JPH08231187A - アウトリガ装置の油圧制御回路 - Google Patents

アウトリガ装置の油圧制御回路

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JPH08231187A
JPH08231187A JP7058241A JP5824195A JPH08231187A JP H08231187 A JPH08231187 A JP H08231187A JP 7058241 A JP7058241 A JP 7058241A JP 5824195 A JP5824195 A JP 5824195A JP H08231187 A JPH08231187 A JP H08231187A
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Yoshio Takahashi
芳夫 高橋
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Komatsu MEC Corp
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリング回路、又は、アウトリガ装置の
いずれかに油圧を供給する切換弁を制御するためのパイ
ロット操作油圧回路で、車両のステアリング操作中のパ
イロット用電磁切換え弁への誤操作、又は、誤動作によ
るステアリング操作不能を防止するためのアウトリガ装
置の油圧制御回路を提供する。 【構成】 エンジンに直結して駆動される油圧ポンプか
らの油をステアリング用油圧回路、あるいは、アウトリ
ガ装置用油圧制御回路に切り換えるとともに、パイロッ
ト油圧により切り換わるステアリング・アウトリガ切換
弁を有するクレーン車両等のアウトリガ装置の油圧制御
回路において、エンジンにPTO装置を介して駆動され
るパイロット操作用油圧ポンプと、パイロット操作用油
圧ポンプからのパイロット圧力をステアリング・アウト
リガ切換弁に切換え供給するパイロット用電磁切換え弁
とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アウトリガ装置の油圧
制御回路に係わり、特には、ステアリング回路、又は、
アウトリガ装置のいずれかに油圧を供給するステアリン
グ・アウトリガ装置用切換弁を制御するためのアウトリ
ガ装置の油圧制御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アウトリガを装備した多くの装輪
式建設車両は、ステアリング操作を行う走行中ではアウ
トリガを使用して車体を支持することはなく、又、アウ
トリガを張出し車体を支持するときにはステアリングを
操作することはない。従って、図2に示す通りに、エン
ジン1に歯車2および歯車2aを介して直結された油圧
ポンプ21はステアリングの操作用とアウトリガの伸縮
用の油圧源として共用している。油圧ポンプ21からの
圧油はステアリング・アウトリガ切換弁22(以下、切
換弁22という)を介して、ステアリング回路23、お
よび、アウトリガのそれぞれの4個のシリンダ24a、
24b、24c、24d、にアウトリガ用切換弁25を
介して供給されている。油圧ポンプ21からの圧油は切
換弁22が中立の場合にはステアリング回路23に通じ
てステアリングを操作可能とし、アウトリガを作動する
場合は切換弁22を切り換えてアウトリガの伸縮を可能
としている。切換弁22は油圧ポンプ21の油圧を利用
して操作する方法がとられている。この場合、切換弁2
2は、オペレータが図示しない操作スイッチを選択し、
その指令をコントローラ等の制御装置26が受けて選択
された2位置パイロット電磁切換弁27、28に所定の
指令を出力して切り換わり、油圧ポンプ21からの圧油
を受けて切り換わる。
【0003】この一例として、クレーン車両の油圧回路
で説明すると図2において図示しない操作スイッチを操
作し2位置パイロット電磁切換弁27、28を切り換え
るとエンジン1に直結した油圧ポンプ21の油圧が切換
弁22を作動してアウトリガ用切換弁25に供給され、
さらに、アウトリガ用切換弁25の操作により各アウト
リガシリンダ24を動かす。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
図2の油圧回路においては、車両走行中にパイロット電
磁切換弁27、28の電気回路の故障、または、図示し
ない操作スイッチを誤操作するとアウトリガが伸長して
地面と接触するとともに、下流側にあるステアリング回
路23に圧油が供給されないため操舵不能となり、伸長
による車両の転倒、あるいは、操舵不能による衝突の危
険性がある。
【0005】また、クレーン作業など定置作業を終えて
アウトリガを引き込むためパイロット電磁切換弁を切換
えた後、パイロット電磁切換弁がステイックなどにより
中立に復帰しない誤動作が発生すると切換弁はその位置
にあり、中立に戻らないためステアリング回路に圧油が
供給されず走行不能、操舵不能等になる。
【0006】本発明は、上記従来の問題点に着目し、ア
ウトリガ装置の油圧制御回路に係わり、特には、ステア
リング回路、又は、アウトリガ装置のいずれかに油圧を
供給する切換弁を制御するためのパイロット操作油圧回
路で、車両のステアリング操作中のパイロット用電磁切
換弁への誤操作、又は、誤動作によるステアリング操作
不能を防止するためアウトリガ装置の油圧制御回路を提
供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、エンジンに直結して駆動される油圧ポ
ンプからの油をステアリング用油圧回路、あるいは、ア
ウトリガ装置用油圧制御回路に切り換えるとともに、パ
イロット油圧により切り換わるステアリング・アウトリ
ガ切換弁を有するクレーン車両等のアウトリガ装置の油
圧制御回路において、エンジンにPTO装置を介して駆
動されるパイロット操作用油圧ポンプと、パイロット操
作用油圧ポンプからのパイロット圧力をステアリング・
アウトリガ切換弁に切り換え供給するパイロット用電磁
切換弁とからなることを特徴とする。
【0008】
【作用】上記の構成により、車両走行中はPTO装置が
駆動しないよう接続が解かれているため、パイロット操
作用油圧ポンプは回転しないために油圧は発生しない。
これにより、パイロット電磁切換弁の電気回路の故障、
または、操作スイッチを誤操作しても、パイロット操作
用油圧ポンプからの圧油が切換弁の操作部に供給されな
い。このため切換弁は切り換わらずに中立状態を保ち、
ステアリング回路を保持するためアウトリガが張出して
地面と接触し車両が転倒、あるいは、操舵不能による衝
突の危険性が皆無になる。
【0009】また、クレーン作業など定置作業を終えて
アウトリガを引き込むためパイロット電磁切換弁を切り
換えた後、パイロット電磁切換弁がステイックなどによ
り中立に復帰しない誤動作が発生しても車両走行開始時
にPTO装置が駆動しないよう接続が解かれてパイロッ
ト操作用油圧ポンプが回転しないため油圧が発生しな
い。これにより切換弁は左右切換部のスプリングにより
中立状態になり、ステアリング優先回路に復帰するため
走行不能、操舵不能等による衝突の危険性が無くなる。
【0010】
【実施例】以下に、本発明に係わるアウトリガ装置の油
圧制御回路の実施例につき、図面を参照して詳細に説明
する。なお、同一部品には同一符号を付して説明は省略
する。図1はアウトリガ装置の油圧制御回路の全体構成
図である。図1において、エンジン1は、一方では歯車
2、歯車2bおよびPTO装置3を介してウインチ用油
圧ポンプ4、ブーム用油圧ポンプ5、および、パイロッ
ト操作用油圧ポンプ6(以下、パイロットポンプ6とい
う)を駆動し、他方では歯車2および歯車2aに直結し
てステアリング用油圧ポンプ7およびトルコン・ミッシ
ョン用油圧ポンプ8を駆動している。パイロットポンプ
6の油圧は図示しない操作スイッチの操作信号により切
り換わるパイロット用電磁切換弁9より切換弁22の左
右切換部22a、22bに導かれている。なお、PTO
装置3は制御装置26からの指令により切り換わる操作
部10により断続され、通常では、車両走行中には接続
が解除される。したがって、車両走行中は、エンジン1
とパイロットポンプ6とはPTO装置3により接続が解
除され、パイロットポンプ6は回転しない。
【0011】切換弁22にはエンジン1を介して駆動さ
れるステアリング、アウトリガ共用の油圧ポンプ21よ
り油圧が常に供給されている。切換弁22は左右切換部
22a、22bの両方にスプリング22c付設されてい
る。これにより、パイロットポンプ6の油圧がゼロの場
合は中立位置(1)にある。ステアリング回路23は切
換弁22の中立位置(1)に接続されている。また、切
換弁22の操作ポート22dにはアウトリガ用切換弁2
5が接続され、アウトリガ用切換弁25には各アウトリ
ガシリンダ24が接続されている。操作された中立位置
(1)の両端のいずれかの操作位置(2)では、アウト
リガ用切換弁25を介して各アウトリガシリンダ24に
圧油は流れる。
【0012】図1において作動について説明する。先ず
車両走行中の状態について説明すると、エンジン1とパ
イロットポンプ6とは、オペレータが図示しない操作ス
イッチで走行を選択すると、制御装置26は操作部10
に指令を出力し、PTO装置3の接続を解除する。PT
O装置3が解除されているのでパイロットポンプ6は回
転せず油圧も発生しない。したがって、切換弁22は左
右切換部22a、22bに油圧が供給されずに、切換弁
22はスプリング22cにより中立位置(1)に保たれ
ており、ステアリング回路23に接続されている。仮
に、図示しない操作スイッチを誤操作してパイロット用
電磁切換弁9が切り換わってもパイロットポンプ6が回
転してないため油圧が発生せず切換弁22は中立位置
(1)に保たれており、ステアリング回路23になって
いる。
【0013】次に、クレーン作業など定置作業を行う場
合は、オペレータが図示しない操作スイッチで作業を選
択すると、制御装置26は操作部10に指令を出力し、
PTO装置3の接続を行う。PTO装置3が接続される
と、エンジン1とパイロットポンプ6は接続されるため
パイロットポンプ6が回転し油圧が発生する。この状態
で図示しない操作スイッチを操作すると切換弁22の
左、または右切換部22a、22bのいずれかに圧油が
流れてスプリング22cに抗して切換弁22が切り換わ
る。この結果ステアリング回路23は遮断されてアウト
リガ用切換弁25を介して各アウトリガシリンダ24に
圧油は流れる。仮に,パイロット電磁切換弁9がステイ
ックなどにより中立に復帰しない誤動作が発生しても、
定置作業を終えて車両を走行させる場合はPTO装置3
によりエンジン1とパイロットポンプ6との接続が絶た
れるため油圧が発生しない。この結果、切換弁22はス
プリング22cにより中立位置(1)に復帰するため、
ステアリング回路23になり安全が保たれる。
【0014】上記実施例では、切換弁22を切り換える
パイロット油圧の油圧源をパイロットポンプ6から供給
するようにしたが、パイロット油圧の油圧源をエンジン
によりPTO装置を介して駆動されるウインチ用油圧ポ
ンプ4、又はブーム用油圧ポンプ5等から供給してもよ
い。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、切換弁
を操作するパイロット用電磁切換弁の油圧源のパイロッ
トポンプをPTO装置を介して駆動し、車両走行時のス
テアリングが常に優先するようにしたため、誤操作によ
るアウトリガの張出しによる車両の転倒、あるいは誤動
作による走行不能、操舵不能等の危険性が皆無になり安
全性が格段に向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアウトリガ装置の油圧制御回路を示
す。
【図2】従来の実施例のアウトリガ装置の油圧制御回路
を示す。
【符号の説明】
1… エンジン 3… PTO装置 6… パイロット操作用油圧ポンプ 7… ステアリング用油圧ポンプ 9… パイロット用電磁切換弁 22… ステアリング・アウトリガ切換弁 23… ステアリング回路 24… アウトリガシリンダ 25… アウトリガ用切換弁 26… 制御装置 27,28… 2位置パイロット電磁切換弁。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンに直結して駆動される油圧ポン
    プからの油をステアリング用油圧回路、あるいは、アウ
    トリガ装置用油圧制御回路に切り換えるとともに、パイ
    ロット油圧により切り換わるステアリング・アウトリガ
    切換弁を有するクレ−ン車両等のアウトリガ装置の油圧
    制御回路において、エンジンにPTO装置を介して駆動
    されるパイロット操作用油圧ポンプと、パイロット操作
    用油圧ポンプからのパイロット圧力をステアリング・ア
    ウトリガ切換弁に切り換え供給するパイロット用電磁切
    換弁とからなることを特徴とするアウトリガ装置の油圧
    制御回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006044519A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Tadano Ltd 作業車両のステアリング装置
CN103388403A (zh) * 2012-03-29 2013-11-13 北汽福田汽车股份有限公司 一种液压转台驻车缓冲控制设备

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CN103388403B (zh) * 2012-03-29 2014-08-06 北汽福田汽车股份有限公司 一种液压转台驻车缓冲控制设备

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