断面図である。
【図5】 第1のケースの表示装置収納部を示す平面図
である。
【図6】 図5のB−B線断面図である。
【図7】 図5のC−C線断面図である。
【図8】 液晶表示装置の取付け作業を説明するための
図で、(a)は(b)図のD−D線断面図、(b)平面
図である。
【図9】 液晶表示装置の取付け作業を説明するための
図で、(a)は(b)図のE−E線断面図、(b)平面
図である。
【図10】 従来のワイヤレス送信装置の外観斜視図で
ある。
【図11】 (a)、(b)、(c)は液晶表示装置の
電気部品用開口部に対する傾きとずれを示す図である。
【符号の説明】
2…ハウジング、2A…第1のケース、2B…第2のケ
ース、5…液晶表示装置、6…電気部品用開口部、10
…ワイヤレス送信装置、12…プリント配線基板、2
6,27,28…基板用係止片、35…基準面、37…
押圧部、38…挾持片、54…押圧部、57…ラバーコ
ネクタ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のケースと第2のケースとで構成さ
    れたハウジング内に電気部品を収納し、この電気部品の
    一面を第1のケースに設けた電気部品用開口部に臨ませ
    た電気機器において、前記第1のケースの内部にこの電
    気部品の一辺が当接する基準面と、この基準面と対向し
    この電気部品を前記基準面に押し付ける弾性を有する押
    圧部と、前記基準面と平行な方向に対向して設けられ前
    記電気部品を弾性的に挟持する2つの挾持片を設けたこ
    とを特徴とする電気機器。
  2. 【請求項2】 第1のケースと第2のケースとで構成さ
    れたハウジング内にプリント配線基板と電気部品と弾性
    を有するコネクタを収納し、この電気部品の一面を第1
    のケースに設けた電気部品用開口部に臨ませた電気機器
    において、前記第1のケースの内部にこの電気部品の一
    辺が当接する基準面と、この基準面と対向し電気部品を
    前記基準面に押し付ける弾性を有する押圧部と、前記基
    準面と平行な方向に対向して設けられ前記電気部品を弾
    性的に挟持する2つの挾持片と、前記プリント配線基板
    を係止する複数個の弾性を有する基板用係止片を設け、
    前記第2のケースの内部に前記プリント配線基板を前記
    弾性を有するコネクタを介して前記電気部品に押し付け
    る押圧部を一体に突設したことを特徴とする電気機器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の電気機器におい
    て、電気部品が液晶表示装置であることを特徴とする電
    気機器。
JP8174791A 1996-07-04 1996-07-04 電気機器 Pending JPH1023564A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8174791A JPH1023564A (ja) 1996-07-04 1996-07-04 電気機器

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