JPH08104837A - インク、及びこれを用いるインクジェット記録方法と機器 - Google Patents

インク、及びこれを用いるインクジェット記録方法と機器

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JPH08104837A
JPH08104837A JP24119594A JP24119594A JPH08104837A JP H08104837 A JPH08104837 A JP H08104837A JP 24119594 A JP24119594 A JP 24119594A JP 24119594 A JP24119594 A JP 24119594A JP H08104837 A JPH08104837 A JP H08104837A
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JP
Japan
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ink
recording
alcohol
dye
liquid medium
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JP24119594A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Takizawa
▲吉▼久 滝沢
Shinichi Sato
真一 佐藤
Hisashi Teraoka
恒 寺岡
Takashi Katsuragi
隆司 葛城
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 種々の普通紙に対して耐水性良好な印字を可
能とし、長期保存後においても吐出安定性に優れるイン
ク、及びこれを用いるインクジェット記録方法と機器を
提供する。 【構成】 第一に、色材、及びこれを溶解する液媒体を
含むインクであって、前記色材として、そのカウンター
イオンの少なくとも一つがアンモニウムイオンである染
料を含み、前記液媒体中に脂肪族一価アルコールと界面
活性剤とを併有することを特徴とするインクであり、第
二には、そのカウンターイオンの少なくとも一つがアン
モニウムイオンである染料、及びこれを溶解する液媒体
を含む組成物であって、前記液媒体中に前記組成物の全
重量の0.5〜10%の範囲にある脂肪族一価アルコー
ル、及び0.01〜10%の範囲にある界面活性剤を併
有することを特徴とするインクである。更には、前記イ
ンクを用いたインクジェット記録方法、及びインクジェ
ット用機器類である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インクジェット記録用
のインクに関し、詳しくは、普通紙に対して印字物の耐
水性に優れ、かつ、熱エネルギーを利用する方式におい
て、吐出安定性、インクの長期保存性に優れたインク、
これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインク
を用いた記録機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、インクジェット記録に使用す
るインクに関して、様々なものが報告されている。それ
らは、各種色材を水または有機溶剤に溶解又は分散せし
めたものが通例である。中でも近年オフィスで一般に使
用されているコピー用紙、レポート用紙、ノート、便
箋、ボンド紙等の普通紙に記録した場合の耐水性が特に
求められている。
【0003】例えば、特開平2−296878号公報及
び特開平2−255876号公報には、水性インク組成
物にポリアミンを含有させることが提案されている。し
かし、このようなインクにおいては、染料の親水基部を
造塩させるため、インクの溶解性が低下してインク自身
の保存安定性に問題を誘起する場合があった。また、イ
ンクの溶解性を上げる目的で溶解安定剤をインクに含有
させることも考えられるが、この場合には、溶解安定剤
を多量に入れなければならず、インクの吐出安定性を低
下させ、画像品位が低下を行う場合も多かった。
【0004】また、特開平3−91577号公報、特開
平4−226175号公報には染料がカルボキシル基を
有し、さらにアンモニウム塩或いは揮発性の置換アンモ
ニウム塩を有することによって、印字物上においてアン
モニアあるいはアミンが揮発し、遊離酸となることで耐
水を向上させることが提案されている。また、EP04
686471A1,EP0468648A1,EP04
68649A1,EP0559309A2には、カルボ
キシル基を有するジスアゾ染料やフタロシアニン染料が
開示されている。しかし、これらのカルボキシル基を有
し、揮発性の塩で置換された染料は、水及び有機溶剤に
溶解されたインクとしての溶解安定性に乏しく、インク
が長期保存された場合には、徐々にアンモニアあるいは
アミンが揮発することにより溶解性が低下したり、染料
分子の会合が進み吐出安定性に不利となり、画像品位の
低下を招く場合があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の目的は
種々の普通紙に対して印字物の耐水性が良好で、かつ、
インクの長期保存した場合でも吐出安定性に優れるイン
ク、これを用いたインクジェット記録方法、記録機器を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は、以下の発明
によって達成される。
【0007】即ち、本発明の第一は、色材、及びこれを
溶解する液媒体を含むインクであって、前記色材とし
て、そのカウンターイオンの少なくとも一つがアンモニ
ウムイオンである染料を含み、前記液媒体中に脂肪族一
価アルコールと界面活性剤とを併有することを特徴とす
るインクであり、その第二は、そのカウンターイオンの
少なくとも一つがアンモニウムイオンである染料、及び
これを溶解する液媒体を含む組成物であって、前記液媒
体中に前記組成物の全重量の0.5〜10%の範囲にあ
る脂肪族一価アルコール、及び0.01〜10%の範囲
にある界面活性剤を併有することを特徴とするインクで
ある。
【0008】更に、本発明は、これらのインクを適用す
ることを特徴とするインクジェット記録方法、及びイン
クジェット用機器類である。
【0009】本発明者等は、普通紙に対する耐水性に優
れ、溶解安定性が良好で、かつインクを長期保存した場
合においても吐出安定性を維持するインク組成につき鋭
意検討した結果、色材としてカウンターイオンとして少
なくとも一つのアンモニウムイオンを有する染料を使用
する場合に、特定の物質を使用することにより、耐水性
を損なうことなく、長期保存した場合にも吐出安定性を
維持することを見いだし、本発明に至ったものである。
【0010】これは、次のように考えられる。カウンタ
ーイオンとしてアンモニウムイオンを有する染料を用い
た場合には、インクの長期の保存等により、インク内で
徐々にアンモニア或はアミンが揮発する。この過程にお
いて染料の会合の伸長及び溶解度の低下をきたす。一
方、インクの媒体の主成分たる水は水素結合等の強い分
子間相互作用をもちクラスターを形成することが知られ
ている。このとき、熱エネルギーを利用するインクジェ
ット方式においては、熱エネルギーによりインクを気化
させ、発生する気泡の成長、消滅により液滴を吐出する
ものであるから、前記インク中の染料分子の会合の伸
長、溶解度低下及び水分子のクラスター形成、さらにそ
の両者の相互染料によって、熱エネルギーによる気泡の
発生が不安定となると推測する。ここで、カウンターイ
オンとしてアンモニウムイオンを有する染料を用いた場
合に、脂肪族一価アルコールと界面活性剤を併用すると
前記水分子のクラスター破壊および界面活性剤の可溶化
効果による染料の会合防止効果により、クラスターと染
料会合体の相互作用も防止し、吐出安定性が維持される
と推測する。
【0011】(発明の好ましい態様)次に好ましい実施
態様を挙げて本発明を更に詳しく説明する。
【0012】本発明に使用される脂肪族1価アルコール
としては、メチルアルコール、エチルアルコール、n−
プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、n−ブ
チルアルコール、イソブチルアルコール、2−ブチルア
ルコール等が挙げられる。該脂肪族1価アルコールの含
有量は、特に制限はないが、インク全重量の0.5〜1
0%の範囲が好ましい。0.5%未満の場合には所望の
効果が少なく、10%を越える場合には使用する染料の
溶解度が低下するので好ましくないものである。
【0013】本発明で前記脂肪族1価アルコールと併用
される界面活性剤としては、従来公知のカチオン、アニ
オン、両性イオン等の界面活性剤が使用できるが、より
好ましくは高級アルコールのエチレンオキサイド付加
物、アルキルフェノールのエチレンオキサイド付加物、
エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体、
アセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物等の
非イオン性界面活性剤が好適に使用される。界面活性剤
の添加量につき特に制限はないが、インク全重量の0.
01〜10%の範囲が好ましい。0.01%未満の場合
には所望の効果が少なく、10%を越える場合には、イ
ンクの初期粘度が高くなり好ましくないものである。
【0014】本発明で使用される染料は、カウンターイ
オンとして少なくとも一つのアンモニウムイオンを有す
る染料であり、好ましくは、下記構造式(a)〜(f)
で示される化合物の−COOHもしくは−COSHのう
ちの少なくとも1つがアンモニウムで造塩されているも
のが用いられるが、本発明はこれらに限定されるもので
はない。
【0015】下記化合物をアンモニウムで造塩するには
従来公知の方法で行われる。
【0016】
【外1】 (式中、Ar、Ar1は独立にアリール基又は置換アリ
ール基を表し、Ar、Ar1の少なくとも一つは−CO
OH及び−COSHから選ばれる置換基を少なくとも一
つ有する。J、J1はそれぞれ独立に下式(1)〜
(3)で表される基を表す。
【0017】
【外2】 式中、R5は水素原子、アルキル基、置換アルキル基、
アルコキシハロゲン、シアノ基、ウレイド、NHCOR
6から選択される基であり、R6は水素原子、アルキル
基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基、ア
ラルキル基、置換アラルキル基を表す。Tはアルキル基
を表し、Wは水素原子、シアノ基、−CONR1011
ピリジニウム、−COOHから選択される基であり、m
はC2〜C8のアルキレン鎖を表し、Bは水素原子、アル
キル基又は−COOHを表し、R1、R2、R3、R4、R
10、R11はそれぞれ独立に水素原子、アルキル基、置換
アルキル基を表し、Lは2価の有機結合基を表す。Xは
独立にカルボニル基又は下式(4)〜(6)の基を表
す。
【0018】
【外3】 式中、ZはOR7、SR7、NR89を表し、Yは水素原
子、塩素原子あるいはシアノ基を表し、Eは塩素原子あ
るいはシアノ基を表す。R7、R8、R9は独立に水素原
子、アルケニル基、置換アルケニル基、アルキル基、置
換アルキル基、アリール基、置換アリール基、アラルキ
ル基、置換アラルキル基、またはR8、R9が結合された
窒素原子と一緒に5員環又は6員環を形成する。(a)
がSO3H基を持たない場合は少なくとも2つの−CO
OH,−COSHから選ばれた基を有し、(a)がSO
3H基を持つ場合は−COOH、−COSHから選ばれ
た基が少なくともSO3H基の数と同数有する) 一般式(a)で表される化合物の中で好ましい化合物
は、置換基としてAr、Ar1が少なくとも1つの−C
OOHを有するアリ−ル基又は置換アリ−ル基、J、J
1が前記式(1)、(2)で表される基、Xが前記式
(4)、(5)で表される基を有する化合物である。
【0019】一般式(a)で表される化合物の一層好ま
しい化合物の具体例を以下に示す。
【0020】
【外4】
【0021】
【外5】
【0022】
【外6】
【0023】
【外7】
【0024】
【外8】 Ar1N=N−J−X−(NR1−L−NR2−X)n−J
−N=N−Ar2(b) (式中Jは以下の基を表し、
【0025】
【外9】 Ar1、Ar2は独立にアリール基又は置換アリール基を
表し、Ar1、Ar2の少なくとも一つは−COOH、−
COSHから選ばれた置換基を少なくとも一つ有する。
1、R2は独立に水素原子、アルキル基、置換アルキル
基、アルケニル基又は置換アルケニル基を表し、Lは2
価の有機結合基を表し、nは0又は1であり、Xはカル
ボニル基又は下式(1)〜(3)に基を表す。
【0026】
【外10】 式中ZはNR34、SR5、OR5を表し、Yは水素原
子、塩素原子、Z、SR6、OR6を表し、Eは塩素原子
あるいはシアノ基を表す。R3、R4、R5、R6は独立に
水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アルケニル
基、置換アルケニル基、アリール基、置換アリール基、
アラルキル基、置換アラルキル基又はR3、R4が結合さ
れた窒素原子と一緒に5員環又は6員環を形成する。
(b)は−COOH、−COSHから選ばれた基が少な
くともSO3H基の数と同数有する)。
【0027】一般式(b)で表される化合物の中で好ま
しい化合物は、置換基としてAr、Ar1が少なくとも
1つの−COOHを有するアリ−ル基又は置換アリ−ル
基、Xがカルボニル基又は前記式(1)、(2)で表さ
れる基を有する化合物である。
【0028】一般式(b)で表される化合物の一層好ま
しい化合物の具体例を以下に示す。
【0029】
【外11】
【0030】
【外12】
【0031】
【外13】
【0032】
【外14】 Pc(SO3H)t(SO2−NR1−L−NR2−X−N
3−G)q (c) (式中Pcは金属を含有するフタロシアニン核を表し、
1、R2、R3はそれぞれ独立に水素原子、アルキル
基、置換アルキル基、アルケニル基、置換アルケニル
基、アラルキル基又は置換アラルキル基を表し、Lは2
価の有機結合基を表し、Xはカルボニル基又は下式
(1)〜(3)の基を表す。
【0033】
【外15】 式中ZはNR45、SR6、OR6を表し、Yは水素原
子、塩素原子、Z、SR7、OR7を表し、Eは塩素原子
あるいはシアノ基を表す。R4、R5、R6、R7はそれぞ
れ独立に水素原子、アルキル基、置換アルキル基、アリ
ール基、置換アリール基、アラルキル基又は置換アラル
キル基、又はR4、R5が結合された窒素原子と一緒に5
員環又は6員環を形成する。Gは−COSH及び−CO
OHから選択された1個又は2個の基によって置換され
た無色の有機基を表し、(t+q)は3〜4である。
(c)は少なくとも一つのSO3H基と同数のCOSH
及びCOOHから選択された基を有する)。
【0034】一般式(c)で表される化合物の中で好ま
しい化合物は、置換基としてXがカルボニル基又は前記
式(1)、(2)で表される基、Gが−COOHが少な
くとも1つ置換された有機酸基を有する化合物である。
【0035】一般式(c)で表される化合物の中で一層
好ましい化合物の具体例を以下に示す。
【0036】
【外16】
【0037】
【外17】
【0038】
【外18】
【0039】
【外19】 (式中、Yは水素原子あるいはSO3Hを表す) 一般式(d)で表される化合物を以下に示す。
【0040】
【外20】
【0041】
【外21】 式中 X3はスルホン基またはカルボキシル基 各X4は独立的に置換基 mは0から2 Y1、Y2は各々アルキルまたはハロ Z4はカルボキシル基である。
【0042】
【外22】 式中 Lは金属カチオンまたは水素 Pcは原子価3から4のフタロシアニン遊離基 R1は水素、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置
換アルケニル、アラルキル、または置換アラルキル R2は水素、アルキル、アルコキシ、ハロ、または任意
の置換アミノ基 M+はアンモニウムイオンまたは置換アンモニウムカチ
オン (t+q)は3から4 一般式(e)で表される化合物の一層好ましい化合物の
具体例を以下に示す。
【0043】
【外23】 一般式(f)で表される化合物の一層好ましい化合物の
具体例を以下に示す。
【0044】
【外24】
【0045】上記一般式で表される染料のうち、構造式
(d)の染料については、印字物としての理想的な黒色
を得るためには他の黄色染料あるいは青色染料と併用す
ることが好ましい。
【0046】好ましい黄色染料としては、前記構造式
(a)で示される化合物、C.I.アシッドイエロー1
7:1、C.I.アシッドイエロー23、C.I. ア
シッドイエロー49、C.I.アシッドイエロー65、
C.I.アシッドイエロー104、C.I.アシッドイ
エロー183、C.I.アシッドイエロー155、C.
I.アシッドイエロー194、C.I.ダイレクトイエ
ロー86、C.I.ダイレクトイエロー106、C.
I.ダイレクトイエロー142、C.I.ダイレクトイ
エロー194が挙げられ、好ましい青色染料としては、
前記構造式(c)で示される化合物、C.I.アシッド
ブルー9、C.I.アシッドブルー13、C.I.アシ
ッドブルー68、C.I.アシッドブルー69、C.
I.アシッドブルー138、C.I.アシッドブルー1
85、C.I.アシッドブルー249、C.I.アシッ
ドブルー258、C.I.ダイレクトブルー83、C.
I.ダイレクトブルー86、C.I.ダイレクトブルー
87、C.I.ダイレクトブルー95、C.I.ダイレ
クトブルー143、C.I.ダイレクトブルー166、
C.I.ダイレクトブルー176、C.I.ダイレクト
ブルー199が挙げられる。
【0047】構造式(d)の染料と黄色染料あるいは青
色染料との混合比は、原色に近い理想的な黒色を得ると
いう観点から重量比で40:1〜4:1が好ましく、そ
の比が20:1〜4:1であれば一層好ましい。
【0048】前記本発明に使用する染料の含有量は、特
に制限はないが、インク全重量の0.2〜10%の範囲
が好ましい。より好ましくは0.5〜8.0%の範囲が
望ましい。
【0049】本発明で使用される色材を溶解する液媒体
は、水と水溶性有機溶剤との混合物であることが望まし
い。具体的な水溶性有機溶剤の例としては、ジメチルホ
ルムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類、アセ
トン等のケトン類、テトラヒドロフラン、ジオキサン等
のエーテル類、ポリエチレングリコール、ポリプロピレ
ングリコール等のポリアルキレングリコール類、エチレ
ングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコ
ール、トリエチレングリコール、1.2.6−ヘキサン
トリオール、チオジグリコール、ヘキシレングリコー
ル、ジエチレングリコール等のアルキレン基が2〜6個
の炭素原子を含むアルキレングリコール類、グリセリ
ン、エチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレ
ングリコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコ
ールモノメチルエーテル等の多価アルコールの低級アル
キルエーテル類、N−メチル−2−ピロリドン、1.3
−ジメチル−2−イミダゾリジノン、スルホラン、ジメ
チルサルフォキサイド、2−ピロリドン、ε−カプロラ
クタム等の環状アミド化合物及びスクシンイミド等のイ
ミド化合物等が挙げられる。しかし、本発明ではこれら
の化合物に限定されるものではない。
【0050】前記水溶性有機溶剤の含有量は、一般には
インクの全重量に対して5〜40%が好ましく、より好
ましくは7〜30%の範囲である。
【0051】この他、本発明のインクには、トリエタノ
ールアミン、ジエタノールアミン等のN−アルカノール
アミン類、尿素、チオ尿素、エチレン尿素等の含窒素化
合物、水酸化ナトリウム、水酸化リチウム等の水酸化
物、酢酸リチウム、酢酸ナトリウム等のアルカリ金属
塩、硫酸ナトリウム、硫酸アンモニウム等の硫酸塩を適
宜配合することが好ましい。また、粘度調整剤、防かび
剤等の添加剤を適宜配合してもかまわない。
【0052】本発明のインクは、記録ヘッドのインクに
記録信号を与え、発生した熱エネルギーにより液滴を吐
出するインクジェット方式が好適に用いられる。その装
置の主要部である記録ヘッドの構成例を図1、図2、図
3に示す。
【0053】ヘッド13はインクを通す溝14を有する
ガラス、セラミックスまたはプラスチック板等と、感熱
記録に用いられる発熱ヘッド15(図ではヘッドが示さ
れているが、これに限定されるものではない)とを接着
して得られる。発熱ヘッド15は酸化シリコン等で形成
される保護膜16、アルミニウム電極17−1、17−
2、ニクロム等で形成される発熱抵抗体層18、蓄熱層
19、アルミナ等の放熱性の良い基板20とによりなっ
ている。
【0054】インク21は吐出オリフィス(微細孔)2
2まできており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。
【0055】ここで、電極17−1、17−2に電気信
号が加わると、発熱ヘッド15のnで示される領域が急
激に発熱し、ここに接しているインク21に気泡が発生
し、その圧力でメニスカス23が突出し、インク21が
吐出し、オリフィス22より記録液滴24となり、被記
録材25に向かって飛翔する。図3には図1に示したヘ
ッドを多数並べた記録ヘッドの概略図を示す。該記録ヘ
ッドはマルチ溝26を有するガラス板27を、図1にお
いて説明したものと同様の発熱ヘッド28を密着して製
作されている。なお、図1は、インク流路に沿ったヘッ
ド13の断面図であり、図2は図1のA−B線での切断
面である。
【0056】図4に、該ヘッドを組み込んだインクジェ
ット記録装置の一例を示す。
【0057】図4において、61はワイピング部材とし
てのブレードであり、その一端はブレード保持部材によ
って保持されて固定端となり、カンチレバーの形態をな
す。ブレード61は記録ヘッドによる記録領域に隣接し
た位置に配置され、又、本例の場合、記録ヘッドの移動
経路中に突出した形態で保持される。62はキャップで
あり、ブレード61に隣接するホームポジションに配置
され、記録ヘッドの移動方向と垂直な方向に移動して吐
出口面と接し、キャッピングを行う構成を備える。さら
に、63はブレード61に隣接して設けられるインク吸
収体であり、ブレード61と同様、記録ヘッドの移動経
路中に突出した形態で保持される。前記ブレード61、
キャップ62、吸収体63によって吐出回復部64が構
成され、ブレード61及び吸収体63によってインク吐
出口面の水分、塵等の除去が行われる。
【0058】65は吐出エネルギー発生手段を有し、吐
出口を配した吐出口面に対向する被記録材にインクを吐
出して記録を行う記録ヘッド、66は記録ヘッド65を
搭載して記録ヘッド65の移動を行うためのキャリッジ
である。キャリッジ66はガイド軸67と揺動可能に係
合し、キャリッジ66の一部はモータ68によって駆動
されるベルト69と接続(図示せず)している。これに
よりキャリッジ66はガイド軸67に沿った移動が可能
となり、記録ヘッド65による記録領域及びその隣接し
た領域の移動が可能となる。
【0059】51は被記録材を挿入するための給紙部、
52はモータ(図示せず)により駆動される紙送りロー
ラである。これらの構成によって記録ヘッドの吐出口面
と対向する位置へ被記録材が給紙され、記録が進行する
につれて、排紙ローラ53を配した排紙部へ排紙され
る。
【0060】前記構成において記録ヘッド65が記録終
了等でホームポジションに戻る際、ヘッド回復部64の
キャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避して
いるが、ブレード61は移動経路中に突出している。こ
の結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされ
る。なお、キャップ62が記録ヘッド65の吐出口面に
当接してキャッピングを行う場合、キャップ62は記録
ヘッドの移動経路中に突出するように移動する。
【0061】記録ヘッド65がホームポジションから記
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は前記したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。
【0062】前記の記録ヘッドのホームポジションへの
移動は、記録終了時や吐出回復時ばかりでなく、記録ヘ
ッドが記録のために記録領域を移動する間に所定の間隔
で記録領域に隣接したホームポジションへ移動し、この
移動に伴って前記ワイピングが行われる。
【0063】図5は、ヘッドにインク供給部材、例え
ば、チューブを介して供給されるインクを収容したイン
クカートリッジの一例を示す図である。ここで40は供
給用インクを収容したインク収容部、例えば、インク袋
であり、その先端にはゴム製の栓42が設けられてい
る。この栓42に針(図示せず)を挿入することによ
り、インク袋40中のインクをヘッドに供給可能ならし
める。44は廃インクを受容する吸収体である。インク
収容部としては、インクとの接液面がポリオレフィン、
特にポリエチレンで形成されているものが本発明にとっ
て好ましい。本発明で使用されるインクジェット記録装
置としては、前記の如きヘッドとインクカートリッジが
別体となったものに限らず、図6に示す如きそれらが一
体となったもの、あるいは図7に示す如きヘッドとイン
ク収容部が接合されて一体となったものにも好適に用い
られる。
【0064】図6において、70は記録ユニットであっ
て、この中にインクを吸収したインク収容部、例えばイ
ンク吸収体が収納されており、かかるインク吸収体中の
インクが複数のオリフィスを有するヘッド部71からイ
ンク滴として吐出される構成になっている。インク吸収
体の材料としては、例えばポリウレタンを用いることが
できる。72は記録ユニット内部を大気に連通させるた
めの大気連通口である。この記録ユニット70は、図4
で示す記録ヘッドに変えて用いられるものであって、キ
ャリッジ66に対して脱着自在になっている。
【0065】図7において、100は記録ヘッドエレメ
ントであり、インク吐出部102及びインク供給タンク
部104、吐出エネルギ−発生素子を駆動するための信
号を伝達する配線を設けた配線基板105及びこれらを
支持するベースプレート106等からなる。インク吐出
部102は、記録媒体との対向面に形成した吐出口10
2Aとその内方に延在する液路と、各液路に配設した電
気熱変換体等の吐出エネルギ−発生素子と、各液路に連
通した共通液室とを有している。インク供給タンク部1
04はインクタンク110側からインクの供給を受け、
吐出部102内の共通液室にインクを導くサブタンクと
して機能する。又ベースプレート106はこれをアルミ
ニウム等で構成でき、電気熱変換体の駆動に伴うヘッド
エレメントの発熱を抑制する放熱板としても機能する。
112はインクタンク110内に配設され、インクを含
浸させたインク吸収体であり、前述した材料からなる多
孔質体又は繊維等を用いて形成できる。114はインク
タンク110の蓋部材である。107はヘッドエレメン
ト100に設けた突起部であり、インクタンク110と
の接続を容易にするためにテーパを設けてある。117
はインクタンク110のエレメント収納部110Aの壁
部117Aに設けた開口であり、突起107と係合し、
該係合によってヘッドエレメント100とインクタンク
110との結合が行われる。118はヘッドエレメント
100を装着する際の作業を容易にすると共に装着状態
を確実ならしめるべくエレメント収容部110Aに設け
た突当て部材であり、ベースプレート106の後端面と
係合する。119はヘッドエレメント100の位置決め
用の突起であり、120はインクタンク110からヘッ
ドエレメント100内にインク供給を行うための供給口
である。
【0066】なお、本発明に使用する記録装置におい
て、上記ではインクに熱エネルギーを作用させてインク
液滴を吐出するインクジェット記録装置を例に挙げた
が、本発明は、そのほか圧電素子を使用するピエゾ方式
などその他のインクジェット記録装置でも同様に利用で
きる。
【0067】
【実施例】次に、実施例及び比較例を挙げて本発明をさ
らに具体的に説明する。尚、以下の記載で、部及び%と
あるものは特に断りのない限り重量基準である。
【0068】実施例1〜6 まず、下記の成分を混合溶解した後、さらにポアサイズ
が0. 22μmのメンブレンフィルター(商品名:フ
ロロポアフィルター、住友電工製)にて加圧濾過し、本
発明の実施例のインクを調製した。尚、下記の例示化合
物についてはすべてのカルボキシル基及びスルホン基を
アンモニウムで造塩したものを使用した。
【0069】実施例1 例示化合物1 3部 グリセリン 8部 チオジグリコール 10部 アセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物 1部 (商品名アセチレノールEH 川研ファインケミカル(株)製) 水 74部 実施例2 例示化合物22 4部 グリセリン 5部 チオジグリコ−ル 6部 尿素 3部 エチルアルコール 2部 エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体 2部 (商品名ペポールAS−053X 東邦化学工業(株)製) 水 78部 実施例3 例示化合物14 2部 グリセリン 3部 ジエチレングリコール 3部 メチルアルコール 7部 エチレンオキサイド−プロピレンオキサイド共重合体 0.4部 (商品名ペポールA−0638 東邦化学工業(株)製) トリエタノールアミン 1部 水酸化リチウム 0.2部 硫酸アンモニウム 0.4部 水 83部 実施例4 例示化合物31 5部 グリセリン 8部 エチレングリコール 5部 ジメチルエタノールアミン 1部 尿素 5部 n−プロピルアルコール 3部 アセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物 2部 (商品名アセチレノールEL 川研ファインケミカル(株)製) ジエタノールアミン 0.5部 酢酸リチウム 0.2部 硫酸アンモニウム 0.3部 水 71部 実施例5 例示化合物34 3部 グリセリン 8部 チオジグリコ−ル 5部 尿素 5部 イソプロピルアルコール 0.8部 アセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物 0.1部 (商品名アセチレノールEH 川研ファインケミカル(株)製) ジエタノールアミン 0.5部 水酸化リチウム 0.2部 硫酸アンモニウム 0.3部 水 77.1部 実施例6 例示化合物29 3部 C.I.ダイレクトイエロー86 0.5部 C.I.ダイレクトブルー199 0.5部 グリセリン 8部 エチレングリコール 5部 尿素 5部 イソプロピルアルコール 9部 アセチレングリコールのエチレンオキサイド付加物 8部 (商品名アセチレノールEL 川研ファインケミカル(株)製) ジエタノールアミン 0.5部 酢酸リチウム 0.2部 硫酸アンモニウム 0.3部 水 60部
【0070】比較例1〜6 実施例1〜6の組成において、各々から脂肪族1価アル
コールと界面活性剤の両方とも、もしくはどちらか一方
を除き、その不足分を純水で補ったものを各々比較例1
〜6とした。
【0071】比較例1 実施例1のイソプロピルアルコールとアセチレングリコ
ールのエチレンオキサイド付加物を除いたもの。
【0072】比較例2 実施例2のエチレンオキサイド−プロピレンオキサイド
共重合体を除いたもの。
【0073】比較例3 実施例3のメチルアルコールを除いたもの。
【0074】比較例4 実施例4のn−プロピルアルコールとアセチレングリコ
ールのエチレンオキサイド付加物を除いたもの。
【0075】比較例5 実施例5のn−プロピルアルコールとアセチレングリコ
ールのエチレンオキサイド付加物を除いたもの。
【0076】比較例6 実施例6のn−プロピルアルコールとアセチレングリコ
ールのエチレンオキサイド付加物を除いたもの。
【0077】次に、前記で得られた実施例1〜6と比較
例1〜6のインクを用い、以下の方法、基準で評価し
た。また、得られた結果を表1に示した。
【0078】1.耐水性評価 インクジェット記録装置として発熱素子をインクの吐出
エネルギー源として利用するオンデマンド型インクジェ
ットプリンターを使用して下記の普通紙3紙に英数文字
及びベタ部を印字する。印字物を1時間以上放置後、印
字濃度を反射濃度計マクベスRD915(マクベス社
製)にて測定する。その後、印字物を水に5分間浸セキ
した後、乾燥して再度印字濃度を測定し、印字物濃度の
残存率を求め、耐水性の評価とした。 印字用紙 SK:キヤノンNPドライSK PB:プローバーボンド紙 XX:ゼロックス4024 評価基準 ○:印字物濃度の残存率が80%以上。 △:印字物濃度の残存率が65%以上80%未満。 ×:印字物濃度の残存率が65%未満。
【0079】2.保存試験評価 各インク50mlを内容積100mlのショット耐熱瓶
またはテフロン製容器につめ密栓し、70℃ 3ヶ月の
促進保存試験を行った。ついで、保存後のインクを用
い、前記プリンターを用い、ベタパターンの連続印字を
A4用紙5枚行い、吐出安定性の評価を下記の基準で行
った。 評価基準 ○:均一なベタ印字ができ、吐出が安定していた。 △:時々ベタ印字がかすれ、吐出不良の発生がみられ
た。 ×:ベタ部のかすれが多く、吐出不良である。
【0080】
【表1】
【0081】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のインク、
インクジェット記録方法、インクジェット記録装置を用
いることにより、種々の普通紙に対して耐水性が良好で
あり、インクを長期に保存した場合でも吐出安定性を維
持し、良好な画像品位を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置のヘッド部の縦断面図
である。
【図2】インクジェット記録装置のヘッド部の横断面図
である。
【図3】図1に示したヘッドをマルチ化したヘッドの外
観斜視図である。
【図4】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図5】インクカートリッジの縦断面図である。
【図6】記録ユニットの斜視図である。
【図7】別の記録ユニットの斜視図である。
【符号の説明】
13 ヘッド 14 溝 15 発熱ヘッド 16 保護膜 17 アルミニウム電極 18 発熱抵抗体層 19 畜熱層 20 基板 21 インク 22 オリフィス 23 メニスカス 24 記録液滴 25 被記録剤 26 マルチ溝 27 ガラス板 28 発熱ヘッド 40 インク袋 42 栓 44 インク吸収体 45 インクカートリッジ 61 ワイピング部材 62 キャップ 63 インク吸収体 64 吐出回復部 65 記録ヘッド 66 キャリッジ 70 記録ユニット 71 ヘッド部 72 大気連通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 葛城 隆司 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤノ ン株式会社内

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色材、及びこれを溶解する液媒体を含むイ
    ンクであって、前記色材として、そのカウンターイオン
    の少なくとも一つがアンモニウムイオンである染料を含
    み、前記液媒体中に脂肪族一価アルコールと界面活性剤
    とを併有することを特徴とするインク。
  2. 【請求項2】 そのカウンターイオンの少なくとも一つ
    がアンモニウムイオンである染料、及びこれを溶解する
    液媒体を含む組成物であって、前記液媒体中に前記組成
    物の全重量の0.5〜10%の範囲にある脂肪族一価ア
    ルコール、及び0.01〜10%の範囲にある界面活性
    剤を併有することを特徴とするインク。
  3. 【請求項3】 前記脂肪族一価アルコールがメチルアル
    コール、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、
    イソプロピルアルコール、n−ブチルアルコール、イソ
    ブチルアルコール、2−ブチルアルコールの何れかであ
    る請求項1又は2に記載のインク。
  4. 【請求項4】 前記界面活性剤が高級アルコールのエチ
    レンオキサイド付加物、アルキルフェノールのエチレン
    オキサイド付加物、エチレンオキサイド−プロピレンオ
    キサイド共重合体、アセチレングリコールのエチレンオ
    キサイド付加物の中から選ばれた少なくとも一種である
    請求項1又は2に記載のインク。
  5. 【請求項5】 前記染料を、インク全重量の0.2%〜
    10%の範囲で含む請求項1又は2に記載のインク。
  6. 【請求項6】 インクジェット方式により形成したイン
    ク滴を被記録材に付着させて記録を行うインクジェット
    記録方法において、前記インクとして前記請求項1乃至
    5の何れか1に記載のインクを適用することを特徴とす
    るインクジェット記録方法。
  7. 【請求項7】 前記インクジェット方式が、インクに熱
    エネルギーを作用させる方式である請求項6に記載のイ
    ンクジェット記録方法。
  8. 【請求項8】 インクを収容したインク収容部を有する
    インクカートリッジにおいて、前記インクとして前記請
    求項1乃至5の何れか1に記載のインクを適用したこと
    を特徴とするインクカートリッジ。
  9. 【請求項9】 インクを収容したインク収容部と前記イ
    ンクをインク滴として吐出するためのヘッド部とを共に
    有する記録ユニットにおいて、前記インクとして前記請
    求項1乃至5の何れか1に記載のインクを適用したこと
    を特徴とする記録ユニット。
  10. 【請求項10】 前記ヘッド部において、前記インクに
    熱エネルギーを作用させてインク吐出を行う請求項9に
    記載の記録ユニット。
  11. 【請求項11】 インクジェット方式により形成したイ
    ンク滴を被記録材に付着させて記録を行うインクジェッ
    ト記録装置において、前記請求項8乃至10の何れかに
    記載のインクカートリッジ又は記録ユニットを有するこ
    とを特徴とするインクジェット記録装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1167474A1 (en) * 2000-06-23 2002-01-02 Canon Kabushiki Kaisha Ink, ink set, ink-jet recording process, ink cartridge, recording unit and ink-jet recording apparatus
US6597428B1 (en) 1997-07-10 2003-07-22 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method and apparatus for forming photographic images
JP2004067925A (ja) * 2002-08-08 2004-03-04 Konica Minolta Holdings Inc インクジェットインク、インクジェットインクセット及びインクジェット記録方法

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