JPH079997U - ドクターブレード - Google Patents

ドクターブレード

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JPH079997U
JPH079997U JP4364293U JP4364293U JPH079997U JP H079997 U JPH079997 U JP H079997U JP 4364293 U JP4364293 U JP 4364293U JP 4364293 U JP4364293 U JP 4364293U JP H079997 U JPH079997 U JP H079997U
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doctor
blade
doctor blade
resin
roll
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JP4364293U
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俊一 萩田
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株式会社ドクター製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ウレタンロールやゴムロール等の軟質ロール
の表面のドクターリングに適したドクターブレードを提
案すること。 【構成】 ドクター装置1のドクターブレード2は、ポ
リアミド樹脂を主成分とする素材から形成された厚さが
約0.1mmから約0.6mmのブレードである。ブレ
ード厚さをこのように設定することにより、軟質ロール
の表面を傷付けることなく、しかも適切なドクターリン
グを行うことができる。また、ポリアミド樹脂を主成分
としているので、耐熱性および耐摩耗性に優れている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はドクター装置のドクターブレードに関し、特に、ウレタンロールやゴ ムロール等の軟質ロールのドクターリングに適したドクターブレードに関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
抄紙機ロールなどの表面に付着した紙滓の掻き取り、グラビアロールの表面か らのインキ、水等の除去を行うためのドクター装置においては、そのドクターリ ングを適切に行うために、ドクターブレードの刃先を回転するロール表面に対し て適切な圧接力および適切な刃当たり状態で押しつけることが必要である。すな わち、ドクターブレードの刃先の圧接力が適切でなく、あるいは、その刃当たり 状態が悪いと、ロール表面を傷付け、あるいは刃先が過剰に摩耗し、また、適切 なドクターリングが行えないなどの弊害が発生する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ドクターブレードとしては金属製あるいは樹脂製のものが知られている。金属 製のドクターブレードを使用する場合には、樹脂製のものを使用する場合に比べ て、ロール表面を傷付け易いという問題点がある。これに対して樹脂製のドクタ ーブレードを使用する場合には、ロール表面への刃当たりを均一にできないとい う問題点があり、また、摩耗量が多いので寿命が短いという問題点もある。
【0004】 ここで、ロールとしてはその表面がウレタン樹脂製のもの、あるいはゴル製の ものが使用される場合がある。このような軟質ロールのドクターリングを行うに は、ロール表面に傷が付きにくい樹脂製のドクターブレードを使用することが望 ましい。
【0005】 しかし、従来において使用されている樹脂製のドクターブレード、例えばポリ プロピレン製のドクターブレード等においては、ロール表面への刃当たりを均一 に出来ない等の理由によって、適正なドクターリングを行うことが困難である。 また、上述したように、このような樹脂製のドクターブレードは摩耗量が多く、 また、耐熱性も劣るという欠点がある。
【0006】 本考案の課題は、このような点に鑑みて、軟質ロールのドクターリングを行う のに適したドクターブレードを提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本考案においては、ドクターブレードをポリア ミド樹脂を主成分とする素材から形成すると共に、その厚さを、約0.1mmか ら約0.6mmの範囲にしている。
【0008】
【実施例】
以下に、図面を参照して本考案を説明する。
【0009】 図1には本考案のドクターブレードを装着したドクター装置を示してある。ド クター装置1は、ドクターブレード2と、これを保持しているホルダー3と、こ のホルダーを支持している支持部4から構成され、支持部4は回転可能な状態で 架台の側に支持されている。ホルダー3には一対のエアーチューブ3a、3bが 装着されており、これらのエアーチューブへの空気供給量を調整することにより 、ドクターブレード2の刃先2aのロールRの表面に対する圧接力等を主として 調整可能となっている。
【0010】 本例のドクターブレード2は図2に示すように、厚さが約0.1mmから約0 .6mmの範囲内に設定されたポリアミド樹脂を主成分とするドクターブレード である。
【0011】 ここに、従来において一般的に使用されている樹脂製のドクターブレードは、 一般にポリプロピレン製であり、その厚さは約6mm程度であり、図3に示すよ うに、先端には所定の角度の刃先が形成されている。このような厚さの樹脂製の ドクターブレードを用いて軟質ロール表面のドクターリングを行うと、刃当たり 状態を均一出来ないので、適切なドクターリングを期待できない。また、刃先の 摩耗も多い。しかし、本例のようにポリアミド樹脂からなる薄いドクターブレー ド2を使用した場合には、刃当たり状態を適切にでき、したがって、適切なドク ターリングを行うことができる。また、ポリアミド樹脂製のドクターブレード2 は耐熱性に優れ、耐摩耗性にも優れているので好ましい。
【0012】 なお、本例のような薄いドクターブレード2の場合には、先端に所定の角度の 刃先を形成してもよいが、特に刃先を形成しなくとも、充分なドクターリングを 行うことができる。
【0013】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のドクターブレードは約0.1mmから約0.6 mmの厚さのポリアミド樹脂製のものである。したがって、軟質ロール表面のド クターリングを適切に行うことができる。また、耐熱性および耐摩耗性にも優れ ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のドクターブレードが装着されたドクタ
ー装置の概略断面構成図である。
【図2】図1のドクターブレードを示す断面図である。
【図3】従来の樹脂製ドクターブレードを示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1・・・ドクター装置 2・・・ドクターブレード 2a・・・刃先 3・・・ホルダー 4・・・支持部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリアミド樹脂を主成分とする素材から
    形成され、厚さが約0.1mmから約0.6mmの範囲
    内であることを特徴とする軟質ロールのドクターリング
    に適したドクターブレード。
JP1993043642U 1993-07-14 1993-07-14 ドクターブレード Expired - Lifetime JP2605635Y2 (ja)

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