JPH08100860A - グランドパッキン - Google Patents

グランドパッキン

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JPH08100860A
JPH08100860A JP6237706A JP23770694A JPH08100860A JP H08100860 A JPH08100860 A JP H08100860A JP 6237706 A JP6237706 A JP 6237706A JP 23770694 A JP23770694 A JP 23770694A JP H08100860 A JPH08100860 A JP H08100860A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
expanded graphite
gland packing
liquid lubricant
braided
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP6237706A
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English (en)
Inventor
Kunihiko Matsuoka
岡 邦 彦 松
Kazuaki Yamashita
下 和 昭 山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
Original Assignee
Nippon Valqua Industries Ltd
Nihon Valqua Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 膨張黒鉛編糸が編組されてなる膨張黒鉛編組
体の表面に、かつ該膨張黒鉛編組体の表面に、粘度が1
000〜100000csの範囲内にある液体潤滑材と
必要に応じて固体潤滑材とが塗布されてなるグランドパ
ッキン。前記グランドパッキンの表面に網状体または編
組体からなる補強材が設けられてなるグランドパッキ
ン。 【効果】 シール性および摺動性に優れ、かつグランド
パッキンの角部がスタフィンボックスとステムとの隙間
などからはみ出すことが少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明は、膨張黒鉛を主成分とする
グランドパッキンに関するものである。
【0002】
【発明の技術的背景】従来から、膨張黒鉛糸を格子編、
八ツ編、撚り合せなどの編組方法で編組した膨張黒鉛製
グランドパッキンが知られている。このような膨張黒鉛
製グランドパッキンでは、通常シール性、摺動性などを
向上させるために液体潤滑材を含浸させることが行われ
ている。
【0003】しかしながら、液体潤滑材は通常数十重量
%程度の量で膨張黒鉛製グランドパッキンに含浸させる
必要があり、また、液体潤滑材を含浸させることにより
シール性が向上するが、はみ出しが増加するという問題
点がある。
【0004】膨張黒鉛製グランドパッキンのはみ出しを
防止するために、グランドパッキンを形成する編糸の一
部にアラミド繊維のような高強度繊維を用いることが行
われているが、シール性が充分に得られないことがあ
る。
【0005】
【発明の目的】本発明は上記のような状況に鑑みてなさ
れたものであって、シール性に優れ、かつスタフィング
ボックスとステムとの隙間などからのグランドパッキン
のはみ出しが少ないようなグランドパッキンを提供する
ことを目的としている。
【0006】
【発明の概要】本発明に係る第1のグランドパッキン
は、膨張黒鉛編糸が編組されてなる膨張黒鉛編組体の表
面に、粘度が1000〜100000csの範囲内にあ
る液体潤滑材が塗布されてなることを特徴としている。
【0007】本発明に係る第2のグランドパッキンは、
膨張黒鉛編糸が編組されてなる膨張黒鉛編組体の表面
に、網状体または編組体からなる補強材が設けられ、か
つ該膨張黒鉛編組体の表面に、粘度が1000〜100
000csの範囲内にある液体潤滑材が塗布されてなる
ことを特徴としている。
【0008】本発明に係る第1および第2のグランドパ
ッキンでは、前記液体潤滑材の塗布量がグランドパッキ
ンの重量に対し0.1〜10重量%の範囲内であること
が望ましい。
【0009】本発明に係る第3のグランドパッキンは、
膨張黒鉛編糸が編組されてなる膨張黒鉛編組体の表面
に、固体潤滑材と粘度が1000〜100000csの
範囲内にある液体潤滑材とが塗布されてなることを特徴
としている。
【0010】本発明に係る第4のグランドパッキンは、
膨張黒鉛編糸が編組されてなる膨張黒鉛編組体の表面
に、網状体または編組体からなる補強材が設けられ、か
つ該膨張黒鉛編組体の表面に、固体潤滑材と粘度が10
00〜100000csの範囲内にある液体潤滑材とが
塗布されてなることを特徴としている。
【0011】本発明に係る第3および第4のグランドパ
ッキンでは、前記固体潤滑材および液体潤滑材の合計の
塗布量がグランドパッキンの重量に対し0.1〜10重
量%の範囲内であることが望ましい。
【0012】このような本発明のグランドパッキンは、
膨張黒鉛編組体の表面に粘度が特定の範囲内にある液体
潤滑材、または固体潤滑材と粘度が特定の範囲内にある
液体潤滑材とが塗布されているので、シール性および摺
動性に優れ、かつグランドパッキンの角部がスタフィン
ボックスとステムとの隙間などからはみ出すことが少な
い。また、膨張黒鉛を主成分としているので耐熱性に優
れている。
【0013】
【発明の具体的説明】以下、本発明に係るグランドパッ
キンについて図面を参照しつつ具体的に説明する。図1
(A)は、本発明に係る第1のグランドパッキンの一実
施例を示す概略斜視図であり、図1(B)は、(A)に
示すグランドパッキンの断面を模式的に示した説明図で
あり、図2(A)は、本発明に係る第2のグランドパッ
キンの一実施例を示す概略斜視図であり、図2(B)
は、(A)に示すグランドパッキンの断面を模式的に示
した説明図であり、図3(A)は、本発明に係る第3の
グランドパッキンの一実施例を示す概略斜視図であり、
図3(B)は、(A)に示すグランドパッキンの断面を
模式的に示した説明図であり、図4(A)は、本発明に
係る第4のグランドパッキンの一実施例を示す概略斜視
図であり、図4(B)は、(A)に示すグランドパッキ
ンの断面を模式的に示した説明図である。なお、各図に
おいて同一の部材には同一の符号を付している。
【0014】まず、本発明係る第1のグランドパッキン
について説明する。本発明のグランドパッキン10は、
図1(A)、(B)に示すように、膨張黒鉛編糸3が八
ツ編みに編組されてなる膨張黒鉛編組体1の表面に液体
潤滑材7が塗布されている。なお、図1(A)には液体
潤滑材7は図示していない。
【0015】本実施例では、膨張黒鉛編糸3が八ツ編み
に編組され膨張黒鉛編組体1を形成しているが、本発明
では膨張黒鉛編糸3の編組方法としては、特に限定され
ず袋編、格子編などであってもよい。
【0016】膨張黒鉛編糸3としては、帯状の膨張黒鉛
シートを折り畳んだ編糸、厚さ0.005〜0.2mm
程度の金属箔などに帯状の膨張黒鉛製シートを積層被覆
してなる編糸、または太さ0.1〜0.3mm程度の金
属線、アラミッド繊維などの高強度繊維に帯状の膨張黒
鉛を螺旋状に巻き付け、あるいは撚った編糸などがあげ
られる。膨張黒鉛編糸3に用いられる膨張黒鉛は、炭素
含有率が96.5以上、密度が0.5g/cm3 以上の
ものであることが望ましい。
【0017】膨張黒鉛編組体1の表面に塗布される液体
潤滑材7としては、粘度が1000〜100000c
s、好ましくは6000〜12000csの範囲内にあ
る液体潤滑材が用いられる。このような液体潤滑材とし
ては、シリコーンオイル、フッ素オイル、ポリアルキレ
ングリコール、鉱物油、白色ワセリン(ペトロラタ
ム)、流動パラフィン、パラフィンワックスなどが挙げ
られる。これらは2種以上混合して用いることもでき
る。
【0018】粘度が前記の範囲内にある液体潤滑材を膨
張黒鉛編組体の表面に塗布することにより、グランドパ
ッキンのシール性、摺動性を向上させることができ、し
かもはみ出しを抑えることができる。
【0019】液体潤滑材7は、グランドパッキン10の
重量に対し0.1〜10重量%、好ましくは0.3〜5
重量%の割合で塗布されていることが望ましい。本発明
ではグランドパッキン表面に塗布する液体潤滑材として
粘度が特定の範囲内にある液体潤滑材を用いているの
で、前記の塗布量でシール性、摺動性を向上させること
ができる。
【0020】本発明に係る第1のグランドパッキンは、
膨張黒鉛編組体の表面に特定の粘度が特定の範囲にある
液体潤滑材が塗布されているので、シール性および摺動
性に優れ、かつグランドパッキンの角部がスタフィンボ
ックスとステムとの隙間などからはみ出すことが少な
い。また、膨張黒鉛を主成分としているので耐熱性に優
れている。
【0021】次に、本発明に係る第2のグランドパッキ
ンについて説明する。本発明のグランドパッキン10
は、図2(A)、(B)に示すように、膨張黒鉛編糸3
が八ツ編みに編組されてなる膨張黒鉛編組体1の表面
に、編組体からなる補強材5が設けられ、かつ該膨張黒
鉛編組体1の表面に液体潤滑材7が塗布されている。な
お、図2(A)には液体潤滑材7は図示していない。
【0022】本実施例では、膨張黒鉛編糸3が八ツ編み
に編組され膨張黒鉛編組体1を形成されているが、本発
明では膨張黒鉛編糸3の編組方法としては、特に限定さ
れず袋編、格子編などであってもよい。
【0023】膨張黒鉛編糸3としては、前記と同様のも
のが用いられる。補強材5としては、通常金属線が用い
られ、金属線としては、インコネル、ステンレス、銅合
金、アルミ合金、モネルなどからなり、直径が0.05
〜0.3mmの金属線が挙げられる。
【0024】このような補強材は、はみ出しを抑えると
ともに、弁棒などに付着した黒鉛を掻き落とす役割をす
る。本実施例では、袋編に編組された補強材5が膨張黒
鉛編組体1表面に設けられているが、本発明では網状体
の補強材5が膨張黒鉛編組体1表面に設けられてもよ
く、あるいは、平織、格子状などの金網であってもよ
い。
【0025】膨張黒鉛編組体1の表面に塗布される液体
潤滑材7としては、前記と同様のものが挙げられる。液
体潤滑材7は、グランドパッキン10の重量に対し0.
1〜10重量%、好ましくは0.3〜5重量%の割合で
塗布されていることが望ましい。
【0026】本発明に係る第2のグランドパッキンは、
膨張黒鉛編組体の表面に粘度が特定の範囲内にある液体
潤滑材が塗布されているので、前記第1のグランドパッ
キンと同様の作用効果を奏する。また、本発明では膨張
黒鉛編組体の表面に補強材が設けられているので、さら
にはみ出しが少ない。
【0027】次に、本発明に係る第3のグランドパッキ
ンについて説明する。本発明のグランドパッキン10
は、図3(A)、(B)に示すように、膨張黒鉛編糸3
が八ツ編みに編組されてなる膨張黒鉛編組体1の表面
に、液体潤滑材7と固体潤滑材9とが塗布されている。
なお、図3(A)には液体潤滑材7および固体潤滑材9
は図示していない。
【0028】本実施例では、膨張黒鉛編糸3が八ツ編み
に編組され膨張黒鉛編組体1を形成されているが、本発
明では膨張黒鉛編糸3の編組方法としては、特に限定さ
れず袋編、格子編などであってもよい。
【0029】膨張黒鉛編糸3としては、前記と同様のも
のが用いられる。膨張黒鉛編組体1の表面に塗布される
液体潤滑材7としては、前記と同様のものが挙げられ
る。
【0030】膨張黒鉛編組体1の表面に塗布される固体
潤滑材9としては、黒鉛(グラファイト)、二硫化モリ
ブデン、二硫化タングステン、窒化ホウ素、マイカなど
が挙げられる。固体潤滑材9は、粒径が0.1〜500
μm、好ましくは1〜50μmの範囲にあることが好ま
しい。これらの固体潤滑材9は、2種以上混合して用い
ることができる。
【0031】液体潤滑材7および固体潤滑材9は、合計
量でグランドパッキン10の重量に対し0.1〜10重
量%、好ましくは0.3〜5重量%の割合で塗布されて
いることが望ましい。
【0032】固体潤滑材9は、液体潤滑材7と固体潤滑
材9との合計量を100重量%としたときに、2〜25
重量%、好ましくは2〜10重量%の割合で用いられ
る。本発明に係る第3のグランドパッキンは、膨張黒鉛
編組体の表面に固体潤滑材と粘度が特定の範囲内にある
液体潤滑材が塗布されているので、シール性および摺動
性に優れ、かつグランドパッキンの角部がスタフィンボ
ックスとステムとの隙間などからはみ出すことが少な
い。また、膨張黒鉛を主成分としているので耐熱性に優
れている。
【0033】次に、本発明に係る第4のグランドパッキ
ンについて説明する。本発明のグランドパッキン10
は、図4(A)、(B)に示すように、膨張黒鉛編糸3
が八ツ編みに編組されてなる膨張黒鉛編組体1の表面
に、編組体からなる補強材5が設けられ、かつ該膨張黒
鉛編組体1の表面に液体潤滑材7と固体潤滑材9とが塗
布されている。なお、図4(A)には液体潤滑材7およ
び固体潤滑材9は図示していない。
【0034】本実施例では、膨張黒鉛編糸3が八ツ編み
に編組され膨張黒鉛編組体1を形成されているが、本発
明では膨張黒鉛編糸3の編組方法としては、特に限定さ
れず袋編、格子編などであってもよい。
【0035】膨張黒鉛編糸3としては、前記と同様のも
のが用いられる。補強材5としては、前記と同様のもの
が用いられる。本実施例では、袋編に編組された補強材
5が膨張黒鉛編組体1表面に設けられているが、本発明
では網状体の補強材5が膨張黒鉛編組体1表面に設けら
れてもよい。
【0036】膨張黒鉛編組体1の表面に塗布される液体
潤滑材7としては、前記と同様のものが挙げられる。膨
張黒鉛編組体1の表面に塗布される固体潤滑材9として
は、前記と同様のものが挙げられる。
【0037】液体潤滑材7および固体潤滑材9は、合計
量でグランドパッキン10の重量に対し0.1〜10重
量%、好ましくは0.3〜5重量%の割合で塗布されて
いることが望ましい。
【0038】固体潤滑材9は、液体潤滑材7と固体潤滑
材9との合計量を100重量%としたときに、2〜25
重量%、好ましくは2〜10重量%の割合で用いられ
る。本発明に係る第4のグランドパッキンは、膨張黒鉛
編組体の表面に固体潤滑材と粘度が特定の範囲内にある
液体潤滑材が塗布されているので、前記第3のグランド
パッキンと同様の作用効果を奏する。また、本発明では
膨張黒鉛編組体の表面に補強材が設けられているので、
さらにはみ出しが少ない。
【0039】以上、本発明のグランドパッキンについて
実施例を挙げて説明したが、本発明では上記実施例に限
定されず、本発明の技術的思想の範囲内で種々変形可能
である。
【0040】
【発明の効果】本発明のグランドパッキンは、膨張黒鉛
編組体の表面に粘度が特定の範囲内にある液体潤滑材、
または該液体潤滑材と固体潤滑材とが塗布されているの
で、シール性、摺動性および耐熱性に優れ、かつグラン
ドパッキンの角部がスタフィンボックスとステムとの隙
間などからはみ出すことが少ない。
【0041】
【実施例】以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体
的に説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるも
のではない。
【0042】
【実施例1】インコネル線に帯状の膨張黒鉛を螺旋状に
巻き付けた膨張黒鉛偏糸を八ツ編に編組した膨張黒鉛編
組体の表面に、インコネル線を編組した補強材が設けら
れ、さらにシリコーンオイル(粘度;10000cs)
とグラファイトとの混合物を塗布してなるグランドパッ
キンを用いてシール性およびはみ出し量を測定した。
【0043】なお、シリコーンオイルとグラファイト
は、膨張黒鉛編組体の重量を100重量%としたとき
に、合計量で2重量%の割合で塗布し、グラファイト
は、シリコーンオイルとグラファイトとの合計量を10
0重量%としたときに7重量%の量で用いた。
【0044】シール性は、ステム内にグランドパッキン
を6リング連設しステムを封止して、特定の内圧を維持
するための締付面圧を測定した。はみ出しは、はみ出し
試験用治具にパッキンを1リング装着して、下記の条件
ではみ出し量を測定した。
【0045】条件1 … ステムとパッキン抑えとのク
リアランス;1mm、締付面圧60MPa 条件2 … ステムとパッキン抑えとのクリアランス;
1.4mm、締付面圧60MPa 条件3 … ステムとパッキン抑えとのクリアランス;
0.5mm、締付面圧90MPa
【0046】
【比較例1】インコネル線に帯状の膨張黒鉛を螺旋状に
巻き付けた膨張黒鉛偏糸を八ツ編に編組した膨張黒鉛編
組体の表面に、インコネル線を編組した補強材が設けら
れたグランドパッキンを用いてシール性およびはみ出し
量を測定した。
【0047】
【比較例2】インコネル線に帯状の膨張黒鉛を螺旋状に
巻き付けた膨張黒鉛偏糸を八ツ編に編組した膨張黒鉛編
組体の表面に、インコネル線を編組した補強材が設けら
れ、さらにシリコーンオイル(粘度;100cs)を塗
布してなるグランドパッキンを用いてシール性およびは
み出し量を測定した。
【0048】以上の結果を図5および図6に示す。図5
および図6に示すように、本発明に係るグランドパッキ
ンは、低い締付面圧でも優れたシール性をしめし、はみ
出し量が少ない。これに対し比較例1に示したグランド
パッキンは、はみ出し量は少ないがシール性に劣り、比
較例2に示したグランドパッキンは、シール性に優れる
が、はみ出し量はが多い。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は、本発明に係る第1のグランドパッキ
ンの一実施例を示す概略斜視図であり、(B)は、
(A)に示すグランドパッキンの断面を模式的に示した
説明図である。
【図2】(A)は、本発明に係る第2のグランドパッキ
ンの一実施例を示す概略斜視図であり、(B)は、
(A)に示すグランドパッキンの断面を模式的に示した
説明図である。
【図3】(A)は、本発明に係る第3のグランドパッキ
ンの一実施例を示す概略斜視図であり、(B)は、
(A)に示すグランドパッキンの断面を模式的に示した
説明図である。
【図4】(A)は、本発明に係る第4のグランドパッキ
ンの一実施例を示す概略斜視図であり、(B)は、
(A)に示すグランドパッキンの断面を模式的に示した
説明図である。
【図5】実施例および比較例のグランドパッキンのシー
ル性を示す図である。
【図6】実施例および比較例のグランドパッキンのはみ
出しを示す図である。
【符号の説明】
10 … グランドパッキン 1 … 膨張黒鉛編組体 3 … 膨張黒鉛編糸 5 … 補強材 7 … 液体潤滑材 9 … 固体潤滑材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膨張黒鉛編糸が編組されてなる膨張黒鉛
    編組体の表面に、粘度が1000〜100000csの
    範囲内にある液体潤滑材が塗布されてなることを特徴と
    するグランドパッキン。
  2. 【請求項2】 膨張黒鉛編糸が編組されてなる膨張黒鉛
    編組体の表面に、網状体または編組体からなる補強材が
    設けられ、かつ該膨張黒鉛編組体の表面に、粘度が10
    00〜100000csの範囲内にある液体潤滑材が塗
    布されてなることを特徴とするグランドパッキン。
  3. 【請求項3】 前記液体潤滑材の塗布量がグランドパッ
    キンの重量に対し0.1〜10重量%の範囲内である請
    求項1または2に記載のグランドパッキン。
  4. 【請求項4】 膨張黒鉛編糸が編組されてなる膨張黒鉛
    編組体の表面に、固体潤滑材と粘度が1000〜100
    000csの範囲内にある液体潤滑材とが塗布されてな
    ることを特徴とするグランドパッキン。
  5. 【請求項5】 膨張黒鉛編糸が編組されてなる膨張黒鉛
    編組体の表面に、網状体または編組体からなる補強材が
    設けられ、かつ該膨張黒鉛編組体の表面に、固体潤滑材
    と粘度が1000〜100000csの範囲内にある液
    体潤滑材とが塗布されてなることを特徴とするグランド
    パッキン。
  6. 【請求項6】 前記液体潤滑材および固体潤滑材の合計
    の塗布量がグランドパッキンの重量に対し0.1〜10
    重量%の範囲内である請求項4または5に記載のグラン
    ドパッキン。
JP6237706A 1994-09-30 1994-09-30 グランドパッキン Pending JPH08100860A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1121542A (ja) * 1997-07-02 1999-01-26 Nichias Corp グランドパッキンおよびその製造方法
JPH11108201A (ja) * 1997-10-07 1999-04-20 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 軸封装置
JPH11279531A (ja) * 1998-03-27 1999-10-12 Nichias Corp グランドパッキン
JP2000039072A (ja) * 1998-05-20 2000-02-08 Nippon Leakless Corp 膨張黒鉛成形パッキンおよびそのパッキン用の潤滑剤
JP2019039467A (ja) * 2017-08-23 2019-03-14 日本ピラー工業株式会社 軸封装置

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