JPH08106479A - 状態遷移図作成装置 - Google Patents

状態遷移図作成装置

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JPH08106479A
JPH08106479A JP6264392A JP26439294A JPH08106479A JP H08106479 A JPH08106479 A JP H08106479A JP 6264392 A JP6264392 A JP 6264392A JP 26439294 A JP26439294 A JP 26439294A JP H08106479 A JPH08106479 A JP H08106479A
Authority
JP
Japan
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interpolation
state
data
state transition
coordinate data
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Pending
Application number
JP6264392A
Other languages
English (en)
Inventor
Keiko Noda
桂子 野田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP6264392A priority Critical patent/JPH08106479A/ja
Publication of JPH08106479A publication Critical patent/JPH08106479A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】見やすく美しい状態遷移図を容易に作成する。 【構成】状態シンボル間の遷移状態を示す矢印を描画す
るときに、デ−タ入力部6から状態シンボル間に連続的
に座標デ−タを入力する。補間演算部7は入力された座
標デ−タを補間プログラム記憶部3に記憶された多項式
を使用した補間処理のプログラムにより補間して、状態
シンボル間を滑らかなスプライン曲線で接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばLSI等の設
計に利用する状態遷移図を作成する状態遷移図作成装
置、特に見やすく美しい状態遷移図作成の容易化に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えばLSI等の回路設計をする場合
は、LSI等の仕様や回路の状態を状態遷移図に表現
し、状態遷移図をシミュレ−ションして設計している。
従来、この状態遷移図を作成する場合、状態を表す状態
シンボル間の遷移を表す矢印を描画するときは、例えば
特開平3−41567号公報に示されているように入力され
た状態シンボル間の座標点をそのまま直線で結んだり、
あるいはマウス等のポインティングデバイスの動きをそ
のまま表示する等の方法で遷移を表す矢印を描画してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように状態シン
ボル間の遷移を表す矢印を描画するときに、入力された
状態シンボル間の座標点をそのまま直線で結ぶと、図7
に示すように各状態シンボルSS1,SS2等の遷移状
態が折線で結ばれてしまう。このため状態遷移図が複雑
になると各状態シンボル間の接続関係が見にくくなり、
各状態間の関連を捉えるのが容易でなかった。また、こ
の状態遷移図をLSIの設計図面などに用いる場合も見
栄えが悪かった。
【0004】また、状態シンボル間の座標点をマウス等
の動きにより滑らかな曲線で結ぶことはできるが、この
操作には高度の技術が必要であり、滑らかな曲線を描画
することは容易でなかった。
【0005】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、状態シンボル間の遷移状態を自動的
に滑らかな曲線で描画し、見やすく美しい状態遷移図を
容易に作成することができる状態遷移図作成装置を得る
ことを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る状態遷移
図作成装置は、補間プログラム記憶部とデ−タ入力手段
と補間演算手段とを有し、補間プログラム記憶部は多項
式を使用した補間処理のプログラムが格納され、デ−タ
入力手段は状態シンボル間を接続する矢印を描画するた
めの座標デ−タを連続的に入力し、補間演算手段は入力
された座標デ−タを補間プログラム記憶部に記憶した補
間処理のプログラムにより補間してスプライン曲線を作
成することを特徴とする。
【0007】また、補間プログラム記憶部に最小二乗法
による補間処理のプログラムが格納され、補間演算手段
は入力された座標デ−タを最小二乗法による補間処理の
プログラムにより補間して滑らかな曲線を作成しても良
い。
【0008】
【作用】この発明においては、状態シンボル間の遷移状
態を示す矢印を描画するときに、状態シンボル間に連続
的に入力した座標デ−タを補間演算手段で多項式を使用
した補間処理のプログラムにより補間して、状態シンボ
ル間を滑らかなスプライン曲線で接続する。
【0009】また、状態シンボル間に連続的に入力した
座標デ−タを最小二乗法により補間処理することによ
り、座標デ−タが多くなった場合に滑らかな曲線を容易
に作成する。
【0010】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図に示すように、状態遷移図作成装置1
は制御部2と補間プログラム記憶部3とデ−タ記憶部
4,表示部5,デ−タ入力部6及び補間演算部7及びを
有する。制御部2は装置全体の動作を管理する。補間プ
ログラム記憶部3には多項式例えばスプライン関数やラ
グランジェの補間多項式等を使用した補間処理のプログ
ラムがあらかじめ格納されている。デ−タ記憶部4は各
種デ−タ等を記憶する。表示部5は入力された各種デ−
タや状態遷移図を画面表示する。デ−タ入力部6はマウ
ス等のポインティングデバイスとキ−ボ−ドを有し、状
態シンボルを入力するとともに表示部5に表示された状
態遷移図の状態シンボル間を接続する矢印を描画するた
めの座標デ−タを入力する。補間演算部7は入力された
座標デ−タを補間プログラム記憶部3に記憶した補間処
理プログラムにより補間して状態シンボル間を結ぶ滑ら
かなスプライン曲線を作成する。
【0011】上記のように構成された状態遷移図作成装
置1で状態遷移図を作成するときの動作を図2のフロ−
チャ−トを参照して説明する。
【0012】まず、デ−タ入力部6を操作してLSI等
のハ−ドウエアの状態シンボルSS1,SS2を入力
し、図3の画面表示図に示すように表示部5の画面に配
置して表示する(ステップS1,S2)。状態シンボル
SS1,SS2を配置した後、状態シンボルSS1,S
S2間の状態遷移を示すために状態シンボルSS1,S
S2間を接続する矢印(以下、ア−クという)Aが通過
する位置の座標デ−タを状態シンボルSS1,状態シン
ボルSS2の位置を含めた複数点例えば点a0,点a
1,点a2,点a3の座標デ−タをデ−タ入力部6から
入力する(ステップS4)。制御部2は入力され座標デ
−タをア−クAの通過順である点a0,点a1,点a
2,点a3の順にデ−タ記憶部4に記憶させる。ア−ク
Aの通過する点a0〜a3の座標デ−タの全てが入力さ
れたら、隣合う2点間すなわち点a0と点a1間、点a
1と点a2間及び点a2と点a3間をそれぞれ複数の補
助点で小区分に分割する。例えば、図4の画面表示図に
示すように点a0と点a1間を補助点b0,b1,b
2,b3で分割する。そしてこの補助点b0,b1,b
2,b3の座標デ−タを算出してデ−タ入力部6から入
力する(ステップS6)。状態シンボルSS1から状態
シンボルSS2までの区間に必要とする補助点の座標デ
−タを入力したら補間処理に移行する。
【0013】補間処理に入ると補間演算部7は状態シン
ボルSS1から状態シンボルSS2までのア−クAが通
過する点a0〜a3の座標デ−タと補助点b0〜b3等
の座標デ−タを使用し、補間プログラム記憶部3に記憶
されているスプライン関数やラグランジェの補間多項式
等を使用した補間処理のプログラムにより補間処理を行
う(ステップS7)。ここでスプライン関数とは、いく
つかの隣合う区間の上で定義された同じ次数の多項式
を、それらがいくつかの連続条件を満たすようにつなぎ
合わせてできる区分的多項式であり、このスプライン関
数により雲型定規で描く滑らかな曲線を数式で得ること
ができる。また、ラグランジェの補間多項式は複数の座
標デ−タから直接その座標デ−タを通る関数を書き降ろ
すものである。このようなスプライン関数やラグランジ
ェの補間多項式等を使用して補間処理を行い、状態シン
ボルSS1と状態シンボルSS2の間に点a0〜a3や
補助点b0〜b3を通る滑らかな曲線を作成したら、図
5の画面表示図に示すように表示部5の画面上に曲線B
を表示する(ステップS8)。以下、各状態シンボル毎
に上記処理を繰返し、全ての状態シンボル間を補間処理
したら、描画処理を終了する(ステップ9)。このよう
に各状態シンボル間をスプライン関数やラグランジェの
補間多項式等を使用して補間処理することにより、従来
は図7に示すように折線で接続された各状態シンボルの
間を、図6に示すように滑らかな曲線で自動的に接続し
て表示することができる。
【0014】なお、上記実施例は状態シンボルを入力し
て配置するたびに、入力した状態シンボル間を補間処理
した場合について説明したが、所定の状態シンボルを全
て入力して配置してから状態シンボル間を逐次補間処理
しても良い。
【0015】また、上記実施例は座標デ−タをスプライ
ン関数やラグランジェの補間多項式等を使用して補間処
理をした場合について説明したが、座標デ−タが多くな
った場合には最小二乗法により座標デ−タを補間処理す
るようにしても良い。すなわち、座標デ−タが多くなる
と多項式の次数が高くなり、補間処理により座標デ−タ
の位置を正確に通る曲線を作成すると、作成した曲線が
座標デ−タの位置で変動する場合がある。このような場
合には最小二乗法により座標デ−タの位置の近くを通る
滑らかな曲線を作成すれば良い。
【0016】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、LSI
等のハ−ドウエアの状態を示す状態遷移図を作成すると
きに、状態シンボル間の遷移状態を示す矢印を描画する
ために状態シンボル間に連続的に入力した座標デ−タを
多項式や最小二乗法を使用した補間処理のプログラムに
より補間して、状態シンボル間を自動的に滑らかなスプ
ライン曲線で接続するようにしたから、見やすく美しい
状態遷移図を高度な技術を必要とせずに簡単に作成する
ことができる。
【0017】また、見やすく美しい状態遷移図を作成で
きるからデジタル回路設計等を処理効率を高めることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】上記実施例の動作を示すフロ−チャ−トであ
る。
【図3】状態シンボルを配置したときの画面表示図であ
る。
【図4】補助点の座標デ−タを入力するときの画面表示
図である。
【図5】2個の状態シンボル間を曲線で接続したときの
画面表示図である。
【図6】上記実施例により作成した状態遷移図を示す画
面表示図である。
【図7】従来例により作成した状態遷移図を示す画面表
示図である。
【符号の説明】
1 状態遷移図作成装置 2 制御部 3 補間プログラム記憶部 4 デ−タ記憶部 5 表示部 6 デ−タ入力部 7 補間演算部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 状態を表す状態シンボルと状態シンボル
    間の遷移を表す矢印とを有する状態遷移図を画面上に描
    画する状態遷移図作成装置であって、 補間プログラム記憶部とデ−タ入力手段と補間演算手段
    とを有し、補間プログラム記憶部は多項式を使用した補
    間処理のプログラムが格納され、デ−タ入力手段は状態
    シンボル間を接続する矢印を描画するための座標デ−タ
    を連続的に入力し、補間演算手段は入力された座標デ−
    タを補間プログラム記憶部に記憶した補間処理のプログ
    ラムにより補間してスプライン曲線を作成することを特
    徴とする状態遷移図作成装置。
  2. 【請求項2】 補間プログラム記憶部に最小二乗法によ
    る補間処理のプログラムが格納され、補間演算手段は入
    力された座標デ−タを最小二乗法による補間処理のプロ
    グラムにより補間する請求項1記載の状態遷移図作成装
    置。
JP6264392A 1994-10-05 1994-10-05 状態遷移図作成装置 Pending JPH08106479A (ja)

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JPH08106479A true JPH08106479A (ja) 1996-04-23

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ID=17402523

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1331637C (zh) * 2005-04-06 2007-08-15 南京师范大学 异性切刀波浪刃口的开刃和刃磨方法

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