JP2624594B2 - 無線通信用回線設定方式 - Google Patents
無線通信用回線設定方式Info
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- JP2624594B2 JP2624594B2 JP3330911A JP33091191A JP2624594B2 JP 2624594 B2 JP2624594 B2 JP 2624594B2 JP 3330911 A JP3330911 A JP 3330911A JP 33091191 A JP33091191 A JP 33091191A JP 2624594 B2 JP2624594 B2 JP 2624594B2
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- JP
- Japan
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- time slot
- burst
- slave
- synchronization
- station
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- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Radio Relay Systems (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星回線あるいはその
他の無線回線を介して情報の送受信を行う無線通信シス
テムにおいて、高効率かつ柔軟な回線設定を可能とする
無線通信用回線設定に関する。
他の無線回線を介して情報の送受信を行う無線通信シス
テムにおいて、高効率かつ柔軟な回線設定を可能とする
無線通信用回線設定に関する。
【0002】
【従来の技術】図2に5台のトランスポンダを運用する
マルチトランスポンダ運用TDMA衛星通信システムの
構成の例を示す。同図において、1は衛星本体、2はア
ンテナ、3は分波/合波器、4、5、6、7、8はトラ
ンスポンダ、9は第1基準局、10は第2基準局、11
は衛星回線設定処理装置、12、13、14は従局を表
わしている。
マルチトランスポンダ運用TDMA衛星通信システムの
構成の例を示す。同図において、1は衛星本体、2はア
ンテナ、3は分波/合波器、4、5、6、7、8はトラ
ンスポンダ、9は第1基準局、10は第2基準局、11
は衛星回線設定処理装置、12、13、14は従局を表
わしている。
【0003】図3はマルチトランスポンダ運用TDMA
衛星通信方式に用いられる同期バースト用タイムスロッ
トの時間幅がデータバースト用タイムスロットの時間幅
の整数倍となっているフレーム構成の例を示す図であ
る。タイムチャート(a)は、F1トランスポンダのフ
レーム構成、タイムチャート(b)は、F2トランスポ
ンダのフレーム構成、タイムチャート(c)は、F3ト
ランスポンダのフレーム構成、タイムチャート(d)
は、F4トランスポンダのフレーム構成、タイムチャー
ト(e)は、F5トランスポンダのフレーム構成を示し
ており、21〜24、45〜48、69〜72、93〜
96、117〜120は同期バースト用タイムスロッ
ト、25〜44、49〜68、73〜92、97〜11
6はデータバースト用タイムスロットを表わしている。
また、タイムチャート(f)は各トランスポンダ用の同
期バースト用タイムスロットの詳細図であり、121は
第1基準局同期バースト、122は第2基準局同期バー
スト、123〜152は従局同期バーストを示してい
る。
衛星通信方式に用いられる同期バースト用タイムスロッ
トの時間幅がデータバースト用タイムスロットの時間幅
の整数倍となっているフレーム構成の例を示す図であ
る。タイムチャート(a)は、F1トランスポンダのフ
レーム構成、タイムチャート(b)は、F2トランスポ
ンダのフレーム構成、タイムチャート(c)は、F3ト
ランスポンダのフレーム構成、タイムチャート(d)
は、F4トランスポンダのフレーム構成、タイムチャー
ト(e)は、F5トランスポンダのフレーム構成を示し
ており、21〜24、45〜48、69〜72、93〜
96、117〜120は同期バースト用タイムスロッ
ト、25〜44、49〜68、73〜92、97〜11
6はデータバースト用タイムスロットを表わしている。
また、タイムチャート(f)は各トランスポンダ用の同
期バースト用タイムスロットの詳細図であり、121は
第1基準局同期バースト、122は第2基準局同期バー
スト、123〜152は従局同期バーストを示してい
る。
【0004】ここでは、従局同期バーストは6局分を示
しているが、従局がより多い場合、例えば、10局以上
ある場合は、F1トランスポンダの同期バースト用タイ
ムスロットに、従局同期バーストを最大6局分送出し、
残りの従局同期バーストは、前述のF1トランスポンダ
の同期バースト用タイムスロットと時間的に異なるF1
からF5までの複数の同期バースト用タイムスロットに
全ての従局同期バーストを分割して配置する。
しているが、従局がより多い場合、例えば、10局以上
ある場合は、F1トランスポンダの同期バースト用タイ
ムスロットに、従局同期バーストを最大6局分送出し、
残りの従局同期バーストは、前述のF1トランスポンダ
の同期バースト用タイムスロットと時間的に異なるF1
からF5までの複数の同期バースト用タイムスロットに
全ての従局同期バーストを分割して配置する。
【0005】第1基準局、および、第2基準局はTDM
A衛星通信システムの時間基準となる基準局同期バース
トを送信し、各従局は基準局同期バーストで定まる各ト
ランスポンダの時間基準をもとに自局同期バーストを送
信することでバースト同期を維持する。このように基準
局および従局が互いに同期が確立した状態において、各
従局は基準局からの指示により任意のデータバースト用
タイムスロットを使用して通信回線を設定する。
A衛星通信システムの時間基準となる基準局同期バース
トを送信し、各従局は基準局同期バーストで定まる各ト
ランスポンダの時間基準をもとに自局同期バーストを送
信することでバースト同期を維持する。このように基準
局および従局が互いに同期が確立した状態において、各
従局は基準局からの指示により任意のデータバースト用
タイムスロットを使用して通信回線を設定する。
【0006】図2に示すシステムにおいて、例えば、従
局同期バーストを、第1従局が図3に示す同期バースト
用タイムスロットの時間幅がデータバースト用タイムス
ロットの時間幅の整数倍であるTDMAフレーム構成の
F1の同期バースト用タイムスロット22に送出し、ま
た、第2従局が図3に示すF2の同期バースト用タイム
スロット46に送出している場合、従来の回線設定方式
では同図で示すTDMAフレーム上で通信回線を設定す
ることが可能なタイムスロットは、データバースト用タ
イムスロットのみであり、システムとしての最大収容従
局数に比べてシステムに収容されている従局数が少ない
場合は、従局同期バーストが送出されていない同期バー
スト用タイムスロットが多く存在するが、データバース
ト用タイムスロットとして使用できず、回線利用効率を
著しく劣化させるという欠点があった。
局同期バーストを、第1従局が図3に示す同期バースト
用タイムスロットの時間幅がデータバースト用タイムス
ロットの時間幅の整数倍であるTDMAフレーム構成の
F1の同期バースト用タイムスロット22に送出し、ま
た、第2従局が図3に示すF2の同期バースト用タイム
スロット46に送出している場合、従来の回線設定方式
では同図で示すTDMAフレーム上で通信回線を設定す
ることが可能なタイムスロットは、データバースト用タ
イムスロットのみであり、システムとしての最大収容従
局数に比べてシステムに収容されている従局数が少ない
場合は、従局同期バーストが送出されていない同期バー
スト用タイムスロットが多く存在するが、データバース
ト用タイムスロットとして使用できず、回線利用効率を
著しく劣化させるという欠点があった。
【0007】本発明は、これらの欠点を解決するため、
システムとしての最大収容従局数に比べ、システムに収
容されている従局数が少ない場合であっても、効率良く
回線を利用出来る手段を提供することを目的としてい
る。
システムとしての最大収容従局数に比べ、システムに収
容されている従局数が少ない場合であっても、効率良く
回線を利用出来る手段を提供することを目的としてい
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、情報信号の送
受信を行う複数の従局と、該各従局のバースト送出タイ
ミングを制御して同期制御を行う複数の基準局で構成さ
れ、前記各従局の同期制御を行うための基準局同期バー
スト、および、前記各基準局への情報転送、また、前記
各従局の送信タイミングを与えるために、システムに参
加している当該従局からそれぞれ1つ送出される従局同
期バーストに用いられる同期バースト用タイムスロット
と、情報信号を送受信するためのデータバースト用タイ
ムスロットを有し、前記同期バースト用タイムスロット
の時間幅が前記データバースト用タイムスロットの時間
幅の整数倍であるTDMAフレームを構成し、複数のト
ランスポンダを同時運用する無線通信方式において、前
記各基準局は衛星回線設定処理装置に接続され、衛星回
線設定処理装置は、運用する当該トランスポンダと、前
記基準局同期バーストおよび前記従局同期バーストが送
出されているタイムスロット情報に基づき、前記同期バ
ースト用タイムスロットの中で空き状態にあるタイムス
ロットを検索する手段と、当該空きタイムスロットを前
記データバースト用タイムスロットとして割り当てる手
段を有し、前記各基準局は、前記衛星回線設定処理装置
で割り当てた当該データバースト用タイムスロットを当
該従局に通知する手段を有し、前記衛星回線設定処理装
置において空き状態にある同期バースト用タイムスロッ
トをデータベース用タイムスロットとして使用するよう
に制御する無線通信用回線設定方式である。
受信を行う複数の従局と、該各従局のバースト送出タイ
ミングを制御して同期制御を行う複数の基準局で構成さ
れ、前記各従局の同期制御を行うための基準局同期バー
スト、および、前記各基準局への情報転送、また、前記
各従局の送信タイミングを与えるために、システムに参
加している当該従局からそれぞれ1つ送出される従局同
期バーストに用いられる同期バースト用タイムスロット
と、情報信号を送受信するためのデータバースト用タイ
ムスロットを有し、前記同期バースト用タイムスロット
の時間幅が前記データバースト用タイムスロットの時間
幅の整数倍であるTDMAフレームを構成し、複数のト
ランスポンダを同時運用する無線通信方式において、前
記各基準局は衛星回線設定処理装置に接続され、衛星回
線設定処理装置は、運用する当該トランスポンダと、前
記基準局同期バーストおよび前記従局同期バーストが送
出されているタイムスロット情報に基づき、前記同期バ
ースト用タイムスロットの中で空き状態にあるタイムス
ロットを検索する手段と、当該空きタイムスロットを前
記データバースト用タイムスロットとして割り当てる手
段を有し、前記各基準局は、前記衛星回線設定処理装置
で割り当てた当該データバースト用タイムスロットを当
該従局に通知する手段を有し、前記衛星回線設定処理装
置において空き状態にある同期バースト用タイムスロッ
トをデータベース用タイムスロットとして使用するよう
に制御する無線通信用回線設定方式である。
【0009】すなわち、本発明の無線通信用回線設定方
式は、例えば、複数の地球局と複数のトランスポンダで
構成され、かつ同期バースト用タイムスロットの時間幅
がデータバースト用タイムスロットの時間幅の整数倍で
あるTDMAフレーム構成を用いるマルチトランスポン
ダ運用TDMA衛星通信システムにおいて、複数の地球
局間に通信回線を設定する場合、衛星回線設定処理装置
にあらかじめ入力されている運用するトランスポンダと
基準局同期バーストおよび従局同期バーストが送出され
ているタイムスロット情報に基づき、衛星回線設定処理
装置においてデータバーストとして回線設定可能な同期
バースト用タイムスロット及びデータバースト用タイム
スロットを判断させることにより、従局同期バーストが
送出されていない同期バースト用タイムスロットをデー
タバースト用タイムスロットとして使用する回線設定方
式として実現される。
式は、例えば、複数の地球局と複数のトランスポンダで
構成され、かつ同期バースト用タイムスロットの時間幅
がデータバースト用タイムスロットの時間幅の整数倍で
あるTDMAフレーム構成を用いるマルチトランスポン
ダ運用TDMA衛星通信システムにおいて、複数の地球
局間に通信回線を設定する場合、衛星回線設定処理装置
にあらかじめ入力されている運用するトランスポンダと
基準局同期バーストおよび従局同期バーストが送出され
ているタイムスロット情報に基づき、衛星回線設定処理
装置においてデータバーストとして回線設定可能な同期
バースト用タイムスロット及びデータバースト用タイム
スロットを判断させることにより、従局同期バーストが
送出されていない同期バースト用タイムスロットをデー
タバースト用タイムスロットとして使用する回線設定方
式として実現される。
【0010】
【作用】本発明においては、従来方式のようにTDMA
フレームのデータバースト用タイムスロットのみに通信
回線を設定することなく、同期バースト用タイムスロッ
トの従局同期バースト送出状況によって、同期バースト
用タイムスロットをデータバースト用タイムスロットと
して用いる。これにより、TDMAフレーム構成を変化
することなく地球局数に応じた効率的なデータバースト
の回線設定が可能となるから衛星回線の利用効率の向上
を図ることができる。
フレームのデータバースト用タイムスロットのみに通信
回線を設定することなく、同期バースト用タイムスロッ
トの従局同期バースト送出状況によって、同期バースト
用タイムスロットをデータバースト用タイムスロットと
して用いる。これにより、TDMAフレーム構成を変化
することなく地球局数に応じた効率的なデータバースト
の回線設定が可能となるから衛星回線の利用効率の向上
を図ることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図2において、第1基準局9及び第2基準局
10は図3に示すTDMAフレーム構成の同期バースト
用タイムスロットの基準局同期バースト用タイムスロッ
トにそれぞれ121、122の基準局同期バースト(R
1、R2)を送出し、また第1従局12及び第2従局1
3は、衛星回線に対して図3に示すTDMAフレーム構
成の同期バースト用タイムスロットの従局同期バースト
用タイムスロットいずれか1つに、各々の従局同期バー
ストを送出することでバースト同期を維持する。
説明する。図2において、第1基準局9及び第2基準局
10は図3に示すTDMAフレーム構成の同期バースト
用タイムスロットの基準局同期バースト用タイムスロッ
トにそれぞれ121、122の基準局同期バースト(R
1、R2)を送出し、また第1従局12及び第2従局1
3は、衛星回線に対して図3に示すTDMAフレーム構
成の同期バースト用タイムスロットの従局同期バースト
用タイムスロットいずれか1つに、各々の従局同期バー
ストを送出することでバースト同期を維持する。
【0012】このように、基準局および従局が互いに同
期が確立した状態において、第1従局12および第2従
局13間に衛星回線をデマンドアサインにて設定する場
合は、衛星回線設定処理装置11において使用可能なデ
ータバースト用タイムスロットを検索し、衛星回線(例
えば、F5トランスポンダの場合は121及び122の
基準局同期バースト)を通して該当従局に使用するデー
タバースト用タイムスロットが通知され、第1従局12
および第2従局13間に衛星通信回線が設定される。
期が確立した状態において、第1従局12および第2従
局13間に衛星回線をデマンドアサインにて設定する場
合は、衛星回線設定処理装置11において使用可能なデ
ータバースト用タイムスロットを検索し、衛星回線(例
えば、F5トランスポンダの場合は121及び122の
基準局同期バースト)を通して該当従局に使用するデー
タバースト用タイムスロットが通知され、第1従局12
および第2従局13間に衛星通信回線が設定される。
【0013】ここで、図3に示すフレーム構成の同期バ
ースト用タイムスロットの従局同期バースト用タイムス
ロットの中で、実際に従局同期バーストが送出されるタ
イムスロット情報を衛星回線設定処理装置11に入力
し、同期バースト用タイムスロットの中で従局同期バー
ストが送出されていない従局同期バースト用タイムスロ
ットで、かつ第1従局12および第2従局13が送受信
している同期バーストおよびデータバーストと同一タイ
ミング(タイムスロット)でないタイムスロットを衛星
回線設定処理装置で判断させ、この条件を満足する同期
バースト用タイムスロットをデータバースト用タイムス
ロットとして第1従局12及び第2従局13に割り当て
ることが可能となる。
ースト用タイムスロットの従局同期バースト用タイムス
ロットの中で、実際に従局同期バーストが送出されるタ
イムスロット情報を衛星回線設定処理装置11に入力
し、同期バースト用タイムスロットの中で従局同期バー
ストが送出されていない従局同期バースト用タイムスロ
ットで、かつ第1従局12および第2従局13が送受信
している同期バーストおよびデータバーストと同一タイ
ミング(タイムスロット)でないタイムスロットを衛星
回線設定処理装置で判断させ、この条件を満足する同期
バースト用タイムスロットをデータバースト用タイムス
ロットとして第1従局12及び第2従局13に割り当て
ることが可能となる。
【0014】本発明の回線設定方式を用いてデマンドア
サイン運用を行う場合、図1に示すように、例えば、F
1トランスポンダの同期バースト用タイムスロット22
に従局同期バーストを送出している第1従局12とF2
トランスポンダの同期バースト用タイムスロット46に
従局同期バーストを送出している第2従局13が存在す
る時、第1従局12は、自局従局同期バーストを送出し
ているF1の22と、第1従局の従局同期バーストと同
一時間軸上のタイムスロットであるF2の42、F3の
62、F4の82、F5の102と、基準局同期バース
トが送出されているF1の21、F2の45、F3の6
9、F4の93、F5の117および第2従局13の従
局同期バーストが送出されるF2の46にのみデータバ
ーストの送出ができないだけで、その他の同期バースト
用タイムスロットおよびデータバースト用タイムスロッ
トを送信バースト用タイムスロットとして使用すること
ができ、従来のデータバースト用タイムスロットのみに
回線設定を行う方式と比べて回線利用効率を著しく向上
させることができる。
サイン運用を行う場合、図1に示すように、例えば、F
1トランスポンダの同期バースト用タイムスロット22
に従局同期バーストを送出している第1従局12とF2
トランスポンダの同期バースト用タイムスロット46に
従局同期バーストを送出している第2従局13が存在す
る時、第1従局12は、自局従局同期バーストを送出し
ているF1の22と、第1従局の従局同期バーストと同
一時間軸上のタイムスロットであるF2の42、F3の
62、F4の82、F5の102と、基準局同期バース
トが送出されているF1の21、F2の45、F3の6
9、F4の93、F5の117および第2従局13の従
局同期バーストが送出されるF2の46にのみデータバ
ーストの送出ができないだけで、その他の同期バースト
用タイムスロットおよびデータバースト用タイムスロッ
トを送信バースト用タイムスロットとして使用すること
ができ、従来のデータバースト用タイムスロットのみに
回線設定を行う方式と比べて回線利用効率を著しく向上
させることができる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
同期バースト用タイムスロットの中で従局同期バースト
が送出されていないタイムスロットをデータバースト用
タイムスロットとして用いるので、TDMAフレーム構
成を変化することなく通信システムを構成している地球
局数に応じた効率的なデータバーストの回線設定が可能
であり、衛星回線の利用効率の向上を図ることができ
る。
同期バースト用タイムスロットの中で従局同期バースト
が送出されていないタイムスロットをデータバースト用
タイムスロットとして用いるので、TDMAフレーム構
成を変化することなく通信システムを構成している地球
局数に応じた効率的なデータバーストの回線設定が可能
であり、衛星回線の利用効率の向上を図ることができ
る。
【図1】本発明の一実施例のフレーム構成を示す図であ
る。
る。
【図2】マルチトランスポンダTDMA衛星通信システ
ムの構成の例を示す図である。
ムの構成の例を示す図である。
【図3】マルチトランスポンダTDMA衛星通信方式の
フレーム構成の例を示す図である。
フレーム構成の例を示す図である。
1 衛星本体 2 アンテナ 3 分波/合波器 4 F1トランスポンダ 5 F2トランスポンダ 6 F3トランスポンダ 7 F4トランスポンダ 8 F5トランスポンダ 9 第1基準局 10 第2基準局 11 衛星回線設定処理装置 12〜14 第1従局〜第3従局 21〜24 同期バースト用タイムスロット(F1) 45〜48 同期バースト用タイムスロット(F2) 69〜72 同期バースト用タイムスロット(F3) 93〜96 同期バースト用タイムスロット(F4) 117〜120 同期バースト用タイムスロット(F
5) 25〜44 データバースト用タイムスロット 49〜68 データバースト用タイムスロット 73〜92 データバースト用タイムスロット 97〜116 データバースト用タイムスロット 121 第1基準局同期バースト 122 第2基準局同期バースト 23〜152 従局同期バースト
5) 25〜44 データバースト用タイムスロット 49〜68 データバースト用タイムスロット 73〜92 データバースト用タイムスロット 97〜116 データバースト用タイムスロット 121 第1基準局同期バースト 122 第2基準局同期バースト 23〜152 従局同期バースト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川添 雄彦 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−204826(JP,A) 特開 平1−248716(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】 情報信号の送受信を行う複数の従局と、
該各従局のバースト送出タイミングを制御して同期制御
を行う複数の基準局で構成され、前記各従局の同期制御
を行うための基準局同期バースト、および、前記各基準
局への情報転送、また、前記各従局の送信タイミングを
与えるために、システムに参加している当該従局からそ
れぞれ1つ送出される従局同期バーストに用いられる同
期バースト用タイムスロットと、情報信号を送受信する
ためのデータバースト用タイムスロットを有し、前記同
期バースト用タイムスロットの時間幅が前記データバー
スト用タイムスロットの時間幅の整数倍であるTDMA
フレームを構成し、複数のトランスポンダを同時運用す
る無線通信方式において、前記各基準局は衛星回線設定処理装置に接続され、 該衛星回線設定処理装置は、運用する当該トランスポン
ダと、前記基準局同期バーストおよび前記従局同期バー
ストが送出されているタイムスロット情報に基づき、前
記同期バースト用タイムスロットの中で空き状態にある
タイムスロットを検索する手段と、当該空きタイムスロ
ットを前記データバースト用タイムスロットとして割り
当てる手段を有し、 前記各基準局は、前記衛星回線設定処理装置で割り当て
た当該データバースト用タイムスロットを当該従局に通
知する手段を有し、 前記衛星回線設定処理装置において空き状態にある同期
バースト用タイムスロットをデータベース用タイムスロ
ットとして使用するように制御すること を特徴とする無
線通信用回線設定方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3330911A JP2624594B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 無線通信用回線設定方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3330911A JP2624594B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 無線通信用回線設定方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05167488A JPH05167488A (ja) | 1993-07-02 |
JP2624594B2 true JP2624594B2 (ja) | 1997-06-25 |
Family
ID=18237862
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3330911A Expired - Fee Related JP2624594B2 (ja) | 1991-12-13 | 1991-12-13 | 無線通信用回線設定方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2624594B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2545824B2 (ja) * | 1987-02-20 | 1996-10-23 | 日本電信電話株式会社 | マルチトランスポンダ運用tdmaフレ−ム構成 |
JPH01248716A (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-04 | Hitachi Ltd | 衛星回線可変割り当て方式 |
-
1991
- 1991-12-13 JP JP3330911A patent/JP2624594B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05167488A (ja) | 1993-07-02 |
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