JP3168001B2 - カラー画像処理装置 - Google Patents
カラー画像処理装置Info
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- JP3168001B2 JP3168001B2 JP32973190A JP32973190A JP3168001B2 JP 3168001 B2 JP3168001 B2 JP 3168001B2 JP 32973190 A JP32973190 A JP 32973190A JP 32973190 A JP32973190 A JP 32973190A JP 3168001 B2 JP3168001 B2 JP 3168001B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、カラー画像データに対して、黒色成分信号
を生成する下色除去処理を行うカラー画像処理装置に関
するものである。
を生成する下色除去処理を行うカラー画像処理装置に関
するものである。
[従来の技術] 従来、フルカラー画像を形成する複写機及びレーザー
ビームプリンタ等の画像形成装置は、例えばマゼンタ,
シアン,イエロー,ブラックのトナーの軟化点を互いに
できるだけ近い値にしておくことにより、1色だけ光沢
性が変わったりすることのないように構成されている。
ビームプリンタ等の画像形成装置は、例えばマゼンタ,
シアン,イエロー,ブラックのトナーの軟化点を互いに
できるだけ近い値にしておくことにより、1色だけ光沢
性が変わったりすることのないように構成されている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来例では、ブラックのトナーの
軟化点が通常のモノクロ複写機及びレーザービームプリ
ンタ等で使用されているトナーの軟化点より低いため、
得られるブラック画像、例えば、黒文字等の黒色の線画
像の光沢が高くなってしまい、形成された画像を観察す
るための光源のとり方によっては見づらくなることが多
々あった。
軟化点が通常のモノクロ複写機及びレーザービームプリ
ンタ等で使用されているトナーの軟化点より低いため、
得られるブラック画像、例えば、黒文字等の黒色の線画
像の光沢が高くなってしまい、形成された画像を観察す
るための光源のとり方によっては見づらくなることが多
々あった。
かかる光沢は、見る者にとっては画像の質感を評価す
るうえで重要な要因となりうるが、従来はこの光沢をう
まく制御することができなかった。
るうえで重要な要因となりうるが、従来はこの光沢をう
まく制御することができなかった。
本願発明の目的は、上記のような問題点を解決し、形
成画像の光沢度合いを制御することができるカラー画像
処理装置を提供することにある。
成画像の光沢度合いを制御することができるカラー画像
処理装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] このような目的を達成するため、本発明は、光沢度合
いに関するマニュアル指示を入力する入力手段と、入力
カラー画像データに対して下色除去処理を行い、黒色成
分を含む複数の色成分信号を出力する下色除去処理手段
と、該下色除去処理手段から出力された複数の色成分信
号を、他の記録剤と比べて光沢度合いが異なる黒の記録
剤を含む複数の記録剤を用いて画像を形成する画像形成
部に出力する出力手段とを有するカラー画像処理装置で
あって、前記入力した光沢度合いに関するマニュアル指
示に基づき前記下色除去処理手段を制御することを特徴
とする。
いに関するマニュアル指示を入力する入力手段と、入力
カラー画像データに対して下色除去処理を行い、黒色成
分を含む複数の色成分信号を出力する下色除去処理手段
と、該下色除去処理手段から出力された複数の色成分信
号を、他の記録剤と比べて光沢度合いが異なる黒の記録
剤を含む複数の記録剤を用いて画像を形成する画像形成
部に出力する出力手段とを有するカラー画像処理装置で
あって、前記入力した光沢度合いに関するマニュアル指
示に基づき前記下色除去処理手段を制御することを特徴
とする。
また、本発明は、入力画像の光沢度合いを測定する測
定手段と、入力カラー画像データに対して下色除去処理
を行い、黒色成分信号を含む複数の色成分信号を出力す
る下色除去処理手段と、該下色除去処理手段から出力さ
れた複数の色成分信号を、他の記録剤と比べて光沢度合
いが異なる黒の記録剤を含む複数の記録剤を用いて画像
を形成する画像形成部に出力する出力手段とを有するカ
ラー画像処理装置であって、前記測定された入力画像の
光沢度合いに応じて前記下色除去処理手段を制御するこ
とを特徴とする。
定手段と、入力カラー画像データに対して下色除去処理
を行い、黒色成分信号を含む複数の色成分信号を出力す
る下色除去処理手段と、該下色除去処理手段から出力さ
れた複数の色成分信号を、他の記録剤と比べて光沢度合
いが異なる黒の記録剤を含む複数の記録剤を用いて画像
を形成する画像形成部に出力する出力手段とを有するカ
ラー画像処理装置であって、前記測定された入力画像の
光沢度合いに応じて前記下色除去処理手段を制御するこ
とを特徴とする。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。
る。
第1実施例 第1図は本発明の第1実施例を示す。これはデジタル
フルカラー画像を形成する画像形成装置の例である。
フルカラー画像を形成する画像形成装置の例である。
図において、11はCCDである。12はシェーディング補
正回路で、CCD11で読みとられたR(赤),G(緑),B
(青)の画像輝度信号のCCDの受光セル間のバラツキを
補正するものである。13はLOG変換回路で、RGB輝度信号
をC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)の画像濃
度信号に変換するものである。14は像域分離回路で、あ
らかじめデジタイザ(領域指定手段21)により指定され
た階調画像と線画像の領域にしたがって画像処理系列を
選択するものである。
正回路で、CCD11で読みとられたR(赤),G(緑),B
(青)の画像輝度信号のCCDの受光セル間のバラツキを
補正するものである。13はLOG変換回路で、RGB輝度信号
をC(シアン),M(マゼンタ),Y(イエロー)の画像濃
度信号に変換するものである。14は像域分離回路で、あ
らかじめデジタイザ(領域指定手段21)により指定され
た階調画像と線画像の領域にしたがって画像処理系列を
選択するものである。
15はマスキング処理回路で、階調画像信号に対してプ
リンタの出力特性に応じた色補正処理を行うものであ
る。16はUCR回路で、線画像信号のC,M,Y信号からBk(ブ
ラック)信号を生成するものである。17はマスキング処
理回路で、線画像信号に対してマスキング処理回路15と
は異なるマスキング係数により色補正処理を行うもので
ある。18はLUTで、階調画像信号と線画像信号をプリン
タの階調特性に従って補正するものである。19はPWM(P
ulse Width Modulation)回路で、面積階調による濃度
階調を得るため濃度に対応したパルス幅信号に変換する
ものである。20はレーザドライバで、PMW19からのパル
ス幅信号に基づきレーザを駆動し、感光体上に潜像を形
成するものである。形成された潜像は、トナーを用いて
現像され、可視画像が形成される。
リンタの出力特性に応じた色補正処理を行うものであ
る。16はUCR回路で、線画像信号のC,M,Y信号からBk(ブ
ラック)信号を生成するものである。17はマスキング処
理回路で、線画像信号に対してマスキング処理回路15と
は異なるマスキング係数により色補正処理を行うもので
ある。18はLUTで、階調画像信号と線画像信号をプリン
タの階調特性に従って補正するものである。19はPWM(P
ulse Width Modulation)回路で、面積階調による濃度
階調を得るため濃度に対応したパルス幅信号に変換する
ものである。20はレーザドライバで、PMW19からのパル
ス幅信号に基づきレーザを駆動し、感光体上に潜像を形
成するものである。形成された潜像は、トナーを用いて
現像され、可視画像が形成される。
本実施例では、マゼンタトナーはポリエステル系のメ
インバインダ100重量部に対し、顔料C.I.ソルベントレ
ッド49を4重量部、染料C.I.ピグメントレッド122を0.7
重量部、荷電制御剤4重量部、及び外添剤から成るもの
を用いた。
インバインダ100重量部に対し、顔料C.I.ソルベントレ
ッド49を4重量部、染料C.I.ピグメントレッド122を0.7
重量部、荷電制御剤4重量部、及び外添剤から成るもの
を用いた。
シアントナーはポリエステル系のメインバインダ100
重量部に対し、フタロシアニン顔料5重量部、荷電制御
剤4重量部、及び外添剤から成るものを用いた。
重量部に対し、フタロシアニン顔料5重量部、荷電制御
剤4重量部、及び外添剤から成るものを用いた。
イエロートナーはポリエステル系のメインバインダ10
0重量部に対し、C.I.ピグメントイエロー17を5重量
部、荷電制御剤4重量部、及び外添剤から成るものを用
いた。
0重量部に対し、C.I.ピグメントイエロー17を5重量
部、荷電制御剤4重量部、及び外添剤から成るものを用
いた。
ブラックトナーはポリエステル系のメインバインダ10
0重量部に対し、磁性体60重量部、荷電制御剤2重量
部、定着如剤3重量部、及び外添剤から成るものを用い
た。
0重量部に対し、磁性体60重量部、荷電制御剤2重量
部、定着如剤3重量部、及び外添剤から成るものを用い
た。
本実施例のマゼンタトナー,シアントナー,イエロー
トナーの温度,粘度特性を、第2図に実線で示し、ブラ
ックトナーの温度,粘度特性を第2図に点線で示す。
トナーの温度,粘度特性を、第2図に実線で示し、ブラ
ックトナーの温度,粘度特性を第2図に点線で示す。
本実施例における軟化点は、粘度が105poiseになる温
度で規定した。上記マゼンタ,シアン,イエローのトナ
ーの軟化点は110℃であるのに対し、ブラックのトナー
の軟化点は135℃である。
度で規定した。上記マゼンタ,シアン,イエローのトナ
ーの軟化点は110℃であるのに対し、ブラックのトナー
の軟化点は135℃である。
定着装置はシリコーンゴム製の定着ローラと、シリコ
ーンゴム上にフッ素コートした加圧ローラとの一対のロ
ーラにより構成され、180℃の温度で制御されている。
ーンゴム上にフッ素コートした加圧ローラとの一対のロ
ーラにより構成され、180℃の温度で制御されている。
本実施例では一部の複写機で使用されているデジタイ
ザーにより第3図に示すように、原稿の領域Aを階調画
像領域に指定し、領域Bを文字等の線画像領域にユーザ
ーにより指定した。
ザーにより第3図に示すように、原稿の領域Aを階調画
像領域に指定し、領域Bを文字等の線画像領域にユーザ
ーにより指定した。
次に、動作を説明する。
CCD11で読み取られたR,G,Bの画像輝度信号は、シェー
ディング補正回路12により、CCD11の受光セル間のバラ
ツキが補正され、ついで、LOG変換回路で、RGB輝度信号
がC,M,Yの画像濃度信号に変換される。そして、像域分
離回路により予め指定された階調画像と線画像の領域に
従って画像処理系列が選択される。
ディング補正回路12により、CCD11の受光セル間のバラ
ツキが補正され、ついで、LOG変換回路で、RGB輝度信号
がC,M,Yの画像濃度信号に変換される。そして、像域分
離回路により予め指定された階調画像と線画像の領域に
従って画像処理系列が選択される。
階調領域に指定された領域は、墨入れ量を0%、すな
わち、UCR(下色除去)を行わず、マスキング処理回路1
5により色補正が行なわれ、線画像領域に指定された領
域は、UCR回路16により墨入れ(下色除去量)量を100%
にし、ついで、マスキング処理回路1により色補正が行
なわれる。
わち、UCR(下色除去)を行わず、マスキング処理回路1
5により色補正が行なわれ、線画像領域に指定された領
域は、UCR回路16により墨入れ(下色除去量)量を100%
にし、ついで、マスキング処理回路1により色補正が行
なわれる。
そして、マスキング処理後、階調画像信号および線画
像信号はともにLUT18によりプリンタ階調特性にあった
補正が行なわれ、PWM19により面積階調による濃度階調
を得るために濃度に対応したパルス幅信号に変換され、
このパルス幅信号に基づきレーザドライバ20によりレー
ザが駆動される。レーザーによって発せられた光は、感
光ドラム上に走査され潜像が形成される。その後、電子
写真プロセスにのっとり、各色の潜像に対応した色トナ
ーで現像し、各色の色トナー画像を記録媒体上に多重転
写させ、定着することによりフルカラー画像が形成され
る。
像信号はともにLUT18によりプリンタ階調特性にあった
補正が行なわれ、PWM19により面積階調による濃度階調
を得るために濃度に対応したパルス幅信号に変換され、
このパルス幅信号に基づきレーザドライバ20によりレー
ザが駆動される。レーザーによって発せられた光は、感
光ドラム上に走査され潜像が形成される。その後、電子
写真プロセスにのっとり、各色の潜像に対応した色トナ
ーで現像し、各色の色トナー画像を記録媒体上に多重転
写させ、定着することによりフルカラー画像が形成され
る。
上記のトナー,定着装置,及び画像処理手段を用い
て、フルカラー画像を形成した結果、階調画像領域Aは
軟化点がほぼ同一のシアン・マゼンタ・イエローの3色
トナーで構成され、領域Aの光沢は一様になった。一
方、文字を含む線画像領域Bは、色トナーより軟化点が
10℃以上高いブラックトナーを含む4色トナーで構成さ
れ、特に、黒文字は光沢がおさえられ、読みやすくなる
効果が認められた。
て、フルカラー画像を形成した結果、階調画像領域Aは
軟化点がほぼ同一のシアン・マゼンタ・イエローの3色
トナーで構成され、領域Aの光沢は一様になった。一
方、文字を含む線画像領域Bは、色トナーより軟化点が
10℃以上高いブラックトナーを含む4色トナーで構成さ
れ、特に、黒文字は光沢がおさえられ、読みやすくなる
効果が認められた。
第2実施例 本実施例は、第1実施例との比較でいえば、像域の判
別方法が相違する。すなわち、第1実施例では、ユーザ
が判別したが、本実施例では、自動的に判別するように
した。
別方法が相違する。すなわち、第1実施例では、ユーザ
が判別したが、本実施例では、自動的に判別するように
した。
文字・線画像と階調画像の分離は、画素パターンの比
較によって行なった。すなわち、 (1) 画像信号を4×4画素のブロックに分割する。
較によって行なった。すなわち、 (1) 画像信号を4×4画素のブロックに分割する。
(2) ブロック内の平均濃度を2値化閾値としてブロ
ック内の画素を2値化する。
ック内の画素を2値化する。
(3) 第4図に示す文字・線画像に現れやすいパター
ンと合った場合、文字・線画像とし、それ以外の場合、
階調画像とする。
ンと合った場合、文字・線画像とし、それ以外の場合、
階調画像とする。
このように像域分離を自動判別するようにしたので、
ユーザの手をわずらわせることがない。また、階調画像
は一様な光沢性を持ち、文字線画像の文字のうち特に黒
の文字の光沢が少なく、総合的に見やすい画像が得られ
た。
ユーザの手をわずらわせることがない。また、階調画像
は一様な光沢性を持ち、文字線画像の文字のうち特に黒
の文字の光沢が少なく、総合的に見やすい画像が得られ
た。
なお、第1実施例で説明したユーザの領域指定による
画像域の分離を併用し、通常は自動判別とするが、マニ
ュアルによる指定があった場合にはそれを優先させるよ
うにしてもよい。
画像域の分離を併用し、通常は自動判別とするが、マニ
ュアルによる指定があった場合にはそれを優先させるよ
うにしてもよい。
また、像域分離の方法は上述の例に限らず、他の公知
の方法を用いてもよい。
の方法を用いてもよい。
第3実施例 第5図は本発明の第3実施例を示す。
本実施例は第1実施例との比較で言えば、像域分離顎
の処理が相違する。
の処理が相違する。
本実施例では、CCD11による画像の読み取りを400lpi
(line per inch)で行ない、階調画像であると判別さ
れた領域については、解像力を200lpi(高階調)にし
て、階調画像信号がマスキング処理回路15,LUT51,PWM53
を経由してレーザドライバ55に出力される。この時のLU
T51の設定は第6図の階調特性図に示すようにし、階調
画像領域においてはγ=1で直線になるようにした。
(line per inch)で行ない、階調画像であると判別さ
れた領域については、解像力を200lpi(高階調)にし
て、階調画像信号がマスキング処理回路15,LUT51,PWM53
を経由してレーザドライバ55に出力される。この時のLU
T51の設定は第6図の階調特性図に示すようにし、階調
画像領域においてはγ=1で直線になるようにした。
一方、線画像であると判別された領域については、解
像力は400lpi(高解像度)にして、線画像信号がUCR16,
マスキング17,LUT52,PWM54を経由してレーザドライバ55
に出力される。この時のLUT52の設定は第6図の階調特
性図に示すように、線画像領域においてはS字カーブに
なるようにした。
像力は400lpi(高解像度)にして、線画像信号がUCR16,
マスキング17,LUT52,PWM54を経由してレーザドライバ55
に出力される。この時のLUT52の設定は第6図の階調特
性図に示すように、線画像領域においてはS字カーブに
なるようにした。
以上の通り、階調画像と線画像で解像力を変え、か
つ、階調特性を変えることにより、階調画像は滑らかな
階調性と均一な光沢性を有し、そして、線画像は微細部
をコントラストよく解像力が高く光沢性を抑えた画像形
成ができるので、総合的な画質は数段向上する。
つ、階調特性を変えることにより、階調画像は滑らかな
階調性と均一な光沢性を有し、そして、線画像は微細部
をコントラストよく解像力が高く光沢性を抑えた画像形
成ができるので、総合的な画質は数段向上する。
第4実施例 本実施例は第1実施例との比較で言えば、墨入れ量の
制御方法が相違する。すなわち、本実施例では、第7図
に示すように、画像を25の領域に分け、それぞれの原稿
の光沢を読み取ることにより、それぞれの領域に適した
墨入れ量を選択するようにした。
制御方法が相違する。すなわち、本実施例では、第7図
に示すように、画像を25の領域に分け、それぞれの原稿
の光沢を読み取ることにより、それぞれの領域に適した
墨入れ量を選択するようにした。
第8図にUCRにおける墨入れ量と出力画像の光沢度と
の関係を示す。この図より墨入れ量を変えることにより
任意の光沢を設定することができることが分かる。これ
によると、さらに、原稿に近い光沢が得られ、より良好
な画像を得られる。又、それぞれの領域の光沢は第1実
施例のようにユーザーが選択してもよい。さらに、領域
の選択は上記の例以外にも多数設定できることは勿論で
ある。
の関係を示す。この図より墨入れ量を変えることにより
任意の光沢を設定することができることが分かる。これ
によると、さらに、原稿に近い光沢が得られ、より良好
な画像を得られる。又、それぞれの領域の光沢は第1実
施例のようにユーザーが選択してもよい。さらに、領域
の選択は上記の例以外にも多数設定できることは勿論で
ある。
第9図は本実施例のカラー画像形成装置を示すブロッ
ク図である。本実施例においては、光沢測定回路91にお
いて、上述のように光沢度を測定し、その光沢度に応じ
てUCR回路16においてUCR量(%)を変化させることによ
って原稿に忠実な光沢を得るようにすることができる。
ク図である。本実施例においては、光沢測定回路91にお
いて、上述のように光沢度を測定し、その光沢度に応じ
てUCR回路16においてUCR量(%)を変化させることによ
って原稿に忠実な光沢を得るようにすることができる。
上述の実施例においては、UCRを行う場合(UCR量100
%)と、UCRを行わない場合(UCR量0%)に分けたが、
本実施例のように所望の光沢に応じてUCR量を決定する
ことができる。
%)と、UCRを行わない場合(UCR量0%)に分けたが、
本実施例のように所望の光沢に応じてUCR量を決定する
ことができる。
また、操作部92より、操作者がマニュアルにより所望
の光沢を得られるようにすることもできる。
の光沢を得られるようにすることもできる。
[発明の効果] 以上説明したように、本願発明によれば、所望の光沢
度合いに応じて下色除去処理を制御することにより形成
画像の光沢度合いを所望にすることができる。
度合いに応じて下色除去処理を制御することにより形成
画像の光沢度合いを所望にすることができる。
第1図は本発明の第1実施例を示すブロック図、 第2図はトナーの温度と粘度の関係の一例を示す図、 第3図は原稿の像域の分離例を示す図、 第4図は文字,線画像を判別するマトリックスの一例を
示す図、 第5図は本発明の第3実施例を示すブロック図、 第6図は第3実施例での階調特性の一例を示す図、 第7図は第4実施例での原稿領域分割の一例を示す図、 第8図は第4実施例での墨入れ量と出力画像光沢度の関
係の一例を示す図、 第9図は第4実意例を示すブロック図である。 11……CCD、 12……シェーディング補正回路、 13……LOG変換回路、 14……像分離回路、 15,17……マスキング処理回路、 16……UCR回路、 18……LUT、 19……PWM、 20……レーザドライバ。
示す図、 第5図は本発明の第3実施例を示すブロック図、 第6図は第3実施例での階調特性の一例を示す図、 第7図は第4実施例での原稿領域分割の一例を示す図、 第8図は第4実施例での墨入れ量と出力画像光沢度の関
係の一例を示す図、 第9図は第4実意例を示すブロック図である。 11……CCD、 12……シェーディング補正回路、 13……LOG変換回路、 14……像分離回路、 15,17……マスキング処理回路、 16……UCR回路、 18……LUT、 19……PWM、 20……レーザドライバ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−74365(JP,A) 特開 昭58−21971(JP,A) 特開 昭63−300254(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】光沢度合いに関するマニュアル指示を入力
する入力手段と、 入力カラー画像データに対して下色除去処理を行い、黒
色成分を含む複数の色成分信号を出力する下色除去処理
手段と、 該下色除去処理手段から出力された複教の色成分信号
を、他の記録剤と比べて光沢度合いが異なる黒の記録剤
を含む複数の記録剤を用いて画像を形成する画像形成部
に出力する出力手段と を有するカラー画像処理装置であって、 前記入力した光沢度合いに関するマニュアル指示に基づ
き前記下色除去処理手段を制御することを特徴とするカ
ラー画像処理装置。 - 【請求項2】入力画像の光沢度合いを測定する測定手段
と、 入力カラー画像データに対して下色除去処理を行い、黒
色成分信号を含む複数の色成分信号を出力する下色除去
処理手段と、 該下色除去処理手段から出力された複数の色成分信号
を、他の記録剤と比べて光沢度合いが異なる黒の記録剤
を含む複数の記録剤を用いて画像を形成する画像形成部
に出力する出力手段と を有するカラー画像処理装置であって、 前記測定された入力画像の光沢度合いに応じて前記下色
除去処理手段を制御することを特徴とするカラー画像処
理装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32973190A JP3168001B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | カラー画像処理装置 |
US07/799,333 US5162860A (en) | 1990-11-30 | 1991-11-27 | Color image forming apparatus controlling glossiness of an image |
DE69130053T DE69130053T2 (de) | 1990-11-30 | 1991-11-29 | Gerät zur Erzeugung von Farbbildern |
EP91120617A EP0488412B1 (en) | 1990-11-30 | 1991-11-29 | Color image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32973190A JP3168001B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | カラー画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04204567A JPH04204567A (ja) | 1992-07-24 |
JP3168001B2 true JP3168001B2 (ja) | 2001-05-21 |
Family
ID=18224647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32973190A Expired - Fee Related JP3168001B2 (ja) | 1990-11-30 | 1990-11-30 | カラー画像処理装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP3168001B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
JP2000062249A (ja) * | 1998-08-13 | 2000-02-29 | Nec Corp | 印刷方法及び印刷システム |
WO2000060848A1 (fr) * | 1999-03-30 | 2000-10-12 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Procede de correction de couleurs de dispositif de production d'image |
JP3941804B2 (ja) | 2004-07-27 | 2007-07-04 | ブラザー工業株式会社 | 画像処理方法 |
JP4583887B2 (ja) * | 2004-11-11 | 2010-11-17 | 株式会社リコー | 画像処理方法、プリンタドライバ、画像形成装置、画像処理装置及び画像形成システム |
JP5606150B2 (ja) * | 2010-05-17 | 2014-10-15 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置及び画像処理方法 |
-
1990
- 1990-11-30 JP JP32973190A patent/JP3168001B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH04204567A (ja) | 1992-07-24 |
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