JPH04133699U - 作業装置の安全装置 - Google Patents

作業装置の安全装置

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JPH04133699U
JPH04133699U JP4903191U JP4903191U JPH04133699U JP H04133699 U JPH04133699 U JP H04133699U JP 4903191 U JP4903191 U JP 4903191U JP 4903191 U JP4903191 U JP 4903191U JP H04133699 U JPH04133699 U JP H04133699U
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JP
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drive source
operating
equipment
hydraulic
detection means
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Application number
JP4903191U
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Inventor
旭 田中
Original Assignee
株式会社アイチコーポレーシヨン
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 安全装置を設けることにより、作業装置の駆
動源の始動の際に操作手段が操作されていた場合におけ
るその作業装置の不慮の作動を防止することができるよ
うにする。 【構成】 安全装置10は、駆動源PUが始動されたこ
とを検出するための始動検出手段1と、操作手段15a
が操作状態にあることを検出するための操作検出手段2
とを設けてなる。そして、操作検出手段により操作手段
15aの操作状態が検出されている場合に始動検出手段
により駆動源PUの始動が検出されたときは、規制手段
3によって作業装置のアクチュエータ25,26の作動
を規制するようにしている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、操作手段の操作によって作動制御される作業装置の安全装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
例えば、油圧式の作業装置には、油圧を発生する油圧ポンプを駆動するための エンジン(駆動源)と、この作業装置の作動を制御すべく油圧制御バルブ等に作 動指示を与えるための操作装置とが備えられているものがある。 この作業装置では、通常、作業者は、まずエンジンを始動して油圧を発生させ 、その後操作装置を操作して、油圧制御バルブを中立位置(油圧をそのままタン クに戻す位置)から作動位置(油圧を作業装置に供給する位置)に切換え作動さ せ、作業装置を任意の方向に作動させるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、エンジンを始動させる際に、例えば、別の作業者が操作装置に 触れていたり操作装置上に工具等が載せられていたりして操作装置が操作状態と なっている場合がある。そのことを知らずにエンジンを始動させたときには、作 業装置は作業者の思わぬ方向に作動してしまうことになりかねない。
【0004】 本考案は、このような事情に鑑みてなされたものであり、駆動源の始動時にお ける作業装置の不慮の作動を防止することができるようにした作業装置の安全装 置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案の安全装置では、駆動源が始動されたこ とを検出するための始動検出手段と、操作手段が操作状態にあることを検出する ための操作検出手段とを設けている。そして、操作検出手段により操作手段の操 作状態が検出された後に始動検出手段により駆動源の始動が検出されたときは、 規制手段によって作業装置の作動を規制するようにしている。
【0006】
【作用】
このような安全装置では、作業者が操作手段が操作されていることを知らない で駆動源を始動させても、規制手段の働きによって作業装置の作動は規制される 。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の好ましい実施例について図面を参照しながら説明する。 まず、本考案に係る安全装置を備えた高所作業車(作業装置)について、図2 を用いて説明する。 この高所作業車20は、トラックの車体21の後部に旋回作動が自在な旋回台 22を取り付けてなる。この旋回台22の上部には、ブーム23が起伏作動自在 に枢着されている。このブーム23は、旋回台22に枢着された基端ブーム23 aに先端ブーム23bが伸縮自在に嵌入されてなる。なお、旋回台22の旋回作 動、ブーム23の起伏及び伸縮作動はそれぞれ、車体21に内蔵された油圧旋回 モータ24の回転作動、旋回台22と基端ブーム23a間に取り付けられた油圧 起伏シリンダ25、及びブーム23に内蔵された油圧伸縮シリンダ26の伸縮作 動によって行われる。
【0008】 ここで、上記各油圧アクチュエータ24〜26に対して供給される油圧は、車 体21に搭載された油圧パワーユニットPU、さらに詳しくいえば、この油圧パ ワーユニットPU内に備えられた油圧ポンプPによって発生される。なお、この 油圧ポンプPは、図1に示すように、油圧パワーユニットPU内に備えられたエ ンジン(駆動源)Eによって駆動される。油圧パワーユニットPUからの油圧は 、旋回台22の側部に取り付けられた油圧制御バルブユニットVUの切換え作動 によって上記各油圧アクチュエータ24〜26に対して供給制御がなされる。
【0009】 一方、図2に示すように、先端ブーム23bの先端部には作業台27が取り付 けられている。この作業台27には操作装置15が取り付けられている。この操 作装置15における操作レバー15aが操作されることにより、操作装置15か らは、前述の油圧制御バルブユニットVUに切換え作動を行わせるための切換え 指示信号が送出される。
【0010】 こうして、作業台27に搭乗した作業者は、操作レバー15aの操作を通じて ブーム23を作動させ、任意の高所に移動することができる。
【0011】 ところで、この高所作業車20を用いて作業を開始しようとするときは、正常 な手順では、まず、油圧パワーユニットPUのエンジンEを始動させた後、操作 レバー15aを操作してブーム23を作動させることになっている。 しかしながら、エンジンEを始動させる前に、操作レバー15aが操作されて しまっている場合も考えられる。 そこで、この高所作業車20には、上記安全装置が備えられる。
【0012】 図1に示すように、その安全装置10は、始動検出器1と、操作検出器2と、 規制手段3とから構成されている。
【0013】 始動検出器1は、エンジンEに取り付けられたオルタネータ(発電機)Gにつ ながっている。エンジンEが作動(始動)すると、オルタネータGが作動して発 電を行うため、その発電電力の検出を通じてエンジンEが始動された(作動した )ことを検出し、検出信号を出力する。
【0014】 操作検出器2は、操作装置15から出力された切換え指示信号の検出を通じて 操作レバー15aが操作状態にあることを検出し、検出信号を出力する。
【0015】 規制手段3は、判定器31と、信号遮断器32とから構成されている。 まず、判定器31は、始動検出器1からの検出信号が入力された後に操作検出 器2からの検出信号が入力されたときは、正常な作業開始手順であると判定しす る。このときは信号遮断器32に対して何等の信号も出力することなく、操作レ バー15aの操作に応じた油圧制御バルブユニットVUの切換え作動、つまりは ブーム23の作動を許容する。その一方、操作検出器2からの検出信号が入力さ れた後に始動検出器1からの検出信号が入力されたときは、正常でない作業開始 手順であると判定して、信号遮断器32に対して規制信号を出力する。 信号遮断器32は、上記規制信号を受けたときは、操作装置15から油圧制御 バルブユニットVUに切換え指示信号を伝送するための指示信号ライン15bを 遮断する。
【0016】 このように構成された安全装置10では、エンジンEが始動される前に操作レ バー15aが操作状態となっていたときは、作業者がたとえそれに気付かずにエ ンジンEを始動しても、規制手段3が働いて油圧制御バルブユニットVUの切換 え、即ち、各油圧アクチュエータ24〜26に対する油圧供給が阻止される。こ のため、作業者にとってのブーム23の不慮の作動が確実に防止される。 なお、このような規制状態を解除するためには、エンジンEを作動させたまま で、一旦操作レバー15aを非操作持状態に戻した後、再び操作すればよい。こ れにより、判定器31には、始動検出器1からの検出信号が入力された後に操作 検出器2からの検出信号が入力されることになり、判定器31は、正常な作業開 始手順であると判定する。
【0017】 なお、上記実施例では、操作装置15から油圧制御バルブユニットVUへの切 換え指示信号の入力を阻止することにより、ブーム23の作動を規制するように したが、本考案の安全装置におけるブーム23の作動規制のための手段はこれに 限られるものではない。即ち、例えば、油圧ポンプPから油圧制御バルブユニッ トVUに対する油圧供給を阻止するようにしてもよい。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、本考案の安全装置では、操作手段が操作されている状態では、 駆動源が始動されても、その駆動源により駆動されるべき作業装置の作動は規制 される。このため、本安全装置を用いれば、操作手段が操作されているのに気付 かないで駆動源を始動させた場合における作業装置の不慮の作動を阻止すること ができ、作業の安全を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る安全装置の構成図である。
【図2】上記安全装置を備えた高所作業車の斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 始動検出器 2 操作検出器 3 規制手段 E エンジン G オルタネータ VU 油圧制御バルブユニット PU 油圧パワーユニット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源を有してなり、操作手段の操作に
    応じて作動が制御される作業装置の安全装置であって、
    前記駆動源が始動されたことを検出するための始動検出
    手段と、前記操作手段が操作状態にあることを検出する
    ための操作検出手段と、前記操作検出手段により前記操
    作手段の操作状態が検出された後に前記始動検出手段に
    より前記駆動源の始動が検出されたときは前記作業装置
    の作動を規制する規制手段とからなる作業装置の安全装
    置。
JP4903191U 1991-05-30 1991-05-30 作業装置の安全装置 Pending JPH04133699U (ja)

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JP4903191U JPH04133699U (ja) 1991-05-30 1991-05-30 作業装置の安全装置

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JP4903191U JPH04133699U (ja) 1991-05-30 1991-05-30 作業装置の安全装置

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JPH04133699U true JPH04133699U (ja) 1992-12-11

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ID=31927272

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JP4903191U Pending JPH04133699U (ja) 1991-05-30 1991-05-30 作業装置の安全装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005289528A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Aichi Corp 作業車の安全装置
JP4732060B2 (ja) * 2005-08-03 2011-07-27 株式会社アイチコーポレーション 作業車のステアリング装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6175800A (ja) * 1984-09-19 1986-04-18 株式会社豊田自動織機製作所 高所作業車における安全装置
JPH04246099A (ja) * 1991-02-01 1992-09-02 Mitsubishi Heavy Ind Ltd フォークリフトの制御装置

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