JPH0799496A - 高速格子型ネットワークシステム - Google Patents

高速格子型ネットワークシステム

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JPH0799496A
JPH0799496A JP5241522A JP24152293A JPH0799496A JP H0799496 A JPH0799496 A JP H0799496A JP 5241522 A JP5241522 A JP 5241522A JP 24152293 A JP24152293 A JP 24152293A JP H0799496 A JPH0799496 A JP H0799496A
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正幸 鹿嶋
Ryohei Konuma
良平 小沼
Ryuichi Watanabe
竜一 渡辺
Satoshi Furusawa
聡 古沢
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 波長分割多重方式を用いる構成でありなが
ら、従来より、ネットワークの規模を拡大することがで
きるようにする。 【構成】 複数のノード10は、格子状に配列されると
ともに、各行および各列ごにグループ化されている。各
行グループGRnあるいは列グループGCnには、異な
るパケット送信周波数fnが割り当てられている。すべ
てのノード10は、共通のパケット伝送路に接続されて
いる。各ノード10は、パケットの送信周波数と受信周
波数を変更可能なように構成されている。グループ内で
のアクセスは、トークンパッシング方式により制御され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば、光波長多
重方式の高速格子型ネットワークシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パケット通信を行うためのネット
ワークシステムにおいては、端末の高速化やスループッ
トの向上のために、高速交換が可能なシステムが開発さ
れている。
【0003】このようなネットワークシステムにおいて
は、データ量が増えても、パケットの衝突による通信効
率の低下が生じないようにする必要がある。また、宛先
ノードの位置に応じて、パケットの到着時間にばらつき
が生じることがないようにする必要がある。
【0004】この要求に応えるため、本件特許出願人
は、平成4年9月14日提出の特許願第244626号
において、高速格子型ネットワークシステムを提案し
た。
【0005】このシステムは、複数のノードを格子状に
配列し、各行および各列ごとに、それらに属する複数の
ノードを、任意の2つのノード間で直接パケットを送信
可能なように接続するようにしたものである。また、各
ノードにパケットの中継機能を設けるようにしたもので
ある。
【0006】このような構成によれば、同じ列あるいは
同じ行に属する任意の2つのノード間では、1ホップで
パケットを送信することができる。また、異なる列およ
び異なる行に属する任意の2つのノード間では、この2
つのノードを結ぶ線を一方の対角線とする四角形の他方
の対角線の一端あるいは他端に位置するノードを介して
2ホップでパケットを送信することができる。
【0007】これにより、宛先ノードの位置に起因する
パケットの到着時間のばらつきを小さくすることができ
る。また、パケットを中継する場合、中継ノードが1つ
で済むため、データ量が増えても、パケットの衝突を発
生しにくくすることができる。これにより、パケットの
衝突による通信効率の低下を防止することができる。
【0008】ところで、本件特許出願人は、上述した高
速格子型ネットワークシステムにおいて、ノードの物理
的な接続を変更することなく、ノードの論理的な位置
(グループの構成)を変更することができるようにする
ために、平成5年5月6日提出の特許願第105326
号において、光波長分割多重方式を用いた高速格子型ネ
ットワークシステムを提案した。
【0009】このシステムは、各ノード位置に異なるパ
ケット送信周波数を割り当てるとともに、1つのパケッ
ト伝送路をすべてのノードで共用するようにしたもので
ある。また、このシステムは、各ノードに、パケット送
信周波数を変更可能なパケット送信手段と、パケット受
信周波数を変更可能なパケット受信手段とを設けるよう
にしたものである。
【0010】このような構成によれば、すべてのノード
が1つのパケット伝送路に接続されているので、パケッ
ト送信周波数とパケット受信周波数を変更することによ
り、ノードの物理的な接続を変更することなく、論理的
な配列を変更することができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
光波長分割多重方式を用いた高速格子型ネットワークシ
ステムにおいては、次のような問題があった。
【0012】すなわち、このシステムの場合、ノード数
を多くすると、パケット伝送路の分岐数が多くなる。こ
れにより、信号の減衰量が大きくなるため、宛先ノード
がパケットを受信することができなくなることがある。
したがって、このシステムの場合、ネットワークの規模
を大きくすることができない。
【0013】この問題を解決するためには、増幅器を用
いて信号の減衰を補うことが考えられる。しかしなが
ら、増幅器で補うことができる波長の帯域には制限があ
る。現状のレーザダイオードと光波長フィルタを用いた
構成では、16波ぐらいしか補うことができない。した
がって、各ノード位置ごとにパケット送信周波数を割り
当てる従来のシステムでは、たとえ、増幅器を用いて
も、ネットワークの規模を拡大することができない。
【0014】そこで、この発明は、波長分割多重方式を
用いる構成でありながら、従来より、ネットワークの規
模を拡大することができる高速格子型ネットワークシス
テムを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、波長分割方式の高速格子型
ネットワークシステムにおいて、パケット送信周波数の
割当ては、各グループごとに行い、グループ内でのアク
セス制御は、トークンパッシング方式に基づいて行うよ
うにしたものである。
【0016】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明において、パケットの伝送系を複数設けるよう
にしたものである。
【0017】
【作用】請求項1に係る発明においては、各グループに
属する複数のノードからは、このグループに割り当てれ
た1つのパケット送信周波数でパケットが出力される。
しかし、各ノードのパケットの送信は、トークンパッシ
ング方式に基づいて制御されるため、パケットの混同が
生じることはない。
【0018】請求項2に係る発明においては、パケット
の伝送系が空間分割多重されるので、時分多重による各
ノードのパケットの送信確率の低下を抑制することがで
きる。
【0019】
【実施例】以下、図面を参照しながら、この発明の実施
例を詳細に説明する。図1は、この発明に係る高速格子
型ネットワークシステムの一実施例の構成を示すもので
ある。
【0020】図示の如く、このシステムにおいては、複
数のノード10が、たとえば、N×Nの格子状に配列さ
れている。ただし、この配列は論理的な配列である。ま
た、これら複数のノード10は、各行(row)および
各列(column)ごとにグループ化されている。図
には、n(n=1,2,…,N)行目の行グループをG
Rn、n列目の列グループをGCnとして示す。
【0021】各グループには、異なるパケット送信周波
数が割り当てられている。ただし、行側と列側では、同
じパケット送信周波数が用いられている。図には、行グ
ループGRnと列グループGCnに割り当てられたパケ
ット送信周波数をfnとして示す。
【0022】各グループに割り当てれたパケット送信周
波数は、これに属するすべてのノード10で共用され
る。また、すべてのノード10は、共通のパケット伝送
路に接続されている。このため、各グループにおいて
は、トークンパッシング方式に基づいて、各ノード10
のアクセスを制御するようになっている。
【0023】すなわち、各グループに属するノード10
には、予め、パケットの送信順番を示す番号が付与され
ている。また、パケットのヘッダには、図2に示すごと
く、この番号を示すトークン信号が挿入されている。
【0024】各ノード10は、受信パケットからこのト
ークン信号を取り出し、この信号により指定される番号
と自ノードに付与された番号を比較し、両者が一致する
場合だけ、パケットの送信(中継を含む)を行う。この
とき、トークン信号の指定番号は、次の番号に書き替え
られる。
【0025】なお、パケットの送信権を得たとき、送信
すべきデータがない場合は、このデータや宛先アドレス
を含まないパケット(トークンだけ)が送信される。こ
れにより、パケットの送信権は、データの有無にかかわ
らず、N個のノード10の間で、所定の周期で順次回さ
れることになる。
【0026】ノード10の物理的な接続構成としては、
バス型、リング型、スター型のいずれの構成も取り得
る。図3は、スター型を採用した場合の構成を示す。
【0027】この場合、パケット伝送路としては、スタ
ーカプラが用いられる。また、この実施例では、行側と
列側で、同じパケット送信周波数を使用するために、行
側のスターカプラ20と列側のスターカプラ30が別々
に設けられる。
【0028】各ノード10の行側出力線101は、行側
スターカプラ20を介して、すべてのノード10の列側
入力線103に接続される。同様に、各ノード10の列
側出力線102は、列側スターカプラ30を介して、す
べてのノード10の列側入力線104に接続される。
【0029】図4は、ノード10の内部構成を示すブロ
ック図である。
【0030】図において、105,106は、パケット
を光信号として送信するためのレーザダイオード(L
D)である。このレーザダイオード105,106は、
すべてのパケット送信周波数f1〜fnを選択的に設定
可能な可変波長レーザダイオードとして構成されてい
る。
【0031】レーザダイオード105は、行側出力線1
01を介して行側スターカプラ20に接続されている。
一方、レーザダイオード106は、列側出力線102を
介して、列側スターカプラ30に接続されている。
【0032】107,108は、自ノードが属するグル
ープから送られてくるパケットを受信するためのフィル
タである。この受信フィルタ107、106は、すべて
のパケット受信周波数f1〜fNを設定可能な可変波長
フィルタとして構成されている。
【0033】フィルタ107は、行側入力線103を介
して行側スターカプラ20に接続されている。フィルタ
108は、列側入力線104を介して列側スターカプラ
30に接続されている。
【0034】109は、電気信号の状態で、パケットの
送信処理や受信処理、さらには、中継処理を行うパケッ
ト処理部である。
【0035】すなわち、このパケット処理部109は、
パケットを送信する場合は、その宛先や中継位置に基づ
いて、送信パケットを行側のレーザダイオード105あ
るいは列側のレーザダイオード106に供給する。ま
た、自ノード宛てのパケットを受信した場合は、これを
たとえば図示しないバッファに取り込む。さらに、自ノ
ードが属する行あるいは列グループの他ノードから自ノ
ードが属する列あるいは行グループ内の他ノードを宛先
とするパケットを受信した場合は、これを列あるいは行
側のレーザダイオード106あるいは105に供給す
る。
【0036】パケットの送信や中継は、上記のごとく、
パケットの送信権が与えられたときだけ実行される。こ
のため、パケット処理部109は、フィルタ107ある
いは108により受信されたパケットからトークン信号
を取り出し、この信号により指定される番号と自分に付
与された番号を比較し、両者が一致するときだけ、パケ
ットの送信や中継を行うようになっている。
【0037】上記構成において、動作を説明する。な
お、以下の説明では、特定のノード10を表す場合、そ
の座標もいっしょに付す。すなわち、n行m列のノード
10は、10(n、m)と表す。
【0038】まず、ノード10(1,1)からノード
(1,k)を介してノード(k,k)にパケットを転送
する場合を代表として、パケットの転送動作を説明す
る。
【0039】この場合、ノード10(1,1)からは、
ヘッダに宛先ノード(k,k)のアドレスが挿入された
パケットが出力される。この場合のパケット送信周波数
は、行グループGR1に割り当てられたf1である。
【0040】このパケットは、ノード10(1,1)の
行側出力線101を介して行側スターカプラ20に供給
される。このカプラ20に供給されたパケットは、この
カプラ20からすべてのノード10に送られる。
【0041】しかし、各ノード10は、自ノードが属す
る行グループ内の他ノードから出力されたパケットしか
受信しない。したがって、ノード10(1,1)から出
力されたパケットは、このノード10(1,1)が属す
る行グループGR1内のノード10のみにより受信され
る。
【0042】行グループGR1内の各ノード10により
受信されたパケットは、その宛先がノード10(k,
k)であるため、ノード10(1,k)だけにより中継
され、そのほかのノード10では廃棄される。この場
合、パケット送信周波数は、ノード10(1,k)が属
する列グループGCkに割り当てられたfkに変換され
る。
【0043】ノード(1,k)により中継されたパケッ
トは、その列側出力線102から列側スターカプラ30
に供給される。このカプラ30に供給されたパケット
は、このカプラ30からすべてのノード10に供給され
る。
【0044】しかし、この場合も、各ノード10は、自
ノードが属する列グループ内の他ノードから出力された
パケットしか受信しない。したがって、ノード10
(1,k)により中継されたパケットは、このノード1
0(1,k)が属する列グループGk内のノード10の
みにより受信される。
【0045】列グループGCk内の各ノード10により
受信されたノードは、その宛先がノード10(k,k)
であるため、このノード10(k,k)だけにより取り
込まれ、そのほかのノード10では、廃棄される。
【0046】以上がパケットの転送動作である。次に、
図5を参照しながら、パケットの送信権を移行する動
作、すなわち、各グループ内でのアクセス制御動作を説
明する。なお、図5は、たとえば、行グループGR1内
でのアクセス制御動作を代表として示す。
【0047】いま、パケットの送信順番が、10(1,
1)→10(1,2)→…→10(1,N)→10
(1,1)→…の順に定められているものする。また、
各ノード10(1,1),(1,2),…,10(1,
N)には、パケットの送信順番を示す番号として、それ
ぞれ1,2,…,Nが付与されているものとする。
【0048】図5の(a)はノード10(1,1)が送
信権を得た場合を示す。この場合、ノード10(1,
1)からは、番号2を指定するトークン信号を含むパケ
ットP(2)が出力される。
【0049】このパケットP(2)は、上記のごとく、
行グループGR1内のすべてのノード10に放送され
る。このグループ内放送通信により、ノード10(1,
2)は、自ノードが宛先ノードや中継ノードでなくて
も、パケットP(2)を受信する。
【0050】パケットP(2)を受信したノード10
(1,2)は、トークン信号の指定番号から自ノードに
パケットの送信権が付与されたことを認識する。これに
より、ノード10(1,2)からは、図5(b)に示す
ごとく、番号3を指定するトークン信号を含むパケット
P(3)が出力される。これにより、今度は、パケット
の送信権がノード10(1,3)に移行する。
【0051】以下、パケットの送信権は、行グループG
R1内の各ノード10に順番に移され、最後のノード1
0(1,N)まで移ると、再び、最初のノード10
(1,1)に移る。
【0052】なお、図5において、T1,T2,…,T
Nは、各ノード10(1,1),(1,2),…,10
(1,N)のパケット送信タイミングを示す。ここで、
隣合うタイミング間の間隔は等しい。つまり、ノード1
0(1,1),(1,2),…,10(1,N)は、所
定の周期で順次パケットを送信することになる。
【0053】これにより、パケットの送信権も、順次、
所定の周期で、各ノード10(1,1),(1,2),
…,10(1,N)に移行されることになる。このと
き、送信権を得たノード10は、送信データがあれば、
これとその宛先アドレスをパケットに挿入し、送信デー
タがなければ、トークン信号だけを挿入する。
【0054】以上が、パケットの送信権を移行するため
の動作である。最後に、たとえば、ノード10(1,
1)の論理的な位置を、座標(1,1)から(k,2)
に変更する場合を代表として、ノード10の論理的な位
置の変更処理を説明する。
【0055】この場合、行側のレーザダイオード105
の周波数は、行グループGR1に割り当てれたf1から
行グループGRkに割り当てれたfkに変更される。同
様に、列側のレーザダイオード106の周波数は、列グ
ループGC1に割り当てれたf1から列グループGR2
に割り当てれたf2に変更される。
【0056】また、行側のフィルタ107の周波数は、
行グループGR1に割り当てれたf1から行グループG
Rkに割り当てれたfkに変更される。同様に、列側の
フィルタ108の周波数は、列グループGC1に割り当
てれたf1から列グループGC2に割り当てれたf2に
変更される。
【0057】さらに、各グループにおけるパケットの送
信順番の設定の仕方が上述した例と同じであるとすれ
ば、行グループGRk内での番号は1から2に変更さ
れ、列グループGC2内での番号は、1からkに変更さ
れる。
【0058】以上の処理により、ノード10(1,1)
の論理的な位置は、座標(1,1)から(k,2)に変
更されたことになる。言い換えれば、ノード10(1,
1)は、ノード10(k,2)に変更されたことにな
る。
【0059】以上詳述したこの実施例によれば、次のよ
うな効果がある。
【0060】(1)まず、パケット送信周波数の割当て
は各グループごととし、グループ内でのパケットの送信
は、トークンパッシング方式に基づいて制御するように
したので、従来より波長多重度を小さくすることができ
る。これにより、従来と同じ波長多重度で、従来より規
模の大きいネットワークを構成することができる。
【0061】ちなみに、この実施例では、ネットワーク
の規模を従来と同じとした場合、波長多重度を従来の1
/Nにすることができる。
【0062】(2)また、グループ内のアクセスを時分
割で制御するのに、トークンパッシング方式を採用する
ようにしたので、アクセスの順番を自由に変更すること
ができるという利点が得られる。
【0063】図6は、この発明の他の実施例におけるノ
ードの物理的な接続構成を示す図である。
【0064】先の実施例では、パケットの伝送系を1系
統設ける場合を説明した。これに対し、この実施例は、
この伝送系を2系統設けるようにしたものである。
【0065】すなわち、図6において、40は一方の伝
送系(以下、「A系」という)のスターカプラであり、
50は、他方の伝送系(以下、「B系」という)のスタ
ーカプラである。
【0066】各ノード10のA系の出力線111は、A
系のスターカプラ40を介して、すべてのノード10の
A系の入力線113に接続されている。同様に、各ノー
ド10のB系の出力線112は、B系のスターカプラ5
0を介して、すべてのノード10のB系の入力線114
に接続されている。
【0067】なお、送信側の実線は、各ノード10で選
択されている系を示す。図示のごとく、送信系では、A
系とB系のいずれか一方が選択される。これに対し、受
信側では、すべてのノード10において、2つの系がい
ずれも選択される。
【0068】また、図には示さないが、各系は、先の実
施例と同様に、行側と列側に分けられている。
【0069】図7は、ノード10の内部構成を示す図で
ある。
【0070】図示のごとく、行側のレーザダイオード1
05とA系の行側出力線111(R)とB系の行側出力
線112(R)との間には、光スイッチ(SW)115
が設けられている。これにより、レーザダイオード10
5は、行側出力線111(R),112(R)のいずれ
か一方に接続される。
【0071】同様に、列側のレーザダイオード106と
A系の列側出力線111(R)とB系の列側出力線11
2(C)との間にも、光スイッチ116が設けられ、レ
ーザダイオード106は、列側出力線111(C),1
12(C)のいずれか一方に接続されるようになってい
る。
【0072】また、行側の受信フィルタとしては、A系
のフィルタ117(R)とB系のフィルタ118(R)
が設けられ、それぞれA系の行側入力線113(R)と
B系の行側入力線114(R)に接続されている。
【0073】同様に、列側の受信フィルタとしては、A
系のフィルタ117(C)とB系のフィルタ118
(C)が設けられ、それぞれA系の列側入力線113
(C)とB系の列側入力線114(C)に接続されてい
る。
【0074】このような構成によれば、伝送系を空間的
に多重することができるので、時分割多重による各ノー
ド10のパケット送信確立の低下を抑制することができ
る。
【0075】以上、この発明の2つの実施例を詳細に説
明したが、この発明は、上述したような実施例に限定さ
れるものではない。
【0076】(1)例えば、先の実施例では、この発明
を、パケット転送信号として光信号を用いる波長分割多
重方式の高速格子型ネットワークシステムに適用する場
合を説明したが、この発明は、電気信号を用いる波長分
割多重方式の高速格子型ネットワークシステムにも適用
することができる。
【0077】(2)また、先の実施例では、行グループ
と列グループに同じパケット送信周波数を割り当てる場
合を説明したが、異なるパケット送信周波数を割り当て
るようにしてもよい。このようにすれば、行側と列側で
1つのパケット伝送路を共用することができる。
【0078】(3)このほかにも、この発明は、その要
旨を逸脱しない範囲で種々様々変形実施可能なことは勿
論である。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
波長分割多重方式を用いる構成でありながら、従来よ
り、ネットワークの規模を拡大することが可能な高速格
子型ネットワークシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一実施例の構成を示す図である。
【図2】 一実施例のパケットの構成を示す図である。
【図3】 一実施例のノードの論理的な接続構成を示す
図である。
【図4】 一実施例のノードの内部構成を示すブロック
図である。
【図5】 一実施例のグループ内アクセス制御を示す図
である。
【図6】 他の実施例のノードの物理的な接続構成を示
す図である。
【図7】 他の実施例のノードの内部構成を示すブロッ
ク図である。
【符号の説明】
10…ノード、20…行側スターカプラ、30…列側ス
ターカプラ、101,111(R),112(R)…行
側出力線、102,111(C),112(C)…列側
出力線、103,113(R),114(R)…行側入
力線、104,113(C),114(C)…列側入力
線、105,106…レーザダイオード、107,10
8,117(A),117(B),118(A),11
8(B)…受信フィルタ、109…パケット処理部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古沢 聡 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のノードを格子状に配列するととも
    に、各行および各列ごとにグループ化し、同じグループ
    に属する任意の2つのノード間では1ホップでパケット
    を転送することができ、異なるグループに属する任意の
    2つのノード間では、これら2つのノードを結ぶ線を一
    方の対角線とする四角形の他方の対角線の一端あるいは
    他端に位置するノードを介して2ホップでパケットを転
    送することができるように構成された高速格子型ネット
    ワークシステムにおいて、 すべてのノードで共用されるパケット伝送路と、 各ノードに設けられ、トークンパッシング方式に基づい
    て、パケットの送信権が与えられた場合のみ、パケット
    を送信するとともに、各グループごとに割り当てられた
    複数のパケット送信周波数を選択的に設定可能なパケッ
    ト送信手段と、 各ノードに設けられ、自ノードが属するグループ内の他
    ノードから送られてきたパケットのみを受信するととも
    に、前記パケット送信手段のパケット送信周波数の変更
    に合わせてパケット受信周波数を変更可能なパケット受
    信手段とを具備したことを特徴とする高速格子型ネット
    ワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記パケット伝送路は複数設けられ、 前記パケット送信手段は、前記複数のパケット伝送路の
    中からいずれか1つを選択し、この選択したパケット伝
    送路にパケットを送出するように構成され、 前記パケット受信手段は、前記複数のパケット伝送路の
    すべてからこのパケット伝送路を介して送られてくるパ
    ケットを受信するように構成されていることを特徴とす
    る請求項1記載の高速格子型ネットワークシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020065154A (ja) * 2018-10-17 2020-04-23 任天堂株式会社 通信システム、通信機器、プログラム及び通信方法
WO2023095309A1 (ja) * 2021-11-26 2023-06-01 三菱電機株式会社 光通信システム、制御回路、記録媒体及び光通信方法

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