JPH0810595Y2 - 高所作業車に用いられるフートスイッチ装置 - Google Patents

高所作業車に用いられるフートスイッチ装置

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JPH0810595Y2
JPH0810595Y2 JP2010390U JP2010390U JPH0810595Y2 JP H0810595 Y2 JPH0810595 Y2 JP H0810595Y2 JP 2010390 U JP2010390 U JP 2010390U JP 2010390 U JP2010390 U JP 2010390U JP H0810595 Y2 JPH0810595 Y2 JP H0810595Y2
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JP
Japan
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stepping
switch device
foot
foot switch
depressing
Prior art date
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JP2010390U
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JPH03110096U (ja
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川本  博
伊知朗 三浦
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Tadano Ltd
Original Assignee
Tadano Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、高所作業車のフートスイッチ装置に関す
るものである。
(従来の技術) 高所作業車は、第2図および第3図に示す如く、車両
1上に旋回並びに起伏駆動自在に取付けたブーム2の先
端に、作業者搭乗用のバケット3を取付け、前記ブーム
2の関連動作を行う油圧アクチュエータ4,5,6の油圧駆
動回路に介装した制御弁7を、バケット3に取付けた操
作レバー8により制御するよう構成すると共に、前記バ
ケット3にフートスイッチ装置9を取付けこのフートス
イッチ装置9の操作により前記油圧アクチュエータ4,5,
6の駆動を不能にするよう構成している。
フートスイッチ装置9は、バケット3に搭乗した作業
者がこのフートスイッチ装置9を意識して踏み込み操作
しなければ例え操作レバーを操作しても油圧アクチュエ
ータ4,5,6が駆動されないようにすると共に、操作レバ
ー8を操作してブーム2を駆動している時にフートスイ
ッチ装置9から踏み足を離すことでブーム関連動作を停
止することが出来るので緊急停止手段として利用できる
ため、高所作業の安全に貢献するところ大である。
従来のフートスイッチ装置9は、爪先で踏み込み操作
される踏み込み部材9a、およびこの踏み込み部材9aの踏
み込みに関連して制御されるスイッチ手段9bとから構成
されている。スイッチ手段9bは、前記踏み込み部材9aの
非踏み込み状態で前記油圧アクチュエータ4,5,6の駆動
を不能とする状態となり、踏み込み部材9aの踏み込み時
に前記油圧アクチュエータ4,5,6の駆動を可能とする状
態となるよう油圧アクチュエータ4,5,6の駆動制御装置
に関連している。第3図の例では、踏み込み部材9aの踏
み込み時に接となるスイッチ手段9bにより、制御弁7へ
の圧油供給回路に分岐接続した常開型のアンロード弁10
がオンロード操作されるよう構成しているが、ブーム2
の基端側に位置した制御弁7をバケット3の操作レバー
8で操作するに際し、両者間を電気的な信号伝達回路を
介して連動連結するように構成したものにあっては、前
記フートスイッチ装置9のスイッチ手段9bにより前記信
号伝達回路を断続制御するよう構成してもよいものであ
る。
(従来技術の問題点) 以上の如く構成した従来の高所作業車のフートスイッ
チ装置は、フートスイッチ装置を踏み込み操作しなけれ
ばブーム関連動作をすることが出来ないので、高所作業
車の作業の安全をはかる上で効果があるものの、操作レ
バー8を操作してブーム2を駆動している時に緊急停止
装置として使用する際、フートスイッチ装置9から踏み
足を離す為に抜重しなければならず、このことは、緊急
時に踏み足に力が入るという人間の性格に反し又踏み込
み操作に比べて抜重操作は即応性が悪いという問題を内
包していた。
本考案の高所作業車に用いられるフートスイッチ装置
は、上記した従来技術の問題点を解決することを目的と
するものである。
(問題点を解決するための手段) 上記の目的を達成するため、本考案の高所作業車に用
いられるフートスイッチ装置は、爪先で踏み込み操作さ
れる踏み込み部材、この踏み込み部材の踏み込みに関連
して制御されるスイッチ手段、および前記踏み込み部材
の手前側に位置し踏み足の土踏まず寄り位置を支持する
踏み込み規制具で以て構成しており、前記踏み込み規制
具は、踏み足の踵を床面または踏み込み規制具の手前側
に付けたままの踏み込みにより、前記踏み込み部材を第
一の踏み込み範囲に規制し、踵を浮かしての踏み込みあ
るいは爪先を曲げての踏み込みにより、前記踏み込み部
材を前記第一の踏み込み範囲を超えた第二の踏み込み範
囲に操作可能なよう設定されており、前記スイッチ手段
は、前記踏み込み部材の非踏み込み状態で前記油圧アク
チュエータの駆動を不能とする状態となり、踏み込み部
材の前記第一の踏み込み範囲で前油圧アクチュエータの
駆動を可能とする状態となり、踏み込み部材の前記第二
の踏み込み範囲で前記油圧アクチュエータの駆動を不能
とする状態となるよう前記踏み込み部材に関連して構成
したのである。
(作用) 上記の構成によれば、踏み足の踵を床面または踏み込
み規制具の手前側に付けたままの踏み込みにより、前記
踏み込み部材が第一の踏み込み範囲に規制されるので、
従来同様のフートスイッチ装置として機能する他、踵を
浮かしての踏み込みあるいは爪先を曲げての踏み込みに
より、前記踏み込み部材を第二の踏み込み範囲に操作可
能なように設定されており、踏み込み部材を第二の踏み
込み範囲でスイッチ手段が油圧アクチュエータの駆動を
不能とする状態に操作されるのである。このためフート
スイッチ装置を踏み込み操作で作動する緊急停止手段と
して利用でき上記した従来技術の問題点を解決できるの
である。
(実施例) 以下本考案の高所作業車に用いられるフートスイッチ
装置の実施例を第1図に基づいて説明する。
本考案の高所作業車に用いられるフートスイッチ装置
は、上述した従来のものに比べ、フートスイッチ装置部
分にのみ特徴があるものであるから、上述の説明で用い
た符号1〜10については、以下の説明においても同義の
ものとして援用する。
11は、フートスイッチ装置9の踏み込み部材9aの手前
側に位置し踏み足の土踏まず寄り位置を支持する踏み込
み規制具であり、踏み足の踵を床面または踏み込み規制
具11の手前側に付けたままの踏み込みにより、前記踏み
込み部材9aを第一の踏み込み範囲に規制し、踵を浮かし
ての踏み込みあるいは爪先を曲げての踏み込みにより、
前記踏み込み部材9aを前記第一の踏み込み範囲を超えた
第二の踏み込み範囲に操作可能なよう設定している。
スイッチ手段9cは、前記踏み込み部材9aの非踏み込み
状態で油圧アクチュエータ4,5,6の駆動を不能とする状
態となり、前記踏み込み部材9aの前記第一の踏み込み範
囲で前記油圧アクチュエータ4,5,6の駆動を可能とする
状態となり、前記踏み込み部材9aの前記第二の踏み込み
範囲で前記油圧アクチュエータ4,5,6の駆動を不能とす
る状態となるようカム等を介して前記踏み込み部材9aに
関連して構成している。
次に動作について説明する。
バケット3に搭乗した作業者がこのフートスイッチ装
置9を踏み足の踵を床面または踏み込み規制具11の手前
側に付けたまま踏み込むと、前記踏み込み部材9aを第一
の踏み込み範囲に規制し、前記踏み込み部材9aによりス
イッチ手段9cが制御弁7への圧油供給回路に分岐接続し
た常開型のアンロード弁10をオンロード操作するので、
この状態で操作レバー8を操作すると油圧アクチュエー
タ4,5,6が駆動される。
バケット3に搭乗した作業者が踵を浮かして踏み込み
あるいは爪先を曲げて踏み込むと、前記踏み込み部材9a
は前記第一の踏み込み範囲を超えた第二の踏み込み範囲
に位置し、前記踏み込み部材9aによりスイッチ手段9cが
制御弁7への圧油供給回路に分岐接続した常開型のアン
ロード弁10をアンロード操作するので、この状態で操作
レバー8を操作しても油圧アクチュエータ4,5,6は駆動
されないのである。
バケット3に搭乗した作業者が操作レバー8を操作し
てブーム2を駆動している時にフートスイッチ装置9か
ら踏み足を離すと、ブーム2関連動作を停止することが
出来ることは従来の技術と同様であるので説明を省く。
尚、上記の実施例においては、スイッチ手段9cを、踏
み込み部材9aの非踏み込み状態で断となり前記アンロー
ド弁10をアンロード操作し、踏み込み部材9aの前記第一
の踏み込み位置で接とされ前記アンロード弁10をオンロ
ード操作し、踏み込み部材9aの前記第二の踏み込み位置
で断となり前記アンロード弁10をアンロード操作する一
個のスイッチで構成した例を示したが、スイッチ手段9c
を、例えば次の如く二個のスイッチで構成してアンロー
ド弁10およびポンプの駆動源であるエンジン停止手段
(図示せず)に関連させても同様の作用を達成すること
ができるものである。即ち、踏み込み部材9aの非踏み込
み状態で断となり、踏み込み部材9aの前記第一の踏み込
み位置及び第二の踏み込み位置で接となるアンロード弁
10制御用のスイッチと、踏み込み部材9aの前記第二の踏
み込み位置でのみ接となり、接状態で前記エンジン停止
するよう前記エンジン停止手段に連結したエンジン停止
用のスイッチで以て構成してもよいのである。
(効果) 従来同様のフートスイッチ装置として機能するうえに
フートスイッチ装置を踏み込み操作で作動する緊急停止
手段として利用できるので、緊急時に踏み足に力が入る
という人間の性格に合致しさらに抜重操作に比べて踏み
込み操作は即応性が良いため、高所作業の安全に貢献す
るところ大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の高所作業車に用いられるフートスイ
ッチ装置の説明図である。 第2図は、高所作業車の説明図である。 第3図は、従来の高所作業車に用いられるフートスイッ
チ装置の説明図である。 1;車両、2;ブーム、3;バケット、8;操作レバー、9;フー
トスイッチ装置、9a;踏み込み部材、9b,9c;スイッチ手
段、11;踏み込み規制具。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車両上に起伏駆動自在に取付けたブームの
    先端に、作業者搭乗用のバケットを取付け、前記ブーム
    の関連動作を行う油圧アクチュエータの油圧駆動回路に
    介装した制御弁を、バケットに取付けた操作レバーによ
    り制御するよう構成すると共に、前記バケットにフート
    スイッチ装置を取付けこのフートスイッチ装置の操作に
    より前記油圧アクチュエータの駆動を不能にするよう構
    成してなる高所作業車に用いられるフートスイッチ装置
    であって、 当該フートスイッチ装置は、爪先で踏み込み操作される
    踏み込み部材、この踏み込み部材の踏み込みに関連して
    制御されるスイッチ手段、および前記踏み込み部材の手
    前側に位置し踏み足の土踏まず寄り位置を支持する踏み
    込み規制具で以て構成しており、前記踏み込み規制具
    は、踏み足の踵を床面または踏み込み規制具の手前側に
    付けたままの踏み込みにより、前記踏み込み部材を第一
    の踏み込み範囲に規制し、踵を浮かしての踏み込みある
    いは爪先を曲げての踏み込みにより、前記踏み込み部材
    を前記第一の踏み込み範囲を超えた第二の踏み込み範囲
    に操作可能なように設定されており、前記スイッチ手段
    は、前記踏み込み部材の非踏み込み状態で前記油圧アク
    チュエータの駆動を不能とする状態となり、踏み込み部
    材の前記第一踏み込み範囲で前記油圧アクチュエータの
    駆動を可能とする状態となり、踏み込み部材の前記第二
    の踏み込み範囲で前記油圧アクチュエータの駆動を不能
    とする状態となるよう前記踏み込み部材に関連している
    ことを特徴とする高所作業車に用いられるフートスイッ
    チ装置。
JP2010390U 1990-02-27 1990-02-27 高所作業車に用いられるフートスイッチ装置 Expired - Lifetime JPH0810595Y2 (ja)

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JPH03110096U JPH03110096U (ja) 1991-11-12
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