JPH08107052A - 位置ずれ評価パターン - Google Patents

位置ずれ評価パターン

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JPH08107052A
JPH08107052A JP23867394A JP23867394A JPH08107052A JP H08107052 A JPH08107052 A JP H08107052A JP 23867394 A JP23867394 A JP 23867394A JP 23867394 A JP23867394 A JP 23867394A JP H08107052 A JPH08107052 A JP H08107052A
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JP
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pattern
evaluation pattern
layer
evaluation
drawn
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Application number
JP23867394A
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Inventor
Tsumoru Suzuki
積 鈴木
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Withdrawn legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ある層と別の層のパターン間の微細なXずれ
量を、該両パターンの交差位置に対応させることが可能
となり、傾斜の値の半分の倍率でY方向に拡大表示する
ことができる位置ずれ評価パターンを提供する。 【構成】 検出したいX方向の位置ずれ量の分解能δX
に対してX方向に微小幅Lxを有し、傾き2k(k>
1)でY方向に長さLyであるような、ある層で描画さ
れたパターン101と、X方向に微小幅Lxを有し、傾
き−2k(k>1)でY方向に長さLyであるような、
別の層で描画されたパターン102とを重ねる構成とす
ることにより、ある層と別の層のパターン間のX方向の
微細なずれ量を傾斜の値2kの半分の倍率kに拡大して
Y方向の該両パターンの交差位置105に表出せしめる
X方向位置ずれ評価パターンAと、そのX方向位置ずれ
評価パターンにおいて、X方向とY方向を入れ替えた構
成のY方向位置ずれ評価パターンBとを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体製造のリソグラ
フィにおいて、ある層で描画されたパターンと別の層で
描画されたパターン間の相対的位置ずれを評価するため
の位置ずれ評価パターンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の評価パターンとしては、
図3に示すようなBOXパターンがあり、ある層で描画
されたパターンA1と、別の層で描画されたパターンA
2間の相対的位置ずれを、パターン間隔A3,A4,A
5,A6の測定等から評価するための評価パターンを用
いた測定評価をしたり、あるいは、図示しないが、バー
ニアパターン(ある層で描画されたバーニア主尺パター
ンと別の層で描画されたバーニア副尺パターン間の相対
的位置ずれを検鏡により評価するための評価パターン)
を用いた検鏡評価が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、BOX
パターンにおいては、測長装置による測定が必要であ
り、評価に時間を要する、或いは、基板の表面状態によ
っては、測長時にノイズのため適正な信号が取れず、測
定できない場合があるといった問題がある。一方、バー
ニアパターンにおいては、主尺と副尺の目盛りの一致点
を微視的に特定する必要があり、特定が必ずしも容易で
ないこと、或いは、パターン崩れ等の影響を受けやす
い、といった問題があった。
【0004】本発明は、上記問題点を除去し、ある層と
別の層のパターン間の微細なXずれ量を、該両パターン
の交差位置に対応させることが可能となり、傾斜の値の
半分の倍率でY方向に拡大表示することができる位置ず
れ評価パターンを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、 (1)ある層で描画されたパターンと別の層で描画され
たパターン間の相対的位置ずれを評価する評価パターン
において、検出したいX方向の位置ずれ量の分解能δX
に対してX方向に微小幅Lxを有し、傾き2k(k>
1)でY方向に長さLyであるような、ある層で描画さ
れるパターンと、X方向に微小幅Lxを有し、傾き−2
k(k>1)でY方向に長さLyであるような、別の層
で描画されるパターンとを重ねる構成とすることによ
り、ある層と別の層のパターン間のX方向の微細なずれ
量を傾斜の値2kの半分の倍率kに拡大してY方向の該
両パターンの交差位置に表出せしめるX方向位置ずれ評
価パターンと、該X方向位置ずれ評価パターンにおいて
X方向とY方向を入れ替えた構成のY方向位置ずれ評価
パターンとを有する。
【0006】ここで、Lx、Lyの寸法範囲としては、
検出したいX方向の位置ずれ量の分解能をδX(例え
ば、0.01〜0.1μm)とするとき、Lx≦20δ
X、Ly≧20k・δXである。 (2)上記(1)記載の位置ずれ評価パターンにおい
て、長さを測定するための目盛りパターンを、Xずれ評
価パターンではY方向に、Yずれ評価パターンではX方
向に並べて配置する。
【0007】(3)上記(1)記載の位置ずれ評価パタ
ーンにおいて、前記Xずれ評価パターンに対して前記あ
る層で描画されるパターンをX方向に複数並べてパター
ンとし、かつ別の層で描画されるパターンをX方向に複
数並べたパターンを有するXずれ評価パターンと、この
Xずれ評価パターンにおいてX方向とY方向を入れ替え
た構成のYずれ評価パターンとを有する。
【0008】(4)上記(3)記載の位置ずれ評価パタ
ーンにおいて、前記Xずれ評価パターンとYずれ評価パ
ターンを同一領域に重ねて配置するようにしたものであ
る。 (5)ある層で描画されたパターンと別の層で描画され
たパターン間の相対的位置ずれを評価する評価パターン
において、X方向に微小幅Lxを有し、Y方向の長さL
yをブロック分割して各ブロックを微小寸法ずつ順次階
段状にオフセットさせるようにした、ある層で描画され
るパターンと、このパターンと構造を同じくし、オフセ
ットの方向が前記パターンとは逆方向になるようにし
た、別の層で描画されるパターンとを重ねる構造とする
ことにより、ある層と別の層のパターン間の微細なXず
れ量を、この両パターンの交差するブロック位置に対応
させてY方向に拡大表示するXずれ評価パターンと、こ
のXずれ評価パターンにおいて、X方向とY方向を入れ
替えた構成のYずれ評価パターンとを有する。
【0009】ここで、Lx、Lyの寸法範囲としては、
検出したいX方向の位置ずれ量の分解能をδX(例え
ば、0.01〜0・1μm)とするとき、Lx≦20δ
X、Ly≧100δXである。 (6)上記(5)記載の位置ずれ評価パターンにおい
て、各ブロックの位置を表示するための目盛りパターン
を、Xずれ評価パターンではY方向に、Yずれ評価パタ
ーンではX方向に並べて配置する。
【0010】(7)上記(5)記載の位置ずれ評価パタ
ーンにおいて、検出対象とするずれ量の最大値の倍程度
以上にブロック長を設定する。 (8)上記(5)記載の位置ずれ評価パターンにおい
て、ある層で描画されるパターンをX方向に複数並べて
パターンとし、かつ別の層で描画されるパターンをX方
向に複数並べてパターンとするXずれ評価パターンと、
このXずれ評価パターンにおいてX方向とY方向を入れ
替えた構成のYずれ評価パターンとを有する。
【0011】(9)上記(8)記載の位置ずれ評価パタ
ーンにおいて、前記Xずれ評価パターンとYずれ評価パ
ターンを同一領域に重ねて配置する。
【0012】
【作用】本発明によれば、上記のように、 (1)上記(1)記載の発明によれば、ある層に描画さ
れるある層のパターンを少し傾斜させ、別の層で描画さ
れる別の層のパターンをある層のパターンとは逆方向に
少し傾斜させた上で、この両パターンを重ねる構成とす
ることにより、ある層と別の層のパターン間の微細なX
ずれ量を、この両パターンの交差位置に対応させること
が可能となり、傾斜の値の半分の倍率でY方向に拡大表
示することができる。
【0013】(2)上記(2)記載の発明によれば、上
記(1)の構成に加えて、長さを測定するための目盛り
パターンを加えることにより、ずれ量の読取りを検鏡の
みによって容易に行うことができる。 (3)上記(3)記載の発明によれば、ある層のパター
ン及び別の層のパターンを、それぞれ複数個並べるよう
に配置して、ある層のパターン及び別の層のパターンと
したので、ある層のパターンと別の層のパターンの交差
位置が、パターン全体の広がりと疎密を見ることで直観
的かつ容易に捉えられるため、その交差位置を一層特定
し易くなるとともに、局所的なパターン崩れ等が生じて
も悪影響を受けずに済むようにすることができる。
【0014】(4)上記(4)記載の発明によれば、上
記(3)におけるXずれ評価パターンとYずれ評価パタ
ーンを同一領域に配置するようにしたので、上記(3)
においてXずれ評価パターン、Yずれ評価パターンそれ
ぞれに必要とされていた評価パターン占有面積を全体的
に1/2に縮小することが可能となる。 (5)上記(5)記載の発明によれば、ある層で描画さ
れるパターンをブロック分割し、検出したい最小ずれ量
の倍程度の微小寸法ずつ各ブロックを順次階段状にオフ
セットさせてゆくようにし、別の層で描画されるパター
ンをある層のパターンと同様であるが、オフセットがあ
る層のパターンと逆方向になるようにした上で、この両
パターンを重ねる構造とすることにより、ある層と別の
層のパターン間の微細なXずれ量を、この両パターンの
交差するブロック位置に対応させることが可能となり、
Y方向に拡大表示することが可能となる。
【0015】(6)上記(6)記載の発明によれば、上
記(5)の構成に加えて、各ブロックの位置に対応した
目盛りパターンを加えたことにより、両パターンが交差
するブロックの位置を検鏡によって簡易に読み取ること
ができる。 (7)上記(7)記載の発明によれば、検出対象とする
ずれ量の最大値の倍程度以上にブロック長を設定するこ
とにより、Xずれ評価パターンにおけるYずれ量の影響
を除去することが可能となる。
【0016】(8)上記(8)記載の発明によれば、上
記(5)におけるある層のパターン及び別の層のパター
ンをそれぞれ複数個並べるように配置して、ある層のパ
ターン及び別の層のパターンとしたので、ある層のパタ
ーンと別の層のパターンの交差位置が、全体の広がりと
疎密を見ることで直観的かつ容易に捉えられるため、そ
の交差位置を一層特定し易くなるとともに、局所的なパ
ターン崩れが生じても悪影響を受けずに済むようにする
ことができる。
【0017】(9)上記(9)記載の発明によれば、上
記(8)におけるXずれ評価パターンとYずれ評価パタ
ーンを同一領域に配置するようにしたので、上記(8)
において、Xずれ評価パターン、Yずれ評価パターンそ
れぞれに必要とされていた評価パターン占有面積を全体
的に1/2に縮小することが可能となる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は本発明の第1実施例を示す位置ずれ評
価パターンの平面図(その1)であり、ある層のパター
ンが別の層のパターンに対して位置ずれなく描画された
ときの仕上がり状態を模式的に表している。図2はその
評価パターンの平面図(その2)であり、ある層のパタ
ーンが別の層のパターンに対して位置ずれを起こして描
画されたときの仕上がり状態を模式的に表している。
【0019】図1には、ある層(以下、第1の層とい
う)で描画されたパターン101に対して、別の層(以
下、第2の層という)で描画されたパターン102がX
方向にどれだけずれたかを評価するためのX方向位置ず
れ評価パターン(以下、Xずれ評価パターン)Aが示さ
れており、パターン102がパターン101に対して位
置ずれなく描画されたときの仕上がり状態が模式的に表
わされている。
【0020】ここで、パターン101は微細幅(例えば
0.5μm)を有し、少し傾斜させてある(例えば、傾
き20)。パターン102も微細幅(例えば0.5μ
m)を有し、パターン101と逆方向に少し傾斜させて
ある(例えば、傾き20)。パターン103,104は
パターン101と102の交差する位置をY方向に読み
取るために第1の層で描画される目盛りであり、Xずれ
評価の原点目盛り103は、パターン101とパターン
102が位置ずれなく描画された場合に、該両パターン
の交差位置105のY位置と一致するように設けられ、
補助目盛り104は原点目盛り103からY方向に一定
の間隔(例えば、1μmピッチ)で設けられている。
【0021】更に、パターン106及びパターン107
はそれぞれ第1の層及び第2の層で描画されるY方向位
置ずれ評価パターン(以下、Yずれ評価パターン)Bで
あり、108,109はパターン106とパターン10
7の交差する位置をX方向に読み取るために第1の層で
描画される目盛りである。Yずれ評価の原点目盛り10
8は、パターン106とパターン107とが位置ずれな
く描画された場合に、該両パターンの交差位置110の
X位置と一致するように設けられ、Yずれ評価の補助目
盛り109は原点目盛り108からX方向に一定の間隔
(例えば、1μmピッチ)で設けられている。
【0022】図2において、Xずれ評価パターンAにお
いては、パターン102がパターン101に対して、
0.20μmだけ+X方向にずれたときの仕上がり状態
を模式的に表しており、原点目盛り103から+Y方向
に数えて2つ目の補助目盛り104aにパターン101
とパターン102の交差位置105が一致することが分
かる。
【0023】また、Yずれ評価パターンBにおいては、
パターン107がパターン106に対して、0.20μ
mだけ−Y方向にずれたときの仕上がり状態を模式的に
表しており、原点目盛り108から−X方向に数えて2
つ目の補助目盛り109aにパターン106とパターン
107の交差位置110が一致することが分かる。図1
及び図2において、この実施例ではパターン101とパ
ターン102の傾きを20,−20に設定しているため
に、X方向に生じた0.20μmの位置ずれが、パター
ン101、102の交差位置で見てY方向に傾き20の
半分の値である10倍に拡大された位置、Y=2.0μ
mの位置として観測されている。
【0024】換言すると、X方向の位置ずれ量は、Xず
れ評価パターンAにおけるパターン101とパターン1
02の交差位置の補助目盛りによる読み取り値の1/1
0として与えられる。パターン101とパターン102
の交差位置の補助目盛りによる読み取りの分解能として
は少なくとも目盛りピッチの半分、即ち、この実施例で
は目盛りピッチ1μmの半分の0.5μmであり、した
がって、X方向のずれ量としては、その1/10の0.
05μmまでが読み取り可能である。
【0025】また、Y方向の位置ずれ量に関しても、図
1のXずれ評価パターンAにおいてX方向とY方向が入
れ替えられたYずれ評価パターンBによって、Xずれ評
価パターンの場合と同様にして検出することができる。
このように、Xずれ評価パターンとYずれ評価パターン
の両方を盛り込むことによって、それぞれの位置ずれ量
を検鏡のみによって容易に知ることが可能となる。
【0026】なお、実際には、X方向とY方向の位置ず
れは共に生じるが、その場合にも問題はない。なぜな
ら、例えば、X方向にΔXμm、Y方向にΔYμmの位
置ずれが生じていた場合、Xずれ評価パターンによる読
み値をMx、Yずれ評価パターンによる読み値をMyと
するとき、この実施例では、 Mx=10ΔX+ΔY,My=10ΔY+ΔX の関係があり、 ΔX=(10Mx−My)/90,ΔY=(10My−
Mx)/90 と簡単に正味のずれ量、ΔX,ΔYが求められるからで
ある。
【0027】因みに、Xずれ評価パターンにおける読み
値は、ΔXが10倍に拡大されているのに比べて、ΔY
は等倍でしか寄与していないため、MyがMxと同程度
の場合は、上式のΔX=(10Mx−My)/90は、
ΔX≒Mx/10とほぼ読み値のまま扱うことができ
る。Yずれ評価パターンについても同様である。このよ
うに構成するようにしたので、 (1)図1において、第1の層に描画されるパターン1
01を少し傾斜させ、第2の層で描画されるパターン1
02をパターン101とは逆方向に少し傾斜させた上
で、該両パターンを重ねる構成とすることにより、第1
の層と第2の層のパターン間の微細なXずれ量を、該両
パターンの交差位置に対応させることが可能となり、傾
斜の値の半分の倍率でY方向に拡大表示することが可能
となる。
【0028】(2)また、拡大されたずれ量を簡単に読
み取ることができるように、長さを測定するための目盛
りパターンを加えることにより、ずれ量の読み取りを検
鏡のみによって容易に行うことが可能となる。 図4は本発明の第2実施例を示す位置ずれ評価パターン
の平面図である。この実施例においては、前記第1実施
例に示したXずれ評価パターンをX方向に複数個並べて
配置したものであり、パターン201は第1の層で描画
されるパターンを、パターン202は第2の層で描画さ
れるパターンを示す。
【0029】パターン203,204は、パターン20
1とパターン202の交差する位置を、Y方向に読み取
るために第1の層で描画される目盛りであり、原点目盛
り203は、パターン201とパターン202とが位置
ずれなく描画された場合に、該両パターンの交差位置2
05のY位置と一致するように設けられ、補助目盛り2
04は原点目盛り203からY方向に一定の間隔(例え
ば、1μmピッチ)で設けられている。
【0030】図4はパターン202がパターン201に
対して0.20μmだけ+X方向にずれたときの仕上が
り状態を示している。パターンの全体の広がりが最も小
さく、かつ疎な位置として、原点目盛り203から+Y
方向に数えて2つ目の補助目盛り204aにパターン2
01とパターン202の交差位置205が対応している
ことが分かる。第1実施例に比べて、パターン全体の疎
密という情報が加わることにより、疎な位置が直観的に
知られ、第1の層のパターン201と第2の層のパター
ン202の交差位置205が一層特定し易いようになっ
ている。
【0031】Yずれ評価パターンも図示しないが、図4
においてX方向とY方向を入れ替えたパターンとして提
供される。このように構成することにより、第2実施例
によれば、前記第1実施例におけるある層のパターン1
01及び別の層のパターン102を、それぞれ複数個並
べるように配置してパターン201及びパターン202
としたので、パターン201とパターン202の交差位
置がパターン全体の広がりと疎密を見ることで直観的か
つ容易に捉えられるため、その交差位置を一層特定し易
くなるとともに、局所的なパターン崩れ等が生じても悪
影響を受けずに済むようにすることができる。
【0032】図5は本発明の第3実施例を示す位置ずれ
評価パターンの平面図である。この図に示すように、第
3実施例は、前記第2実施例のXずれ評価パターンとY
ずれ評価パターンを同一領域に配置したものである。パ
ターン301及びパターン302は、それぞれ第1の層
及び第2の層で描画されるXずれ評価パターンであり、
パターン303,304はパターン301とパターン3
02の交差する位置をY方向に読み取るために第1の層
で描画される目盛りである。Xずれ評価の原点目盛り3
03は、パターン301とパターン302とが位置ずれ
なく描画された場合に、該両パターンの交差位置のY位
置と一致するように設けられ、Xずれ評価の補助目盛り
304は、原点目盛り303からY方向に一定の間隔
(例えば、1μmピッチ)で設けられている。
【0033】パターン305及びパターン306はそれ
ぞれ第1の層及び第2の層で描画されるYずれ評価パタ
ーンであり、307,308はパターン305とパター
ン306の交差する位置をX方向に読み取るために第1
の層で描画される目盛りである。Yずれ評価の原点目盛
り307は、パターン305とパターン306とが位置
ずれなく描画された場合に、該両パターンの交差位置の
X位置と一致するように設けられ、Yずれ評価の補助目
盛り308は、原点目盛り307からX方向に一定の間
隔(例えば、1μmピッチ)で設けられている。
【0034】上記したように、上記第2実施例における
Xずれ評価パターンとYずれ評価パターンを同一領域に
配置するようにしたので、上記第2実施例においてXず
れ評価パターン、Yずれ評価パターンそれぞれに必要と
されていた評価パターン占有面積を全体的に1/2に縮
小することが可能となる。図5はXずれ評価パターン3
02がパターン301に対して、0.20μmだけ+X
方向にずれ、Yずれ評価のパターン306がパターン3
05に対して、0.20μmだけ+Y方向にずれたとき
の仕上がり状態を示している。パターン全体の広がりが
最も小さく、かつ疎な位置として、Xずれ評価の原点目
盛り303から+Y方向に数えて2つ目の補助目盛り3
04aの位置及びYずれ評価の原点目盛り307から+
X方向に数えて2つ目の補助目盛り308aの位置に、
Xずれ評価パターン301とパターン302の交差位置
及びYずれ評価のパターン305とパターン306の交
差位置が対応していることが分かる。
【0035】図6は本発明の第4実施例を示す位置ずれ
評価パターンの平面図(その1)、図7は本発明の第4
実施例を示す位置ずれ評価パターンの平面図(その2)
である。図6は第1の層で描画されたパターン401に
対して、第2の層で描画されたパターン402がX方向
にどれだけずれたかを評価するためのXずれ評価パター
ンであり、パターン402がパターン401に対して位
置ずれなく描画されたときの仕上がり状態を模式的に表
している。パターン401は微細幅(例えば、0.3μ
m)を有し、Y方向に或るブロック403(例えば、ブ
ロック長404が0.8μm)ごとにX方向に微小寸法
(例えば、0.02μm)ずつ階段状にオフセット40
5されている。パターン402もパターン401と同様
の構成であるが、X方向へのオフセットがパターン40
1とは逆になっている。
【0036】パターン406,407はパターン401
の各ブロック403のY位置に対応して第1の層におい
て描画される目盛りであり、原点目盛り406は、パタ
ーン401とパターン402とが位置ずれなく描画され
た場合に、該両パターンが交差するブロック408のY
位置を示すように設けられ、補助目盛り407はそれぞ
れ他の各ブロックのY位置を示すように設けられる。
【0037】図7はパターン402がパターン401に
対して、0.04μmだけ+X方向にずれたときの仕上
がり状態を模式的に示している。原点目盛り406から
+Y方向に数えて2本目の補助目盛り407aに、即
ち、+Y方向に数えて2つ目のブロック408にパター
ン401とパターン402の交差位置が存在している。
換言すると、パターン401とパターン402の交差位
置を2本目の補助目盛り407aの位置と読み取ること
により、この実施例では、ブロック403間のオフセッ
ト405を0.02μmに設定しているので、Xずれ量
は、0.02μm×2=0.04μmであることがわか
る。
【0038】Yずれ評価パターンも、図示はしないが、
図6及び図7においてX方向とY方向を入れ替えたパタ
ーンとして提供される。このようにして、Xずれ評価パ
ターンとYずれ評価のパターンの両方を盛り込むことに
よって、それぞれの位置ずれ量を検鏡のみによって容易
に知ることが可能となる。
【0039】なお、実際には、X方向とY方向の位置ず
れは共に生じるが、その場合にも問題はない。なぜな
ら、本発明では、例えば、Xずれ評価パターンにおいて
は、ブロック長404を0.8μmに設定しているため
に、Y方向へのずれが生じてもその量がブロック長の半
分未満である限り、パターン401とパターン402の
交差位置408を与えるパターン401の主たるブロッ
クは変わらない。即ち、検出の対象とするずれ量の最大
値(例えば、0.4μm)の倍程度以上に、該ブロック
長を設定すれば良い。パターン401とパターン402
の交差位置の補助目盛りによる位置ずれ量の読み取り分
解能としては、目盛りピッチの半分、即ち、この実施例
では一目盛りに相当するブロック間のオフセット量40
5、つまり、0.02μmの半分の0.01μmまでが
読み取り可能となる。
【0040】上記したように第4実施例によれば、 図6及び図7において、第1の層で描画されるパタ
ーン401をブロック分割し、検出したい最小ずれ量の
倍程度の微小寸法ずつ各ブロックを順次階段状にオフセ
ットさせていくようにし、第2の層で描画されるパター
ン402を、パターン401と同様であるが、オフセッ
トがパターン401と逆方向になるようにした上で、該
両パターンを重ねる構造とすることにより、第1の層と
第2の層のパターン間の微細なXずれ量を、該両パター
ンの交差するブロック位置に対応させることが可能とな
り、Y方向に拡大表示することが可能となる。
【0041】 また、各ブロックの位置に対応した目
盛りパターンを加えたことにより、両パターンが交差す
るブロックの位置を検鏡によって簡易に読み取ることが
可能となる。 更に、検出対象とするずれ量の最大値の倍程度以上
にブロック長を設定することにより、Xずれ評価パター
ンにおけるYずれ量の影響を除去することが可能とな
る。
【0042】図8は本発明の第5実施例を示す位置ずれ
評価パターンの平面図である。前記第4実施例の図7に
示したXずれ評価パターンをX方向に複数個並べて配置
したものであり、パターン501は第1の層で描画され
るパターンを、パターン502は第2の層で描画される
パターンを示す。パターン503,504は、パターン
501の各ブロックのY位置に対応して第1の層におい
て描画される目盛りであり、原点目盛り503は、パタ
ーン501とパターン502とが位置ずれなく描画され
た場合に、該両パターンが交差するパターン501にお
ける該当ブロックのY位置を示すように設けられ、補助
目盛り504はその他の各ブロックのY位置を示すよう
に設けられている。
【0043】図8は、パターン502がパターン501
に対して、0.40μmだけ+X方向にずれたときの仕
上がり状態を示している。パターン全体の広がりが最も
小さく、かつ疎な位置として、原点目盛り503から+
Y方向に数えて2つ目の補助目盛り504a、即ち+Y
方向に数えて2つ目のブロックに、パターン501とパ
ターン502の交差位置505が対応していることが分
かる。第4実施例に比べてパターン全体の疎密という情
報が加わることにより、疎な位置が直観的に知られ、第
1の層のパターン501と第2の層のパターン502の
交差位置505が一層特定し易いようになっている。Y
ずれ評価パターンも、図示はしないが、図8においてX
方向とY方向を入れ替えたパターンとして提供される。
【0044】上記したように第5実施例によれば、前記
第4実施例における第1の層のパターン401及び第2
の層のパターン402を、それぞれ複数個並べるように
配置してパターン501及びパターン502としたの
で、パターン501とパターン502の交差位置505
が全体の広がりと疎密を見ることで直観的かつ容易に捉
えられるため、その交差位置を一層特定し易くなるとと
もに、局所的なパターン崩れが生じても悪影響を受けず
に済むようにすることができる。
【0045】図9は本発明の第6実施例を示す位置ずれ
評価パターンを平面図である。この実施例は、前記第5
実施例に示したXずれ評価パターンとYずれ評価パター
ンを同一領域に配置したものである。パターン601及
びパターン602はそれぞれ第1の層及び第2の層で描
画されるXずれ評価パターンであり、パターン603,
604はパターン601の各ブロックのY位置に対応し
て第1の層で描画される目盛りである。Xずれ評価の原
点目盛り603はパターン601とパターン602とが
位置ずれなく描画された場合に、該両パターンが交差す
る、パターン601における該当ブロックのY位置を示
すように設けられ、Xずれ評価の補助目盛り604は、
それぞれ他のブロックのY位置を示すようにしている。
【0046】パターン605及びパターン606はそれ
ぞれ第1の層及び第2の層で描画されるYずれ評価パタ
ーンであり、607,608はパターン605の各ブロ
ックのY位置に対応して第1の層において描画される目
盛りである。Yずれ評価の原点目盛り607は、パター
ン605とパターン606とが位置ずれなく描画された
場合に該両パターンが交差する、パターン605におけ
る該当ブロックのX位置を示すように設けられ、Yずれ
評価の補助目盛り608はそれぞれ他の各ブロックのX
位置を示すように設けられている。
【0047】図9はXずれ評価パターン602がパター
ン601に対して、0.04μmだけ+X方向にずれ、
Yずれ評価のパターン606がパターン605に対し
て、0.04μmだけ+Y方向にずれたときの仕上がり
状態を示している。パターン全体の広がりが最も小さ
く、かつ疎な位置として、Xずれ評価の原点目盛り60
3から+Y方向に数えて2つ目の補助目盛り604aの
位置、及びYずれ評価の原点目盛り607から+X方向
に数えて2つ目の補助目盛り608aの位置に、Xずれ
評価パターン601とパターン602の交差位置、及び
Yずれ評価のパターン605とパターン606が対応し
ていることが分かる。
【0048】上記したように第6実施例によれば、前記
第5実施例におけるXずれ評価パターンとYずれ評価パ
ターンを同一領域に配置するようにしたので、第5実施
例において、Xずれ評価パターン、Yずれ評価パターン
それぞれに必要とされていた評価パターン占有面積を、
全体的に1/2に縮小することが可能となる。なお、本
発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の
趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これらを本発
明の範囲から排除するものではない。
【0049】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 (1)請求項1記載の発明によれば、ある層に描画され
るある層のパターンを少し傾斜させ、別の層で描画され
る別の層のパターンをある層のパターンとは逆方向に少
し傾斜させた上で、該両パターンを重ねる構成とするこ
とにより、ある層と別の層のパターン間の微細なXずれ
量を、該両パターンの交差位置に対応させることが可能
となり、傾斜の値の半分の倍率でY方向に拡大表示する
ことができる。
【0050】(2)請求項2記載の発明によれば、上記
(1)の構成に加えて、長さを測定するための目盛りパ
ターンを加えることにより、ずれ量の読取りを検鏡のみ
によって容易に行うことができる。 (3)請求項3記載の発明によれば、ある層のパターン
及び別の層のパターンをそれぞれ複数個並べるように配
置してある層のパターン及び別の層のパターンとしたの
で、ある層のパターンと別の層のパターンの交差位置が
パターン全体の広がりと疎密を見ることで直観的かつ容
易に捉えられるため、その交差位置を一層特定し易くな
るとともに、局所的なパターン崩れ等が生じても悪影響
を受けずに済むようにすることができる。
【0051】(4)請求項4記載の発明によれば、上記
(3)におけるXずれ評価パターンとYずれ評価パター
ンを同一領域に配置するようにしたので、上記(3)に
おいてXずれ評価パターン、Yずれ評価パターンそれぞ
れに必要とされていた評価パターン占有面積を、全体的
に1/2に縮小することが可能となる。 (5)請求項5記載の発明によれば、ある層で描画され
るパターンをブロック分割し、検出したい最小ずれ量の
倍程度の微小寸法ずつ各ブロックを順次段階状にオフセ
ットさせていくようにし、別の層で描画されるパターン
をある層のパターンと同様であるが、オフセットがある
層のパターンと逆方向になるようにした上で、該両パタ
ーンを重ねる構造とすることにより、ある層と別の層の
パターン間の微細なXずれ量を、該両パターンの交差す
るブロック位置に対応させることが可能となり、Y方向
に拡大表示することが可能となる。
【0052】(6)請求項6記載の発明によれば、上記
(5)の構成に加えて、各ブロックの位置に対応した目
盛りパターンを加えたことにより、両パターンが交差す
るブロックの位置を検鏡によって簡易に読み取ることが
できる。 (7)請求項7記載の発明によれば、検出対象とするず
れ量の最大値の倍程度以上にブロック長を設定すること
により、Xずれ評価パターンにおけるYずれ量の影響を
除去することが可能となる。
【0053】(8)請求項8記載の発明によれば、上記
(5)におけるある層のパターン及び別の層のパターン
をそれぞれ複数個並べるように配置してある層のパター
ン及び別の層のパターンとしたので、ある層のパターン
と別の層のパターンの交差位置が全体の広がりと疎密を
見ることで直観的かつ容易に捉えられるため、その交差
位置を一層特定し易くなるとともに、局所的なパターン
崩れが生じても悪影響を受けずに済むようにすることが
できる。
【0054】(9)請求項9記載の発明によれば、上記
(8)におけるXずれ評価パターンとYずれ評価パター
ンを同一領域に配置するようにしたので、上記(8)に
おいて、Xずれ評価パターン、Yずれ評価パターンそれ
ぞれに必要とされていた評価パターン占有面積を全体的
に1/2に縮小することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す位置ずれ評価パター
ンの平面図(その1)である。
【図2】本発明の第1実施例を示す位置ずれ評価パター
ンの平面図(その2)である。
【図3】従来の位置ずれ評価パターンであるBOXパタ
ーンの平面図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す位置ずれ評価パター
ンの平面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す位置ずれ評価パター
ンの平面図である。
【図6】本発明の第4実施例を示す位置ずれ評価パター
ンの平面図(その1)である。
【図7】本発明の第4実施例を示す位置ずれ評価パター
ンの平面図(その2)である。
【図8】本発明の第5実施例を示す位置ずれ評価パター
ンの平面図である。
【図9】本発明の第6実施例を示す位置ずれ評価パター
ンを平面図である。
【符号の説明】
101,106,201,301,305,401,5
01,601,605ある層(第1の層)で描画された
パターン 102,107,202,302,306,402,5
02,602,606別の層(第2の層)で描画された
パターン A X方向位置ずれ評価パターン 103,108,203,303,307,406,5
03,603,607原点目盛り 104,109,204,304,308,407,5
04,604,608補助目盛り B Y方向位置ずれ評価パターン 105,110,205,505 交差位置 403,408 ブロック 404 ブロック長 405 オフセット

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ある層で描画されたパターンと別の層で
    描画されたパターン間の相対的位置ずれを評価する評価
    パターンにおいて、(a)検出したいX方向の位置ずれ
    量の分解能δXに対してX方向に微小幅Lxを有し、傾
    き2k(k>1)でY方向に長さLyであるような、あ
    る層で描画されるパターンと、X方向に微小幅Lxを有
    し、傾き−2k(k>1)でY方向に長さLyであるよ
    うな、別の層で描画されるパターンとを重ねる構成とす
    ることにより、ある層と別の層のパターン間のX方向の
    微細なずれ量を傾斜の値2kの半分の倍率kに拡大して
    Y方向の該両パターンの交差位置に表出せしめるX方向
    位置ずれ評価パターンと、(b)該X方向位置ずれ評価
    パターンにおいてX方向とY方向を入れ替えた構成のY
    方向位置ずれ評価パターンとを有することを特徴とする
    位置ずれ評価パターン。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の位置ずれ評価パターンに
    おいて、長さを測定するための目盛りパターンを、Xず
    れ評価パターンではY方向に、Yずれ評価パターンでは
    X方向に並べて配置することを特徴とする位置ずれ評価
    パターン。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の位置ずれ評価パターンに
    おいて、前記Xずれ評価パターンに対して前記ある層で
    描画されるパターンをX方向に複数並べてパターンと
    し、かつ別の層で描画されるパターンをX方向に複数並
    べたパターンを有するXずれ評価パターンと、該Xずれ
    評価パターンにおいてX方向とY方向を入れ替えた構成
    のYずれ評価パターンとを有することを特徴とする位置
    ずれ評価パターン。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の位置ずれ評価パターンに
    おいて、前記Xずれ評価パターンとYずれ評価パターン
    を同一領域に重ねて配置することを特徴とする位置ずれ
    評価パターン。
  5. 【請求項5】 ある層で描画されたパターンと別の層で
    描画されたパターン間の相対的位置ずれを評価する評価
    パターンにおいて、(a)X方向に微小幅Lxを有し、
    Y方向の長さLyをブロック分割して各ブロックを微小
    寸法ずつ順次階段状にオフセットさせるようにした、あ
    る層で描画されるパターンと、該パターンと構造を同じ
    くし、オフセットの方向が前記パターンとは逆方向にな
    るようにした、別の層で描画されるパターンとを重ねる
    構造とすることにより、ある層と別の層のパターン間の
    微細なXずれ量を、該両パターンの交差するブロック位
    置に対応させてY方向に拡大表示するXずれ評価パター
    ンと、(b)該Xずれ評価パターンにおいて、X方向と
    Y方向を入れ替えた構成のYずれ評価パターンとを有す
    ることを特徴とする位置ずれ評価パターン。
  6. 【請求項6】 請求項5記載の位置ずれ評価パターンに
    おいて、各ブロックの位置を表示するための目盛りパタ
    ーンを、Xずれ評価パターンではY方向に、Yずれ評価
    パターンではX方向に並べて配置することを特徴とする
    位置ずれ評価パターン。
  7. 【請求項7】 請求項5記載の位置ずれ評価パターンに
    おいて、検出対象とするずれ量の最大値の倍程度以上に
    ブロック長を設定することを特徴とする位置ずれ評価パ
    ターン。
  8. 【請求項8】 請求項5記載の位置ずれ評価パターンに
    おいて、ある層で描画されるパターンをX方向に複数並
    べてパターンとし、かつ別の層で描画されるパターンを
    X方向に複数並べてパターンとするXずれ評価パターン
    と、該Xずれ評価パターンにおいてX方向とY方向を入
    れ替えた構成のYずれ評価パターンとを有することを特
    徴とする位置ずれ評価パターン。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の位置ずれ評価パターンに
    おいて、前記Xずれ評価パターンとYずれ評価パターン
    を同一領域に重ねて配置することを特徴とする位置ずれ
    評価パターン。
JP23867394A 1994-10-03 1994-10-03 位置ずれ評価パターン Withdrawn JPH08107052A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020160401A (ja) * 2019-03-28 2020-10-01 株式会社エスケーエレクトロニクス 露光装置の検査方法及び露光装置

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