JPH08337747A - インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器 - Google Patents

インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器

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JPH08337747A
JPH08337747A JP16782795A JP16782795A JPH08337747A JP H08337747 A JPH08337747 A JP H08337747A JP 16782795 A JP16782795 A JP 16782795A JP 16782795 A JP16782795 A JP 16782795A JP H08337747 A JPH08337747 A JP H08337747A
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Japan
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ink
compound
recording
head
polyvalent metal
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JP16782795A
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English (en)
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Mayumi Yamamoto
真由美 山本
Shinichi Sato
真一 佐藤
Yoshihisa Takizawa
吉久 滝沢
Hisashi Teraoka
恒 寺岡
Satoshi Nagashima
聡 永嶋
Eriko Saitou
絵里子 斉藤
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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  • Ink Jet Recording Methods And Recording Media Thereof (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金属イオン、特にキレート作用を受け易い多
価金属イオンが溶出する可能性がある、或は既に溶出し
たインクに、焦げ付き防止対策を盛り込み、インク吐出
の安定を図ること。 【構成】 アニオン染料、水を主体とする液媒体及び多
価金属と水難溶性の錯体を形成する化合物及び上記多価
金属を水溶性化する無機硫酸塩を含むことを特徴とする
インク、これを用いたインクジェット記録方法及びかか
るインクを用いた機器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ヘッドのオリフィ
スから液滴を飛翔させて記録を行うインクジェット方式
のプリンター或いは筆記用具に使用するのに好適であ
り、鮮明な画像を得る為に貯蔵安定性及び吐出安定性を
有するインク、これを用いたインクジェット記録方法及
びかかるインクを用いた機器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、記録装置に関しては、実に様
々な装置が報告されているが、例えば、特開昭58−3
6465号公報には、インクが噴出するオリフィスを有
するインク包含毛細管を用いたインクオンデマンドプリ
ンティングシステムが開示されている。
【0003】当該インクオンデマンドプリンティングシ
ステムにおいては、オリフィスの極近傍にインク加熱素
子が配列されている。この為、インク包含毛細管又は近
傍に設けられた発熱抵抗体は、急速に加熱されると共
に、オリフィス近傍のインクに多量の熱エネルギーを伝
達し、微小部分を気化して毛細管内にバブルを発生させ
る。このバブルは、結果的に一つのインク滴をオリフィ
スから被記録材の表面に噴出する圧力波を発生させる。
オリフィスに対するインク加熱素子の位置を好適に設定
し、インク加熱素子からインクへのエネルギー伝達を注
意深く制御すると、オリフィスから蒸気が逃げる前にバ
ブルがインク加熱素子上又はその近傍で消失する。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】この様なインクジ
ェット方式では、記録特性のうち、オリフィスからのイ
ンクの吐出安定性が極めて重要である。吐出安定性を妨
げる要因としては様々なものがあり、例えば、インク加
熱素子上でのバブルの消失によるキャビテーション損傷
や、インクによる化学的損傷等による装置の故障の他、
インクに含まれる染料、溶剤、その他の添加剤が加熱素
子上に焦げ付くことにより、オリフィス孔が目詰まりし
て吐出不能になることが挙げられる。中でもインク成分
の焦げ付きは極めて重大な問題である。即ち、染料及び
添加剤の多くは、極性の強い官能基を有するので、記録
時に装置の部材と接触した場合、部材に含まれる種々の
金属イオンがインク中に溶出して、それが染料又はその
他のインク中の添加剤とキレート化する等の化学的相互
作用を起こすといった変化が生じ易く、それが原因で部
材接触状態でのインクの貯蔵安定性や、貯蔵後にインク
が加熱素子上に焦げ付くことによる吐出安定性に不都合
が生じる事があった。
【0005】かかる焦げ付きの原因となる金属イオンの
溶出を防止すべく、インク又は装置の方で何らかの手段
を採るべきであるが、前述した様に染料自体が構造的に
金属溶出を免れることが極めて困難であることと、装置
の部材材料もごく限られている場合に、完全に金属溶出
を抑えることはほぼ不可能である。
【0006】従って、本発明の目的は、金属イオン、特
にキレート作用を受け易い多価金属イオンが溶出する可
能性がある、或は既に溶出したインクに、焦げ付き防止
対策を盛り込み、インク吐出の安定を図ることにある。
【0007】
【課題を解決する為の手段】上記の目的は以下の本発明
によって達成される。即ち、本発明は、アニオン染料、
水を主体とする液媒体及び多価金属と水難溶性の錯体を
形成する化合物及び上記多価金属を水溶性化する無機硫
酸塩を含むことを特徴とするインク、これを用いたイン
クジェット記録方法及びかかるインクを用いた機器であ
る。
【0008】
【作用】本発明者らは、上記の問題点について鋭意検討
の結果、インク中に、染料、液媒体の他に、多価金属
(2価又は3価金属)と錯体を形成し得るカルボン酸
基、カルボン酸誘導体基、リン酸基を有する化合物等の
酸類、アミノ化合物、アンモニウム化合物、水酸化合
物、ハロゲン化合物、シアノ化合物及びチオシアン化合
物の何れか1種類以上を必須成分とするインクが、多価
金属を含む部材により貯蔵されて、その金属がインク中
に溶出する可能性がある場合、或は既に溶出した状態で
使用される場合、生成された錯体の液媒体中での溶解性
が低いと、インク加熱素子上で焦げ付きを起こし易くな
り、吐出不安定の原因となることを見出した。
【0009】上記多価金属の溶解性の低下は、前記カル
ボン酸等の陰イオンが前記金属イオンに配位することに
より解離度が低下する為と考えられ、従って、溶出した
金属イオンを別の解離度の高い陰イオンで捕捉してしま
えば、この様な低溶解性の錯体は生成されにくくなり焦
げ付きは改善されると考えた。そこで、この解離度の高
い陰イオンを硫酸イオンとし、インク中に水溶性無機硫
酸塩が含有されることで、焦げ付きが改善されて、極め
て良好な吐出安定性を得るに至った。
【0010】
【好ましい実施態様】以下に好ましい実施態様を挙げ
て、本発明を更に詳しく説明する。本発明のインクは、
多価金属を含む可能性のある部材により貯蔵され、その
金属が溶出した状態でも障害を生ぜずに使用し得るもの
であって、その為にインク中に水溶性の無機硫酸塩が添
加されている。
【0011】本発明のインクを収容し、且つ多価金属を
含む可能性がある部材とは、例えば、インクを貯蔵する
為のインク吸収体であり、主成分はウレタン樹脂である
が、発泡剤として有機錫を使用しており、微量に錫が混
在している。この錫がインクの貯蔵中にインク中に溶出
し、これが染料、その他の添加剤の分子構造のカルボキ
シル基又はリン酸基が配位して錯体を形成し不溶化する
為、焦げ付きの原因となる。焦げ付きの程度は、金属の
種類とその溶出量に依存するが、例えば、錫の場合、イ
ンク中に1〜20ppm混在すれば、インク成分の焦げ
付きは確実に発生する。
【0012】本発明では、溶出した錫はインク中の硫酸
イオンにより捕捉され、水溶性に保持されるので、錯体
形成と焦げ付きを防止することが出来る。この硫酸イオ
ンの供給源となる水溶性無機硫酸塩は、インク中の水又
は水溶性各種有機溶剤からなる液媒体中に溶解又は分散
され、他のインク構成成分や記録ヘッド或いは記録特性
に対して悪影響を与えない物質である。この無機硫酸塩
の好適なものとしては、具体的には、例えば、硫酸リチ
ウム、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、硫酸アンモニウ
ム等が挙げられる。
【0013】本発明のインク中に含まれる上記の無機硫
酸塩の含有量としては、液媒体、溶出金属の種類及び濃
度、使用される条件、更には、他の添加物との関係、及
び所望される液物性との関係等において適宜決定される
ものであるが、好適には、インク中における無機硫酸塩
の含有量を0.1〜1.0重量%とする。無機硫酸塩の
含有量が1.0重量%を超えた場合、例えば、インクと
接触する導電体や発熱抵抗体上の保護膜としてタンタル
(Ta)を用いた場合、タンタルを溶解させる能力が強
くなり好ましくないことがある。一方、無機硫酸塩の含
有量が0.1重量%よりも少ない場合には、本発明の効
果が十分に得られず好ましくない。
【0014】又、本発明のインクは、前記無機硫酸塩の
他、水及び水溶性有機溶剤からなる液媒体、染料及び必
要に応じてその他の添加剤からなる。このとき、インク
中の水の含有量は、インク全体の50〜95重量%の範
囲とするのが一般的である。
【0015】又、本発明のインク中に含まれる染料とし
ては、分子内に−COOM基(Mはアルカリ金属又はア
ンモニウムを表す。)を1個以上もつ染料が好適に使用
される。具体的には、例えば、下記の一般式[1]〜
[4]で表される様な染料が本発明において有効に使用
される。
【0016】 [式中、A及びBは水酸基若しくは水素原子を、Cは水
素原子若しくはSO3Mを、DはSO3Mをそれぞれ表
す。尚、Mはアルカリ金属、アンモニウム又は有機アン
モニウムを表す。]
【0017】
【0018】[式中、Gは、 を、R及びR’は、H又は低級アルキル基等を、Zは、
NHCH2CH2OH、N(CH2CH2OH)2等をそれぞれ表す。]
【0019】
【0020】[式中、Jは、 を、Lは、 を、Xは、 を、Bは、−H又は−COOHを、Wは、−H、−C
N、アミド基、ピリジニウム基又は−COOHを、mは
2〜8の数を、Zは、アルコキシ基、−OH、アルキル
アミノ基又は−NH2他を、Yは、−H、−Cl又は−
CNを、Eは、−Cl又は−CNを、R1〜R4は、−H
を低級アルキル基等をそれぞれ表す。]
【0021】
【0022】[式中、Jは、 を、Lは、 を、Xは、 を、Zは、アルコキシ基、−OH、アルキルアミノ基又
は−NH2他を、Yは、−H、−Cl又は−CNを、E
は、−Cl又は−CNを、R1及びR2は、−H又は低級
アルキル基等をそれぞれ表す。]
【0023】上記の様な染料の使用量については特に制
限されないが、一般的にはインクの全重量に対して0.
1〜15重量%の範囲が好適で、より好適には0.1〜
10重量%である。
【0024】本発明においては、インク中に、印字物の
耐水性等を向上させる為に種々の添加剤を混合するが、
それらの添加剤としては、例えば、カルボン酸基、カル
ボン酸誘導体基、リン酸基を有する化合物等の酸類、ア
ミノ化合物、アンモニウム化合物、水酸化合物、ハロゲ
ン化合物、シアノ化合物及びチオシアン化合物等があげ
られ、これらの化合物は多価金属と錯体を形成してイン
クの液媒体に難溶性の物質を形成する可能性がある。
【0025】本発明では印字物の耐水性向上の為に下記
一般式(I)で示される化合物をインク中に添加するこ
とが好ましいが、該化合物も多価金属と錯体を形成して
インクの液媒体に難溶性の物質を形成する可能性が高
い。 [式中、R1は炭素数1〜48のアルキル基又は水素原
子を表し、R2は(CH2a−X1又は水素原子を表し
(aは1〜4の整数とする。)、R3は(CH2b
2、R4−Y又は水素原子を表し(bは1〜4の整数と
する。)、R4は炭素数1〜48のアルキル基又は水素
原子を表し、Zは(NR5121c(NHCn2nd
を表す(1(エル)及びnは2〜4の整数、c+dは0
〜50の整数とする。)。Yは(NR6m2me(N
HCp2pfを表し、m及びpは2〜4の整数、e+f
は0〜50の整数とする。R5は(CH2g−X3を表
し、gは1〜4の整数とする。R6は(CH2h−X4
表し、hは1〜4の整数とする。X1、X2、X3及びX4
は、その内の何れか1つが必ず−COOM(Mはアルカ
リ金属又は揮発アミン塩を表す。)であり 、それ以外は
スルホン基、スルホン基の塩又は水素原子の何れかであ
る。]
【0026】又、一般式(I)の化合物において、イン
ク性能の安定性等を考えると、特にX1、X2、X3及び
4が夫々、カルボキシル基の塩、スルホン基の塩又は
水素原子からなる郡から選ばれることが好ましい。この
理由は、X1、X2、X3及びX4が夫々、カルボキシル基
又はスルホン基から選ばれると、一般式(I)の化合物
は、環状化合物を形成し、インクの性能や信頼性を低下
させ易くなる為である。以下に、一般式(I)に含まれ
る好ましい化合物を列挙したが、本発明はこれらの化合
物に限定されるものではなく、又、これらの化合物は2
種以上を同時に使用することも出来る。
【0027】(化合物1) (化合物2) (化合物3)
【0028】(化合物4) (化合物5) (化合物6)
【0029】 (化合物7) C15H31(NHC2H4)2NHCH2COONa (化合物8) C15H31NHC2H4COOLi (化合物9) C3H7(NHC2H4)2NHCH2COONa (化合物10)C12H25NHC2H4COONa (化合物11)C12H25(NHC2H4)NHCH2COOLi
【0030】 (化合物12)C12H25(NHC2H4)NHC2H4SO3Li (化合物13)C15H31(NHC2H4)NHCH2SO3Na (化合物14)C20H41(NHC2H4)NHCH2SO3NH4 (化合物15)C15H31(NHC2H4)2NHC2H4COONH4 (化合物16)C25H51(NHC2H4)3 NHCH2SO3Li (化合物17)C15H31(NHC2H4)NHCH2SO3H・N(CH2CH3)3
【0031】 (化合物18)C10H21(NHC2H4)3NHCH2H4COOH・NH(CH2C
H3)2 (化合物19)C12H25(NHC2H4)2NHCH2COONH4 (化合物20)C5H11(NHC2H4)2NHCH2COONa (化合物21)C7H15(NHC2H4)2C2H4COONa (化合物22)C12H25(NHC2H4)4NHCH2COONa
【0032】(化合物23) (化合物24)
【0033】 (化合物25)C12H25NHC3H6NHCH2COONH4 (化合物26)C12H25NHC3H6NHC2H4COONa (化合物27)C8H17N(CH3)C2H4N(CH3)C2H4NHC2H4COONa (化合物28)C12H25NHC3H6N(CH3)C2H4COOLi
【0034】(化合物29) (化合物30)
【0035】又、本発明に使用される一般式(I)で示
される上記した様な化合物のインク中での含有量として
は、用途、目的、染料種、インク組成に依存するところ
が大きいが、好ましくは、0.01〜20重量%の範
囲、更に好ましくは0.1〜10.0重量%の範囲であ
る。
【0036】又、本発明のインクは、pH調整剤を添加
する場合、特に印字記録性を良好にするのならば、イン
クのpHをインクの最大粘度ピークよりアルカリ性側に
調整するのが好ましい。又、pH調整剤には、各種塩基
性成分又は酸性成分が用いられるが、特に良好なのは、
アンモニア、アミン等の揮発性のある塩基性成分であ
る。酸性成分を用いる場合には、硫酸、酢酸及び塩酸等
が用いられる。尚、本発明のインクは、上記成分の他に
必要に応じて水溶性有機溶剤、界面活性剤、防錆剤、防
腐剤、防カビ剤、酸化防止剤、還元防止剤、蒸発促進
剤、キレート化剤、水溶性ポリマー等の種々の添加剤を
含有してもよい。
【0037】本発明で使用される液媒体は、水と水溶性
有機溶剤との混合物であることが好ましい。具体的な水
溶性有機溶剤の例としては、例えば、ジメチルホルムア
ミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセトン等
のケトン類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエー
テル類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリ
コール等のポリアルキレングリコール類;エチレングリ
コール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、
トリエチレングリコール、1,2,6−ヘキサントリオ
ール、チオジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエ
チレングリコール等のアルキレン基が2〜6個の炭素原
子を含むアルキレングリコール類;グリセリン;エチレ
ングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、ジエ
チレングリコールモノメチル(又はエチル)エーテル、
トリエチレングリコールモノメチル(又はエチル)エー
テル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル類;N
−メチル−2−ピロリドン、1,3−ジメチル−2−イ
ミダゾリジノン、トリエタノールアミン、スルホラン、
ジメチルサルフォキサイド、2−ピロリドン、ε−カプ
ロラクタム等の環状アミド化合物及びスクシンイミド等
のイミド化合物等が挙げられる。
【0038】上記水溶性有機溶剤の含有量は、一般には
インクの全重量に対して重量%で1%〜40%が好まし
く、より好ましくは3%〜30%の範囲である。又、イ
ンク中の水の含有量は、30〜95重量%の範囲で使用
される。30重量%より少ないと染料の溶解性等が悪く
なり、インクの粘度も高くなる為好ましくない。一方、
95重量%より多いと蒸発成分が多すぎて、十分な固着
特性を満足することが出来ない。
【0039】本発明のインクは、熱エネルギーによるイ
ンクの発泡現象によりインクを吐出させるタイプのイン
クジェット記録方法に適用する場合に特に好適であり、
吐出が極めて安定となり、サテライトドットの発生等が
生じないという特徴がある。但し、この場合には、熱的
な物性値(例えば、比熱、熱膨張係数、熱伝導率等)を
調整する場合もある。
【0040】更に、本発明のインクは普通紙等に記録し
た場合の印字記録物のインクの耐水性の問題を解決する
と同時に、インクジェット用ヘッドに対するマッチング
を良好にする面から、インク自体の物性として25℃に
おける表面張力が30〜68dyne/cm、粘度が1
5cP以下、好ましくは10cP以下、より好ましくは
5cP以下に調整されることが望ましい。従って、上記
物性にインクを調整し、普通紙における問題を解決する
為には、本発明のインク中に含有される水分量としては
50重量%以上98重量%以下、好ましくは60重量%
以上95重量%以下とされるのが好適である。
【0041】本発明のインクは、熱エネルギーの作用に
より液滴を吐出させて記録を行うインクジェット記録方
法にとりわけ好適に用いられるが、一般の筆記用具とし
ても使用出来る。本発明のインクを用いて記録を行うの
に好適な方法及び装置としては、記録ヘッドの室内のイ
ンクに記録信号に対応した熱エネルギーを与え、該熱エ
ネルギーにより液滴を発生させる方法及び装置が挙げら
れる。
【0042】その装置の主要部であるヘッド構成例を図
1、図2及び図3に示す。ヘッド13はインクを通す溝
14を有するガラス、セラミックス又はプラスチック板
等と、感熱記録に用いられる発熱ヘッド15(図では薄
膜ヘッドが示されているが、これに限定されるものでは
ない)とを接着して得られる。発熱ヘッド15は酸化シ
リコン等で形成される保護膜16、アルミニウム電極1
7−1及び17−2、ニクロム等で形成される発熱抵抗
体層18、蓄熱層19、アルミナ等の放熱性のよい基板
20とによりなっている。
【0043】インク21は吐出オリフィス(微細孔)2
2まできており、圧力Pによりメニスカス23を形成し
ている。今、アルミニウム電極17−1及び17−2に
電気信号が加わると、発熱ヘッド15のnで示される領
域が急激に発熱し、ここに接しているインク21に気泡
が発生し、その圧力でメニスカス23が突出し、インク
21が吐出し、吐出オリフィス22よりインク小滴24
となり、被記録材25に向かって飛翔する。
【0044】図3には図1に示すヘッドを多数並べたマ
ルチヘッドの外観図を示す。該マルチヘッドはマルチ溝
26を有するガラス板27と、図1に説明したものと同
様な発熱ヘッド28を密着して作製されている。尚、図
1は、インク流路に沿ったヘッド13の断面図であり、
図2は図1のA−B線での切断図である。
【0045】図4に、かかるヘッドを組み込んだインク
ジェット記録装置の一例を示す。図4において、61は
ワイピング部材としてのブレードであり、その一端はブ
レード保持部材によって保持されて固定端となり、カン
チレバーの形態をなす。ブレード61は記録ヘッドによ
る記録領域に隣接した位置に配設され、又、本例の場
合、記録ヘッド65の移動経路中に突出した形態で保持
される。62はキャップであり、ブレード61に隣接す
るホームポジションに配設され、記録ヘッド65の移動
方向と垂直な方向に移動して吐出口面と当接し、キャッ
ピングを行う構成を備える。更に63はブレード61に
隣接して設けられるインク吸収体であり、ブレード61
と同様、記録ヘッド65の移動経路中に突出した形態で
保持される。上記ブレード61、キャップ62及びイン
ク吸収体63によって吐出回復部64が構成され、ブレ
ード61及びインク吸収体63によってインク吐出口面
の水分、塵埃等の除去が行われる。
【0046】65は吐出エネルギー発生手段を有し、吐
出口を配した吐出口面に対向する被記録材にインクを吐
出して記録を行う記録ヘッドであり、66は記録ヘッド
65を搭載して記録ヘッド65の移動を行う為のキャリ
ッジである。キャリッジ66はガイド軸67と慴動可能
に係合し、キャリッジ66の一部はモーター68によっ
て駆動されるベルト69と接続(不図示)している。こ
れによりキャリッジ66はガイド軸67に沿った移動が
可能となり、記録ヘッド65による記録領域及びその隣
接した領域の移動が可能となる。51は被記録材を挿入
する為の給紙部、52は不図示のモーターにより駆動さ
れる紙送りローラーである。これらの構成によって記録
ヘッド65の吐出口面と対向する位置へ被記録材が給紙
され、記録が進行するにつれて排紙ローラー53を配し
た排紙部へ排紙される。
【0047】上記構成において記録ヘッド65が記録終
了等でホームポジションに戻る際、吐出回復部64のキ
ャップ62は記録ヘッド65の移動経路から退避してい
るが、ブレード61は移動経路中に突出している。この
結果、記録ヘッド65の吐出口面がワイピングされる。
尚、キャップ62が記録ヘッド65の吐出面に当接して
キャッピングを行う場合、キャップ62は記録ヘッドの
移動経路中に突出する様に移動する。
【0048】記録ヘッド65がホームポジションから記
録開始位置へ移動する場合、キャップ62及びブレード
61は上述したワイピング時の位置と同一の位置にあ
る。この結果、この移動においても記録ヘッド65の吐
出口面はワイピングされる。上述の記録ヘッド65のホ
ームポジションへの移動は、記録終了時や吐出回復時ば
かりでなく、記録ヘッド65が記録の為に記録領域を移
動する間に所定の間隔で記録領域に隣接したホームポジ
ションへ移動し、この移動に伴って上記ワイピングが行
われる。
【0049】図5は、ヘッドにインク供給部材、例えば
チューブを介して供給されるインクを収容したインクカ
ートリッジ45の一例を示す図である。ここで40は供
給用インクを収容したインク収容部、例えば、インク袋
であり、その先端にはゴム製の栓42が設けられてい
る。この栓42に針(不図示)を挿入することにより、
インク袋40中のインクをヘッドに供給可能ならしめ
る。44は廃インクを受容するインク吸収体である。イ
ンク収容部としては、インクとの接液面がポリオレフィ
ン、特にポリエチレンで形成されているものが本発明に
とって好ましい。本発明で使用されるインクジェット記
録装置としては、上記の如きヘッドとインクカートリッ
ジとが別体となったものに限らず、図6に示す如きそれ
らが一体になったものにも好適に用いられる。
【0050】図6において、70は記録ユニットであっ
て、この中にはインクを収容したインク収容部、例え
ば、インク吸収体が収納されており、かかるインク吸収
体中のインクが複数のオリフィスを有するヘッド部71
からインク滴として吐出される構成になっている。イン
ク吸収体の材料としては、ポリウレタン、セルロース又
はポリビニルアセタールを用いることが本発明にとって
好ましい。72は記録ユニット内部を大気に連通させる
為の大気連通口である。この記録ユニット70は、図4
で示す記録ヘッドに代えて用いられるものであって、キ
ャリッジ66に対して着脱自在になっている。
【0051】
【実施例】以下、実施例及び比較例により本発明を更に
具体的に説明する。但し、本発明は以下に示す実施例に
限定されるものではない。
【0052】[インクの調製]下記表1及び表2に示す
各組成にて実施例1〜6及び比較例1〜6の各インクを
調製した。得られたインクを全てアンモニア水にてPH
9.5に調整した後、錫が混在するポリウレタン吸収体
中に吸収させて、密閉容器内で1日から1か月の期間、
室温で放置し、錫濃度を測定した後、後述の評価試験に
供するインクとした。尚、表中の構造式1とは、C12
25NHC24NHC24NH−CH2COOH であ
る。
【0053】表1:実施例のインクの成分
【0054】表2:比較例のインクの成分
【0055】[評価試験方法]インク吐出源として、熱
エネルギーを利用したインクジェットプリンター(BJ
−10v、駆動周波数:3KHz、駆動電圧:23V、
キヤノン(株)製)のBC−01インクカートリッジ
に、実施例1〜6及び比較例1〜6で得られたインクを
注入して、NP紙(電子写真用紙:キヤノン(株)製)
に記録し、下記の条件に従いインクの吐出安定性を評価
した。
【0056】連続吐出試験(4X10E7パルス) ○:目視にて、正常な印字を続けることができた。 ×:ヨレ、不吐出が発生した。
【0057】インク吐出量 に記載の連続吐出試験の前後にて、吐出量変化を調べ
た。尚、吐出量の測定はは用紙に所定枚数の印字を行っ
た後、インクカートリッジのインク消費による重量変化
から推測した。結果としては、正常な印字を保っていれ
ば、吐出量の減少はほとんど起こらなかった。
【0058】印字濃度評価 に記載の連続吐出試験の前後にて、印字濃度変化を調
べた。尚、印字濃度はマクベス濃度計(TR918)で
測定した。結果としては、正常な印字を保っていれば、
印字濃度の減少やスジ、ムラ等は起こらなかった。
【0059】表3:実施例及び比較例の評価結果
【0060】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、必
須成分として多価金属と水難溶性の錯体を形成し得る化
合物(例えば、カルボン酸基又はカルボン酸塩基を有す
る化合物等)が含まれるインクが、錫等の金属を含有す
る部材に接触した状態で貯蔵される場合、該インク中に
溶出した金属が、上記多価金属と水難溶性の錯体を形成
し得る化合物により配位されない為に、液媒体に不溶の
錯体が生成することがなく、従ってインクがオリフィス
内の加熱素子上で焦げ付くことなく、印字ヨレ、不吐
出、インクの吐出量低下、及び印字濃度低下等の問題が
なく、安定な吐出印字が可能となった。
【0061】
【図面の簡単な説明】
【図1】インクジェット記録装置のヘッド部の縦断面図
である。
【図2】インクジェット記録装置のヘッド部の横断面図
である。
【図3】図1に示したヘッドをマルチ化したヘッドの外
観斜視図である。
【図4】インクジェット記録装置の一例を示す斜視図で
ある。
【図5】インクカートリッジの縦断面図である。
【図6】記録ユニットの斜視図である。
【符号の説明】
61:ワイピング部材 62:キャップ 63:インク吸収体 64:吐出回復部 65:記録ヘッド 66:キャリッジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 寺岡 恒 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 永嶋 聡 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 斉藤 絵里子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アニオン染料、水を主体とする液媒体及
    び多価金属と水難溶性の錯体を形成する化合物及び上記
    多価金属を水溶性化する無機硫酸塩を含むことを特徴と
    するインク。
  2. 【請求項2】 染料が、少なくとも分子内に−COOM
    (Mはアルカリ金属又は揮発性アミンを表す。)を1個
    以上有する染料である請求項1に記載のインク。
  3. 【請求項3】 多価金属と水難溶性の錯体を形成する化
    合物が、カルボン酸基、カルボン酸誘導体基、リン酸基
    を有する化合物等の酸類、アミノ化合物、アンモニウム
    化合物、水酸化合物、ハロゲン化合物、シアノ化合物及
    びチオシアン化合物の何れか1種類以上である請求項1
    に記載のインク。を
  4. 【請求項4】 多価金属と水難溶性の錯体を形成する化
    合物が、下記一般式(I)で示される化合物である請求
    項1に記載のインク。 [式中、R1は炭素数1〜48のアルキル基又は水素原
    子を表し、R2は(CH2a−X1又は水素原子を表し
    (aは1〜4の整数とする。)、R3は(CH2b
    2、R4−Y又は水素原子を表し(bは1〜4の整数と
    する。)、R4は炭素数1〜48のアルキル基又は水素
    原子を表し、Zは(NR5121c(NHCn2nd
    を表す(1(エル)及びnは2〜4の整数、c+dは0
    〜50の整数とする。)。Yは(NR6m2me(N
    HCp2pfを表し、m及びpは2〜4の整数、e+f
    は0〜50の整数とする。R5は(CH2g−X3を表
    し、gは1〜4の整数とする。R6は(CH2h−X4
    表し、hは1〜4の整数とする。X1、X2、X3及びX4
    は、その内の何れか1つが必ず−COOM(Mはアルカ
    リ金属又は揮発アミン塩を表す。)であり 、それ以外は
    スルホン基、スルホン基の塩又は水素原子の何れかであ
    る。]
  5. 【請求項5】 インク中における無機硫酸塩の含有量が
    0.1〜1.0重量%である請求項1に記載のインク。
  6. 【請求項6】 インクが、多価金属を微量に含む部材に
    より貯蔵されている請求項1に記載のインク。
  7. 【請求項7】 多価金属が錫である請求項1に記載のイ
    ンク。
  8. 【請求項8】 インク滴を記録信号に応じてオリフィス
    から吐出させて被記録材に記録を行うインクジェット記
    録方法において、上記インクが請求項1に記載のインク
    であることを特徴とするインクジェット記録方法。
  9. 【請求項9】 インクに熱エネルギーを作用させてイン
    ク滴を吐出させる請求項8に記載のインクジェット記録
    方法。
  10. 【請求項10】 インクを収容したインク収容部、該イ
    ンクをインク滴として吐出させる為のヘッド部を備えた
    記録ユニットにおいて、前記インクが請求項1に記載の
    インクであることを特徴とする記録ユニット。
  11. 【請求項11】 ヘッド部が、インクに熱エネルギーを
    作用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項1
    0に記載の記録ユニット。
  12. 【請求項12】 インク収容部が、内部にインク吸収体
    を含有している請求項10に記載の記録ユニット。
  13. 【請求項13】 インク収容部が、ポリウレタン、セル
    ロース又はポリビニルアセテートで形成されている請求
    項10に記載の記録ユニット。
  14. 【請求項14】 インクを収容したインク収容部を備え
    たインクカートリッジにおいて、前記インクが請求項1
    に記載のインクであることを特徴とするインクカートリ
    ッジ。
  15. 【請求項15】 インク収容部がポリオレフィンで形成
    された接液面を有する請求項14に記載のインクカート
    リッジ。
  16. 【請求項16】 インクを収容したインク収容部と、該
    インクをインク滴として吐出させる為のヘッド部を有す
    る記録ユニットを備えたインクジェット記録装置におい
    て、前記インクが請求項1に記載のインクであることを
    特徴とするインクジェット記録装置。
  17. 【請求項17】 ヘッド部が、インクに熱エネルギーを
    作用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項1
    6に記載のインクジェット記録装置。
  18. 【請求項18】 インク収容部が、内部にインク吸収体
    を含有している請求項16に記載のインクジェット記録
    装置。
  19. 【請求項19】 インク収容部が、ポリウレタン、セル
    ロース又はポリビニルアセテートで形成されている請求
    項16に記載のインクジェット記録装置。
  20. 【請求項20】 インク滴を吐出する為の記録ヘッド、
    インクを収容したインク収容部を有するインクカートリ
    ッジ及び該インクカートリッジから記録ヘッドにインク
    を供給する為のインク供給部を備えたインクジェット記
    録装置において、前記インクが請求項1に記載のインク
    であることを特徴とするインクジェット記録装置。
  21. 【請求項21】 記録ヘッドが、インクに熱エネルギー
    を作用させてインク滴を吐出させるヘッドである請求項
    20に記載のインクジェット記録装置。
  22. 【請求項22】 インク収容部がポリオレフィンで形成
    された接液面を有する請求項21に記載のインクジェッ
    ト記録装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1997040109A1 (fr) * 1996-04-19 1997-10-30 General Company Limited Encre pour impression a jet d'encre et procede d'impression dans lequel cette encre est utilisee
US7182452B2 (en) 2003-06-09 2007-02-27 Fuji Xerox Co., Ltd. Ink set for ink jet recording, ink jet recording method, and ink jet recording apparatus
US7288144B2 (en) 2004-04-08 2007-10-30 Riso Kagaku Corp Non-aqueous ink-jet ink composition
US7485178B2 (en) 2007-05-23 2009-02-03 Samsung Electronics Co., Ltd Ink composition for inkjet recording, ink cartridge including the ink composition, and inkjet recording apparatus including the ink cartridge
US7527682B2 (en) 2007-06-29 2009-05-05 Samsung Electronics Co., Ltd Ink composition for inkjet recording, ink cartridge including the ink composition, and inkjet recording apparatus including the ink cartridge

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