JPS604673A - パツキン - Google Patents

パツキン

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JPS604673A
JPS604673A JP11447483A JP11447483A JPS604673A JP S604673 A JPS604673 A JP S604673A JP 11447483 A JP11447483 A JP 11447483A JP 11447483 A JP11447483 A JP 11447483A JP S604673 A JPS604673 A JP S604673A
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JP
Japan
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packing
yarn
acrylonitrile
knitting yarn
knitting
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JP11447483A
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JPH0368262B2 (ja
Inventor
Takahisa Ueda
隆久 上田
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Nippon Pillar Packing Co Ltd
Original Assignee
Nippon Pillar Packing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Pillar Packing Co Ltd filed Critical Nippon Pillar Packing Co Ltd
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Publication of JPS604673A publication Critical patent/JPS604673A/ja
Publication of JPH0368262B2 publication Critical patent/JPH0368262B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16JPISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
    • F16J15/00Sealings
    • F16J15/16Sealings between relatively-moving surfaces
    • F16J15/18Sealings between relatively-moving surfaces with stuffing-boxes for elastic or plastic packings
    • F16J15/20Packing materials therefor
    • F16J15/22Packing materials therefor shaped as strands, ropes, threads, ribbons, or the like

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は流体を密封するだめのパツキン、例えばグラン
ドパツキン、ソートガスケット伸縮継手の基布等に関す
る。
従来より、耐熱性に優れたパツキンの材料としてはアス
ベストが広く知られているが、近時これに代わる材料と
してアクリロニトリル糸を使用し、これを耐炎化処理し
たものが使用されるようになって来た。
しかして、このようなアクリロニトリル糸は、一般にそ
の繊維径が通常の15.6μm〜24.6μm(2デニ
ール〜5デニール)のものを使用しているためパツキン
となした場合にはどうしてもその内部に多くの空隙が発
生してしまう。
そのため、従来のアスベストと同等のシール性能を得る
ためには多量の目詰め財を必要としていた。ところが、
この目詰め目はポリ四弗化エチレン樹脂を使用する場合
が多いから、非常にコストがアップされてしまう欠点が
あった。
しかも、このポリ四弗化エチレン樹脂を多量に含むパツ
キンでは、その内部が固着された形となるので、該パツ
キンの編組構造特有の柔軟さが失なわれてしまい、軸と
の密着性が悪くなるという欠点があった。そこで、かか
る柔軟さを保持するために、パツキン内部の空隙にはW
j記ポリ四弗化エチレン樹脂の他に液体潤滑剤等も介在
させて、これら2種以上の潤滑材でもって処理すること
が一般に行なわれていたが、しかしこのよ−うにすると
、パツキンの耐熱性が劣ることのみならず、高条件下の
ポンプに使用した場合、パツキン内部の潤滑剤が流出し
易くなり、パツキンの重量が減少して軸との接触力が低
下し、シール性能が不安定になるという欠点があった。
しかるに、上述のような欠点をすべて解消できる手段と
して、前記アクリロニトリル糸の、繊維径を極細のもの
(繊維径として、0.5μ7n〜10μ7n の範囲に
あるアクロニトリル糸)としてパツキン内部の空隙を減
少させ、これによりポリ四弗化エチレン樹脂の使用量を
減少させて、パツキンの柔軟性を保持し、かつバッキ/
の重量減少も防止して7−ルの安定化を図ることが知ら
れているが、この場合次のような理由によって実用化さ
れてないのが現状である。
すなわち、繊維径の極細のアクリロニトリル糸を使用す
ると、これを耐炎化処理するとき、前記各アクリロニト
リル糸が相互に融着したり、或いは急激に酸化反応が進
行して燃焼に至る部分と不充分な酸化によって耐炎化さ
れない部分とが各部において混在したり、して、結局の
ところパツキンとじつの熱的特性、機械的特性が不均一
になり易く、満足なシール性能が得られないのが現状な
のである。
なお、極細の繊維を材料とした場合に発生する上記欠点
に対し足は熱処理前に機械的に開繊(繊維間に隙間を発
生させる)したり、或いは加熱温度を数段階に分けかつ
昇温速度を遅くする方法が報告されているが、いずれも
コストアップになりパツキン用としては適用していなか
った0 本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、パツキン材料に極細のアクリロ
ニトリル糸を使用することによって、パツキンとして必
要な柔軟性、重量0減少化防止による/−ルの安定性を
向上させることができ、しかもこのように極細のアクリ
ロニトリル糸を使用してもこの耐炎化処理時に融着等せ
ず、耐熱性、シールの安定性とも満足のいけるものが得
られるパツキンを提供するものである。
すなわち、本発明のパツキンは、このような目的を達成
するべく、繊維基材を多数本で緊密に集束して編糸とな
し、この編糸を編組してパツキン本体を形成した構成の
パツキンにおいて、111記繊維基材はその繊維径が極
細のアクリロニトリル糸を使用し、かつ前記編糸は前記
アクリロニトリル糸の各表面にポリ四弗化エチレン樹脂
を付着させて各アクリロニトリル糸の相互間を開繊し、
これを耐炎化処理したものを使用したものである。
以下、本発明に係る一実施例を図面を参照して説明する
と、 図中1は一般に極細の繊維と称されるところの繊維径が
0,5μm〜10μmの範囲のアクリロニトリル糸であ
る。
このアクリロニトリル糸1は多数本を緊密に集束して予
備編糸本体を形成し、この予備編糸本体をポリ四弗化エ
チレン樹脂2を含む溶液中に含浸させて、該予備編糸本
体の各アクリロニトリル糸lの表面に1り記ポリ四弗化
エチレン樹脂2を付着させ、これにより前記予備編糸本
体の各アクリロニトリル糸1か相互に刺着しないように
独立的な状態で開繊させる(第2図、第3図参照)。そ
して、この状態の予備編糸本体を耐炎化処理すべく、通
常の酸化処理、つまり温度を200℃〜400′cにて
2〜10時間加熱処理して第4図に示す編糸3となして
いる。
そうして、との耐炎化処理された編糸3を編組して第4
図に示すようなパツキン本体4(本実施例の場合はグラ
ンドパツキン)を形成している。
なお、第へ図におけるパツキン本体4は、角編であるが
、勿論格子組、より合せ等であってもよい。
また、前記パツキン本体4は、前述の耐炎化処理後に、
補助材料として液体潤滑材(例えば流動パラフィン、ア
シン油)、或いは固体潤滑剤(例えば黒鉛、雲母、タル
ク)などを、その外部5,51と内部間隙6 、6’に
介在させるようにしてもよい。
このようにして得られたパツキン本体4は、従来の通常
の繊維径のアクリロニトリル糸からなるパツキン本体に
比して著しくゾール性能が優れ、かつ柔軟性も富み、さ
らにパツキンの重量減少もほとんどないものである。
、 ちなみに、本発明に係るパンキン本体4と従来のパ
ツキン本体とのパツキン静的特性を比較実験してみたと
ころ第5図に示すようなグラフの結果を得た。この場合
の本発明に係るパツキン本体A1とポリ四弗化エチレン
樹脂を含有させずに極細のアクリロニトリル糸としたパ
ツキン本体Azおよび従来のパツキン本体BIyB2と
のテスト試料、およびテスト条件は下記の第1表および
第2表の如くである。
なお、この実験に使用したパツキン本体はAI+A2 
+BI +B2とも角線であって内径が32mm外径が
48m+++のリング体である。
第1表(テスト試料) この第5図のグラフの結果からもわかるように、本発1
4g係るパツキン本体A、は、同一テスト条件において
従来のパツキン本体B1よりも同締付面圧に対する流体
の漏洩量が著しく減少され、したがって本発明に係るパ
ツキン本体A1の方が極めてシール性能に優れているこ
とが確認できる。
しかも、本発F3Aに係るパツキン本体A、と、ポリ四
弗化エチレン樹脂”を含有させないパツキン本体A2と
を比較してみても、本発明に係るパツキン本体A1の方
が著しく漏洩量が少なく、これは本発明に係るパツキン
本体A1が極細アクリロニトリル糸を集束してこれにポ
リ四弗化エチレン樹脂を付着させて開繊し、これを耐炎
化処理したものを編糸としたことによる、シール性能の
向上を示すものである。
また、本発明に係るパツキン本体4と従来のパツキン本
体とのパツキン運転特性について比較実験してみたとこ
ろ第6図に示すようなグラフの結果を得た。この場合の
本発EI11に係るパツキン本体Aと従来のパツキン本
体Bとのテスト試料、およびテスト条件は下記の第3表
および第4表の如くである。
なお、この実験に使用したパツキン本体は、前述の実験
で使用したパツキン本体と同様、本発明Aおよび従来B
とも角線で内径が32Tnln外径が48mBのリング
体である。
第3表(テスト試料) この第6図のグラフの結果からもわかるように、本発明
に係るパツキン本体Aは従来のパツキン本体Bよりも著
しく漏洩量が減少していることが確認できる。これは、
本発8AK係るパツキン本体Aの方が従来のパツキン本
体Bに対してポリ四弗化エチレン樹j指の含有率を約%
で済寸せられるから、パツキン本体の柔軟性は失なわれ
ず、回転軸との回転時における密着性が良好であること
を示しているものである。
しかも、」−記実験で使用された本発明に係るパツキン
本体Aと従来のパツキン本体Bとの重用減少率(係) 
を調べてみたところ、第7図のグラフで示すような結果
を得た。との結果からもわかるように、本発明に係るパ
ツキン本体へのうち各パツキン本体”l 、”2 +3
31”4 (第8図参照)は従来のパツキン本体Bのう
ち各パツキン部1′Abl lb2 lb3 +b4 
(第9図参照)に比べて、常に各・ζツキン本体aI 
、a2 +83 +34の重量減少率か一定しており、
かつ重量減少率も従来の各パツキン本体b1.b2.b
3.b4よりも著しく小さいことから、本発明に係るパ
ツキン本体Aの力が7−ル性能において長期の安定性に
優れていることが確認できるものである。
以」二説明したように、本発すJのパツキンは、上述の
各実験結果からも理解されるように、従来ノパッキンに
要していた高価な四弗化エチレン樹脂の使用量を削減で
きるから、従来のパツキンよりも大幅にコストを低減化
できる。
しかも、本発明のパツキン(は、従来のパツキンよりも
ポリ四弗化エチレン樹脂の使用量を少なくすることがで
きることにより、柔軟性を保持することができ、したか
って軸との密着性も良好になって、シール性能を向上さ
せることができる。また、このように柔軟性を保持する
ことができるから液体潤滑材等もパツキン本体に使用し
なくて済み、したがってパツキンの重量減少も防止され
て長期に亘るンール安定性を保持することができる。
また、従来ではパンキン本体を極細のアクリロニトリル
糸とする場合には特殊な方法でなければ耐炎化処理時に
Sfj記極細のアクリロニトリル糸が相互に融着して所
望の耐熱性およびシール性が得られなかったが、本発明
のように各アクリロニトリル糸の表面にポリ四弗化エチ
レン樹脂を付着させて各アクリロニトリル糸を相互に開
]裁し、この開繊した編糸を耐炎化処理するようにすれ
ば極めて低コストでかつ各アクリロニトリル糸が相互に
融着することなく容易に耐炎化処理できるものである。
したがって、このように耐炎化処理された本発明のパツ
キンは、パツキンとして必要な耐熱性を所望の通り得る
ことができるとともに、シール性能も前述の通り従来の
パツキンよりも大幅に向」ニさせることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は極細のアクリルニトリル糸を示す斜視図、第2
図は極細のアクリルニトリル糸の表面にポリ四弗化エチ
レン樹脂を付着させた状態を示す斜視図、第3図は編糸
の縦断面図、第4図(dパンキンの縦断面図、第5図は
1−締付而圧対漏洩鼠」の関係を示す比較実験のグラフ
、第6図は「運転時間対漏洩量」の関係を示す比較実験
のグラフ、第7図は四個並列させた各パツキンに対する
重量減少率を示す実験グラフ、第8図は本発り」のパン
キン本体を四個並列させた状態の一部を示す断面図、第
9図は従来のパツキン本体を四個並列させた状態の一部
を示す断面図である。 1・・・極細のアクリロニトリル糸 2・・ポリ四弗化エチレン樹脂 3・・・編糸 4・・パツキン本体 特許出願人 日本ピラーエ業株式会社 代理人 弁理士 鈴江孝− 111 図 1 [12゜( 第3図 114図 第5図 仲イ’r fo fc (K9/cm)s6図 第7図 /ぐ、Aオ妬 第8図 第9図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 繊維基間を多数本で緊密に集束して編糸となし1、この
    編糸を編組してパツキン本体を形成した構成のパンキン
    において、iq記繊、碓基伺はその繊維径が極細のアク
    リロニトリル糸を使用し、かつ前記編糸は前記アクリロ
    ニトリル糸の各表面にポリ四弗化エチレン樹脂を何着さ
    せて各アクリロニトリル糸の相互間を開、識し、これを
    耐炎化処理したものを使用してなることを特徴とするパ
    ツキン。
JP11447483A 1983-06-24 1983-06-24 パツキン Granted JPS604673A (ja)

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JP11447483A JPS604673A (ja) 1983-06-24 1983-06-24 パツキン

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JP11447483A JPS604673A (ja) 1983-06-24 1983-06-24 パツキン

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JPS604673A true JPS604673A (ja) 1985-01-11
JPH0368262B2 JPH0368262B2 (ja) 1991-10-25

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ID=14638638

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JP11447483A Granted JPS604673A (ja) 1983-06-24 1983-06-24 パツキン

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61244969A (ja) * 1985-04-23 1986-10-31 Mitsubishi Rayon Co Ltd パツキン基材
JPS62198881U (ja) * 1986-06-05 1987-12-17

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4520573Y1 (ja) * 1965-08-16 1970-08-18
JPS5167881U (ja) * 1974-11-22 1976-05-28

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