JPH08102793A - 交互通話式インターホン装置 - Google Patents

交互通話式インターホン装置

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JPH08102793A
JPH08102793A JP23807394A JP23807394A JPH08102793A JP H08102793 A JPH08102793 A JP H08102793A JP 23807394 A JP23807394 A JP 23807394A JP 23807394 A JP23807394 A JP 23807394A JP H08102793 A JPH08102793 A JP H08102793A
Authority
JP
Japan
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circuit
transmission
call
switch
relay
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP23807394A
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English (en)
Inventor
Toru Sasaki
佐々木透
Taketoshi Sekijima
関島健翁
Shinji Okada
岡田真二
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Aiphone Co Ltd
Original Assignee
Aiphone Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08102793A publication Critical patent/JPH08102793A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【構成】親機の夫々は、同時呼スイッチ32が操作され
子機の呼出スイッチが押されて子機から呼出信号が入力
されたとき同時呼モード信号を発生する同時呼回路手段
と、夜間切替スイッチ31が操作され呼出信号が入力さ
れたとき夜間切替モード信号を発生する夜間切替回路手
段と、1つの親機から他の親機へ専用データ線DLを介
して呼出データを送る通信回路33と、通信回路を介し
て他の親機からの呼出データを1つの親機で取込む被呼
回路手段と、他の親機から中継アナログスイッチ21を
介して送られてきた音声により送受切替リレー17を動
作させ送受切替リレー接点8を切替える送話検出回路1
8とを有する。 【効果】同時呼出しと夜間切替えのシステムを少ない配
線で構築でき、かつ子機の管理の仕方に柔軟性をもたせ
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は交互通話式インターホン
装置に関し、特に、配線を省線化でき、かつ親機同時呼
出および親機夜間切替ができる交互通話式インターホン
装置に係わる。
【0002】
【従来技術】従来から、図6(a)に示すような子機S
11〜S18のそれぞれからラインL11-L00、L12-L00
81-L00、L82-L00を介して親機M11、M12に親機同
時呼出ができる交互通話式インターホン装置が提案され
ている。複数の子機S11〜S18から親機M11、M12への
接続構成を図6(b)に示す。
【0003】図6(a)において、子機S11の呼出スイ
ッチCS11が操作されると、呼出回路CC11により親機
11、M12の機械的な選局スイッチK11〜K18を用いた
通話路形成回路SNC11を介して呼出検出回路CD11
呼出信号が伝送される。呼出検出回路CD11は、呼出を
受けると呼出音発生回路OSC11を駆動し、呼出音発生
回路OSC11はスピーカSPを駆動して呼出音を鳴動さ
せる。子機S11から親機M11、M12にそれぞれ接続さ
れ、かつ親機M11、M12とも同一構成のため親機同時呼
出ができる。
【0004】親機M11において、通話路形成回路SNC
11の選局スイッチK11を操作して子機S11を選局する
と、呼出検出回路CD11にて呼出音発生回路OSC11
駆動を停止させ呼出音の発生を止めると共に、制御ライ
ンCL11から親機M12の呼出検出回路CD11に制御信号
を送り、同じく呼出音の発生を止め待受状態とする。こ
のとき親機M11と子機S11は、通話路形成回路SNC11
を介して通話路が形成される。
【0005】プレストークスイッチPS11が操作されな
いときには親機M11は受話状態にあり、子機S11のスピ
ーカ兼マイクSP/MICに入力された音声は、ライン
11-L00から親機M11の通話路形成回路SNC11、送
受切換リレー接点C11、Nc11、受話アンプA11を介し
てスピーカSPにて聞こえる。プレストークスイッチP
11が操作されると、送受切換リレーRy11が動作し、
送受切換リレー接点C11が接点No11に切り替わり、親
機M11は送話状態になり、マイクMICに入力された音
声は、送話アンプA12、送受切換リレー接点No11、C
11、通話路形成回路SNC11、ラインL11-L00を介し
て子機S11のスピーカ兼マイクSP/MICにて聞こえ
る。
【0006】以降、プレストークスイッチPS11を操作
することにより送話、受話を交互に行なって通話ができ
る。通話終了後、通話路形成回路SNC11にて終話され
ると、子機S11、親機M11とも待受状態となる。また、
図7(a)に示すような子機S11〜S18のそれぞれと、
夜間切替スイッチSW11〜SW18を介してラインL11
12〜L81、L82で接続された親機M11、M12との間で
通話でき、親機M11、M12の何れかに夜間切替ができる
交互通話式インターホン装置が提案されている。複数の
子機S11〜S18から親機M11、M 12への接続構成を図7
(b)に示す。子機S11〜S18、親機M11、M12の内部
構成は図6(a)に示す親機同時呼出交互通話式インタ
ーホン装置と同じである。
【0007】例えば、子機S11は夜間切替スイッチSW
11を介してラインL11で親機M11に通常は接続されてい
る。夜間など子機S11を親機M12で管理したい場合は、
夜間切替スイッチSW11を切替えて、子機S11を夜間切
替スイッチSW11を介してラインL12で親機M12を接続
する。呼出、通話等の動作は図6(a)に示す親機同時
呼出交互通話式インターホン装置に関して説明した内容
と同じである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた装置のう
ち、図6(a)、(b)に示す親機同時呼出交互通話式
インターホン装置では、子機から複数の親機にそれぞれ
配線が必要で、また同時呼出を止めたいときは配線を外
すしか方法がなく、子機の管理を自由にできない。ま
た、図7(a)、(b)に示す夜間切替交互通話式イン
ターホン装置では、配線を切替る夜間切替スイッチが必
要であると共に、夜間切替スイッチから複数の親機にそ
れぞれ配線が必要で、また夜間管理の省人化のため業務
用の同時通話式コードレス端末が使用できない。
【0009】
【発明の目的】本発明は、このような従来装置の難点を
解消するためになされたもので、配線を省線化でき、か
つ親機同時呼出および親機夜間切替ができる交互通話式
インターホン装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明による交互通話式インターホン装置は、呼出
スイッチを有する複数の子機と、子機とそれぞれ伝送路
で接続され呼出音発生回路からの呼出音を鳴動させるス
ピーカを有する複数の親機とを備え、親機の夫々は、同
時呼スイッチが操作され子機の呼出スイッチが押されて
子機から呼出信号が入力されたとき同時呼モード信号を
発生する同時呼回路手段と、夜間切替スイッチが操作さ
れ呼出信号が入力されたとき夜間切替モード信号を発生
する夜間切替回路手段と、1つの親機から他の親機へ専
用データ線を介して呼出データを送る通信回路と、他の
親機からの呼出データを1つの親機で取込む被呼回路手
段とを有し、同時呼回路手段の出力側は呼出音発生回路
および通信回路の各入力側に接続され、夜間切替回路手
段の出力側は通信回路の入力側にのみ接続され、被呼回
路手段の出力側は呼出音発生回路の入力側に接続され
る。
【0011】また、本発明による交互通話式インターホ
ン装置は、スピーカ・マイクを有する複数の子機と、子
機とそれぞれ伝送路で接続されスピーカおよびマイクを
有する複数の親機とを備え、親機の夫々は、伝送路を介
して子機のそれぞれに接続された通話路形成回路を送受
切替リレー接点のコモン端子に接続し、送受切替リレー
接点のブレーク端子、メーク端子をそれぞれ受話プリア
ンプ、アナログスイッチ、受話アンプおよび送話アン
プ、アナログスイッチ、送話プリアンプを介してスピー
カおよびマイクに接続し、送話アンプおよび受話アンプ
の入力側、受話プリアンプおよび送話プリアンプの出力
側をそれぞれ中継アナログスイッチ、中継受話アンプお
よび中継送話アンプから線路選択リレー接点を介して専
用音声線に接続し、親機同志を専用音声線により相互に
接続し、他の親機から中継アナログスイッチを介して送
られてきた音声により送受切替リレーを動作させ送受切
替リレー接点を切替える送話検出回路と、自機のプレス
トークスイッチの操作により送受切替リレー接点を切替
える送受切替リレー、アナログスイッチ、中継アナログ
スイッチ、線路選択リレー接点を切替える線路選択リレ
ーを制御するCPUとを有する。
【0012】
【作用】1つの親機の同時呼スイッチが操作されると、
CPUが同時呼モードで動作する。子機の呼出スイッチ
が押されて子機から呼出信号が発生し、通話路形成回路
からCPUに呼出信号が入力される。呼出信号の入力と
同時呼スイッチの信号とにより、同時呼回路手段から同
時呼モード信号が発生し、CPUは呼出音発生回路を起
動し、呼出音発生回路にて生成された呼出音が受話アン
プにおいて増幅され、スピーカにて鳴動する。
【0013】またCPUは通信回路、専用データ線を介
し他の親機へ子機から呼出があったという呼出データを
送信する。他の親機は専用データ線、通信回路を介しC
PUにより、この呼出データを受取ると、被呼回路手段
から呼出音発生回路を起動し、呼出音発生回路にて生成
された呼出音が受話アンプにおいて増幅され、スピーカ
にて鳴動する。
【0014】子機からの呼出に対して、両親機とも呼出
音が鳴動している状態で、他の親機が通話路形成回路で
選局操作をすると、CPUは通信回路、専用データ線を
介して1つの親機に選局したという選局データを送る。
1つの親機のCPUは、専用データ線、通信回路を介し
てその選局データを受取ると、呼出音発生回路の起動を
停止し、通話路形成回路を起動し、送受切替リレー接
点、受話プリアンプ、中継アナログスイッチ、中継送話
アンプ、線路選択リレー接点、専用音声線という経路で
他の親機への通話路を形成すると共に、子機の選局終了
のデータを通信回路を介して他の親機へ送信する。この
時、通話路形成回路、中継アナログスイッチの動作、線
路選択リレー接点を切替える線路選択リレーの動作はC
PUにより制御される。
【0015】他の親機は通信回路を介してCPUにより
その選局終了のデータを受信すると、呼出音発生回路の
起動を停止し呼出音の発生を止めると共に、専用音声
線、線路選択リレー接点、中継受話アンプ、中継アナロ
グスイッチ、受話アンプ、スピーカという経路で1つの
親機からの通話路を形成する。この時、中継アナログス
イッチの動作はCPUにより制御される。今この状態で
は、子機と他の親機との通話路が形成され、1つの親機
は中継状態で、他の親機は受話状態である。
【0016】子機のマイク・スピーカからの音声の流れ
は、1つの親機の通話路形成回路、送受切替リレー接
点、受話プリアンプ、中継アナログスイッチ、中継送話
アンプ、線路選択リレー接点、専用音声線、他の親機の
線路選択リレー接点、受話アンプ、アナログスイッチ、
受話アンプ、スピーカという系をたどる。一方、他の親
機からの送話の系は、無音状態では、マイク、送話プリ
アンプ、中継アナログスイッチ、中継送話アンプ、線路
選択リレー接点、専用音声線、1つの親機の線路選択リ
レー接点、中継受話アンプ、中継アナログスイッチ、送
話アンプ、送受切替リレー接点をたどるが、送受切替リ
レー接点で切られている。そこで他の親機に音声を入れ
ている間は、1つの親機の送話検出回路が動作し、1つ
の親機の送受切替リレーを駆動し、送受切替リレー接点
が切替わり、送話アンプからの音声は、送受切替リレー
接点、通話路形成回路を介して子機のマイク・スピーカ
へ出力される。一方、受話の系は送受切替リレー接点で
切られる。
【0017】このように子機からの呼出は1つの親機に
てデータに変換され、他の親機に送られるため、両親機
とも呼出状態となる。他の親機にて選局されると、1つ
の親機とデータの送受を行ない、子機、他の親機間にて
通話路が形成される。他の親機から送話が無いときは受
話状態で、送話があるときはそれを1つの親機の送話検
出回路が検出し、送受切替リレー接点を切替えて送話状
態とする。この時、他の親機の受話の系は送受切替リレ
ー接点で切られるため、無音となる。
【0018】次に、1つの親機の夜間切替スイッチが操
作されると、1つの親機のCPUが夜間切替モードで動
作する。子機の呼出スイッチが押されて子機から呼出信
号が発生すると、通話路形成回路を介してCPUに呼出
信号が入力される。夜間切替スイッチの信号と呼出信号
の入力により、夜間切替回路手段から夜間切替モード信
号が発生し、CPUは通信回路、専用データ線を介して
他の親機へ子機から呼出があったという呼出データを送
信する。以降の手順は同時呼モードと同じである。つま
り、同時呼モードとの違いは、夜間切替スイッチが操作
された親機の呼出音が鳴らないということである。他の
親機で選局すれば、子機と通話ができる。
【0019】両親機の夜間切替スイッチ、同時呼スイッ
チが何れも操作されていない通常モードのとき、1つの
親機に接続された子機の呼出スイッチが押されて子機か
ら呼出信号が発生すると、1つの親機の通話路形成回路
を介してCPUに呼出信号が入力される。CPUは呼出
音発生回路を起動し、呼出音発生回路にて生成された呼
出音が受話アンプにおいて増幅され、スピーカにて鳴動
する。
【0020】この時、1つの親機が通話路形成回路によ
り選局操作をすると、呼出音発生回路の起動を停止し呼
出音の発生を止めると共に、子機、通話路形成回路、送
受切替リレー接点、受話プリアンプ、アナログスイッ
チ、受話アンプ、スピーカの系で受話経路を形成する。
この場合、通話路形成回路、アナログスイッチの動作は
CPUによって行なわれる。
【0021】1つの親機が通話するときは、送話する
間、プレストークスイッチを押していると、CPUはこ
れを検知し、送受切替リレーを駆動し、送受切替リレー
接点を切替える。この結果、マイクに入力された音声は
送話プリアンプ、アナログスイッチ、送話アンプ、送受
切替リレー接点、通話路形成回路を介して子機のマイク
・スピーカへ出力される。プレストークスイッチが離さ
れると、上記受話状態となる。
【0022】このため本発明による交互通話式インター
ホン装置によれば、配線を省線化でき、かつ親機同時呼
出および親機夜間切替ができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明による交互通話式インターホン
装置を図面を参照して詳述する。図1(a)に示すよう
に、本発明による交互通話式インターホン装置は、スピ
ーカ・マイクSP・MICおよび呼出釦CS1を有す複
数の子機S1〜S8と、子機とそれぞれ伝送路L1、L2
接続され呼出音鳴動、受話用スピーカ11および送話用
マイク12を有する複数の親機M1〜M2とを備えてい
る。その接続構成を図1(b)に示す。
【0024】子機S1〜S8のスピーカ・マイクSP・M
ICはこの例において送受兼用であるが、送受別々のス
ピーカ、マイクで構成することもできる。子機S1〜S8
はそれぞれ、主に管理される、例えば同一階の親機に接
続されている。子機S1〜S8の内部構成は図6に示す回
路と同一である。親機M1〜M2の内部構成は同一で、例
えばその1つの親機の回路を図2に示す。
【0025】図1(a)、(b)、図2において、親機
1〜M2の夫々は、端子a−c、b−cから伝送路
1、L2を介して子機S1〜S2のそれぞれに接続された
通話路形成回路6、7が送受切替リレー接点8のコモン
端子Ccに接続されている。なお、図2において、子機
1〜S8のうち子機S1〜S2に対応する回路要素のみを
示す。
【0026】この通話路形成回路6、7はリレーまたは
FETを用いた電気的な回路で構成される。送受切替リ
レー接点8のブレーク端子Cb、メーク端子Cmはそれぞ
れ受話プリアンプ9、アナログスイッチ19、受話アン
プ10および送話アンプ14、アナログスイッチ20、
送話プリアンプ13を介してスピーカ11およびマイク
12に接続されている。
【0027】送話アンプ14および受話アンプ10の入
力側、受話プリアンプ9および送話プリアンプ13の出
力側はそれぞれ中継アナログスイッチ21、22、2
3、24、中継受話アンプ26および中継送話アンプ2
7、受話トランス28および送話トランス29から線路
選択リレー接点34を介して端子g−i、f−hで専用
音声線TLに接続されている。親機M1〜M2同志は端子
g−i、f−hで専用音声線TLにより相互に接続され
ている。
【0028】親機M1〜M2の夫々は、他の親機(例え
ば、親機M2)から中継アナログスイッチ21を介して
送られてきた音声により送受切替リレー17を動作させ
送受切替リレー接点8を切替える送話検出回路18と、
自機(例えば、親機M1)のプレストークスイッチ16
の操作により送受切替リレー接点8を切替える送受切替
リレー17、アナログスイッチ19、20、中継アナロ
グスイッチ21、22、23、24、線路選択リレー接
点8を切替える線路選択リレー30を制御するCPU2
5とを有している。CPU25は通話路形成回路6、7
…に接続されている。
【0029】親機M1〜M2のCPU25は夫々、図2、
図3に示すように同時呼スイッチ32が操作され子機S
1〜S8の呼出スイッチCS1が押されて子機S1〜S8
ら呼出信号Sg1が入力されたとき同時呼モード信号Sg2
を発生する同時呼回路手段40と、夜間切替スイッチ3
1が操作され呼出信号が入力されたとき夜間切替モード
信号Sg3を発生する夜間切替回路手段41と、1つの親
機M1から他の親機M2へ専用データ線DLを介して呼出
データを送る通信回路33と、他の親機M2からの呼出
データを1つの親機M1で取込む被呼回路手段43とを
有している。
【0030】CPU25には、夜間切替スイッチ31、
同時呼スイッチ32が接続されている。親機M1〜M2
通信回路33は端子d、eで専用データ線DLにより相
互に接続されている。同時呼回路手段40の出力側は呼
出音発生回路15および通信回路33の各入力側に接続
され、夜間切替回路手段41の出力側は通信回路33の
入力側にのみ接続されている。被呼回路手段42の出力
側は呼出音発生回路15の入力側に接続されている。
【0031】このように構成された交互通話式インター
ホン装置において、図1、図2、図3に示す親機M1
同時呼スイッチ32が操作され同時呼が設定されると
(図4、STP1)、親機M1のCPU25が同時呼モー
ドで動作する。子機S1の呼出スイッチCSが押される
と(STP2)、子機S1から呼出信号Sg1が発生し、通
話路形成回路6を介してCPU25に呼出信号Sg1が入
力される。呼出信号Sg1の入力と同時呼スイッチ32の
信号とにより、アンド回路40aが動作し、同時呼回路
手段40から同時呼モード信号Sg2が発生し、CPU2
5は呼出音発生回路15を起動し、呼出音発生回路15
にて生成された呼出音が受話アンプ10において増幅さ
れ、スピーカ11にて鳴動する(STP3)。
【0032】またCPU25は通信回路33、端子d−
e、専用データ線DLを介し他の親機、この場合、親機
2へ子機S1から呼出があったという呼出データを送信
する。親機M2は専用データ線DL、端子d−e、通信
回路33を介しCPU25により、この呼出データを受
取ると、被呼回路手段42から呼出音発生回路15を起
動し、呼出音発生回路15にて生成された呼出音が受話
アンプ10において増幅され、スピーカ11にて鳴動す
る(STP4)。
【0033】子機S1からの呼出に対して、親機M1、親
機M2とも呼出音が鳴動している状態で、親機M2が通話
路形成回路6により選局操作をすると、親機M2のCP
U25は通信回路33、端子d−e、専用データ線DL
を介して選局したという選局データを親機M1に送る。
親機M1のCPU25は、専用データ線DL、端子d−
e、通信回路33を介してその選局データを受取ると、
呼出音発生回路15の起動を停止し、通話路形成回路6
を起動し、送受切替リレー接点8(コモン端子Cc、ブ
レーク端子Cb)、受話プリアンプ9、中継アナログス
イッチ23、中継送話アンプ27、送話トランス29、
線路選択リレー接点34(この場合、接点jは接点kに
切替られる)、端子g−i、専用音声線TLという経路
で親機M2への通話路を形成すると共に、子機S1の選局
終了のデータを通信回路33、端子d−e、専用データ
線DLを介して親機M2へ送信する。この時、通話路形
成回路6、中継アナログスイッチ23、線路選択リレー
接点34を切替える線路選択リレー30の動作はCPU
25により制御される。
【0034】親機M2は通信回路33、端子d−e、専
用データ線DLを介してCPU25によりその選局終了
のデータを受信すると、呼出音発生回路15の起動を停
止し呼出音の発生を止めると共に、専用音声線TL、端
子g−i、線路選択リレー接点34、受話トランス2
8、中継受話アンプ26、中継アナログスイッチ22、
受話アンプ10、スピーカ11という経路で親機M1
らの通話路を形成する。この時、中継アナログスイッチ
22の動作はCPU25により制御される。今この状態
では、子機S1と親機M2との通話路が形成され、親機M
1は中継状態で、親機M2は受話状態である。
【0035】子機S1のマイク兼スピーカSPからの音
声の流れは、親機M1の通話路形成回路6、送受切替リ
レー接点8(コモン端子Cc、ブレーク端子Cb)、受話
プリアンプ9、中継アナログスイッチ23、中継送話ア
ンプ27、送話トランス29、線路選択リレー接点3
4、端子g−i、専用音声線TL、親機M2の端子g−
i、線路選択リレー接点34、受話トランス28、中継
受話アンプ26、中継アナログスイッチ22、受話アン
プ10、スピーカ11という系をたどる。
【0036】一方、親機M2からの送話の系は、無音状
態では、マイク12、送話プリアンプ13、中継アナロ
グスイッチ24、中継送話アンプ27、送話トランス2
9、線路選択リレー接点34、端子f−h、専用音声線
TL、親機M1の端子f−h、線路選択リレー接点3
4、受話トランス28、中継受話アンプ26、中継アナ
ログスイッチ21、送話アンプ14、送受切替リレー接
点8をたどるが、送受切替リレー接点8(コモン端子C
c、メーク端子Cm)で切られている。そこで親機M2に
音声を入れている間は、送話検出回路18が動作し、送
受切替リレー17を駆動し、送受切替リレー接点8が切
替わり、送話アンプ14からの音声は、送受切替リレー
接点8(コモン端子Cc、メーク端子Cm)、通話路形成
回路6を介して子機S1のマイク兼スピーカSPへ出力
される。一方、受話の系は送受切替リレー接点8で切ら
れる(STP5)。
【0037】このように子機S1からの呼出は親機M1
てデータに変換され、親機M2に送られるため、親機
1、親機M2とも呼出状態となる。親機M2にて選局さ
れると、親機M1とデータの送受を行ない、子機S1、親
機M1、親機M2間にて通話路が形成される。親機M
1は、親機M2から送話が無いときは受話状態で、送話が
あるときはそれを親機M1の送話検出回路18が検出
し、送受切替リレー接点8を切替えて送話状態とする。
この時、親機M2の受話の系は送受切替リレー接点8で
切られるため、無音となる。このため親機M2は同時通
話式のインターホン装置、例えば業務用コードレス端末
Mt(図5)を業務用コードレスアダプタAPを介して
使用することができる。
【0038】次に、親機M1の夜間切替スイッチ31が
操作され夜間切替が設定されると(STP6)、親機M1
のCPU25が夜間切替モードで動作する。子機S1
呼出スイッチCSが押されると(STP7)、子機S1
ら呼出信号Sg1が発生し、通話路形成回路6を介してC
PU25に呼出信号Sg1が入力される。夜間切替スイッ
チ31の信号と呼出信号Sg1の入力により、アンド回路
41aが動作し、夜間切替回路手段41から夜間切替モ
ード信号Sg3が発生し、CPU25は通信回路33、端
子d−e、専用データ線DLを介して他の親機、この場
合、親機M2へ子機S1から呼出があったという呼出デー
タを送信する。以降の手順は同時呼モードと同じであ
る。つまり、同時呼モードとの違いは、夜間切替スイッ
チ31が操作された親機、この場合、親機M1の呼出音
が鳴らないということである。親機M2で選局すれば、
子機S1と通話ができる(STP9)。
【0039】以上の他に、一方の親機の呼出音に遅延を
かけたり、同時呼スイッチ32が操作されていなくて
も、一定時間内に選局操作がされないときは他の親機へ
呼出をかけたり、夜間切替スイッチ31が操作されてい
ても、一定時間内に選局操作がされないときは夜間切替
スイッチ31が操作された親機の呼出音も鳴らすこと等
CPU25のプログラムによって可能である。
【0040】親機M1、親機M2において夜間切替スイッ
チ31、同時呼スイッチ32が何れも操作されていない
通常モードのとき、子機S1の呼出スイッチCSが押さ
れ(STP10)、子機S1から呼出信号が発生すると、
親機M1の通話路形成回路6を介してCPU25に呼出
信号が入力される。CPU25はアンド回路43から呼
出音発生回路15を起動し、呼出音発生回路15にて生
成された呼出音が受話アンプ10において増幅され、ス
ピーカ11にて鳴動する(STP11)。
【0041】この時、親機M1が通話路形成回路6によ
り選局操作をすると、呼出音発生回路15の起動を停止
し呼出音の発生を止めると共に、子機S1、通話路形成
回路6、送受切替リレー接点8、受話プリアンプ9、ア
ナログスイッチ19、受話アンプ10、スピーカ11の
系で受話経路を形成する。この場合、通話路形成回路
6、アナログスイッチ19の動作はCPU25によって
行なわれる。
【0042】親機M1が通話するときは、送話する間、
プレストークスイッチ16を押していると、CPU25
はこれを検知し、送受切替リレー17を駆動し、送受切
替リレー接点8を切替える。この結果、マイク12に入
力された音声は送話プリアンプ13、アナログスイッチ
20、送話アンプ14、送受切替リレー接点8、通話路
形成回路6を介して子機S1のマイク兼スピーカSPへ
出力される。プレストークスイッチ16が離されると、
上記受話状態となる(STP12)。
【0043】なお、上記の実施例では親機2台の場合に
ついて説明したが、図5に示すように3台以上の親機を
接続した場合も等しく適用できる。3台目の親機M3
は子機S9、S10…を接続することができる。また、叙
上のように親機は同時通話式のインターホン装置でもよ
いので、業務用コードレス端末Mtを業務用コードレス
アダプタAPを介して使用することができる。
【0044】このように本発明による交互通話式インタ
ーホン装置は親機同志を専用線にて接続したことによ
り、同時呼出しと夜間切替えのシステムを少ない配線で
構築でき、かつ子機の管理の仕方に柔軟性をもたせるこ
とができる。また、業務用コードレス端末を使用するこ
ともできる利点がある。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による交互通話式インターホン装置によれば、同時呼出
しと夜間切替えのシステムを省線化でき、かつ子機の管
理の仕方に柔軟性をもたせることができる。また、業務
用コードレス端末を使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による交互通話式インターホン装置の一
実施例を示す接続図。
【図2】図1に示す交互通話式インターホン装置の親機
の回路図。
【図3】図2に示す親機の一部の機能ブロック図。
【図4】図3に示す親機の一部のフローチャート図。
【図5】本発明による交互通話式インターホン装置の他
の実施例を示すブロック図。
【図6】従来の交互通話式インターホン装置のブロック
図。
【図7】従来の他の交互通話式インターホン装置の接続
図。
【符号の説明】
1〜S8・・・・・・子機 CS・・・・・・呼出スイッチ SP・MIC・・・・・・スピーカ・マイク M1〜M2・・・・・・親機 L1、L2・・・・・・伝送路 DL・・・・・・専用データ線 TL・・・・・・専用音声線 Cc・・・・・・コモン端子 Cb・・・・・・ブレーク端子 Cm・・・・・・メーク端子 6、7・・・・・・通話路形成回路 8・・・・・・送受切替リレー接点 9・・・・・・受話プリアンプ 10・・・・・・受話アンプ 11・・・・・・スピーカ 12・・・・・・マイク 13・・・・・・送話プリアンプ 14・・・・・・送話アンプ 15・・・・・・呼出音発生回路 16・・・・・・プレストークスイッチ 17・・・・・・送受切替リレー 18・・・・・・送話検出回路 19、20・・・・・・アナログスイッチ 21、22、23、24・・・・・・中継アナログスイッチ 25・・・・・・CPU 26・・・・・・中継受話アンプ 27・・・・・・中継送話アンプ 30・・・・・・線路選択リレー 31・・・・・・夜間切替スイッチ 32・・・・・・同時呼スイッチ 33・・・・・・通信回路 34・・・・・・線路選択リレー接点 40・・・・・・同時呼回路手段 41・・・・・・夜間切替回路手段 42・・・・・・被呼回路手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】呼出スイッチ(CS)を有する複数の子機
    (S1〜S8)と、前記子機とそれぞれ伝送路(L1
    2)で接続され呼出音発生回路(15)からの呼出音
    を鳴動させるスピーカ(11)を有する複数の親機(M
    1〜M2)とを備え、 前記親機(M1〜M2)の夫々は、同時呼スイッチ(3
    2)が操作され前記子機の前記呼出スイッチが押されて
    子機から呼出信号が入力されたとき同時呼モード信号を
    発生する同時呼回路手段(40)と、夜間切替スイッチ
    (31)が操作され前記呼出信号が入力されたとき夜間
    切替モード信号を発生する夜間切替回路手段(41)
    と、1つの親機(M1)から他の親機(M2)へ専用デー
    タ線(DL)を介して呼出データを送る通信回路(3
    3)と、前記通信回路を介して前記他の親機(M2)か
    らの呼出データを前記1つの親機(M1)で取込む被呼
    回路手段(42)とを有し、 前記同時呼回路手段の出力側は前記呼出音発生回路およ
    び前記通信回路の各入力側に接続され、前記夜間切替回
    路手段の出力側は前記通信回路の入力側にのみ接続さ
    れ、 前記被呼回路手段の出力側は前記呼出音発生回路の入力
    側に接続されることを特徴とする交互通話式インターホ
    ン装置。
  2. 【請求項2】スピーカ・マイク(SP・MIC)を有す
    る複数の子機(S1〜S8)と、前記子機とそれぞれ伝送
    路(L1、L2)で接続されスピーカ(11)およびマイ
    ク(12)を有する複数の親機(M1〜M2)とを備え、 前記親機の夫々は、前記伝送路を介して前記子機のそれ
    ぞれに接続された通話路形成回路(6、7…)を送受切
    替リレー接点(8)のコモン端子(Cc)に接続し、前
    記送受切替リレー接点(8)のブレーク端子(Cb)、
    メーク端子(Cm)をそれぞれ受話プリアンプ(9)、
    アナログスイッチ(19)、受話アンプ(10)および
    送話アンプ(14)、アナログスイッチ(20)、送話
    プリアンプ(13)を介して前記スピーカおよびマイク
    に接続し、 前記送話アンプおよび前記受話アンプの入力側、前記受
    話プリアンプおよび前記送話プリアンプの出力側をそれ
    ぞれ中継アナログスイッチ(21、22、23、2
    4)、中継受話アンプ(26)および中継送話アンプ
    (27)から線路選択リレー接点(34)を介して専用
    音声線(TL)に接続し、前記親機同志を前記専用音声
    線により相互に接続し、 他の親機から前記中継アナログスイッチ(21)を介し
    て送られてきた音声により送受切替リレー(17)を動
    作させ前記送受切替リレー接点を切替える送話検出回路
    (18)と、自機のプレストークスイッチ(16)の操
    作により前記送受切替リレー接点を切替える前記送受切
    替リレー、前記アナログスイッチ、中継アナログスイッ
    チ、前記線路選択リレー接点を切替える線路選択リレー
    (30)を制御するCPU(25)とを有することを特
    徴とする交互通話式インターホン装置。
JP23807394A 1994-09-30 1994-09-30 交互通話式インターホン装置 Withdrawn JPH08102793A (ja)

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