JPH08102423A - 静止誘導電器 - Google Patents
静止誘導電器Info
- Publication number
- JPH08102423A JPH08102423A JP6236250A JP23625094A JPH08102423A JP H08102423 A JPH08102423 A JP H08102423A JP 6236250 A JP6236250 A JP 6236250A JP 23625094 A JP23625094 A JP 23625094A JP H08102423 A JPH08102423 A JP H08102423A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- phase
- phase units
- unit
- units
- tank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Housings And Mounting Of Transformers (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】製作組立工期の短縮化と品質確保を図ると共
に、据付現地までの輸送時にも転倒しない静止誘導電器
を提供する。 【構成】単位静止誘導電器本体を複数台同一タンク７内
に収納し、かつ単位静止誘導電器３台づつで三相ユニッ
トを複数構成する静止誘導電器において、三相ユニット
を鉄心締付金具１０，１１で相互に連結組立するかまた
は共通ベース１３上に並列設置すると共に、各三相ユニ
ットをタンク底部に溶接固着されたピン１４と係合し、
タンク内壁部で各三相ユニット相互をその上部でビーム
連結したビーム両端部とピン係合（１６）して三相ユニ
ット毎の吊り上げを可能としているので、三相ユニット
単位の結線作業の短縮を図ることができ、また万一の故
障時には三相ユニット毎の吊出し補修が可能である。さ
らに、各三相ユニットはその上下端でピンと係合されて
おり、輸送時の水平荷重に対しても転倒防止できる。
に、据付現地までの輸送時にも転倒しない静止誘導電器
を提供する。 【構成】単位静止誘導電器本体を複数台同一タンク７内
に収納し、かつ単位静止誘導電器３台づつで三相ユニッ
トを複数構成する静止誘導電器において、三相ユニット
を鉄心締付金具１０，１１で相互に連結組立するかまた
は共通ベース１３上に並列設置すると共に、各三相ユニ
ットをタンク底部に溶接固着されたピン１４と係合し、
タンク内壁部で各三相ユニット相互をその上部でビーム
連結したビーム両端部とピン係合（１６）して三相ユニ
ット毎の吊り上げを可能としているので、三相ユニット
単位の結線作業の短縮を図ることができ、また万一の故
障時には三相ユニット毎の吊出し補修が可能である。さ
らに、各三相ユニットはその上下端でピンと係合されて
おり、輸送時の水平荷重に対しても転倒防止できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、静止誘導電器の組立作
業の短縮を図ると共に、現地までの輸送に十分耐えられ
る本体保持構造を備えた静止誘導電器に関する。
業の短縮を図ると共に、現地までの輸送に十分耐えられ
る本体保持構造を備えた静止誘導電器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、パルス電源変圧器などのように独
立した磁路を有する単位静止誘導電器本体を複数台必要
とする静止誘導電器において、それぞれの単位静止誘導
電器本体をそれぞれのタンクに収納することは、万一の
故障時には故障器のみの搬出して補修した後、再搬入し
て再び組立が容易できるという利点はあるが、大きな据
付スペースを必要とする欠点がある。したがって、据付
けスペースを節約するために、同一タンク内に複数台の
単位誘導電器本体を収納組立することが行われている。
立した磁路を有する単位静止誘導電器本体を複数台必要
とする静止誘導電器において、それぞれの単位静止誘導
電器本体をそれぞれのタンクに収納することは、万一の
故障時には故障器のみの搬出して補修した後、再搬入し
て再び組立が容易できるという利点はあるが、大きな据
付スペースを必要とする欠点がある。したがって、据付
けスペースを節約するために、同一タンク内に複数台の
単位誘導電器本体を収納組立することが行われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数台の単
位静止誘導電器本体を同一タンク内に収納組立する場
合、その製作組立工期の短縮化と品質確保を図ると共
に、据付現地までの輸送時の水平荷重に対してタンク内
に収納した各単位静止誘導電器本体の転倒防止が重要な
課題である。
位静止誘導電器本体を同一タンク内に収納組立する場
合、その製作組立工期の短縮化と品質確保を図ると共
に、据付現地までの輸送時の水平荷重に対してタンク内
に収納した各単位静止誘導電器本体の転倒防止が重要な
課題である。
【０００４】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は製作組立工期の短縮化と品質確保を図る
と共に、据付現地までの輸送時の水平荷重に対し、タン
ク内に収納した各単位静止誘導電器本体の転倒防止を施
した静止誘導電器を提供することにある。
で、その目的は製作組立工期の短縮化と品質確保を図る
と共に、据付現地までの輸送時の水平荷重に対し、タン
ク内に収納した各単位静止誘導電器本体の転倒防止を施
した静止誘導電器を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の請求項１は、単位静止誘導電器本体を複
数台同一タンク内に収納し、かつ前記単位静止誘導電器
３台づつで三相ユニットを複数構成する静止誘導電器に
おいて、前記三相ユニットを前記静止誘導電器の鉄心締
付金具で相互に連結組立するかまたは共通ベース上に並
列設置すると共に、前記各三相ユニットを前記タンク底
部に溶接固着されたピンと係合し、さらに前記タンク内
壁部で前記各三相ユニット相互をその上部でビーム連結
したビーム両端部とピン係合して前記三相ユニット毎の
吊り上げを可能としたことを特徴とする。
めに、本発明の請求項１は、単位静止誘導電器本体を複
数台同一タンク内に収納し、かつ前記単位静止誘導電器
３台づつで三相ユニットを複数構成する静止誘導電器に
おいて、前記三相ユニットを前記静止誘導電器の鉄心締
付金具で相互に連結組立するかまたは共通ベース上に並
列設置すると共に、前記各三相ユニットを前記タンク底
部に溶接固着されたピンと係合し、さらに前記タンク内
壁部で前記各三相ユニット相互をその上部でビーム連結
したビーム両端部とピン係合して前記三相ユニット毎の
吊り上げを可能としたことを特徴とする。
【０００６】
【作用】上記構成によれば、品質確保の面から最重要ポ
イントの１つである三相ユニット単位の結線作業を周囲
に充分な作業スペースが確保できるタンク外で実施でき
るため、三相ユニット単位の結線作業の短縮を図ること
ができ、また万一の故障時には三相ユニット毎の吊出し
補修が可能である。さらに、各三相ユニットは、その上
下端でピンと係合されており、輸送時の水平荷重に対し
ても転倒防止できる。
イントの１つである三相ユニット単位の結線作業を周囲
に充分な作業スペースが確保できるタンク外で実施でき
るため、三相ユニット単位の結線作業の短縮を図ること
ができ、また万一の故障時には三相ユニット毎の吊出し
補修が可能である。さらに、各三相ユニットは、その上
下端でピンと係合されており、輸送時の水平荷重に対し
ても転倒防止できる。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例を図を参照して説明す
る。図１は本発明の一実施例の平面図、図２は図１の側
面図である。図１及び図２に示すように、１８台の単位
変圧器（１Ａ〜６Ａ，１Ｂ〜６Ｂ，１Ｃ〜６Ｃ）を１つ
のタンク本体７に収納している。各単位変圧器（１Ａ〜
６Ａ，１Ｂ〜６Ｂ，１Ｃ〜６Ｃ）は、それぞれ巻線８と
鉄心９を有し、鉄心９の上下部の鉄心締付金具１０と１
１を固定ピン１４，１６を介してタンク本体７に取り付
けられるように構成されている。
る。図１は本発明の一実施例の平面図、図２は図１の側
面図である。図１及び図２に示すように、１８台の単位
変圧器（１Ａ〜６Ａ，１Ｂ〜６Ｂ，１Ｃ〜６Ｃ）を１つ
のタンク本体７に収納している。各単位変圧器（１Ａ〜
６Ａ，１Ｂ〜６Ｂ，１Ｃ〜６Ｃ）は、それぞれ巻線８と
鉄心９を有し、鉄心９の上下部の鉄心締付金具１０と１
１を固定ピン１４，１６を介してタンク本体７に取り付
けられるように構成されている。
【０００８】例えば、図では縦方向に配置された単位変
圧器１Ａ，１Ｂ，１Ｃで三相結線されて１組の三相ユニ
ットの三相器を構成する。同様に、単位変圧器２Ａ，２
Ｂ，２Ｃ〜単位変圧器６Ａ，６Ｂ，６Ｃも、それぞれ三
相結線されており、計６組の三相ユニットの三相器が構
成される。
圧器１Ａ，１Ｂ，１Ｃで三相結線されて１組の三相ユニ
ットの三相器を構成する。同様に、単位変圧器２Ａ，２
Ｂ，２Ｃ〜単位変圧器６Ａ，６Ｂ，６Ｃも、それぞれ三
相結線されており、計６組の三相ユニットの三相器が構
成される。
【０００９】各三相ユニットは、例えば隣接する単位変
圧器１Ａと単位変圧器１Ｂの上部は、図３及びその詳細
を示す図４に示すように、上部鉄心締付金具１０の相互
を連結板１２により連結される。また、各三相ユニット
相互は、例えば単位変圧器１Ｃ〜６Ｃは連結ビーム１５
で連結されると共に、連結ビーム１５の両端部は、図２
及びその詳細を示す図４に示すように、タンク本体７の
内壁部に溶接固着された上部固定ピン１６とピン係合さ
れている。
圧器１Ａと単位変圧器１Ｂの上部は、図３及びその詳細
を示す図４に示すように、上部鉄心締付金具１０の相互
を連結板１２により連結される。また、各三相ユニット
相互は、例えば単位変圧器１Ｃ〜６Ｃは連結ビーム１５
で連結されると共に、連結ビーム１５の両端部は、図２
及びその詳細を示す図４に示すように、タンク本体７の
内壁部に溶接固着された上部固定ピン１６とピン係合さ
れている。
【００１０】また、各三相ユニットの下部、例えば単位
変圧器１Ａ〜１Ｃの下部は、図３及びその詳細を示す図
５に示すように、下部鉄心締付金具１１の相互を共通の
連結板１３に連結具１７により連結すると共に、連結板
１３はタンク本体７の底板に溶接固着された下部固定ピ
ン１４とピン係合されている。
変圧器１Ａ〜１Ｃの下部は、図３及びその詳細を示す図
５に示すように、下部鉄心締付金具１１の相互を共通の
連結板１３に連結具１７により連結すると共に、連結板
１３はタンク本体７の底板に溶接固着された下部固定ピ
ン１４とピン係合されている。
【００１１】上記したように、３台の単位変圧器から構
成された６ヶの三相ユニット１Ａ〜１Ｃ，２Ａ〜２Ｃ，
３Ａ〜３Ｃ，４Ａ〜４Ｃ，５Ａ〜５Ｃ，６Ａ〜６Ｃは、
その上部において、連結ビーム１５により連結する共
に、連結ビーム１５の両端部で溶接固着された上部固定
ピン１６とピン係合されており、またその下部におい
て、連結板１３により連結する共に、タンク本体７の底
板に溶接固着された下部固定ピン１４とピン係合されて
いるので、輸送時の水平荷重に対しても転倒を防止でき
る。また、据付後の万一の故障時には各三相ユニットの
みの吊出し補修も可能である。
成された６ヶの三相ユニット１Ａ〜１Ｃ，２Ａ〜２Ｃ，
３Ａ〜３Ｃ，４Ａ〜４Ｃ，５Ａ〜５Ｃ，６Ａ〜６Ｃは、
その上部において、連結ビーム１５により連結する共
に、連結ビーム１５の両端部で溶接固着された上部固定
ピン１６とピン係合されており、またその下部におい
て、連結板１３により連結する共に、タンク本体７の底
板に溶接固着された下部固定ピン１４とピン係合されて
いるので、輸送時の水平荷重に対しても転倒を防止でき
る。また、据付後の万一の故障時には各三相ユニットの
みの吊出し補修も可能である。
【００１２】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
個々の単位静止誘導器は同一品として製作組立が可能で
あり、各三相ユニットの結線作業はタンク外部で実施で
きるので、安定した品質と作業時間の短縮も可能とな
る。また、据付後の万一の故障時には各三相ユニットの
みの吊出し補修も可能である。さらに、各三相ユニット
はその上下端でタンク内壁とピン係合されておりので、
輸送時の水平荷重に対しても転倒を防止できる。
個々の単位静止誘導器は同一品として製作組立が可能で
あり、各三相ユニットの結線作業はタンク外部で実施で
きるので、安定した品質と作業時間の短縮も可能とな
る。また、据付後の万一の故障時には各三相ユニットの
みの吊出し補修も可能である。さらに、各三相ユニット
はその上下端でタンク内壁とピン係合されておりので、
輸送時の水平荷重に対しても転倒を防止できる。
【図１】本発明の一実施例の平面図。
【図２】図１の側面図。
【図３】本発明によるユニット構成を示す側面図。
【図４】図１の単位静止誘導電器相互上部連結を示す側
面図。
面図。
【図５】図１の単位静止誘導電器相互下部連結を示す側
面図。
面図。
【図６】図１のユニット上部とタンク内壁とのピン係合
を示す側面図。
を示す側面図。
１Ａ〜６Ａ，１Ｂ〜６Ｂ，１Ｃ〜６Ｃ…単位変圧器本
体、７…タンク、８…巻線、９…鉄心、１０…上部鉄心
締付金具、１１…下部鉄心締付金具、１２…連結板、１
３…共通ベース、１４…下部固定ピン、１５…連結ビー
ム、１６…上部固定ピン、１７…連結具。
体、７…タンク、８…巻線、９…鉄心、１０…上部鉄心
締付金具、１１…下部鉄心締付金具、１２…連結板、１
３…共通ベース、１４…下部固定ピン、１５…連結ビー
ム、１６…上部固定ピン、１７…連結具。
Claims (1)
- 【請求項１】 単位静止誘導電器本体を複数台同一タン
ク内に収納し、かつ前記単位静止誘導電器３台づつで三
相ユニットを複数構成する静止誘導電器において、前記
三相ユニットを前記静止誘導電器の鉄心締付金具で相互
に連結組立するかまたは共通ベース上に並列設置すると
共に、前記各三相ユニットを前記タンク底部に溶接固着
されたピンと係合し、さらに前記タンク内壁部で前記各
三相ユニット相互をその上部でビーム連結したビーム両
端部とピン係合して前記三相ユニット毎の吊り上げを可
能としたことを特徴とする静止誘導電器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6236250A JPH08102423A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 静止誘導電器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6236250A JPH08102423A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 静止誘導電器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08102423A true JPH08102423A (ja) | 1996-04-16 |
Family
ID=16998005
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6236250A Pending JPH08102423A (ja) | 1994-09-30 | 1994-09-30 | 静止誘導電器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08102423A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112017008067T5 (de) | 2017-11-08 | 2020-06-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Transformator und Leistungswandlereinrichtung |
-
1994
- 1994-09-30 JP JP6236250A patent/JPH08102423A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE112017008067T5 (de) | 2017-11-08 | 2020-06-18 | Mitsubishi Electric Corporation | Transformator und Leistungswandlereinrichtung |
| US11640871B2 (en) | 2017-11-08 | 2023-05-02 | Mitsubishi Electric Corporation | Transformer and power conversion device |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20160079741A1 (en) | Various Methods and Apparatuses for a Low Profile Integrated Power Distribution Platform | |
| JPH08102423A (ja) | 静止誘導電器 | |
| JP2003116206A (ja) | 電力変換装置用閉鎖型キュービクル | |
| JP7160596B2 (ja) | 変圧器の製造方法、組立搬送台車 | |
| JPS5826646B2 (ja) | 静止誘導電器の組立方法 | |
| JPH0969445A (ja) | 変圧器 | |
| JPH0549115A (ja) | 配電盤フレーム | |
| JPS63245912A (ja) | 変圧器 | |
| JP2020027868A (ja) | 変圧器の製造方法、組立用テンプレート | |
| JPH11354332A (ja) | 分解輸送形変圧器の分解輸送方法 | |
| JP3435228B2 (ja) | 分解輸送変圧器及びその輸送方法 | |
| RU2791923C2 (ru) | Моноблочный блок управления лифтом | |
| JPH0997724A (ja) | モールド変圧器とその輸送方法 | |
| JPH0819122A (ja) | 金属閉鎖形スイッチギヤ | |
| JP2575960Y2 (ja) | 配電盤 | |
| JP3509320B2 (ja) | 無効電力補償装置用多重変圧器 | |
| JP2011035230A (ja) | 分解輸送変圧器の鉄心輸送タンク及び組立方法 | |
| JPH065430A (ja) | 変圧器鉄心とその輸送方法及び輸送治具 | |
| JP2021005643A (ja) | 巻鉄心変圧器およびその組立方法 | |
| JPH10149936A (ja) | 変圧器の鉄心の輸送治具及びその組立方法 | |
| JP2573316B2 (ja) | 変圧器 | |
| JPH0568084B2 (ja) | ||
| JPS60245410A (ja) | 配電盤フレ−ムの組立方法 | |
| JP2006332297A (ja) | 三相変圧器の耐雷素子取付構造 | |
| JPH07245221A (ja) | トランス構造および変電設備 |