JPH08106193A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JPH08106193A
JPH08106193A JP6240399A JP24039994A JPH08106193A JP H08106193 A JPH08106193 A JP H08106193A JP 6240399 A JP6240399 A JP 6240399A JP 24039994 A JP24039994 A JP 24039994A JP H08106193 A JPH08106193 A JP H08106193A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
mixing ratio
specific color
toner
basic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6240399A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiro Yamaguchi
善郎 山口
Akihiko Noda
明彦 野田
Sanehiro Katsuta
修弘 勝田
Migaku Fukuhara
琢 福原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP6240399A priority Critical patent/JPH08106193A/ja
Publication of JPH08106193A publication Critical patent/JPH08106193A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 印刷や写真と同等以上の高品質な画像を安定
に再現するとともに、均一な特定色の画像の出力を維持
し、色のデータを保存する。 【構成】 原稿2は、原稿読み取り部1によって読み取
られ、所定のカラー表示装置に表示される。ユーザは、
カラー表示装置に表示された原稿に対し、特定色の領域
を指定する。そして指定された特定色を色分解したRG
Bデータを、出力用のYMCKデータに変換した後、混
合比決定テーブル25を参照して仮混合比を算出し、一
旦、用紙に出力する。混合比決定テーブル25内の位置
が指示されると、円内の位置、仮混合比、および振り幅
に基づいて混合比を決定する。そして、該混合比に従っ
て、基本色現像器10a,10b,10c,10dのト
ナーを混合し、これらの基本色トナーY,M,C,Kか
ら作成された混合比の特定色現像剤を特定色現像器10
e(S)に入れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子写真法あるいは
静電記録法などによって形成された画像を現像する画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フルカラー画像は、基本色を合
成することにより原稿上の画像の各色を再現し、この合
成色で用紙などへ記録(出力)されたり、カラー表示装
置へ表示されたりしている。また、例えば、画像を用紙
などに記録する場合には、色の3原色であるイエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の色材を用い
て、印刷機や複写機には、ブラック(K)を合わせた4
色の基本色を用いて、原稿上の画像の各色を合成してい
る。また、電子写真を用いたフルカラー画像の形成で
は、Y,M,C,Kのトナーを順次用紙上、あるいは感
光体上に重ね合わせて、原稿上の画像の各色を合成して
いる。一方、高級印刷では、Y,M,C,Kの基本色に
加えて、原稿上で最も多くの面積で使用されている色、
あるいはオペレータが仕上がりを考慮して指定した色を
特定色として、該特定色を基本色および過去に得た特定
色を混合することにより調色し、新たな特定色を作成し
て、色度の安定した印刷を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、フルカラー
で表された原稿に忠実で、より高品質な画像を得るた
め、かつ、該高品質な画像を維持するためには、明度以
上に画像の色度の安定した状態を維持する必要がある。
特定色によって表現された印刷原稿や、コンピュータな
どで作成された画像をフルカラー画像形成装置で再現す
る場合、従来の画像形成装置で行われた基本色の重ね合
わせのみでは、忠実に再現できないばかりでなく、現像
量の僅かなずれが色相の変化につながるために、安定し
た画像を均一に再現することが困難である。
【0004】そこで、特開平3−265873号公報に
は、特定色を用いる際、色再現域を広げ、予め設定した
特定色に対して基本色の出力濃度を変更する画像形成装
置が開示されている。しかしながら、特定色を用いる場
合、どのような色を特定色とするかは、装置毎に異なる
ため、単に基本色の色再現域を補うだけの機構では、基
本色が増加するに過ぎず、出力する側で特定色を調色す
ることができない。また、印刷における特定色の調色
は、技術者個人の感覚によって行われるため、色のデー
タとして保存が困難であるという問題があった。
【0005】この発明は上述した事情に鑑みてなされた
もので、印刷や写真と同等以上の高品質な画像を安定に
再現できるとともに、均一な特定色の画像の出力を維持
し、色のデータを保存できる画像形成装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した問題点を解決す
るために、請求項1記載の発明では、複数の基本色の色
材を備え、該色材を現像する基本色現像手段と、画像の
特定色に一致するように、前記複数の基本色の色材の混
合比を設定する混合比設定手段と、前記混合比設定手段
により設定された混合比に基づいて、前記基本色現像手
段が備える前記複数の基本色の色材によって前記特定色
を現像する特定色現像手段と、前記基本色現像手段の現
像および前記特定色現像手段の現像によって前記画像を
形成する画像形成手段とを具備することを特徴とする。
【0007】
【作用】この発明によれば、画像の特定色に一致するよ
うに、混合比設定手段によって、複数の基本色の色材の
混合比を設定し、次いで、該混合比に基づいて、特定色
現像手段が上記基本色現像手段が備える複数の基本色の
色材によって特定色を現像する。画像形成手段は、基本
色現像手段および特定色現像手段の現像によって画像を
形成する。これにより、印刷や写真と同等以上の高品質
な画像を安定に再現できるとともに、均一な特定色の画
像の出力を維持し、色のデータを保存することが可能と
なる。
【0008】
【実施例】次に図面を参照してこの発明の一実施例につ
いて説明する。 A.実施例の構成 (a)画像形成装置の構成 図1は本発明の実施例による画像形成装置の構成を示す
模式図である。なお、図示する画像形成装置は、1色毎
に用紙にトナーを転写するものである。図において、1
は、原稿読み取り部であり、原稿2が載置されるプラテ
ンガラス、複数のミラー、各種レンズ、1次元イメージ
センサ(CCD)等から構成されれている。次に、3
は、レーザ光源等からなるレーザビームスキャナであ
り、上記原稿読み取り部1へレーザビームを供給し、原
稿読み取り部1からの原稿2の反射光を電気信号に変換
し、画像信号として図示しない画像情報処理部へ供給す
る。
【0009】次に、4は、感光体ドラムであり、この感
光ドラム4の周囲には、クリーニング部5、前露光器
6、静電潜像形成用帯電器7、電位センサ8が配設さ
れ、電子写真プロセス部を構成している。また、10
は、基本色のトナーが格納された基本色現像器10a
(Y),10b(M),10c(C),10d(K)、
および特定色のトナーが格納された特定色現像器10e
(S)からなる現像器であり、基本色Y,M,C,K、
および特定色Sのトナーを、順次、帯電した上記感光体
ドラム4へ塗布する。
【0010】次に、11は、用紙供給部であり、用紙を
上記電子写真プロセス部へ供給可能としている。この用
紙供給部11から供給される出力用紙は、図示する搬送
経路を通り、転写装置12、定着器13を通った後、用
紙排出トレイ14へ排出される。転写装置12は、その
表面に原稿を吸着させ、感光ドラム4上に塗布されたト
ナー、すなわち、イエロートナーY,マゼンタトナー
M,シアントナーC,クロマキートナーK、および特定
色トナーSを順次上記原稿へ転写する。定着器13は、
トナーが転写された原稿が搬送されてくると、トナーを
原稿上に定着させる。
【0011】次に、図2は、他の画像形成装置の構成を
示す模式図である。図示の画像形成装置は、複数色のト
ナーを現像するものである。なお、図1に対応する部分
には、同一の符号を付けて説明を省略する。図におい
て、感光ドラム4の周囲には、基本色のトナーが格納さ
れた基本色現像器20a(Y),20b(M),20c
(C),20d(K)、および特定色のトナーが格納さ
れた特定色現像器20e(S)からなる現像器が各々独
立して配設されている。
【0012】また、図3は、他の画像形成装置の構成を
示す模式図である。図示の画像形成装置は、各トナー毎
に、現像器と感光ドラムとを備えるタンデム型のもので
ある。なお、図1に対応する部分には同一の符号を付け
て説明を省略する。図において、30a,30b,30
c,30dは、各々、基本色のイエロートナーY,マゼ
ンタトナーM,シアントナーC,クロマキートナーに対
応するカートリッジユニットであり、30eは、特定色
トナーSに対応するカートリッジユニットである。カー
トリッジユニット30aは、感光ドラム31a、基本色
トナーYが格納された基本色現像器32a(Y)、クリ
ーニング部33a、前露光器34a、静電潜像形成用帯
電器35a、および電位センサ36aを備えている。カ
ートリッジユニット30bは、感光ドラム31b、基本
色トナーMが格納された基本色現像器32b(M)、ク
リーニング部33b、前露光器34b、静電潜像形成用
帯電器35b、および電位センサ36bを備えている。
【0013】同様にして、カートリッジユニット30c
は、感光ドラム31c、基本色トナーCが格納された基
本色現像器32c(C)、クリーニング部33c、前露
光器34c、静電潜像形成用帯電器35c、および電位
センサ36cを備え、カートリッジユニット30dは、
感光ドラム31d、基本色トナーKが格納された基本色
現像器32d(K)、クリーニング部33d、前露光器
34d、静電潜像形成用帯電器35d、および電位セン
サ36dを備えている。また、カートリッジユニット3
0eは、感光ドラム31e、特定色トナーSが格納され
た特定色現像器32e(S)、クリーニング部33e、
前露光器34e、静電潜像形成用帯電器35e、および
電位センサ36eを備えている。
【0014】(b)混合比決定テーブル ここで、図4(a)、(b)は、特定色を作成する基本
色の混合比を決定するための混合比決定テーブルを説明
するための模式図である。図において、25は、混合比
決定テーブルであり、仮混合比を中心とした2つの円に
より表され、図4(a)に示す濃度を減じる方向、図4
(b)に示す濃度を増す方向に、基本色の混合比を変更
させていく。図示の例では、仮混合比をY色−20%、
M色−30%、C色−10%、K色−0%で、濃度の変
更幅を10%単位で上下に振った例である。変更幅の最
小刻みは、コンピュータによる演算精度に決定される階
調数に応じて決定すればよい。図示の例では、8ビッ
ト、256階調を基準にしており、濃度10%に対応す
る25階調分の振り幅としている。なお、上述した混合
比決定テーブル25では、2つの円に基づいて混合比決
定したが、形状、形式は自由であり、仮混合比から正式
な混合比が求まればよい。
【0015】(c)トナー混合比決定スケール 次に、図5(a),(b),(c)は、上述した混合比
決定テーブル25では彩度が不足した場合に、さらに混
合比をR,G,B色に基づいて調整するためのトナー混
合比決定スケールを示す模式図である。図において、2
6は、トナー混合比決定スケールであり、ユーザにより
選択されて、そのうちのいずれかが用紙に印刷されるよ
うになっている。ユーザは、ペン入力により、トナー混
合比決定スケール26内の位置を指定するようになって
おり、指定された位置での色がそのままカラー表示原装
置に表示される。ユーザは、原稿の特定色と、カラー表
示装置に表示された色とを比較し、双方が一致するよう
に、トナー混合比決定スケール26内の位置を指示す
る。
【0016】図5(a)は、レッド(R)に近い色であ
る場合に表示され、シアン(C)を除く、Y,M,R,
K(あるいは、Y,M,R)からなるトナー混合比決定
スケール26である。このとき、マゼンタ(M)の濃度
をアップさせれば朱色に近付き、イエロー(Y)の濃度
をアップさせればオレンジ色に近付く。また、図5
(b)は、グリーン(G)に近い色である場合に表示さ
れ、マゼンタ(M)を除く、Y,G,C,K(あるい
は、Y,G,C)からなるトナー混合比決定スケール2
6である。このとき、シアン(C)の濃度をアップさせ
れば、青緑色に近付き、イエロー(Y)の濃度をアップ
させれば、黄緑色に近付く。また、図5(c)は、ブル
ー(B)に近い色である場合に表示され、イエロー
(Y)を除く、B,M,C,K(あるいは、B,M,
C)からなるトナー混合比決定スケール26である。こ
のとき、シアン(C)の濃度をアップさせれば、緑青色
に近付き、マゼンタ(M)の濃度をアップさせれば、青
紫色に近付く。上述したトナー混合比決定スケール26
で調整された特定色データは、Y,M,Cの割合として
所定のメモリに記憶される。
【0017】B.実施例の動作 次に、上述した実施例の動作について説明する。ここ
で、図6および図7は本実施例の動作を説明するための
フローチャートである。なお、以下の説明では、図1に
示す画像形成装置について述べ、図2、もしくは図3に
示す他の画像形成装置については同様の動作であるので
省略する。初期状態では、特定色トナーSの特定色現像
器10eには、現像剤がまだ入っていない状態となって
いる。
【0018】(a)原稿から特定色を決定する場合 まず、ステップS1において、原稿から特定色を決定す
るか否かを判断する。そして、原稿から特定色を決定す
る場合には、ステップS1における判断結果は「YE
S」となり、ステップS2へ進む。ステップS2では、
原稿上の画像を原稿読み取り部1により読み取る。読み
取られた画像信号、すなわちRGBデータは、所定のカ
ラー表示装置に表示される。ユーザは、カラー表示装置
に表示された原稿から、任意の位置をペン入力等により
指示し、特定色の領域を指定する。次に、ステップS3
において、上記オペレータにより指定された領域の色、
すなわち特定色を色分解したRGBデータを、出力用の
YMCデータ、あるいは下色除去の演算を施したYMC
Kデータに変換した後、予め記憶された、図4に示す混
合比決定テーブル25を参照することにより、仮混合比
を算出する。次に、ステップS4へ進み、より詳細な色
相調節のために、得られたYMCデータ、あるいはYM
CKデータを中心として、所定の幅を持たせたバンド
で、図4に示す混合比決定テーブル25を作成し、一
旦、用紙に出力する。ここで、オペレータは、出力され
た用紙の特定色の色相が原稿上の特定色に指定した領域
の色相と一致するか判断し、一致、不一致を図示しない
コンソールパネルから入力する。
【0019】画像形成装置では、ステップS5へ進み、
特定色の色相が原稿の色相と一致したか否か、すなわ
ち、ユーザの指示に応じて、ユーザが所望する色相の特
定色が得られたか否かを判断する。ユーザは、所望する
色相が得られた場合、混合比決定テーブル25内の位置
を指示する。これにより、特定色のYMCK混合比が決
定される。ユーザによる位置の指定は、例えば、混合比
決定テーブル25が印刷された用紙をXYテーブル(図
示せず)上に載置し、該混合比決定テーブル25の円内
の所望する位置をペン入力により指示すればよい。画像
形成装置では、円内の位置、仮混合比、および振り幅に
基づいて混合比を決定する。図4(a)に示す例では、
混合比は、Y色−22%、M色−33%、C色−10%
に決定されている。
【0020】そして、オペレータにより混合比決定テー
ブル25の位置が指示されると、ステップS5における
判断結果は「YES」となり、ステップS6へ進む。ス
テップS6では、決定された混合比、例えばY色−22
%、M色−33%、C色−10%を所定のメモリに記憶
し保存する。次に、ステップS7へ進み、上記混合比に
従って、基本色現像器10a(Y),10b(M),1
0c(C),10d(K)のトナーを混合する。ステッ
プS8では、上記各基本色トナーY,M,C,Kから作
成された混合比の特定色現像剤を特定色現像器10e
(S)に入れて当該処理を終了する。
【0021】(b)特定色がない場合 一方、用紙に出力された特定色の色相が原稿上の特定色
の色相と一致しなかった場合には、ステップS5におけ
る判断結果は「NO」となり、図7に示すステップS9
へ進む。これは、例えば混合比決定テーブル25では彩
度が足らない場合である。この場合、レッド(R)、グ
リーン(G)、ブルー(B)のいずれかに近い色を指定
し、R,G,B色のいずれかの現像剤を特定色現像器1
0eにセットして、再び、混合比決定テーブル25を用
紙に出力するようにする。オペレータは、原稿の特定色
がR,G,B色のうちどの色に近いかを指示する。そこ
で、図7に示すステップS9では、オペレータの指示に
従って、原稿の特定色がR,G,B色のうちどの色に近
いかを判断する。そして、レッド(R)に近い色である
場合には、ステップS10へ進み、シアン(C)を除
く、Y,M,R,K(あるいは、Y,M,R)からな
る、図5(a)に示すトナー混合比決定スケール26を
用紙に出力する。
【0022】一方、グリーン(G)に近い色である場合
には、ステップS11へ進み、マゼンタ(M)を除く、
Y,G,C,K(あるいは、Y,G,C)からなる、図
5(b)に示すトナー混合比決定スケール26を用紙に
出力する。あるいは、ブルー(B)に近い色である場合
には、ステップS12へ進み、イエロー(Y)を除く、
B,M,C,K(あるいは、B,M,C)からなる、図
5(c)に示すトナー混合比決定スケール26を用紙に
出力する。オペレータは、トナー混合比決定スケール2
6が印刷された用紙をXYテーブル(図示せず)上に載
置し、該トナー混合比決定スケール26の所望する位置
をペン入力により指示する。
【0023】図5(a)に示すトナー混合比決定スケー
ル26の場合、マゼンタ(M)の濃度をアップさせれ
ば、朱色に近付き、イエロー(Y)の濃度をアップさせ
れば、オレンジ色に近付く。また、図5(b)に示すト
ナー混合比決定スケール26の場合、シアン(C)の濃
度をアップさせれば、青緑色に近付き、イエロー(Y)
の濃度をアップさせれば、黄緑色に近付く。あるいは、
図5(c)に示すトナー混合比決定スケール26の場
合、シアン(C)の濃度をアップさせれば、緑青色に近
付き、マゼンタ(M)の濃度をアップさせれば、青紫色
に近付く。
【0024】そして、ユーザによりトナー混合比決定ス
ケール26の位置が指定されると、図6に示すステップ
S6へ進み、前述したように、決定された混合比を所定
のメモリに記憶し保存する。次に、ステップS7へ進
み、上記混合比に従って、基本色現像器10a(Y),
10b(M),10c(C),10d(K)のトナーを
混合する。そして、ステップS8では、上記各基本色ト
ナーY,M,C,Kから作成された混合比の特定色現像
剤を特定色現像器10e(S)に入れて当該処理を終了
する。
【0025】(c)原稿なしの場合 次に、原稿から特定色を読み込むのではなく、既に、画
像形成装置に保存されている、RGBデータとして色分
解された特定色を指定して混合比を決定する場合につい
て説明する。この場合、画像形成装置内に、RGBデー
タとして特定色の混合比が保存されているので、図6に
示すステップS1における判断結果は「NO」となり、
ステップS13へ進む。ステップS13では、オペレー
タによって図示しないカラー表示装置上に表示された特
定色が指示されると、その特定色のRGBデータを採取
する。次に、ステップS14において、上記RGBデー
タを、出力用のYMCデータ、あるいは下色除去の演算
を施したYMCKデータに変換した後、予め記憶され
た、図4に示す混合比決定テーブル25を参照すること
により、(仮)混合比を算出する。この場合、既に、R
GBデータとして特定色が存在しているので、このRG
Bデータから直接、混合比を決定できるため、ステップ
S6へ進み、この段階のYMCKデータを特定色の混合
比として所定のメモリに記憶し保存する。次に、ステッ
プS7へ進み、上記混合比に従って、基本色現像器10
a(Y),10b(M),10c(C),10d(K)
のトナーを混合する。そして、ステップS8へ進み、上
記各基本色トナーY,M,C,Kから作成された混合比
の特定色現像剤を特定色現像器10e(S)に入れて、
当該処理を終了する。
【0026】一方、カラー表示装置の画面と、実際の用
紙への出力では、透過光と反射光との違いによって、色
の見え方が違う場合が多い。この場合、上述したステッ
プS14で決定した混合比を仮混合比として、ステップ
S4へ進む。以下、前述した方式で混合比を決定し、所
定の特定色を得るステップを実行するようにしてもよ
い。また、タンデム型で即時性を持たせたい場合には、
図8に示すように、Y,M,C,Kに対するトナーカー
トリッジ40a,40b,40c,40dに新たな補給
路42を設け、混合比が決定した段階で、混合機43に
より各トナーを混合し、上記補給路42を介して、直
接、特定色現像器30e(S)に搬入するようにしても
よい。
【0027】
【発明の効果】以上、説明したように、この発明によれ
ば、印刷や写真と同等以上の高品質な画像を安定に再現
できるとともに、均一な特定色の画像の出力を維持し、
色のデータを保存できるという利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による画像形成装置の構成
を示す模式図である。
【図2】 本実施例の他の画像形成装置の構成を示す模
式図である。
【図3】 本実施例の他の画像形成装置の構成を示す模
式図である。
【図4】 特定色を作成する基本色の混合比を決定する
ための混合比決定テーブルを説明するための模式図であ
る。
【図5】 混合比をR,G,B色に基づいて調整するた
めのトナー混合比決定スケールを示す模式図である。
【図6】 本実施例の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図7】 本実施例の動作を説明するためのフローチャ
ートである。
【図8】 タンデム型で即時性を持たせたい場合の画像
形成装置の構成を示す模式図である。
【符号の説明】
1 原稿読み取り部 2 原稿 3 レーザビームスキャナ 4 感光体ドラム 5 クリーニング部 6 前露光器 7 静電潜像形成用帯電器 8 電位センサ 10 現像器 10a〜10d,20a〜20d,32a〜32d 基
本色現像器(基本色現像手段) 10e,20e,32e 特定色現像器(特定色現像手
段) 11 用紙供給部 12 転写装置(画像形成手段) 13 定着器(画像形成手段) 14 用紙排出トレイ 25 混合比決定テーブル(混合比設定手段) 26 トナー混合比決定スケール(混合比設定手段) 30a〜30d カートリッジユニット 30e カートリッジユニット 40a〜40d トナーカートリッジ 43 混合機
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福原 琢 神奈川県海老名市本郷2274番地 富士ゼロ ックス株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の基本色の色材を備え、該色材を現
    像する基本色現像手段と、 画像の特定色に一致するように、前記複数の基本色の色
    材の混合比を設定する混合比設定手段と、 前記混合比設定手段により設定された混合比に基づい
    て、前記基本色現像手段が備える前記複数の基本色の色
    材によって前記特定色を現像する特定色現像手段と、 前記基本色現像手段の現像および前記特定色現像手段の
    現像によって前記画像を形成する画像形成手段とを具備
    することを特徴とする画像形成装置。
JP6240399A 1994-10-04 1994-10-04 画像形成装置 Pending JPH08106193A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6240399A JPH08106193A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6240399A JPH08106193A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08106193A true JPH08106193A (ja) 1996-04-23

Family

ID=17058902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6240399A Pending JPH08106193A (ja) 1994-10-04 1994-10-04 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08106193A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007536775A (ja) * 2004-04-30 2007-12-13 イーストマン コダック カンパニー 第五色を用いたパントン整合システム色彩拡張

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007536775A (ja) * 2004-04-30 2007-12-13 イーストマン コダック カンパニー 第五色を用いたパントン整合システム色彩拡張
JP4763686B2 (ja) * 2004-04-30 2011-08-31 イーストマン コダック カンパニー プリンタを動作する方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2597522B1 (en) Color image forming apparatus and method for controlling color image forming apparatus
JP2006189795A (ja) 画像形成装置及び画像調整方法
JPH09200551A (ja) デジタルカラー複写装置
US7215442B2 (en) Image formation apparatus and image formation method
JP2006003816A (ja) 画像形成装置及びこれに用いられる濃度補正データ生成方法
JPS61111071A (ja) カラ−像形成装置
JPH08171252A (ja) 画像形成装置
JP2006261890A (ja) 画像処理装置および画像処理方法
US4816900A (en) Method of separation and formation of a color component of a color image and apparatus therefor
JP3800319B2 (ja) 電位分割現像プロセスを用いたフルカラー記録装置
JPH08248727A (ja) 画像形成装置
JPH08106193A (ja) 画像形成装置
JP2008154115A (ja) 画像形成装置及び補正方法
JP3168001B2 (ja) カラー画像処理装置
JP2907944B2 (ja) カラー画像形成装置
JPH08248719A (ja) 画像形成方法、並びに該方法に用いるトナー及び副剤パッケージ
JP2006189789A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP2509808B2 (ja) カラ−画像形成装置
JPS6336274A (ja) 多色記録方法
JPH11127360A (ja) 画像処理システム及び画像処理方法
JP2575699B2 (ja) カラ−複写機の色調整装置
JPS63129769A (ja) 多色電子写真複写機
JPH045669A (ja) カラー画像形成装置
JPH08248757A (ja) 画像形成装置
JP2004045758A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050513

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070518

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070704

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070903

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080425

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080425

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110509

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120509

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130509

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140509

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250