JP2508483Y2 - プログラマブル・コントロ―ラ - Google Patents
プログラマブル・コントロ―ラInfo
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- JP2508483Y2 JP2508483Y2 JP1989092575U JP9257589U JP2508483Y2 JP 2508483 Y2 JP2508483 Y2 JP 2508483Y2 JP 1989092575 U JP1989092575 U JP 1989092575U JP 9257589 U JP9257589 U JP 9257589U JP 2508483 Y2 JP2508483 Y2 JP 2508483Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- unit
- output unit
- main body
- slit
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、プログラマブル・コントローラに関し、特
に制御部を有する本体ユニットに出力ユニットを着脱自
在としたプログラマブル・コントローラに関する。
に制御部を有する本体ユニットに出力ユニットを着脱自
在としたプログラマブル・コントローラに関する。
従来のプログラマブル・コントローラ(以下でPCとい
う)には、電源部、制御部および入出力端子が1体に構
成された、ブロック型と称される形態のものと、これら
の電源部、制御部および入出端子がそれぞれ独立してい
て、これらをマザーボードに差込むことにより相互間の
電気的接続が得られるラックタイプ型のものとがあり、
ブロック型のPCでは一般的に各種カードを取替えること
が難しく、仮にPC内で出力機能に故障が生じたりした場
合はその故障した出力カードを交換するのにいちいち製
造メーカ等専門屋の手を煩わしていた。しかし、最近で
はブロック型PCのなかでも、第9図に示すようにブロッ
ク型のPCで出力カードの交換が可能なものもある。
う)には、電源部、制御部および入出力端子が1体に構
成された、ブロック型と称される形態のものと、これら
の電源部、制御部および入出端子がそれぞれ独立してい
て、これらをマザーボードに差込むことにより相互間の
電気的接続が得られるラックタイプ型のものとがあり、
ブロック型のPCでは一般的に各種カードを取替えること
が難しく、仮にPC内で出力機能に故障が生じたりした場
合はその故障した出力カードを交換するのにいちいち製
造メーカ等専門屋の手を煩わしていた。しかし、最近で
はブロック型PCのなかでも、第9図に示すようにブロッ
ク型のPCで出力カードの交換が可能なものもある。
ここで、31は不図示の制御部等が格納されている本体
ケース、32は電源カード、33は入力カード、34は出力カ
ードであり、これらのカード32〜34はいずれもねじ35に
よって本体ケース31に固定されるように構成されてい
た。また、出力カード34等は第10図に示すようにプリン
ト基板36に端子台37が例えばはんだ付けで接続されてお
り、その端子台37の両端部が第9図に示すようにして本
体ケース31に固定されるようになっている。
ケース、32は電源カード、33は入力カード、34は出力カ
ードであり、これらのカード32〜34はいずれもねじ35に
よって本体ケース31に固定されるように構成されてい
た。また、出力カード34等は第10図に示すようにプリン
ト基板36に端子台37が例えばはんだ付けで接続されてお
り、その端子台37の両端部が第9図に示すようにして本
体ケース31に固定されるようになっている。
第11図もまた、出力カードの交換が可能なブロック型
PCの他の組立例を示す。ここで、41は本体ケース、42は
出力カード、43は端子台フレームであり、44は端子台フ
レーム43の両端を本体ケース41に固定しているねじであ
る。しかして、この場合、出力カード42は第12図に示す
ようにプリント基板45に端子台ベース46をはんだ付けし
た上、その下面側に出力カード42を本体ケース41に装着
するときに、プリント基板45を保護すると共にガイドの
役割をさせるためのガイドケース47が取付けられてい
る。
PCの他の組立例を示す。ここで、41は本体ケース、42は
出力カード、43は端子台フレームであり、44は端子台フ
レーム43の両端を本体ケース41に固定しているねじであ
る。しかして、この場合、出力カード42は第12図に示す
ようにプリント基板45に端子台ベース46をはんだ付けし
た上、その下面側に出力カード42を本体ケース41に装着
するときに、プリント基板45を保護すると共にガイドの
役割をさせるためのガイドケース47が取付けられてい
る。
そこで、出力カード42を本体ケース41に組込むにあた
っては、複数個の出力カード42を第11図に示すようにし
て本体ケース41に差込んだ後、端子台フレーム43を端子
台ベース46に合わせて取付け、ねじ44で一括固定される
ようにしていた。
っては、複数個の出力カード42を第11図に示すようにし
て本体ケース41に差込んだ後、端子台フレーム43を端子
台ベース46に合わせて取付け、ねじ44で一括固定される
ようにしていた。
しかしながら、従来の上述したような形態のPCでは、
本体ケースに出力カードを直接若しくは間接にねじで固
定するように構成されており、組立時や交換時の作業性
がよくない。特に第11図に示した例では、出力カード42
のいずれか1つに故障が発生した場合、端子台フレーム
43によって固定されている全ての出力カードの機能を停
止した上で故障した出力カードの取替えを行わねばなら
ないという欠点があった。
本体ケースに出力カードを直接若しくは間接にねじで固
定するように構成されており、組立時や交換時の作業性
がよくない。特に第11図に示した例では、出力カード42
のいずれか1つに故障が発生した場合、端子台フレーム
43によって固定されている全ての出力カードの機能を停
止した上で故障した出力カードの取替えを行わねばなら
ないという欠点があった。
本考案の目的は、上述した従来の課題に着目し、その
解決を図るべく、簡潔かつ容易に出力カードを交換する
ことができ、しかも確実に電気的接続状態が確保され
て、出力カードのうちのいずれかに故障が生じても他の
出力カードに係ることなく交換が可能なPCを提供するこ
とにある。
解決を図るべく、簡潔かつ容易に出力カードを交換する
ことができ、しかも確実に電気的接続状態が確保され
て、出力カードのうちのいずれかに故障が生じても他の
出力カードに係ることなく交換が可能なPCを提供するこ
とにある。
かかる目的を達成するために、本考案は、制御部を筺
体内に収納した本体ユニットと、前記制御部に電気的に
接続可能な複数の出力カードとを有するプログラマブル
・コントローラにおいて、前記出力カードの各々にカバ
ー部材を着脱自在に取付けて出力ユニットを構成し、該
出力ユニットを着脱自在に収容する出力ユニット固定部
を前記本体ユニットに設けると共に前記出力ユニット固
定部の周壁に通気用のスリットを配設し、前記カバー部
材の前記周壁と対向する面に切欠による撓み壁を形成す
ると共に該撓み壁の前記スリットと対向する位置に該ス
リットに係合可能な係合部を設け、当該係合部を前記ス
リットに係合することにより前記出力ユニットを前記本
体ユニットに装着するようにしたことを特徴とするもの
である。
体内に収納した本体ユニットと、前記制御部に電気的に
接続可能な複数の出力カードとを有するプログラマブル
・コントローラにおいて、前記出力カードの各々にカバ
ー部材を着脱自在に取付けて出力ユニットを構成し、該
出力ユニットを着脱自在に収容する出力ユニット固定部
を前記本体ユニットに設けると共に前記出力ユニット固
定部の周壁に通気用のスリットを配設し、前記カバー部
材の前記周壁と対向する面に切欠による撓み壁を形成す
ると共に該撓み壁の前記スリットと対向する位置に該ス
リットに係合可能な係合部を設け、当該係合部を前記ス
リットに係合することにより前記出力ユニットを前記本
体ユニットに装着するようにしたことを特徴とするもの
である。
[作用] 本考案によれば、本体ユニットの出力ユニット固定部
周壁に設けた通気用スリットに、出力ユニットのカバー
部材の撓み壁に設けた係合部を撓み壁の撓みを利用して
係合させることにより出力カードを出力ユニットとして
本体ユニットに装着できるので、従来のように出力カー
ドをねじ等で本体ユニットに固定したりする必要がな
く、ワンタッチでしかも確実に出力カードを本体ユニッ
トに装着することができる。
周壁に設けた通気用スリットに、出力ユニットのカバー
部材の撓み壁に設けた係合部を撓み壁の撓みを利用して
係合させることにより出力カードを出力ユニットとして
本体ユニットに装着できるので、従来のように出力カー
ドをねじ等で本体ユニットに固定したりする必要がな
く、ワンタッチでしかも確実に出力カードを本体ユニッ
トに装着することができる。
以下に、図面を参照して本考案の実施例を具体的に説
明する。
明する。
まず、本考案にかかる出力ユニットの構成の一例を第
1図および第2図にしたがって説明する。第1図はその
出力ユニット100の構成を示し、ここで、101は出力カバ
ーである。また、第2図は出力カード102の構成を示
す。出力カード102はその端部に出力端子台103を具えて
おり、出力端子台103の両側には、後述するようにして
出力カバー101の係止爪104と係合する係合突起105が設
けられている。
1図および第2図にしたがって説明する。第1図はその
出力ユニット100の構成を示し、ここで、101は出力カバ
ーである。また、第2図は出力カード102の構成を示
す。出力カード102はその端部に出力端子台103を具えて
おり、出力端子台103の両側には、後述するようにして
出力カバー101の係止爪104と係合する係合突起105が設
けられている。
106Aおよび106Bは出力カード102の先端側に形成され
た係合端部であり、これらの係合端部106Aおよび106Bは
第1図に示すように出力カバー101と組合わされるとき
に、出力カバー101の係合溝101Aおよび101Bと係合し、
出力ユニット100としての一体化に貢献する。また、第
1図において、107は出力カバー101の一方の側面上部に
形成した撓み壁、107Aは撓み壁107から突設した係合部
としての係合突起であり、出力ユニット100を本体ケー
ス200(第3図参照)に取付けるときは、第4図に示す
ように、本体カバー201の出力ユニット固定部201Aに設
けたスリット202に上述した係合突起107Aを係合させる
ことにより第5図に示す状態で各出力ユニット100を本
体カバー201側に装着することができる。なお、第4図
において、203は本体ユニット200のカバー201と組合さ
れたケース、204は出力ユニット固定部201Aに設けられ
た通気用の窓である。
た係合端部であり、これらの係合端部106Aおよび106Bは
第1図に示すように出力カバー101と組合わされるとき
に、出力カバー101の係合溝101Aおよび101Bと係合し、
出力ユニット100としての一体化に貢献する。また、第
1図において、107は出力カバー101の一方の側面上部に
形成した撓み壁、107Aは撓み壁107から突設した係合部
としての係合突起であり、出力ユニット100を本体ケー
ス200(第3図参照)に取付けるときは、第4図に示す
ように、本体カバー201の出力ユニット固定部201Aに設
けたスリット202に上述した係合突起107Aを係合させる
ことにより第5図に示す状態で各出力ユニット100を本
体カバー201側に装着することができる。なお、第4図
において、203は本体ユニット200のカバー201と組合さ
れたケース、204は出力ユニット固定部201Aに設けられ
た通気用の窓である。
そこで、まず、出力ユニット100を組立てるにあたっ
ては、第1図および第2図に示すように、出力カード10
2の係合端部106Aおよび106Bを出力カバー101の係合溝10
1Aおよび101Bに係合させた上、出力カード102側の係合
突起105を出力カバー101の係止爪104に係止させればよ
い。また、このようにして得られた出力ユニット100を
本体ユニット200に装着する場合は、出力ユニット110を
上方から本体ユニット200の出力ユニット固定部201Aに
押し込むことで撓み壁107を撓ませ、第5図に示したよ
うにして通気を兼ねた本体カバー201側のスリット202に
出力カバー101の係合突起107Aを係合させた状態となし
て、出力ユニット100全体を出力ユニット固定部201Aの
所定の位置に嵌め込むようにするだけでよい。
ては、第1図および第2図に示すように、出力カード10
2の係合端部106Aおよび106Bを出力カバー101の係合溝10
1Aおよび101Bに係合させた上、出力カード102側の係合
突起105を出力カバー101の係止爪104に係止させればよ
い。また、このようにして得られた出力ユニット100を
本体ユニット200に装着する場合は、出力ユニット110を
上方から本体ユニット200の出力ユニット固定部201Aに
押し込むことで撓み壁107を撓ませ、第5図に示したよ
うにして通気を兼ねた本体カバー201側のスリット202に
出力カバー101の係合突起107Aを係合させた状態となし
て、出力ユニット100全体を出力ユニット固定部201Aの
所定の位置に嵌め込むようにするだけでよい。
かくして、出力カード102と出力カバー101とにより出
力ユニット100を組立てるにあたってもねじを使用する
必要がなく、また、出力ユニット100を本体ユニット200
に組込むにあたっても同様にねじを使用する必要がなく
て、効率的に出力カードの取替えや組立作業を実施する
ことができる。
力ユニット100を組立てるにあたってもねじを使用する
必要がなく、また、出力ユニット100を本体ユニット200
に組込むにあたっても同様にねじを使用する必要がなく
て、効率的に出力カードの取替えや組立作業を実施する
ことができる。
第6図は本考案の他の実施例にかかる出力ユニットの
構成を示す。ここで、出力ユニット110は第1図の実施
例と同様に出力カバー111を具えており、一方、出力カ
ード102の方はここでは図示されていないが第2図の形
態に準じて構成されている。かくして、このような出力
カード102と出力カバー111とが組合された状態では、出
力カード102の端部に取付けられている出力端子台103が
出力カバー111の係止爪104と係合して係止されると共に
出力カード102の他方に設けられた係合端部106Aが出力
カバー111の係合溝111Aに嵌合された状態に保たれる。
構成を示す。ここで、出力ユニット110は第1図の実施
例と同様に出力カバー111を具えており、一方、出力カ
ード102の方はここでは図示されていないが第2図の形
態に準じて構成されている。かくして、このような出力
カード102と出力カバー111とが組合された状態では、出
力カード102の端部に取付けられている出力端子台103が
出力カバー111の係止爪104と係合して係止されると共に
出力カード102の他方に設けられた係合端部106Aが出力
カバー111の係合溝111Aに嵌合された状態に保たれる。
ただし、本実施例では出力カバー111に第1図に示し
たような係合溝101Bは設けられておらず、従って、出力
カード102の方にも第2図に示した係合端部106Bは設け
られないが、このような係合手段を第1図および第2図
に準じて設けるようにしてもよいことは勿論である。更
に第6図において、117および127は出力カバー111の本
体ユニット200に差込まれる側の壁面に形成された上下
の撓み壁であり、117Aは上部撓み壁117から突設した係
合突起、また、127Aは下部撓み壁127から下方に延在さ
せて形成したかぎ型の係合爪である。
たような係合溝101Bは設けられておらず、従って、出力
カード102の方にも第2図に示した係合端部106Bは設け
られないが、このような係合手段を第1図および第2図
に準じて設けるようにしてもよいことは勿論である。更
に第6図において、117および127は出力カバー111の本
体ユニット200に差込まれる側の壁面に形成された上下
の撓み壁であり、117Aは上部撓み壁117から突設した係
合突起、また、127Aは下部撓み壁127から下方に延在さ
せて形成したかぎ型の係合爪である。
そこで、このように構成した出力ユニット110を本体
ユニット200に取付けるときは、第7図に示すように出
力ユニット固定部201Aの奥の壁に設けられ、通気用を兼
ねて形成されたスリット202に撓み壁117の弾性を利用し
て出力ユニット110側の上部撓み壁117に設けた係合部と
しての係合突起117Aを係合させると同時に下部撓み壁12
7の弾性を同時に利用して係合部としての係合爪127Aを
出力ユニット固定部201Aの裏面側に係止させることによ
り第8図に示す状態で各出力ユニット110を本体ユニッ
ト200のカバー201に装着させることができる。
ユニット200に取付けるときは、第7図に示すように出
力ユニット固定部201Aの奥の壁に設けられ、通気用を兼
ねて形成されたスリット202に撓み壁117の弾性を利用し
て出力ユニット110側の上部撓み壁117に設けた係合部と
しての係合突起117Aを係合させると同時に下部撓み壁12
7の弾性を同時に利用して係合部としての係合爪127Aを
出力ユニット固定部201Aの裏面側に係止させることによ
り第8図に示す状態で各出力ユニット110を本体ユニッ
ト200のカバー201に装着させることができる。
本実施例のように構成したプログラマブル・コントロ
ーラにおいては、出力ユニット110を本体ユニット200に
固定するにあたって、第1図に示した実施例に比べ、撓
み壁117の係合突起117Aと撓み壁127の係合爪127Aとによ
り出力ユニット固定部201Aに上下方向にわたってしっか
りと係合されるため、振動等に対して強く安全で、出力
ユニット110と本体ユニット200との間の電気的接続のた
めに出力端子台103の対向面に設けられるコネクタが、
振動等によって生じる撓みのために破損するのを防止す
ることができる。
ーラにおいては、出力ユニット110を本体ユニット200に
固定するにあたって、第1図に示した実施例に比べ、撓
み壁117の係合突起117Aと撓み壁127の係合爪127Aとによ
り出力ユニット固定部201Aに上下方向にわたってしっか
りと係合されるため、振動等に対して強く安全で、出力
ユニット110と本体ユニット200との間の電気的接続のた
めに出力端子台103の対向面に設けられるコネクタが、
振動等によって生じる撓みのために破損するのを防止す
ることができる。
以上説明してきたように、本考案によれば、制御部を
筺体内に収納した本体ユニットと、前記制御部に電気的
に接続可能な複数の出力カードとを有するプログラマブ
ル・コントローラにおいて、前記出力カードの各々にカ
バー部材を着脱自在に取付けて出力ユニットを構成し、
該出力ユニットを着脱自在に収容する出力ユニット固定
部を前記本体ユニットに設けると共に前記出力ユニット
固定部の周壁に通気用のスリットを配設し、前記カバー
部材の前記周壁と対向する面に切欠による撓み壁を形成
すると共に該撓み壁の前記スリットと対向する位置に該
スリットに係合可能な係合部を設け、当該係合部を前記
スリットに係合することにより前記出力ユニットを前記
本体ユニットに装着するようにしたので、出力カードを
交換するようなときにねじ等を用いることなくワンタッ
チで容易にかつ確実に実施することができ、また、組立
工程の合理化によりコストの低減を図ることができるの
みならず出力点数の変更が容易となり、各種仕様の出力
カードを混在させることができるのでユーザの要求に幅
広く対応することができる。また、本体ユニットと出力
ユニットとをケーブルで接続することにより出力の分散
制御が可能となる。
筺体内に収納した本体ユニットと、前記制御部に電気的
に接続可能な複数の出力カードとを有するプログラマブ
ル・コントローラにおいて、前記出力カードの各々にカ
バー部材を着脱自在に取付けて出力ユニットを構成し、
該出力ユニットを着脱自在に収容する出力ユニット固定
部を前記本体ユニットに設けると共に前記出力ユニット
固定部の周壁に通気用のスリットを配設し、前記カバー
部材の前記周壁と対向する面に切欠による撓み壁を形成
すると共に該撓み壁の前記スリットと対向する位置に該
スリットに係合可能な係合部を設け、当該係合部を前記
スリットに係合することにより前記出力ユニットを前記
本体ユニットに装着するようにしたので、出力カードを
交換するようなときにねじ等を用いることなくワンタッ
チで容易にかつ確実に実施することができ、また、組立
工程の合理化によりコストの低減を図ることができるの
みならず出力点数の変更が容易となり、各種仕様の出力
カードを混在させることができるのでユーザの要求に幅
広く対応することができる。また、本体ユニットと出力
ユニットとをケーブルで接続することにより出力の分散
制御が可能となる。
そしてまた、本体ユニットに形成された通気用のスリ
ットを利用し、かつ出力ユニットのカバー部材そのもの
に切欠により撓み壁を形成すると共に該撓み壁に前記ス
リットに係合する係合部を設けたことにより、出力ユニ
ットを本体ユニットに装着するためだけに使用される部
材を設ける必要がなく、更にまた、出力ユニットの本体
ユニットへの装着のためにプログラマブル・コントロー
ラの外形が大きくなることがないという利点を有する。
ットを利用し、かつ出力ユニットのカバー部材そのもの
に切欠により撓み壁を形成すると共に該撓み壁に前記ス
リットに係合する係合部を設けたことにより、出力ユニ
ットを本体ユニットに装着するためだけに使用される部
材を設ける必要がなく、更にまた、出力ユニットの本体
ユニットへの装着のためにプログラマブル・コントロー
ラの外形が大きくなることがないという利点を有する。
第1図は本考案にかかる出力ユニットの構成の一例を示
す斜視図、 第2図は本考案にかかる出力カードの一例を示す斜視
図、 第3図は本考案プログラマブル・コントローラの一例を
示す斜視図、 第4図は本考案にかかる本体カバーの出力ユニット固定
部の斜視図、 第5図は本考案にかかる本体ユニットと出力ユニットと
の係合状態を示す断面図、 第6図は本考案の他の実施例による出力ユニットの構成
を示す斜視図、 第7図は第6図に示す出力ユニットを固定する本体カバ
ー出力ユニット固定部の斜視図、 第8図は他の実施例による本体ユニットと出力ユニット
との係合状態を示す断面図、 第9図は従来例としてその本体ユニットに出力カードが
装着された状態を示す斜視図、 第10図は第9図に示す出力カードの斜視図、 第11図は従来の他の例としてその本体ユニットに出力カ
ードが装着された状態を示す斜視図、 第12図は第11図に示す出力カードの斜視図である。 100,110……出力ユニット、101,111……出力カバー、10
1A,101B……係合溝、102……出力カード、103……出力
端子台、104……係止爪、105……係合突起、106A,106B
……係合端部、107,117,127……撓み壁、107A,117A……
係合突起、127A……係合爪、200……本体ユニット、201
……本体カバー、201A……出力ユニット固定部、202…
…スリット。
す斜視図、 第2図は本考案にかかる出力カードの一例を示す斜視
図、 第3図は本考案プログラマブル・コントローラの一例を
示す斜視図、 第4図は本考案にかかる本体カバーの出力ユニット固定
部の斜視図、 第5図は本考案にかかる本体ユニットと出力ユニットと
の係合状態を示す断面図、 第6図は本考案の他の実施例による出力ユニットの構成
を示す斜視図、 第7図は第6図に示す出力ユニットを固定する本体カバ
ー出力ユニット固定部の斜視図、 第8図は他の実施例による本体ユニットと出力ユニット
との係合状態を示す断面図、 第9図は従来例としてその本体ユニットに出力カードが
装着された状態を示す斜視図、 第10図は第9図に示す出力カードの斜視図、 第11図は従来の他の例としてその本体ユニットに出力カ
ードが装着された状態を示す斜視図、 第12図は第11図に示す出力カードの斜視図である。 100,110……出力ユニット、101,111……出力カバー、10
1A,101B……係合溝、102……出力カード、103……出力
端子台、104……係止爪、105……係合突起、106A,106B
……係合端部、107,117,127……撓み壁、107A,117A……
係合突起、127A……係合爪、200……本体ユニット、201
……本体カバー、201A……出力ユニット固定部、202…
…スリット。
Claims (2)
- 【請求項1】制御部を筐体内に収納した本体ユニット
と、前記制御部に電気的に接続可能な複数の出力カード
とを有するプログラマブル・コントローラにおいて、前
記出力カードの各々にカバー部材を着脱自在に取付けて
出力ユニットを構成し、該出力ユニットを着脱自在に収
容する出力ユニット固定部を前記本体ユニットに設ける
と共に前記出力ユニット固定部の周壁に通気用のスリッ
トを配設し、前記カバー部材の前記周壁と対向する面に
切欠による撓み壁を形成すると共に該撓み壁の前記スリ
ットと対向する位置に該スリットに係合可能な係合部を
設け、当該係合部を前記スリットに係合することにより
前記出力ユニットを前記本体ユニットに装着するように
したことを特徴とするプログラマブル・コントローラ。 - 【請求項2】前記出力ユニットのカバー部材は、前記撓
み壁を前記周壁と対向する面の上下に有し、上下2つの
該撓み壁のそれぞれに前記スリットに係合可能な係合部
を有することを特徴とする請求項1に記載のプログラマ
ブル・コントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989092575U JP2508483Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1989-08-08 | プログラマブル・コントロ―ラ |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63-111262 | 1988-08-26 | ||
JP11126288 | 1988-08-26 | ||
JP1989092575U JP2508483Y2 (ja) | 1988-08-26 | 1989-08-08 | プログラマブル・コントロ―ラ |
Publications (2)
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JP2508483Y2 true JP2508483Y2 (ja) | 1996-08-21 |
Family
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Family Applications (1)
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Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
1989
- 1989-08-08 JP JP1989092575U patent/JP2508483Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0284905U (ja) | 1990-07-03 |
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